JPS59152525A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS59152525A JPS59152525A JP2669483A JP2669483A JPS59152525A JP S59152525 A JPS59152525 A JP S59152525A JP 2669483 A JP2669483 A JP 2669483A JP 2669483 A JP2669483 A JP 2669483A JP S59152525 A JPS59152525 A JP S59152525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid ester
- magnetic
- fluorine
- magnetic layer
- unsatd
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/71—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the lubricant
Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は磁気記録媒体に関し、その目的とするところ
は耐久性に優れた磁気記録媒体を提供することにある。
は耐久性に優れた磁気記録媒体を提供することにある。
一般に、ポリエステルフィルムなどの基体上に磁性粉末
、結合剤樹脂、有機溶剤およびその他の必要成分からな
る磁性塗料を塗着してつくられる磁気記録媒体は、記録
再生時に磁気ヘンドおよびパッドなどと激しく摺接する
ため磁性層が摩耗され易く、磁性層の摩耗が少なくて耐
久性に優れたものが要求される。
、結合剤樹脂、有機溶剤およびその他の必要成分からな
る磁性塗料を塗着してつくられる磁気記録媒体は、記録
再生時に磁気ヘンドおよびパッドなどと激しく摺接する
ため磁性層が摩耗され易く、磁性層の摩耗が少なくて耐
久性に優れたものが要求される。
このため、磁性層の耐摩耗性を改善する一方策として磁
性層中に種々の潤滑剤を混入することが′行われ−てお
り、たとえばトリクロロフルオロエチレンなどのフッ素
系／ＷＪ滑剤を磁性層中に混入したものが提案されてい
る。
性層中に種々の潤滑剤を混入することが′行われ−てお
り、たとえばトリクロロフルオロエチレンなどのフッ素
系／ＷＪ滑剤を磁性層中に混入したものが提案されてい
る。
ところが、このフッ素系潤滑剤の混入によって耐摩耗性
はたしかに改善されるものの充分ではなく、特にこのフ
ッ士系潤滑剤は磁気ディスク等の磁性層中に含有させて
使用すると、パッドが汚れる等の難点がある。
はたしかに改善されるものの充分ではなく、特にこのフ
ッ士系潤滑剤は磁気ディスク等の磁性層中に含有させて
使用すると、パッドが汚れる等の難点がある。
この発明者らはかかる事情に鑑み種々検討を行なった結
果、不飽和脂肪酸エステルをフッ素系潤滑剤と併用して
磁性層中に含有させると、バンドが汚れたりすることも
なく、磁性層の耐摩耗性が充分に向上され、耐久性に優
れた磁気記録媒体が得られることを見いだし、この発明
をなすに至った。
果、不飽和脂肪酸エステルをフッ素系潤滑剤と併用して
磁性層中に含有させると、バンドが汚れたりすることも
なく、磁性層の耐摩耗性が充分に向上され、耐久性に優
れた磁気記録媒体が得られることを見いだし、この発明
をなすに至った。
この発明において使用される不飽和脂肪酸エステルは不
飽和二重結合を有するため揮発性が小さく、また優れた
潤滑能を有し、フッ素系潤滑剤とともに併用するとなじ
みもよく両者の潤滑機能が相乗的に作用して磁性層の耐
摩耗性が一段と向上され、その効果が長時間持続される
。また両者の相乗作用によりこれらを磁気ディスクの磁
性層中に含有させるとフッ素系潤滑剤を単独で含有させ
た場合の欠点も除去されてバンドが汚れたりすることも
なく、また不飽和脂肪酸エステルを単独で使用する場合
はヘッド圧が変化したり温度環境が変化した場合等に耐
久性にバラツキを生じるきらいがあるが、このようなバ
ラツキもなくなり耐久性が改善される。このような不飽
和脂肪酸エステルとしては、オレイン酸エステル、エラ
イジン酸エステル、リノール酸エステル、リノール酸エ
ステルなどが好適なものとして使用され、具体例として
は、たとえば、オレイン酸オレイル、オレイン酸−ｎ−
ブチル等が挙げられる。
飽和二重結合を有するため揮発性が小さく、また優れた
潤滑能を有し、フッ素系潤滑剤とともに併用するとなじ
みもよく両者の潤滑機能が相乗的に作用して磁性層の耐
摩耗性が一段と向上され、その効果が長時間持続される
。また両者の相乗作用によりこれらを磁気ディスクの磁
性層中に含有させるとフッ素系潤滑剤を単独で含有させ
た場合の欠点も除去されてバンドが汚れたりすることも
なく、また不飽和脂肪酸エステルを単独で使用する場合
はヘッド圧が変化したり温度環境が変化した場合等に耐
久性にバラツキを生じるきらいがあるが、このようなバ
ラツキもなくなり耐久性が改善される。このような不飽
和脂肪酸エステルとしては、オレイン酸エステル、エラ
イジン酸エステル、リノール酸エステル、リノール酸エ
ステルなどが好適なものとして使用され、具体例として
は、たとえば、オレイン酸オレイル、オレイン酸−ｎ−
ブチル等が挙げられる。
併用されるフッ素系潤滑剤としては、たとえば、テトラ
フルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、トリク
ロロフルオロエチレン、パーフルオロアルキルポリエー
テル、フッ素化アル＋）Ｌｔエステルなどが好適なもの
として使用され、市販品の具体例としては、ダイキソ工
業社製ダイフロイル＃２−０、デュポン社製クリドック
ス等が挙げられ４゜この種のフッ素系潤滑剤は優れた潤
滑能を有し、磁性層中に含有されると磁性層の摩擦係数
を小さくして磁性層の耐摩耗性を向上する。
フルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、トリク
ロロフルオロエチレン、パーフルオロアルキルポリエー
テル、フッ素化アル＋）Ｌｔエステルなどが好適なもの
として使用され、市販品の具体例としては、ダイキソ工
業社製ダイフロイル＃２−０、デュポン社製クリドック
ス等が挙げられ４゜この種のフッ素系潤滑剤は優れた潤
滑能を有し、磁性層中に含有されると磁性層の摩擦係数
を小さくして磁性層の耐摩耗性を向上する。
このようなフッ素系潤滑剤に対する不飽和脂肪酸エステ
ルの配合割合は重量比（フッ素系潤滑剤対不飽和脂肪酸
エステル）で９９対１〜１対９９ノ の範囲となるようにするのが好ましく、不飽和脂肪酸エ
ステルの配合割合が少なすぎるとパッドに対する磁性層
の耐摩耗性が充分に改善されず、フッ素系潤滑剤の配合
割合が少なすぎると、特にヘッド圧が大きい場合にヘッ
ドに対する磁性層の耐摩耗性が充分に改善されない。ま
たこのような配合割合で配合した不飽和脂肪酸エステル
とフッ素系潤滑剤の使用量は、両者合わせて耐性粉末に
対して０．１〜２０重量％の範囲内にするのが好ましく
、少なすぎると所期の効果が得られず、多すぎると磁性
層表面にブリードアウトして磁気ヘッドを汚染し、出力
を低下させるおそれがある。
ルの配合割合は重量比（フッ素系潤滑剤対不飽和脂肪酸
エステル）で９９対１〜１対９９ノ の範囲となるようにするのが好ましく、不飽和脂肪酸エ
ステルの配合割合が少なすぎるとパッドに対する磁性層
の耐摩耗性が充分に改善されず、フッ素系潤滑剤の配合
割合が少なすぎると、特にヘッド圧が大きい場合にヘッ
ドに対する磁性層の耐摩耗性が充分に改善されない。ま
たこのような配合割合で配合した不飽和脂肪酸エステル
とフッ素系潤滑剤の使用量は、両者合わせて耐性粉末に
対して０．１〜２０重量％の範囲内にするのが好ましく
、少なすぎると所期の効果が得られず、多すぎると磁性
層表面にブリードアウトして磁気ヘッドを汚染し、出力
を低下させるおそれがある。
不飽和脂肪酸エステルおよびフッ素系潤滑剤を磁性層中
に含有させるには、これらをノルマルヘキサンなどの適
当な溶剤に溶解し、溶解によって得られた溶液を予め形
成した磁性層に塗布もしくは噴霧するか、或いは逆に磁
性層を上記溶液中に浸漬して行えばよく、またこれらを
磁性粉末および結合剤樹脂とともに混練して磁性層を形
成することによって含有させてもよい。
に含有させるには、これらをノルマルヘキサンなどの適
当な溶剤に溶解し、溶解によって得られた溶液を予め形
成した磁性層に塗布もしくは噴霧するか、或いは逆に磁
性層を上記溶液中に浸漬して行えばよく、またこれらを
磁性粉末および結合剤樹脂とともに混練して磁性層を形
成することによって含有させてもよい。
次ぎに、この発明の実施例について説明する。
実施例Ｉ
Ｃｏ含有ｒ−Ｆｅ２０３磁性 ２７０重量部粉末
ＶＡＧＨ（米国［Ｊ、Ｃ，Ｃ，社製、塩 ８０〃化ビニ
ル−酢酸ビニル−ビニ ルアルコール共重合体） Ｎ１４３２Ｊ （日本ゼオン社製、１５ 〜アクリロ
ニトリルーブタジェ ン共重合体） コロネートＬ （日本ポリウレタ １０〃工業社製、
三官能性低分子量 イソシアネート化合物） Ｎ３−５００ （旭カーボン社ｉ！１３４〃カーボンブ
ラック） α−Ｆ、ｅ２０３粉末 １１ ｌｌメチル
イソブチルケトン ４２０トルエン
４２０〃この組成物をボニルミル中で混合分散
して磁性。
ル−酢酸ビニル−ビニ ルアルコール共重合体） Ｎ１４３２Ｊ （日本ゼオン社製、１５ 〜アクリロ
ニトリルーブタジェ ン共重合体） コロネートＬ （日本ポリウレタ １０〃工業社製、
三官能性低分子量 イソシアネート化合物） Ｎ３−５００ （旭カーボン社ｉ！１３４〃カーボンブ
ラック） α−Ｆ、ｅ２０３粉末 １１ ｌｌメチル
イソブチルケトン ４２０トルエン
４２０〃この組成物をボニルミル中で混合分散
して磁性。
塗料を調製し、この磁性塗料を厚さ７５μのポリエステ
ルフィルム両面に乾燥厚が３μとなるように塗布、乾燥
して磁性層を形成した。次いでこれをオレイン酸オレイ
ル４０重量部、グイフロイル＃２０ （ダイキン工業社
製トリクロロモノフルオロエヂレン）２０ｆｆｉ量部、
ノルフルヘキサン１０００重財部からなる含浸溶液に短
時間浸漬し、乾燥後円板状Ｇこ打ち抜いて磁気ディスク
をつくった。
ルフィルム両面に乾燥厚が３μとなるように塗布、乾燥
して磁性層を形成した。次いでこれをオレイン酸オレイ
ル４０重量部、グイフロイル＃２０ （ダイキン工業社
製トリクロロモノフルオロエヂレン）２０ｆｆｉ量部、
ノルフルヘキサン１０００重財部からなる含浸溶液に短
時間浸漬し、乾燥後円板状Ｇこ打ち抜いて磁気ディスク
をつくった。
比較例１
実施例１における含浸溶液の組成において、オレイン酸
オレイルを省き、ダイフロイル＃２０の使用量を２０重
量部から６０重量部に変更した以外は実施例１と同様に
して磁気ディスクをつくった。
オレイルを省き、ダイフロイル＃２０の使用量を２０重
量部から６０重量部に変更した以外は実施例１と同様に
して磁気ディスクをつくった。
比較例２
実施例１における含浸溶液の組成において、−・夕゛イ
フロイル２０を省き、オレイン酸オレイルの使用量を４
０重量部から６０重量部に変更した以外は実施例１と同
様にして磁気ディスクをつくった。
フロイル２０を省き、オレイン酸オレイルの使用量を４
０重量部から６０重量部に変更した以外は実施例１と同
様にして磁気ディスクをつくった。
各実施例および各比較例で得られた磁気ディスクについ
て耐久性を調べるため、各得られた磁気ディスクを１０
枚づつ用意し、これらを汚れ防止用ジャケットに挿入し
て１０台の記録再生装置に装填し、磁気ヘッドをパッド
圧２５ｇ／ｃｎ！で接触させて周速１０ｍ／ｓｅｃで摺
接させながら再生出力が初期出力の５０％になるまでの
走行時間を各記録再生装置毎に測定し、１０台の記録再
生装置のうちで最短の走行時間と５０時間以上走行時間
が得られた割合とを調べた。また、再生出力が初期出力
の５０％になるときのパッド汚れを観察した。
て耐久性を調べるため、各得られた磁気ディスクを１０
枚づつ用意し、これらを汚れ防止用ジャケットに挿入し
て１０台の記録再生装置に装填し、磁気ヘッドをパッド
圧２５ｇ／ｃｎ！で接触させて周速１０ｍ／ｓｅｃで摺
接させながら再生出力が初期出力の５０％になるまでの
走行時間を各記録再生装置毎に測定し、１０台の記録再
生装置のうちで最短の走行時間と５０時間以上走行時間
が得られた割合とを調べた。また、再生出力が初期出力
の５０％になるときのパッド汚れを観察した。
下表はその結果である。
上表から明らかなように、この発明で得られた磁気ディ
スク（実施例１）は、いづれも従来の磁気ディスク（比
較例１および２）に比し、最短走行時間が長く、また５
０時間以上走行の割合が１００％でバラツキもなくて、
バンド汚れも認められず、このことからこの発明によっ
て得られる磁気記録媒体は耐久性に優れ、かつ信頼性が
向上されていることがわかる。
スク（実施例１）は、いづれも従来の磁気ディスク（比
較例１および２）に比し、最短走行時間が長く、また５
０時間以上走行の割合が１００％でバラツキもなくて、
バンド汚れも認められず、このことからこの発明によっ
て得られる磁気記録媒体は耐久性に優れ、かつ信頼性が
向上されていることがわかる。
Claims (1)
- １、不飽和脂肪酸エステルとフッ素系潤滑剤とが含まれ
てなる磁性層を有する磁気記録媒体
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2669483A JPS59152525A (ja) | 1983-02-19 | 1983-02-19 | 磁気記録媒体 |
| US06/579,169 US4522885A (en) | 1983-02-12 | 1984-02-10 | Magnetic recording medium |
| EP19840101406 EP0116923B1 (en) | 1983-02-12 | 1984-02-11 | Magnetic recording medium |
| DE8484101406T DE3464977D1 (en) | 1983-02-12 | 1984-02-11 | Magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2669483A JPS59152525A (ja) | 1983-02-19 | 1983-02-19 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59152525A true JPS59152525A (ja) | 1984-08-31 |
Family
ID=12200491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2669483A Pending JPS59152525A (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-19 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59152525A (ja) |
-
1983
- 1983-02-19 JP JP2669483A patent/JPS59152525A/ja active Pending
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