JPS591567A - 改良された瀝青質組成物 - Google Patents

改良された瀝青質組成物

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JPS591567A
JPS591567A JP10925082A JP10925082A JPS591567A JP S591567 A JPS591567 A JP S591567A JP 10925082 A JP10925082 A JP 10925082A JP 10925082 A JP10925082 A JP 10925082A JP S591567 A JPS591567 A JP S591567A
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JP
Japan
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softening point
weight
penetration
controlled
resin
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Application number
JP10925082A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Mayama
間山 正一
Riso Iwata
岩田 理荘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な瀝青質組成物に関し、さらに詳しくは、
ストレート・アスファルトに高軟化点の石油樹脂及び熱
可塑性ブロック共重合体を配合した加工及び施行時にお
ける操作性が良好で、且つ耐水性、機械的特性に優れた
瀝青質組成物に関する。
アスファルトは毒性が低く、化学的にも比較的安定で経
時的な性状変化が少なく、柔軟性に富み、粘着力が優れ
且つ安価であることから、道路舗装材、ルーフィング材
、シーリング材、各種の被覆材、接合材などとして広く
賞月されてきた。しかし、アスファルトはかかる特長を
有する反面、高温下では塑性変形を起こし易く、例えば
夏期における道路舗装のウェービングや轍掘れの原因と
なり、低温下では脆く衝撃破壊が起こり易いという欠点
を有していた。
そこで、かかる欠点の改良法として従来から種々の試み
がなされており、その−例としてアスファルトに少量の
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物から成る熱可塑
性ブロック共重合体を配合する方法が知られている(例
えば、特公昭47−17319号)。この方法によれば
、天然ゴムやスチレン−ブタジェンゴムなどのごとき通
常のゴムを配合する場合に比較してアスファルトとの相
溶性に優れるという利点を有するが、その相溶性は必ず
しも充分でなく、アスファルトへの加熱混合時に不溶性
のゲルもしくは小さな凝固物を形成し易い、耐水性が充
分でない、配合量の増加とともに組成物の粘度が著しく
一1x賃して加工性、施工性を損なうなどといった使用
−にの問題があった。
一方、アスファルト、ブロック共重合体及び粘着付与剤
の三者から成る組成物も従来がら公知である(例えば、
特開昭51−8331号、同5I−8332号など)。
しかし、この組成物はもっばらホットメルト型接着剤と
して開発されたものであるため、ブロック共重合体や粘
着付与剤の配合量が比較的多く、その結果、組成物の溶
融粘度が異常に高くなったり、または粘着付与樹脂に起
因する脆さが生じたりして、アスファルトの一般的な用
途である道路舗装材、シーリング材、接合材などの分野
で使用するには不適当であった。
そこで本発明者らは、アスファルトの一般的用途に要求
される1梨作性、耐水性、低温下における可撓性、高温
下における耐塑性変形性(塑性変形を起こしζごくい性
質)などに優れたアスファルi・組成物を開発すべく鋭
意検討を進めた結果、特定範囲の軟化点を有する石油樹
脂とブロック共重合体を特定比率で併用することがきわ
めてを効なことを見い出し1本発明を完成するに至った
かくして本発明によれば、 (A)スルードアスフアル
ド6 以上の石油樹脂5〜25重量%及び(C)ビニル芳香族
化合物と共役ジエン化合物から成る熱可塑性ブロック共
重合体3〜20重量%を含有して成る軟化点が60−1
00℃、25℃における針入度が10〜3o、150℃
における溶融粘度が40.000センチボイズ以下に制
御された躍青質紹酸物が提供される。
本発明で用いられる(A)成分は,石油精製時に得られ
る釜残油(減圧蒸留残渣油)であり、通常25℃におけ
る側大度が40〜120,軟化点が40〜55℃のもの
である。かかるアスファルトは必要に応で二種以−Fの
ものを併用してもよく.また本発明の効果を本質的に能
書しない範囲内であれば。
セミブローンアスファルト、ブローンアスファルトなど
を併用してもよい。
また(B)成分は,軟化点力月35℃以北.奸ましくは
145=I80°Cのものであればいずれでもよく,そ
のJl、体側としてシクロペンタジェン系樹脂。
脂肪族系樹脂,芳香族系樹脂及びそれらの酸変性物.エ
ステル化物,水素添加物などが挙げられる。
これらはカチAン重合,熱重合などの常法に従って容易
に+++ることかできる。
本発明においては軟化点が135℃以上の樹脂を用いる
ことが必須の要件であり,それより低い軟化点を持つ樹
脂の場合には瀝青質組成物の軟化点に対−4る向4−効
果が少ないため,高温下における耐塑性変形性の改良効
果が少なく好ましくない。
また樹脂の添加量を増加して軟化点を向上せしめんとす
ると.樹脂に起因する脆さが生じるなどの問題がある。
さらに(C)成分として用いられるブロック共重合体は
,通常,リヂウム化合物を触媒としてアニオン重合法に
より得られるものであり,そのビニル芳香族化合物の含
有量は5〜95重量%,何ましくけ10〜85重量%で
ある。かかるブロック共重合体は,ビニル芳香族化合物
を主体とする重合体5− ブロックを一1111以上.好ましくは二111以上含
有し。
共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックを一個以
上含有するものであり,前当と後者の重剛比は前者10
〜90対後者90〜10が好ましい。これらの各ブロッ
クは必要に応じて少量の他の単量体成分を含むものであ
ってもよく,少量成分のブロック内での分布はランダム
、チーバード、一部ブロック状またはこれらの組合わせ
でもよい。
ブロック共重合体を構成するビニル芳香族化合物として
は.スチレン、アルファーメチルスチレン、ビニルトル
エンなどがあり,共役ジエン化合物としては.ブタジェ
ン、イソプレン、1.3−ペンタジェンなどがある。か
かるブロック共重合体のなかでも.スチレン−ブタジェ
ン共重合体及びスチレン−イソプレン共重合体,特にス
チレン−ブタジェン共重合体が好ましい。
各々のブロックの数平均分子量は1 、 000〜30
0。
000、好ましくは5.000〜100,000の範囲
であり。
プロ・ツク共重合体全体の数平均分子量は10.000
〜500、000 、好ましくは20.000〜300
.000のものが 6 − 流動特性の上で良好である。またブロック共重合体の分
子構造は、直鎖状1分岐状、あるいはカップリング剤を
使用して得られる放射状のいずれでもよい。
かかるブl]ツク共重合体の具体例として、クレイトン
(シェル化学社製)、タフブレン(旭化成社製)、ツル
ブレンT(日本エラストマー社製)などが市販されてお
り、いずれも良好に使用することができる。
本発明においては、これらの三成分を特定比率。
ずなわら(八)成分60〜90重量%、好ましくは70
〜90重量%、さらに好ましくは75〜85重量%、 
(B)成分5〜25重量%、好ましくは5〜20重量%
さらに好ましくは7〜15重量%及び(C)成分3〜2
0重量%、 6−1ましくは3〜15重量%、さらに好
ましくは5〜13重量%となるように配合することが必
要である。この際、 (B)成分の含有量が5重量%未
満であると、 (A)成分と(C)成分との溶解性や耐
水性に劣るばか(B)成分による軟化点の向−に効果が
充分でないため高温下で塑性変形を起こし易く、逆に2
5重量%より多い場合には5組成物の軟化点が過度に高
くなるとともに引大度か著しく小さくなり、低温下での
柔軟性が低下し衝撃破壊を起こし易くなるため好ましく
ない。
他方、 (C)成分の含有量が3重量%未満であると、
低温下での柔軟性が低下し衝撃破壊を起こし。
晃くなるとともに、高温下でも塑性変形を起こし易くな
るため好ましくなく、20重前筒より多いと組成物の溶
融粘度が著しく高くなり、加工及び施行時の操作性が劣
るため好ましくない。
かかる三成分の混合は常法に従って行えばよく。
通常、窒素などの不活性ガス雰囲気下または人気中で1
50℃以上に加熱攪拌することによって行われる。各成
分の添加順序は格別制限されるものではないが、不溶性
のゲルや凝固物の発生を防止するためには(A)成分中
に予め(B)成分を混合したのら(C)成分を添加する
方法がもっとも効率的である。
かくして得られる本発明の組成物は、軟化点が60〜’
100°C1好ましくは75〜90’C,25℃におけ
る剣大度が10・〜30.好ましくは15〜25.15
0°Cにおける溶融粘度が40.000センチボイズ以
下5好ましく Ill 20 、000センチボイズ以
下のものであり、道路舗装材、ルーフィング材、シーリ
ング材、鋼管や鋼板等の金属材利用被覆材、防水シート
材などとして有用である。また、これらの分野で使用す
るにあたっては9通常用いられている無機充填剤。
骨材、軟化剤などを適宜配合することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例及び参考例中の部及び%はずべでm擬M
、車である。
参考例1 第1表に示すごとき混合物500部をオートクレーブに
仕込み、窒素雰囲気下にて260 ’C,4時間反応さ
せた後に反応混合物から未反応物を蒸留によって除去し
、第1表に示すごときシクロペンタジェン系樹脂を得た
9− 第  1  表 −−−’1 樹脂番号   IA  B  c  D ]−1 混合物    11 ジシクロペ +70  75  80  85 1ンタ
ジエン 1j 1.3−ヘンlao   25  20  15  l
タフエン 11 1 軟化点(”C)   + 125 145 170 2
001=           1 実施例1 5リンドルのセパラブルフラスコヲ使用し。
窒素雰囲気下に155”Cにて針入度80/ 100の
ストレート・アスファル)・85部を溶解した後、参考
例1で得た各シクロペンタジエン系樹脂1o部を投入し
、均一になるまで混合した。次いでスチレンーブタジエ
ンブロソクノ!:重合体(カリフレックスに 10− X−65,3−B−3型、スチレン含量28%、シェル
化学社M)5部を投入した後、30分間で系内温度を2
00℃まで昇温し、同温度で90分間攪拌混合して瀝青
質組成物を得た。その性状を第2表に示ず。
なお耐衝撃性は下記に示す試験法により四段階で評価し
た。予め180°Cに加熱溶融した瀝青質組成物を鉄板
上に厚さ2ミリメートルとなるように塗布して試験片を
作成し2次いでこの試験片を0℃の恒温槽に2時間放置
したのち、JISK−7211に従って落錘試験機(8
5センチメートルX2.5キログラム)により試験を行
い、鉄板上より殆どの塗膜がはがれた場合を1.塗膜の
一部がはがれ残った塗膜に大きなりラックが発生した場
合を2.衝撃が加わった部分のみ塗膜がはがれ、その周
囲に小さなりランクが発生した場合を3.衝撃が加わっ
た部分のみ塗膜が破壊される場合を4と表示した。また
溶融粘度はブルックフィールド(T3M)型粘度針を用
いて150°Cで測定した。
第  2  表 対照例   本発明例 実験番号   11−1 1−2 1−3 1−4 1
−5−□−+−−−−−□− 樹脂の種類  IA   A   B   CD配合 
    1 アスファル1i85  60  85  85  85
樹脂    110  35  10  10  10
ブロツク共 15  5  5  5  5重合体 1 物性     1 軟化点(’C)157  75  65  78  9
0針人度   1 5℃   15−7 1−2 5−6 5−6 4−5
25℃   l 23−275−7 23−2721−
2515−1840℃   + 90− 55− 60
− 57− 55−1 110 60  65  62
 60溶融粘度  + 750 2.5001.000
1.8002.500(CPS)   1 耐衝撃性  13  2  3  3  3この結果か
ら、樹脂の軟化点が低い場合には高温下での針入度が大
きいため塑性変形を起こし易く、また樹脂の配合量が過
度に多い場合には針入度が非常に小さく低温下での衝撃
破壊を起こし易く好ましくないことがわかる。
実施例2 参考例1で得たシクロペンタジェン系樹脂(B)を使用
して、FA3表に示すごとき配合にて溶解混合するほか
は実施例1と同様にして瀝青質組成物を得た。その性状
を第3表に示す。なお、耐水性は試料100ミリリット
ルをアルミカップに入れ25℃に制御された恒温槽中に
1ケ月間浸漬した後の外観変化を調べ1表面に白化及び
ちぢみが生した場合を1.白化だけがが生じた場合を2
.変化のない場合を3と表示した。
13− 第3表 対照例   本発明例    対照側 実験番号   +2−1 2−2 2−3 2−4 2
−5 2−6−−−−−−刊□−□ 配合     1 アスファルト1100 87  80  75  70
  60樹脂(B)   l−310152030ブロ
ツク共 1−  10  10  10  10  1
0重合体 1 物性     1 軟化点(”C)150  72  81  85  8
8  98針人度   1 5℃   15−6 6−7 5−6 5−6 .5 
 0−125℃   182− 22− 19− 15
− 14− 3−61 87  28  22  20
  1840℃   *190− 63− 50− 4
5− 29− 20−1 220 69  55  5
0  30  23溶融帖度  1195 3200 
4000 5000 6500 15000(cps)
1 耐衝撃性  11  3  4  4  3  2耐水
性   13  1  3  3  3  314− *印のみ荷重50g 、他は荷重100 gこの結果か
ら、アスファルトのみでは低温下における耐衝撃性が悪
いうえに高温下での側大度が大きいため塑性変形を起こ
し易く、樹脂の添加量が多すぎる場合には樹脂に起因す
る脆さが生じるため好ましくないことがわかる。
実施例3 配合処方を第4表に示すごとく変えること以外は実施例
1と同様にして実験を行った。結果を第4表に示ず。
!@4表の結果から、ブロック共重合体を配合しない場
合には低温下での#衝撃性が悪いうえに高温下での4人
度が大きいため塑性変形を起こし易く、逆にその配合量
が多ずぎる場合には溶融粘度が著しく高いため1梨作性
に劣り、好ましくないことがわかる。
第4表 対照例  本発明例    対照例 出験番号   13−1 3−2 3−3 3−4 3
−5□□1−一一一−−−−−−□−−−□−一−−一
配合     l アスファルト190  85  80  75  65
樹脂(B)   +10  10  10   In 
  10ブロツク共 1−  5  10  15  
25重合体 1 物性     1 軟化点(’c)  155  65  81  90 
 107針入度   1 5℃   12−3 5−6 5−6 5−6 4−5
25℃   + 37−4022−2719−2215
−1810−1240℃   195− 60− 50
− 40〜20−1 100 65  55  45 
 25溶融粘度  1400 1000 4000 2
200010万<(CPS)   1 耐衝撃性  +1  3  3  3  3耐水性  
 13  3  3  3  3実施例4 シクロペンタジェン系樹脂の代りに芳香族系石油樹脂(
11石ネオポリマー150.軟化点150′c、  日
本石油化学社製)を使用し、アスクアルl−80部2石
油樹脂10部、ゾロソクノ13重合体1o部の割合で配
合すること以外は実施例1に準じて実験を行った。その
結果。
得られた組成物は軟化点83°C2針人度5−6 / 
5°C219−22/ 25℃、 48−53 / 4
0 ’c 、150’cでの溶融粘度4300センヂボ
イズであり、耐衝撃性、耐水性はいずれも良好であった
特許出願人  日本ゼオン株式会社 特許出願人  開山 正− 17− −50“

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (A)ストレート・アスファルト60〜90重量%
    、(B)軟化点135°C以上の石油樹脂5〜25市量
    %及び(C)ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物か
    ら成る熱可塑性ブロック共重合体3〜20重量%を含有
    して成る軟化点が60〜100℃、25℃における針入
    度が10〜30.150℃における溶融粘度が40.0
    00センチボイズ以下に制御された瀝青質組成物。
JP10925082A 1982-06-25 1982-06-25 改良された瀝青質組成物 Pending JPS591567A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641514A (ja) * 1992-07-20 1994-02-15 Nisshin Kogyo Kk シール材、屋根の防水施工法及び防水施工体

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