JPS5915945B2 - 厚塗り被覆用組成物 - Google Patents

厚塗り被覆用組成物

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JPS5915945B2
JPS5915945B2 JP3991674A JP3991674A JPS5915945B2 JP S5915945 B2 JPS5915945 B2 JP S5915945B2 JP 3991674 A JP3991674 A JP 3991674A JP 3991674 A JP3991674 A JP 3991674A JP S5915945 B2 JPS5915945 B2 JP S5915945B2
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slurry
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健 宮沢
京伯 尾藤
春樹 川瀬
喜七郎 近藤
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Toagosei Co Ltd
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Toagosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、構造物あるいは構造部材に塗布または吹付け
ることにより、一度に、タレ落ちのない厚膜を得ること
のできる組成物に関し、特に、垂: 直面においてタレ
落ちがなく、一回の操作により厚さ数mmの厚膜を形成
しうる組成物を提供するものである。
構造物などに対し、たとえば、塗料あるいは各種化粧材
を塗布または吹付けて表面仕上げをした0 り、液状の
防水材を塗布または吹付けて防水処理を行なうことは良
く知られている。
中でも、合成樹脂液からなる防水材や塗料を用いて特に
壁のような直垂面に厚く施工するときは、一度に厚塗り
するとタレ落ちるために、最初薄く塗つて固化さ5 せ
、その上に再び薄く塗つて固化させるというように多数
回塗り重ねて、徐々に厚膜を形成させる方法が一般的で
ある。しかし、多数回塗り重ねる方法は、何回も同じ操
作をくり返すために、仕上るまでに手間と時間がかかる
こと、および塗重ねo 面の接着不良をおこして全体と
して均一な物性の固化物が得られないなどの欠点がある
。このために、タレ落ちがなく、一度に伸縮性のある厚
膜の得られる技術は、斯界より強く望まれて来た。本発
明者らは、上記の欠点を改良し、一度に伸縮性5 のあ
る厚膜を形成する方法について長年研究の結果、タレ落
ちがなく伸縮性のある厚膜を形成しうる組成物を見い出
し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、単量体成
分として、アルキル基の炭素数が3〜10であるアクリ
ル酸アルi0 キルエステルを60重量%以上含有して
なる重合体100重量部に対して、短繊維1〜35重量
部、50〜350μの粒径の粒子を70重量%以上含有
する粗骨材1〜35重量部、0.1〜10μの粒径の粒
子を70重量%以上含有する充填剤10〜i5300重
量部を配合し、かつスラリーの粘度を5、000〜20
、000cps(B型粘度計を用い、回転数12にμm
)ローター▲1〜4で20℃で測定した値)としたこと
を特徴とする厚塗り被覆の可能な組成物である。
本発明の組成物を用いるときは1回の操作により容易に
数Mu厚の伸縮性厚膜を得ることができる。
次に本発明の構成成分について述べる。アルキル基の炭
素数3〜10のアクリル酸アルキルエステルの例として
は、アルキル酸のn−プロピル、IsO−プロピル、n
−ブチル、IsO−ブチル、Sec−ブチル、n−アル
ミ、IsO−アルミ、n−ヘキシル、n−ヘブチル、0
x0−ヘプチル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、
n−ノニル、0x0−ノニル、n−デシル、0x0−デ
シル、などのエステル類があり、その中でも炭素数6〜
9のものが好ましい。これら単量体と共重合せしめるこ
とが出来る単量体としては、一般のビニル系のものが使
用可能であり、たとえば、エチレン、酢酸ビニル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、スチレン
、上記以外のアクリル酸エステル、および、メタクリル
酸エステル、プロピオン酸、イタコン酸、クロトン酸な
どのエステル、およびブタジエンなどがある。
また、単量体の第三成分として、少量のアクリル酸もし
くはメタクリル酸を用いることも好ましいO上記のよう
な単量体を用いて、通常の方法で乳化重合を行なうこと
により、本発明の重合体の水分散液が得られる。
これは一般に固形分40〜65重量%のものであり、粘
度は数10cps以上のものである。また、使用する乳
化剤の種類によつて、アニオン性、カチオン性、ノニオ
ン性のものが得られるが、各種添加物との混和安定性を
考慮すると、一般にノニオン性としておくことが好まし
い。次に、重合体の水分散液に含有させる短繊維につい
ては、通常の天然もしくは合成繊維の短かいもの、もし
くは粉末状の外観を呈するものが使用されるが、概ねの
大きさを示せば、太さは1〜70μ、好ましくは5〜2
0μで、長さは10m7!L以下、好ましくは0.1〜
3mmのものである。
これらの例をあげれば、石綿、岩綿、パルプ、グラスウ
ール、スラグウールのほか、各種合成繊維、たとえば、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレン
、ビニロン、ナイロン、ポリエステル、アクリル、レー
ヨンなど、および木綿、羊毛、絹、麻などの天然繊維か
ら得られるものであり、中でも石綿、パルプ、ポリ塩化
ビニルなどが好ましい。周、繊維の捲縮の有無は、関係
がない。また、粗骨材については、骨材類の大きさを精
密に限定するのは実際には仲々困難なことであるが35
0μプールバス品で、粒径50〜350μ、好ましくは
50〜150μの範囲のものを70重量%以上好ましく
は90重量%以上含有する骨材で、天然または合成によ
つて得られる鉱物質粉末類の中で水に対して不溶ないし
は極めて難溶性を示すものである。
これらの一例をあげれば、石粉、寒水、石粉、ケイ砂、
石英、炭酸カルシウムなどがあり、上記の粒径に属する
粗いものが用いられる。さらに充填剤についていえば、
一般に74μブルー通過品で、粒径0.1〜10μのも
のを70重量%以上含有する一般の微粉末状の鉱物質で
ある。
この種のものにはタルク、マイカ、酸性白土、ケイ藻土
、カオリン、石英、酸化チタン、フライアツシユ、ペン
トナイト、鉄粉、カーボンブラツク、バライタ、リトポ
ン、ジルコニア、ウルトラホワイト、セメントあるいは
、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、バリウム、ストロ
ンチウム、アルミニウムなどの金属酸化物、水酸化物、
炭酸塩などがあり、水に対して不溶性ないしは、著しい
難溶性を示す粉末類である。次に、上記成分の組成につ
いて述べる。
重合体の水分散液の単量体成分のうち、アルキル基の炭
素数3〜10のアクリル酸アルキルエステルは60重量
%(以下%と略す)以上であり、好ましくは70〜99
.5f1)、さらに好ましくは85〜98%である。こ
れにアクリル酸もしくはメタクリル酸を0.5〜10μ
用いることが好ましい。共重合性を有する他の単量体は
O〜40%、好ましくはO〜14%で、これは前記アク
リル酸アルキルエステルおよびアクリル酸もしくはメタ
クリル酸の使用残量を補充する量として決定される。こ
こで、上述のアクリル酸アルキルエステルが60%未満
では接着性や柔軟性が低下し、好ましくない。次に、重
合体の水分散液の固形分100重量部(以下部と略す)
に対し、短繊維1〜35部、好ましくは5〜20部、粗
骨材1〜35部、好ましくは5〜20部、および充填剤
10〜300部、好ましくは40〜150部配合される
短繊維1部未満、粗骨材1部未満および充填剤10部未
満のものは垂直面におけるタレ防止が充分ではなく、従
つて一回で厚膜を得ることが出来ない。また、短繊維お
よび粗骨材がそれぞれ35部をこえ、かつ充填剤が30
0部をこえると、生成スラリーの粘度が高過ぎて通常の
スプレーガンで吹付けできないとか、繊維や骨材がノズ
ルに詰まり易くなつて吹付作業が困難になるとか、ある
いは得られた塗膜が固くなり過ぎるという欠点が生ずる
。また、吹付面に凹部を生じ易くなつて平滑面に仕上が
らない欠点も生ずる。本発明組成物における必須成分お
よびそれらの組成は上述の通りであるが、その他に、一
般的に用いられる各種添加物、たとえば、分散剤、消泡
剤などを添加することは任意であるが、これらの添加物
を用いると、概して良好な結果が得られる。
これらの添加物について述べると、分散剤は用いられる
骨材の混和性、分散性、粘度安定性に寄与するものであ
り、一般に知られているものが用いられるが、一例をあ
げれば、リグニンスルホン酸、ポリアクリル酸、ポリメ
タクリル酸、あるいはピロリン酸、トリポリリン酸、ヘ
キサメタリン酸のような縮合リン酸などのナトリウム、
カリウム、アンモニウム、アミン塩などがあり、比較的
低分子量の水溶性化合物で分散性能の知られているもの
が用いられる。消泡剤の例としては、炭素数5以上の1
級および2級アルコール、特にオクチルまたは力フリル
アルコールが有効であり、その他n−ブチルアルコール
、ラウリルアルコール、シクロヘキサノール、および、
多数のシリコン消泡剤、ラノリン、松根油、ジグライコ
ール、ラウリン酸エステル、フタール酸ジエステル、ペ
ータナフトールなどがある。
上記各種添加物の使用量は一概に、定め難いが、概ね重
合体の水分散液の固形分100部に対して、分散剤0.
1〜10部、好ましくは1〜5部、消泡剤0.01〜0
.5部、好ましくは0.05〜0.2部である。
分散剤が10部をこえると生成膜の耐水性が低下する。
消泡剤が0.5部をこえると、生成膜に俗に「魚の眼」
と称する小さな亀裂を生成し不良である。以上のように
して得られた本発明組成物は、スラリー粘度を5,00
0〜20,000cps(B型粘度計を用い、回転数1
2rpm1ロータ煮1〜4、20℃で測定する)好まし
くは10,000〜15,000cpsの範囲におさめ
る必要がある。
粘度が5,000cps未満では、厚塗時のタレ防止が
充分ではなく、従つて充分な厚膜を1回で得ることは困
難である。また、粘度が20,000cpsをこえると
、粘度が高過ぎるため、スプレーガンによる吹付作業が
困難であり、ノズルから霧状に噴霧しがたいとか、ノズ
ルが詰まるなどのトラブルを生じ易い。ここで本発明で
意味する厚塗りについて述べる。
厚塗りの限界は一概に定め難いが、概ね、垂直面に対す
る施工において、厚さ3m77!までをタレ落ちなく、
一度に塗布しうるものであり、一般には1〜3龍厚さの
範囲で広く用いられるものである。伺、薄く施工するこ
とは勿論可能である。また、平面に対する施工において
は、さらに厚く塗ることも可能であり、ほぼ10關まで
厚塗り可能であるが、一般には1〜3m7!Lの範囲で
用いられる。次に、本発明組成物の施工の態様について
は、常法に従い、構造物なでの基体表面に本発明組成物
を吹付け、乾燥固化させれば良い。勿論、ハケ、コテな
どで塗布することも可能である。本発明組成物はタレ落
ちがないので一度に厚塗りができ、平滑な伸縮性の厚膜
が得られる。また、表面に化粧模様を施すことも可能で
ある。すなわち、一旦平滑に吹付けた後、表面が指触乾
燥した後にその表面にちらし模様的に吹付け、平滑面上
に斑点状に凸部をもつた、全体として立体感に溢れた凹
凸模様の表面を容易に形成させることができる。このよ
うな技巧は従来のものでは、タレ落ちる欠点があつたた
め、不可能とされていたものであり、本発明組成物にし
て初めて見い出されたものである。本発明組成物の応用
面としては、一般の塗料として用いることは勿論、防水
材や化粧材として利用できるほか、たとえばボードやパ
ネルなどの部材表面に厚膜を形成させて複合材料として
各種用途に供することができるなど、一般に基体面を被
覆する用途に用いることができる。
特に、建造物の防水材や化粧材として、壁面、傾斜屋根
、立上り部などに施工する場合に抜群の性能を発揮する
。次に本発明の詳細を実施例を用いて説明する。実施例
中の部および%はすべて重量部および重量%である。肯
、本発明は実施例のみに限定されないO向、実施例にお
ける試験法は次の通りである。
1.粘度 芝浦システムKK製ビスメトロンVG−A製回転粘度計
で測定する。
使用したローター▲、回転数、粘度測定範囲の関係は次
の通りである。
\ 2.吹付作業性 1吹付ガン: 岩田塗装機工業(株)製モルタルガンMG一21(エア
ノズルロ径2m7!L)2吹付法: 吹付ガンを用いて、吹付用スラリーを約1mm厚になる
ように垂直壁面(横90cm1縦180c1n1厚さ5
詣のスレート板)に均等に吹付ける。
空気圧は5〜61<1I/dで、吹付面に対して直角に
向け、50〜60cr1Lの距離から吹付ける。3良否
の判定: スラリ一が吹付ガンから霧状に吐出され、吹付面におい
て、ほぼ平滑な塗膜を形成するときは良好とする。
吹付ノズルが詰まるとか、霧状に吐出しないとか、糸を
引くとか全く吐出しないなどのトラブルを生ずるものは
不良である。
3.厚塗り性 1吹付ガン: 2の1と同じ 2施工面: 横90CTn1縦180cm1厚さ5mmのスレート板
から成る垂直面3吹付法: 2の2の操作に準じて、吹付用スラリーの所定量の施工
面に吹付ける。
スラリーの吹付量は約0.5、1,2,37n7!L厚
さになる量とする04良否の判定: 吹付けられたスラリーのタレ落ちがなく、そのまま均等
な厚みの平滑な塗膜を形成すれば良好とする。
吹付部においてタレやしわおよび大きなクレータ一状の
凹部などの欠陥を生ずるものは不良とする。
4.重ね吹き 1吹付ガン: 2の1と同じ 2施工面: 3の2と同じ 3吹付法: 2の2に準じて吹付用スラリーを約1mm厚にな丞よ″
うに施工通に吹付ける。
次に、吹付ノJ膜の表面が指触乾燥した後にその上面に
スラリニを斑点状に散らすようにしながら吹付けて高さ
1〜2mmの凸部を作る。
4良否の判定: 下吹き面および斑点状の凸部にタレやしわがなく、斑点
が形成されているものは良好とする。
タレやしわを生ずるものや斑点が凸部とならないものは
不良とする。
5.引張強さと伸び 1試験体の作製: 水平においたガラス板上に吹付スラリーを2kg/Rr
lの割合で吹付けた後、常温の室内に10日間放置して
厚さ約1〜1.5mmの皮膜を作製する。
2引張試験: 1で作製した皮膜をガラス板上より静かに剥ぎとり、J
ISK63Ol−1962 「加硫ゴム物理試験方法」に準拠して引張試験を行ない
、引張強さと伸び率を求める。
試験片はタンペル3号打抜片で、測定温度は20℃であ
る。
6.防水性(透水試験) 1試験体の作製: 厚さ6mu1縦30CTn1横3001nのスレート板
に対し、2の2の吹付法に準じてスラリーを2kg/イ
の割合に吹付け1力月常温の室内で養生したものを使用
する。
2透水試験: JISAl4Ol−1963「左官用セ メントモルタル試験」の方法に準拠し、試験体上に内径
6(3L1高さ30CfLの透明な中空シリンダーを垂
直に立て、漏水防止のために底部の外周をパラフインで
シールした後、シリンダー内に水を入れ、水位が常時2
5cmの高さになるようにしながら24時間放置し、試
験体の裏面に水が浸透して漏水するかどうかを調べる。
3良否の判定: 試験体の裏面から漏水しないものを良好とする。
7.耐寒性 1試験体: 巾5?、長さ10鑞、厚さ0.5鼎のアルミ板にスラリ
ーを21<9/TIの割合に吹付け、30日間放置した
ものを用いる。
2試験法: 試験体を−2『Cのアイスボツクス内に 24時間放置した後、その温度で、アルミ板が背中合せ
になるようにして試験体を折り曲げる。
3良否の判定: 折り曲げたときに皮膜の破断しないものを良好とする。
8.実施例に使用した材料は次の通りである。
実施例 1後記の表−1に示したAの組成物を75℃で
6時間反応させた後、アンモニア水を添加して中和し(
PH7.5に調節する)、さらにBrlab寺748を
0.05部添加し、重合体の水分散液Aを調製した。
このものの粘度は220cps(センチポイズ)であつ
た。次に、後記の表−2に示した実施例1の吹付材の組
成に従い、重合体の水分散液A(固形分)100部、石
綿7R4部、粗目珪砂 6部、カオリン40部、炭酸カ
ルシウム20部、酸化チタン6部、白色セメント8部、
ピロリン酸ソーダ1部(水10部に溶解して加える)を
均一に混合し、吹付材スラリーを調製した。
このものの粘度は7,000cpsであつた。得られた
吹付材スラリーについて前述の試験法に従い、各項目に
ついて試験した結果は表−2に示したように、いずれも
良好な性能を示した。
すなわち、吹付性も良く約3mm厚さに吹付けた場合も
タレ落ちなく厚膜を形成し、凹凸模様の形成も良好であ
る。また、引張強さ20kg/CTill伸び率350
01)で、柔軟なゴム状の性質を示し、−20℃におい
ても破断しない程に柔軟であり、耐寒性良好である。ま
た、防水性能も良好である。実施例 2〜7実施例1の
方法に準じて、表−1に記した重合体の水分散液A,B
,CおよびEを調製した後、表−2の実施例2〜7の吹
付材組成物を調製し、各試験を実施した。
結果は表−2に示したようにいずれも良好な性能を示し
た。すなわち、タレ落ちなく厚膜を形成し、得られた塗
膜はゴム状の柔軟性を示し、耐寒性も良好の上、防水性
も良好である。比較例 1〜7 実施例1の方法に準じて、表−3に示した比較例1〜を
実施した結果、(周、重合体Dは表−1の組成により同
様に行つたものである。
)表−3に示したように、本発明組成物の制限範囲をは
ずれるものは比較例7を除いて、平滑な厚膜の形成が困
難である。すなわち比較例1,2,3はタレ落ちて厚膜
とならず、また、比較例4,5,6は吹付作業が困難で
あり、しいて吹付ても大きな凹部を生じて平滑な厚膜を
得られない。向、比較例7は厚膜は形成するが、塗膜が
硬いため一度に厚塗りすると塗膜の一部に細かな亀裂を
発生し、不良である。
また、−200Cではポキポキに折れ、耐寒性も不良で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単量体成分としてアルキル基の炭素数3〜10のア
    クリル酸アルキルエステルを60重量%以上含む重合体
    100重量部に対して短繊維1〜35重量部、50〜3
    50μの粒径の粒子を70重量%以上含有する粗骨材1
    〜35重量部、0.1〜10μの粒径の粒子を70重量
    %以上含有する充填剤10〜300重量部を配合し、ス
    ラリー粘度を5,000〜20,000cpsとしたこ
    とを特徴とする厚塗り被覆用組成物。
JP3991674A 1974-04-10 1974-04-10 厚塗り被覆用組成物 Expired JPS5915945B2 (ja)

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JP3991674A JPS5915945B2 (ja) 1974-04-10 1974-04-10 厚塗り被覆用組成物

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JP3991674A JPS5915945B2 (ja) 1974-04-10 1974-04-10 厚塗り被覆用組成物

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JPS50133235A JPS50133235A (ja) 1975-10-22
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JPS6038424B2 (ja) * 1976-09-03 1985-08-31 旭化成株式会社 弾性塗料組成物
US4340648A (en) * 1980-06-30 1982-07-20 The B. F. Goodrich Company Polyvinyl chloride substrates coated with single package water-based compositions
JPS6081258A (ja) * 1983-10-11 1985-05-09 Kikusui Kagaku Kogyo Kk コテ塗り用水性塗料組成物

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