JPS5915554A - 筒状パイル編地の染色処理方法 - Google Patents
筒状パイル編地の染色処理方法Info
- Publication number
- JPS5915554A JPS5915554A JP12350482A JP12350482A JPS5915554A JP S5915554 A JPS5915554 A JP S5915554A JP 12350482 A JP12350482 A JP 12350482A JP 12350482 A JP12350482 A JP 12350482A JP S5915554 A JPS5915554 A JP S5915554A
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- JP
- Japan
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- knitted fabric
- dye
- pile
- pile knitted
- squeezing
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- Granted
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は筒状パイル編地の染色処理方法に関し、特に反
応性染料を用いたコールドパッドバッチ染色法において
、筒状パイル編地という特殊生地のテーリング現象及び
エッヂマークの問題を解決した新規な処理方法を提供す
るものである。以下その詳細について説明する。
応性染料を用いたコールドパッドバッチ染色法において
、筒状パイル編地という特殊生地のテーリング現象及び
エッヂマークの問題を解決した新規な処理方法を提供す
るものである。以下その詳細について説明する。
第1図は、本発明に使用する装置を例示したもので、筒
状パイル編地(1)は導入リール(2)及びフィードロ
ール(3)を経てオーバーフィード状若しくはノーテン
ションの状態にて染液槽(4)に導入され、ガイドロー
ル(5)を経て染液を含浸させた後、直ちにエアー封入
により拡布され、規制ロール(6)の規制を受けつゝニ
ップロール(7)にて絞液し、次いで繰出リール(8)
(9)(10)を経て振落し装置(11)にて振落され
る。かゝる構成において染液槽(4)には必要最少限の
染液が準備され、生地の進行に伴なう不足分はレベルコ
ントローラー(図示せず)等により感知し、新液供給装
置(12)(12)より逐次供給される。
状パイル編地(1)は導入リール(2)及びフィードロ
ール(3)を経てオーバーフィード状若しくはノーテン
ションの状態にて染液槽(4)に導入され、ガイドロー
ル(5)を経て染液を含浸させた後、直ちにエアー封入
により拡布され、規制ロール(6)の規制を受けつゝニ
ップロール(7)にて絞液し、次いで繰出リール(8)
(9)(10)を経て振落し装置(11)にて振落され
る。かゝる構成において染液槽(4)には必要最少限の
染液が準備され、生地の進行に伴なう不足分はレベルコ
ントローラー(図示せず)等により感知し、新液供給装
置(12)(12)より逐次供給される。
該新液供給装置は染料溶液とアルカリ及び浸透剤等を別
々に準備したものを供給直前において、アルカリミキサ
ー等を用いて混合して提供するものであり、反応性染料
の分解及び同一液の継続的使用による濃度変化、色相変
化を防止するものである。従って例えば該浸漬から絞液
に到る迄の時間を0.5〜2.0秒とすることが 染液
消費が早く又、染料の親和性による生地への選択吸着が
防止され、結果的に常に同じ条件で処理されるためテー
リンク現象を防止できる。又、染液槽(4)への編地供
給の際には、生地テンションを少なくし、ノーテンショ
ン若しくはオーバーフィード状態にすることで、染液の
均一な浸透及び短時間での浸透を可能とし、前述の短時
間浸漬を補うことができる。
々に準備したものを供給直前において、アルカリミキサ
ー等を用いて混合して提供するものであり、反応性染料
の分解及び同一液の継続的使用による濃度変化、色相変
化を防止するものである。従って例えば該浸漬から絞液
に到る迄の時間を0.5〜2.0秒とすることが 染液
消費が早く又、染料の親和性による生地への選択吸着が
防止され、結果的に常に同じ条件で処理されるためテー
リンク現象を防止できる。又、染液槽(4)への編地供
給の際には、生地テンションを少なくし、ノーテンショ
ン若しくはオーバーフィード状態にすることで、染液の
均一な浸透及び短時間での浸透を可能とし、前述の短時
間浸漬を補うことができる。
該浸漬後のパイル編地(1)に対しては、エアーが封入
されこれによる拡布が行なわれる。これは編地の歪、シ
ワ等の除去に効果的であり、かゝる状態にて直ちにニッ
プロール(7)にて絞液される。又編地の染液への浸漬
から絞液に到る迄の時間は前述したように極めて短時間
、即ち使用染料の選択吸着を生じない極力短時間の内に
絞液することが望ましく、例えば本発明においてはビニ
ールスルフォン型、フロロクロロピリミジン型、ジクロ
キノサリン型等の各種反応性染料の使用が可能であるが
、浸漬後0.5〜2.0秒以内に絞液すれば選択吸着の
問題は解消できる。次に絞液条件について説明するとエ
ッヂマーク解消の為には、ゴム硬度45〜55度ショア
のマングルで絞液率85〜110%、特に90〜100
%と比較的強目の絞りを与えることが望ましく、110
%を越える弱い絞りであるとエッヂ部が濃色になり、逆
に85%未満の強い絞りであると生折れ及び淡色になる
という欠点があり、何れも望ましくない。
されこれによる拡布が行なわれる。これは編地の歪、シ
ワ等の除去に効果的であり、かゝる状態にて直ちにニッ
プロール(7)にて絞液される。又編地の染液への浸漬
から絞液に到る迄の時間は前述したように極めて短時間
、即ち使用染料の選択吸着を生じない極力短時間の内に
絞液することが望ましく、例えば本発明においてはビニ
ールスルフォン型、フロロクロロピリミジン型、ジクロ
キノサリン型等の各種反応性染料の使用が可能であるが
、浸漬後0.5〜2.0秒以内に絞液すれば選択吸着の
問題は解消できる。次に絞液条件について説明するとエ
ッヂマーク解消の為には、ゴム硬度45〜55度ショア
のマングルで絞液率85〜110%、特に90〜100
%と比較的強目の絞りを与えることが望ましく、110
%を越える弱い絞りであるとエッヂ部が濃色になり、逆
に85%未満の強い絞りであると生折れ及び淡色になる
という欠点があり、何れも望ましくない。
以上の処理を連続的に行なう訳であるが、その後におけ
る染料固着は常温中における長時間エージング及び高周
波ないし赤外線等による短時間加熱が可能である。
る染料固着は常温中における長時間エージング及び高周
波ないし赤外線等による短時間加熱が可能である。
次に該染料固着後における処理について説明すると、通
常手段にて行なわれるソーピング処理を行なった後、該
筒状編地を長さ方向に開反し、これをテンター仕上機等
を用いて拡布セット、乾燥を行なう訳であるが、かゝる
処理に先立って、水浴等に一旦生地を浸漬した後パイル
面の順次方向即ち、第2図に示すようにパイル編地(1
)のパイル(13)の倒伏方向と同方向に倒伏させるよ
う、プレスロール(14)にて加圧処理する、このよう
にすることによって染液絞り時に生じた耳部(エッヂ)
の生折れ及びパイル倒伏方向の荒れを修正することがで
きる。又、該後処理において所謂、後加工としてエッヂ
マークの修正が可能であることから、染液絞り時の絞り
条件を強くすることができ、従って弱い絞りによるエッ
ヂ部の濃色染着を防止することができる。尚、かゝる加
圧条件はエッヂの発生状況をみながら適宜の条件を用い
るものとする。
常手段にて行なわれるソーピング処理を行なった後、該
筒状編地を長さ方向に開反し、これをテンター仕上機等
を用いて拡布セット、乾燥を行なう訳であるが、かゝる
処理に先立って、水浴等に一旦生地を浸漬した後パイル
面の順次方向即ち、第2図に示すようにパイル編地(1
)のパイル(13)の倒伏方向と同方向に倒伏させるよ
う、プレスロール(14)にて加圧処理する、このよう
にすることによって染液絞り時に生じた耳部(エッヂ)
の生折れ及びパイル倒伏方向の荒れを修正することがで
きる。又、該後処理において所謂、後加工としてエッヂ
マークの修正が可能であることから、染液絞り時の絞り
条件を強くすることができ、従って弱い絞りによるエッ
ヂ部の濃色染着を防止することができる。尚、かゝる加
圧条件はエッヂの発生状況をみながら適宜の条件を用い
るものとする。
以上の如く本発明は、筒状パイル編地という特殊な編地
のコールドパッドバッチ染色法において、各種条件及び
工程を有機的に選択し、組合せることによってテーリン
グ及びエッヂマークの発生のない方法を確立したもので
、その効果は著大なものである。
のコールドパッドバッチ染色法において、各種条件及び
工程を有機的に選択し、組合せることによってテーリン
グ及びエッヂマークの発生のない方法を確立したもので
、その効果は著大なものである。
以下実施例を挙げて説明する。
〈実施例〉
2.7mmのループパイルを有する綿パイルニット丸編
生地を下記処方染料溶液に1秒間浸漬し0.5秒後にエ
アー拡布しつゝ50度ショア硬度のローラーで90%の
絞り率に絞液し、これを25℃で15時間放置後常法で
ソーピング処理し脱水開反後、70度ショア硬度ローラ
ーでパイルの順目方向に加圧処理後乾燥仕上した。
生地を下記処方染料溶液に1秒間浸漬し0.5秒後にエ
アー拡布しつゝ50度ショア硬度のローラーで90%の
絞り率に絞液し、これを25℃で15時間放置後常法で
ソーピング処理し脱水開反後、70度ショア硬度ローラ
ーでパイルの順目方向に加圧処理後乾燥仕上した。
この結果テーリングのない、且つパイルのエッヂ跡もな
い良好な染色生地が得られた。
い良好な染色生地が得られた。
第1図は、本発明に使用する装置を例示した側面図。第
2図はパイル面の処理状態を示す側面図。 (1)パイル編地(4)染液槽(7)ニップロール(1
1)(12)新液供給装置 特許出願人 グンゼ株式会社 代表者 石田正
2図はパイル面の処理状態を示す側面図。 (1)パイル編地(4)染液槽(7)ニップロール(1
1)(12)新液供給装置 特許出願人 グンゼ株式会社 代表者 石田正
Claims (1)
- 筒状パイル編地を連続的に染液に浸漬し、これをエアー
拡布しつつ使用染料の選択吸着が起らない内に絞液率8
5〜110%に絞液し、染料の固着並びにソーピング処
理を行なった後、長さ方向に開反してパイル面の順目方
向に加圧処理を行なうことを特徴とする面状パイル編地
の染色処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12350482A JPS5915554A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 筒状パイル編地の染色処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12350482A JPS5915554A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 筒状パイル編地の染色処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5915554A true JPS5915554A (ja) | 1984-01-26 |
JPH0124908B2 JPH0124908B2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=14862253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12350482A Granted JPS5915554A (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 筒状パイル編地の染色処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915554A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4747190A (en) * | 1986-01-10 | 1988-05-31 | Bruckner Apparatebau Gmbh | Apparatus for inflating a length of tubular material |
US4841605A (en) * | 1984-09-13 | 1989-06-27 | Bruckner Apparatebau Gmbh | Method and apparatus for stretching tubular material |
-
1982
- 1982-07-14 JP JP12350482A patent/JPS5915554A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4841605A (en) * | 1984-09-13 | 1989-06-27 | Bruckner Apparatebau Gmbh | Method and apparatus for stretching tubular material |
US4747190A (en) * | 1986-01-10 | 1988-05-31 | Bruckner Apparatebau Gmbh | Apparatus for inflating a length of tubular material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0124908B2 (ja) | 1989-05-15 |
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