JPS5915384B2 - 耐熱材製鑞付け治具 - Google Patents
耐熱材製鑞付け治具Info
- Publication number
- JPS5915384B2 JPS5915384B2 JP3025978A JP3025978A JPS5915384B2 JP S5915384 B2 JPS5915384 B2 JP S5915384B2 JP 3025978 A JP3025978 A JP 3025978A JP 3025978 A JP3025978 A JP 3025978A JP S5915384 B2 JPS5915384 B2 JP S5915384B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- heat
- resistant material
- jig
- metal fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鑞付け治具特に予めメタライズされたセラミッ
ク部材のメタライズ向に金具部材を鑞付け結合するため
の耐熱材製治具に関するものである。
ク部材のメタライズ向に金具部材を鑞付け結合するため
の耐熱材製治具に関するものである。
従来前記金具部材とセラミック部材が夫々サードフレー
ズ型工Ｃパッケージのリード金具とセラミック容器を構
成する場合などに両者は鑞付けによつて結合されるので
あるが、その鑞付け手段として＆Ａ ピンセットなどを
用い金具部材とセラミック部材のメタライズ面との間に
鑞材をはさんで保持しバーナー、加熱炉等で加熱して鑞
付けす５ る方法がとられていたが、この場合各部材を
正確な位置関係に保持することがむつかしく、また第５
図に示すように炭素材製ののこば状台板２１の斜圃に沿
つて治具２２を配置し、セラミック部材１０と金具部材
１３との間に鑞材１２をはさんで１０治具の重しで押圧
保持する手段も知られているがこの場合炉内へ移動する
際振動などで各部品の設定位置がずれるなどの不都合が
あり、接着の位置精度がわるく、工数もまた多く要し歩
留りが低い欠点があつた。１５本発明はこれらの問題を
解消し歩留りの向上と量産を可能にする鑞付け治具に関
するものである。
ズ型工Ｃパッケージのリード金具とセラミック容器を構
成する場合などに両者は鑞付けによつて結合されるので
あるが、その鑞付け手段として＆Ａ ピンセットなどを
用い金具部材とセラミック部材のメタライズ面との間に
鑞材をはさんで保持しバーナー、加熱炉等で加熱して鑞
付けす５ る方法がとられていたが、この場合各部材を
正確な位置関係に保持することがむつかしく、また第５
図に示すように炭素材製ののこば状台板２１の斜圃に沿
つて治具２２を配置し、セラミック部材１０と金具部材
１３との間に鑞材１２をはさんで１０治具の重しで押圧
保持する手段も知られているがこの場合炉内へ移動する
際振動などで各部品の設定位置がずれるなどの不都合が
あり、接着の位置精度がわるく、工数もまた多く要し歩
留りが低い欠点があつた。１５本発明はこれらの問題を
解消し歩留りの向上と量産を可能にする鑞付け治具に関
するものである。
実施例を図面にもとづいて詳説すれば、第１図に示すも
のは耐熱材として炭素材を用い、本体１は上部を開口と
する断面ほゞＵ字形状をなし、対向２０壁２、３とこれ
を結合する底壁９から成り、前記開口位置にセラミック
部材を保持するのであるが、これら両壁２、３はいずれ
もその頂部４、５にセラミック部材１０のメタライズ面
１１、１１を支持するための断面Ｌ字形状の段部６、Ｔ
を互に対ク５ 称的に形成する。なお両壁間には空間８
が形成される。両壁２、３を底壁９に対し何等かの手段
で自由状態から左右に弾力的に少しく拡開したとき両壁
間に復元力が発生するよラ構成する。両壁間を拡開する
手段としては種々考えられるが、例え３０ば第１図に示
すように自由状態の両壁の対向面間に断面楕円形の棒状
体のカム１５を挿入し、これ・を回動して両壁間の距離
を微小変化させることができる。すなわち楕円形の長径
位置をとらせたとき両壁間は最もひろく拡開され、両壁
間には弾性３５的復元力が発生する。このとき前記対向
する段部６、１間にセラミック部材１０を供給載置し、
さらにセラミック部材１０のメタライズ面１１、１１に
は鑞材１２をはさんで金具部材１３，１３を配設して所
定の位置関係に設定する。前記棒状体のカム１５をその
軸のまわりに９０。回動して楕円形の短径位置をとらせ
ると、両壁間のひらきは縮少し、前記復元力の一部は解
除されるが、両壁は自由状態にならず残つた弾性的復元
力によつて金具部材、鑞材、セラミツク部材の三部材セ
ツトをその両側から押圧して弾性的に保持する。かくし
て棒状体をぬきとることによつて弾性的支持状態となる
。長短径両位置の中間位置で前記三部材セツトを弾性的
に支持するように構成すればカムのぬきとりは容易とな
る。なお第１図において対向壁２，３の段部６，７には
金具部材の形状、寸法に応じてこれを収容支持するため
の溝１６，１７を夫々凹設することができる。１４はキ
リ通しの通孔である。
のは耐熱材として炭素材を用い、本体１は上部を開口と
する断面ほゞＵ字形状をなし、対向２０壁２、３とこれ
を結合する底壁９から成り、前記開口位置にセラミック
部材を保持するのであるが、これら両壁２、３はいずれ
もその頂部４、５にセラミック部材１０のメタライズ面
１１、１１を支持するための断面Ｌ字形状の段部６、Ｔ
を互に対ク５ 称的に形成する。なお両壁間には空間８
が形成される。両壁２、３を底壁９に対し何等かの手段
で自由状態から左右に弾力的に少しく拡開したとき両壁
間に復元力が発生するよラ構成する。両壁間を拡開する
手段としては種々考えられるが、例え３０ば第１図に示
すように自由状態の両壁の対向面間に断面楕円形の棒状
体のカム１５を挿入し、これ・を回動して両壁間の距離
を微小変化させることができる。すなわち楕円形の長径
位置をとらせたとき両壁間は最もひろく拡開され、両壁
間には弾性３５的復元力が発生する。このとき前記対向
する段部６、１間にセラミック部材１０を供給載置し、
さらにセラミック部材１０のメタライズ面１１、１１に
は鑞材１２をはさんで金具部材１３，１３を配設して所
定の位置関係に設定する。前記棒状体のカム１５をその
軸のまわりに９０。回動して楕円形の短径位置をとらせ
ると、両壁間のひらきは縮少し、前記復元力の一部は解
除されるが、両壁は自由状態にならず残つた弾性的復元
力によつて金具部材、鑞材、セラミツク部材の三部材セ
ツトをその両側から押圧して弾性的に保持する。かくし
て棒状体をぬきとることによつて弾性的支持状態となる
。長短径両位置の中間位置で前記三部材セツトを弾性的
に支持するように構成すればカムのぬきとりは容易とな
る。なお第１図において対向壁２，３の段部６，７には
金具部材の形状、寸法に応じてこれを収容支持するため
の溝１６，１７を夫々凹設することができる。１４はキ
リ通しの通孔である。
第２図に示す治具は別の実施例の断面図であつて、前記
Ｕ字形本体１の下方に各対向壁２，３を延長して脚壁１
８，１９を設けたもので全体としてほとＨ字状を形成す
る。この場合には脚壁１８，１９の末端を互に近接させ
ることにより底壁９より上方の対向壁２，２は底壁を支
点として互に遠ざかり拡開するのでこの状態でセラミツ
ク部材１０、鑞材１２、金具部材１３を供給配設するこ
とができる。この場合には鑞材１２は予め金具部材１３
に固定しておいた方が好都合である。かくして各部材は
治具自体の弾性作用により互に圧接状態でセツトされる
。このように弾性的に支持された状態で治具は炉内に送
入されるので振動などで位置関係がずれるおそれなく、
鑞材を溶融して精度よく三者を一体に接合することがで
きる。本発明の鑞付け治具では三部材を支持する対向壁
の自由状態のひらきがセラミツク部材、鑞材、金具部材
から成る三部材の組付け総計寸法より小さめになつてい
るので、各部材は互に押圧して確実に固定され、さらに
対向壁上部に段部を対称的に形成してセラミツク部材を
支持すれば一層確実な保持が得られ、金具、鑞材の位置
ずれのおそれなく、段部には金具部材の形状、寸法に応
じ溝などを設けることができて保持を容易確実にするこ
とができるとともに、取扱いも容易であり、工数も従来
より減少し、鑞流れ、鑞不足による接着不良の発生も少
くなり、法留り向上効果が顕著である。
Ｕ字形本体１の下方に各対向壁２，３を延長して脚壁１
８，１９を設けたもので全体としてほとＨ字状を形成す
る。この場合には脚壁１８，１９の末端を互に近接させ
ることにより底壁９より上方の対向壁２，２は底壁を支
点として互に遠ざかり拡開するのでこの状態でセラミツ
ク部材１０、鑞材１２、金具部材１３を供給配設するこ
とができる。この場合には鑞材１２は予め金具部材１３
に固定しておいた方が好都合である。かくして各部材は
治具自体の弾性作用により互に圧接状態でセツトされる
。このように弾性的に支持された状態で治具は炉内に送
入されるので振動などで位置関係がずれるおそれなく、
鑞材を溶融して精度よく三者を一体に接合することがで
きる。本発明の鑞付け治具では三部材を支持する対向壁
の自由状態のひらきがセラミツク部材、鑞材、金具部材
から成る三部材の組付け総計寸法より小さめになつてい
るので、各部材は互に押圧して確実に固定され、さらに
対向壁上部に段部を対称的に形成してセラミツク部材を
支持すれば一層確実な保持が得られ、金具、鑞材の位置
ずれのおそれなく、段部には金具部材の形状、寸法に応
じ溝などを設けることができて保持を容易確実にするこ
とができるとともに、取扱いも容易であり、工数も従来
より減少し、鑞流れ、鑞不足による接着不良の発生も少
くなり、法留り向上効果が顕著である。
なおまた重し治具を用いないので治具は軽量となり取扱
い易い利点がある。第４図は量産手段に適応した例を示
すもので、さや或は台板２０に並置収容してこれを多段
状に積重ね炉中へ装入できるので装入密度も高くなり、
量産を可能とするものである。
い易い利点がある。第４図は量産手段に適応した例を示
すもので、さや或は台板２０に並置収容してこれを多段
状に積重ね炉中へ装入できるので装入密度も高くなり、
量産を可能とするものである。
第１図は本発明の耐熱材製鑞付け治具の正面図、第２図
は別の実施例の正面図、第３図は鑞付け後の製品の斜視
図、第４図は多段化された本発明の鑞付け治具の使用状
態正面図、第５図は従来例ののこば状台板におもし治具
を用いてセツトした状態の正面図である。 １・・・本体、２，３・・・対向壁、４，５・・・頂部
、６，７・・・段部、９・・・底壁、１０・・・セラミ
ツク部材、１１・・・メタライズ面、１２・・・鑞材、
１３・・・金具部材。
は別の実施例の正面図、第３図は鑞付け後の製品の斜視
図、第４図は多段化された本発明の鑞付け治具の使用状
態正面図、第５図は従来例ののこば状台板におもし治具
を用いてセツトした状態の正面図である。 １・・・本体、２，３・・・対向壁、４，５・・・頂部
、６，７・・・段部、９・・・底壁、１０・・・セラミ
ツク部材、１１・・・メタライズ面、１２・・・鑞材、
１３・・・金具部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 予めメタライズされたセラミック部材の面に金具部
材を鑞付けするための耐熱材製治具であつて、その本体
１は上部を開口とし底壁９の左右にその自由状態から弾
力的に少しく拡開復元可能にして断面ほゞＵ字形を形成
する対向壁２、３を一体に対設して成り、該対向壁２、
３の前記自由状態におけるひらきを前記セラミック部材
、鑞材、金具部材から成る三部材の組付け総寸法より小
となるよう構成した耐熱材製鑞付け治具。 ２ 予めメタライズされたセラミック部材の面に金具部
材を鑞付けするための耐熱材製治具であつて、その本体
１は上部を開口とし底壁９の左右にその自由状態から弾
力的に少しく拡開復元可能にして断面ほゞＵ字形を形成
する対向壁２、３を一体に対設し、該対向壁２、３の上
部に段部６、７を互に対称的に形成した耐熱材製鑞付け
治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025978A JPS5915384B2 (ja) | 1978-03-16 | 1978-03-16 | 耐熱材製鑞付け治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3025978A JPS5915384B2 (ja) | 1978-03-16 | 1978-03-16 | 耐熱材製鑞付け治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54122874A JPS54122874A (en) | 1979-09-22 |
| JPS5915384B2 true JPS5915384B2 (ja) | 1984-04-09 |
Family
ID=12298701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3025978A Expired JPS5915384B2 (ja) | 1978-03-16 | 1978-03-16 | 耐熱材製鑞付け治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915384B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62169683U (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-28 | ||
| JPS63115384U (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-25 | ||
| JPS6337912Y2 (ja) * | 1984-08-03 | 1988-10-06 | ||
| JPH0319812Y2 (ja) * | 1986-02-21 | 1991-04-26 | ||
| JPH0330070Y2 (ja) * | 1987-12-11 | 1991-06-26 |
-
1978
- 1978-03-16 JP JP3025978A patent/JPS5915384B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6337912Y2 (ja) * | 1984-08-03 | 1988-10-06 | ||
| JPH0319812Y2 (ja) * | 1986-02-21 | 1991-04-26 | ||
| JPS62169683U (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-28 | ||
| JPS63115384U (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-25 | ||
| JPH0330070Y2 (ja) * | 1987-12-11 | 1991-06-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54122874A (en) | 1979-09-22 |
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