JPS59160494A - シ−トのエツジ縫製装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は縫製可能なシート類、たとえば織布、不織布
、フオームラバー、ウレタンフオーム、皮革、擬革、あ
るいはこれらの重ね合わせシートのエツジ縫製装置、特
に直線エツジを有する第１のシートと屈曲エツジを有す
る第２のシートを、そｎぞ几直線エツジおよび屈曲エツ
ジかられずかに内側に入ったエツジ部に沼って縫合する
新規で有用な縫製（縫合）装置に関するものである。

このような第１のシートの直線エツジ部と第２のシート
の屈曲エツジ部との縫合は、たとえば自動車のシートを
含む種々の椅子の製作の際に行わｎるが、従来において
はこの縫合工程は、ミシンの縫針の直前部において、順
次手によって第２のシートの屈曲エツジを第１のシート
の直線エツジに重ね合わせながら、縫針部に供給すると
いうように実質上人力に依存する形で行っているため、
縫製能率が低く、縫製コストが高いという問題があった
。

この発明に係る縫製装置はこのような問題にかんがみ、
上記のような縫合工程を自動的に行うことを主要な目的
としてなしたものである。

概説すると、この発明に係る縫製装置は、一方では、実
質上水平方向に延在するシート支持搬送手段と、このシ
ート支持搬送手段の延在方向の適宜の位置に、縫針が該
手段の一側縁部上に臨むように設置したミシンを備えて
おり、シート支持搬送手段の始端部上に、直線エツジを
有する第１のシートを、直線エツジに隣接する縫合部が
ミシンの縫針部に対応する側縁部上の″　位置を占める
ように、幅方向に位置決めＥ７て支持するとともに、こ
の第１のシート上に、屈曲エツジを有する第２のシート
を屈曲エツジ部がほぼ直線エツジ部上に位置するように
載置した状態で、第１と第２のシートの直線と屈曲のエ
ツジ部を、ミシンの縫針部に向って移送する。

他方この縫製装置は、シート支持搬送手段のミシンの縫
針の前方に対応する部位に設電したシートエツジ調節手
段を備えている。このシートエツジ調節手段は、ミシン
の縫針の直前部に対応するシート支持搬送手段の一側縁
近傍に設置した、第１のシートの直線エツジと第２のシ
ートの屈曲エツジとの実質上の合致状態を検出するシー
トエツジ検出手段と、このシートエツジ検出手段の前方
部に対応するシート支持搬送手段上に設置した、第２の
シートの少なくとも屈曲エツジを含む側部を第１のシー
トから持上げた離隔状態で支持可能なシートガイド板と
、シートガイド板上に設置した、シート支持搬送手段の
一方向に移動し、これによりシートガイド板上およびこ
れに隣接する第２のシートを幅方向に移動させることが
可能なシート押え搬送手段と、シートエツジ検出手段に
よって、第１と第２のシートの直線と屈曲のエツジの合
致状態が検出されるように、シート押え搬送手段の幅方
向の移動を制御する制御手段とからなっている。

このシートエツジ調節手段は、第２のシートの少なくと
も屈曲エツジを含む側部をシ一トガイド板上に案内して
、第１のシートから離れた状態にするとともに、このシ
ートガイド板上の第２のシート部上にシート押え搬送手
段を係合させた状態において、シートエツジ検出手段に
よって、第２のシートの屈曲エツジが第１のシートの直
線工・フジと実質上合致する状態が検出きれるように、
シート押え搬送手段のシート支持搬送手段の幅方向への
移動を介して、シートガイド板上およびと几に近接する
第２のシート部を幅方向に変位させることにより、ミシ
ンの縫針の直前部において、第２のシートの屈曲エツジ
部を第１のシートの直線エツジ部に、両エツジがほぼ合
致する状態に重ね合わせる。

この結果第１のシートの直線エツジ部と第２のシートの
屈曲エツジ部は、その搬送の進行に伴なって順次ミシン
の縫針によシ、所望どおシ両エツジが実質上合致する状
態で縫合される。

この縫製装置においては、一般に、ミシンの縫針に近接
するシート支持搬送手段上に、シート押え搬送手段を付
設して、両シートの搬送および第２のシートの幅方向の
移動をよシ適確に行うことができるようにすることが望
ましい一次に図面に基づいて、この発明に係る縫製装置
の実施例を説明する。

図解例においては、シート支持搬送手段は、−側部に、
適宜の間隔をおいて並設した外側ベルト四と内側ベルト
（ロ）を具備しており、ミシン翰は、両ベル）　１１１
０、＠の始端から適宜の間隔をおいた位置に、縫針（イ
）が両ベルトＱＯ１（２）間の間隙部に臨むように設置
しである。

シート、工・フジ調節手段は、両ベルト叫、（２）を含
むシート支持搬送手段の始端部とミシン翰の縫針嗜との
間のシート支持搬送手段上に設置してあシ、このうちシ
ートエツジ検出手段は、ミシン■の縫針（２）の直前部
における外側べｈトａ＊の上方近傍に、該ベルトσＱの
一方向にずらして設置した内側と外側の光電センサ（至
）、（至）からな゛っている。そして内側の光電センサ
に）は、第１のシート員の直線エツジ（至）と第２のシ
ート−の屈曲エツジ輸が実質上合致する状態を検出でき
るように位置決めしてあシ、外、側の光電センサ６４は
、第２のシート−の屈曲エツジ−が第１のシートｍの直
線エツジ口との合致状態をこえて、外方へ突出し過ぎた
状態を検出可能にしである。

またシートガイド板■は、光電センサー、に）とシート
支持搬送手段の始端部と６間のシート支持搬送手段の上
方部を、該手段の一側縁近傍部上から両ベルトｏｃｔ％
（ロ）上を通って幅方向にのびている◎ シート押え搬送手段は、内側ベルトα斧の上方のシート
ガイド板■上に、たとえば空気圧シリンダを介してシー
ト支持搬送手段の幅方向に移動可能に設置した回転スパ
イクローラ（至）（たとえば針付きローラ）からなって
いる。この回転スパイクローラ（至）は、たとえばベル
ト伝動機構あるいは歯車伝′動機構を介して、シート曽
、−の搬送速度に対応する周速度で回転される。

さらにこのシートエツジ調節手段の制御手段は電気制御
装置−からなっており、この電気制御装置（至）は、内
外一対の光電センサ（至）、（至）のうち常時内側の光
電センサ（１）のみがシートエツジの検出状態になるよ
うに、回転スパイクローラ（至）を幅方向の内外に移動
制御する構成になっている。

なお図示例では、回転スパイクローラ（至）の後方部の
内側ベルトσ１上に、縫針（支）よシも後方部に対応す
る位置においてシートに抑圧保合可能なシート押え搬送
ベルト■が設けである。このシート押え搬送ベルト（転
）は、図示はしないがミシン−〇ヘッドに支持しである
。

図示′した縫製装置は上記のような構成で、一般には、
外側ベル）　（１Ｇと内側ベルト（２）を含むシート支
持搬送手段の始端部上に、直線エツジ部を有する第１の
シートに）を、直線エツジ鵜が外側ベルト（１０上に載
り、こｎＫ隣接する縫合部が外側ベルトＱＯと内側ベル
ト（２）との間のミシン曽の縫針（イ）対応部に位置す
るように位置決めして支持するとともに、この第１のシ
ート部上に、屈曲エツジ輸を有する第２のシート−を、
屈曲エツジ１ｅ部がほぼ直線エツジ輪部と対応する状態
において、シートガイド板■上を通ってのびるように重
ねた状態で、装置全体を作動状態にする。

こｎによシ、両シート…、■は主としてシート支持搬送
手段と回転スパイクローラ（７）によって前進し、第１
のシート−の直線エツジＱ部と第２のシート…の屈曲エ
ツジ１４部がミシン（ホ）の縫針（２）部に向って順送
さ几るが、ミシン翰の縫針に）に達する直前で、順次電
気制御装置（至）を介した光電センサ（７）、（至）と
回転スパイクローラ（至）との共働作用による第２のシ
ート−の幅方向への移動制御によって、第１のシー）ｆ
４の直線エツジ碍と第２のシート−の屈曲エツジ６諺が
実質上合致する状態にさｎた後、ミシン翰の縫針に）部
に供給さ１する。この結果第１のシー）６１と第２のシ
ート−は、１１１次直線エツジ岡部と屈曲エツジ一部が
両エツジ鵜、−の合致状態で縫合さｎｌこの後生として
シート支持搬送手段とシート押え搬送ベルト（転）を介
して、シート支持搬送手段の終端部に向って搬送される
。

この図示例におけるシートエツジ検出手段としての光電
センサに）、（２）の使用は、特にシートエツジ調節手
段の構造をコンパクトにできる点で有効である。

またこの図示例における回転スパイクローラ（至）は、
シ１トエ・フジの調節を迅速にかつ確実に行うことがで
きるため好適である。

以上説明してきたところから明らかなように、この発明
に係る縫製装置によれば、第１のシートの直線エツジ部
と第２のシートの屈曲エツジ部を自動的に重ね合わせて
縫合することができるので、縫製能率が高く、縫製コス
トの大幅な低減がはかられる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係る縫製装置の一実施例の要部の構成
概要を示したもので、第１図は正面図、第２図は平面図
、第５図は側面図である。 叫・・・外側ベルト、 （ロ）・・・内側ベルト、 （イ）・・・ミシン、 （２）・・・縫針、 ■、（２）・・・光電センサ、 ■・・・シートガイ　ド板、　　。 （至）・・・回転スパイクローラ、 −・・・電気制御装置、 叫・・・シート押え搬送ベルト、 …・・・第１のシート、 盛・・・直線エツジ …・・・第２のシート、 １′４・・・屈曲エツジ。 特許出願人　　北　　村　　温 代理人　井上英朗 ｆ）ｔ　　図 ２０ 竿　２　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）直線エツジを有する第１のシートと屈曲エツジを
   有する第２のシートを、−側縁部において直線エツジ部
   上に屈曲工・ソジ部が載る積重ね状態で支持して搬送す
   る、実質上水平方向に延在するシート支持搬送手段と、
   シート支持搬送手段の延在方向の中間対応部に設置した
   、シート支持搬送手段の一側縁部に臨む縫針を有するミ
   シンと、シート支持搬送手段のミシンの縫針の前方対応
   部に設置したシートエツジ、調節手段とからなり、前記
   シートエツジ調節手段は、シート支持搬送手段のミシン
   の縫針の直前対応部に設置した、第１のシートの直線エ
   ツジと第２のシートの屈曲エツジとの実質上の合致状態
   を検出するシートエツジ検出手段と、シートエツジ検出
   手段の前方部に対応するシート支持搬送手段上に設置し
   た、第２のシートの少なくとも屈曲エツジを含む側部を
   、第１のシートから離隔した状態で支持可能なシートガ
   イド板と、シートガイド板上に設置した、シート支持搬
   送手段の幅方向に移動し、こｔｌ、によりシートガイド
   板上およびこｎに隣接する第２のシート部を幅方向に移
   動可能なシート押え搬送手段と、シートエツジ検出手段
   によって、第１のシートの直線エツジと第２のシートの
   屈曲エツジの実質′上の合致状態が検出されるように、
   シート押え搬送手段のシート支持搬送手段の幅方向にお
   ける移動を制御する制御手段とを備えてなる、シートの
   エツジ縫製装置。
2. （２）　　シートエツジ検出手段が光電センサである、
   特許請求の範囲第（１）項記載の７−トのエツジ縫製装
   置。
3. （３）　　シート押え搬送手段が、シートの搬送速度に
   対応する周速度で回転する回転スパイクローラである、
   特許請求の範囲第（１）項または第（２）項記載のシー
   トのエツジ縫製装置。