JPS591567A - 改良された瀝青質組成物 - Google Patents
改良された瀝青質組成物Info
- Publication number
- JPS591567A JPS591567A JP10925082A JP10925082A JPS591567A JP S591567 A JPS591567 A JP S591567A JP 10925082 A JP10925082 A JP 10925082A JP 10925082 A JP10925082 A JP 10925082A JP S591567 A JPS591567 A JP S591567A
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- JP
- Japan
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- softening point
- weight
- penetration
- controlled
- resin
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- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な瀝青質組成物に関し、さらに詳しくは、
ストレート・アスファルトに高軟化点の石油樹脂及び熱
可塑性ブロック共重合体を配合した加工及び施行時にお
ける操作性が良好で、且つ耐水性、機械的特性に優れた
瀝青質組成物に関する。
ストレート・アスファルトに高軟化点の石油樹脂及び熱
可塑性ブロック共重合体を配合した加工及び施行時にお
ける操作性が良好で、且つ耐水性、機械的特性に優れた
瀝青質組成物に関する。
アスファルトは毒性が低く、化学的にも比較的安定で経
時的な性状変化が少なく、柔軟性に富み、粘着力が優れ
且つ安価であることから、道路舗装材、ルーフィング材
、シーリング材、各種の被覆材、接合材などとして広く
賞月されてきた。しかし、アスファルトはかかる特長を
有する反面、高温下では塑性変形を起こし易く、例えば
夏期における道路舗装のウェービングや轍掘れの原因と
なり、低温下では脆く衝撃破壊が起こり易いという欠点
を有していた。
時的な性状変化が少なく、柔軟性に富み、粘着力が優れ
且つ安価であることから、道路舗装材、ルーフィング材
、シーリング材、各種の被覆材、接合材などとして広く
賞月されてきた。しかし、アスファルトはかかる特長を
有する反面、高温下では塑性変形を起こし易く、例えば
夏期における道路舗装のウェービングや轍掘れの原因と
なり、低温下では脆く衝撃破壊が起こり易いという欠点
を有していた。
そこで、かかる欠点の改良法として従来から種々の試み
がなされており、その−例としてアスファルトに少量の
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物から成る熱可塑
性ブロック共重合体を配合する方法が知られている(例
えば、特公昭47−17319号)。この方法によれば
、天然ゴムやスチレン−ブタジェンゴムなどのごとき通
常のゴムを配合する場合に比較してアスファルトとの相
溶性に優れるという利点を有するが、その相溶性は必ず
しも充分でなく、アスファルトへの加熱混合時に不溶性
のゲルもしくは小さな凝固物を形成し易い、耐水性が充
分でない、配合量の増加とともに組成物の粘度が著しく
一1x賃して加工性、施工性を損なうなどといった使用
−にの問題があった。
がなされており、その−例としてアスファルトに少量の
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物から成る熱可塑
性ブロック共重合体を配合する方法が知られている(例
えば、特公昭47−17319号)。この方法によれば
、天然ゴムやスチレン−ブタジェンゴムなどのごとき通
常のゴムを配合する場合に比較してアスファルトとの相
溶性に優れるという利点を有するが、その相溶性は必ず
しも充分でなく、アスファルトへの加熱混合時に不溶性
のゲルもしくは小さな凝固物を形成し易い、耐水性が充
分でない、配合量の増加とともに組成物の粘度が著しく
一1x賃して加工性、施工性を損なうなどといった使用
−にの問題があった。
一方、アスファルト、ブロック共重合体及び粘着付与剤
の三者から成る組成物も従来がら公知である(例えば、
特開昭51−8331号、同5I−8332号など)。
の三者から成る組成物も従来がら公知である(例えば、
特開昭51−8331号、同5I−8332号など)。
しかし、この組成物はもっばらホットメルト型接着剤と
して開発されたものであるため、ブロック共重合体や粘
着付与剤の配合量が比較的多く、その結果、組成物の溶
融粘度が異常に高くなったり、または粘着付与樹脂に起
因する脆さが生じたりして、アスファルトの一般的な用
途である道路舗装材、シーリング材、接合材などの分野
で使用するには不適当であった。
して開発されたものであるため、ブロック共重合体や粘
着付与剤の配合量が比較的多く、その結果、組成物の溶
融粘度が異常に高くなったり、または粘着付与樹脂に起
因する脆さが生じたりして、アスファルトの一般的な用
途である道路舗装材、シーリング材、接合材などの分野
で使用するには不適当であった。
そこで本発明者らは、アスファルトの一般的用途に要求
される1梨作性、耐水性、低温下における可撓性、高温
下における耐塑性変形性(塑性変形を起こしζごくい性
質)などに優れたアスファルi・組成物を開発すべく鋭
意検討を進めた結果、特定範囲の軟化点を有する石油樹
脂とブロック共重合体を特定比率で併用することがきわ
めてを効なことを見い出し1本発明を完成するに至った
。
される1梨作性、耐水性、低温下における可撓性、高温
下における耐塑性変形性(塑性変形を起こしζごくい性
質)などに優れたアスファルi・組成物を開発すべく鋭
意検討を進めた結果、特定範囲の軟化点を有する石油樹
脂とブロック共重合体を特定比率で併用することがきわ
めてを効なことを見い出し1本発明を完成するに至った
。
かくして本発明によれば、 (A)スルードアスフアル
ド6 以上の石油樹脂5〜25重量%及び(C)ビニル芳香族
化合物と共役ジエン化合物から成る熱可塑性ブロック共
重合体3〜20重量%を含有して成る軟化点が60−1
00℃、25℃における針入度が10〜3o、150℃
における溶融粘度が40.000センチボイズ以下に制
御された躍青質紹酸物が提供される。
ド6 以上の石油樹脂5〜25重量%及び(C)ビニル芳香族
化合物と共役ジエン化合物から成る熱可塑性ブロック共
重合体3〜20重量%を含有して成る軟化点が60−1
00℃、25℃における針入度が10〜3o、150℃
における溶融粘度が40.000センチボイズ以下に制
御された躍青質紹酸物が提供される。
本発明で用いられる(A)成分は,石油精製時に得られ
る釜残油(減圧蒸留残渣油)であり、通常25℃におけ
る側大度が40〜120,軟化点が40〜55℃のもの
である。かかるアスファルトは必要に応で二種以−Fの
ものを併用してもよく.また本発明の効果を本質的に能
書しない範囲内であれば。
る釜残油(減圧蒸留残渣油)であり、通常25℃におけ
る側大度が40〜120,軟化点が40〜55℃のもの
である。かかるアスファルトは必要に応で二種以−Fの
ものを併用してもよく.また本発明の効果を本質的に能
書しない範囲内であれば。
セミブローンアスファルト、ブローンアスファルトなど
を併用してもよい。
を併用してもよい。
また(B)成分は,軟化点力月35℃以北.奸ましくは
145=I80°Cのものであればいずれでもよく,そ
のJl、体側としてシクロペンタジェン系樹脂。
145=I80°Cのものであればいずれでもよく,そ
のJl、体側としてシクロペンタジェン系樹脂。
脂肪族系樹脂,芳香族系樹脂及びそれらの酸変性物.エ
ステル化物,水素添加物などが挙げられる。
ステル化物,水素添加物などが挙げられる。
これらはカチAン重合,熱重合などの常法に従って容易
に+++ることかできる。
に+++ることかできる。
本発明においては軟化点が135℃以上の樹脂を用いる
ことが必須の要件であり,それより低い軟化点を持つ樹
脂の場合には瀝青質組成物の軟化点に対−4る向4−効
果が少ないため,高温下における耐塑性変形性の改良効
果が少なく好ましくない。
ことが必須の要件であり,それより低い軟化点を持つ樹
脂の場合には瀝青質組成物の軟化点に対−4る向4−効
果が少ないため,高温下における耐塑性変形性の改良効
果が少なく好ましくない。
また樹脂の添加量を増加して軟化点を向上せしめんとす
ると.樹脂に起因する脆さが生じるなどの問題がある。
ると.樹脂に起因する脆さが生じるなどの問題がある。
さらに(C)成分として用いられるブロック共重合体は
,通常,リヂウム化合物を触媒としてアニオン重合法に
より得られるものであり,そのビニル芳香族化合物の含
有量は5〜95重量%,何ましくけ10〜85重量%で
ある。かかるブロック共重合体は,ビニル芳香族化合物
を主体とする重合体5− ブロックを一1111以上.好ましくは二111以上含
有し。
,通常,リヂウム化合物を触媒としてアニオン重合法に
より得られるものであり,そのビニル芳香族化合物の含
有量は5〜95重量%,何ましくけ10〜85重量%で
ある。かかるブロック共重合体は,ビニル芳香族化合物
を主体とする重合体5− ブロックを一1111以上.好ましくは二111以上含
有し。
共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックを一個以
上含有するものであり,前当と後者の重剛比は前者10
〜90対後者90〜10が好ましい。これらの各ブロッ
クは必要に応じて少量の他の単量体成分を含むものであ
ってもよく,少量成分のブロック内での分布はランダム
、チーバード、一部ブロック状またはこれらの組合わせ
でもよい。
上含有するものであり,前当と後者の重剛比は前者10
〜90対後者90〜10が好ましい。これらの各ブロッ
クは必要に応じて少量の他の単量体成分を含むものであ
ってもよく,少量成分のブロック内での分布はランダム
、チーバード、一部ブロック状またはこれらの組合わせ
でもよい。
ブロック共重合体を構成するビニル芳香族化合物として
は.スチレン、アルファーメチルスチレン、ビニルトル
エンなどがあり,共役ジエン化合物としては.ブタジェ
ン、イソプレン、1.3−ペンタジェンなどがある。か
かるブロック共重合体のなかでも.スチレン−ブタジェ
ン共重合体及びスチレン−イソプレン共重合体,特にス
チレン−ブタジェン共重合体が好ましい。
は.スチレン、アルファーメチルスチレン、ビニルトル
エンなどがあり,共役ジエン化合物としては.ブタジェ
ン、イソプレン、1.3−ペンタジェンなどがある。か
かるブロック共重合体のなかでも.スチレン−ブタジェ
ン共重合体及びスチレン−イソプレン共重合体,特にス
チレン−ブタジェン共重合体が好ましい。
各々のブロックの数平均分子量は1 、 000〜30
0。
0。
000、好ましくは5.000〜100,000の範囲
であり。
であり。
プロ・ツク共重合体全体の数平均分子量は10.000
〜500、000 、好ましくは20.000〜300
.000のものが 6 − 流動特性の上で良好である。またブロック共重合体の分
子構造は、直鎖状1分岐状、あるいはカップリング剤を
使用して得られる放射状のいずれでもよい。
〜500、000 、好ましくは20.000〜300
.000のものが 6 − 流動特性の上で良好である。またブロック共重合体の分
子構造は、直鎖状1分岐状、あるいはカップリング剤を
使用して得られる放射状のいずれでもよい。
かかるブl]ツク共重合体の具体例として、クレイトン
(シェル化学社製)、タフブレン(旭化成社製)、ツル
ブレンT(日本エラストマー社製)などが市販されてお
り、いずれも良好に使用することができる。
(シェル化学社製)、タフブレン(旭化成社製)、ツル
ブレンT(日本エラストマー社製)などが市販されてお
り、いずれも良好に使用することができる。
本発明においては、これらの三成分を特定比率。
ずなわら(八)成分60〜90重量%、好ましくは70
〜90重量%、さらに好ましくは75〜85重量%、
(B)成分5〜25重量%、好ましくは5〜20重量%
。
〜90重量%、さらに好ましくは75〜85重量%、
(B)成分5〜25重量%、好ましくは5〜20重量%
。
さらに好ましくは7〜15重量%及び(C)成分3〜2
0重量%、 6−1ましくは3〜15重量%、さらに好
ましくは5〜13重量%となるように配合することが必
要である。この際、 (B)成分の含有量が5重量%未
満であると、 (A)成分と(C)成分との溶解性や耐
水性に劣るばか(B)成分による軟化点の向−に効果が
充分でないため高温下で塑性変形を起こし易く、逆に2
5重量%より多い場合には5組成物の軟化点が過度に高
くなるとともに引大度か著しく小さくなり、低温下での
柔軟性が低下し衝撃破壊を起こし易くなるため好ましく
ない。
0重量%、 6−1ましくは3〜15重量%、さらに好
ましくは5〜13重量%となるように配合することが必
要である。この際、 (B)成分の含有量が5重量%未
満であると、 (A)成分と(C)成分との溶解性や耐
水性に劣るばか(B)成分による軟化点の向−に効果が
充分でないため高温下で塑性変形を起こし易く、逆に2
5重量%より多い場合には5組成物の軟化点が過度に高
くなるとともに引大度か著しく小さくなり、低温下での
柔軟性が低下し衝撃破壊を起こし易くなるため好ましく
ない。
他方、 (C)成分の含有量が3重量%未満であると、
低温下での柔軟性が低下し衝撃破壊を起こし。
低温下での柔軟性が低下し衝撃破壊を起こし。
晃くなるとともに、高温下でも塑性変形を起こし易くな
るため好ましくなく、20重前筒より多いと組成物の溶
融粘度が著しく高くなり、加工及び施行時の操作性が劣
るため好ましくない。
るため好ましくなく、20重前筒より多いと組成物の溶
融粘度が著しく高くなり、加工及び施行時の操作性が劣
るため好ましくない。
かかる三成分の混合は常法に従って行えばよく。
通常、窒素などの不活性ガス雰囲気下または人気中で1
50℃以上に加熱攪拌することによって行われる。各成
分の添加順序は格別制限されるものではないが、不溶性
のゲルや凝固物の発生を防止するためには(A)成分中
に予め(B)成分を混合したのら(C)成分を添加する
方法がもっとも効率的である。
50℃以上に加熱攪拌することによって行われる。各成
分の添加順序は格別制限されるものではないが、不溶性
のゲルや凝固物の発生を防止するためには(A)成分中
に予め(B)成分を混合したのら(C)成分を添加する
方法がもっとも効率的である。
かくして得られる本発明の組成物は、軟化点が60〜’
100°C1好ましくは75〜90’C,25℃におけ
る剣大度が10・〜30.好ましくは15〜25.15
0°Cにおける溶融粘度が40.000センチボイズ以
下5好ましく Ill 20 、000センチボイズ以
下のものであり、道路舗装材、ルーフィング材、シーリ
ング材、鋼管や鋼板等の金属材利用被覆材、防水シート
材などとして有用である。また、これらの分野で使用す
るにあたっては9通常用いられている無機充填剤。
100°C1好ましくは75〜90’C,25℃におけ
る剣大度が10・〜30.好ましくは15〜25.15
0°Cにおける溶融粘度が40.000センチボイズ以
下5好ましく Ill 20 、000センチボイズ以
下のものであり、道路舗装材、ルーフィング材、シーリ
ング材、鋼管や鋼板等の金属材利用被覆材、防水シート
材などとして有用である。また、これらの分野で使用す
るにあたっては9通常用いられている無機充填剤。
骨材、軟化剤などを適宜配合することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例及び参考例中の部及び%はずべでm擬M
、車である。
。なお、実施例及び参考例中の部及び%はずべでm擬M
、車である。
参考例1
第1表に示すごとき混合物500部をオートクレーブに
仕込み、窒素雰囲気下にて260 ’C,4時間反応さ
せた後に反応混合物から未反応物を蒸留によって除去し
、第1表に示すごときシクロペンタジェン系樹脂を得た
。
仕込み、窒素雰囲気下にて260 ’C,4時間反応さ
せた後に反応混合物から未反応物を蒸留によって除去し
、第1表に示すごときシクロペンタジェン系樹脂を得た
。
9−
第 1 表
−−−’1
樹脂番号 IA B c D ]−1
混合物 11
ジシクロペ +70 75 80 85 1ンタ
ジエン 1j 1.3−ヘンlao 25 20 15 l
タフエン 11 1 軟化点(”C) + 125 145 170 2
001= 1 実施例1 5リンドルのセパラブルフラスコヲ使用し。
ジエン 1j 1.3−ヘンlao 25 20 15 l
タフエン 11 1 軟化点(”C) + 125 145 170 2
001= 1 実施例1 5リンドルのセパラブルフラスコヲ使用し。
窒素雰囲気下に155”Cにて針入度80/ 100の
ストレート・アスファル)・85部を溶解した後、参考
例1で得た各シクロペンタジエン系樹脂1o部を投入し
、均一になるまで混合した。次いでスチレンーブタジエ
ンブロソクノ!:重合体(カリフレックスに 10− X−65,3−B−3型、スチレン含量28%、シェル
化学社M)5部を投入した後、30分間で系内温度を2
00℃まで昇温し、同温度で90分間攪拌混合して瀝青
質組成物を得た。その性状を第2表に示ず。
ストレート・アスファル)・85部を溶解した後、参考
例1で得た各シクロペンタジエン系樹脂1o部を投入し
、均一になるまで混合した。次いでスチレンーブタジエ
ンブロソクノ!:重合体(カリフレックスに 10− X−65,3−B−3型、スチレン含量28%、シェル
化学社M)5部を投入した後、30分間で系内温度を2
00℃まで昇温し、同温度で90分間攪拌混合して瀝青
質組成物を得た。その性状を第2表に示ず。
なお耐衝撃性は下記に示す試験法により四段階で評価し
た。予め180°Cに加熱溶融した瀝青質組成物を鉄板
上に厚さ2ミリメートルとなるように塗布して試験片を
作成し2次いでこの試験片を0℃の恒温槽に2時間放置
したのち、JISK−7211に従って落錘試験機(8
5センチメートルX2.5キログラム)により試験を行
い、鉄板上より殆どの塗膜がはがれた場合を1.塗膜の
一部がはがれ残った塗膜に大きなりラックが発生した場
合を2.衝撃が加わった部分のみ塗膜がはがれ、その周
囲に小さなりランクが発生した場合を3.衝撃が加わっ
た部分のみ塗膜が破壊される場合を4と表示した。また
溶融粘度はブルックフィールド(T3M)型粘度針を用
いて150°Cで測定した。
た。予め180°Cに加熱溶融した瀝青質組成物を鉄板
上に厚さ2ミリメートルとなるように塗布して試験片を
作成し2次いでこの試験片を0℃の恒温槽に2時間放置
したのち、JISK−7211に従って落錘試験機(8
5センチメートルX2.5キログラム)により試験を行
い、鉄板上より殆どの塗膜がはがれた場合を1.塗膜の
一部がはがれ残った塗膜に大きなりラックが発生した場
合を2.衝撃が加わった部分のみ塗膜がはがれ、その周
囲に小さなりランクが発生した場合を3.衝撃が加わっ
た部分のみ塗膜が破壊される場合を4と表示した。また
溶融粘度はブルックフィールド(T3M)型粘度針を用
いて150°Cで測定した。
第 2 表
対照例 本発明例
実験番号 11−1 1−2 1−3 1−4 1
−5−□−+−−−−−□− 樹脂の種類 IA A B CD配合
1 アスファル1i85 60 85 85 85
樹脂 110 35 10 10 10
ブロツク共 15 5 5 5 5重合体 1 物性 1 軟化点(’C)157 75 65 78 9
0針人度 1 5℃ 15−7 1−2 5−6 5−6 4−5
25℃ l 23−275−7 23−2721−
2515−1840℃ + 90− 55− 60
− 57− 55−1 110 60 65 62
60溶融粘度 + 750 2.5001.000
1.8002.500(CPS) 1 耐衝撃性 13 2 3 3 3この結果か
ら、樹脂の軟化点が低い場合には高温下での針入度が大
きいため塑性変形を起こし易く、また樹脂の配合量が過
度に多い場合には針入度が非常に小さく低温下での衝撃
破壊を起こし易く好ましくないことがわかる。
−5−□−+−−−−−□− 樹脂の種類 IA A B CD配合
1 アスファル1i85 60 85 85 85
樹脂 110 35 10 10 10
ブロツク共 15 5 5 5 5重合体 1 物性 1 軟化点(’C)157 75 65 78 9
0針人度 1 5℃ 15−7 1−2 5−6 5−6 4−5
25℃ l 23−275−7 23−2721−
2515−1840℃ + 90− 55− 60
− 57− 55−1 110 60 65 62
60溶融粘度 + 750 2.5001.000
1.8002.500(CPS) 1 耐衝撃性 13 2 3 3 3この結果か
ら、樹脂の軟化点が低い場合には高温下での針入度が大
きいため塑性変形を起こし易く、また樹脂の配合量が過
度に多い場合には針入度が非常に小さく低温下での衝撃
破壊を起こし易く好ましくないことがわかる。
実施例2
参考例1で得たシクロペンタジェン系樹脂(B)を使用
して、FA3表に示すごとき配合にて溶解混合するほか
は実施例1と同様にして瀝青質組成物を得た。その性状
を第3表に示す。なお、耐水性は試料100ミリリット
ルをアルミカップに入れ25℃に制御された恒温槽中に
1ケ月間浸漬した後の外観変化を調べ1表面に白化及び
ちぢみが生した場合を1.白化だけがが生じた場合を2
.変化のない場合を3と表示した。
して、FA3表に示すごとき配合にて溶解混合するほか
は実施例1と同様にして瀝青質組成物を得た。その性状
を第3表に示す。なお、耐水性は試料100ミリリット
ルをアルミカップに入れ25℃に制御された恒温槽中に
1ケ月間浸漬した後の外観変化を調べ1表面に白化及び
ちぢみが生した場合を1.白化だけがが生じた場合を2
.変化のない場合を3と表示した。
13−
第3表
対照例 本発明例 対照側
実験番号 +2−1 2−2 2−3 2−4 2
−5 2−6−−−−−−刊□−□ 配合 1 アスファルト1100 87 80 75 70
60樹脂(B) l−310152030ブロ
ツク共 1− 10 10 10 10 1
0重合体 1 物性 1 軟化点(”C)150 72 81 85 8
8 98針人度 1 5℃ 15−6 6−7 5−6 5−6 .5
0−125℃ 182− 22− 19− 15
− 14− 3−61 87 28 22 20
1840℃ *190− 63− 50− 4
5− 29− 20−1 220 69 55 5
0 30 23溶融帖度 1195 3200
4000 5000 6500 15000(cps)
1 耐衝撃性 11 3 4 4 3 2耐水
性 13 1 3 3 3 314− *印のみ荷重50g 、他は荷重100 gこの結果か
ら、アスファルトのみでは低温下における耐衝撃性が悪
いうえに高温下での側大度が大きいため塑性変形を起こ
し易く、樹脂の添加量が多すぎる場合には樹脂に起因す
る脆さが生じるため好ましくないことがわかる。
−5 2−6−−−−−−刊□−□ 配合 1 アスファルト1100 87 80 75 70
60樹脂(B) l−310152030ブロ
ツク共 1− 10 10 10 10 1
0重合体 1 物性 1 軟化点(”C)150 72 81 85 8
8 98針人度 1 5℃ 15−6 6−7 5−6 5−6 .5
0−125℃ 182− 22− 19− 15
− 14− 3−61 87 28 22 20
1840℃ *190− 63− 50− 4
5− 29− 20−1 220 69 55 5
0 30 23溶融帖度 1195 3200
4000 5000 6500 15000(cps)
1 耐衝撃性 11 3 4 4 3 2耐水
性 13 1 3 3 3 314− *印のみ荷重50g 、他は荷重100 gこの結果か
ら、アスファルトのみでは低温下における耐衝撃性が悪
いうえに高温下での側大度が大きいため塑性変形を起こ
し易く、樹脂の添加量が多すぎる場合には樹脂に起因す
る脆さが生じるため好ましくないことがわかる。
実施例3
配合処方を第4表に示すごとく変えること以外は実施例
1と同様にして実験を行った。結果を第4表に示ず。
1と同様にして実験を行った。結果を第4表に示ず。
!@4表の結果から、ブロック共重合体を配合しない場
合には低温下での#衝撃性が悪いうえに高温下での4人
度が大きいため塑性変形を起こし易く、逆にその配合量
が多ずぎる場合には溶融粘度が著しく高いため1梨作性
に劣り、好ましくないことがわかる。
合には低温下での#衝撃性が悪いうえに高温下での4人
度が大きいため塑性変形を起こし易く、逆にその配合量
が多ずぎる場合には溶融粘度が著しく高いため1梨作性
に劣り、好ましくないことがわかる。
第4表
対照例 本発明例 対照例
出験番号 13−1 3−2 3−3 3−4 3
−5□□1−一一一−−−−−−□−−−□−一−−一
配合 l アスファルト190 85 80 75 65
樹脂(B) +10 10 10 In
10ブロツク共 1− 5 10 15
25重合体 1 物性 1 軟化点(’c) 155 65 81 90
107針入度 1 5℃ 12−3 5−6 5−6 5−6 4−5
25℃ + 37−4022−2719−2215
−1810−1240℃ 195− 60− 50
− 40〜20−1 100 65 55 45
25溶融粘度 1400 1000 4000 2
200010万<(CPS) 1 耐衝撃性 +1 3 3 3 3耐水性
13 3 3 3 3実施例4 シクロペンタジェン系樹脂の代りに芳香族系石油樹脂(
11石ネオポリマー150.軟化点150′c、 日
本石油化学社製)を使用し、アスクアルl−80部2石
油樹脂10部、ゾロソクノ13重合体1o部の割合で配
合すること以外は実施例1に準じて実験を行った。その
結果。
−5□□1−一一一−−−−−−□−−−□−一−−一
配合 l アスファルト190 85 80 75 65
樹脂(B) +10 10 10 In
10ブロツク共 1− 5 10 15
25重合体 1 物性 1 軟化点(’c) 155 65 81 90
107針入度 1 5℃ 12−3 5−6 5−6 5−6 4−5
25℃ + 37−4022−2719−2215
−1810−1240℃ 195− 60− 50
− 40〜20−1 100 65 55 45
25溶融粘度 1400 1000 4000 2
200010万<(CPS) 1 耐衝撃性 +1 3 3 3 3耐水性
13 3 3 3 3実施例4 シクロペンタジェン系樹脂の代りに芳香族系石油樹脂(
11石ネオポリマー150.軟化点150′c、 日
本石油化学社製)を使用し、アスクアルl−80部2石
油樹脂10部、ゾロソクノ13重合体1o部の割合で配
合すること以外は実施例1に準じて実験を行った。その
結果。
得られた組成物は軟化点83°C2針人度5−6 /
5°C219−22/ 25℃、 48−53 / 4
0 ’c 、150’cでの溶融粘度4300センヂボ
イズであり、耐衝撃性、耐水性はいずれも良好であった
。
5°C219−22/ 25℃、 48−53 / 4
0 ’c 、150’cでの溶融粘度4300センヂボ
イズであり、耐衝撃性、耐水性はいずれも良好であった
。
特許出願人 日本ゼオン株式会社
特許出願人 開山 正−
17−
−50“
Claims (1)
- 1 (A)ストレート・アスファルト60〜90重量%
、(B)軟化点135°C以上の石油樹脂5〜25市量
%及び(C)ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物か
ら成る熱可塑性ブロック共重合体3〜20重量%を含有
して成る軟化点が60〜100℃、25℃における針入
度が10〜30.150℃における溶融粘度が40.0
00センチボイズ以下に制御された瀝青質組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10925082A JPS591567A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 改良された瀝青質組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10925082A JPS591567A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 改良された瀝青質組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591567A true JPS591567A (ja) | 1984-01-06 |
Family
ID=14505413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10925082A Pending JPS591567A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 改良された瀝青質組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591567A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0641514A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-15 | Nisshin Kogyo Kk | シール材、屋根の防水施工法及び防水施工体 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS518331A (ja) * | 1974-07-10 | 1976-01-23 | Nichireki Chem Ind Co | Setsuchakuzaisoseibutsu |
JPS52111918A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-20 | Nichireki Chem Ind Co | Sealing material |
JPS57139143A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Bituminous composition |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP10925082A patent/JPS591567A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS518331A (ja) * | 1974-07-10 | 1976-01-23 | Nichireki Chem Ind Co | Setsuchakuzaisoseibutsu |
JPS52111918A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-20 | Nichireki Chem Ind Co | Sealing material |
JPS57139143A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Bituminous composition |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0641514A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-15 | Nisshin Kogyo Kk | シール材、屋根の防水施工法及び防水施工体 |
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