JPS5915312B2 - 電子式写植装置 - Google Patents

電子式写植装置

Info

Publication number
JPS5915312B2
JPS5915312B2 JP52139803A JP13980377A JPS5915312B2 JP S5915312 B2 JPS5915312 B2 JP S5915312B2 JP 52139803 A JP52139803 A JP 52139803A JP 13980377 A JP13980377 A JP 13980377A JP S5915312 B2 JPS5915312 B2 JP S5915312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
electron beam
signal
beam tube
typesetting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52139803A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5473027A (en
Inventor
エクハルト・リンデマン
イエルク・ブレ−ニング
デイ−トリツヒ・アスバツハ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DOKUTORU INJENIEERU RUUDORUFU HERU
Original Assignee
DOKUTORU INJENIEERU RUUDORUFU HERU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DOKUTORU INJENIEERU RUUDORUFU HERU filed Critical DOKUTORU INJENIEERU RUUDORUFU HERU
Priority to JP52139803A priority Critical patent/JPS5915312B2/ja
Publication of JPS5473027A publication Critical patent/JPS5473027A/ja
Publication of JPS5915312B2 publication Critical patent/JPS5915312B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、植字情報の加わる制御装置が、植字情報に応
じて読み出される画情報を第1画信号に変換し、記録に
必要な第1電子ビーム管の偏向信号と、第1電子ビーム
管に対し可動な記録担体の送り信号とを形成し、蓄積さ
れる画情報からパターンを画線毎に走査して記録する電
子式写植装置に関する。
電子式写植装置は、デジタルに記憶される文字等めパタ
ーンの情報から、電子ビーム管を用いて組版を作る。
パターンとは、文字のほか、特別な符号、記号、網目ス
クリーン化したハーフトーン像、グラフイツク(例えば
印章、ダイヤグラム、線画など)を意味する。
植字に必要なパターンは、画情報としてデジタル記憶装
置に記憶される。
そして画情報が電子ビーム管を制御する。植字すべき原
稿は写植計算機で記録情報に変換される。
この記録情報が電子式写植装置の植字情報である。植字
工程では、デジタル記憶装置において、パターンの再生
に必要な画情報が記録情報に応じて順次読み出される。
デジタル記憶装置から読み出されるパターンの画情報に
より、電子ビーム管の電子ビームの輝度が制御される。
そして電子ビームの輝度制御により、当該パターンは電
子ビーム管のスクリーンに再生される。当該パターンは
行毎に組立てられ、語や文章や図画を構成する。スクリ
ーンの像は光学系を介してフイルム又は感光紙に結像す
る。そして当該フイルムを現像し、オフセツト印刷の版
を構成する。感光紙に結像させ、この感光紙を現像して
なる組版を、ゲラ版と称する。最終的な組版を作る前に
、原稿の誤り及びレイアウトをチエツクし、必要に応じ
て修正し、校正する。
原稿の修正の際は情報デイスプレイ装置を用いる。
情報デイスプレイ装置と写植計算機とを協働させ、記録
情報を処理するのである。情報及び情報プロツクが写植
計算機から読み出され、スクリーンに表示され、そして
ターミナルを用いて修正され、写植計算機に再び格納さ
れる。情報デイスプレイ装置を用いれば、原稿の誤りを
修正することはできる。
しかし書体、文字のサイズ、原稿の欄の割付、標題及び
カツト等のレイアウトの欠陥の有無を判断することはで
きない。情報デイスプレイ装置を用いても、原稿の内容
を行毎又はプロツク毎に単位文字でデイスプレイできる
に過ぎないからである。それ故レイアウトの点検及びま
とめの際は、写植装置を試験的に動作させ、校正用ゲラ
版として組版を作らなければならない。
そして校正用ゲラ版の校正すべき個所を確認し、相応す
る校正情報を写植装置に書き込み、写植装置に格納され
る情報を修正しなければならない。以上の方法は不経済
であり、時間もかかる。
更に校正用ゲラ版を作る際に比較的高価な感光材料を用
いるので、コストアツプになる。感光材料を露光してこ
れを現像するのにも若干の時間が必要である。また校正
すべき個所を確認するための校正用ゲラ版を作るまでに
は時間がかかる。更に校正用ゲラ版を植字部分から校正
部分まで送り次いで校正部分から植字部分に返送するの
にも時間がかかる。レイアウト・デイスプレイ装置は公
知である。
レイアウト・デイスプレイ装置を用いれば、表、広告、
大組み等の際の困難な植字作業に生ずる植字の欠陥の有
無を確認することができる。レイアウト デイスプレイ
装置は、写植装置により制御される独立のパターンゼネ
レータを有する。パターンゼネレータはスクリーンにマ
トリクスを介して様式化したパターンを再生する。従つ
て公知のレイアウト・デイスプレイ装置では、普通書体
及びイタリツク又はアンチツク・テンポラ等の種々の書
体は、共通のマトリクスにより標準化された文字として
再生される。しかしオリジナル通りの書体でレイアウト
の欠陥の有無を確認しなければ確実とはいえない。
標準化したものでは充分でない。マトリクスにより形成
される文字は一定の範囲内で種々のサイズに再生するこ
とができる。
しかしすべてのサイズを再生できる訳ではなく、一定の
範囲内に限られる。従つて文字は可能な範囲内に標準化
されたサイズで再生されるに過ぎない。この標準化によ
り文字の形状は歪む。かくてゲラ版通りに再生されず、
ほぼ同一のものがスクリーンに再生されるに過ぎない。
このように公知のレイアウト・デイスプレイ装置のスク
リーンにはゲラ版全体がそのまま再生される訳ではない
これは顕著な欠点である。本発明の基本的課題は、既述
の欠点を解消し、植字の監視及び校正の目的で、植字す
べき内容を文字及び体裁の同一性を維持しつつデイスプ
レイ可能とし、まとめ及びレイアウトの点で改善された
電子式写植装置を提供することである。本発明によれば
この課題は次のようにして解決される。
即ち第2電子ビーム管と、画線記憶装置と、書込み信号
発生器と、読取信号及び偏向信号の発生器とを設け、第
2電子ビーム管は植字内容をそのまま、即ち体裁、字体
などの点で植字ないし組版に関して感光フイルム又は紙
等上の本来の写植状態と同一の像をデイスプレイ(全面
表示)するようにレイアウト可視装置として構成されて
おり、画線記憶装置に第1画信号を加え、画線記憶装置
において第1画信号を第2電子ビーム管に加えるべき第
2画信号に変換し、第1電子ビーム管の偏向信号と第1
電子ビーム管に対し可動な記録担体の送り信号とを結合
することにより、画線記憶装置の書込信号を形成し、発
生器において、画線記憶装置の読取信号を形成しかつ第
2電子ビーム管の偏向信号を形成し、かつ前記画線記憶
装置は、写植装置の画像スクリーンに、垂直方向のライ
ンおよび高度な解像度で記録される文字記号などの形の
第1の画信号を、電子ビーム管のレイアウトスクリーン
に水平方向のラインおよび比較的低い解像度で記録され
る、本来の組版と同一の文字記号などの形の第2画信号
に変換するために用いられる。次に本発明を実施例につ
いて図面により詳細に説明する。
第1図は写植装置1の実施例を示す。
監視装置2は、植字すべき原稿をゲラ版通りにデイスプ
レイする。写植装置1は電子ビーム管3と電子ビーム管
3の制御装置5とパターン情報記憶装置6と記録担体7
を有する。
電子ビーム管3は原稿をスクリ一ン4に素早く記録する
。パターン情報記憶装置6には、記録すべきパターンの
画情報が記憶される。記録担体7はステツプモータ8,
9により駆動され、スクリーン4の画に平行に送られる
。記録担体rには記録媒体10が固定される。記録媒体
10には電子ビーム管3のスクリーンの像が光学系11
を介して結像する。記録媒体10は例えばフイルム又は
感光紙である。フイルムを露光し現像すれば、オフセツ
ト印刷の印版を得る。パターン情報記憶装置6からはパ
ターン情報が読み出される。そしてこれらのパターン情
報はスクリーン4に記録される。パターンは、密接する
多数の垂直画線を水平の行方向に連続させた線ラスタか
ら組立てられる。個々の画線は、当該パターンの形状な
いし当該パターンの形状に相応する電子ビーム管3の輝
度制御に応じて定まる黒レベル部分と白レベル部分とか
ら成る。電子ビーム管3による記録により、文字等の個
個のパターンが配列され、語、文章、図画が構成される
個々の行が終ると、電子ビーム管3の電子ビームは次の
行の冒頭に飛躍する。そして記録担体7は垂直方向に1
つの行間隔だけ送られる。スクリーン4の有効記録領域
12は、電子ビーム管3の電子ビームが組立走査しても
画の歪みが生じとい領域である。記録担体7を送らなく
ても、記録担体10の露光領域13を露光することがで
きる。
スクリーン4の有効記録領域12を光学系11を介して
記録媒体10に投影したものが、記録媒体10の露光領
域13である。記録媒体10に露光領域13より広い領
域にわたり露光する必要がある場合には、記録担体7を
水平方向及び/又は垂直方向に送る。
露光領域13が例えばDINA4型に相当し、4つのD
INA4型の面を用いて新聞紙面1頁の植字をする場合
には、記録担体7をその都度送り、露光領域13〜16
を順次露光する。制御装置5は、記録情報から、画信号
Vと、水平偏向記号及び垂直偏向信号X,Yと、送り信
号Xv,Yvを形成する。
画信号Vは線17を介して電子ビーム管3に加わり、電
子ビームの輝度制御に用いられる。水平偏向信号及び垂
直偏向信号X,Yはアナログ信号であり、線18,19
を介して電子ビーム管3に加わる。スクリーン4の有効
記録領域12における電子ビームの位置は、水平偏向信
号及び垂直偏向信号X,Yにより制御される。送り信号
Xv,Yvは線20,21を介して送出される。記録担
体7は送り信号Xv,Yvに応じてX方向及びY方向に
送られる。次に制御装置5の動作を説明する。
植字工程より前に、パターンを個々の画線に分解し、個
々の画線の白レベル部分と黒レベル部分をそれぞれの長
さに応じてコーデイングし、黒レベル値及び白レベル値
としておく。
これらの黒レベル値及び白レベル値は画情報として情報
源22に蓄積される。情報源22は例えば穿孔テープ、
磁気テープ又は磁気デイスク等から成る。植字に必要な
画情報は、線23を介して情報源22から写植装置1の
パターン情報記憶装置6に転送される。植字工程の前に
、植字すべき原稿から記録情報を導出しておく。
これらの記録情報には、植字情報及び写植装置1の制御
情報が含まれている。原稿の調整は写植計算機が行なう
。写植計算機には分綴及び行間をプログラミングしてセ
ツトしておく。写植計算機で調製された原稿情報を記憶
装置に一旦記憶しておいて後に使用するか、又は直接に
写植装置1に転送してオンライン方式にすることもでき
る。
前者の方法はオフライン方式である。オフライン方式の
場合には、記憶装置に一旦記憶した情報を必要に応じて
記憶装置から読み出して使用する。第1図では写植計算
機又はこの種の記憶装置を情報源24として略示してあ
る。情報源24は線25を介して写植装置1に接続され
る。植字工程では、情報源24から読み出される記録情
報は入力デコーダ26に加わる。入力デコーダ26にお
いて記録情報はパターン情報と電子ビーム位置情報と送
り情報とに分解され、一時的に記憶される。記録情報か
ら分解され導出されたパターン情報は線27を介してパ
ターン情報記録装置6に加わる。
そして記録情報から分解され導出されたパターン情報が
指示するパターンの画情報を格納するパターン情報記憶
装置6のアドレスが選択される。画情報は画線毎に読み
出され、デコーダ28に加わる。デコーダ28はパター
ン情報記憶装置6に後置接続される。画情報はデコーダ
28において2レベル画信号Vとスタート・ストツプ信
号に変換される。画信号Vは線17を介して送出される
。スタート・ストツプ信号は個々の画線の始端と終端を
指示し、線29を介して送出される。記録情報から分解
され導出された電子ビーム位置情報は、線30,31を
介してそれぞれDA変換器32,33に加わる。
電子ビーム位置情報はDA変換器32,33でアナログ
信号Xl,Ylに変換され、後置接続された混合段34
,35に加わる。混合段34では、アナログ信号Y1に
のこぎり波電圧Y2が重畳される。
のこぎり波電圧Y2は発生器36から供結される。のこ
ぎり波電圧Y2は電子ビームを垂直偏向し、線ラスタの
画線を走査させる。
線29のスタートストツプ信号は発生器36を同期させ
る。
発生器36が同期すれば、のこぎり波電圧Y2は個々の
画線の始端で始まり、終端で終る。混合段35では、ア
ナログ信号X1に電圧X2が重畳される。
電圧X2は画線の終端で一定の電圧値をとる。電圧X2
は、電子ビームを画線間の間隔だけ水平方向にシフトさ
せる。電圧X2は発生器37から供結される。発生器3
7は線29を介して加わるスタートストツプ信号に同期
して動作する。混合段34の出力信号Y3と混合段35
の出力信号X3は増幅度1の変換段38に加わる。
変換段38では、電子ビーム管3のスクリーン4に画を
90で又は1800あるいは270ー変換させて記録す
るために、出力信号X3と出力信号Y3を反転させるか
又は交換する。出力信号X3と出力信号Y3を反転させ
かつ交換することもできる。旋回指令は線39を介して
変換段38に加わる。旋回指令が生ずる際、前記旋回動
作が始まる。変換段38の出力信号は偏向信号増幅器4
0,41でそれぞれ増幅され、水平偏向信号Xと垂直偏
向信号Yが形成される。水平偏向信号Xと垂直偏向信号
Yはそれぞれ線19,18を介して電子ビーム管3の偏
向系42に加わる。ステツプモータ8にはステツプモー
タ制御段43が配属される。
ステツプモータ9にはステツプモータ制御段44が配属
される。ステツプモータ制御,段43,44にはそれぞ
れ送り情報X,Yvが加わる。送り情報Xv,Yは、記
録担体7の送り長さをステツプモータのクロツク数ない
しステツプ数で表示した信号である。以上のような写植
装置の構成の詳細は例えば米国特許第3305841号
明細書に記載されている。
写植装置1は、植字の監視及び修正の役割を果たす監視
装置2に作用結合する。
監視装置2は画線記憶装置45と書込制御装置46と読
取制御装置47と電子ビーム管48を有する。
電子ビーム管48のレイアウトスクリーン49には、ゲ
ラ版通りに原稿の内容がデイスプレイされる。写植装置
1の電子ビーム管3に加わるべき画信号Vは線17を介
して画線記憶装置45にも加わる。
画信号Vは画線記憶装置45に書き込まれる。そして画
線記憶装置45において画信号Vは、画のデイスプレイ
に適当な画信号V″に変換される。画信号V′は画線記
憶装置45から読み出され、線50を介して電子ビーム
管48に画情報として加わる。画線記憶装置45には更
に、制御の目的で、線29を介してスタート・ストツプ
信号が加わる。
画線記憶装置45の実施例を第3図及び第4図に示す。
画線記憶装置45における画信号Vの一時記憶は、書込
制御装置46と読取制御装置47により制御される。
書込制御装置46には、写植装置1の電子ビーム管3に
加わる偏向信号X,Yが線19,18介して加わる。
更に線20,21を介して送り情報Xv,Yvが書込制
御装置46に加わる。書込制御装置46は偏向信号X,
Yと送り情報Xv,Yvとから書込信号X″,Y″を形
成する。書込信号X″,Y″はそれぞれ線51,52を
介して画線記憶装置45に加わる。書込制御装置46の
実施例を第2図に示す。
読取制御装置47からは偏向信号X″″,Y″″と◆
◆同期した偏向信号X,Yと同期信号Synが生
ずる。
偏向・信号X″,Y′″はそれぞれ線53,54を介し
て画線記憶装置45に加わる。同期した偏向信号Xl,
Y8はそれぞれ線56,55を介して監視装置2の電子
ビーム管48に加わる。同期信号Synは線57を介し
て監視装置2の電子ビ一ム管48に加わる。画線記憶装
置45に一時記憶された画情報は、読取制御装置47の
働きにより、単位秒当り50回の頻度で周期的に連続し
て読み出され、電子ビーム管48のレイアウトスクリー
ン49に記録される。
画情報は行毎に静止像として記録される。レイアウトス
クリーン49に記録された画は、ゲラ版ないし製作すべ
き植字・組版と完全に一致する。ゲラ版ないし製作すべ
き植字・組版と完全に一致するデイスプレイを実現する
には、記録担体7の送り動作をデイスプレイの際に考慮
しなければならない。
第1図の例では、記録媒体7の露光領域13だけでなく
、新聞の1頁全体(露光領域13〜16)が縮小して図
示してある。ゲラ版ないし製作すべき植字・組版と完全
に一致するデイスプレイを実現するには更に、種々の文
字を単位文字としてデイスプレイしてはならず、植字通
りの書体とサイズでデイスプレイしなければならない。
文字をそのままの書体とサイズでデイスプレイし、植字
の体裁通りにデイスプレイすることにより、複雑な広告
や複数の欄から成る表などの難しいレイアウトを簡単が
つ良好に修正することができる。
監視装置2のレイアウトスクリーン49とデイスプレイ
装置61の修正用スクリーン60とを比較対照すること
により修正する。
デイスプレイ装置61は写植計算機又は既述の記憶装置
(第1図では情報源24)と協働する。校正すべき原稿
の情報は、情報源24から送出され、写植装置1の制御
装置5と監視装置2を介してレイアウトスクリーン49
にデイスプレイされる。
他方情報源24から送出される情報の情報プロツクは、
原稿番号と行番号と植字情報と共に、修正用スクリーン
60にデイスプレイされる。レイアウトスクリーン49
に表示されるレイアウトを目視検査により監視する。修
正が必要な場合には、修正用スクリーン60における該
当する修正個所を、例えば光マーク(カーソル)を用い
てマークする。原稿の所望の変更(補足、蓄積又は交換
)にはターミナル62を用いる。
情報変更のために写植計算機に返送し、修正した上で再
度デイスプレイする。アドレスと行を指示して修正用テ
ープに修正個所を記録することもできる。
そして写植計算機が動作する間に、第1のテープの誤つ
たコードを、修正用テープを用いて制御して置換し、第
2のテープを調製する(テープマージ)。修正作業の間
、操作者はターミナル62を介して種々の動作指令を監
視装置2に加えることができる。
例えばレイアウトスクリーン49に唯一の露光領域のみ
表示するのかそれとも新聞の1頁全体を表示するのかを
、フオーマツト指令により指定することができる。
更に拡大・縮小指令を与えれば、画を縮小してデイスプ
レイし、あるいは画を分割し画の一部を拡大してデイス
プレイすることができる。
消去指令を与えれば、レイアウトスクリーン菊のデイス
プレイを消去することができる。
監視装置2に旋回指令を与えれば、写植装置1の変換段
38による植字画の旋回を元に戻し、レイアウトスクリ
ーン49で植字画を良好に判読できるようにすることも
できる。
電子ビーム管48のレイアウトスクリーン49の解像度
は写植装置1の電子ビーム管3のスクリーン4の解像度
より低い。
原稿の内容をデイスプレイする場合には、植字情報を記
録して植字する場合に比し低い解像度で差し支えない。
それ故レイアウトスクリーン49には文字等のパターン
を比較的粗くデイスプレイできる。粗くデイスプレイす
るには、文字等のパターンをレイアウトスクリーン49
にデイスプレイする際、例えば画線を消去しさえすれば
よい。例えば3つおきに画像を記録すれば、効果的に粗
くデイスプレイすることができる。監視装置2の電子ビ
ーム管48には、写植装置1の制御装置5から給電する
か、あるいは写植装置1に対し並列に固有の制御装置か
ら給電する。
レイアウトスクリーン49にデイスプレイすると同時に
他方で電子ビーム管3のスクリーン4に植字画を表示す
ることは、監視装置2の機能上必ずしも必要ではない。
そこで第1図では、レイアウトスクリーン49にデイス
プレイする間、電子ビーム管3をスイツチ64により遮
断し、電子ビーム管3を暗くし、植字情報の送出を遮断
する。
同じ植字画又は種々の植字画を同時にデイスプレイする
ために、複数の電子ビーム管48を設けることもできる
この場合には、複数のレイアウトスクリーン49から1
つのレイアウトスクリーン49を選択する選択指令を与
え、所望のレイアウトをデイスプレイする。
離れた場所に電子ビーム管48を配置し、植字画を電子
ビーム管48に伝送するように構成することもできる。
統合されてない独立の写植計算機により制御される写植
装置の場合には、写植装置1の適当な接続個所に写植計
算機を接続するか又は独立の端末装置として接続し、オ
ンライン動作を実現することができる。
第2図は書込制御装置46の実施例を示す。
第2図の書込制御装置46において、送り情報Xv,Y
vはそれぞれ線20,21を介してレジスタ69,70
に蓄積される。レジスタ69,70にはそれぞれDA変
換器71,72が後置接続される。レジスタ69,70
の出力信号はそれぞれDA変換器71,72によりアナ
ログ偏向信号X″V,Y″vに変換される。アナログ偏
向信号X″V,Y″vは監視装置2の電子ビーム管48
の偏向に関与する。アナログ偏向信号X″V,Y″vは
記録担体7の送り動作に比例する。水平偏向信号Xは線
19を介して変換段73に加わる。
他方垂直偏向信号Yは線18を介して変換段73に加わ
る。変換段73では、写植装置1の変換段38で旋回さ
れたスクリーン4の植字画が元に戻され、監視装置2の
レイアウトスクリーン49で植字画が容易に判読できる
ようにする。従つて変換段73では、変換段38による
旋回とは反対方向に旋回し元に戻すのである。変換段7
3の増幅度は1である。変換段73において、偏向信号
Xと偏向信号Yは反転され、交換される。変換段73に
は線74を介して反対方向旋回指令が加わる。反対方向
旋回指令が加わると、変換段73が動作する。反対方向
旋回指令は、線39に相応の旋回指令が生じ写植装置1
の変換段38に加わる際生ずる。水平偏向信号Xと信号
X″vは混合段75に加わる。
混合段75の出力側からは書込信号X″が生ずる。垂直
偏向信号Yと信号Yvは混合段76に加わる。混合段7
6の出力側からは書込信号Y″が生ずる。水平偏向信号
Xと信号X′vとを加算して加え、垂直偏向信号Yと信
号Y″vとを加算して加えれば、レイアウトスクリーン
49の植字画を、記録担体7の送り動作と同じ間隔だけ
ずらすことができる。
フオーマツト指令が加われば、混合段75,76の増幅
度は半減する。混合段75,76の増幅度が半減すれば
、大組みの際露光領域13〜16を同時にレイアウトス
クリーン49に表示することができる。但し縮尺は一で
ある。スイツチ78を用いて、抵抗値の相等しい負帰還
抵抗77の一方を橋絡すれば、混合段75,76の増幅
度を半減することができる。
スイツチ78はフオーマツト指令により制御可能である
。混合段75,76の増幅度を適当に設定すれば、デイ
スプレイの拡大率及び縮尺率を任意に選定することがで
きる。露光領域13〜16のうちの1つの露光領域を拡
大してデイスプレイする場合には、スイツチ79を用い
て信号X″V,Y″vを遮断する。
信号X″V,Y′vを遮断すれば、混合段75,76で
は水平偏向信号Xと信号X″vの加算及び垂直偏向信号
Yと信号Y″vの加算は生じない。混合段75,76の
増幅度は半減値から元に戻る。書込信号X″,Y″はそ
れぞれ線51,52を介して送出される。
書込信号X″,Y゛を用いて、複数の画線記憶装置45
従つて複数の電子ビーム管48を制御することができる
。第3図は画線記憶装置45の実施例と読取制御装置4
7の実施例を示す。
第3図の画線記憶装置45は蓄積管80(シリコン・タ
ーゲツト形蓄積管)を有する。
蓄積管aとしては例えばヒユージ社製6398型の蓄積
管を用いる。この種の蓄積管については、ヒユージ社、
1973年4月、91−11−009、「カスタマ サ
ービス アプリケーシヨン ノーツ」に詳細な記載があ
る。この種の蓄積管では、画信号が書込サイクルの間、
書込信号により制御される電子ビームにより、蓄積層(
ターゲツト)81の静電電荷像として蓄積される。
他方読取サイクルでは、静電電荷像が、読取信号により
制御される電子ビームにより走査される。これにより静
電電荷像は画信号に変換され、送出される。第3図の蓄
積管80は単一ビーム蓄積管である。
書込専用の電子ビーム系と読取専用の電子ビーム系とを
具備する蓄積管を、単一ビーム蓄積管80の代わりに使
用することもできる。書込サイクルでは、書込制御装置
46からの書込信号X″,Y″が、それぞれ線51,5
2と電子切換スイツチ83,82と偏向信号増幅器85
,84を介して蓄積管80の偏向系86に加わる。
電子切換スイツチ82,83は第3図では接点として略
示されている。電子切換スイツチ82,83はそれぞれ
写植装置1から線87を介して加わる書込指令及び読取
指令により制御される。画信号Vは写植装置1から線1
7を介して蓄積管80に加わる。蓄積管80の電子ビー
ムの輝度は画信号Vに依存して制御される。これにより
蓄積管80の蓄積層81には植字画の静電潜像が形成さ
れる。読取信号X″,Y7″はそれぞれ読取制御装置4
7の偏向信号発生器89,88から生ずる。
読取サイクルの際、読取信号X″,Y″は線53,54
と電子切換スイツチ83,82を介して蓄積管80の偏
向系86に加わる。読取サイクルでは、電子切換スイツ
チ82,83は第3図の破線の位置にある。偏向信号発
生器88,89は制御段90から線91を介して加わる
信号により同期する。
偏向信号発生器88,89は読取信号X″,Y″◆
◆のほかに偏向信号X,Yを発生する。
偏向信号◆ ◆X,Yは線55,56を介して監
視装置2の電子ビーム管48に加わる。
読取信号X″,Y/′及び◆ ◆偏向信号X,Y
は、レイアウトスクリーン49で行毎に走査・デイスプ
レイされ従つて市販のモニタテレビ(例えばAEGテレ
フンケン社のDCM44型)をデイスプレイに使用でき
るように形成される。
モニタテレビには偏向回路が内蔵してあ◆ ◆る
ので、偏向信号X,Yの代わりに制御段90からの同期
信号Synを線57を介してモニタテレビに供紬するこ
ともできる。
読取制御装置47は制御段90のほか第3図に図示して
ない他の制御段を有する。
この制御段は蓄積管80の動作モード(書込、読取、消
去等)を切り換える。付加的な制御信号により、デイス
プレイされる画の一部分の消去及び/又は内容変更及び
補足が行なわれる。読取制御装置47を用いてデイスプ
レイの尺度を制御することもできる。読取制御装置47
の詳細な構成については、ヒユージ社、1973年4月
、91−11−009、「カスタマ サービス アプリ
ケーシヨン ノーツ」に記載がある。レイアウトを同時
に複数の電子ビーム管48でデイスプレイする場合には
、個々の電子ビーム管48に画線記憶装置45と読取制
御装置47を配属する。
但し書込制御装置46は1つあればよい。既述のように
、写植装置1のデコーダ28から送出される画線から、
n番目毎の画線のみが電子ビーム管48のlノイアウト
スクリーン49に表示される。そこで画線記憶装置45
における画信号Vの信号路にANDゲート92を設ける
。そしてANDゲート92を画線計数器93から制御す
る。写植装置1から線29を介して加わるスタート・ス
トツプ信号は個々の画線の終端を指示する。このスター
ト・ストツプ信号が計数入力として画線計数器93に加
わる。画線計数器93には、プログラミング入力側94
を介して、消去すべき画線の数をプリセツトすることが
できる。画数計数器93の計数値がプリセツト値に達す
ると、画線計数器93の出力側95には論理値Hの信号
が生ずる。出力側95に論理値Hの信号が生ずれば、A
NDゲート92は導通可能状態に切り換わる。従つて次
の画線の画信号はANDゲート92を介して蓄積管80
に加わり、処理される。写植装置1のパターン情報記憶
装置6から画情報を画線毎に読み出す際に画線を消去し
てしまうこともできる。
このようにすれば、書込時間を節約することができるの
で有利である。第4図は画線記憶装置45の他の実施例
を示す。
第4図の画線記憶装置45はビツト構成の2次元メモリ
マトリクス98を有する。メモリマトリクス98は10
24×1024ビツトの記憶容量を有し、デイスプレイ
すべき画の画情報を格納する。メモリマトリクス98の
個々のメモリセルには、電子ビーム管3の電子ビームの
位置座標に相応して、それぞれ10ビツトからなるXア
ドレスとYアドレスを指定することによりアクセス可能
である。メモリマトリクス98は1024個の個別書込
・読取メモリ(RAM)99から成る。
個別書込・読取メモリ99の蓄積容量は1024×1ビ
ツトである。個別書込・読取メモリ99としては例えば
テキサスインスツルメンツ社・のTMS4O33型を用
いる。個別書込・読取メモリ99はそれぞれ1行の画情
報を記憶する。メモリ1C回路は市販されており、公知
であるから、構成及び動作の詳細な説明は省略する。
無論他の構成のメモリないし他の容量のメモリを用いる
こともできる。個別書込・読取メモリ99はアドレス入
力側100と情報入力側101と3値情報出力側102
と選択入力側103と書込 読取入力側104を有する
Xアドレスの加わる線105はすべての個別書込 読取
メモリ99のアドレス入力側100に接続される。
BCDコードのYアドレスの加わる線106は行デコー
ダ107に接続される。
行デコーダ107としては例えばSN7442型のBC
D・10進デコーダが用いられる。行デコーダ107の
出力側108にはO〜1023の数字が付してある。出
力側108は選択入力側103を介して個別書込・読取
メモリ99に接続される。行デコーダ107の出力側1
08の信号により、O〜1023のうちの出力信号の数
字に等しい行番号又はYアドレスの個別書込・読取メモ
リ99が選択される。このようにYアドレスにより、該
Yアドレスに等しい行番号の個別書込・読取メモリ99
が選択される。他方Yアドレスにより選択された個別書
込・読取メモリ99において、Xアドレスの指定するメ
モリセルが選択される。このようにしてXアドレスとY
アドレスの組合せにより、メモリマトリクス98から1
つのメモリセルが選択される。書込サイクルでは、書込
制御装置46のアナログ書込信号X″,Y″がそれぞれ
線51″,52″と電子切換スイツチ109,110を
介してAD変換器111,112に加わる。電子切換ス
イツチ109,110は第3図の場合と同様に機械接点
として略示してある。AD変換器111,112は10
ビツトAD変換器として構成される。AD変換器111
,112ではアナログ書込信号X′,Y″がそれぞれX
アドレス及びYアドレスに変換される。Xアドレスは線
105を介してメモリマトリクス98に加わる。他方Y
アドレスは線106を介してメモリマトリクス98に加
わる。XアドレスとYアドレスの組合せにより指示され
る個々のメモリセルには、線17を介して写植装置1か
ら供紹される画情報Vが記憶される。
但し画情報の論理値がHであれば黒レベルを指示し、論
理値がLであれば白レベルを指示する。XアドレスとY
アドレスの組合せは、電子ビーム管3のスクリーン4に
おける電子ビームの位置を間接的に指示する。
従つてメモリマトリクス郭には植字画の潜像が形成され
る。メモリマトリクス98に一旦画情報を書き込んだ後
に、文字等の補足ないし書換えにより植字画を変更する
必要が生ずる。
この場合には、論理値Hの情報を記憶するメモリセルが
インタロゲートされると、あらたな画情報の論理値がL
でも、論理値Hの情報を保持する。従つて文字の書き換
えの場合、個々の文字をそのまま維持する。読取サイク
ルでは、電子切換スイツチ109,110は破線の位置
にある。
従つてAD変換器111,112は読取制御装置47に
接続される。読取制御装置47の読取信号X′/,Y″
はそれぞれAD変換器111,112に加わる。読取信
号X″,Y7は、メモリマトリクス98からの画情報の
読取がレイアウトスクリーン49における行毎のデイス
プレイに同期して行毎に行なわれるように形成される。
まず第1の個別書込・読取メモリ99のすべてのXアド
レスのメモリセルの記憶内容が連続的に読み出される。
そして第1行の画情報が線50を介して直列に送出され
、表示される。第1行の終端では第2行のYアドレスが
生じ、第2の個別書込・読取メモリ99がインタロゲー
トされる。これにより第2行の画情報が送出される。
゛メモリマトリクス98の記憶情報全体を繰返し周期的
に読み出すことにより、レイアウトスクリーン49には
所望の植字画が静止画として表示される。表示時間は限
定されない。第1の走査で奇数番号の行を走査し、第2
の走査で偶数番号の行を走査することにより、メモリマ
トリクス98から情報を読み出すこともできる。これは
飛越走査による表示である。電子ビーム管48が固有の
偏向信号発生器を有する場合には、読取制御装置47か
ら電子ビーム管48に周期信号Synのみを加えさえす
ればよい。
この場合読取過程のためのXアドレス及びYアドレスを
、読取制御装置47のカウンタにより形成する。従つて
この場合アナログ読取信号XI/,Y7をアドレスにA
D変換する必要はない。個々のメモリセルに論理値Lの
情報を書き込めば、メモリマトリクス98の記憶内容を
消去することができる。個々のメモリセルに論理値Lの
情報を書き込めば、レイアウトスクリーン49にデ゛イ
スプレイされた植字画は消去される。書込信号X″,Y
″又は読取信号X″,Y7あるい◆ ◆は電子ビ
ーム管48の偏向信号X,Yを用いれば、レイアウトス
クリーン49のデイスプレイの尺度を調節することがで
きる。
レイアウトをデイスプレイするのに複数の電子ビーム管
48を設ける場合には、個々の電子ビーム管48にメモ
リマトリクス98と読取制御装置47を配属する。
他方書込制御装置46は共通に1つ設ければ充分である
。個々の電子ビーム管48に簡単な画反復メモリを配属
すれば有利である。この場合には高価でビツト構成のメ
モリマトリクス98をすべての電子ビーム管48に共通
に設けさえすればよい。画反復メモリを用いた場合の動
作は次の通りである:即ちまず第1−め稙字画がメモリ
マトリクス98に書き込まれ、次いで第1の画反復メモ
リに転送される。
第1の画反復メモリから第1の植字画が周期的に読み出
される間、メモリマトリクス98には第2の植字画の情
報が書き込まれる。
次いで第2の植字画の情報は第2の画反復メモリに転送
される。画反復メモリを用いる場合には、行の画情報を
並列に読み出し、シフトレジスタに転送する。そしてシ
フトレジスタの内容を、電子ビーム管48の走査周波数
のリズムで直列に読み出す。シフトレジスタの内容を読
み出す間に、別のメモリセルのアドレスを指定すること
ができる。
従つてアクセス時間を短縮することができる。画信号を
一時的にデジタル記憶すれば、電子ビーム管48ないし
モニタテレビを、写植装置1から離れた受信位置に配置
し、画情報をメモリマトリクス98から遠距離通信チヤ
ネルを介して受信位置の画反復メモリに伝送することが
できる。メモリマトリクス98から画情報を読み出す際
の方式及び伝送速度は、任意に選定することができる。
最後に本発明の要点を要約して今一度説明する。本発明
において文字記号は、ビデオデータの形でメモリにフア
イルされている。ビデオデータは、植字すべき原稿に相
応してメモリから呼出され、かつ文字記号の形で、第1
電子ビーム管のスクリーン上に記録され、かつフイルム
に露光される。本発明における要点は、従来の校『プリ
ントを行う必要なしに、本来の製版(フイルム露光)の
前に組版を判定し、かつ場合によつては修正できる、写
植装置における付加的なレイアウト可視装置(第2電子
ビーム管)の特別な装置構成にある。本発明によれば特
許請求の範囲に示された構成要件によつて、本来の写植
装置である電子線管(第1電子ビーム管)における一時
的なかつ「読取りできない」スクリーン像は、レイアウ
ト可視装置の電子線管(第2電子ビーム管)における判
定に適した持続的なスクリーン像に変換される。そのた
め第1電子ビーム管のビデオ信号(第1画信号)は、記
憶回路および適当な制御回路によつて第2電子ビーム管
用のビデオ信号(第2画信号)に変換される。レイアウ
ト可視装置における像が、植字および構造に関してフイ
ルムないし紙等上の本来の組版と同じ(全面表示)であ
るようにした構成が本発明の要点である。
組版に関して同じとは、文字記号の形(字体)が一致し
ているという意味であり、例えば通常文字は通常文字と
して、イタリツクはイタリツクとして表示されるという
意味である。第1図によれば全面記録とは、写植過程の
間に露光されるフイルム面10(すべての露光面13一
16を総合したもの)が、第1電子ビーム管3の能動ス
クリーン面12よりも大きいという意味である。全面記
録は、露光面13−16の露光を順に行うようにして行
われ、その際電子ビーム管3と記録担体7は、それぞれ
部分露光の後に相対的に動かされる。それ故にレイアウ
トに関する同一表示とは、順に露光されるすべての部分
面を同時に表示することなので、全面の判定が可能であ
る。
この問題は、本発明においてはすでに述べた画信号の変
換によつて、また記録担体7用送り命令を同時に考慮し
て解決される。文字および体裁について同一の全面表示
が可能でなく、またレイアウトデイスプレイ装置でもな
い公知のデイスプレイ装置とは異なつて、本発明はゲラ
版ないし製作すべき植字・組版と完全に一致する全面表
示用レイアウトデイスプレイ装置を付加的に有する写植
装置に関しており、公知技術文献で示されているような
文字発生装置も含んでいない。
というのは、公知の文字発生装置は1つの定まりきつた
様式化された文字しか発生せず、従つて文字の書体等本
来の組版と同一にデイスプレイすることはできないから
である。更に本発明では0リブラッシュメモリ′5も、
モニタに画像をちらつきなくデイスプレイするための゛
ストレージタイプCRT”も使用していない。
本発明のデイスプレイ装置(即ち第2電子ビーム管)は
、゛仕事の各種類″”を実行するために使用されるもの
ではないので、公知のように文字発生源からの信号を用
いて、植字内容をモニタするシステムのモニタテレビ駆
動システムと本発明とはそもそもその構成および目的と
も全く異なつているものである。本発明の画線記憶装置
45は、写植装置の画像スクリーンに垂直方向のライン
および高度な解像度で記録される文字記号などを、レイ
アウトスクリーンに水平方向のラインおよび比較的低い
解像度で記録される、本来の組版に関し同じ文字記号な
どに変換する回路である。
第3および第4図に図示の、本発明の画線記憶装置45
の実施例は、公知の蓄積管との差異を明らかにしている
。要するに本発明の主構成要件として規定されたような
レイアウト可視(目視)装置として構成され従来必要で
あつた校正プリント(ゲラ刷り)を作製しなくても製版
前に組版の良否を判定可能にし必要に応じ補正できるよ
うにした、本来の植字又は組版等と同一の全面表示を行
なうようにした第2電子ビーム管の特別な装置構成はい
ずれの公知技術文献にも開示されていない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のプロツク略図、第2図は第1
図の書込制御装置の実施例のプロツク回路図、第3図は
第1図の画線記憶装置の実施例及び読取記憶装置の実施
例のプロツク回路図、第4図は第1図の画線記憶装置の
他の実施例のプロツク回路図である。 1・・・・・・写植装置、2・・・・・・監視装置、3
・・・・・・第1電子ビーム管、4・・・・・・スクリ
ーン、5・・・・・・制御装置、6・・・・・・パター
ン情報記憶装置、7・・・・・・記録担体、8,9・・
・・・・ステツプモータ、10・・・・・・記録媒体、
12・・・・・・有効記録領域、13〜16・・・・・
・露光領域、22,24・・・・・・情報源、26,2
8・・・・・・デコーダ、34,35・・・・・・混合
段、38,73・・・・・・変換段、45・・・・・・
画線記憶装置、46・・・・・・書込制御装置、47・
・・・・・読取制御装置、48・・・・・・第2電子ビ
ーム管、49・・・・・ルイアウトスクリーン、62,
63・・・・・・ターミナル、69,70・・・・・ル
ジスタ、75,76・・・・・・混合段、80・・・・
・・蓄積管、81・・・・・・ターゲツト、98・・・
・・・メモリマトリクス、99・・・・・・個別書込・
読取メモリ、107・・・・・・行デコーダ、V・・・
・・・第1画信号、V″・・・・・・第2画信号、X,
Y・・・・・・第1電子ビーム管の偏向信号、Xv,Y
v・・・・・・送り信号、X″,Y″・・・・・・書込
信号、Syn壺 壷・・・・・・同期信号、X″
,Y″・・・・・・読取信号、X,Y・・・・・・第2
電子ビーム管の偏向信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 植字情報の加わる制御装置が、植字情報に応じて読
    み出される画情報を第1画信号に変換し、記録に必要な
    第1電子ビーム管の偏向信号と、第1電子ビーム管に対
    し可動な記録担体の送り信号とを形成し、蓄積される画
    情報からパターンを画線毎に走査して記録する電子式写
    植装置において、第2電子ビーム管48と、画線記憶装
    置45と、書込信号発生器46と、読取信号及び偏向信
    号の発生器47とを設け、該第2電子ビーム管48は植
    字すべき内容をそのまま即ち体裁、字体などの点で植字
    ないし組版に関して感光フィルム又は紙等上の本来の写
    植状態と同一の像をディスプレイ(全面表示)するよう
    にレイアウト可視装置として構成されており、画線記憶
    装置45に第1画信号を加え、画線記憶装置45におい
    て第1画信号を第2電子ビーム管48に加えるべき第2
    画信号に変換し、書込信号発生器46において、第1電
    子ビーム管の偏向信号と第1電子ビーム管に対し可動な
    記録担体の送り信号とを結合することにより、画線記憶
    装置45の書込信号を形成し、発生器47において、画
    線記憶装置45の読取信号を形成しかつ第2電子ビーム
    管48の偏向信号を形成し、かつ前記画線記憶装置45
    は、写植装置の画像スクリーンに垂直方向のラインおよ
    び高度な解像度で記録される文字記号などの形の第1画
    信号を、電子ビーム管48のレイアウトスクリーンに、
    水平方向のラインおよび比較的低い解像度で記録される
    、本来の組版と同一の文字記号などの形の第2画信号に
    変換するために用いられることを特徴とする電子式写植
    装置。 2 画線記憶装置45の蓄積管80から構成した特許請
    求の範囲第1項記載の電子式写植装置。 3 画線記憶装置45をデジタルメモリ98から構成し
    た特許請求の範囲第1項記載の電子式写植装置。 4 書込信号発生器46に混合増幅段75、76を設け
    、混合増幅段75、76において、第1電子ビーム管の
    偏向信号と第1電子ビーム管に対して可動な記録担体の
    送り信号とを加算して画線記憶装置45の書込信号を形
    成した特許請求の範囲第1項記載の電子式写植装置。 5 混合増幅段75、76の増幅度を調節可能とするこ
    とにより、植字すべき内容のディスプレイの尺度を調節
    可能とした特許請求の範囲第4項記載の電子式写植装置
    。 6 記録担体7が、クロック毎に1ステップずつ、水平
    方向及び/又は垂直方向にシフトするようにし、書込信
    号発生器46にレジスタ69、70を設け、レジスタ6
    9、70を用いて前記クロックを加算し、レジスタ69
    、70にDA変換器71、72を後置接続し、レジスタ
    69、70においてカウントされるクロックをアナログ
    送り信号に変換した特許請求の範囲第1項記載の電子式
    写植装置。 7 書込信号発生器46にスイッチ79を設け、第1電
    子ビーム管に対し可動な記録担体7の送り信号の供給を
    、第1電子ビーム管の偏向信号との結合前に遮断可能と
    した特許請求の範囲第1項記載の電子式写植装置。 8 写殖装置1の制御装置5に、第1電子ビーム管の偏
    向信号の変換段38を設け、変換段38を用いてパター
    ンを旋回させて記録できるようにし、書込信号発生器4
    6に変換段73を設け、変換段73において、第1電子
    ビーム管の偏向信号の交換及び/又は反転を行ない、変
    換段38におけるパターンの旋回を元に戻して第2電子
    ビーム管48にディスプレイ可能とした特許請求の範囲
    第1項記載の電子式写植装置。 9 第1画信号の信号路に、個々の画線の消去装置92
    、93を設けた特許請求の範囲第1項記載の電子式写植
    装置。 10 植字すべき内容を同時に複数の第2電子ビーム管
    48でディスプレイするために、複数の第2電子ビーム
    管48を設け、個々の第2電子ビーム管48に、画線記
    憶装置45と発生器47を配属した特許請求の範囲第1
    項記載の電子式写植装置。 11 植字すべき内容を同時に複数の第2電子ビーム管
    48でディスプレイするために、複数の第2電子ビーム
    管48を設け、個々の第2電子ビーム管48に、画反復
    メモリと発生器47とを配属し、画信号の周期的読出を
    可能とし、画線記憶装置45を画反復メモリに選択的に
    接続可能とした特許請求の範囲第1項記載の電子式写植
    装置。 12 画線記憶装置45と画反復メモリとの間を遠距離
    通信チャネルを介して接続した特許請求の範囲第10項
    記載の電子式写植装置。 13 植字すべき内容をそのままディスプレイするのに
    モニタテレビを用いた特許請求の範囲第1項記載の電子
    式写植装置。
JP52139803A 1977-11-21 1977-11-21 電子式写植装置 Expired JPS5915312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52139803A JPS5915312B2 (ja) 1977-11-21 1977-11-21 電子式写植装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52139803A JPS5915312B2 (ja) 1977-11-21 1977-11-21 電子式写植装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5473027A JPS5473027A (en) 1979-06-12
JPS5915312B2 true JPS5915312B2 (ja) 1984-04-09

Family

ID=15253789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52139803A Expired JPS5915312B2 (ja) 1977-11-21 1977-11-21 電子式写植装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5915312B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5581158A (en) * 1978-12-14 1980-06-18 Photo Composing Mach Mfg Co Ltd Method and apparatus for monitor display in phototype-setting machine
JPS59220366A (ja) * 1983-05-31 1984-12-11 Photo Composing Mach Mfg Co Ltd 写真植字機
JPS5983526U (ja) * 1983-10-26 1984-06-06 三菱電機株式会社 写真植字機におけるつめ印字用表示装置
JPS60180841A (ja) * 1984-02-29 1985-09-14 Photo Composing Mach Mfg Co Ltd 文字盤を使用した植字機の採字装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49106246A (ja) * 1973-02-09 1974-10-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49106246A (ja) * 1973-02-09 1974-10-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5473027A (en) 1979-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3872462A (en) Form filling system and method
US4367533A (en) Image bit structuring apparatus and method
US4675743A (en) Electronic publishing
US4549222A (en) Dot matrix printing method and printer therefor
JPH0137068B2 (ja)
JPH06504004A (ja) 所定の装置解像度を有する画像記録装置に所望の画像を複製する方法及び装置
JPS6230426B2 (ja)
US4734786A (en) Image processing apparatus
JPS6238734B2 (ja)
US3806641A (en) Method and apparatus for forming halftone images
JPS6073847A (ja) 印刷物の植字品質を検査するための方法および装置
EP0016299A1 (en) System for and method of reproducing an image
JPS5915312B2 (ja) 電子式写植装置
US4038493A (en) Method and apparatus for phototypesetting
GB2180427A (en) Image formation and storage
GB2025730A (en) Forming halftone images
US4257042A (en) Electronic pattern generator
EP0144138B1 (en) Improvements in and relating to image formation and storage
US2834831A (en) Data recording means
JPS58211284A (ja) 編集機能を有するプリンタ接続装置
GB1580249A (en) Electronic photo-seting apparatus
SE408538B (sv) Elektronisk ljussettningsanleggning
CH624608A5 (en) Electronic photocomposing system
JPS5840750B2 (ja) 文字信号発生方法
Bechard Trends In Design Concepts For Direct Exposure Platemaking