JPS59159067A - リン青銅の品質検査法 - Google Patents
リン青銅の品質検査法Info
- Publication number
- JPS59159067A JPS59159067A JP58034132A JP3413283A JPS59159067A JP S59159067 A JPS59159067 A JP S59159067A JP 58034132 A JP58034132 A JP 58034132A JP 3413283 A JP3413283 A JP 3413283A JP S59159067 A JPS59159067 A JP S59159067A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ingot
- etching
- inverse segregation
- segregation
- phosphor bronze
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/20—Metals
- G01N33/204—Structure thereof, e.g. crystal structure
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、リン青銅の逆偏析を早期に発見できるよう
にしたリン青銅の品質検査法に関する。
にしたリン青銅の品質検査法に関する。
従来よりリン青銅の品質を悪くする要因としてSnの逆
偏析があげられる。この逆偏析現象が発見できるのは、
圧延後うす板になシ材料の表面が平滑で光たくが出てき
たとき、逆偏析現象のひどいものは割れたシ、程度が小
さいものは、いわゆる背スソという材料の一部がSn濃
度が高いため変色してしまいどちらも不良として扱われ
る。
偏析があげられる。この逆偏析現象が発見できるのは、
圧延後うす板になシ材料の表面が平滑で光たくが出てき
たとき、逆偏析現象のひどいものは割れたシ、程度が小
さいものは、いわゆる背スソという材料の一部がSn濃
度が高いため変色してしまいどちらも不良として扱われ
る。
この逆偏析現象は、鋳造時の鋳型の寿命に密接に関連し
ておシ、鋳造時間が長いものほど発生の頻度が高くなシ
、一度発生すると鋳型を交換しない限シその現象を阻止
できないし、時間とともに逆偏析の発達が、鋳塊表面か
ら巾および深さ方向に進んでいく。
ておシ、鋳造時間が長いものほど発生の頻度が高くなシ
、一度発生すると鋳型を交換しない限シその現象を阻止
できないし、時間とともに逆偏析の発達が、鋳塊表面か
ら巾および深さ方向に進んでいく。
この現象を発見できるのが圧延したのちでなければわか
らないため、その間に使われたエネルギおよび工数が無
駄になシ、工業的にはなはだしい損失になっている。
らないため、その間に使われたエネルギおよび工数が無
駄になシ、工業的にはなはだしい損失になっている。
以上のように、逆偏析の発見が発生段階よシ工程が進ん
だところでなければ、見つからないため材料品質不安の
ため仕掛)を多くもったシ、品質的安全をみて寿命に達
していない早期の段階で高価な黒鉛鋳型番交換するなど
の処置を行うなどの欠点があった。
だところでなければ、見つからないため材料品質不安の
ため仕掛)を多くもったシ、品質的安全をみて寿命に達
していない早期の段階で高価な黒鉛鋳型番交換するなど
の処置を行うなどの欠点があった。
この発明は、上記従来の欠点を除去するためになされた
もので、鋳塊をエツチングして判別する検査によシ逆偏
析の有無を確認し、不良仕掛シの排険および適正黒鉛鋳
型寿命で操業できるリン青銅の品質検査法を提供するこ
とを目的とする。
もので、鋳塊をエツチングして判別する検査によシ逆偏
析の有無を確認し、不良仕掛シの排険および適正黒鉛鋳
型寿命で操業できるリン青銅の品質検査法を提供するこ
とを目的とする。
以下、この発明のリン青銅の品質検査法の実施例につい
て説明するが、実施例の説明に先立ち、逆偏析発生事由
について述べる。逆偏析発生の原因を考察して、発明者
らは凝固時のシェルの再溶融に基因していると推定した
。この再溶融現象が存在すると、いわゆるマクロ組織に
変化があられれる。すなわち、組織の微細化現象が鋳塊
の一部に発生していることを確認した。
て説明するが、実施例の説明に先立ち、逆偏析発生事由
について述べる。逆偏析発生の原因を考察して、発明者
らは凝固時のシェルの再溶融に基因していると推定した
。この再溶融現象が存在すると、いわゆるマクロ組織に
変化があられれる。すなわち、組織の微細化現象が鋳塊
の一部に発生していることを確認した。
このマクロ組織は、いわゆるエツチングで明瞭な鋳造組
織を出すことができ、微細化現象の有無を目視にて判別
することにょシ偏析有無の確認ができる。
織を出すことができ、微細化現象の有無を目視にて判別
することにょシ偏析有無の確認ができる。
以下この発明の実施例を具体的に説明する。連続鋳造で
引き出された鋳塊をある一定時間過ぎたところで切断し
た試料を、予め調合された酸液の中に数分間浸し、マク
ロ組織が完全に晶出したものを取シ出し、水洗後表面を
検査した写真を第1図に示す。この第1図は正常な柱状
晶組織になっている。
引き出された鋳塊をある一定時間過ぎたところで切断し
た試料を、予め調合された酸液の中に数分間浸し、マク
ロ組織が完全に晶出したものを取シ出し、水洗後表面を
検査した写真を第1図に示す。この第1図は正常な柱状
晶組織になっている。
さらに、同一鋳型で20時間後の鋳塊を切断しエツチン
グした組織の写真を82図に示す。この第2図では中央
部に微細化組織(図中帯状に黒くなっている)が晶出さ
れている。この粗織がいわゆる逆偏析現象である。
グした組織の写真を82図に示す。この第2図では中央
部に微細化組織(図中帯状に黒くなっている)が晶出さ
れている。この粗織がいわゆる逆偏析現象である。
このようにエツチングで確認する頻度をあげることによ
シ鋳塊品質確認精度があシ、次工程に良品のみを送るこ
とができるし、偏析発見が早期のため偏析が確認された
鋳塊を次工程において通常よシ多目の面前を行うととに
よって逆偏析層を完全に除去でき良品とすることができ
る。
シ鋳塊品質確認精度があシ、次工程に良品のみを送るこ
とができるし、偏析発見が早期のため偏析が確認された
鋳塊を次工程において通常よシ多目の面前を行うととに
よって逆偏析層を完全に除去でき良品とすることができ
る。
なおエツチング液としては、
HNo、60チ+H2O30%十HFl0%でもH2S
O,30%+HNO315チ+H2055%を使用して
も良い。
O,30%+HNO315チ+H2055%を使用して
も良い。
この発明の他の実施例として、市販の渦流探傷器を利用
しても可能である。すなわち、逆偏析層部の導電率と正
常部のそれの差を、差動コイルおよび探傷器、レコーダ
を利用することによシ、第4図のaのととく偏析部がピ
ークになってあられれる。これに対して正常部の導電率
は第3図のごとくである。
しても可能である。すなわち、逆偏析層部の導電率と正
常部のそれの差を、差動コイルおよび探傷器、レコーダ
を利用することによシ、第4図のaのととく偏析部がピ
ークになってあられれる。これに対して正常部の導電率
は第3図のごとくである。
また、この発明のさらに異なる他の実施例として螢光X
線分析を利用し表面を0.2n面削した面を分析し比□
較することによっても判定可能である。
線分析を利用し表面を0.2n面削した面を分析し比□
較することによっても判定可能である。
第5図はその場合の比較例を示すものであシ、縦軸に分
析したSn襲をとシ、横軸に鋳塊を面前した量を示す。
析したSn襲をとシ、横軸に鋳塊を面前した量を示す。
そして、0.2朋面削面において、偏析材aの場合は8
.5係、正常材すの場合は7.8%であシ、両者間に差
が出ることがわかる。
.5係、正常材すの場合は7.8%であシ、両者間に差
が出ることがわかる。
以上のように、この発明のリン青銅の水質検査法によれ
ば、リン青銅の鋳塊が鋳造されている時点で鋳塊を酸液
に所定時間浸漬してエツチングして表面組織を晶出させ
ることによって逆偏析の有無を判別するようにしたので
、鋳塊段階で鋳塊品質を迅速に検音でき、不良仕掛の減
少および精度の高い黒鉛鋳型寿命を設定できる効果があ
る。
ば、リン青銅の鋳塊が鋳造されている時点で鋳塊を酸液
に所定時間浸漬してエツチングして表面組織を晶出させ
ることによって逆偏析の有無を判別するようにしたので
、鋳塊段階で鋳塊品質を迅速に検音でき、不良仕掛の減
少および精度の高い黒鉛鋳型寿命を設定できる効果があ
る。
第1図は、この発明のリン青銅の品質検査法における鋳
塊を酸液に浸漬してエツチングで晶出した正常損紙を写
真で示す図、第2図は同上エツチングにより中央部に偏
析組織が天の周状に観察される状態を写真で示す図、第
3図はこの発明のリン青銅の品質検査法に適用される鋳
塊が正常な場合の鋳塊巾対導電率の関係を示す図、第4
図はこの発明のリン青銅の品質検査法に適用される鋳塊
に逆偏析層部が析出された場合の鋳塊巾対導電率の関係
を示す図、第5図はこの発明のリン青銅の品質検介法に
適用される鋳塊の正常の場合と逆偏析組織のある場合と
を対比した表面より面削量対分析したSnとの関係を示
す図である。 代理人 葛 野 信 − 図面の浄書(内容に変更なし) 第 1 j 第2図 第3図 第4図 第5図 表面よりの伽背1量(mm) 手続補正書(方式) %式% 一1件の表示 特願昭 58−34132号1明の
名称 リン實銅の品質検査法 )正をする者 代表者片山仁へ部 一環式 6、補正の対象 図面 7、補正の内容 別紙のとおり審11!if才乍・第
2)’@Gイ浦11′)。 □
塊を酸液に浸漬してエツチングで晶出した正常損紙を写
真で示す図、第2図は同上エツチングにより中央部に偏
析組織が天の周状に観察される状態を写真で示す図、第
3図はこの発明のリン青銅の品質検査法に適用される鋳
塊が正常な場合の鋳塊巾対導電率の関係を示す図、第4
図はこの発明のリン青銅の品質検査法に適用される鋳塊
に逆偏析層部が析出された場合の鋳塊巾対導電率の関係
を示す図、第5図はこの発明のリン青銅の品質検介法に
適用される鋳塊の正常の場合と逆偏析組織のある場合と
を対比した表面より面削量対分析したSnとの関係を示
す図である。 代理人 葛 野 信 − 図面の浄書(内容に変更なし) 第 1 j 第2図 第3図 第4図 第5図 表面よりの伽背1量(mm) 手続補正書(方式) %式% 一1件の表示 特願昭 58−34132号1明の
名称 リン實銅の品質検査法 )正をする者 代表者片山仁へ部 一環式 6、補正の対象 図面 7、補正の内容 別紙のとおり審11!if才乍・第
2)’@Gイ浦11′)。 □
Claims (1)
- リン青銅の鋳塊が鋳造されている時点で鋳塊を酸液に浸
し表面組織を晶出させることによって逆偏析の有無を判
定することを特徴としたリン青銅の品質検査法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58034132A JPS59159067A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | リン青銅の品質検査法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58034132A JPS59159067A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | リン青銅の品質検査法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59159067A true JPS59159067A (ja) | 1984-09-08 |
Family
ID=12405696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58034132A Pending JPS59159067A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | リン青銅の品質検査法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59159067A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0988908A1 (de) * | 1998-09-22 | 2000-03-29 | KM Europa Metal AG | Verfahren zur Lokalisierung von Elementkonzentrationen in einem Gussstrang und Anordnung zur Durchführung des Verfahrens |
CN107217295A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-09-29 | 佛山市承安铜业有限公司 | 一种研究磷铜阳极成膜情况的方法 |
-
1983
- 1983-03-02 JP JP58034132A patent/JPS59159067A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0988908A1 (de) * | 1998-09-22 | 2000-03-29 | KM Europa Metal AG | Verfahren zur Lokalisierung von Elementkonzentrationen in einem Gussstrang und Anordnung zur Durchführung des Verfahrens |
KR100681803B1 (ko) * | 1998-09-22 | 2007-02-15 | 카엠 오이로파 메탈 악티엔 게젤샤프트 | 연속 주조물에서의 원소 농도 집중부를 국소진단하는 장치 |
CN107217295A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-09-29 | 佛山市承安铜业有限公司 | 一种研究磷铜阳极成膜情况的方法 |
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