JPS59155497A - グリ−ス状潤滑組成物 - Google Patents
グリ−ス状潤滑組成物Info
- Publication number
- JPS59155497A JPS59155497A JP3000983A JP3000983A JPS59155497A JP S59155497 A JPS59155497 A JP S59155497A JP 3000983 A JP3000983 A JP 3000983A JP 3000983 A JP3000983 A JP 3000983A JP S59155497 A JPS59155497 A JP S59155497A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molecular weight
- solid lubricant
- grease
- lubricating
- polytetrafluoroethylene
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はグリース状潤滑組成物に関し、更に詳しくは潤
滑油に固体潤滑剤を混合することからなるグリース状潤
滑組成物に関する。
滑油に固体潤滑剤を混合することからなるグリース状潤
滑組成物に関する。
従来、潤滑油、有機溶媒または水にポリテトラフルオロ
エチレンを混合することからなるグリース状潤滑組成物
はよく知られている。例えば、分子量２０，０００以上
のポリテトラフルオロエチレンの有機溶媒又は水の分散
物５〜９５°重量％、トリフルオロプロピルメチルポリ
シロキサン４〜９４重量％及び防錆剤１重量％からなる
「ころが９軸受用グリース」（特公昭５２−８７１５４
号公報）が知られている。このころがシ軸受用グリース
は、高温耐久性、低温起動性および耐溶剤性は良好なも
のの、高温で長時間貯蔵あるいは機器類を停止した場合
、液状の油または水分と固体潤滑剤が分離しグリースと
して実用上使用できないことがある。一般に、フッ素樹
脂を潤滑油に混合してなるグリースは、上記のごとく潤
滑油と固体潤滑剤の分離（この程変を離油度という。）
が起シやすく、この分離をなくすることが望まれていた
。 ′ そこで本発明の目的は、高温で長時間貯蔵または機器類
を停止した場合でも潤滑油と固体潤滑剤の分離が起こら
ない安定なグリース状潤滑組成物を提供するととＫある
。
エチレンを混合することからなるグリース状潤滑組成物
はよく知られている。例えば、分子量２０，０００以上
のポリテトラフルオロエチレンの有機溶媒又は水の分散
物５〜９５°重量％、トリフルオロプロピルメチルポリ
シロキサン４〜９４重量％及び防錆剤１重量％からなる
「ころが９軸受用グリース」（特公昭５２−８７１５４
号公報）が知られている。このころがシ軸受用グリース
は、高温耐久性、低温起動性および耐溶剤性は良好なも
のの、高温で長時間貯蔵あるいは機器類を停止した場合
、液状の油または水分と固体潤滑剤が分離しグリースと
して実用上使用できないことがある。一般に、フッ素樹
脂を潤滑油に混合してなるグリースは、上記のごとく潤
滑油と固体潤滑剤の分離（この程変を離油度という。）
が起シやすく、この分離をなくすることが望まれていた
。 ′ そこで本発明の目的は、高温で長時間貯蔵または機器類
を停止した場合でも潤滑油と固体潤滑剤の分離が起こら
ない安定なグリース状潤滑組成物を提供するととＫある
。
すなわち、本発明の要旨は、潤滑油に変性低分子量ポリ
テトラフルオロエチレンを混合するどとからなるグリー
ス状潤滑組成物に存する。
テトラフルオロエチレンを混合するどとからなるグリー
ス状潤滑組成物に存する。
本発明で用いられる潤滑油は、例えば、動植物油、各種
合成油および鉱油である。
合成油および鉱油である。
本発明で用いられる固体潤滑剤の変性低分子量ポリテト
ラフルオロエチレンとはテトラフＭオロエチレン９０〜
９９．９９９モル％ト含フッ素α−オレフィン０．００
１〜１０モル％とを共重合させたものをいい、共重合に
供せられる含フツ素α−オレフィンは、一般式： ％式％ （式中、Ｒは塩素または炭素数１−１０のパーフルオロ
またはポリフルオロアルキｌし基または戻素る。） で表わされる化合物で、例えばクロロトリフルオロエチ
レン、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロア〃キ
ルビニルエーテル、ＣＦ２＝ＣＦＯＣＨ２（ＣＦ２ ）
ｎＨ（式中、ｎ＝０〜９）等である。この含フツ素α−
オレフィンの共重合比は上記範囲が好ましく、上記範囲
よシ小さい場合は潤滑油と固体潤滑剤との分離が起シや
すく、上記範囲よシ大きい場合は共重合体の融点が低下
する為高荷重負荷時発生する熱によシ該共重合体が溶融
、凝縮を〈シ返し次第に大きな粒子となり潤滑面に異物
として作用し始め潤滑効果を低減させる。
ラフルオロエチレンとはテトラフＭオロエチレン９０〜
９９．９９９モル％ト含フッ素α−オレフィン０．００
１〜１０モル％とを共重合させたものをいい、共重合に
供せられる含フツ素α−オレフィンは、一般式： ％式％ （式中、Ｒは塩素または炭素数１−１０のパーフルオロ
またはポリフルオロアルキｌし基または戻素る。） で表わされる化合物で、例えばクロロトリフルオロエチ
レン、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロア〃キ
ルビニルエーテル、ＣＦ２＝ＣＦＯＣＨ２（ＣＦ２ ）
ｎＨ（式中、ｎ＝０〜９）等である。この含フツ素α−
オレフィンの共重合比は上記範囲が好ましく、上記範囲
よシ小さい場合は潤滑油と固体潤滑剤との分離が起シや
すく、上記範囲よシ大きい場合は共重合体の融点が低下
する為高荷重負荷時発生する熱によシ該共重合体が溶融
、凝縮を〈シ返し次第に大きな粒子となり潤滑面に異物
として作用し始め潤滑効果を低減させる。
この変性低分子量ポリテトラフルオロエチレンは、連鎖
移動剤を用いて重合するかあるいは高分子量の変性ポリ
テトラフ・ルオロエチレンを電子線または熱等で分解す
る事によって製造でき、粒径ｔｉ０．１〜５０μｍ、数
平均分子量は１．０００〜５０．０００であシ、本発明
の組成物全量に対して通常３０〜７０重量幅の範囲で添
加混合して用いられる。
移動剤を用いて重合するかあるいは高分子量の変性ポリ
テトラフ・ルオロエチレンを電子線または熱等で分解す
る事によって製造でき、粒径ｔｉ０．１〜５０μｍ、数
平均分子量は１．０００〜５０．０００であシ、本発明
の組成物全量に対して通常３０〜７０重量幅の範囲で添
加混合して用いられる。
本発明のグリース状潤滑組成物は、前記組成のみで用い
ることが出来るが、所望によシシリカゲル、非晶質カー
ボン、グラファイト、フッ化黒鉛、酸化チタン、酸化ジ
ルコニウム、二硫化モリブデン、フッ素系樹脂等の固体
潤滑剤や酸化防止剤、油性向上剤、腐食防止剤、摩耗防
止剤等の添加剤をさらに配合して用いることが出来る。
ることが出来るが、所望によシシリカゲル、非晶質カー
ボン、グラファイト、フッ化黒鉛、酸化チタン、酸化ジ
ルコニウム、二硫化モリブデン、フッ素系樹脂等の固体
潤滑剤や酸化防止剤、油性向上剤、腐食防止剤、摩耗防
止剤等の添加剤をさらに配合して用いることが出来る。
次ぎに実施例および比較例を示し本発明を具体的に説明
する。なお、実施例および比較例中の離油度の測定は、
下記のＪＩＳ Ｋ ２５７Ｏｒグリース類離油度試験方
法１に従って行った。
する。なお、実施例および比較例中の離油度の測定は、
下記のＪＩＳ Ｋ ２５７Ｏｒグリース類離油度試験方
法１に従って行った。
グリース類離油度試験方法
清浄な質量既知の金網円すいろ過器の先端から長さ約３
５帥の位置まで（図１参照）、ろ過器の網目から試料が
はみ出すようにろ過器内面に均一に試料をへらで押し付
けた。この目詰め操作が終わったら、試料１；気はう１
５人らないように注意しながらへらで徐々に詰めだ。
５帥の位置まで（図１参照）、ろ過器の網目から試料が
はみ出すようにろ過器内面に均一に試料をへらで押し付
けた。この目詰め操作が終わったら、試料１；気はう１
５人らないように注意しながらへらで徐々に詰めだ。
次いで、試料の周縁がろ過器金網の先端から約３５閣の
位置になるまで詰め、試料面に分離油がたまらないよう
に試料の表面を盛シ上げ、これをへらで滑らかにした。
位置になるまで詰め、試料面に分離油がたまらないよう
に試料の表面を盛シ上げ、これをへらで滑らかにした。
ろ過器の網目からはみ出した試料を指先で取シ除いて、
試料の全量が約１０１１となるようにしたのち、その質
量を０．０１ｆまではかった。次いで金網円すいろ過器
をふだのかぎにつるし、清浄な質量既知のビーカー中に
納め、これを１５０±０．５℃に保った恒温浴中に入れ
、１８時間加熱した。この加熱が終わりたらビーカーを
恒温浴から取シ出し、デシケータ−内で室温まで放冷し
、ろ過器の先端をビーカー内縁に軽く当てて、円すい先
端に付着している油をビーカーに移し、この質量を０．
０１ｆまではかシ、分離油の質量を求めた。
試料の全量が約１０１１となるようにしたのち、その質
量を０．０１ｆまではかった。次いで金網円すいろ過器
をふだのかぎにつるし、清浄な質量既知のビーカー中に
納め、これを１５０±０．５℃に保った恒温浴中に入れ
、１８時間加熱した。この加熱が終わりたらビーカーを
恒温浴から取シ出し、デシケータ−内で室温まで放冷し
、ろ過器の先端をビーカー内縁に軽く当てて、円すい先
端に付着している油をビーカーに移し、この質量を０．
０１ｆまではかシ、分離油の質量を求めた。
離油度は、次式によって算出した。
Ａ＝−Ｘ１００
ここに Ａ：離 油 度 部）
Ｂ：試料の質量 （ｆ）
Ｃ：分離油の質量 （の
なお同一試料について、２個以上の試験結果の平均値を
離油度として小数点１位まで表示する。
離油度として小数点１位まで表示する。
実施例１
パラフィン系合成油（粘度１７０ ＣＰ 、 ２５°Ｃ
）５００ｆに固体潤滑剤の変性低分子量ポリテトラフル
オロエチレン（テトフフルオロエチレン９９．８モル％
とへキサフルオログロピＶン０．２モＩＬ／％の共重合
体、数平均分子量５，０００〜１０，０００粒径０．２
〜０．４μ” ’） ５００ ＦＩを添加し、２を容量
の摺潰機を用い混合しグリース組成物とする。このグリ
ース組成物を用い前記離油度試験方法に従い、１５０°
Ｃ１１８時間後の離油度を測定しグリース組成物中の固
体潤滑剤の分散安定性をみた。結果を表１に示す。
）５００ｆに固体潤滑剤の変性低分子量ポリテトラフル
オロエチレン（テトフフルオロエチレン９９．８モル％
とへキサフルオログロピＶン０．２モＩＬ／％の共重合
体、数平均分子量５，０００〜１０，０００粒径０．２
〜０．４μ” ’） ５００ ＦＩを添加し、２を容量
の摺潰機を用い混合しグリース組成物とする。このグリ
ース組成物を用い前記離油度試験方法に従い、１５０°
Ｃ１１８時間後の離油度を測定しグリース組成物中の固
体潤滑剤の分散安定性をみた。結果を表１に示す。
実施例２〜３
表１に示す固体潤滑剤の変性低分子量ポリテトラフ／Ｉ
／オロエチレンを用い、他は実施例１と同様の操作で離
油度の測定を行った。結果を表１に示す。
／オロエチレンを用い、他は実施例１と同様の操作で離
油度の測定を行った。結果を表１に示す。
比較例１〜２
表１に示す固体潤滑剤の低分子量ポリテトラフルオロエ
チレンを用い、他は実施例１と同様の操作で無催度の測
定を行った。結果を実施例１〜３と共に表１に示す。
チレンを用い、他は実施例１と同様の操作で無催度の測
定を行った。結果を実施例１〜３と共に表１に示す。
図１は離油度試験器装置組立図を示す。
１・・・澄１角円４いう■し黒ド
ア・・°０′−力−
３・・・１３・τミ
上又ニ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、潤滑油と固体潤滑剤とを混合することからなるグリ
ース状潤滑組成物において、固体潤滑剤が変性低分子量
？ソテトラフルオロエチレンであることを特徴とするグ
リース状潤滑組成物。 ２、変性低分子量ポリテトラフルオロエチレンがテトラ
フルオロエチレン９０〜９９．９９９モＡ／％ト含フッ
素α−オレフィン０．００１〜１０モル％との共重合体
である前記第１項記載のグリース状潤滑組成物。 ３、変性低分子量ポリテトラフルオロエチレンが３０〜
７０重量％混合されている前記第１項記載のグリース状
潤滑組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3000983A JPS59155497A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | グリ−ス状潤滑組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3000983A JPS59155497A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | グリ−ス状潤滑組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59155497A true JPS59155497A (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=12291869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3000983A Pending JPS59155497A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | グリ−ス状潤滑組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59155497A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62101697A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-12 | Musashi Seimitsu Ind Co Ltd | ボ−ルジヨイント用潤滑剤 |
| US4690780A (en) * | 1985-04-10 | 1987-09-01 | S&C Electric Company | Insulating material and use thereof in insulators |
| JPH02298588A (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-10 | Daikin Ind Ltd | 含ハロゲン潤滑剤組成物 |
| WO2004029184A1 (ja) | 2002-09-25 | 2004-04-08 | Koyo Seiko Co., Ltd. | 潤滑剤組成物とそれを用いた減速機ならびにそれを用いた電動パワーステアリング装置 |
| WO2010074242A1 (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | シチズン電子株式会社 | 潤滑用キットおよび該潤滑用キットを用いた小型電子機器 |
-
1983
- 1983-02-23 JP JP3000983A patent/JPS59155497A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4690780A (en) * | 1985-04-10 | 1987-09-01 | S&C Electric Company | Insulating material and use thereof in insulators |
| JPS62101697A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-12 | Musashi Seimitsu Ind Co Ltd | ボ−ルジヨイント用潤滑剤 |
| JPH02298588A (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-10 | Daikin Ind Ltd | 含ハロゲン潤滑剤組成物 |
| WO2004029184A1 (ja) | 2002-09-25 | 2004-04-08 | Koyo Seiko Co., Ltd. | 潤滑剤組成物とそれを用いた減速機ならびにそれを用いた電動パワーステアリング装置 |
| US7452850B2 (en) | 2002-09-25 | 2008-11-18 | Jtekt Corporation | Lubricant composition and speed reducer using the same, and electrically operated power steering device using the same |
| WO2010074242A1 (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | シチズン電子株式会社 | 潤滑用キットおよび該潤滑用キットを用いた小型電子機器 |
| US8741820B2 (en) | 2008-12-26 | 2014-06-03 | Citizen Electronics Co., Ltd. | Lubrication kit and small electronic device using the same |
| JP5568018B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2014-08-06 | シチズン電子株式会社 | 潤滑用キットおよび該潤滑用キットを用いた小型電子機器 |
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