JPS59154966A - コンブエキス製造法 - Google Patents
コンブエキス製造法Info
- Publication number
- JPS59154966A JPS59154966A JP58029908A JP2990883A JPS59154966A JP S59154966 A JPS59154966 A JP S59154966A JP 58029908 A JP58029908 A JP 58029908A JP 2990883 A JP2990883 A JP 2990883A JP S59154966 A JPS59154966 A JP S59154966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kelp
- essence
- extract
- fine particles
- tangles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はコンブに含有する成分を風味良く、安定的に
短時間でエキス状として抽出することを特長とするもの
である、コンブの主成分は強粘質性の多糖類、タン白質
、ミネラル、ビタミン類であるがこの成分をエキス状と
して抽出する場合表層のクチクラ状の強固な被膜と複雑
なセン維組織により阻害され含有成分の抽出割合が低く
、又ロット毎の成分値に変動が大きく、加えてP−H調
整に伴う異味となって風味を損ね抽出時間を多く要する
欠点があった。拳法は抽出成分の安定化を図るため製造
上の基準として、従来の乾燥コンブを(生)の状態に還
元したものに置換え、リン原子が網目構造をもつ縮合リ
ン酸塩とセン維1分解酵素を添加し細粒化することによ
って抽出時間は短縮される。又、タン自分解酵素とでん
粉分解酵素の併用時にも失活していないセン維分解酵素
が共動し抽出効果を促進せしめることによシ処理時間の
短縮が図られることになる。製造方法は大別すると 1、 原料コンブの還元工程 2、 縮合リン酸塩とセン維素分解酵素処理6、細粒化
工程 4 タ/白質分解酵素、でんぷん分解酵素処理となる 以下その詳細について説明する。
短時間でエキス状として抽出することを特長とするもの
である、コンブの主成分は強粘質性の多糖類、タン白質
、ミネラル、ビタミン類であるがこの成分をエキス状と
して抽出する場合表層のクチクラ状の強固な被膜と複雑
なセン維組織により阻害され含有成分の抽出割合が低く
、又ロット毎の成分値に変動が大きく、加えてP−H調
整に伴う異味となって風味を損ね抽出時間を多く要する
欠点があった。拳法は抽出成分の安定化を図るため製造
上の基準として、従来の乾燥コンブを(生)の状態に還
元したものに置換え、リン原子が網目構造をもつ縮合リ
ン酸塩とセン維1分解酵素を添加し細粒化することによ
って抽出時間は短縮される。又、タン自分解酵素とでん
粉分解酵素の併用時にも失活していないセン維分解酵素
が共動し抽出効果を促進せしめることによシ処理時間の
短縮が図られることになる。製造方法は大別すると 1、 原料コンブの還元工程 2、 縮合リン酸塩とセン維素分解酵素処理6、細粒化
工程 4 タ/白質分解酵素、でんぷん分解酵素処理となる 以下その詳細について説明する。
1、 原料コンブの還元
エキス成分が原料コンブによって変動するととは不可避
であるがその偏差を最少限にするだめの製造法が必要で
ある。一般的に原料コンブは乾燥状態の重量が製造上の
基準となつているが、種類、部位、生育日数などにより
含有成分に差異があることがら抽出エキス成分変動の要
因となっていた、本法では乾燥状態から(生)の状態に
還元することによってエキス成分の安定化を図った、乾
燥コンブが充分に吸水膨潤する吸水率をみると種類、部
位等によシ550%〜920%と広範な差のあることが
判った。
であるがその偏差を最少限にするだめの製造法が必要で
ある。一般的に原料コンブは乾燥状態の重量が製造上の
基準となつているが、種類、部位、生育日数などにより
含有成分に差異があることがら抽出エキス成分変動の要
因となっていた、本法では乾燥状態から(生)の状態に
還元することによってエキス成分の安定化を図った、乾
燥コンブが充分に吸水膨潤する吸水率をみると種類、部
位等によシ550%〜920%と広範な差のあることが
判った。
従って乾燥コンブ重量を製造上の基準とすることは含有
成分との関係から採用すべきでない、本法は細断した乾
燥コンブ1部に対し20部の清水をもって室温下に12
〜15時間浸漬し、吸水膨潤させたのち秤量し製造上の
基準とすることにょシ、比較的安定したエキス成分を得
ることが出来た。
成分との関係から採用すべきでない、本法は細断した乾
燥コンブ1部に対し20部の清水をもって室温下に12
〜15時間浸漬し、吸水膨潤させたのち秤量し製造上の
基準とすることにょシ、比較的安定したエキス成分を得
ることが出来た。
2、 縮合リン酸塩とセン細索分解酵素処理還元コンブ
1部に対し清水5部の重量比によってエキスの抽出を行
うが各種金属イオンを封鎖し色調の変色を防止しっ\抽
出を容易ならしめるための粘度低下、解膠性を利用する
ため縮合リン酸塩を使用するがリン原子が環状結合又は
長鎖状結合のメタリン酸ナトリウムはタン白質を凝固さ
せる特性をもつため本法ではリン原子の結合が網目構造
をもつウルトラポリリン酸ナトリウムを01%添加する
ことによってタン白質の抽出を容易にすることが出来た
0又、組織のセン細索を分解し、細胞内容の溶出を行う
ため七ン細索分解酵素(セルラーゼ)02係を加え、ク
エン酸をもってP−H4,2に調整し、この混合原料液
を攪拌しつ555℃を保持し60分間作用させるもので
ある。
1部に対し清水5部の重量比によってエキスの抽出を行
うが各種金属イオンを封鎖し色調の変色を防止しっ\抽
出を容易ならしめるための粘度低下、解膠性を利用する
ため縮合リン酸塩を使用するがリン原子が環状結合又は
長鎖状結合のメタリン酸ナトリウムはタン白質を凝固さ
せる特性をもつため本法ではリン原子の結合が網目構造
をもつウルトラポリリン酸ナトリウムを01%添加する
ことによってタン白質の抽出を容易にすることが出来た
0又、組織のセン細索を分解し、細胞内容の溶出を行う
ため七ン細索分解酵素(セルラーゼ)02係を加え、ク
エン酸をもってP−H4,2に調整し、この混合原料液
を攪拌しつ555℃を保持し60分間作用させるもので
ある。
6、 細粒化工程
細断された原料コンブは還元工程で5〜9倍の体積に膨
潤しているがこれを破砕−機によって1〜1.5%程度
に細粒化する、細粒化により抽出液との接触面を増大さ
せて成分抽出を容易にすると共に抽出時間の短縮を図る
ことが出来る。破砕機は鋭利な切断刃を有する高速回転
機構をもつことが必要である。実施例では還元コンブの
状態における細粒化は粘性物質によシ阻害されるが、縮
合リン酸塩及セン細索分解酵素をもって処理されたもの
は容易に細粒化される。
潤しているがこれを破砕−機によって1〜1.5%程度
に細粒化する、細粒化により抽出液との接触面を増大さ
せて成分抽出を容易にすると共に抽出時間の短縮を図る
ことが出来る。破砕機は鋭利な切断刃を有する高速回転
機構をもつことが必要である。実施例では還元コンブの
状態における細粒化は粘性物質によシ阻害されるが、縮
合リン酸塩及セン細索分解酵素をもって処理されたもの
は容易に細粒化される。
4、 タン白質分解酵素、でんぷん分解酵素処理細粒化
された原料に対しタン白質分解酵素(プロテアーゼ)
0.05〜0.1%でんぷん分解酵素(アミラーゼ)
0.05〜G、1チ各重量比を添加、40℃を保持しつ
\3〜5時間、静かに攪拌する、タン白質分解酵素は溶
出したタン白質を可溶性各種アミノ酸に分解し、でんぷ
ん分解酵素は多糖質物質を分解し、ブドー穂状となして
抽出される。以上の酵素処理が終了した原料は40〜5
0メツシユ金網ふるい及布製濾過袋によシエキス分を濾
別、95℃10分間の加熱によシ酵素を失活させてコン
ブエキスl’4る。
された原料に対しタン白質分解酵素(プロテアーゼ)
0.05〜0.1%でんぷん分解酵素(アミラーゼ)
0.05〜G、1チ各重量比を添加、40℃を保持しつ
\3〜5時間、静かに攪拌する、タン白質分解酵素は溶
出したタン白質を可溶性各種アミノ酸に分解し、でんぷ
ん分解酵素は多糖質物質を分解し、ブドー穂状となして
抽出される。以上の酵素処理が終了した原料は40〜5
0メツシユ金網ふるい及布製濾過袋によシエキス分を濾
別、95℃10分間の加熱によシ酵素を失活させてコン
ブエキスl’4る。
次に実施例を説明する。
細断した乾燥原料コンブ4 kgを水洗し、8゜k7の
清水と共に処理槽に入れ13時間靜装置、吸水膨潤させ
た、この還元コンブの重量は28に9となシ残水量は5
6に9であった、抽出工程上必要な水量は還元コンブ重
量の6arHbであるから追加補給する水量は(28均
×3)−56にグー28kgとなるので清水28梅を補
給し合計重量112に9となった、これに対し縮合リン
酸塩としてウルトラポリリン酸ナトリウム01%112
グ及セン維素分解酵素(セルラーゼ)0.2%2242
を添加攪拌混合し、クエン酸溶液をもってp、、■4.
2に調整、処理槽の外槽を加温し槽内温度を55℃とな
し攪拌しつ\60分間作用させた、その後外槽の加熱を
止め、水による冷却に切替え内槽原料温度を40℃とな
して切断刃を有するミキサーによシ(2,40OR,P
、 M )原料コンブを1%角程度に細粒化後再・び処
理槽においてタン白質分解酵素(プロテアーゼ)01%
1122及でんぷん分解酵素(アミラーゼ)0..1%
112vを添加攪拌混合し処理槽外槽を加温し内槽内原
料を40℃になし静かに攪拌しつ56時間酵素処理を行
った、その後50メツシユの金網で荒濾しその濾液を布
製濾過袋によシ濾別しエキス分54.5 kgを得た、
尚該エキスを95℃10分間の加熱によシ酵素の失活と
エキスの殺菌を行い、淡緑褐色の風味のよいコンブエキ
スが製造された。
清水と共に処理槽に入れ13時間靜装置、吸水膨潤させ
た、この還元コンブの重量は28に9となシ残水量は5
6に9であった、抽出工程上必要な水量は還元コンブ重
量の6arHbであるから追加補給する水量は(28均
×3)−56にグー28kgとなるので清水28梅を補
給し合計重量112に9となった、これに対し縮合リン
酸塩としてウルトラポリリン酸ナトリウム01%112
グ及セン維素分解酵素(セルラーゼ)0.2%2242
を添加攪拌混合し、クエン酸溶液をもってp、、■4.
2に調整、処理槽の外槽を加温し槽内温度を55℃とな
し攪拌しつ\60分間作用させた、その後外槽の加熱を
止め、水による冷却に切替え内槽原料温度を40℃とな
して切断刃を有するミキサーによシ(2,40OR,P
、 M )原料コンブを1%角程度に細粒化後再・び処
理槽においてタン白質分解酵素(プロテアーゼ)01%
1122及でんぷん分解酵素(アミラーゼ)0..1%
112vを添加攪拌混合し処理槽外槽を加温し内槽内原
料を40℃になし静かに攪拌しつ56時間酵素処理を行
った、その後50メツシユの金網で荒濾しその濾液を布
製濾過袋によシ濾別しエキス分54.5 kgを得た、
尚該エキスを95℃10分間の加熱によシ酵素の失活と
エキスの殺菌を行い、淡緑褐色の風味のよいコンブエキ
スが製造された。
特許出願人 西 村 定 雄
Claims (1)
- 還元コンブに網目構造をもつ縮合リン酸塩及セン維分解
酵素を添加、クエン酸によp P−H調整後60〜60
℃において作用させたのち破砕機により細粒化し、タン
自分解酵素及でんぷん分解酵素を添加、3〜5時間反応
させて成分を抽出するコンブエキス製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58029908A JPS59154966A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | コンブエキス製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58029908A JPS59154966A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | コンブエキス製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59154966A true JPS59154966A (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=12289085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58029908A Pending JPS59154966A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | コンブエキス製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59154966A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0819385A (ja) * | 1994-07-07 | 1996-01-23 | Nippon Bussan Kk | 多量ミネラル成分含有魚貝藻類エキスの抽出方法 |
KR100822746B1 (ko) | 2006-09-08 | 2008-04-22 | 에스티바이오스 주식회사 | 다시마 또는 미역의 효소 분해물 및 이의 제조방법 |
-
1983
- 1983-02-24 JP JP58029908A patent/JPS59154966A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0819385A (ja) * | 1994-07-07 | 1996-01-23 | Nippon Bussan Kk | 多量ミネラル成分含有魚貝藻類エキスの抽出方法 |
KR100822746B1 (ko) | 2006-09-08 | 2008-04-22 | 에스티바이오스 주식회사 | 다시마 또는 미역의 효소 분해물 및 이의 제조방법 |
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