JPS5916089Y2 - フィルタ−プレスの「ろ」板送り装置 - Google Patents

フィルタ−プレスの「ろ」板送り装置

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JPS5916089Y2
JPS5916089Y2 JP15781779U JP15781779U JPS5916089Y2 JP S5916089 Y2 JPS5916089 Y2 JP S5916089Y2 JP 15781779 U JP15781779 U JP 15781779U JP 15781779 U JP15781779 U JP 15781779U JP S5916089 Y2 JPS5916089 Y2 JP S5916089Y2
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JP
Japan
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claw
stop
feed
filter plate
pawl
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Application number
JP15781779U
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JPS5676010U (ja
Inventor
修 山本
泰生 岩田
Original Assignee
株式会社牧野鉄工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフィルタープレスの濾板送り装置に関し、特
に該装置に設けられた送り爪及び停止爪を仰起・伏倒動
作させる機構の改良に関するものである。
フィルタープレスには、送り爪と停止爪を備えた濾板送
り装置が、フィルタープレスのサイドバーに沿って往復
する如く設けられ、濾過終了後フィルタープレスの一側
に待機させておいた前記装置を自動的に往復移動させる
ことにより、フィルタープレスの他側に積層されていた
各濾板を一枚一枚フイルタープレスの一側へ寄せ、その
間に濾板中のケーキの剥離等を行ない、全ての濾板を一
側に寄せ終った後、前記装置を元の待機位置であるフィ
ルタープレスの一側に移動復帰させ、次回の濾板送り操
作時まで該位置で待機させるようになされている。
前記の移動復帰の際には、送り爪及び停止爪を伏倒状態
にして移動させないと、前記爪が一側に片寄せられた濾
板群の把手に衝突するため、装置の移動ができずあるい
は騒音が発せられ、また爪もしくは濾板の把手に摩耗が
生じる。
また待機時には、次回の濾板送り操作に備えて送り爪及
び停止爪を仰起状態にしておく必要がある。
そこで、フィルタープレスのサイドバーに沿って移動す
る可動基板に、相互に対向するように軸支された送り爪
及び停止爪を仰起状態に付勢するばねと、該ばねの付勢
力に抗して送り爪及び停止爪を伏倒状態にする動作機構
を備えた濾板送り装置が提案され、例えば特開昭52二
142372号公報に開示されている。
ところが該公報に記載の濾板送り装置は、■構成部材の
点数が多く、シかも全体の構造が複雑であるため、故障
が生じやすく且つ保守が困難である。
■送り爪及び停止爪に対する仰起・伏倒用部材が摺動面
で保持されているため、該摺動面に陶土やスラジが介入
して動作障害を起こじやすい。
■送り爪及び停止爪に対する仰起・伏倒動作を制御する
機構と該制御による動作を送り爪及び停止爪に伝達する
機構が間接的であるため、送り爪及び停止爪の動作タイ
ミングが不確実となりやすい等の欠点があった。
この考案は前記の欠点を解消する目的のもとに案出され
たものである。
以下この考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
フィルタープレスの全体構造につき、その中間部を省略
して示せば、第1図の如くである。
第1図において、1はフィルタープレスの左右側に横架
されたサイドパーの一方のものであって、その上面のレ
ール1aで・濾板の把手を支持する。
多数の濾板は、サイドパー1に沿ってフィルタープレス
の前後方向へ移動するものであり、濾過操作時には前側
(第1図中左側、以下と同じ)に片寄せられて、プレス
の押圧板により後側(第1図中右側、以下と同じ)がら
押圧されるこの濾過操作が終了すると、濾板送り装置1
0の作用により、後述するようにして順次後側へ片寄せ
られ、その間にケーキの剥離等が行なわれる。
2はサイドパー1の外側面に付設されたレールであって
濾板送り装置10を支持し、この濾板送り装置10をサ
イドパー1に沿って前後方向へ往復移動させるように案
内する。
3,4はレール2の前後端に設けられたストッパーであ
って、濾板送り装置10をレール2の前後側の所定の位
置で正確に停止させるものである。
8,9は後述するようにして濾板送り装置10における
送り爪15及び停止爪16の動作用移動子21を前後方
向に移動させるための押棒であって、各ストッパ−3,
4上端部に付設されており、濾板送り装置10の前後動
を阻止することのないように各ストッパー3,4より若
干外側に位置している。
5は濾板送り装置10を牽引するチェーンであって、サ
イドパー1の前後側に軸着されたスプロケット6.7に
張架され、その両端は濾板送り装置10に連結されてい
る。
ところで濾板送り装置10に設けられた送り爪15及び
停止爪16は濾板の送り操作前には仰起状態で待機させ
、濾板の送り操作完了後には伏倒状態にして待機位置へ
移動復帰させる必要がある。
次にその仰起・伏倒動作機構につき、第2図及び第3図
によって説明する。
第2図及び第3図に示すように、濾板送り装置10はそ
の可動基板11の内側面に軸着させた上下各2個宛の案
内コロ12でレール2の上下面を挟着させることにより
レール2に支持されている。
可動基板11の外側面には、シーソ片状の送り爪15と
停止爪16が、それらの長手方向の略々中央を軸13.
14により枢着することにより、仰起・伏倒自在に対設
されている。
送り爪15と停止爪16とは、ばね17゜18によりそ
の高位部が互に対向して仰起する如く付勢されている。
また送り爪15と停止爪16の下方には、可動基板11
上に取付けられた2個の鍔付案内コロ22,22に保持
されて前後方向に移動する移動子21が設けられている
該移動子21の上面は平坦であり、該平坦な上面には突
起21 a 、21 bが冬瓜15.16に対応して1
個宛突設されており、各突起21 a 、21 bの上
面もまた平坦である。
そして第3図に示されているように、冬瓜15,16の
低位部下面と該移動子21の上面21 Cとが当接して
いる状態がら、該移動子21を後退させると、第4図に
示されているように、該各突起21 a 、21 bが
冬瓜15.16の各低位部下面をばね1.7.18の付
勢力に抗して押上げて、冬瓜15,16の各低位部下面
が該各突起21 a 、21 bの上面と当接するよう
に構成されている。
移動子21の上面21 Cが冬瓜15.16の各低位部
下面に当接しているときは(第3図参照)、ばね17,
18の付勢力により冬瓜15,16は仰起し、各突起2
1a、21bの上面が冬瓜15.16の低位部を押上げ
ているときは(第4図参照)、冬瓜15.16は伏倒状
態となる。
濾板送り操作は、公知の操作と同様に次のようにして行
なわれる。
なおこの操作が行なわれている間は、移動子21は、第
3図に示すように冬瓜15.16を仰起状態に維持させ
るような停止位置を保持している。
濾過終了後、あらがしめフィルタープレスの後側で待機
していた濾板送り装置10が、前側に片寄せられていた
濾板群に向って移動する。
そして第5図に示すように、送り爪15が最後尾の濾板
30Aの把手31に当ると送り爪15はばね17の付勢
力に抗して伏倒されてこの把手31の下側を通過するが
、停止爪16の高位部が把手31に衝突するため濾板送
り装置10はここで停止し、直ちに後側へ戻り始める。
このときにばばね17の付勢力により送り爪15はすで
に仰起状態に復帰しているから、その高位部が把手31
を押圧して濾板30Aをフィルタープレスの後側へ送る
そして第6図に示すように濾板30Aが後側へ達すると
、濾過終了後すでに後側に戻っていたフィルタープレス
の押圧板32に衝突するため、ここで濾板送り装置10
は停止し再び前進する。
濾板30Aが押圧板32に衝突して装置10が停止した
位置では、停止爪16の高位部上面が押圧板32の側部
に設けられたそり33に押圧されるため、ばね18の付
勢力に抗して停止爪16は伏倒される。
したがって濾板送り装置10が上述のごとく再び前進し
始めるときは、停止爪16が濾板30Aの把手31の下
側を通過するため、前記濾板30Aはフィルタープレス
の後側に残される。
そして停止爪16は濾板30Aの把手31の下方を通過
した後はばね18の付勢力により再び仰起状態に戻る。
そして濾板送り装置10は濾板群の最後尾から2枚目の
濾板30Bを前記と同様にして、フィルタープレスの後
側へ送る。
この後濾板送り装置10が再び前進し始めるときには、
停止爪16は先に送っておいた最後尾の濾板30Aの把
手31で押圧されて伏倒する。
以後同様の操作が繰り返されて、全濾板の送り操作が完
了する。
上記濾板送り操作が完了した後、この考案の濾板送り装
置10は次のように作動する。
第7図に示すように、最前方の濾板30 Zをフィルタ
ープレスの後側へ片寄せた後も、濾板送り装置10は再
び前進するが、このときには可動基板11がレール2の
前側に設けられたスイトツパー3に衝突して停止し、同
時に押棒8が移動子21の前端面に衝突するため、移動
子21は後退して、各突起21a、21bが冬瓜1,1
6の各低位部下面をばね17,18の付勢力に抗して押
し上げて冬瓜15,16を同時に伏倒させる。
そして濾板送り装置10が後退するときは、冬瓜15,
16が上記伏倒状態を保持したままで移動するため、冬
瓜15.16が濾板群の把手に衝突することがない。
したがって濾板の把手と停止爪16上面との摩耗が防止
され、騒音も発しない。
濾板送り装置10は、第8図に示すよう後側に片寄せら
れた濾板群並びに押圧板32の下側を通過した後、レー
ル2の後側に設けられたストッパー4に衝突して停止し
、同時に移動子21の後端面が押棒9に衝突するため、
移動子21は前進して、再び移動子21の上面21 C
が冬瓜15.16の各低位部下面に当接するため、冬瓜
15,16を同時に仰起させる。
そして濾板送り装置10は、次回の濾板送り操作に備え
てここで待機する。
なお上述した濾板送り装置10の往復移動は、適宜の電
気的あるいは機械的機構により自動的に行なわれるもの
である。
この考案は以上の如く、濾板送り装置を構成する部材点
数を少なくし且つそれらの形状も簡単なものとしている
から、製作及び保守が容易であるばかりでなく故障率も
極めて少ない。
また送り爪及び停止爪を動作させる移動子は案内コロに
よって保持されているから、送り爪及び停止爪の動作は
常に円滑である。
更に移動子の動作を制御する機構と該移動子の動作を送
り爪及び停止爪に伝達する機構を直接的な連接構造とし
たから、送り爪と停止爪の動作タイミングは極めて正確
且つ確実である等多大な利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイドバー及び濾板送り装置を示す中間省略側
面図、第2図は第1図の要部拡大平面図、第3,4図は
第1図の要部拡大側面図、第5,7図及び第6,8図は
夫々フィルタープレス前側及び後側の側面図である。 1・・・・・・サイドバー、10・・・・・・濾板送り
装置、11・・・・・・可動基板、15・・・・・・送
り爪、16・・・・・・停止爪、17.18・・・・・
・ばね、21・・・・・・移動子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フィルタープレスのサイドバーに沿って往復移動する可
    動基板上に仰起・伏倒自在に軸支されたシーソ片状の送
    り爪及び停止爪と、該送り爪及び停止爪を仰起状態にし
    たときは双方の爪の高位部が互いに対向する如く付勢す
    る弾発体と、前記送り爪及び停止爪の下方に位置した平
    坦面を有し、且つ該平坦面上に送り爪及び停止爪の各低
    位部とそれぞれ対応する突起を有する移動子と、該移動
    子を前記可動基板の移動方向に沿って移動自在に保持す
    る如く可動基板に取付けられた2個の案内コロと、前記
    サイドバーの前側寄り及び後側寄りに設けられ前記移動
    子に対する押棒を付設したストッパーとからなり、前記
    移動子の前端が前記前側寄りの押棒に押当てられたとき
    には移動子の各突起は対応する前記送り爪及び停止爪の
    各低位部を押上げて送り爪及び停止爪が共に伏倒状態と
    なり、前記移動子の後端が前記後側寄りの押棒に押当て
    られたときには前記送り爪及び停止爪の各低位部は移動
    子の平坦面に当接して送り爪及び停止爪が共に仰起状態
    となるようになされていることを特徴とするフィルター
    プレスの濾板送り装置。
JP15781779U 1979-11-13 1979-11-13 フィルタ−プレスの「ろ」板送り装置 Expired JPS5916089Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5676010U JPS5676010U (ja) 1981-06-20
JPS5916089Y2 true JPS5916089Y2 (ja) 1984-05-12

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