JPS5915433B2 - 電話応答装置 - Google Patents

電話応答装置

Info

Publication number
JPS5915433B2
JPS5915433B2 JP51060704A JP6070476A JPS5915433B2 JP S5915433 B2 JPS5915433 B2 JP S5915433B2 JP 51060704 A JP51060704 A JP 51060704A JP 6070476 A JP6070476 A JP 6070476A JP S5915433 B2 JPS5915433 B2 JP S5915433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
resistor
capacitor
circuit
announcement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51060704A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51149708A (en
Inventor
ジエイムス・アール・ダルウツド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAD AVANTI
Original Assignee
TAD AVANTI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAD AVANTI filed Critical TAD AVANTI
Publication of JPS51149708A publication Critical patent/JPS51149708A/ja
Publication of JPS5915433B2 publication Critical patent/JPS5915433B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/64Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
    • H04M1/65Recording arrangements for recording a message from the calling party
    • H04M1/652Means for playing back the recorded messages by remote control over a telephone line

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 一般に電話応答装置は従来周知である。
この装5置は到来電話呼出信号に応答して第1の期間(
T−1)の間録音されているアナウンスを片側に伝送す
ると共に、その後第2の期間(T−2)の間メツセージ
録音様式に自動的に入り、この時、呼側からのメツセー
ジを録音する。電話応答装置はアナウンス・テープを含
んでおり、これは電話の呼に応答して(T−1)アナウ
ンス期間の間作動され、アナウンス・テープに録音され
ているアナウンスを(T−1)期間の間、電話線を介し
て呼側に伝送させる。
(T−1)アナウンス期間の終りに、メツセージ・テー
プが作動され、これがそれに続く期間(T−2)の間、
呼側からのメツセージを録音する。電話応答装置は、期
間(T−2)が予定の一定の長さを持つように、或いは
期間(T−2)が装置の限界内で、呼側がメツセージを
伝送している限りは続けることか出来るように構成する
ことが出来る。出願人の別の出願に記載された電話応答
装置は、この装置の利用者が、世界の何処からでも呼出
し、装置を作動し、メツセージ・テープに蓄積されてい
る全てのメツセージを呼側に伝送させることが出来るよ
うにする。
米国特許第3,757,049号に記載されている様に
、小形のポータブル式発信装置を使うことにより、電話
応答装置を遠隔制御することが出来る。この発信装置は
呼側か電話機の送話口に手で当て、押ボタンで制御して
、予定の周波数の信号音信号を電話線を介して伝送する
。前掲の別の出願に記載された電話応答装置は、この特
定の信号音周波数に応答して、その中にある遠隔制御回
路を作動するように設計されており、この時メツセージ
・テープを初めの位置へ巻戻し、次に再生状態に設定し
、テープにあるメツセージを電話線を介して呼側に相次
いで伝送することが出来るようになつている。この電話
応答装置は簡単な遠隔制御回路を含んでおり、これは電
話線を介して受信された特定の周波数を持つ信号音信号
に応答する。
制御回路は、受信した信号音信号に応答して、メツセー
ジ・テープを初めの位置まで復帰させ、その後電話応答
装置を自動的に再生様式に設定し、この為、メツセージ
・テープにある全てのメツセージを順次電話線を介して
呼側に伝送することか出来る。この後、遠隔制御回路が
呼側から電話線を介して伝送された同じ周波数の2番目
の信号音信号に応答して、最後のメツセージが伝送され
た後に再生動作を終了し、電話応答装置を自動応答動作
様式にりセツトする。この発明の電話応答装置は遠隔制
御装置を持つているが、これはやはり遠隔地にいる利用
者によつて作動された発振器から、電話線を介して受信
されるものではあるが、上に述べた信号音信号とは異な
る周波数の信号音信号に応答する。
制御回路が、この受信信号音信号に応答して、アナウン
ス・テープが遠隔の利用者から新しいアナウンスを受信
し得る様な状態に装置を設定する。この新しいアナウン
スが遠隔の利用者によつて電話線を介して喋られ、利用
者によつて再び変更されるまで、この後の装置を動作さ
せる為に使われる。第1図に示す電話応答装置は、電話
線に直接的に使われるように構成されており、適当な電
話接続コード又はケーブルにより、普通の電話ジヤツク
に差し込むことが出来る。装置は普通の家庭用交流電源
から付勢され、装置を家庭用電源のコンセントに差し込
む典型的な電源コードも設けられている。第1図に示す
装置はケーシング10の前縁に沿つて伸びる制御パネル
12を有する。
制御つまみ14が制御パネル12上に回転自在に装着さ
れており、これか多重位置回転スイツチを制御する。こ
の回転スイツチは、「再生]、「巻戻し]、「応答」、
「アナウンス」、「録音1]及び「録音2]と記す6つ
の異なる位置に切換えることが出来る。呼出灯16が制
御パネル12に取付けられており、装置か呼を受取つた
時には何時でも点灯する。
始動ボタン18も制御パネル12に取付けられており、
これを押すとスイツチが作動され、電話の呼を受取つた
場合と同じ様に装置が動作状態になる。オン・オフ電源
スイツチ兼ボリウム・コントロール20が制御パネル1
2に取付けられている。装置のスピーカがパネル12の
格子窓22の背後に装着されており、更にマイクロホン
28のプラグ26を受入れるマイクロホン・ジヤツク2
4がある。ケーシング10の頂部に幡番式の蓋30があ
り、これを開けて、l対の力セツト形テープ装置32,
34を出し入れすることが出来る。
力セツト・テープ装置32はループ状の磁気テープを収
容しており、これが録音されたアナウンスを担持してい
て、呼を受取る度に、その後の第1の期間T−1の間、
呼側に伝送される。このメツセージは、後で説明する様
に、この発明の制御回路によつて遠隔の源から変更する
ことが出来る。力セツト・テープ装置34はリールに巻
いた磁気テープを収容しており、これが巻取リールに巻
取られることにより、対応するアナウンス期間T−1に
続く各々の期間T−2の間に、受信した呼側からのメツ
セージを録音する。γナウンス・力セツト32を取外せ
るようにするてこ36が設けられている。
消去てこ38が設けられており、これをメツセージ・力
セツト34にあるテープの巻戻し様式の際に作動すると
、メツセージ・力セツト内のテープにそれ迄録音されて
いたメツセージが消去される。早送りてこ40により、
メツセージ・力セツト34にあるテープの早送りを行な
うことが出来る。制御つまみ14を[応答」位置へ廻す
と、電話応答装置は到来する電話の呼に自動的に応答す
るように設定されると共に、期間T−1の間、力セツト
32にある磁気アナウンス・テープに録音されたアナウ
ンスを呼側に伝送すると共に、その後の期間T−2の間
、力セツト34にあるメツセージ・テープに呼側からの
メツセージを録音する。
制御つまみ14を「巻戻し]位置へ廻すと、力セツト3
4にある磁気テープが逆方向に駆動され、初めの位置ま
で巻戻すことが出来る。制御つまみ14を「再生]位置
へ廻すと、力セツト34にあるメ゛ンセージ・テープが
順方向に移動し、この為、このテープに予め録音されて
いるメツセージを格子窓22の背後にあるスピーカを通
じて再生することが出来る。装置が電話の呼を受取つた
時には、何時でも呼出灯16が点灯し、この為、使用者
は制御つまみ14を[巻戻し」へ廻し、メツセージ・テ
ープを初めの位置まで戻し、次に制御つまみ14を「再
生」位置へ廻し、メツセージ・テープに録音されたメツ
セージを再生することが出来る。
制御つまみ14を[アナウンス」位置へ廻すと、電話応
答装置が電話に応答し、力セツト32にあるアナウンス
・テープのγナウンスを呼側に伝送する。然し、到来す
るメツセージは録音しない。制御つまみ14を「録音1
」位置へ廻し、プラグ26をマイクロホン・ジヤツク2
4に差し込み、マイクロホン28に向つてしやべること
により、力セツト32のアナウンス・テープに任意の所
望のアナウンスを録音することが出来る。
同様に、制御つまみ14を「録音2]位置に廻し、マイ
クロホン28を使つて、書取り事項又はその他の情報を
力セツト34のメツセージ・テープに録音することによ
り、この装置を書取り機械又はその他の録音用に使うこ
とが出来る。制御つまみ14をこの様に設定すると、使
用者が電話を介して両方向の会話を録音することか出来
る。以下の説明では、出側のアナウンス・テープをT−
1テープと呼ぶ。
このテープは第1図の力セツト32にループ状に入つて
いる。このループに短い金属箔があり、アナウンス・テ
ープが回転する時、それが第2A図のスイツチCSlの
面と接触し、アナウンス・テープの初めの位置を表わす
。第1図の力セツト34に収容されている入側のメツセ
ージ・テープをT−2テープと呼ぶが、この力セツト3
4は標準の力セツト・カートリツジである。T−1アナ
ウンス・テープが動作し、録音されているアナウンスを
電話線を介して伝送するT−1アナウンス様式の間、駆
動モータM−1と制御ソレノイドSD−1が付勢される
ソレノイドSD−1及びM−1が付勢されると、T−1
か廻り始める。T−1テープの動作中、完全に一巡した
後、金属箔がスイツチCSlと接触し、T−1アナウン
ス様式を終了させる。装置は、制御つまみ14を「応答
」、「アナウンス」又は「録音1」位置に設定した時、
T−1アナウンス様式に入ることが出来る〇T−1アナ
ウンス様式の終りに、モータM−1は動作し続けるが、
ソレノイドSD−1が脱勢され、ソレノイドSD−2が
付勢される。
これによつて力セツト32にあるT−1γナウンス・テ
ープか停止し、力セツト34にあるT−2メツセージ・
テープが順方向に移動して、到来メツセージを録音する
。制御つまみ14を「再生」、「応答」又は「録音2」
に設定した時、装置はT〜2動作様式に入ることが出来
る。制御つまみ14を「巻戻し」位置にすると、ソレノ
イドSD−1及びSD−2の両方が脱勢され、ソレノイ
ドSD−3か附勢される。これは力セツト34を高速巻
戻し様式にする。電源はP−1で示した電源コードで構
成される。
このコードが電源変圧器T−1の1次側に接続される。
1対のダイオードD22及びD23が変圧器の2次側に
接続され、濾波コンデンサC38が2次側の中心タツプ
及び2つのダイオードの陰極に接続される。
コンデンサC38は2,200マイクロフアラドのコン
デンサであり、電源の主な濾波コンデンサである。電源
スイツチS−1を閉じると、導線V+Cdこ直流電力が
印加される。
電力線が1.5キロオームの抵抗R3Oを介して100
マイクロフアラドの並列濾波コンデンサC1に接続され
、1対の消去ヘツドEH−1及びEH−2にリツプルの
ない直流電流を供給する。消去ヘツドEH−1が第1図
の力セツト32にあるT−1アナウンス・テープに磁気
結合され、消去ヘツドEH−2が力セツト34にあるT
−2メツセージ・テープに磁気結合される。電源スイツ
チS−1は物理的には第1図のボリウム・コントロール
20の一部分である。第2A図に示す様に、ソレノイド
SD−1がダイオードD8によつて分路され、ソレノイ
ドSD一2がダイオードD9によつて分路される。普通
の電話コンセントをP−2に示してあり、これが3本の
電話導線即ちチツプ(T)、リング(R)及びリング接
地(RG)に接続される。
通常、リング接地(RG)がリング(R)導線に接続さ
れる。導線RGが150オームの抵抗R1を介して、モ
ジユールPC−1にあるネオン・ランプに接続される。
モジユールPC−1はランプ/光電抵抗モジユールであ
り、これは「バテツクVTL−3B48」の名称で販売
されている形式のものであつてよい。チツプ導線Tがネ
オン・ランプの他方の端子に接続される。抵抗R1は、
呼出音検出回路が電話線に対して高インピーダンスにな
るようにする為のものである。電話線から呼出音電圧を
受取ると、モジユールPC−1内のネオン・ランプが点
灯し、この装置内にある光電抵抗の抵抗値が約5タグオ
ームから1キロオームに下がる。
この光電抵抗がl対の抵抗R3,R2を介して正の電圧
導線V+Ccに接続される。この各々の抵抗は例えば5
60オームの抵抗値を持つことが出来る。モジユールP
C−1内にある光電抵抗の他方の端子が接地抵抗R5に
接続される。これは例えば5.6キロオームの抵抗値を
持つていてよい。休止状態では、抵抗R5の前後の電圧
は大体ゼロであるが、各々の呼出音サイクルの間、この
電圧が約10ボルトに増加する。抵抗R5とモジユール
PC−1にある光電抵抗との間の接続点が、8,2キロ
オームの抵抗R4及びダイオードD1を介して例えば1
00マイクロフアラドの接地コンデンサC2及び例えば
470キロオームの接地抵抗R7に接続される。各々の
呼出音サイクルの間、コンデンサC2が抵抗R4及びダ
イオードD1を介して充電ざれる。コンデンサC2の両
端の電圧が大体5ボルトに達すると、これは2つの呼出
音サイクルの後に発生するのが普通であるが、ツエナ・
ダイオードZDlが導電し、シリコン制御整流器SCR
lのゲートをトリガする。シリコン制御整流器のゲート
が接地された10キロオームの抵抗Rl5に接続され、
これが4.7マイクロフアラドのコンデンサC6によつ
て分路されている。後で説明する様に、シリコン制御整
流器SCRlが点弧されると、アナウンス様式T−1が
開始され、その間、録音されていたアナウンスが電話線
を介して呼側に伝送される。この後、アナウンス様式T
−1の間、コンデンサC2か抵抗R7を介して放電する
。回路はNPNトランジスタQ8を含む。
そのエミツタが接地され、コレクタが47マイクロフγ
ラドのコンデンサC9に接続され、このコンデンサがコ
ンデンサC2に接続されている。トランジスタQ8のベ
ースが接地された1キロオームの抵抗R39及び4,7
キロオームの抵抗R38に接続されている。トランジス
タQ8、コンデンサC9及び抵抗R38,R39は自動
信号音遅延を作る為に用いられる。装置がオンに転じ又
はりセツトされた後の最初の呼で、トランジスタQ8が
導電し、これによつてコンデンサC9がコンデンサC2
と並列になり、この為利用し得る信号音遅延が、約4個
の信号音サイクルと、2倍になる。然し、最初の呼より
後の全ての呼では、りセツトされるまで、トランジスタ
Q8が非導電であり、この為付加的な信号音遅延は働か
なくなり、信号音遅延は約2信号音升イクルに減少する
。この制御により、装置がオンに転じられた後に受信し
た最初の呼には、その後の呼よりも一層多くの信号音を
必要とするように装置が設定される。
つまり、利用者は自分の在宅中に装置をオンに転じるこ
とが出来、予定数の信号音が出る前に自分で呼に答える
限り、装置が呼に応答したり又は録音をしない。然し、
利用者が希望する場合、自宅に居ても、利用者は到来す
る呼に対して予定数の信号音が鳴るま\にし、こうして
装置が呼に応答して録音をするようにすることも出来る
。この後、装置は自動的に設定されて、この後の全ての
呼に対し、必要な信号音の数が少なくなる。抵抗R2及
びR3の接続点がダイオードD3を介してT−2メツセ
ージ・テープ逆方向ソレノイドSD−3に接続されると
共に、ダイオードD4を介してメツセージ・テープ・ソ
レノイドSD−2に接続される。
これらのダイオードは、ソレノイドSD−2又はSD−
3のいづれかの対応する端子について後で説明する様に
、大地が印加される再生、巻戻し又は録音2様式の間、
信号音検出回路が動作しないように保証する連動作用を
する。コンデンサC1及びC2の両方が呼出音検出回路
にある初期段階の間、又はコンデンサC1だけが呼出音
検出回路にあるこの後の呼のいづれかの間、適正な数の
呼出音を受信した時、シリコン制御整流器SCRlが点
弧され、アナウンス様式T−1を開始する。シリコン制
御整流器SCRlのゲートが47オームの抵抗R6を介
して始動スイツチ18(S−2)にも接続され、この為
、始動スイツチを閉じることによつても、アナウンス様
式を開始することか出来る。始動スイツチはダイオード
D3にも接続され、前段に述べたいづれかの様式にある
時、装置がアナウンス様式T−1に入ることを阻止する
。シリコン制御整流器SCRlの陰極が接地され、陽極
が1対の抵抗Rl6及びRl7を介して正の導線V+C
cに接続される。
抵抗Rl6は1キロオームの抵抗値を持つていてよく、
抵抗Rl7は330オームの抵抗値を持つていてよい。
抵抗Rl5かシリコン制御整流器SCRlに温度安定性
を持たせ、コンデンサC6は、過渡状態によつてシリコ
ン制御整流器がトリガされないように保証する。抵抗R
l6及びRl7の接続点がPNPトランジスタQ2に接
続される。
トランジスタQ2のベースが正の導線V+Ccに接続さ
れ、コレクタが560オームの接地抵抗Rl8に接続さ
れる。トランジスタQ2のエミツタが4.7キロオーム
の抵抗R22を介してNPNトランジスタQ4のベース
に接続される。トランジスタQ4のエミツタが接地され
、コレクタが470オームの抵抗R2lを介して正の導
線V+Ccに接続される。コンデンサC43がトランジ
スタQ2のエミツタ及びベースに接続される。抵抗Rl
7はトランジスタQ2に温度安定性を持たせ、コンデン
サC43は、トランジスタQ2を導電させるのに短い2
00ミリ秒の遅延を持たせる。トランジスタQ2のコレ
クタか470オームの抵抗RlO及び540オームの抵
抗R8を介して、PNPトランジスタQ3にも接続され
ている。抵抗RlO及びR8の接続点か夫々ダイオード
D6及びD7を介してダイオードD3及びD4の陰極に
接続される。トランジスタQ3のベースが470オーム
の接地抵抗R9に接続され、そのエミツタが接地され、
コレクタがソレノイドSD−1に接続される。トランジ
スタQ2が導通すると、そのコレクタ電圧が電源電圧V
+Ccに近づき、この為、トランジスタQ3が抵抗R8
及びRlOを介して導通する。
抵抗R9がトランジスタQ3に温度安定性を持たせる。
トランジスタQ3が導通すると、ソレノイドSD−1が
付勢され、アナウンス・テープがモータM−1によつて
駆動される。トランジスタQ3のコレクタが470オー
ムの抵抗R25を介してPNPトランジスタQ6のベー
スにも接続される。
トランジスタQ6のエミツタが正の導線+Ccに接続さ
れ、ベースが330オームの抵抗R27を介してエミツ
タに接続される。トランジスタのコレクタがモータM−
1の一方の端子に接続され、その他方の端子が接地され
る。モータはダイオードDllによつて分路されている
。トランジスタQ3が導電してソレノイドSD−1を付
勢する時、トランジスタQ6も抵抗R25を介して導電
し、モータM−1を作動し、T−1アナウンス・テープ
が廻り始める。スイツチCSlが10キロオームの接地
抵抗Rl3及び1キロオームの抵抗Rl2に接続される
抵抗Rl2が正の端子V+Ccに接続される。抵抗Rl
3がNPNトランジスタQ1のベースに接続され、その
エミツタが接地されている。トランジスタQ1のコレク
タが470キロオームの抵抗Rl4を介して抵抗RlO
に接続される。コレクタは10マイクロフアラドの結合
コンデンサC3にも結合されており、これが10マイク
ロフアラドの結合コンデンサC4に接続される。コンデ
ンサC4がシリコン制御整流器SCRlの陽極に接続さ
れる。T−1アナウンス−テープか、その金属箔がもは
やスイツチCSlと接触しない点まで廻ると、これは約
0.5秒で起るか、トランジスタQ1が非導電になり、
この時コンデンサC3及びC4が抵抗Rl4を介して充
電し始める。
この充電時間は約5秒か\る。T−1アナウンス・サイ
クルの終りに、T−1アナウンス・テープの金属箔が再
びスイツチCSlに接触し、この為トランジスタQ1か
急速に導電する。この時、充電されたコンデンサC3及
びC4がシリコン制御整流器SCRlの陽極を大地電位
より低く駆動し、こうしてシリコン制御整流器を非導電
にすることが出来るようにする。シリコン制御整流器S
CRlか非導電になると、トランジスタQ2が非導電に
なり、トランジスタQ3も同じく非導電になり、この為
ソレノイドSD−1が脱勢され、T−1アナウンス・テ
ープを停止する。T−1アナウンス様式の初めにトラン
ジスタQ2が導電すると、トランジスタQ4も抵払只2
2を介して導電する。
トランジスタQ4が560オームの抵抗R23を介して
NPNトランジスタQ5のベースに接続されると共に、
ダイオードDlOを介して連動ダイオードD3の陰極に
接続される。トランジスタQ5のベースが1キロオーム
の接地抵抗R24にも接続される。トランジスタQ5の
コレクタがソレノイドSD−2に接続されると共に、4
70オームの抵抗R26を介してトランジスタQ6に接
続される。トランジスタQ5のエミツタが1対の常開接
点KlCを介して大地に接続される。これらの接点はT
−1アナウンス様式の間は閉じている。T−1アナウン
ス様式の間にトランジスタQ4が導電していることによ
り、トランジスタQ5の動作が禁止され、こうしてT−
1様式の間、ソレノイドSD−2を作動することが出来
ないように保証する。この為、アナウンス様式の間、T
−2メツセージ・テープが移動する惧れはない。トラン
ジスタQ2のコレクタが470オームの抵抗Rl9,2
.2キロオームの抵抗R32及びダイオードDl3を介
してNPNトランジスタQl8のベースにも接続される
トランジスタQl8のベースか4.7キロオームの接地
抵抗R36に接続され、このトランジスタのエミツタが
接地され、そのコレクタはリレーK1のコイルに接続さ
れる。このコイルの他方の端子が正の導線V+Ccに接
続される。リレーK1のコイルがダイオードDl6によ
つて分路されている。トランジスタQ2が導通するT−
1アナウンス様式の間、トランジスタQl8も導通して
リレーK1を付勢する。
ダイオードDl3及び別のダイオードDl5がゲート回
路を構成し、この為、トランジスタQ2か導電するアナ
ウンス様式の間、又はトランジスタQ7及びコンデンサ
C7のタイミング回路が充電されて動作している時には
、何時でもトランジスタQl8か導電状態に保たれる。
コンデンサC7は例えば220マイクロフアラドの静電
容量を有する。これが大地に接続されると共に、ダイオ
ードDl4を介して1キロオームの抵抗R3lに接続さ
れる。このコンデンサは100キロオームの接地抵抗R
33にも接続される。トランジスタQ7のコレクタが正
の端子V+Ccに接続され、エミツタか4.7キロオー
ムの接地抵抗R37に接続される。エミツタは4.7キ
ロオームの抵抗R35を介してダイオードDl5にも接
続される。抵抗RlO及びRl4の接続点が抵抗Rl9
を介して抵抗R32に接続されると共に、330オーム
の抵抗R2Oを介して抵抗R3lに接続される。
この接続により、T−1アナウンス様式の間、コンデン
サC7が抵抗R3l及びダイオードDl4を介して充電
される。コンデンサC7が充電されると、トランジスタ
Q7か導通し、そのエミツタ電圧を利用して、抵抗R3
5及びダイオードDl5を介してトランジスタQl8を
導電させ、リレーK1を付勢する。抵抗R33がコンデ
ンサC7と共に、アナウンス様式が終了してからリレー
K1が付勢状態にとどまる時間の長さを決定する。リレ
ーK1のコイルの両端に接続されたダイオードDl6は
過渡状態を抑圧し、トランジスタQl8を保護する。従
つて、呼出音信号がRG及びT端子の間に現われた時、
モジユールPC−1が作動されてトランジスタQ2を導
電させ、これによつてトランジスタQ3及びQ6か前述
の様に導電し、モータM−1及びソレノイドSD−1を
付勢する。
この時T−1γナウンス・テープが移動し始め、この為
、スイツチCSlが開き、トランジスタQ1が非導電に
なる。この時トランジスタQ8が導電し、リレーK1を
付勢する。リレーK1が付勢されると、リレー接点Kl
A及びKlBが端子T及びRの間で閉じ、変成器T2を
電話線に接続する。これによつてT−1テープに録音さ
れていたアナウンスを電話線を介して呼側に伝送するこ
とが出来る。T−1アナウンス期間の終りに、装置がT
−2メツセージ録音様式に入り、この時T−2メツセー
ジ・テープが作動されて到来メツセージを録音する。こ
れが行なわれるのは、ソレノイドSD−2の下側端子が
大地に接続された時であり、この時同時にトランジスタ
Q6が導電してモータM−1を付勢する。モータM−1
がT−1アナウンス・テープ及びT−2メツセージ・セ
ープの両方のキヤプスタンを駆動し、ソレノイドSD−
1又はSD−2を選択的に付勢することにより、個々の
テープ駆動機構が選択的に作動される。前述の様に、メ
ツセージ・テープT−2を巻戻すには、ソレノイドSD
−3が付勢される。第1図の選択つまみ14は4つの個
々のスイツチ部分14A,14B,14C,14Dを制
御する。
選択つまみが再生(P)又は録音2(R−2)位置のい
づれかにある時、スイツチ部分14AがソレノイドSD
−2の下側端子を大地と接続し、ソレノイドSD−2及
びモータM−1を付勢させる。この付勢は再生並びに録
音2動作の際に必要なことである。ソレノイドSD−2
の下側端子は、リレー接地KlC及びトランジスタQ5
を介しても接地される。
トランジスタQ5は、抵抗R2l及びR23からのベー
ス電流により、通常導電状態に保たれている。抵抗R2
4はトランジスタQ5に温度安定性を持たせる。T−1
アナウンス様式の間、前述の如くトランジスタQ4によ
つてトランジスタQ5の導電が禁止される。巻戻し様式
の間は、ダイオードDlOによつてその導電が禁止され
る。これはスイツチ部分14Aを巻戻し位置(資)に移
した時であり、これによつてダイオードDlOの陰極が
大地に接続され、抵抗R2l及びR23の接続点がO、
6ボルト又はそれ以下に抑えられる。このクランプ電圧
がトランジスタQ5のベース電圧を、このトランジスタ
を導電させるのに必要なレベルより低いレベルに抑える
。従つて、上に述べた回路は、T−1アナウンス様式又
は巻戻し様式の間を除き、リレーK1が付勢された時に
は、何時でもソレノイドSD−2がモータM−1と共に
付勢されて、T−2メツセージ・テープを移動させる。
モータM−1の片側が直接シヤーシに接地され、装置の
可聴周波回路にブラシ雑音が入り込むのを最小限に抑え
る。
モータM−1は一方向に駆動され、この為、シヤーシに
対する接地接続を切換える必要がない。ダイオードDl
lはモータM−1に対する過渡状態抑圧装置であり、前
述の如くトランジスタQ6を保護する。トランジスタQ
6がモータM−1と直列に入つていて、モータの端子に
対して正の電源導線V+Ccの開閉をする。抵抗R27
がトランジスタQ6に温度安定性を持たせる。抵抗R2
5,R26,R28がオア・ゲートを形成し、この為、
前述の如く、種々の動作様式の間、トランジスタQ6を
オンに転することが出来る。これらの抵抗がソレノイド
SD−1,SD一2,SD−3の接地端子に接続されて
おり、この為、このいづれかのソレノイドが付勢される
と、モータM−1が同時に動作する。呼出灯16は第2
A図の回路にある光放出ダイオードであり、シリコン制
御整流器SCR2の陽極に接続されると共に、560オ
ームの抵抗R29を介して導線V+Ccに接続される。
シリコン制御整流器SCR2の陰極が接地され、そのゲ
ートが4.7キロオームの抵抗R37及び47マイクロ
フアラドのコンデンサC8に接続される。装置を初めて
オンに転じた時又はりセツトした時、シリコン制御整流
器SCR2は非常電状態にあり、表示灯16は消えてい
る。T−1アナウンス様式が初めて作用し、電話線を介
して最初の呼を受取つたことを表わす時、シリコン制御
整流器SCR2が抵抗R37を介してトリガされ、この
為、呼出灯16が点灯し、呼を受取つたことを利用者に
知らせる。コンデンサC8を設けたのは、シリコン制御
整流器SCR2の過渡状態による作動を防止する為であ
り、抵抗R29は呼出灯1“6の電流制限をする。呼出
灯は、スイツチS−1をオフに転することによつて電力
を取去ることにより、又はスイツチ部分14Dを巻戻し
位置へ移すことにより、消灯される。このいずれの動作
によつても、呼出灯16の正の側が大地に短絡され、こ
の為シリコン制御整流器SCR2から電流が取去られ、
それがオフに転することが出来るようにする。呼出灯1
6の回路は自動呼出音遅延トランジスタQ8をも制御す
る。呼出灯16が消灯し、呼を受取つていないことを表
示する時、トランジスタQ8が導電し、この為コンデン
サC9及びC2の両方が呼出音遅延回路に入る。然し、
呼出灯16が点灯し、最初の呼を受取つたことを表示す
る時、抵抗R38及びR39の分圧作用により、トラン
ジスタQ8のベース電圧が低くなり、この為、このトラ
ンジスタが非導電になり、コンデンサC2が呼出音遅延
回路から切離される。メツセージ・テープの巻戻し動作
は巻戻しソレノイドSD−3が付勢された時に前述の様
に行なわれ、モータM−1はT−1及びT−2動作様式
で同じ方向に付勢される。
これはソレノイドSD−3の下側端子が大地と接続され
た時であり、この端子が470オームの抵抗R28を介
してトランジスタQ6のベースに接続される。スイツチ
部分14Aを巻戻し位置(旬に移した時、ソレノイドS
D−3の下側端子が大地に接続される。これによつてト
ランジスタQ6が導電し、この為モータM−1が同時に
付勢され、T−2メツセージ・テープが逆方向に駆動さ
れる。1対のNPNトランジスタQl5及びQl6から
成る可聴周波前置増幅段が設けられている。
トランジスタQl5のエミツタが接地され、そのコレク
タが33キロオームの抵抗R72及び10キロオームの
抵抗R74を介して電源電圧導線V+に接続される。抵
抗R72及びR74の接続点が100マイクロフアラド
の接地されたコンデンサC2Oに接続される。トランジ
スタQl5のコレクタがトランジスタQl6のベースに
接続される。トランジスタQl6のコレタタが22キロ
オームの抵抗R73を介して抵抗R74に接続される。
トランジスタQl6のエミツタが5.5キロオームの接
地抵抗R7Tに接続される。トランジスタQl5のベー
スが1キロオームの抵抗R78に接続され、この抵抗が
10マイクロフアラドの結合コンデンサC23を介して
スイツチ部分14Dの共通端子に接続される。
トランジスタQl6のエミツタが223マイクロフアラ
ドのコンデンサC2lに接続され、これが15キロオー
ムの抵抗R75を介して抵抗R78に接続される。コン
デンサC2l及び抵抗R75が100キロオームの抵抗
R76によつて分路されている。トランジスタQl6の
コレクタが10キロオームの抵抗R79に接続され、こ
れが152マイクロフアラドの接地されたコンデンサC
22及び103マイクロフアラドのコンデンサC24に
接続されている。可聴周波前置増幅器に対する入力信号
がスイツチ部分14Dによつて選択され、結合コンデン
サC23及び抵抗R78を介してトランジスタQl5の
ペースに供給される。
可聴周波前置増幅器に対する電源電圧が抵抗R74及び
コンデンサC2Oによつて濾波される。トランジスタQ
l5のコレクタがトランジスタQl6のベースに直結に
なつている。トランジスタQl6のエミツタからトラン
ジスタQl5のベースに通する抵抗R76により、直流
閉ループが完成し、安定な動作点が得られる。抵抗R7
5及びコンデンサC2lが負饋還回路を構成−T−1又
はT−2テープのいづれかから再生する場合の正しい可
聴周波整形を行なう。抵抗R77は直流安定性を持たせ
ると共に交流負饋還を行ない、可聴周波前置増幅器の利
得を安定化する。可聴周波前置増幅器の出力にある抵抗
R79及びコンデンサC22は低域濾波器となり、高い
周波数の振動を防止する。マイクロホン・ジヤツク24
が334マイクロフアラドのコンデンサC37を介して
、スイツチ部分14D(7)R1及びR2端子に接続さ
れる。このコンデンサが、マイクロホン28によるR1
又はR2録音の際、増幅器の入力インピーダンスと直列
に接続される。コンデンサC37及び前置増幅器の入力
インピーダンス(約1,500オーム)によつて形成さ
れる抵抗容量回路は、抵抗R75及びコンデンサC2l
によつて行なわれる負饋還を正確に補い、この為、録音
1又は録音2動作の際、マイクロホン28によつて録音
を行なう時、前置増幅器の可聴周波応答はフラツトであ
る。基本的な可聴周波増幅器が集積回路C−1及びそれ
に関連した部品で構成される。結合コンデンサC24が
集積回路のピン2に接続される。ピン1が10マイクロ
フアラドの接地されたコンデンサC26に接続される。
ピン3,4及び5が接地される。ピン6が103マイク
ロフアラドのコンデンサC27に接続され、これが22
2マイクロフアラドの接地されたコンデンサC25に接
続される。ピン7、ピン10、ピン11及びピン12が
接地される。ピン9及び13は開放である。ピン8が正
の電源電圧導線V+に接続される。集積回路1C−1の
出力ピン14が例えば10マイタロフアラドの結合コン
デンサC3Oを介して接地されたボリウム・コントロー
ル・ポテンシヨメータVR−1に接続される。このポテ
ンシヨメータが104マイクロフアラドのコンデンサC
32によつて分路されている。可聴周波前置増幅器の出
力が可聴周波増幅器を構成する集積回路1C−1の入力
ピン2に供給される。
更にこの回路に対してはピン1及び6を介して、別の2
つの独立した入力がある。可聴周波増幅器のピン2が、
トランジスタQl3の回路によつて構成された「ビーツ
]音発振器から、220キロオームの抵抗R8l及び1
03マイクロフアラドの結合コンデンサC28を介して
入力を受取る。可聴周波増幅器の入力ピン2は電話線か
らも4.7キロオームの抵抗R8Oを介して入力を受取
る。この抵抗がダイオードDl7を介して10マイクロ
フアラドの結合コンデンサCllに接続され、これが変
成器T2に接続されている。抵抗R8O及びコンデンサ
C25は低域濾波器をも構成し、可聴周波増幅器内で高
い周波数の振動が起らないようにする。コンデンサC2
6は集積回路1C−1の低周波数応答を改善すると共に
ハムを減少する。濾波された電源電圧V+がピン8を介
して集積回路C−1に供給され、可聴周波増幅器の出力
はIC−1のピン14からコンデンサC3Oを介して取
出される。
この出力がコンデンサC3O、1.5牛口オームの抵抗
R5l及び10マイクロフアラドのコンデンサCl4を
介して電話線に供給される。コンデンサCl4がダイオ
ードDl8を介して結合コンデンサCllに接続される
。この為、ダイオードDl7は、T−2メツセージ録音
様式の間、電話線からの到来可聴周波信号を集積回路1
C−1の可聴周波増幅器へ通し、これに対してダイオー
ドDl8は、T−1アナウンス様式の間、可聴周波増幅
器からの出力信号を電話線へ供給する。集積回路1C−
1の可聴周波増幅器からの出力が22キロオームの抵抗
R88を介してスイツチ部分14Cの共通端子にも供給
さへこの為、選択つまみ14をR−1又はR−2位置へ
廻した時、夫々T−1アナウンス・テープ及びT−2メ
ツセージ・テープに付設された録音/再生ヘツドRPH
−1,RPH−2へ供給することが出来る。
可聴周波部分全体に対する電源電圧が、NPNトランジ
スタQl7に関連したコンデンサ増倍回路をコンデンサ
C3lと共に使うことによつて利用される。トランジス
タQl7のエミツタが電圧導線+に接続される。そのコ
レクタが導線V+Ccに直接接続されると共に560オ
ームの低抗R82を介してそのベースに接続される。
エミツタが10マイクロフアラドの接地されたコンデン
サC29に接続される。トランジスタQl7のベースに
は抵抗R82及びコンデンサC3lの回路を通じて、濾
波された電流が供給される。トランジスタQl7のエミ
ツタ出力に於けるリツプル電流はそのベースで行なわれ
る濾波作用の程度に比例する。抵抗R82が10キロオ
ームの抵抗R86及び30キロオームの抵抗R87を介
してスイツチ部分14Cの共通端子に接続され、これら
の抵抗の間の接続点が22マイクロフアラドの接地され
たコンデンサC34に接続される。回路はスピーカSP
を含んでおり、これは第1図の装置の格子窓22の背後
に設けられている。集積回路C−2並びにそれに関連し
た部品がスピーカに対する別の可聴周波増幅器を構成す
る。ボリウム・コントロールであるポテンシヨメータV
R−1の可動アームが22キロオームの抵抗R83を介
して集積回路1C−2のピン6に接続される。ピン1が
4.7マイクロフアラドの接地されたコンデンサC33
に接続され、ピン2が1キロオームの接地抵抗R84に
接続され、ピン3,4及び5が直接接地され、ピン6が
1キロオームの接地抵抗R85に接続され、ピン7,1
0,11及び12も接地され、ピン14が220マイク
ロフアラドの静電容量を持つ結合コンデンサC36に接
続される。このコンデンサはスピーカSPの一方の端子
に接続され、スピーカの他方の端子は接地されている。
ピン14が224マイクロフアラドの接地されたコンデ
ンサC35に接続され、ピン9及び13は開放であり、
ピン8が電源導線+に接続される。集積回路1C−2の
入力ピン2及び6がいづれも相等しい抵抗R84及びR
85を介して接地され、ピン14からの直流出力が大体
電源電圧の半分にとゾまるように保証する。
増幅器に対する入力はボリウム・コントロールVR−1
から来る。抵抗R83及びR85が分圧器を形成し、増
幅器に対する入力を適当なレベルに下げる。濾波された
電源電圧がピン8を介して集積回路1C−2に供給され
る。コンデンサC35は高い周波数の振動を防止する為
に設けられている。ピン1に接続されたコンデンサC3
3は低周波数に於ける可聴周波応答を改善すると共にハ
ムを減少する。集積回路1C−2のピン1がトランジス
タQl4のコレクタにも接続されており、その回路がこ
れから説明するスピーカ無音装置を形成する。トランジ
スタQl4が非導電である時、集積回路1C−2によつ
て形成された増幅器は正常に動作する。
然し、トランジスタQl4が導電すると、集積回路1C
−2のピン1が大地に短絡され、この為集積回路1C−
2の動作は効かなくなり、スピーカが沈黙する。トラン
ジスタQl4のエミツタが接地され、そのベースが4.
7キロオームの1対の抵抗R7O及びR7lの接続点に
接続される。抵抗R7lは接地され、抵抗R7Oはスイ
ツチ部分14Bの接点A.Oに接続される。トランジス
タQl4のベースがスイツチ部分14Bの接点Pに接続
される。抵抗R7lはトランジスタQl4に温度安定性
を持たせる。装置が再生様式、T−2メツセージ様式又
はアナウンス専用様式にある時だけ、トランジスタQl
4が非導電にされ、スピーカSPが動作出来るようにな
る。
再生様式では、トランジスタQl4のベースが、図示の
位置にあるスイツチ部分14Bによつて直接大地に短絡
され、この為、トランジスタQl4は非導電である。T
−2メツセージ録音様式では、トランジスタQl4は、
抵抗R7O及び3.3キロオームの抵抗R42によつて
形成されたオア・ゲートに対する両方の入力が駆動され
なくなるので、やはり非導電になる。アナウンス専用様
式では、スイツチ部分14B1)5A.0接点に移り、
これによつて抵抗R66及びR7Oの接続点が大地に短
絡され、トランジスタQl4が非導電になり、アナウン
ス専用様式の間スピーカが動作出来るようにする。この
為、前に述べた様に、再生様式の間、スピーカ回路は無
音状態でなくなり、この為、メツセージ・テープT−2
に前以て録音されていたメツセージを再生することが出
来る。
メツセージが到来する様式の間も、無音状態でなくなり
、この為、希望すれば、到来メツセージを監視すること
が出来る。アナウンス専用様式の間、監視の為にT−1
アナウンス期間の間、スピーカを動作させることが出来
るが、待機状態の間は無音にされる。この他、T−1様
式の間、スピーカは無音にされる。これは抵抗R7Oが
トランジスタQ1のコレクタに抵抗R2O,Rl9及び
Rl4を介して接続された4.7キロオームの抵抗R6
6を介して入力を受取るからであり、トランジスタQ1
はスイツチCSlが開いているT−1様式の間は、比較
的高い電圧にあるからである。抵抗R42がリレー接点
KlAを介して入力を受取るが、リレーK1が脱勢され
ている時、この接点は変成器T2の巻線及び接点KlB
を介して高圧導線V+Ccに接続される。可聴周波切換
え回路がダイオードDl7及びDl8及び関連した制御
回路で構成される。
ダイオード18は可聴周波増幅器である集積回路1C一
1の出力からの可聴周波情報を電話線へ通過出来るよう
にするが、ダイオードDl7は電話線からの到来メツセ
ージを増幅する為に可聴周波増幅器である集積回路1C
−1へ供給することが出来るようにする。可聴周波切換
え制御回路がNPNトランジスタQ9を含む。
このトランジスタのエミツタが接地され、ベースが4.
7キロオームの接地抵抗R44に接続されると共に、3
.3キロオームの抵抗R4lを介してリレー接点KlA
に接続される。トランジスタQ9のコレクタが1キロオ
ームの抵抗R46を介して、抵抗R5O及びR74の接
続点に接続されると共に、10マイクロフアラドの接地
されたコンデンサCl2にも接続される。リレー接点K
lAが3.3キロオームの接地抵抗Rllにも接続され
る。トランジスタQ9のベースが6.8キロオームの抵
抗R52を介して抵抗R2Oに接続される。トランジス
タQ9のコレクタは820オームの抵抗R45にも接続
さへこの抵抗がコンデンサCll及びダイオードDl7
,Dl8の接続点に接続される。この接続点は6.9キ
ロオームの抵抗R43にも接続される。ダイオ−ドDl
7の陰極が1.5キロオームの抵抗R47及び1.5キ
ロオームの抵抗R5Oを介して電圧導線+に接続される
。これらの2つの抵抗の接続点が1.8キロオームの接
地抵抗R49及び3.3キロオームの抵抗R48の接続
点に接続される。抵抗R49が100マイクロフアラン
ドのコンデンサCl3によつて分路され、抵抗R48が
ダイオードDl8の陽極に接続される。前に述べた様に
、T−1アナウンス期間の間、T−1テープの可聴周波
のアナウンスが、可聴周波増幅器1C−1によつて増幅
され、増幅器の出力からダイオードDl8を介して電話
線に供給される。
他方、T−2メツセージ録音様式の間、呼側からのメツ
セージが電話線からダイオードDl7を介して可聴周波
増幅器である集積回路IC−1の入力に供給される。抵
抗R5O及びR49が分圧回路を形成し、大地と電源電
圧V+との大体中間の電圧をダイオードDl7及びDl
8に供給する。コンデンサCl3がこの電圧を濾波し、
抵抗R47及びR48を介して、交流インピーダンスが
非常に低い饋還を集積回路1C−1にかける。ダイオー
ドDl7の陰極及びダイオードDl8の陽極が、夫々抵
抗R47及びR48により、分圧されたV+電圧によつ
てバイアスされる。ダイオードDl7の陽極及びダイオ
ードDl8の陰極がいづれもコンデンサCll及び変成
器T2を介して電話線に接続される。トランジスタQ9
が非導電である時、濾波された電圧が抵抗R46及びR
45を介して、2つのダイオードDl7及びDl8の接
続点に供給される。トランジスタQ9が非導電である時
、濾波された電圧V+が抵抗R46及びR45を介して
、ダイオードDl7及びDl8の接続点に供給される。
この電圧により、ダイオードDl7が導電状態に順バイ
アスされ、ダイオードDl8が非導電状態に逆バイアス
され、こうして電話線から可聴周波増幅器1C−1の入
カへ向う方向にのみ可聴周波信号を供給することが出来
るようにする。この状態はT−2メツセージ録音様式の
際に成立する。他方、トランジスタQ9が導電すると、
ダイオードDl7及びDl8の接続点が抵抗R45及び
トランジスタQ9を介して大地に短絡される。
この作用により、ダイオードDl8が導電状態に順バイ
アスされ、ダイオードDl7が非導電状態に逆バイアス
され、こうして可聴周波増幅器である集積回路1C−1
の出力から電話線へ向う方向にのみ可聴周波信号を供給
することが出来るようにする。この状態はT−1アナウ
ンス様式の際に成立する。コンデンサCl2が非常に低
い交流インピーダンスを持ち、変成器T2の2次側から
見ると、回路の他の抵抗と並列に一定の820オーム(
抵抗R45)があることになる。
抵抗R44がトランジスタQ9に温度安定性を持たせる
。トランジスタQ9は抵抗R4l及びR52によつて形
成されたオア・ゲートから、そのベース駆動を受取る。
抵抗R4lが、リレーK1が脱勢されている時、リレー
接点KlAl変成器T2及びリレー接点KlBを介して
入力を受取る。他方、抵抗R52はT−1アナウンス期
間の間、トランジスタQ1のコレタタから入力を受取る
。こうしてトランジスタQ9は、リレーK1が付勢され
ている時だけ非導電になるが、トランジスタQ1のコレ
クタには電圧がなく、この電圧が生ずるのは到来メツセ
ージ録音様式T−2の間だけである。
他の全ての様式では、トランジスタQ9の可聴周波切換
え回路が出側の位置に保たれ、電話線からの望ましくな
い可聴周波信号が可聴周波増幅器に入らないように保証
している。NPNトランジスタQl3の回路が前に述べ
た「ビーツ」音発振器を形成する。
発振器のコレクタが3.3キロオームの抵抗R65及び
1キロオームの抵抗R64を介して正の電源導線V+C
cに接続される。コレクタは1対の47キロオームの抵
抗R67及びR68を介してベースにも接続される。ト
ランジスタQl3のエミツタがダイオードDl9を介し
てトランジスタQ9のコレクタに接続される。抵抗R6
7及びR68が222マイクロフアラドの1対のコンデ
ンサCl7及びCl8によつて分路されている。抵抗R
67及びR68の接続点が103マイクロフアラドの接
地されたコンデンサCl9に接続され、コンデンサCl
7及びCl8の接続点が10キロオームの接地抵抗R6
9に接続される。抵抗R67及びR65の接続点が33
マイクロフアラドの接地されたコンデンサCl6に接続
される。抵抗R67,R68及びR69が、コンデンサ
Cl7,Cl8及びCl9と共にT形ブリツジ饋還回路
を形成し、これはただ1つの周波数でトランジスタQl
3のコレクタからベースへ正饋還をかける。前述のパラ
メータでは、この周波数が1,200サイクル程度であ
る。抵抗R64及びコンデンサCl6が電源濾波器を形
成し、この為、休止状態では、発振器にリツプルが存在
しない。抵抗R65が発振器のコレクタ負荷である。出
力はトランジスタQl3のコレクタから取出され、10
3マイクロフアラドのコンデンサC28及び抵抗R8l
を介して取出され、可聴周波増幅器である集積回路1C
−1の入力に供給される。発振器の出力が可聴周波増幅
器によつて増幅され、T−1アナウンス様式の終りに電
話線に供給され、大体0.5秒の予め設定された時間の
間続く。この為、1対のトランジスタQlO及びQll
によつて形成されたシユミツト・トリガ回路と、47マ
イクロフアラドのコンデンサCl5及び58キロオーム
の抵抗R56で構成されたタイマ回路とを用いる。コン
デンサ及び抵抗が共に接地され、10キロオームの1対
の抵抗R53及びR54の接続点に接続される。
抵抗R54がトランジスタQlOのベースに接続され、
抵抗R53が抵抗R52及びR66の接続点に接続され
る。トランジスタQlOのエミツタがトランジスタQl
lのエミツタに接続されると共に、56オームの共通の
接地抵抗R58に接続される。トランジスタQlO及び
Qllのコレクタが抵抗R56及びR6lを介して正の
導線V+Ccに接続される。抵抗R56は1.5キロオ
ームの抵抗値を持ち、抵抗R6lは3.3キロオームの
抵抗値を持つ。トランジスタQlOのコレクタが4.7
キロオームの抵抗R57を介してトランジスタQllの
ベースに接続され、トランジスタQllのベースが4.
7キロオームの抵抗R6Oを介してエミツタに接続され
る。抵抗R57及びR6Oの接続点が、4.7キロオー
ムの抵抗R59を介して、抵抗R52及びR66の接続
点に接続される。トランジスタQllのコレクタが3.
3キロオームの抵抗R62を介してエミツタ接地のNP
NトランジスタQl2のベースに接続される。このトラ
ンジスタのベースが1キロオームの接地抵抗R63に接
続され、そのコレクタがトランジスタQl3のエミツタ
に接続される。T−1アナウンス様式の間、スイツチC
Slが開いている寺、抵抗R53及び抵抗R2Oの接続
点に高い電圧が現われ、コンデンサCl5が充電され、
トランジスタQlOを導電させる。トランジスタQll
は通常この作用によつて非導電になるが、抵抗R2O及
びR33の接続点から抵抗R59を介して引続いてベー
ス駆動電圧を受取る。従つて、トランジスタQllは、
アナウンス期間が続く間、スイツチCSlが閉じて抵抗
R59から電圧が消えるアナウンス期間の完了時まで、
導電状態にとゾまる。この状態になると、トランジスタ
Qllが直ちに非導電になり、抵抗R6l及びR62を
介してトランジスタQl2にベース駆動電圧を供給し、
この為トランジスタQl2が導電する。トランジスタQ
l2が導電すると、それがトランジスタQl3のエミツ
タを大地に短絡し、こうして「ビーツ」音発振器が動作
出来るようにする。ダイオードDl9が、トランジスタ
Ql2のコレクタからトランジスタQ9のコレクタへ至
る通路を構成し、この為、可聴周波切換え回路が「ビー
ツ」音が持続する間、出側の状態に保たれるように保証
し、この為、この「ビーツ」音が電話線を介して伝送さ
れ、呼側で聞くことが出来る。
コンデンサCl5の電荷が十分に減少すると、トランジ
スタQlOが非導電になり、トランジスタQllを導電
させ、これによつてトランジスタQl2が非導電になり
、「ビーツ」音の発生が終了する。抵抗R63はトラン
ジスタQl2に温度安定性を持たせる。T−2テープ及
びT−1テープに録音すべき信号が、可聴周波増幅器で
ある集積回路1C−1の出力からスイツチ部分14Cへ
、具体的に云えばスィツチ部分14Cの共通接点に供給
される。
スイツチ部分14Cが、所定の様式で録音信号を供給す
べき適正なヘツドRPH−1又はRPH−2を選択する
。再生、巻戻し及びアナウンス専用様式では、録音を必
要としないので、可聴周波増幅器である集積回路1C−
1からの出力が、スイツチ部分14C0)P,R及びA
.O位置では大地に短絡される。スイツチ部分14Cが
応答(A)及び録音2(R−2)位置にある時、可聴周
波増幅器である集積回路1C−1からの録音信号が録音
/再生ヘツドRPH−2に供給される。スイツチ部分1
4Cが録音1(R−1)位置にある時、可聴周波増幅器
である集積回路1C−1からの出力信号が録音/再生ヘ
ツドRPH−1に供給される。ヘツドRPH−1,RP
H−2からの出力信号が、集積回路1C−1のピン14
から抵抗88を介して取出される。抵抗R88の抵抗値
並びに選ばれたヘツドのインピーダンスが、可聴周波信
号を所要のレベルまで下げる。直流バイアスが抵抗R8
7を介して加えられる。バイアス電流がトランジスタQ
l7のベースから取出され、抵抗R86及びコンデンサ
C34によつて更に濾波される。ヘツドRPH−2及び
RPH−1に対する信号の制御が、これから説明する遠
隔制御回路によつて作動されるリレー接点K2OlA及
びK3OlAによつて夫々行なわれる。通常の動作では
、信号が常閉接点K2OlA及びK3OlAを夫々通つ
て録音/再生ヘツドへ送られる。夫々T−1テープ及び
T−2テープに関連した消去ヘツドEH−1及びEH−
2が、スイツチ部分14A,14B及び遠隔制御リレー
接点K3OlB,K2OlBによつて制御される。
消去ヘツドに対する供給電圧がV+Cc線から抵抗R3
Oを介して供給され、コンデンサC1によつて濾波され
る。選ばれたヘツドの他方の端子を大地に接続すること
により、適当な消去ヘツドが作動される。消去ヘツドE
H−1の作動は、録音1・(R−1)様式の間だけ必要
であり、この様式では、ヘツドEH−1の端子がスイツ
チ部分14Aを介して接地される。消去ヘツドEH−2
の作動は応答及び録音2様式の間に必要であり、この動
作は応答様式の間はスイツチ部分14Bによつて直接的
に、そして録音2(R−2)様式の間はダイオードD2
Oによつて行なわれる。変成器T2の巻線が出力端子3
に接続されて、リレーK1が付勢されている時、電話線
からの可聴周波信号をこの端子に供給する。
トランジスタQ2のコレクタが出力端子4に接続される
。出力端子3,4が第3A図及び第3B図のT−1遠隔
制御回路に接続される。T−1遠隔制御回路がその特定
の信号音に応答して、T−1アナウンス・テープに新し
いアナウンスを録音することが出来るようにする。
遠隔の場所から新しいアナウンスを録音するには、利用
者が最初に電話線の装置を呼出し、T一1様式の間にア
ナウンスが聞こえるまで待つ。
次にT−1遠隔制御信号音を自分の持つている携帯式信
号音発生器により、電話線を介して送る。直ぐには何も
起らず、装置がT−1アナウンス様式を完了する。T−
1アナウンス様式の終りに、普通の「ビーツ」音が聞こ
える。そこでメツセージを電話線を介して伝送する。然
し、このメツセージが装置の正常の動作中の様に、T−
2メツセージ・テープに録音される代りに、このメツセ
ージがT−1アナウンス・テープに録音され、前にテー
プに録音されていたアナウンスの代りになる。利用者は
、自分の新しいアナウンスがT−1テープのループ容量
に大体対応するように、時間を計らなければならない。
T−1遠隔録音サイクルの終りに、装置が自動的にT−
1テープを普通のアナウンス様式に切換え、この為利用
者は新しいアナウンスを監視することが出来る。次に装
置が正常のT−2メツセージ様式に切換わり、この時利
用者は電話を切ることが出来る。この時、装置は新しい
アナウンスで普通に動作するように設定されている。T
−2遠隔制御回路に対する可聴周波入力が、変成器T2
の2次巻線から直接的に取出され、第2B図の出力端子
3から第3A図の入力端子3に印加される。
この入力端子が1キロオームの抵抗R2Ol及び10マ
イクロフアラドのコンデンサC2Olを介してNPNト
ランジスタQ2Olのベースに接続される。このベース
が56キロオームの抵抗R2O2を介して電圧導線V+
に接続されると共に、22キロオームの抵抗R2O3を
介して大地に接続される。エミツタが1キロオームの接
地抵抗R2O4に接続され、これが40マイクロフアラ
ドのコンデンサC2O2によつて分路されている。コレ
クタは3.3牛口オームの抵抗R2O5を介してV+導
線に接続されると共に、1キロオームの抵抗R2O6に
も接続されている。抵抗R2O6が10マイクロフアラ
ドのコンデンサC2O3に接続され、これがダイオード
D2Olの陽極、ダイオードD2O2の陰極及び10マ
イクロフアラドのコンデンサC2O4に接続される。ダ
イオードD2Olの陰極及びダイオードD2O2の陽極
が接地される。コンデンサC2O4が1キロオームの抵
抗R2Olを介してトランジスタQ2O2のベースに接
続される。トランジスタQ2O2のベースが150キロ
オームの抵抗R2O8を介してV+導線に接続されると
共に、ベースは10キロオームの接地抵抗R2O9にも
接続されている。トランジスタQ2O2の工ミツタが1
00オームの接地抵抗R2llに接続され、そのコレク
タが3.3キロオームの抵抗R2lO及び1キロオーム
の抵抗R3Olに接続される。抵抗R2lOが正の導線
V+に接続され、抵抗R3Olが濾波回路F3Ol及び
0.0047マイクロフアラドの接地されたコンデンサ
C3Olに接続される。濾波回路F3Olの別の端子が
接地され、その出力端子が10マイクロフアラドの結合
コンデンサC3Olに接続される。呼側からのT−1信
号音が第3A図の回路の端子3に受信され、トランジス
タQ2Olの可聴周波前置増幅回路によつて増幅され、
ダイオードD2Ol及びD2O2の回路によつてクリツ
プされ、トランジスタQ2O2の可聴周波回路によつて
再び増幅される。
この点に出る増幅された信号は振幅約1ボルトの矩形波
である。トランジスタQ2O2で構成される可聴周波増
幅器の出力が、100キロオームの抵抗R3Olを介し
て、T−1信号音を選択する濾波器F3Olに送られる
。濾波器F3Olの入力端子が0.0047マイクロフ
アラドの接地されたコンデンサC3Olに接続される。
濾波器の別の端子が接地され、出力端子が10マイクロ
フアラドの結合コンデンサC3Olに接続される。コン
デンサC3O7がトランジスタQ3Olのベースに接続
され、このベースは1タグオームの接地抵抗R3l4及
び220キロオームの抵抗R3l3の接続点にも接続さ
れ,′ている。抵抗R3l3及びトランジスタQ3Ol
、のコレクタが正の電圧導線V+に接続される。トラン
ジスタQ3Olのエミツタが10キロオームの接地抵抗
R3l5に接続される。トランジスタQ3Olのエミツ
タが10マイクロフアラドのコ こンデンサC3O8に
も接続され、これが1キロオームの抵抗R3l6を介し
てトランジスタQ3O2のベースに接続される。このベ
ースは10キロオームの接地抵抗R3lrに接続されて
いる。トランジスタQ3O2のエミツタが100オ一
4ムの接地抵抗R3l8及び47マイクロフアラドの接
地されたコンデンサC3O9に接続される。トランジス
タQ3O2のコレクタが1.5キロオームの抵抗R32
lを介して正の導線V+に接続される。コレクタは10
マイクロフアラドのコンデンサC3lOにも接続され、
これが1キロオームの抵抗R32Oを介してダイオード
D3O7の陽極に接続される。ダイオードD3O7の陽
極がダイオ一11)304の陰極に接続され、ダイオー
ドD3O4の陽極は接地されている。
ダイオードD3O7の陰極が10キロオームの抵抗R3
22を介してトランジタQ3O3のベースに接続される
。このトランジスタのコレクタが正の導線V+に接続さ
れる。トランジスタQ3O3のエミツタが2.2キロオ
ームの接地抵抗R324に接続され、そのベースが10
0キロオームの接地抵抗R323に接続され、これが1
00マイクロフアラドのコンデンサC3l2によつて分
路されている。トランジスタQ3O3のエミツタが4.
7キロオームの抵抗R325を介してシリコン制御整流
器SCR3Olのゲートに接続される。このゲートが1
キロオームの接地抵抗R326にも接続され、この抵抗
が47マイクロフアラドのコンデンサC3l3にiつて
分路されている。トランジスタQ3Olの回路はエミツ
タ・ホロワであつて、濾波器F3Olの出力を隔離する
ように作用し、エミツタ・ホロワの出力が、トランジス
タQ3O2及びそれに関連した部品によつて構成された
整流器駆動回路に送られる。
整流器駆動回路の出力がダイオードD3O4及びD3O
rに送られ、これらのダイオードが可聴周波信号を整流
する。整流された電圧を利用し、抵抗R32lを介して
コンデンサC3llを充電する。この時定数は約0.5
秒である。コンデンサC3llが十分に充電されると、
トランジスタQ3O3が導電し、シリコン制御整流器S
CR3Olを点弧する。従つて、トランジスタQ3O3
の回路はタイマとして作用し、T−1信号音を初めて受
信してから予定の期間後に、シリコン制御整流器SCR
3Olをトリガする。シリコン制御整流器SCR3Ol
の陰極が接地され、その陽極が1キロオームの抵抗R3
27及び330オームの抵抗R328を介して第2B図
の回路の端子4に接続される。この端子には、前に述べ
た様に、T−1様式の間、正の電圧が入る。トランジス
タQ3O4のベースが抵抗R32r及びR328の接続
点に接続され、そのコレクタが端子4に接続され、その
エミツタが1キロオームの抵抗R329及びダイオード
D3O8の陽極に接続される。
このダイオードの陰極が470オームの抵抗R33Oを
介して4.7マイクロフアラドの接地されたコンデンサ
C3l4に接続される。!抵抗R33O及びコンデンサ
C3l4の接続点が10キロオームの抵抗R33lを介
してエミツタ接地のNPNトランジスタQ3O5のベー
スに接続される。このベースが4.7キロオームの抵抗
R332に接続され、コレクタが10キロオームlの抵
抗R333を介してダイオードD3O9の陰極に接続さ
れる。このダイオードの陽極が抵抗R329に接続され
る。トランジスタQ3O5のコレクタがダイオードD3
lO及び10キロオームの抵抗R334を介1して、第
2A図の回路にあるシリコン制御整流器SCRlのゲー
トに接続される。
ダイオードD3O9及び抵抗R333の接続点が16マ
イクロフアラドの接地されたコンデンサC3l5に接続
される。トランジスタQ3O5のコレクタが 乏10キ
ロオームの抵抗R335を介してシリコン制御整流器S
CR3O2のゲートに接続される。このゲートが10キ
ロオームの接地抵抗R336及び1マイクロフアラドの
接地されたコンデンサC3l6に接続される。シリコン
制御整流器 2SCR302の陰極が接地され、その
陽極が1キロオームの抵抗R33l及び330オームの
抵抗R338を介して第2B図の回路の電源電圧端子4
に接続される。トランジスタQ3O6のベースが抵抗R
337及びR338の接続点に接続され、3そのエミツ
タが端子4に接続され、そのコレクタが1キロオームの
接地抵抗R339に接続される。トランジスタQ3O4
のエミツタ及びトランジスタQ3O6のコレクタが夫々
ダイオードD3ll及びD3l2を介して、470オー
ムの抵抗 5R340に接続される。この抵抗が10
0マイクロフアラドの接地されたコンデンサC3ll及
び4.7キロオームの抵抗R34lに接続される。この
抵抗はダイオードD3l3を介して第2A図のトランジ
スタQl8のベースに接続される。ダイ 4オートD3
ll及びD3l2がオア・ゲートとして作用する。この
回路の目的は、トランジスタQl8を導電状態に保ち、
装置がアナウンス様式に設定されていても、T−1遠隔
サイクルの持続時間の間、リレーK1を付勢状態に保ち
、その他の場合は、最初のT−1サイクルの後、切るこ
とである。トランジスタQ3O6のコレクタがダイオー
ドD3l4に接続され、これが10キロオームの抵抗R
342を介してエミツタ接地のNPNトランジスタQ3
O7のベースに接続される。
このベースが4.7キロオームの接地抵抗R343にも
接続される。470オームの抵抗R344及び47マイ
クロフアラドのコンデンサC3l8がダイオードD3l
4の陰極と大地との間に直列に接続される。
トランジスタQ3O7のコレクタがダイオードD3l5
を介して抵抗R334に接続され、この為、第2のシリ
コン制御整流器SCR3O2が点弧した時、シリコン制
御整流器SCRlをトリガしてT−1サイクルを再開す
ることが出来る。トランジスタQ3Olのコレクタは2
2キロオームの抵抗R345にも接続され、これが1キ
ロオームの抵抗R346及び220マイクロフアラドの
接地されたコンデンサC3l9に接続される。抵抗R3
46がダイオードD3l6に接続され、これがトランジ
スタQ3O6のコレクタに接続されている。トランジス
タQ3O6のコレクタが2.2キロオームの抵抗R34
7を介してエミツタ接地のNPNトランジスタQ3O8
のベースに接続される。
トランジスタQ3O8のコレクタが第2B図のトランジ
スタQ9のベースに接続され、このトランジスタを導電
させると共に第2A図及び第2B図の回路を、到来する
可聴周波を受取るように設定し、この為、呼側から受信
した新しいアナウンスをテープに録音することが出来る
。トランジスタQ3O6のコレクタが2.2キロオーム
の抵抗R348を介してエミツタ接地のトランジスタQ
3O9のベースにも接続される。
トランジスタQ3O9のコレクタがリレーK3Olのコ
イルを介して正の電圧導線V+Ccに接続される。この
リレーがダイオードD3lTによつて分路されてセリ、
これがリレーK3Ol・のコイルの両端に現われる過渡
状態からトランジスタQ3O9を保護する。この為、最
初のT−1サイクルの間、リレーK3Olが付勢され、
この為第2A図のリレー接点K3OlBが、選択スイツ
チ14の設定位置に関係なく、消去ヘツドEH−1を付
勢することが出来ると共に、T−1アナウンス・テープ
に付設された録音/再生ヘツドRPH−1を増幅器1C
−1の出力に接続し、到来する新しいアナウンスを録音
することが出来る。トランジスタQ3O6のコレクタが
第3図の回路にあるダイオードD2O3及び抵抗R26
2を介してトランジスタQ2l8のベースにも接続され
、この為、T−1遠隔録音動作の間、リレーK2Olを
付勢することも出来る。
その目的は、録音サイクルの間、リレー接点K2OlB
を作動することにより、第2A図の消去ヘツドEH−2
を切離し、録音ヘツドEH−1と並列にならないように
し、こうして第2A図及び第2B図の装置に於ける直流
バイアス回路に悪影響を与えないようにすることである
。第3A図及び第3B図のT−1遠隔制御回路の動作に
ついて説明すると、電話線からの可聴周波入力が第3A
図の端子3に受信され、トランジスタQ2Olによつて
増幅されるダイオードD2Ol及びD2O2がトランジ
スタQ2Olの出力に対するクリツパとして作用し、こ
うして得られたクリツプされた波形が駆動トランジスタ
Q2O2によつて更に増幅され、濾波器F3Olの入力
に送られる。
濾波器F3Olは狭帯域濾波器であり、T−1遠隔信号
音だけを通過させる。濾波器F3Olの出力がトランジ
スタQ3Olによつて緩衝され、整流器駆動トランジス
タQ3O2の入力に送られる。T−1信号音が存在する
時、これがダイオードD3O4,D3OTによつて整流
され、こうして得られた直流電圧を利用して、抵抗R3
22を介してコンデンサC3l2(第3B図)を充電す
る。コンデンサC3l2の両端の電圧がトランジスタQ
3O3によつて緩衝され、この結果得られた出力を利用
して、SCR3Olのゲートを駆動する。
T−1信号音が、抵抗R322及びコンデンサC3l2
によつて決まる時定数である約0.5秒の間連続的に存
在すると、ゲートが導電状態に駆動され、SCR3Ol
が点弧される。SCR3Ol及びトランジスタQ3O4
がこの時導電状態にラツチされる。第3B図の端子4は
、T−1サイクルの間だけ存在する、第2A図及び第2
B図の装置のT−1電圧から、その電圧を受取る。
この為、第3A図及び第3B図のT−1遠隔制御回路の
動作は、T−1サイクルの間だけ行なわれ、回路の全て
の動作はT−1サイクルの終りに終了する。SCR3O
lが点弧した後にトランジスタQ3O4のコレクタに存
在する電圧を利用して3つの作用を行なう。
第1に、コンデンサC3lrをダイオードD3l2を介
して充電し、この結果コンデンサの両端に現われる電圧
を第2A図の装置にあるトランジスタQl8のベースに
送り、装置がアナウンス様式にある時、T−1遠隔制御
信号を受信した場合、T−1サイクルが短期間中断して
も、電話線を装置に接続した状態に保つ。
第2に、コンデンサC3l5をダイオードD3O9を介
して充電し、この結果コンデンサの両端に現われる電荷
を利用し、抵抗R333、ダイオードD3lO及び抵抗
R334を介し、第2A図の装置にあるSCRlをトリ
ガすると共に、抵抗R333及びR335を介してSC
R3O2をトリガする。
然し、前述のトリガ作用及び繰返しトリガ作用がトラン
ジスタQ3O5によつて禁止される。
上に述べたことの3番目の作用として、このトランジス
タがトランジスタQ3O4のコレクタの電圧により、ダ
イオードD3O8、抵抗R33O及び抵抗R33lを介
して導電させられる。トランジスタQ3O5を非導電に
しなければ、SCRlの繰返しトリガ及びSCR3O2
のトリガは行なうことが出来ない。この為、T二1遠隔
制御信号音を受信した後でも、サイクルの終りになるま
で、装置はT−1様式にとゾまる。
この後、呼側に[ビーツ」音を伝送し、新しいアナウン
スを録音することが出来るようにする。T−1サイクル
の終りに第3B図の回路の端子4からT−1電圧が消滅
し、SCR3Ol、並びに.それに伴つてトランジスタ
Q3O4が非導電になるようにする。
これによつてコンデンサC3l4から充電電圧が取去ら
れ、呼側に「ビーツ」音を伝送する為の約0.5秒の後
、トランジスタQ3O5が非導電になつて禁止状態が解
かれ、コンデンサC3O5の残留電荷がSCRlを再び
トリガすると共にSCR3O2をトリガすることが出来
るようにする。SCRが再びトリガされると、T−1電
圧が再び第3B図の端子4に現われ、SCR3O2を点
弧して導電状態にラツチすることが出来るようにする。
トランジスタQ3O6も導電させられ且つ導電状態に保
たれる。この結果トランジスタQ3O6のコレクタに出
る電圧は次の作用をする。第1に、コンデンサC3l7
がダイオードD3ll及び抵抗R3O4を介して充電さ
れ、このコンデンサの両端の電圧が前と同じくトランジ
スタQl8のベースに送られ、装置がアナウンス様式に
ある場合、電話線を装置に接続した状態に保つ。
第2に、トランジスタQ3O9を導電させて、リレーK
3.Olを付勢し、電話線を介して受信した新しいアナ
ウンスをT−1テープに録音することが出来るようにす
る。
リレーK3Olが付勢されると、消去ヘツドEH−1(
第2A図)が作動され、RPH−1(第2B図)が可聴
周波増幅器の出力に切換えられる。リレーK2Olもト
ランジスタQ2l8(第3B図)を介して付勢され、他
の場合にはヘツドRPH−1と並列になるヘツドRPH
−2(第2B図)の負荷を取去る。第3に、トランジス
タQ3O8(第3B図)が導電させられ、トランジスタ
Q9(第2B図)のベースを接地する。これによつて電
話線可聴周波切換え回路が到来様式に切換えられ、遠隔
の呼側から電話線を介して受信した新しいアナウンスを
増幅し、ヘツドRPH−1へ送り、T−1テープに録音
することが出来る。第4に、コンデンサC3l9(第3
B図)がダイオードD3l6及び抵抗R346を介して
充電され、この電荷を利用し、抵抗R345、ダイオー
ドD3l5及び抵抗R334を介して、第2A図の回路
にあるSCRlのゲートを再びトリガする。
また、コンデンサC3l8は、SCR3O2をトリガす
るために抵抗R344を介して充電される。然し、SC
R3O2のこのトリガ並びにSCRlの再びのトリガ作
用は、この時トランジスタQ3O7がダイオードD3l
4及び抵抗R342を介して導電状態にバイアスされて
いることによつて禁止される。T−1サイクルの終りに
は、新しいアナウンスがT−1テープに録音されており
、T−1様式が普通の様に終了し、T−1電圧が第3B
図の端子4から消滅する。
端子4にT−1電圧がなくなると、SCR3O2並びに
トランジスタQ3O6が非導電状態に戻る。この変化期
間の間、第2A図及び第2B図の装置が呼側に「ビーツ
」音を伝送する。約0.5秒の後、コンデンサC3l8
が、トランジスタQ3O7が導電して、もはや禁止作用
をしなくなる点まで放電する。この時、コンデンサC3
l9の残留電荷が第2A図のSCRlを再びトリガし、
「確認用」T−1サイクルを開始する。この間、呼側が
呼出しをした場合の様に、新しいアナウンスが普通の様
に呼側に送られる。新しいアナウンスが正確であれば、
呼側は電話を切ることが出来る。正確でなければ、呼側
は上に述べた動作を再び開始し、アナウンスをT−1テ
ープに再び録音することが出来る。従つて、この発明は
、固体素子を利用するように構成されていて、可動部分
の数がごく少ない改良された電話応答装置を提供する。
上に述べた装置は頑丈で動作に信頼性があり、T−1ア
ナウンス・テープに新しいアナウンスを録音する点でも
、遠隔制御が出来る。この発明の特定の実施例を図示し
且つ説明したが、これをいろいろ変更することが出来る
のは云う迄もない。
特許請求の範囲の記載は、この様な全ての変更を包括す
るものと承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の改良された装置を使うことが出来る
電話応答装置の斜視図、第2A図及び第2B図は第1図
の装置に組込むことが出来る電話応答装置の回路部分の
回路図、第3A図及び第3B図はこの発明のT−1遠隔
制御装置の1実施例の回路図である。 主な符号の説明、M−1:駆動モータ、P−2:電話線
コンセント、IC−1,IC−2:可聴周波増幅器、R
PH−1,RPH−2:録音/再生ヘツド、Q9,Q3
O8:トランジスタ、Dll,Dl8:ダイオード、F
3Ol:狭帯域濾波器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電話線を介して受信した呼出信号に応答して録音さ
    れているアナウンスを電話線を介して片側に伝送し、該
    アナウンスはループ磁気部材上に録音されており、該ル
    ープ磁気部材には電磁変換手段が磁気的に結合されてい
    て、磁気部材にアナウンスを録音すると共に、予め磁気
    部材に録音されているアナウンスを再生するようになつ
    ており、該磁気部材により制御され、磁気部材が基準位
    置から移動すると一定の状態に駆動し、T−1の動作周
    期の間は磁気部材が基準位置に戻るまで前記の一定の状
    態に駆動したままにしておく磁気部材の移動を制御する
    駆動装置を含む切換え手段及び可聴周波増幅回路手段を
    含んでいる電話応答装置において、前記可聴周波増幅回
    路手段を電話線及び変換手段に選択的に接続して、切換
    え回路の一方の動作状態では磁気部材に録音されている
    アナウンスを電話線を介して伝送させると共に、切換え
    回路の他方の動作状態では電話線からの新しいアナウン
    スを磁気部材に録音させる切換え手段と、電話線に結合
    されていて、電話線を介して受信した予定の周波数の信
    号音信号を感知し、それに応答して制御信号を発生する
    信号音感知回路と、該信号音感知回路及び前記切換え手
    段に結合されていて、前記T−1の動作周期の間に前記
    切換え手段が前記一定の状態に駆動される時のみ前記制
    御信号に応答して、切換え回路を前記一方の状態から前
    記他方の状態に切換える第1の制御回路、及び最初のT
    −1動作周期の完了まで前記他方の状態に前記切換え回
    路が切換えられることを防止するため、前記第1制御回
    路と前記切換え回路との間に置かれた抑制制御回路と、
    前記切換え手段に接続され、テープが前記予定の位置に
    戻つた後、テープが再び予定の位置に復帰するまで、テ
    ープ駆動装置を作動させる第2の制御回路手段と、前記
    第2の制御回路手段及び切換え手段に接続されていて、
    第2の制御回路手段が作動されてからテープが再び予定
    の位置に復帰した後、テープ駆動装置を再び作動させる
    第3の制御回路手段と、前記切換え手段に接続され、前
    記ループ磁気部材が予定の位置に達する度に予定の期間
    の間「ビーツ」音を発生する発振回路手段と、該「ビー
    ツ」音を電話線に印加する回路手段と、該回路手段に接
    続され、前記ループ磁気部材が予定の位置に復帰してか
    ら予定の期間の間、前記第2の制御回路手段の作動を遅
    延させる遅延回路手段とを有する電話応答装置。
JP51060704A 1975-05-29 1976-05-27 電話応答装置 Expired JPS5915433B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/581,842 US4005270A (en) 1975-05-29 1975-05-29 Remote control for operating a telephone answering system from a remote point over the telephone line

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51149708A JPS51149708A (en) 1976-12-22
JPS5915433B2 true JPS5915433B2 (ja) 1984-04-09

Family

ID=24326784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51060704A Expired JPS5915433B2 (ja) 1975-05-29 1976-05-27 電話応答装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4005270A (ja)
JP (1) JPS5915433B2 (ja)
CA (1) CA1037626A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342609A (en) * 1976-09-30 1978-04-18 Hashimoto Corp Automatic answering telephone system with remote control using multichannel recorder
JPS5848701U (ja) * 1981-09-30 1983-04-01 服部 和子 和装用フアンデ−シヨン
JPS58209257A (ja) * 1982-05-31 1983-12-06 Hitachi Ltd 遠隔操作装置
JPS60229452A (ja) * 1984-04-26 1985-11-14 Sony Corp 留守番電話装置
JPS61244157A (ja) * 1985-04-20 1986-10-30 Hashimoto Corp 操作容易な電話等の自動録音再生装置
US4860338A (en) * 1986-08-29 1989-08-22 Waldman Michael I Multiline telephone answering system and interface therefor
US4815122A (en) * 1987-04-24 1989-03-21 Code-A-Phone Corporation Telephone answering system with means for recovering operational data
US5606598A (en) * 1992-11-24 1997-02-25 Casio Phonemate, Inc. Telephone answering device with direct telephone line interface
US9508329B2 (en) * 2012-11-20 2016-11-29 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for producing audio file and terminal device

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3141931A (en) * 1962-01-19 1964-07-21 Bell Telephone Labor Inc Telephone answering equipment
US3600517A (en) * 1968-05-06 1971-08-17 David M Goodman Dial pulse decoders

Also Published As

Publication number Publication date
CA1037626A (en) 1978-08-29
JPS51149708A (en) 1976-12-22
US4005270A (en) 1977-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3310629A (en) Telephone answering apparatus
US4514593A (en) Automatic telephone answering and recording apparatus
JPS5915433B2 (ja) 電話応答装置
US4571457A (en) Automatic telephone answering and recording apparatus
GB2077075A (en) Automatic telephone answering devices
US3858006A (en) Automatic telephone answering apparatus
US3127474A (en) Telephone answering apparatus
US4037053A (en) Automatic telephone answering apparatus
US3979560A (en) Telephone answering system with ring detector
US3991274A (en) Telephone answering system with one responsive circuit for remote playback control
US3426152A (en) Telephone answering device
US3935389A (en) Method and apparatus for automatically limiting rewind in a telephone answering machine
US3872254A (en) Remote control system and apparatus for automatic telephone answering and recording apparatus
JPS5919461A (ja) 留守番電話装置
US3729589A (en) Adapter unit for telephone answering instrument
US4620065A (en) Automatic telephone answering and recording apparatus
US3842209A (en) Telephone answering instrument and system with remote control
US3168620A (en) Electromechanical device for recording and reproducing telephone messages received in the absence of the subscriber
US4024348A (en) Remote controllable automatic telephone answering apparatus
JPH0793959A (ja) 声の寄せ書き録音システム
JPS5939943B2 (ja) 留守番電話装置
US3920910A (en) Automatic telephone answering apparatus
JP2576438B2 (ja) 留守番電話装置
JP2552379B2 (ja) 留守番電話機
KR790000988B1 (ko) 원격조작(遠隔操作)이 가능한 전화자동응대장치