JPS59159621A - デイジタル保護継電装置 - Google Patents

デイジタル保護継電装置

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JPS59159621A
JPS59159621A JP58030820A JP3082083A JPS59159621A JP S59159621 A JPS59159621 A JP S59159621A JP 58030820 A JP58030820 A JP 58030820A JP 3082083 A JP3082083 A JP 3082083A JP S59159621 A JPS59159621 A JP S59159621A
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JP
Japan
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digital
value
protective relay
relay device
power system
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Application number
JP58030820A
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English (en)
Inventor
青木 泰雄
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、電力系統の複数の交流電気量を一定周期で、
同時にサンプリングしたアナログ瞬時値を、アナログ−
ディジタル変換して得られたディジタルデータにより、
電力系統に発生する事故を検出する保護継電装置に関す
る。
〔従来技術〕
一定時間々隔でサンプリングされた、複数のディジタル
情報をもとに系統に発生した事故を検出するためには、
両者の大きさおよび位相差が所定直以内であることを検
出することが必要である。
両者の位相差が所定値以内であることを判定する方法と
しては、2つのディジタル情報が同時に正または負の同
符号を示しているサンプリング時間々隔を測定する方法
がある。しかし、この方法では、判定結果にサンプリン
グ周波数および、サンプリング時点の位相によって誤差
を生じ、誤差を軽減するためには、サンプリング周波数
を高くする必要がある。この場合、1サンプリング時間
間隔は短くな如、サンプリングとサンプリングの時間々
隔毎に同一演算処理を実行する保護継電装置では、処理
できる保護継電要素数が減少することになる。
〔発明の目的〕
以上のことから本発明においては、サンプリング周波数
を高くすることなく、精度を向上することのできる保護
継電装置を提供することを目的とする。
〔発゛明の概要〕
本発明は、所定時間々隔でサンプリングされ、時系列的
に得られたディジタルデータをもとに、2つの交流信号
の大きさおよびその位相差に比例した値、例えば内積値
と、各々の大きさの絶対値間の積値と所定判定値との積
値とを比較することによシ、2つの交流量の位相差が所
定値内であるかどうかを高精度に判定する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の具体的実施例につき図面を参照して説明
する。
本発明は、マイクロコンピュータ等、ディジタル演算処
理にて実施するが、ここでは説明の便宜上、各処理要素
をブロック図で説明する。
第1図は、本発明の一実施例の全体構成を示す図である
。図でIallbはそれぞれ電力系統からの人力信号*
x 、 IEIのディジタル変換時に発生する折返し誤
差防止用の人口フィルタ、2a。
2bは人力信号al l 62を一定時間々隔て制御回
路3よシの指令によシサンプリングし、アナログ−ディ
ジタル変換するだめの人力変換部(以下A/D変換部と
略す。)、4は、各々のディジタル人力信号より に1・1i11・1E21CO3θ なる量を導出する演算部、5は、各々のディジタル人力
信号よシ θ5−Kz・IExllEzl なる量を導出する演算部、6は、所定の判定処理により
動作、不動作を判定する判定部である。
次に各部の動作につき説明する。人力フィルタ1a、1
bでは、各々交流入力信号E1* Ezに含まれる高調
波成分が、A/D変換部2a+ 2bでディジタル量に
変換される時の折返し誤差によシネ要信号になるのを防
止するだめのフィルター作用とともに、以降の処理に適
したレベルに変換する。
2a、2bでは、人力フイルタの出力であるアナログ信
号el、e2を、制御回路30制御指令に基づいて、所
定のサンプリング周波数(fB)で同時にサンプリング
しディジタル信号に変換する。このA/D変換部2a、
2bの出力は、各々人力信号Er 、Exの瞬時値に比
例したディジタル量El(tn)、 Ex (tn) 
 としてサンプリング周期毎に得られる。演算部4では
、A/D変換部2a、2bの出力を用いて、人力交流量
El 、 E2の内積に対応した量である Kl・IEt I ・I E21cosθを演算し出力
する。演算部5では、A/D変換部2a、2bの出力を
上記と同様に用いて、2交流量の大きさに対応した・ K2・IEll・IE21 と判定値θBとの積に比例した値を演算し出力する。
判定部6では、前記 Kl・IEI I ・I E21cosθと、 θ8 ・K2 ・ 1 、真シ五 1 ・ 1 i21
との大、小判定を実施し Kl ・l& I ・lE21GO5θ〉θs −に2
・1&b IE21・・・・・・・・・(1) なる時出力を出す。
次に第1図の実施例の動作を詳細に説明する。
説明を容易にするため人力信号E1.Ezはそれぞれ系
統周波数の基本波のみであるものとして説明する。
2つの人力交流信号Et l Elを下記(21,(3
1式で示すと人力フィルタの出力信号e!、e2は(4
)。
(5)式で示される。
El = l Ex I sin W t      
 ・・・” ”・(21Ez= l El 1sin(
wt−θ)    ・−・−・・−(3)Wは角速度、
t゛は時間、θはEtと止2の位相角。
e+ =に1 ’ ・I & 1sinWt’    
=(41e2=Kg’  I & 1sin (Wt’
−θ)  −・・・−・・・(51ここでWi’ : 
W i−α、αはフィルタの遅れ角。
次に、このel、eZをA/D変換部2a。
2bによりディジタル値に変換するが、その瞬時値デー
タは、サンプリング間隔をΔT1時系列的(6)、 (
7)式で表わされる。
Bl(tn) = Kx′・I Fa l sin (
wt’十ΔT −n )   ・−・・−・・−・(6
1B2 (tn) =Ks ’ I El 1sio(
(Wt’+ΔT−n)−θ)・−・・−・(71次に上
記(6)、 (71式で表わされるディジタルデータを
用いて両者の内積に対応した量を演算する。
演算部4では以下の様な演算が実施される。
(1)同一時点で得られたディジタルデータ間の梗積値
を求める。但し、n=Qの時点とする。
El (tO)& (tO)=に1’l Et l5i
n(Wt’+ΔT−0)XKs’l El lsin(
(wt’+ΔT−0)−6)=’(Kt’・h′・1に
11・+m+(cosθ−cos(2wt’−θ)))
・・・・・(8)(2)上記(n=0)の時点と−フシ
アン離れた時点(n−a)のときの2つのディジタルデ
ータ間の積値を求める。但し、ΔTは電気角で30°と
する。
El(ta) ・Ea (ta) =に1’ l Es
 l5in(Wt’+ΔT・3)XL’l El 1s
in((wt’+ΔT−3−〇J・・・・・・・・・(
9) (3)  上記(8)弐+(9)式の演算を実施すると
、三角関数の公式よ、!72倍の周波数成分は消去され
、El(tO)・El(tO)十止i (ta)・も(
ta)=に11 El 1 l El 1cosθ  
   ・・・・・・・・・(1α但しKl = Kl’
 K2’ Gt (G 1は演算上の系数)が得られこ
の(101式の値は、両者の内積に対応した値となる。
一方、演算部5では、各々の大きさに比例した値が数学
において区分求積法と知られる手法と等価な下記(11
1,(121式で示される演算により1止山1&lを求
めこの値と判定値θ8とで(13式の演算を実施しその
出力とする。
但し、kは人力信号の半サイクル間、もしくはその整数
倍区間のサンプリング数である。
θmi&li&l=θB(ΣEt(tn)・ΣE2(t
n))A−j          論、j =I9saK21Etll&1 ・・・・・・・・・(2) 但し心” Kt’ん’(h((bは演算上の系数)次に
判定部6ではαα式およびα3)式の値を人力としその
大小関係を比較しく1)式で示したような判断を実施し
条件が成立時は出力を発する。
以上が本実施例での各部の動作であシその特性式は、(
1)弐f)両辺t l & l ・I& l ”’C除
シfcQ4)式トなる。
Kl、、)、θ〉、86613010.、(14g ここでθBを判定角θ′の余弦値で与えるものとすると
、その特性は、′第2図で示した様に、2つの交流入力
間の位相差θがoo’ 、oo’で示した031以内の
時動作出力を発するものとなる。
次に、電気量E、およびElが電力系統から人E1=V Ez=IZ   V なる演算を行なった実施例につき説明する。
第3図は本実施例の構成を示すブロック図である。図で
7は入力端チェを電気角φだけ移相する移相部、8は、
移相部7の出力値に整定値である2を乗算する乗算部、
9は、一方の人力である電を実施する減算部であシ、そ
れ以外の部分は第2図と同じ構成である。
本実施例での動作は、前述した電気量Et として系統
よシ入力される電圧ヤ、眠気量E2としてて演算された
Ez=IZ−Vを用いてその両者の位相差判定が実施さ
れることになる。
従って、その特性は現在トランジスタ形継電器等で一般
に用いられでいる直接位相比較形距離継電器と同様な特
性が得られる。
第4図は上記の実施例で得られるディジタルリレ一応動
の特性例でろシミ流ベクトルiを基準に電圧ベクトルM
の動作軌跡を示している。
ここで、φは電流iの移相角であり特性の最大感度角を
決定するものであシ、目的によシ一定値で与えられる。
之は整数値であシ保繰対象である送電線の距離に応じて
与えられ、θ8が動作域を決定する判定角であシφと同
様一定値で与えられるものである。
図の例では、判定角θ1をθa(90’の例で示してお
シ木の葉特性が得られ千→るが、θBの値を90’ と
することによシ円特性の継電器等が得られる等、任意の
特性がθBを変えることによシ容易に実現できる。
次に、電気量ElおよびEtが電力系統から人力された
、電圧、電流から、 El = I Zt −V Et = I Zl + V なる演算を行なった実施例につき説明する。
第5図がその実施例を示すブロック図である。
図で10は、前述した位相部7の出力値に整定値る乗算
部、12は、電圧Vと乗算部11の出力値との間で Et = I Zt  V なる演算を実施する。減算部13は、 Et”IZ2+V なる演算を実施する加算部である。それ以外の部分は第
2図と同じ構成である。
本実施例での動作は、系統よシ入力された電圧されるこ
とになる。
従ってその特性は、第3図の実施例と同様に直接位相比
較形距離継電器と同様な特性が得られる。
第6図は本実施例で得られるディジタルリレ一応動の特
性例であシミ流ベクトルiを基準に電圧ベクトル■の動
作軌跡を示している。
ここで、φは電流工の移相角を与える一定値、λ1 *
 Ztが整定値、θ8が判定角である。
図の例では、θBがθB〈90°の例を示しており、オ
フセット木の葉特性となる。
これら、第3図〜第6図で説明した実施例で得られる、
木の葉特性、または、オフセット木の葉特性のリレーは
、電力系統の保護上、負荷電流によシネ要動作すること
がない特性であシ、長距離、重負荷送電線の保護に最適
の特性を有する効果がある。
以上説明した、第3図および第5図の説明ではこれらは
、ElおよびEtをそれぞれ、電圧および電流としその
ままディジタル値に変換した後、演算部4、および5で
前に説明したそれぞれのディジタル演算と同時に実施し
ても同様の効果となることは容易に推定できる。
〔発明の効果〕
以上本発明について詳細に説明したが、本発明によれば
、電力系統から人力される電気量、止1およびEtよシ
、 KIIE五 1 ・ I Et 1ωSθと、 θ8・K2 l Et l・1i21 とから、位相判定を容易に実施することができ、ディジ
タル演算で得にくかった、位相比較形のディジタル型保
護継電装置を高精度に容易に得られる効果がある。また
、本発明は、マイクロコンピュータ−等のディジタル演
算処理装置等を用いた、システムに好適なものであシ、
保護リレー装置の高性能小形化、標準化等の点で大きな
効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第5図は、本発明の実施例を示すブロ
ック構成図、第2図、第4図、第6図は実施例の特性を
示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電力系統から複数の電気量E1* Elを得る装置
    と、これらの電気信号を所定時間々隔で同時にサンプリ
    ングしディジタル量に変換するアナログディジタル変換
    部とこの変換部よシ得られたディジタル量から、前記電
    気量E1.Exとの関係波、 KI  IEI  I−IEI  Icesθおよび θB・K2・IEI1・IE21 とを演算しこれらの関係量を用いてディジタル演算判定
    を行なう装置とから成るディジタル保護継電装置。 但しKl 、に2は常数、θBは判定値、θは止lとに
    !との位相差角。 2 ディジタル演算判定として Kl l EI I・IE21耐・≧θ8・k・I &
     I・IEEIなる演算判定を行う特許請求の範囲第1
    項記載のディジタル保護継電装置。 3、電気量E!およびE2が電力系統から入力される電
    圧および電流から、 Et=V Ez=IZV なる演算式で与えられる特許請求の範囲第1項および第
    2項記載のディジタル保護継電装置。 4、電気量L!およびExが電力系統から入力される電
    圧、および電流から なる演算式で与えられる特許請求の範囲第1項および第
    2項記載のディジタル保護継電装置。
JP58030820A 1983-02-28 1983-02-28 デイジタル保護継電装置 Pending JPS59159621A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51140722A (en) * 1975-05-16 1976-12-03 Pako Corp Camera attachment
JPS5550232A (en) * 1978-10-06 1980-04-11 Nisshin Sangyo Kk Copying machine by instant camera

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51140722A (en) * 1975-05-16 1976-12-03 Pako Corp Camera attachment
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