JPS5915548B2 - 会議通話装置 - Google Patents
会議通話装置Info
- Publication number
- JPS5915548B2 JPS5915548B2 JP52124124A JP12412477A JPS5915548B2 JP S5915548 B2 JPS5915548 B2 JP S5915548B2 JP 52124124 A JP52124124 A JP 52124124A JP 12412477 A JP12412477 A JP 12412477A JP S5915548 B2 JPS5915548 B2 JP S5915548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- conference call
- conference
- signal
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/56—Arrangements for connecting several subscribers to a common circuit, i.e. affording conference facilities
- H04M3/561—Arrangements for connecting several subscribers to a common circuit, i.e. affording conference facilities by multiplexing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は情報の同時交換を行う会議通話装置に関する。
該会議通話装置は、情報信号の会議通話を実行する会議
通話回路と、該会議通話回路とバス回路の間に接続され
た各々の関連する会議通話者に対するインタフエイス・
ポート回路とを含み、前記各々のインタフエイス・ポー
ト回路は関連する会議通話者の情報を前記会犠通話回路
に送信する第1の端末回路と、関連する会議通話者に対
する前記会議通話回路からの会議通話情報を受信する第
2の端末回路と、前記第2の端末回路からの前記会議通
話晴報信号の1部を前記第1の端末回路に再送信するべ
く前記第1の端末回路と前記第2の端末回路を相互接続
する第1の回路を含んでいる。通常、従来の電話装置は
送信および受信の両方の機能を実行するのに1対の導線
を用いており、この双方向伝送は当業者においては2線
式伝送として知られている。
通話回路と、該会議通話回路とバス回路の間に接続され
た各々の関連する会議通話者に対するインタフエイス・
ポート回路とを含み、前記各々のインタフエイス・ポー
ト回路は関連する会議通話者の情報を前記会犠通話回路
に送信する第1の端末回路と、関連する会議通話者に対
する前記会議通話回路からの会議通話情報を受信する第
2の端末回路と、前記第2の端末回路からの前記会議通
話晴報信号の1部を前記第1の端末回路に再送信するべ
く前記第1の端末回路と前記第2の端末回路を相互接続
する第1の回路を含んでいる。通常、従来の電話装置は
送信および受信の両方の機能を実行するのに1対の導線
を用いており、この双方向伝送は当業者においては2線
式伝送として知られている。
2つの電話器の間の通信が形成される通常の電話サービ
スでは、装置は線路により並列に結線される。
スでは、装置は線路により並列に結線される。
このような単純な並列結線は2つまたは3つの電話器の
場合には充分なサービスを提供するが、並列結線される
装置の数が増すと、1つの電話器によつて伝送される情
報信号は、複数個の並列受信器が重い負荷として作用す
ることにより、各々の受信器で受信される信号は許容し
得ない程低いレベルまで低下する。明らかに信号の増幅
を行えばこの問題は解決されるが、2線式線路が送受信
両用に用いられているのに、入手し得る増幅器は単方向
性である。従来技術では上述の問題点を、送受信機能を
互いに分離し、送信および受信に1対の導線を別々に用
いることにより(即ち4線式伝送)解決した。
場合には充分なサービスを提供するが、並列結線される
装置の数が増すと、1つの電話器によつて伝送される情
報信号は、複数個の並列受信器が重い負荷として作用す
ることにより、各々の受信器で受信される信号は許容し
得ない程低いレベルまで低下する。明らかに信号の増幅
を行えばこの問題は解決されるが、2線式線路が送受信
両用に用いられているのに、入手し得る増幅器は単方向
性である。従来技術では上述の問題点を、送受信機能を
互いに分離し、送信および受信に1対の導線を別々に用
いることにより(即ち4線式伝送)解決した。
ハイブリツド構造の演算増幅器が2線式から4線式への
変換を行うのに通常用いられている。この変換を行うの
に演算増幅器を用いる回路は当業者にお.いて既知であ
る。従来のある回路では、2線式から4線式への変換回
路は会議通話ブリツジ中に組み込まれている。
変換を行うのに通常用いられている。この変換を行うの
に演算増幅器を用いる回路は当業者にお.いて既知であ
る。従来のある回路では、2線式から4線式への変換回
路は会議通話ブリツジ中に組み込まれている。
この従来の回路では、演算増幅器に加えて、制御された
誘導性結合を用いる会議通話装置が使用されている。即
ち1方の変成器ポート対を実効的に分離絶縁するため大
きなインピーダンス不整合が使用されており、他方の変
成器ポート対を結合するためにインピーダンス整合が使
用されている。このように変成器ポート対を選択的に絶
縁することにより再生的フイードバツクは防止され、増
幅器の使用が可能となる。しかし、このような誘導性結
合装置は製造時の許容偏差が極めて少く、許容偏差を小
さくするには装置の重さ、大きさ、価格を増大させる必
要がある。従来技術に従う会議通話装置の主要な問題点
は、2線式電話線路を4線式PBXに接続するハイブリ
ッド・ポート回路の再生的帰還にある。
誘導性結合を用いる会議通話装置が使用されている。即
ち1方の変成器ポート対を実効的に分離絶縁するため大
きなインピーダンス不整合が使用されており、他方の変
成器ポート対を結合するためにインピーダンス整合が使
用されている。このように変成器ポート対を選択的に絶
縁することにより再生的フイードバツクは防止され、増
幅器の使用が可能となる。しかし、このような誘導性結
合装置は製造時の許容偏差が極めて少く、許容偏差を小
さくするには装置の重さ、大きさ、価格を増大させる必
要がある。従来技術に従う会議通話装置の主要な問題点
は、2線式電話線路を4線式PBXに接続するハイブリ
ッド・ポート回路の再生的帰還にある。
各々のハイブリツド・ポート回路はPBXに信号を送信
する1対の導線と、PBXから信号を受信する1対の導
線を提供し、それによつて単方向性増幅器の使用が可能
となる。しかし、ハイブリツド・ポート回路により受信
される信号はそのハイブリツド・ポート回路の送信用の
導線対とは完全には絶縁されておらず、その結果受信さ
れた信号の1部はPBXを介して会議通話回路に再送信
される。複数個のハイブリツド・ポート回路の再送信さ
れた信号は、会議通話装置を含むPBX中において振幅
および位相が加算されて、持続的な発振状態となり、そ
の結果品質を劣化させる歪や・・ウリング雑音を生じさ
せ、会議通話を実質的に使用不可能なものとしてしまう
可能性がある。この種の不安定の生じる可能性を減少さ
せる明らかな方法は、ハイブリツド・ポート回路を改良
して、送信路と受信路の結合量を減少させ、それによつ
て再送信量を減少させることである。この結合はハイブ
リッド・ポート回路の入力インピーダンスが電話線路の
インピーダンスと整合しているとき最小となる。しかし
、電話線路のインピーダンスは線路の長さの関数であつ
て、前以つて決定することは出来ない。2線式線路を4
線式PBXに接続する上述のハイブリツド・ポート回路
に加えて、本発明の図示の実施例が使用されているPB
Xは、4線式PBXと会議通話回路のインタフエイスを
行う第2の型のポート回路(以下会議通話インタフエイ
ス・ポート回路と呼ぶ)を使用している。
する1対の導線と、PBXから信号を受信する1対の導
線を提供し、それによつて単方向性増幅器の使用が可能
となる。しかし、ハイブリツド・ポート回路により受信
される信号はそのハイブリツド・ポート回路の送信用の
導線対とは完全には絶縁されておらず、その結果受信さ
れた信号の1部はPBXを介して会議通話回路に再送信
される。複数個のハイブリツド・ポート回路の再送信さ
れた信号は、会議通話装置を含むPBX中において振幅
および位相が加算されて、持続的な発振状態となり、そ
の結果品質を劣化させる歪や・・ウリング雑音を生じさ
せ、会議通話を実質的に使用不可能なものとしてしまう
可能性がある。この種の不安定の生じる可能性を減少さ
せる明らかな方法は、ハイブリツド・ポート回路を改良
して、送信路と受信路の結合量を減少させ、それによつ
て再送信量を減少させることである。この結合はハイブ
リッド・ポート回路の入力インピーダンスが電話線路の
インピーダンスと整合しているとき最小となる。しかし
、電話線路のインピーダンスは線路の長さの関数であつ
て、前以つて決定することは出来ない。2線式線路を4
線式PBXに接続する上述のハイブリツド・ポート回路
に加えて、本発明の図示の実施例が使用されているPB
Xは、4線式PBXと会議通話回路のインタフエイスを
行う第2の型のポート回路(以下会議通話インタフエイ
ス・ポート回路と呼ぶ)を使用している。
会議通話インタフエイス・ポート回路は、関連する会議
通話者からの会議通話信号を会議通話回路に送信し、会
議通話回路から受信した会議通話信号をPBXを介して
会議通話者に送信するために設けられている。しかし、
本発明の特定の図示の実施例が使用されるPBXの動作
特性は、各々の会議通話インタフエイス・ポートが信号
減算機能を実行することを要求している。会議通話イン
タフエイス・ポートにより受信されたPBXからの信号
は、関連する会議通話者からの会議通話信号だけでなく
、既に混合された会議通話信号の1部も含んでいる。こ
の混合された会議通話信号は2つの源から会議通話イン
タフエイス・ポートに再送される。まず第1は、2線式
電話の会議通話者を4線式PBXに接続するハイブリツ
ド・ポート回路がPBXに、従つてその結果として会議
通話インタフエイス・ポートに、受信された混合会議通
話信号の1部を再送信する。第2に、PBXは既に混合
された会議通話信号を、個々の会議通話者からのTDM
信号を担つているバス上に乗せる加算増幅器を含んでい
る。従つて、各々の会議通話インタフエイス・ポート回
路は、個々の会議通話者からの信号を復元するため受信
した信号から混合会議通話信号を減算しなければならな
い。同様な信号減算機能を実行する回路は従来から知ら
れている。しかし、本発明の図示の実施例をPBXに接
続するのに使用された会議通話インタフエイス・ポート
は混合された会議通話信号を必ずしもすべて受信された
信号から減算するものではない。PBX中の信号加算機
能の結果として会議通話インタフエイス・ポートに戻つ
て来る混合会議通話信号のみが減算される。これらの混
合会議通話信号はPBX中の加算増幅器の利得が分つて
いるから減算することが可能である。しかしハイブリツ
ド・ポート回路により再送信される結果として会議通話
インタフエイス・ポートに戻つて来る混合会議通話信号
の大きさは決定出来ない。従つてこの混合会議通話信号
は個々の会議通話者からの会議通話信号と共に会議通話
回路に通過し、そこで本発明の原理に従つて相殺される
。従つて、経済的な会議通話装置を提供するのが本発明
の1つの目的である。
通話者からの会議通話信号を会議通話回路に送信し、会
議通話回路から受信した会議通話信号をPBXを介して
会議通話者に送信するために設けられている。しかし、
本発明の特定の図示の実施例が使用されるPBXの動作
特性は、各々の会議通話インタフエイス・ポートが信号
減算機能を実行することを要求している。会議通話イン
タフエイス・ポートにより受信されたPBXからの信号
は、関連する会議通話者からの会議通話信号だけでなく
、既に混合された会議通話信号の1部も含んでいる。こ
の混合された会議通話信号は2つの源から会議通話イン
タフエイス・ポートに再送される。まず第1は、2線式
電話の会議通話者を4線式PBXに接続するハイブリツ
ド・ポート回路がPBXに、従つてその結果として会議
通話インタフエイス・ポートに、受信された混合会議通
話信号の1部を再送信する。第2に、PBXは既に混合
された会議通話信号を、個々の会議通話者からのTDM
信号を担つているバス上に乗せる加算増幅器を含んでい
る。従つて、各々の会議通話インタフエイス・ポート回
路は、個々の会議通話者からの信号を復元するため受信
した信号から混合会議通話信号を減算しなければならな
い。同様な信号減算機能を実行する回路は従来から知ら
れている。しかし、本発明の図示の実施例をPBXに接
続するのに使用された会議通話インタフエイス・ポート
は混合された会議通話信号を必ずしもすべて受信された
信号から減算するものではない。PBX中の信号加算機
能の結果として会議通話インタフエイス・ポートに戻つ
て来る混合会議通話信号のみが減算される。これらの混
合会議通話信号はPBX中の加算増幅器の利得が分つて
いるから減算することが可能である。しかしハイブリツ
ド・ポート回路により再送信される結果として会議通話
インタフエイス・ポートに戻つて来る混合会議通話信号
の大きさは決定出来ない。従つてこの混合会議通話信号
は個々の会議通話者からの会議通話信号と共に会議通話
回路に通過し、そこで本発明の原理に従つて相殺される
。従つて、経済的な会議通話装置を提供するのが本発明
の1つの目的である。
会議通話者の数が異なる場合にも安定な会議通話装置を
提供するのが本発明の他の目的である。
提供するのが本発明の他の目的である。
上述の問題点は本発明に従い、会議通話回路は複数個の
インタフエイス・ポート回路の各々の第1の端末回路か
らの信号を受信し、前記複数個のインタフエイス・ポー
ト回路の各々の第2の端末回路に対し別個の信号を発生
させるよう作られており、該別個の信号の各々は選択可
能な位相および振幅比率で、前記複数個のインタフエイ
ス・ポート回路の各々の第1の端末回路からの情報信号
を代数的に加算したものより成り、それによつて再送信
された信号を互いに相殺する会議通話装置により解決さ
れた。本発明の図示の実施例に従い、従来技術における
前述の問題点は、複数個の会議通話インタフエイス・ポ
ートの会議通話受信端末と送信端末を、選択可能な最大
の会議通話者までの任意の数の会議通話者が安定な会議
通話を持続し得るような仕方で相互接続する回路を提供
することにより解決された。
インタフエイス・ポート回路の各々の第1の端末回路か
らの信号を受信し、前記複数個のインタフエイス・ポー
ト回路の各々の第2の端末回路に対し別個の信号を発生
させるよう作られており、該別個の信号の各々は選択可
能な位相および振幅比率で、前記複数個のインタフエイ
ス・ポート回路の各々の第1の端末回路からの情報信号
を代数的に加算したものより成り、それによつて再送信
された信号を互いに相殺する会議通話装置により解決さ
れた。本発明の図示の実施例に従い、従来技術における
前述の問題点は、複数個の会議通話インタフエイス・ポ
ートの会議通話受信端末と送信端末を、選択可能な最大
の会議通話者までの任意の数の会議通話者が安定な会議
通話を持続し得るような仕方で相互接続する回路を提供
することにより解決された。
位相反転により、本明細書で述べる会議通話回路は、会
議通話インタフエイス・ポートにより会議通話回路に加
えられた再送信信号の正味の和を減少させる。会議通話
回路により受信された会議通話インタフエイス・ポート
からの信号は本発明の固定伝送位相法により会議通話回
路により正常位相(非反転位相)で他の会議通話インタ
フエイス・ポートの1部に送信され、反転位相で残りの
会議通話インタフエイス・ポートに送信される。会議通
話回路内のポート対ポートの伝送は、選択可能な会議通
話信号を互いに組み合わせて、複数個の混成信号を形成
することにより実行される。
議通話インタフエイス・ポートにより会議通話回路に加
えられた再送信信号の正味の和を減少させる。会議通話
回路により受信された会議通話インタフエイス・ポート
からの信号は本発明の固定伝送位相法により会議通話回
路により正常位相(非反転位相)で他の会議通話インタ
フエイス・ポートの1部に送信され、反転位相で残りの
会議通話インタフエイス・ポートに送信される。会議通
話回路内のポート対ポートの伝送は、選択可能な会議通
話信号を互いに組み合わせて、複数個の混成信号を形成
することにより実行される。
選択可能な混成信号は位相反転され、反転された混成信
号および組み合わされていない会議通話信号と共に抵抗
信号路を介して会議通話インタフエイス・ポートに加え
られる。このようにして、各各の会議通話インタフエイ
ス・ポートの受信端末には、各々の他の会議通話インタ
フエイス・ポートの送信端末からの選択的に位相反転さ
れた会議通話信号より成り、この信号を受信する会議通
話インタフエイス・ポートにより送信された会議通話信
号成分は実質的に含まない別個の混成信号が提供される
。反転位相信号と正常位相信号の任意の組み合わせが会
議通話インタフエイス・ポート間で実現し得ることは本
発明の1つの特徴である。
号および組み合わされていない会議通話信号と共に抵抗
信号路を介して会議通話インタフエイス・ポートに加え
られる。このようにして、各各の会議通話インタフエイ
ス・ポートの受信端末には、各々の他の会議通話インタ
フエイス・ポートの送信端末からの選択的に位相反転さ
れた会議通話信号より成り、この信号を受信する会議通
話インタフエイス・ポートにより送信された会議通話信
号成分は実質的に含まない別個の混成信号が提供される
。反転位相信号と正常位相信号の任意の組み合わせが会
議通話インタフエイス・ポート間で実現し得ることは本
発明の1つの特徴である。
異なる性質の振幅を有する信号を送出する会議通話信号
源も会議通話に参加し得ることは本発明の他の特徴であ
る。
源も会議通話に参加し得ることは本発明の他の特徴であ
る。
本発明は異なる会議通話信号源からの信号および会議通
話システムの損失を等化して、会議通話の伝送レベルを
一様に保持する手段を提供するものである。受信した信
号の1部を再送信する型のポート回路も使用し得ること
は本発明の他の特徴である。
話システムの損失を等化して、会議通話の伝送レベルを
一様に保持する手段を提供するものである。受信した信
号の1部を再送信する型のポート回路も使用し得ること
は本発明の他の特徴である。
このようなポート回路は完全に絶縁された装置よりも安
価に製造出来、従つて価格の面で有利である。本発明は
付図を参照した以下の記述により更に容易に理解されよ
う。
価に製造出来、従つて価格の面で有利である。本発明は
付図を参照した以下の記述により更に容易に理解されよ
う。
第1図は8つの会議通話インタフエイス・ポート回路を
示すものであつて、該回路は、図中のプロツク503に
よつて示される会議通話回路とPBX5O4に接続され
たTDM母線501および502との間のインタフエイ
スとして使用されている。
示すものであつて、該回路は、図中のプロツク503に
よつて示される会議通話回路とPBX5O4に接続され
たTDM母線501および502との間のインタフエイ
スとして使用されている。
本発明が使用し得る型のPBXにおいては、多数の2線
式電話ラインおよびトランク(図示せず)は各々周知の
型のハイブリツド・ポート回路(これは図示してないが
、2線式ラインおよびトランクを4線式に交換するもの
である)を介してPBXシステムに接続されている。こ
の装置は、PBXに接続された各々のラインおよびトラ
ンクに対し送信信号路と受信信号路(図示せず)を別々
に分離形成する。使用中のラインおよびトランクの送信
信号路はPBX5O4中の回路により周期的にサンプル
されて、パルス振幅変調(PAM)信号列が形成され、
この信号列はDISTバス501上の予め定められた時
系列に電子的に多重化される。同様に、受信信号路はS
UMバス502上の予め定められた時系列に多重化され
ており、この多重化系列はPAM送信信号列の多重化系
列と対応関係にある。これにより各々のラインおよびト
ランクにはタイム・スロツトが割当てられ、そのタイム
・スロツトにおいて該ラインおよびトランクは他のライ
ンおよびトランクとPBXを介して情報を交換すること
が出来る。第1図に示す会議通話インタフエイス・ポー
ト回路T1は、構造的には会議通話インタフエイス・ポ
ートT2およびL1〜L6(但しL2〜L5は図示せず
)と同一であり、DISTバス501から受信されたP
AM信号列をアナログ音声信号(これは導線586を介
して会議通話回路に送信される)に変換するフイルタ回
路577,578を含んでいる。
式電話ラインおよびトランク(図示せず)は各々周知の
型のハイブリツド・ポート回路(これは図示してないが
、2線式ラインおよびトランクを4線式に交換するもの
である)を介してPBXシステムに接続されている。こ
の装置は、PBXに接続された各々のラインおよびトラ
ンクに対し送信信号路と受信信号路(図示せず)を別々
に分離形成する。使用中のラインおよびトランクの送信
信号路はPBX5O4中の回路により周期的にサンプル
されて、パルス振幅変調(PAM)信号列が形成され、
この信号列はDISTバス501上の予め定められた時
系列に電子的に多重化される。同様に、受信信号路はS
UMバス502上の予め定められた時系列に多重化され
ており、この多重化系列はPAM送信信号列の多重化系
列と対応関係にある。これにより各々のラインおよびト
ランクにはタイム・スロツトが割当てられ、そのタイム
・スロツトにおいて該ラインおよびトランクは他のライ
ンおよびトランクとPBXを介して情報を交換すること
が出来る。第1図に示す会議通話インタフエイス・ポー
ト回路T1は、構造的には会議通話インタフエイス・ポ
ートT2およびL1〜L6(但しL2〜L5は図示せず
)と同一であり、DISTバス501から受信されたP
AM信号列をアナログ音声信号(これは導線586を介
して会議通話回路に送信される)に変換するフイルタ回
路577,578を含んでいる。
2線式電話ラインを4線式に変換する従来のハイブリツ
ド・ポート回路とは異なり、この会議通話インタフエイ
ス・ポートはPBX5O4からバス501および502
を介して送受される4線式TDM信号と4線式音声混合
会議通話回路503とのインタフエイスを行うものであ
る。
ド・ポート回路とは異なり、この会議通話インタフエイ
ス・ポートはPBX5O4からバス501および502
を介して送受される4線式TDM信号と4線式音声混合
会議通話回路503とのインタフエイスを行うものであ
る。
第1図に示すポート回路と構造的に類似したポート回路
は既に知られている。第1図に示す各々の会議通話イン
タフエイス・ポート回路は3つの相互接続された機能プ
ロツクに分割される。
は既に知られている。第1図に示す各々の会議通話イン
タフエイス・ポート回路は3つの相互接続された機能プ
ロツクに分割される。
即ち会議通話インタフエイス・ポートT1中の送信プロ
ツクTTl(Tシリーズ)、受信プロツクRTl(Rシ
リーズ)および結合プロツクCTl(Cシリーズ)であ
る。会議通話インタフエイス・ポートT1(これは他の
インタフエイス.ポート回路を代表して取り上げたもの
である)を参照すると、機能プロツクTTlはPAM情
報信号をPBX5O4からDISTバス501およびT
DMスイツチTAを介して受信し、該PAM信号をコン
デンサ577および抵抗578の動作によりアナログ音
声信号(これが増幅器570を駆動)に変換し、該アナ
ログ音声信号を会議通話回路503に送信する。機能プ
ロツクRTlは会議通話アナログ信号を会議通話回路か
ら導線587および抵抗575を介して受信し、該信号
を増幅器573、導線585、抵抗582、TDMスイ
ツチRAおよびSUMバス502を介してPBXに送信
する。各々の会議通話インタフエイス・ポート回路にお
いて、送信機能プロツクは結合プロツクにより受信機能
プロツクに接続されている。この結合プロツクは会議通
話ポートT1ではCTlで表わされており、コンデンサ
579および抵抗580および581より成る。これら
の回路素子は、SUMバスに加えられる信号をDIST
バス上の信号から減算して入り会議通話信号を復元する
手段を提出している。先に説明したように、このように
会議通話インタフエイス・ポート回路によつて信号の減
算を行うことは次の事実のために必要である。即ち、本
発明のこの実施例においては、DISTバスから会議通
話インタフエイス・ポート回路により受信される信号は
、関連する会議通話者からの会議信号だけでなく、PB
Xに入つて来ている2線式ラインを接続するハイブリツ
ド・ポート回路(図示せず)によつて受信され、再送信
される会議通話信号の1部より成る第2の信号と、PB
X内の加算増幅器(図示せず)によりDISTバス上の
信号に付加されるSUMバス上の会議通話信号より成る
第3の信号成分を含んでいるからである。会議通話信号
は、会議通話回路503から導線587および抵抗57
5を介して受信増幅器573の反転位相(ハ)入力端子
で受信される。
ツクTTl(Tシリーズ)、受信プロツクRTl(Rシ
リーズ)および結合プロツクCTl(Cシリーズ)であ
る。会議通話インタフエイス・ポートT1(これは他の
インタフエイス.ポート回路を代表して取り上げたもの
である)を参照すると、機能プロツクTTlはPAM情
報信号をPBX5O4からDISTバス501およびT
DMスイツチTAを介して受信し、該PAM信号をコン
デンサ577および抵抗578の動作によりアナログ音
声信号(これが増幅器570を駆動)に変換し、該アナ
ログ音声信号を会議通話回路503に送信する。機能プ
ロツクRTlは会議通話アナログ信号を会議通話回路か
ら導線587および抵抗575を介して受信し、該信号
を増幅器573、導線585、抵抗582、TDMスイ
ツチRAおよびSUMバス502を介してPBXに送信
する。各々の会議通話インタフエイス・ポート回路にお
いて、送信機能プロツクは結合プロツクにより受信機能
プロツクに接続されている。この結合プロツクは会議通
話ポートT1ではCTlで表わされており、コンデンサ
579および抵抗580および581より成る。これら
の回路素子は、SUMバスに加えられる信号をDIST
バス上の信号から減算して入り会議通話信号を復元する
手段を提出している。先に説明したように、このように
会議通話インタフエイス・ポート回路によつて信号の減
算を行うことは次の事実のために必要である。即ち、本
発明のこの実施例においては、DISTバスから会議通
話インタフエイス・ポート回路により受信される信号は
、関連する会議通話者からの会議信号だけでなく、PB
Xに入つて来ている2線式ラインを接続するハイブリツ
ド・ポート回路(図示せず)によつて受信され、再送信
される会議通話信号の1部より成る第2の信号と、PB
X内の加算増幅器(図示せず)によりDISTバス上の
信号に付加されるSUMバス上の会議通話信号より成る
第3の信号成分を含んでいるからである。会議通話信号
は、会議通話回路503から導線587および抵抗57
5を介して受信増幅器573の反転位相(ハ)入力端子
で受信される。
増幅器573の出力は、導線585およびコンデンサ5
79と抵抗580の並列接続を介して送信増幅器570
の正常位相(イ)入力に接続されている。抵抗581は
会議通信信号を増幅器570の反転H入力に接続してい
る。結合プロツク中に含まれる回路素子の値を適当に選
択することにより信号減算機能を実現することが出来る
。このような素子値の選択法は当業者においては周知で
ある。第1図に示す会議通話インタフエイス・ポート回
路の各々は、交換網タイムスロツト制御装置500によ
つて割当てられる夫々のタイムスロツト期間中SUMお
よびDISTバス502および501に接続される。交
換網タイムスロツト制御装置500は8つの出力A−H
を有し、各々の出力は同一文字で不されるTDMスイツ
チを相応するタイムスロツト期間中閉じる作動信号を提
供する。各々のTDMスイツチを表わす2文字から成る
ラベルの最初の文字(TまたはR)は相応する会議通話
インタフエイス・ポートの送信路(T)または受信路(
R)中のいずれにそのスイツチが存在するかを示す。第
2の文字はそのスイツチが閉じられるタイムスロツトを
表わす。例えば会議通話インタフエイス・ポートT1の
送信路および受信路中に夫々位置するTDMスイツチT
AおよびRAはタイムスロツトAの期間中交換網タイム
スロツト制御装置500により同時に閉じられる。この
交換網タイムスロツト制御装置500は本発明の1部を
成すものではないが、会議通話者に対するタイムスロツ
ト割当てを制御する機能プロツクとして図示してある。
8つの会議通話インタフエイス・ポートが示してあるが
、本発明の図示の実施例は6人用会議通話回路である。
79と抵抗580の並列接続を介して送信増幅器570
の正常位相(イ)入力に接続されている。抵抗581は
会議通信信号を増幅器570の反転H入力に接続してい
る。結合プロツク中に含まれる回路素子の値を適当に選
択することにより信号減算機能を実現することが出来る
。このような素子値の選択法は当業者においては周知で
ある。第1図に示す会議通話インタフエイス・ポート回
路の各々は、交換網タイムスロツト制御装置500によ
つて割当てられる夫々のタイムスロツト期間中SUMお
よびDISTバス502および501に接続される。交
換網タイムスロツト制御装置500は8つの出力A−H
を有し、各々の出力は同一文字で不されるTDMスイツ
チを相応するタイムスロツト期間中閉じる作動信号を提
供する。各々のTDMスイツチを表わす2文字から成る
ラベルの最初の文字(TまたはR)は相応する会議通話
インタフエイス・ポートの送信路(T)または受信路(
R)中のいずれにそのスイツチが存在するかを示す。第
2の文字はそのスイツチが閉じられるタイムスロツトを
表わす。例えば会議通話インタフエイス・ポートT1の
送信路および受信路中に夫々位置するTDMスイツチT
AおよびRAはタイムスロツトAの期間中交換網タイム
スロツト制御装置500により同時に閉じられる。この
交換網タイムスロツト制御装置500は本発明の1部を
成すものではないが、会議通話者に対するタイムスロツ
ト割当てを制御する機能プロツクとして図示してある。
8つの会議通話インタフエイス・ポートが示してあるが
、本発明の図示の実施例は6人用会議通話回路である。
交換網タイムスロツト制御装置500は、会議通話に6
つ以上のタイムスロツトを割当てないことにより会議通
話者の数を6人に制限している。図示の実施例において
は、6つの会議通話インタフエイス・ポートL1〜L6
はライン会議通話者にサービスを提供し、残りの2つの
会議通話インタフエイス・ポートT1およびT2はトラ
ンク会議通話者にサービスを提供する。
つ以上のタイムスロツトを割当てないことにより会議通
話者の数を6人に制限している。図示の実施例において
は、6つの会議通話インタフエイス・ポートL1〜L6
はライン会議通話者にサービスを提供し、残りの2つの
会議通話インタフエイス・ポートT1およびT2はトラ
ンク会議通話者にサービスを提供する。
別個の会議通話インタフエイス・ポートがラインおよび
トランク会議通話者に提供されているが、これは夫々の
情報信号が異なる性質を有しているからである。一般に
、トランク回路は周期的に配置された中継増幅器の如き
能動利得素子を含んでおり、ライン回路よりも振幅の小
さな情報信号を提供する。このためトランク会議通話者
にはライン会議通話者よりも大きな会議通話回路利得と
ハイブリツド・ポート利得を与えて、システム全体で一
様な伝送レベルが得られるようにする必要がある。この
ように利得を増大させるとトランク会議通話インタフエ
イス・ポートからみた安定性マージンは減少する。更に
、これらトランク・ポートのシステム利得を増大させる
と、トランク会議通話インタフエイス・ポートとトラン
ク回路中の利得素子の間で結合が生じ、更に不安定とな
る可能性が増大する。このような不安定性は2線式トラ
ンクをPBXに接続するハイブリツド・トランク・ポー
トの不整合減衰量が低い場合には特に生じやすい。第1
図を参照すると、発振を引き起す可能性のあるループが
次のようにして形成される。即ちまず会議通話インタフ
エイス・ポートT1からの会議通話信号が(会議通話回
路を送信機能プロツクTTlに接続するところの)導線
586を介して会議通話回路503に加わるものと仮定
する。会議通話信号は残りの会議通話インタフエイス・
ポートT2およびL1〜L6の受信機能プロツクに加え
られる。先に述べたように、各々の会議通話インタフエ
イス・ボートの送信機能プロツクは、相応する・・イブ
リツド・ポート回路により再送信される受信信号の1部
を会議通話回路に再び加えるから、残りの複数個の会議
通話インタフエイス・ポートからの寄与信号は会議通話
回路で加算され、会議通話インタフエイス・ポートT1
の受信機能プロツクRTlに加えられる。この信号はP
BX5O4を通して伝送され、会議通話インタフエイス
・ポートT1と関連する会議通話者のハィブリツド・ポ
ート回路(図示せず)に加えられ、そこで該信号の1部
は送信機能プロツクTTlを介して会議通話回路に再び
加えられ、これによつて信号ループが形成される。
トランク会議通話者に提供されているが、これは夫々の
情報信号が異なる性質を有しているからである。一般に
、トランク回路は周期的に配置された中継増幅器の如き
能動利得素子を含んでおり、ライン回路よりも振幅の小
さな情報信号を提供する。このためトランク会議通話者
にはライン会議通話者よりも大きな会議通話回路利得と
ハイブリツド・ポート利得を与えて、システム全体で一
様な伝送レベルが得られるようにする必要がある。この
ように利得を増大させるとトランク会議通話インタフエ
イス・ポートからみた安定性マージンは減少する。更に
、これらトランク・ポートのシステム利得を増大させる
と、トランク会議通話インタフエイス・ポートとトラン
ク回路中の利得素子の間で結合が生じ、更に不安定とな
る可能性が増大する。このような不安定性は2線式トラ
ンクをPBXに接続するハイブリツド・トランク・ポー
トの不整合減衰量が低い場合には特に生じやすい。第1
図を参照すると、発振を引き起す可能性のあるループが
次のようにして形成される。即ちまず会議通話インタフ
エイス・ポートT1からの会議通話信号が(会議通話回
路を送信機能プロツクTTlに接続するところの)導線
586を介して会議通話回路503に加わるものと仮定
する。会議通話信号は残りの会議通話インタフエイス・
ポートT2およびL1〜L6の受信機能プロツクに加え
られる。先に述べたように、各々の会議通話インタフエ
イス・ボートの送信機能プロツクは、相応する・・イブ
リツド・ポート回路により再送信される受信信号の1部
を会議通話回路に再び加えるから、残りの複数個の会議
通話インタフエイス・ポートからの寄与信号は会議通話
回路で加算され、会議通話インタフエイス・ポートT1
の受信機能プロツクRTlに加えられる。この信号はP
BX5O4を通して伝送され、会議通話インタフエイス
・ポートT1と関連する会議通話者のハィブリツド・ポ
ート回路(図示せず)に加えられ、そこで該信号の1部
は送信機能プロツクTTlを介して会議通話回路に再び
加えられ、これによつて信号ループが形成される。
残りの会議通話インタフエイス・ポートからの寄与信号
の和が充分に大きいと、このループは不安定状態となる
。残りの会議通話インタフエイス・ポートからの寄与信
号の和が小となることを保証する効果的な方法は、会議
通話インタフエイス・ポートの1部には正常位相で送信
し、残りのポートには反転位相で送信することである。
このようにすると、残りの会議通話インタフエイス・ポ
ートの寄与信号が会議通話回路で加算されるとき、負の
位相で再送信されたものは正常位相で再送信されたもの
と相殺し、その結果再送信信号の正味の和は減少し、再
生発振が防止される。第2図は伝送位相行列であつて、
これはある1つの会議通話インタフエイス・ポートから
他の会議通話インタフエイス・ポートに第1図の会議通
話回路503を通して会議通話信号を伝送する位相を正
常(−F)とすべきか、反転(へ)とすべきか、あるい
は全然伝送すべきでない(0)かを示している。
の和が充分に大きいと、このループは不安定状態となる
。残りの会議通話インタフエイス・ポートからの寄与信
号の和が小となることを保証する効果的な方法は、会議
通話インタフエイス・ポートの1部には正常位相で送信
し、残りのポートには反転位相で送信することである。
このようにすると、残りの会議通話インタフエイス・ポ
ートの寄与信号が会議通話回路で加算されるとき、負の
位相で再送信されたものは正常位相で再送信されたもの
と相殺し、その結果再送信信号の正味の和は減少し、再
生発振が防止される。第2図は伝送位相行列であつて、
これはある1つの会議通話インタフエイス・ポートから
他の会議通話インタフエイス・ポートに第1図の会議通
話回路503を通して会議通話信号を伝送する位相を正
常(−F)とすべきか、反転(へ)とすべきか、あるい
は全然伝送すべきでない(0)かを示している。
第2図の最左欄および最も上の行中に示すラベルは第1
図に示す会議通話インタフエイス・ポート中の送信およ
び受信機能プロツクを示すラベルと関連している。この
行列から、会議通話回路は、任意の会議通話インタフエ
イス・ポートに対し、それ自身が送信した信号は伝達し
ないことは明らかである。例えば、TLlからRLlへ
の会議通話信号の伝送はSO″と記されているが、これ
は伝送を行なわないことを意味する。しかし、TLlか
ら他の受信機能プロツクに対しては伝送される。第2図
の行列は試行錯誤による位相選択過過によつて形成され
たものであり、まず最初互いに接続された2つの会議通
話ポート間の伝送位相を選択することから開始される。
2つの仮想的会議通話ポートAおよびBが所定の相互接
続システムを介して互いに接続されると、2ポート伝送
ループが形成される。
図に示す会議通話インタフエイス・ポート中の送信およ
び受信機能プロツクを示すラベルと関連している。この
行列から、会議通話回路は、任意の会議通話インタフエ
イス・ポートに対し、それ自身が送信した信号は伝達し
ないことは明らかである。例えば、TLlからRLlへ
の会議通話信号の伝送はSO″と記されているが、これ
は伝送を行なわないことを意味する。しかし、TLlか
ら他の受信機能プロツクに対しては伝送される。第2図
の行列は試行錯誤による位相選択過過によつて形成され
たものであり、まず最初互いに接続された2つの会議通
話ポート間の伝送位相を選択することから開始される。
2つの仮想的会議通話ポートAおよびBが所定の相互接
続システムを介して互いに接続されると、2ポート伝送
ループが形成される。
これら会議通話ポートの動作が理想的でないと仮定する
と、各ポートは他方のポートにより送信された信号を受
信し、受信会議通話ポートは送信ポートに受信した信号
の1部を再送信する。このようにして、会議通話ポート
BはポートAからの信号を受信し、この受信された元の
信号の1部を該信号を受信したと同じ位相でポートAに
再送信する。同様に、ポートAはポートBからの再送信
信号を受信し、該信号の1部をポートBに再々送信し、
それによつてループが形成される。ポートAから見て、
ポートBからの再送信の大きさはポートBの実際の再送
信量とポートBとの相互接続システムの利得の積となる
。従つて、各々のポートの再送信量と相互接続システム
のポート対ポートの利得の積の正味の和が1またはそれ
以上になると、再生的不安定性が生じることは明らかで
ある。しかし、ループ利得が1となる前でも、安定では
あるが可成大きい正味のループ利得は損失歪を増大させ
ることが知られている。従つて、正昧のループ利得和の
大きさが2ポート・ループの安定性余裕度と損失歪特性
を決定するから、正味のループ利得和を充分小とするこ
とが望ましい。図示の実施例に類似の仮想的会議通話装
置は2ポート・ループに会議通話ポート回路を逐次付加
することにより形成される。
と、各ポートは他方のポートにより送信された信号を受
信し、受信会議通話ポートは送信ポートに受信した信号
の1部を再送信する。このようにして、会議通話ポート
BはポートAからの信号を受信し、この受信された元の
信号の1部を該信号を受信したと同じ位相でポートAに
再送信する。同様に、ポートAはポートBからの再送信
信号を受信し、該信号の1部をポートBに再々送信し、
それによつてループが形成される。ポートAから見て、
ポートBからの再送信の大きさはポートBの実際の再送
信量とポートBとの相互接続システムの利得の積となる
。従つて、各々のポートの再送信量と相互接続システム
のポート対ポートの利得の積の正味の和が1またはそれ
以上になると、再生的不安定性が生じることは明らかで
ある。しかし、ループ利得が1となる前でも、安定では
あるが可成大きい正味のループ利得は損失歪を増大させ
ることが知られている。従つて、正昧のループ利得和の
大きさが2ポート・ループの安定性余裕度と損失歪特性
を決定するから、正味のループ利得和を充分小とするこ
とが望ましい。図示の実施例に類似の仮想的会議通話装
置は2ポート・ループに会議通話ポート回路を逐次付加
することにより形成される。
解析を容易にするため、仮想的会議通話ポートの再送信
特性が互いに同一であるものと仮定している。しかし、
先に述べた如く、会議通話回路の図示の実施例はトラン
ク会議通話者にサービスを提供する会議通話ポートに対
しては大きな相互接続システム利得ならびにハィブリツ
ド・ポート利得を提供している。このようにして仮想的
会議通話が形成されると、3つの型の2ポート・ループ
が可能性として生じる。即ち会議通話トランク・ポート
一会議通話トランク・ポート、会議通話トランクポート
一会議通話ライン・ポート、および会議通話ライン・ポ
ート−会議通話ライン・ポートの3つである。ラインお
よびトランクをPBXに接続するハイブリツド・ポート
の利得、PBX内のライン・バスおよびトランク・バス
(図示せず)と相互接続する増幅器利得、および会議通
話回路利得を含むシステム全体としての利得は、本発明
が使用されるPBXシステムの特定の周波数において周
知である。
特性が互いに同一であるものと仮定している。しかし、
先に述べた如く、会議通話回路の図示の実施例はトラン
ク会議通話者にサービスを提供する会議通話ポートに対
しては大きな相互接続システム利得ならびにハィブリツ
ド・ポート利得を提供している。このようにして仮想的
会議通話が形成されると、3つの型の2ポート・ループ
が可能性として生じる。即ち会議通話トランク・ポート
一会議通話トランク・ポート、会議通話トランクポート
一会議通話ライン・ポート、および会議通話ライン・ポ
ート−会議通話ライン・ポートの3つである。ラインお
よびトランクをPBXに接続するハイブリツド・ポート
の利得、PBX内のライン・バスおよびトランク・バス
(図示せず)と相互接続する増幅器利得、および会議通
話回路利得を含むシステム全体としての利得は、本発明
が使用されるPBXシステムの特定の周波数において周
知である。
本発明の特定の図示の実施例が用いられるPBXシステ
ムにおいては、トランクをPBXに接続するハイブリツ
ド・ポートはラインを接続するハイブリツド・ポートよ
り大きな再送信量を発生させる。ライン再送信量はトラ
ンク再送信量の0.78倍であることが知られている。
PBX中の1以下の利得の増幅器および会議通話利得素
子を通して伝送された後、システムを形成するループ中
の第2のトランクに送信するトランクは正味の再送信利
得0.330を有していることが知られている。同様な
ループ中のラインに送信するトランクは正味の再送信利
得0.126を有しており、ラインに対して送信するラ
インは正味の再送信利得0.05を有している。筆算を
容易にするため、これらの利得を4捨5入し、10倍す
ることにする。その結果、トランク−トランク・ループ
は正規化利得3を、トランク−ライン・ループは正規化
利得1.5を、そしてライン−ライン・ループは正規化
利得0.5を有することになる。またこの正規化により
1なるループ利得は利得10と表わす必要がある。以上
のことに留意して、仮想的会議通話を構成すると、任意
の1つの会議通話ポートから見た利得は、その会議通話
ポートが含まれているすべての2ポート・ループの正規
化利得の和となる。
ムにおいては、トランクをPBXに接続するハイブリツ
ド・ポートはラインを接続するハイブリツド・ポートよ
り大きな再送信量を発生させる。ライン再送信量はトラ
ンク再送信量の0.78倍であることが知られている。
PBX中の1以下の利得の増幅器および会議通話利得素
子を通して伝送された後、システムを形成するループ中
の第2のトランクに送信するトランクは正味の再送信利
得0.330を有していることが知られている。同様な
ループ中のラインに送信するトランクは正味の再送信利
得0.126を有しており、ラインに対して送信するラ
インは正味の再送信利得0.05を有している。筆算を
容易にするため、これらの利得を4捨5入し、10倍す
ることにする。その結果、トランク−トランク・ループ
は正規化利得3を、トランク−ライン・ループは正規化
利得1.5を、そしてライン−ライン・ループは正規化
利得0.5を有することになる。またこの正規化により
1なるループ利得は利得10と表わす必要がある。以上
のことに留意して、仮想的会議通話を構成すると、任意
の1つの会議通話ポートから見た利得は、その会議通話
ポートが含まれているすべての2ポート・ループの正規
化利得の和となる。
例えば、3者の会議通話の場合、各々の会議通話ポート
は他の2つの会議通話ポートと共に2ポート・ループ中
に含まれている。従つて、各々の会議通話ポートからみ
た正味の利得は各々の2ポート・ループの正規化された
ループ利得の代数和となる。第3図は仮想的会議通話回
路が形成されたときの正規化されたループ利得とその正
昧の和をまとめて示したものである。最左欄は仮想的会
議通話で相互接続されているトランクおよびラインの数
を示している。星印を付した会議通話は7Å以上の会議
通話者から成り、交換網タイムスロツト制御装置は会議
通話者の数を6人に限定しているから棄却される。しか
し、タイムスロツト制御装置が6人に限定していないよ
うな場合にはこのような会議通話は許容される。図中の
数字は各列の最上部に記載した会議通話ポートから見た
正味の正規化ループ利得和を表わし、SUMとその最上
部に記載された最右欄の内容は各会議通話の正昧のルー
プ利得の和の総和を表わしている。即ちSUM欄中の数
字は最左欄中に記載された型の会議通話時の利得の総和
を表わす。第2図に示すポート対ポートの伝送位相は第
3図に示す利得を最小化するように選択されている。S
UM欄中の利得はすべて10以下であり、従つて会議通
話回路は安定状態にある。まず2通話者のトランク対ト
ランク・ループについて考えると、各トランクから他方
のトランクへの伝送位相は任意に正常位相が選択されて
いる。
は他の2つの会議通話ポートと共に2ポート・ループ中
に含まれている。従つて、各々の会議通話ポートからみ
た正味の利得は各々の2ポート・ループの正規化された
ループ利得の代数和となる。第3図は仮想的会議通話回
路が形成されたときの正規化されたループ利得とその正
昧の和をまとめて示したものである。最左欄は仮想的会
議通話で相互接続されているトランクおよびラインの数
を示している。星印を付した会議通話は7Å以上の会議
通話者から成り、交換網タイムスロツト制御装置は会議
通話者の数を6人に限定しているから棄却される。しか
し、タイムスロツト制御装置が6人に限定していないよ
うな場合にはこのような会議通話は許容される。図中の
数字は各列の最上部に記載した会議通話ポートから見た
正味の正規化ループ利得和を表わし、SUMとその最上
部に記載された最右欄の内容は各会議通話の正昧のルー
プ利得の和の総和を表わしている。即ちSUM欄中の数
字は最左欄中に記載された型の会議通話時の利得の総和
を表わす。第2図に示すポート対ポートの伝送位相は第
3図に示す利得を最小化するように選択されている。S
UM欄中の利得はすべて10以下であり、従つて会議通
話回路は安定状態にある。まず2通話者のトランク対ト
ランク・ループについて考えると、各トランクから他方
のトランクへの伝送位相は任意に正常位相が選択されて
いる。
従つて、1方のトランク・ポートにより再送信された信
号は他方のトランクによつて再送信された信号により相
殺されない。(何故ならば各々の伝送は同相で行われる
からである。)この理由から、第3図の利得表の第1行
に示す2トランク・0ライン(2T−0L)接続に対す
る利得は両方共正で相加的である。またこのことは第2
図からも分る。即ちTTlからRT2へおよびTT2か
らRTlへの伝送位相は共に正常(イ)と記載されてい
る。次に2トランク・ループ接続に第1の会議通話ライ
ン・ポートL1が接続されると、L1とトランク・ポー
トT1およびT2の各々の間の2ポート・ループ沖の信
号伝送の位相は、L1における再送信された信号の和を
最小とするべく反対極性に選択されている。
号は他方のトランクによつて再送信された信号により相
殺されない。(何故ならば各々の伝送は同相で行われる
からである。)この理由から、第3図の利得表の第1行
に示す2トランク・0ライン(2T−0L)接続に対す
る利得は両方共正で相加的である。またこのことは第2
図からも分る。即ちTTlからRT2へおよびTT2か
らRTlへの伝送位相は共に正常(イ)と記載されてい
る。次に2トランク・ループ接続に第1の会議通話ライ
ン・ポートL1が接続されると、L1とトランク・ポー
トT1およびT2の各々の間の2ポート・ループ沖の信
号伝送の位相は、L1における再送信された信号の和を
最小とするべく反対極性に選択されている。
このことは第2図の位相選択表では次の事実と対応して
いる。即ち、TLlはRTlおよびRT2の両者に正常
位相で伝送するが、TTlはRLlに対し反転位相で伝
送し、TT2はRLlに対し正常位相で伝送している。
ライン−トランク・ループは1.5なる正規化ループ利
得を有しているから、T2から見たTl,T2,Llに
対する正味の正規化されたループ利得和は4.5となる
。このループ利得は第3図の2T−1L行に記載されて
いる。このループ利得和は再生的不安定性を引き起すの
に要求される正規化された利得10よりずつと小さいが
、損失歪を引き起すには充分大きい。従つて会議通話に
更に第2のラインを付加する場合には伝送位相を適当に
選択することにより減少させる必要がある。T2におけ
るループ冴膳の和を減少させるために、T2からL2へ
の伝送位相は反転位相が選択される。また、L2におけ
るループ利得を減少させるために、T1からL2への伝
送位相は正常位相が選択され、2トランク2ラインに対
する総合利得和を最小とするため、L1からL2への伝
送位相は反転位相が選択され、L2からL1への伝送位
相は正常位相が選択される。ライン対ライン・ループ利
得は0.5に正規化されており、ループ利得およびその
和は第3図の利得表に示されている。第3図は2トラン
ク1ライン(2T−1L)会議通話に対するT2から見
たループ利得4,5は2トランク2ライン会議通話に対
しては3に減少していることを示す。上述の如く会議通
話に逐次ラインを付加し、既に接続された会議通話ポー
トと付加された会議通話ポートの間の伝送位相として交
互に正常および反転位相を選択することを続けると、第
2図に示す如き各ポート間の伝送位相が決定される。
いる。即ち、TLlはRTlおよびRT2の両者に正常
位相で伝送するが、TTlはRLlに対し反転位相で伝
送し、TT2はRLlに対し正常位相で伝送している。
ライン−トランク・ループは1.5なる正規化ループ利
得を有しているから、T2から見たTl,T2,Llに
対する正味の正規化されたループ利得和は4.5となる
。このループ利得は第3図の2T−1L行に記載されて
いる。このループ利得和は再生的不安定性を引き起すの
に要求される正規化された利得10よりずつと小さいが
、損失歪を引き起すには充分大きい。従つて会議通話に
更に第2のラインを付加する場合には伝送位相を適当に
選択することにより減少させる必要がある。T2におけ
るループ冴膳の和を減少させるために、T2からL2へ
の伝送位相は反転位相が選択される。また、L2におけ
るループ利得を減少させるために、T1からL2への伝
送位相は正常位相が選択され、2トランク2ラインに対
する総合利得和を最小とするため、L1からL2への伝
送位相は反転位相が選択され、L2からL1への伝送位
相は正常位相が選択される。ライン対ライン・ループ利
得は0.5に正規化されており、ループ利得およびその
和は第3図の利得表に示されている。第3図は2トラン
ク1ライン(2T−1L)会議通話に対するT2から見
たループ利得4,5は2トランク2ライン会議通話に対
しては3に減少していることを示す。上述の如く会議通
話に逐次ラインを付加し、既に接続された会議通話ポー
トと付加された会議通話ポートの間の伝送位相として交
互に正常および反転位相を選択することを続けると、第
2図に示す如き各ポート間の伝送位相が決定される。
伝送位相の選択は第3図の正昧のループ利得の和を最小
化するように行なわれた。このように伝送位相行列を逐
次形成する方法は実用的な結果が得られるが、ある限界
が存在する。会議通話者が会議通話ポート回路に番号順
に接続されているならば会議通話の安定性は保持される
。例えば会議通話においてトランク会議通話者が唯1人
ならば、その会議通話者はポートT1に接続されるべき
である。同様に、ライン会議通話者は会議通話ライン・
ポートに対し番号順に接続されるべきで、1人の会議通
話者が会議通話から抜けると、番号の小さなライン・ポ
ートを使用する必要がある場合には残りの会議通話者は
再接続される。このような切換え法は当業者にあつては
周知であり、第1図に示す交換網タイムスロツト制御装
置500中に組み込まれている。第2図の伝送位相行列
は多数回の試行の最終結果であることに注意されたい。
化するように行なわれた。このように伝送位相行列を逐
次形成する方法は実用的な結果が得られるが、ある限界
が存在する。会議通話者が会議通話ポート回路に番号順
に接続されているならば会議通話の安定性は保持される
。例えば会議通話においてトランク会議通話者が唯1人
ならば、その会議通話者はポートT1に接続されるべき
である。同様に、ライン会議通話者は会議通話ライン・
ポートに対し番号順に接続されるべきで、1人の会議通
話者が会議通話から抜けると、番号の小さなライン・ポ
ートを使用する必要がある場合には残りの会議通話者は
再接続される。このような切換え法は当業者にあつては
周知であり、第1図に示す交換網タイムスロツト制御装
置500中に組み込まれている。第2図の伝送位相行列
は多数回の試行の最終結果であることに注意されたい。
実際の回路素子の値および当業者において周知の解析法
を用いて2ポートおよび直列3ポート利得の値を計算す
るのに計算機が使用された。その結果得られた計算機に
よるデータは第3図に示す正規化されたループ利得の正
当性を実証するのに使用された。大きな利得(例えば8
)を呈するポート対ポート・ループが認められ、これに
関与する伝送位相は適度に小さな利得(例えば6または
それ以下)となるまで再選択された。許容し得る利得は
設計者の要求する安定性マージンに従つて夫々の実施例
で変化するものである。第4図は本発明の特定の実施例
を示すものである。
を用いて2ポートおよび直列3ポート利得の値を計算す
るのに計算機が使用された。その結果得られた計算機に
よるデータは第3図に示す正規化されたループ利得の正
当性を実証するのに使用された。大きな利得(例えば8
)を呈するポート対ポート・ループが認められ、これに
関与する伝送位相は適度に小さな利得(例えば6または
それ以下)となるまで再選択された。許容し得る利得は
設計者の要求する安定性マージンに従つて夫々の実施例
で変化するものである。第4図は本発明の特定の実施例
を示すものである。
第4図の素子および機能プロツクを指示する・番号およ
び文字は第1図で用いたシンボルと出来る限り関連のあ
るものを用いている。図を簡単にするため、会議通話イ
ンタフエイス・ポートの機能プロツクは第1図で用いた
と同じラベルを使用している。しかし、送信機能ブロツ
クと受信機能プロツクは互いに別々にかつ引用番号なし
に図示してある。更に、第1図の会議通話インタフエイ
ス・ポートの送信機能ブロックと受信機能プロツクを結
合するCシリーズ結合機能プロツクは第4図では除外さ
れている。2つの図で多少の相異はあるけれども、第4
図に示すシステムは第1図のシステムと同じものと見做
されたい。
び文字は第1図で用いたシンボルと出来る限り関連のあ
るものを用いている。図を簡単にするため、会議通話イ
ンタフエイス・ポートの機能プロツクは第1図で用いた
と同じラベルを使用している。しかし、送信機能ブロツ
クと受信機能プロツクは互いに別々にかつ引用番号なし
に図示してある。更に、第1図の会議通話インタフエイ
ス・ポートの送信機能ブロックと受信機能プロツクを結
合するCシリーズ結合機能プロツクは第4図では除外さ
れている。2つの図で多少の相異はあるけれども、第4
図に示すシステムは第1図のシステムと同じものと見做
されたい。
但し第4図のシステムは会議通話回路503の実施例に
重点が置かれていることに注意されたい。上で述べた方
法に従つて第2図のように形成された伝送位相行列は第
4図に示す本発明の特定の実施例により実現されている
。
重点が置かれていることに注意されたい。上で述べた方
法に従つて第2図のように形成された伝送位相行列は第
4図に示す本発明の特定の実施例により実現されている
。
第4図に示す会議通話回路503の重要な機能は、会議
通話インタフエイス・ポートの送信機能プロツクTTl
,TT2およびTLl〜TL6から受信された会議通話
信号から、各々の会議通話インタフエイス・ポート受信
機能プロツクRTl,RT2およびRLl〜RL6に対
し、他の会議通話インタフエイス・ポートからの選択的
に位相切換えされた信号を成分として含み、かつ同じ会
議通話インタフエイス・ポートによつて送信された信号
の成分は実質的に含まない混成信号を形成することであ
る。この概念は第2図を参照することにより容易に理解
できる。即ち任意の会議通話インタフエイス・ポートで
受信される信号成分の位相は、最も上の行に沿って所望
の受信機能プロツクを見出し、その下の欄の伝送位相を
読み取ることにより決定し得る。第4図において、機能
プロツクTLl〜TL6で表わされるラインにサービス
を提供する会議通話インタフエイス・ポートの送信端子
の出力は夫夫相応する抵抗510,520,530,5
40,550および560を介して導線565および増
幅器100の正常(イ)入力に接続されている。
通話インタフエイス・ポートの送信機能プロツクTTl
,TT2およびTLl〜TL6から受信された会議通話
信号から、各々の会議通話インタフエイス・ポート受信
機能プロツクRTl,RT2およびRLl〜RL6に対
し、他の会議通話インタフエイス・ポートからの選択的
に位相切換えされた信号を成分として含み、かつ同じ会
議通話インタフエイス・ポートによつて送信された信号
の成分は実質的に含まない混成信号を形成することであ
る。この概念は第2図を参照することにより容易に理解
できる。即ち任意の会議通話インタフエイス・ポートで
受信される信号成分の位相は、最も上の行に沿って所望
の受信機能プロツクを見出し、その下の欄の伝送位相を
読み取ることにより決定し得る。第4図において、機能
プロツクTLl〜TL6で表わされるラインにサービス
を提供する会議通話インタフエイス・ポートの送信端子
の出力は夫夫相応する抵抗510,520,530,5
40,550および560を介して導線565および増
幅器100の正常(イ)入力に接続されている。
増幅器100の出力の導線103は、会議通話インタフ
エイス・ポートのライン送信機能プロツクが出力した正
常(非反転)信号より成る混成信号を提供する。この混
成信号は次式で特徴づけられる。ここで+または一の符
号を有する送信機能プロツクのシンボルは機能プロツク
により送信される会議通話信号を表わす。そして+の符
号は正常位相を表わす。抵抗402および直流阻止コン
デンサ403はこの混合信号を第1の会議通話トランク
受信プロツクRTlに加える。同様に、抵抗407およ
びコンデンサ408は混成信号をRT2に加える。この
ようにして、ラインサービスを提供する会議通話インタ
フエイス・ポートの各々は、トランクにサービスを提供
する2つの会議通話インタフエイス・ポートに第2図の
RTlおよびRT2の下の欄に示す如く正常位相で伝送
する。TTlは抵抗405およびコンデンサ408を介
してRT2に伝送し、TT2は抵抗401およびフンデ
ンサ403を介してRTlに伝送する。抵抗204は導
線103に接続されており、式(1)で表わされる混成
信号を増幅器200の反転(へ)入力端子に加える。
エイス・ポートのライン送信機能プロツクが出力した正
常(非反転)信号より成る混成信号を提供する。この混
成信号は次式で特徴づけられる。ここで+または一の符
号を有する送信機能プロツクのシンボルは機能プロツク
により送信される会議通話信号を表わす。そして+の符
号は正常位相を表わす。抵抗402および直流阻止コン
デンサ403はこの混合信号を第1の会議通話トランク
受信プロツクRTlに加える。同様に、抵抗407およ
びコンデンサ408は混成信号をRT2に加える。この
ようにして、ラインサービスを提供する会議通話インタ
フエイス・ポートの各々は、トランクにサービスを提供
する2つの会議通話インタフエイス・ポートに第2図の
RTlおよびRT2の下の欄に示す如く正常位相で伝送
する。TTlは抵抗405およびコンデンサ408を介
してRT2に伝送し、TT2は抵抗401およびフンデ
ンサ403を介してRTlに伝送する。抵抗204は導
線103に接続されており、式(1)で表わされる混成
信号を増幅器200の反転(へ)入力端子に加える。
更に、第2の送信トランク・ポートTT2の出力は、抵
抗201を介して増幅器200の反転入力端子に接続さ
れており、第1の送信トランク・ポートTTlの出力は
抵抗202を介して増幅器200の正常人力に接続され
ている。導線206上の増幅器200の出力は次式で表
わされる混成信号である。ここで一の符号は位相反転を
表わす。
抗201を介して増幅器200の反転入力端子に接続さ
れており、第1の送信トランク・ポートTTlの出力は
抵抗202を介して増幅器200の正常人力に接続され
ている。導線206上の増幅器200の出力は次式で表
わされる混成信号である。ここで一の符号は位相反転を
表わす。
導線206上の信号は増幅器の利得を1に保持するため
、抵抗205を介して増幅器200の反転入力にフイー
ドバツクされている。
、抵抗205を介して増幅器200の反転入力にフイー
ドバツクされている。
導線206上の信号はまた抵抗21(その値はRオーム
と仮定)を介して回路ノード27に加えられる。+TL
2として特徴づけられる信号は抵抗23(その値もまた
Rオームである)を介してノード27に加えられる。更
に、信号+TL4は抵抗22(その値はR/2オームで
ある)を介してやはりノード27に加えられる。抵抗2
2は抵抗21または23の1/2の抵抗値しか有してい
ないから、信号+TL4はノード27に他の信号の電流
と比べて2倍の電流を供給する。従つて、ノード27の
混成信号は次式で表わされる。この式を簡単化すると次
式を得る。
と仮定)を介して回路ノード27に加えられる。+TL
2として特徴づけられる信号は抵抗23(その値もまた
Rオームである)を介してノード27に加えられる。更
に、信号+TL4は抵抗22(その値はR/2オームで
ある)を介してやはりノード27に加えられる。抵抗2
2は抵抗21または23の1/2の抵抗値しか有してい
ないから、信号+TL4はノード27に他の信号の電流
と比べて2倍の電流を供給する。従つて、ノード27の
混成信号は次式で表わされる。この式を簡単化すると次
式を得る。
式(4)で特徴づけられる信号はコンデンサ24を介し
てRL2に伝送される。
てRL2に伝送される。
式(4)において、信号一TL2は信号+TL2と相殺
され、それによつて第2図に示す如くTL2からRL2
への伝送が妨げられる。また+2TL4は−TL4を相
殺し、+TL4が残る。この操作は第2図に従うもので
あつて、第2図ではTL4からRL2への伝送は正常(
至)位相であり、信号の過剰相殺により位相反転が起る
ことを示している。上で述べた信号組み合わせの概念は
、第4図に示す残りの会議通話受信ポートと関連する会
議通話回路ノードで繰返し実行される。
され、それによつて第2図に示す如くTL2からRL2
への伝送が妨げられる。また+2TL4は−TL4を相
殺し、+TL4が残る。この操作は第2図に従うもので
あつて、第2図ではTL4からRL2への伝送は正常(
至)位相であり、信号の過剰相殺により位相反転が起る
ことを示している。上で述べた信号組み合わせの概念は
、第4図に示す残りの会議通話受信ポートと関連する会
議通話回路ノードで繰返し実行される。
増幅器100に対するのに類似の仕方で、増幅器300
は抵抗303,304,305,306および307を
介してその入力端子にアナログ信号を受信し、その出力
導線308に次式で与えられる混成信号を形成する。こ
の混成信号は抵抗12を介して回路ノード17に加えら
れる。
は抵抗303,304,305,306および307を
介してその入力端子にアナログ信号を受信し、その出力
導線308に次式で与えられる混成信号を形成する。こ
の混成信号は抵抗12を介して回路ノード17に加えら
れる。
更に信号+TL6および+TL4が抵抗13および11
を夫々介してノード17に加えられる。抵抗11,12
および13はすべて抵抗値は等しく、従つてコンデンサ
14を介してRLIに送信されるノード17の信号は次
式で与えられる。この混成信号中にぱ+TLl信号成分
が無いこと、そしてこれぱ第2図に相応していること(
即ちTLIからRLIへの伝送はOである)に注意され
たい。
を夫々介してノード17に加えられる。抵抗11,12
および13はすべて抵抗値は等しく、従つてコンデンサ
14を介してRLIに送信されるノード17の信号は次
式で与えられる。この混成信号中にぱ+TLl信号成分
が無いこと、そしてこれぱ第2図に相応していること(
即ちTLIからRLIへの伝送はOである)に注意され
たい。
更に、式(6)の信号成分の符号は第2図のRLI列に
示す符号と一致している。コンデンサ14,24,35
,44,53,64,403および408は2つの目的
に使用されることに注意されたい。
示す符号と一致している。コンデンサ14,24,35
,44,53,64,403および408は2つの目的
に使用されることに注意されたい。
本発明の図示の実施例で使用されている型の会議通話イ
ンタフエイス・ポート回路は一般に直流オフ・セツト電
圧を必要とする。コンデンサは信号加算抵抗から直流電
圧を阻止する。しかし、更にコンデンサの値を注意して
選択するとシステムの周波数応答の低周波ロール・オフ
が与えられる。会議通話回路は約30Hzの周波数領域
の不安定性に感応することが知られている。本発明の図
示の実施例中のコンデンサは100Hz以下の周波数に
おける会議通話回路の周波数応答をロール・オフするよ
う選択されている。従つて、システム利得は約30Hz
のところでは極めて低く、それによつて低周波における
不安定の可能性が実質的に減少する。コンデンサ15,
25,36,45,54,65,404および406は
8KHz以上の高周波応答を減少させる働きをする。
ンタフエイス・ポート回路は一般に直流オフ・セツト電
圧を必要とする。コンデンサは信号加算抵抗から直流電
圧を阻止する。しかし、更にコンデンサの値を注意して
選択するとシステムの周波数応答の低周波ロール・オフ
が与えられる。会議通話回路は約30Hzの周波数領域
の不安定性に感応することが知られている。本発明の図
示の実施例中のコンデンサは100Hz以下の周波数に
おける会議通話回路の周波数応答をロール・オフするよ
う選択されている。従つて、システム利得は約30Hz
のところでは極めて低く、それによつて低周波における
不安定の可能性が実質的に減少する。コンデンサ15,
25,36,45,54,65,404および406は
8KHz以上の高周波応答を減少させる働きをする。
TDM−PBX内のサンプル・ホールド過程において8
KHzに近い高い周波数エネルギーを含むステツプ関数
が発生される。この高い周波数エネルギーはこれらコン
デンサを介して接地され、それによつて高周波歪および
不安定となる可能性が減少する。会議通話システムの利
得は、会議通話信号を会議通話インタフエイス・ポート
の受信端子、あるいは会議通話回路中の演算増幅器に提
供する抵抗を有利に選択することにより決定される。本
発明の図示の実施例においては、抵抗201,202,
303,304,401および405の値は、一様な伝
送レベルが得られるよう会議通話ライン信号よりも会議
通話トランク信号に付加的利得を提供するよう選択され
る。抵抗の値の選択の仕方は、会議通話回路に加えられ
る会議通話信号の特性の性質に依存して実施例毎に変化
するが、当業者において明白である。第4図の会議通話
装置の実施例は以下の回路素子値を用いて構成された。
KHzに近い高い周波数エネルギーを含むステツプ関数
が発生される。この高い周波数エネルギーはこれらコン
デンサを介して接地され、それによつて高周波歪および
不安定となる可能性が減少する。会議通話システムの利
得は、会議通話信号を会議通話インタフエイス・ポート
の受信端子、あるいは会議通話回路中の演算増幅器に提
供する抵抗を有利に選択することにより決定される。本
発明の図示の実施例においては、抵抗201,202,
303,304,401および405の値は、一様な伝
送レベルが得られるよう会議通話ライン信号よりも会議
通話トランク信号に付加的利得を提供するよう選択され
る。抵抗の値の選択の仕方は、会議通話回路に加えられ
る会議通話信号の特性の性質に依存して実施例毎に変化
するが、当業者において明白である。第4図の会議通話
装置の実施例は以下の回路素子値を用いて構成された。
上述の実施例は本発明の原理の応用を例示するものであ
る。
る。
本発明の教えるところにより、本発明の精神と範囲を逸
脱することなく多数の他の装置を当業者が考案し得るこ
とを理解されたい。以上要約すると次の通りである。1
複数個のポートの間で情報を同時交換する会議通話回
路であつて、各々のポートは少くとも夫々の関連する会
議通話者のアナログ情報信号を送信する第1の端末と、
他のポートから送信された混合会議通話アナログ情報信
号を受信する第2の端末とを含んでおり、前記混合会議
通話アナログ情報信号の1部はポートを通して第1の端
末に再送信され、前記会議通話回路は:複数個のポート
の第2の端末に対し別個の信号を発生させるべく、複数
個のポートの各々の第1の端末からの信号を混合する手
段を含み、各ポートは前記混合手段と他のポートと共に
異なる滞在的発振ループ回路を形成し、前記別個の信号
の各々は複数個のポートの各々の第1の端末からのアナ
ログ情報信号を選択的位相および振幅比率で組み合わせ
たものより成り、それによつて各々の上記ループ回路中
での発振を禁止するのに充分な程度に再送信信号を互い
に相殺する会議通話回路。
脱することなく多数の他の装置を当業者が考案し得るこ
とを理解されたい。以上要約すると次の通りである。1
複数個のポートの間で情報を同時交換する会議通話回
路であつて、各々のポートは少くとも夫々の関連する会
議通話者のアナログ情報信号を送信する第1の端末と、
他のポートから送信された混合会議通話アナログ情報信
号を受信する第2の端末とを含んでおり、前記混合会議
通話アナログ情報信号の1部はポートを通して第1の端
末に再送信され、前記会議通話回路は:複数個のポート
の第2の端末に対し別個の信号を発生させるべく、複数
個のポートの各々の第1の端末からの信号を混合する手
段を含み、各ポートは前記混合手段と他のポートと共に
異なる滞在的発振ループ回路を形成し、前記別個の信号
の各々は複数個のポートの各々の第1の端末からのアナ
ログ情報信号を選択的位相および振幅比率で組み合わせ
たものより成り、それによつて各々の上記ループ回路中
での発振を禁止するのに充分な程度に再送信信号を互い
に相殺する会議通話回路。
2 前記第1項記載の会議通話回路であつて、前記混合
手段は:各々位相反転入力端子と位相正常人力端子およ
び出力端子を有する複数個の増幅器と;所望の伝送レベ
ルを達成するべく各々の増幅器に接続された利得決定手
段と;選択可能なポートの夫々の第1の端末を増幅器の
選択可能な入力端子に接続する複数個の抵抗信号路より
成る会議通話回路。
手段は:各々位相反転入力端子と位相正常人力端子およ
び出力端子を有する複数個の増幅器と;所望の伝送レベ
ルを達成するべく各々の増幅器に接続された利得決定手
段と;選択可能なポートの夫々の第1の端末を増幅器の
選択可能な入力端子に接続する複数個の抵抗信号路より
成る会議通話回路。
3前記第2項記載の会議通話回路であつて、各各の増幅
器の前記利得決定手段は:複数個の抵抗信号路と、フイ
ードバツク・ループを形成するべく夫々の増幅器の出力
端子および選択可能な入力端子に接続された抵抗信号路
とを含む会議通話回路。
器の前記利得決定手段は:複数個の抵抗信号路と、フイ
ードバツク・ループを形成するべく夫々の増幅器の出力
端子および選択可能な入力端子に接続された抵抗信号路
とを含む会議通話回路。
4前記第1項記載の会議通話回路であつて、前記混合手
段は:そこを流れる夫々のアナログ情報信号の電流は互
いに選択的比率で組合され、各ポートの第2の端末に、
選択し得るポートから送信された選択的に位相切換えさ
れたアナログ情報信号の和より成る夫々の混成情報信号
が得られるような相対的抵抗値を有する複数個の抵抗信
号路より成る会議通話回路。
段は:そこを流れる夫々のアナログ情報信号の電流は互
いに選択的比率で組合され、各ポートの第2の端末に、
選択し得るポートから送信された選択的に位相切換えさ
れたアナログ情報信号の和より成る夫々の混成情報信号
が得られるような相対的抵抗値を有する複数個の抵抗信
号路より成る会議通話回路。
5前記第1項記載の会議通話回路であつて、前記混合手
段は:中間信号を発生させるため、前記第1の端子の予
め定められた部分からの信号の加算を行う少くとも1つ
の手段と:別個の信号を発生させるため、前記第1の端
子からの信号を組み合わせる複数個の手段と;前記中間
信号を前記組み合わせ手段の内の予め定められたものの
入力に結合する手段とより成る会議通話回路。
段は:中間信号を発生させるため、前記第1の端子の予
め定められた部分からの信号の加算を行う少くとも1つ
の手段と:別個の信号を発生させるため、前記第1の端
子からの信号を組み合わせる複数個の手段と;前記中間
信号を前記組み合わせ手段の内の予め定められたものの
入力に結合する手段とより成る会議通話回路。
6前記第5項の会議通話回路であつて:少くとも2つの
加倖手段が設けられており、前記加算手段の第1のもの
の出力からの中間信号と前記加算手段の第2のものの入
力に結合する手段が設けられている会議通話回路。
加倖手段が設けられており、前記加算手段の第1のもの
の出力からの中間信号と前記加算手段の第2のものの入
力に結合する手段が設けられている会議通話回路。
7 前記第5項に従う会議通話回路であつて、前記加算
手段は:位相正常人力端子と位相反転入力端子および出
力端子を有する演算増幅器より成る会議通話回路。
手段は:位相正常人力端子と位相反転入力端子および出
力端子を有する演算増幅器より成る会議通話回路。
8 複数個の会義通話ポート間で情報を同時交換する方
法であつて、各々のポートは夫々関連する会議通話者の
アナログ情報信号を送信する端末と、他のポートからの
混合会議通話アナログ情報信号を受信する端末を含み、
前記混合会議通話アナログ情報信号の1部は前記ポート
を通してその送信端末に再送信され、前記方法は:(1
)ポートの第1および第2の端末により送信された情報
信号を組み合わせて、夫々の第1および第2の混成信号
を形成し、(2)第1の混成信号を、ポートの選択可能
な第3の端末により送信され、ポートの第1の端末から
排除された情報信号と選択可能な位相で組み合わせて第
3の混成信号を形成し、(3)第1の混成信号を抵抗性
信号路を介してポートの第3の端子に分配し、(4)第
2および第3の混成信号を抵抗性信号路を介してポート
の夫々に第4および第5の端末に分配し、(5)ポート
により送信された情報信号を、混成信号を各々のポート
に伝達する信号路とある抵抗比関係を有する抵抗性信号
路を介して選択可能なポートに分配する階程より成る方
法。
法であつて、各々のポートは夫々関連する会議通話者の
アナログ情報信号を送信する端末と、他のポートからの
混合会議通話アナログ情報信号を受信する端末を含み、
前記混合会議通話アナログ情報信号の1部は前記ポート
を通してその送信端末に再送信され、前記方法は:(1
)ポートの第1および第2の端末により送信された情報
信号を組み合わせて、夫々の第1および第2の混成信号
を形成し、(2)第1の混成信号を、ポートの選択可能
な第3の端末により送信され、ポートの第1の端末から
排除された情報信号と選択可能な位相で組み合わせて第
3の混成信号を形成し、(3)第1の混成信号を抵抗性
信号路を介してポートの第3の端子に分配し、(4)第
2および第3の混成信号を抵抗性信号路を介してポート
の夫々に第4および第5の端末に分配し、(5)ポート
により送信された情報信号を、混成信号を各々のポート
に伝達する信号路とある抵抗比関係を有する抵抗性信号
路を介して選択可能なポートに分配する階程より成る方
法。
第1図は会議通話回路とPBXからのTDMバスのイン
タフエイスを行う会議通話インタフエイス・ポート回路
のプロツク図、第2図は本発明の原理に従つて形成され
た伝送位相行列であつて、図示の実施例における各々の
会議通話インタフエイス・ポートからその以外のすべて
の会議通話インタフエイス・ポートへの伝送位相を示す
図で、第3図は第2図の行列を形成する過程における種
種のポートでの個々および組み合わせループ利得を示す
図、第4図は時分割多重式のPBXを用いた場合の本発
明の実施例を示す回路プロツク図である。 〔主要部分の符号の説明〕、第1のバス・・・・・・D
IST5Ol、第2のバス・・・・・・SUM5O2、
会議用通話回路・・・・・・503、インターフエイス
回路・・・・・・T1、第1の端末回路・・・・・・T
Tl、第2の端末回路・・・・・・RTl、回復させる
回路・・・・・・CTl。
タフエイスを行う会議通話インタフエイス・ポート回路
のプロツク図、第2図は本発明の原理に従つて形成され
た伝送位相行列であつて、図示の実施例における各々の
会議通話インタフエイス・ポートからその以外のすべて
の会議通話インタフエイス・ポートへの伝送位相を示す
図で、第3図は第2図の行列を形成する過程における種
種のポートでの個々および組み合わせループ利得を示す
図、第4図は時分割多重式のPBXを用いた場合の本発
明の実施例を示す回路プロツク図である。 〔主要部分の符号の説明〕、第1のバス・・・・・・D
IST5Ol、第2のバス・・・・・・SUM5O2、
会議用通話回路・・・・・・503、インターフエイス
回路・・・・・・T1、第1の端末回路・・・・・・T
Tl、第2の端末回路・・・・・・RTl、回復させる
回路・・・・・・CTl。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 会議通話者のハイブリッド回路の送信路に接続され
た第1のバス、会議通話者のハイブリッド回路の受信路
に接続された第2のバス、前記第1のバスと前記第2の
バスとの間に接続され、第1のバスから送信された情報
信号を会議通話を実行するよう処理する会議通話回路、
及び各関連する会議通話者用のインターフェイス回路を
備え、前記インターフェイス回路の各々が 会議通話者からの信号と会議通話を実行するよう処理さ
れた情報信号の一部との両方を含む情報信号を会議通話
回路に送信する第1の端末回路、前記会議通話回路から
会議通話を実行するよう処理された情報信号を受信する
第2の端末回路、及び前記第1の端末回路と前記第2の
端末回路とを相互接続させて前記第1のバスより受信し
た到来信号から前記会議通話回路より受信した会議通話
を実行するよう処理された情報信号を減算し、それによ
つて会議通話者からの信号と会議通話を実行するよう処
理された情報信号の前記一部とを復元させる回路を含む
情報の同時交換を行なう会議通話装置において、各イン
ターフェイス回路の第1の端末回路は第1のバス回路と
会議通話回路との間に接続され、各インターフェイス回
路の第2の端末は第2のバス回路と会議通話回路との間
に接続され、前記会議通話回路は、複数のインターフェ
イス回路の各々の第1の端末回路から情報信号を受信し
かつ複数のインターフェイス回路の各々の第2の端末回
路に対してそれぞれ別個の信号を発生するように構成さ
れており、各々の前記別個の信号は前記複数のインター
フェイス回路の各々の第1の端末回路からの情報信号を
、会議通話装置内における発振を防止するのに十分な程
度に少なくとも3個のインターフェイス回路のいずれか
に関し相互に受授している会議通話を実行するよう処理
された再送信情報信号の前記一部を相殺するような位相
と振幅比率において代数学的に加算して得られたもので
あることを特徴とする会議通話装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の会議通話装置であつて
、前記会議通話回路は: 各々位相反転入力端子と位相正常入力端子および出力端
子を有する複数個の増幅器と;所望の伝送レベルを達成
するために各々の増輻器に接続された利得決定回路と;
選択可能なインタフェイス・ポート回路の夫々の第1の
端末インタフェイス回路を増幅器の選択可能な入力端末
に接続する複数個の抵抗信号路とより成ることを特徴と
する会議通話装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の会議通話装置であつて
、各々の増幅器の利得決定回路は: 複数個の抵抗信号路と; フィードバック・ループを形成するために夫々の増幅器
の出力端子と複数個の増幅器の入力の内の1つに接続さ
れた抵抗信号路とより成ることを特徴とする会議通話装
置。 4 特許請求の範囲第1項記載の会議通話装置であつて
、前記会議通話回路は: そこを流れる夫々の情報信号の電流は互いに選択可能な
割合で組合わされ、それによつて選択可能なインタフェ
イス・ポート回路から送信された選択された位相を有す
る情報信号の和より成る夫夫の混成情報信号を第2の端
末回路に与えるような相互関係にある値の抵抗を含む複
数個の抵抗信号路より成ることを特徴とする会議通話装
置。 5 特許請求の範囲第1項記載の会議通話装置であつて
、前記会議通話回路は: 前記第1の端末回路の予め定められた1部分の信号を加
算して中間信号を形成する少くとも1つの加算回路と;
前記第1の端末回路からの信号を組み合わせて別個の信
号を形成する複数個の回路と;前記中間信号を前記加算
回路の内の予め定められたものの入力に結合する結合回
路とより成ることを特徴とする会議通話装置。 6 特許請求の範囲第5項記載の会議通話装置であつて
、前記会議通話回路は: 第2の加算回路を含み; 前記結合回路は第1の加算回路の出力からの中間信号を
第2の加算回路の入力に結合することを特徴とする会議
通話装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/733,380 US4049920A (en) | 1976-10-18 | 1976-10-18 | Analog signal summing conference circuit |
US000000733380 | 1976-10-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5350603A JPS5350603A (en) | 1978-05-09 |
JPS5915548B2 true JPS5915548B2 (ja) | 1984-04-10 |
Family
ID=24947369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52124124A Expired JPS5915548B2 (ja) | 1976-10-18 | 1977-10-18 | 会議通話装置 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4049920A (ja) |
JP (1) | JPS5915548B2 (ja) |
CA (1) | CA1090927A (ja) |
CH (1) | CH624520A5 (ja) |
DE (1) | DE2746624C2 (ja) |
FR (1) | FR2368186A1 (ja) |
GB (1) | GB1562937A (ja) |
IT (1) | IT1087789B (ja) |
NL (1) | NL7711366A (ja) |
SE (1) | SE7711282L (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4253000A (en) * | 1979-01-18 | 1981-02-24 | Rolm Corporation | Method and system for reducing conference bridge oscillations |
US4293946A (en) * | 1979-11-21 | 1981-10-06 | International Telephone And Telegraph Corporation | Trilateral duplex path conferencing system with broadcast capability |
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NL8006518A (nl) * | 1980-12-01 | 1982-07-01 | Philips Nv | Conferentiestelsel voor telefonie. |
GB2110057B (en) * | 1981-10-22 | 1986-06-25 | Bloomfield James Warman | Improvements in and relating to telephone conference amplifiers, and telephone conference bridges incorporating the same |
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SE449152B (sv) * | 1986-03-19 | 1987-04-06 | Paul Gosta Wilhelm Rosen | Kommunikationsanleggning innefattande ett flertal enheter vilka kan uppretthalla en konferenskoppling |
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US3991280A (en) * | 1975-05-23 | 1976-11-09 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Monobus variable resistance transmission circuit |
-
1976
- 1976-10-18 US US05/733,380 patent/US4049920A/en not_active Expired - Lifetime
-
1977
- 1977-10-07 SE SE7711282A patent/SE7711282L/ not_active Application Discontinuation
- 1977-10-12 GB GB42429/77A patent/GB1562937A/en not_active Expired
- 1977-10-17 CH CH1263577A patent/CH624520A5/de not_active IP Right Cessation
- 1977-10-17 DE DE2746624A patent/DE2746624C2/de not_active Expired
- 1977-10-17 NL NL7711366A patent/NL7711366A/xx not_active Application Discontinuation
- 1977-10-17 CA CA288,890A patent/CA1090927A/en not_active Expired
- 1977-10-17 FR FR7731170A patent/FR2368186A1/fr active Granted
- 1977-10-17 IT IT28683/77A patent/IT1087789B/it active
- 1977-10-18 JP JP52124124A patent/JPS5915548B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1087789B (it) | 1985-06-04 |
SE7711282L (sv) | 1978-04-19 |
FR2368186B1 (ja) | 1982-02-19 |
CH624520A5 (ja) | 1981-07-31 |
DE2746624C2 (de) | 1983-10-27 |
FR2368186A1 (fr) | 1978-05-12 |
US4049920A (en) | 1977-09-20 |
JPS5350603A (en) | 1978-05-09 |
CA1090927A (en) | 1980-12-02 |
GB1562937A (en) | 1980-03-19 |
DE2746624A1 (de) | 1978-04-20 |
NL7711366A (nl) | 1978-04-20 |
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