JPS59154713A - 増容量電線 - Google Patents
増容量電線Info
- Publication number
- JPS59154713A JPS59154713A JP58026927A JP2692783A JPS59154713A JP S59154713 A JPS59154713 A JP S59154713A JP 58026927 A JP58026927 A JP 58026927A JP 2692783 A JP2692783 A JP 2692783A JP S59154713 A JPS59154713 A JP S59154713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- conductor
- heat pipe
- working fluid
- capacity increasing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は増容量電線、つまり導体断面積を変えること
なく電流零@を増大し得る増容量電線に関するものであ
る。
なく電流零@を増大し得る増容量電線に関するものであ
る。
周知のように送電線をはじめとして、電力輸送用の電線
は、J[fi電電時導体温度上昇を抑制させればその送
電容[i(を増大させることができる。
は、J[fi電電時導体温度上昇を抑制させればその送
電容[i(を増大させることができる。
この発rJAハ上述の点に鑑みなされたものであって、
導体に複合させたヒートパイプを利用して通′rに時の
導体に生じる熱を速やかに発散させて送電容量の増大を
計った増容量電線を提供するものである。
導体に複合させたヒートパイプを利用して通′rに時の
導体に生じる熱を速やかに発散させて送電容量の増大を
計った増容量電線を提供するものである。
この発明の詳細な説明するに先立って、まず第1図およ
び第2図についてこの発明の構成に用いるヒートパイプ
1の構造原理を説明する。中空円柱状をなす容器11の
内周壁には長手方向に延びる多数のグループ12が形成
され、ここにたとえば炭素繊維のような毛細管圧力の大
きいウィック13が充填されて、容allと同地的に配
置される中空円柱状の卸かいメツシュの金網14によっ
ておさえ保持される。容器11は排気された後その長手
方向の端部に設けられる充填口1Gから蒸発熱の比較的
大きい、たとえば水、フロン、アンモニア、メタノール
、アンモニアなどの作動流体18が充填され、キャップ
151/Cよって密閉される。これらの作動流体は使用
する温度条件によって選択される。
び第2図についてこの発明の構成に用いるヒートパイプ
1の構造原理を説明する。中空円柱状をなす容器11の
内周壁には長手方向に延びる多数のグループ12が形成
され、ここにたとえば炭素繊維のような毛細管圧力の大
きいウィック13が充填されて、容allと同地的に配
置される中空円柱状の卸かいメツシュの金網14によっ
ておさえ保持される。容器11は排気された後その長手
方向の端部に設けられる充填口1Gから蒸発熱の比較的
大きい、たとえば水、フロン、アンモニア、メタノール
、アンモニアなどの作動流体18が充填され、キャップ
151/Cよって密閉される。これらの作動流体は使用
する温度条件によって選択される。
このような構造をもつヒートパイプ1は次のヨウに作動
する。ヒートパイプ1の一端、たとえば第1図の左端A
の部分を外部から熱するとき(σ、作動流体18VX、
A部分に位置する分から順次蒸発して気体となり減圧さ
れた容器11内を音速に近い速度で反対側の右端C部分
に流れ、ここで凝縮して液体となり周囲に熱を放出する
。液化した作動流体18はウィック13および金網14
0毛細管現象によってA部分に還流され、再びここで加
熱されて蒸発し前記の変化をくり返すのである。A部分
はこの部分において作動流体18が周囲から加熱されて
蒸発するゆえに加熱部または蒸発部と呼ばれ、またC部
分式はこの部分において作動流体18が凝縮して周囲に
放熱するゆえ放熱部または凝縮部と呼ばれる。またA部
分とC部分との中間のB部分に作動流体18と周囲の熱
交換がないゆえに断熱部と呼ばれる。作動流体18の側
に立ってみれば上述したようにA部分は加熱部、C部分
は放熱部であるけれどもヒートパイプに近接しているヒ
ートパイプ以外のものから見ればA部分においてにヒー
トパイプ内の作動流体18に熱を奪われて冷却され、ま
たC部分においてはヒートパイプ1からの放熱を受けて
加熱されることになる。上述したようにヒートパイプ1
によれば作動流体18の状態変化によって熱エネルギー
を急速にヒートパイプの長手方向に5ビって輸送するこ
とができるのである。
する。ヒートパイプ1の一端、たとえば第1図の左端A
の部分を外部から熱するとき(σ、作動流体18VX、
A部分に位置する分から順次蒸発して気体となり減圧さ
れた容器11内を音速に近い速度で反対側の右端C部分
に流れ、ここで凝縮して液体となり周囲に熱を放出する
。液化した作動流体18はウィック13および金網14
0毛細管現象によってA部分に還流され、再びここで加
熱されて蒸発し前記の変化をくり返すのである。A部分
はこの部分において作動流体18が周囲から加熱されて
蒸発するゆえに加熱部または蒸発部と呼ばれ、またC部
分式はこの部分において作動流体18が凝縮して周囲に
放熱するゆえ放熱部または凝縮部と呼ばれる。またA部
分とC部分との中間のB部分に作動流体18と周囲の熱
交換がないゆえに断熱部と呼ばれる。作動流体18の側
に立ってみれば上述したようにA部分は加熱部、C部分
は放熱部であるけれどもヒートパイプに近接しているヒ
ートパイプ以外のものから見ればA部分においてにヒー
トパイプ内の作動流体18に熱を奪われて冷却され、ま
たC部分においてはヒートパイプ1からの放熱を受けて
加熱されることになる。上述したようにヒートパイプ1
によれば作動流体18の状態変化によって熱エネルギー
を急速にヒートパイプの長手方向に5ビって輸送するこ
とができるのである。
なおヒートパイプの寸法、材質について付言すれば、直
径に数朝から数10胡、長さに100mに及ぶものもあ
り、主として銅、ステンレス鋼、アルミニウムなどによ
って製作されている。念*=日さて次にこの発明の一実
施例を第3図および第4図について説明する。この実施
例に複数本の金属素線の撚合わせからなる導体2の中心
部にヒートパイプ1を介在させてなると共に、そのヒー
トパイプ1の長手方向の放熱部C部分の導体2上の位置
に、長方形状の複数枚の放熱フィン31を放射状に突設
してなる放熱装置3を装着させたものである。
径に数朝から数10胡、長さに100mに及ぶものもあ
り、主として銅、ステンレス鋼、アルミニウムなどによ
って製作されている。念*=日さて次にこの発明の一実
施例を第3図および第4図について説明する。この実施
例に複数本の金属素線の撚合わせからなる導体2の中心
部にヒートパイプ1を介在させてなると共に、そのヒー
トパイプ1の長手方向の放熱部C部分の導体2上の位置
に、長方形状の複数枚の放熱フィン31を放射状に突設
してなる放熱装置3を装着させたものである。
第5図はこの発明の別の実施例を示すものであって、こ
の実施例でに導体長手方向に適宜の間隔をおいて連設し
た複数の円環状の放熱フィン41によって放熱装置4が
構成されている点だけがさきの実施例と異なっている○ 上述の各実施例において、通電により導体2が発熱する
と、前述のように導体2に複合されているヒートパイプ
1の加熱部Aが熱せられて放熱部Cに向って高速で熱輸
送が行なわれ、その放熱部C付近の導体2上に装着され
ている放熱装置3゜4から順次大気中に熱放散がなされ
て導体2の温度上昇が抑制される。したがって導体発熱
抵抗の減少に応じて導体2の送電電流の増大を計ること
が可能となる。
の実施例でに導体長手方向に適宜の間隔をおいて連設し
た複数の円環状の放熱フィン41によって放熱装置4が
構成されている点だけがさきの実施例と異なっている○ 上述の各実施例において、通電により導体2が発熱する
と、前述のように導体2に複合されているヒートパイプ
1の加熱部Aが熱せられて放熱部Cに向って高速で熱輸
送が行なわれ、その放熱部C付近の導体2上に装着され
ている放熱装置3゜4から順次大気中に熱放散がなされ
て導体2の温度上昇が抑制される。したがって導体発熱
抵抗の減少に応じて導体2の送電電流の増大を計ること
が可能となる。
なお、この発明を実施する場合、導体に複合するヒート
パイプ1l−II本に限る必要はない。向えば図示して
いないが、複数本のヒート/<イブと導体′素刷とを混
合撚りしてなる構成としてもよい。壕だ、ひとつの架設
または布設区間内に例えば第3図、第5図の如き構成の
ものを第6図に示すように15列に多数段けるようにし
てもよい。
パイプ1l−II本に限る必要はない。向えば図示して
いないが、複数本のヒート/<イブと導体′素刷とを混
合撚りしてなる構成としてもよい。壕だ、ひとつの架設
または布設区間内に例えば第3図、第5図の如き構成の
ものを第6図に示すように15列に多数段けるようにし
てもよい。
さいごにこの発明の増容量電線の実用的効果を検証する
ためにヒートパイプの熱伝導性を数値的に明白にしよう
。第7図に示したグラフに直径16−1長さ300で・
7)ヒートパイプの−、1.ニジを80°Cの・七の甲
に深さ150同党ぺした後の経過時jJlと他端の温度
上昇を示すものであるが、このグラフから貌みとれるよ
うに他端の温度は約20秒で70°C以上に達し、1分
後にほぼL了同温(78°C)になるすぐれた熱伝導性
は同径、同長の普通の銅パイプと比較して目を見張るも
のがある0 以上より明らかなよう(・てこの発明によれば通電時に
生じる導体の発熱を速やかに大気中に放出しことができ
る効果が得られる。
ためにヒートパイプの熱伝導性を数値的に明白にしよう
。第7図に示したグラフに直径16−1長さ300で・
7)ヒートパイプの−、1.ニジを80°Cの・七の甲
に深さ150同党ぺした後の経過時jJlと他端の温度
上昇を示すものであるが、このグラフから貌みとれるよ
うに他端の温度は約20秒で70°C以上に達し、1分
後にほぼL了同温(78°C)になるすぐれた熱伝導性
は同径、同長の普通の銅パイプと比較して目を見張るも
のがある0 以上より明らかなよう(・てこの発明によれば通電時に
生じる導体の発熱を速やかに大気中に放出しことができ
る効果が得られる。
第1図(ケこの発明の構成に用いるヒートパイプの例を
示す縦断面図、第2図は第1図のII−■線による横断
面図、第3図はこの発明の一実施例構成の要部を示す側
面図、第4図に第3図のIV−IV線による横断面図、
第5図にこの発明の他の実施例構成の要部を示す側面図
、第6図はこの発明の一実施例構成の電、尿路を示す概
略側面図、嶋7]メ]はヒーt+ パイプの熱伝導性を
示すグラフである。 1 ヒートパイプ、A・・加熱部、C・・・放熱部、2
・・導体、3,4 改熱装置F′詔 代理人弁理士竹内 守
示す縦断面図、第2図は第1図のII−■線による横断
面図、第3図はこの発明の一実施例構成の要部を示す側
面図、第4図に第3図のIV−IV線による横断面図、
第5図にこの発明の他の実施例構成の要部を示す側面図
、第6図はこの発明の一実施例構成の電、尿路を示す概
略側面図、嶋7]メ]はヒーt+ パイプの熱伝導性を
示すグラフである。 1 ヒートパイプ、A・・加熱部、C・・・放熱部、2
・・導体、3,4 改熱装置F′詔 代理人弁理士竹内 守
Claims (1)
- ヒートパイプH)が導体(2)に実質的にその長手方向
に:/6つて複合され、かつ前記ヒートパイプ(1)の
放熱部(C)付近の導体(2)上に放熱装置(3,4)
が装着されてなる仲容量電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58026927A JPS59154713A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 増容量電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58026927A JPS59154713A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 増容量電線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59154713A true JPS59154713A (ja) | 1984-09-03 |
Family
ID=12206802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58026927A Pending JPS59154713A (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | 増容量電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59154713A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9270199B2 (en) | 2011-02-10 | 2016-02-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Power conversion apparatus with a laminated bus bar comprising an exposed heat radiating portion |
GB2608431A (en) * | 2021-07-01 | 2023-01-04 | Aptiv Tech Ltd | Power conductor and vehicle power distribution circuit incorporating the same |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP58026927A patent/JPS59154713A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9270199B2 (en) | 2011-02-10 | 2016-02-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Power conversion apparatus with a laminated bus bar comprising an exposed heat radiating portion |
GB2608431A (en) * | 2021-07-01 | 2023-01-04 | Aptiv Tech Ltd | Power conductor and vehicle power distribution circuit incorporating the same |
US12016161B2 (en) | 2021-07-01 | 2024-06-18 | Aptiv Technologies AG | Power conductor and vehicle power distribution circuit incorporating the same |
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