JPS59152159A - 栓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、栓に関し、特に容器から液体を分配するため
に用いられるプラスチック材料製の栓に関する。

分配すべき液体がその中に浮遊した粒子を有するとき、
例えばフルーツジュースの柔らかい果肉またはパンシロ
ウジユースの果実のような硬い粒子を有するとき、ボタ
ンまたは同様なものを押して弁要素をその座から押し上
げることによ゛り開放される型式のそのような栓の使用
に問題が起った。これは、分配中粒子が弁要素とその座
の間にはいり得るからであり、そのためその後弁要素を
その座に再び有効に密封することが妨害される。

従って、一つの部品（スピゴット）を他の部品（スピゴ
ットが比較的緊密に嵌合しているスリーブ）に対して回
転させて各部品の出口孔を整合させることにより開放さ
れる栓を使用するのが望ましい。このような栓はまだ、
むだ空間の存在によるどん々問題も避けられる締切点／
弁座に出口孔があるという利点を有する。

しかし々から、このような回転枠を慣用の５箱の中の袋
“型分配器と使用する場合、栓を慣用の充填装置で充填
する際に問題が起こる。通常、回転可能なスピゴットを
、袋に固定されたそのスリーブから取り外し、それから
袋を端部の開いたスリーブを通じて充填することができ
る。

スピゴットをスリーブから容易に取り外せるようにする
ために、スピゴットはスリーブに非常に緊密々嵌合であ
ってはならない。一方、スピゴットがスリーブに比較的
ゆるく嵌合している場合に、スピゴットとスリーブの間
に漏れが起こり得る。さらに、袋をスリーブを通じて充
填するときに、液体がスリーブの側の出口孔を通って逃
げる傾向がある。

本発明による栓は、液体を分配すべき容器に取りつける
だめの円筒部分（スリーブ）を有する本体を備え、円筒
部分の壁が出口を有し、栓部材が中空の円筒部分くスピ
ゴット）を有し、この中空円筒部分の外面がスリーブに
緊密に嵌まっているが回転が自由であり、スピゴットに
は、栓を回転させることによりスリーブの孔と整合させ
ることができる出口孔と、中空円筒状スピゴットの外端
を閉じるための取り外し可能々・プラグとが設けられて
いる。プラグを取り外すと、栓が取りつけられている容
器を栓（スピゴット）とスリーブを通じて充填させるこ
とができる。このことは、スピゴットがスリーブ内に維
持されることを意味し、従ってそこには緊密な嵌合があ
り、有効な密封を保つことができる。

プラグには、スピゴットの外端部の溝と係合する二つ以
上の隆起が形成されるのが望ましい。

分配のときに、プラグは、取り外しやすくするために溝
に係合される最も外側の隆起のみを有しても良く、そし
て充填後プラグをスピゴットにしっかりと押し込んでも
良い。

以下、本発明を実施例について図面により説明する。

図面に示した栓は、プラスチック材料が好ましい三つの
構成要素、すなわち本体部材（スリーブ）２と、栓部材
（スピゴット）４と、ストッパー（プラグ）６とからガ
る。栓部材４は本体部材２に緊密に嵌まっているが、回
転させて栓部材４０円筒部分１２の出口孔８を本体の円
筒部分１４の出口孔１０と整合またはずらした状態にす
ることによシ孔８と１０を一致させて枠入口１５と最終
出口１００間の通路を開閉し、それにより栓を開閉する
ことができる。

円筒部分１２の外面１６が円筒部分１４の内面１８に密
封状態に嵌まっていて本体と栓部材の間の漏　５− れを防止する。栓部材の溝２０が本体の内方へ突出する
隆起２２と協働して栓部材と本体が容易に分離しないよ
うに防止する。

ハンドル２６の溝２４が本体の外側末端２８を受は入れ
、かつ溝２４のストッパー３０が末端２８の除部分３２
と係合して栓の開放位置で孔８と１０の整合を確保する
。

栓をその容器（袋）に普通密封するには、栓本体から延
びている薄いフランジ３４に容器（図示省略）の壁をヒ
ートシールすれば良い。入口１５の周りの本体の四角部
分３６により、栓が密封される容器の外側ケーシング（
箱）＝（図示省略）の対応するスロツに栓本体を錠止す
るだめの手段が得られる。しかしながら、容器に栓を配
向する他の形態も設けることができる。

ストッパー（プラグ）６が栓部材４の外端に嵌まる（第
１図はストッパーを抜いた所を示す）。ストッパーを栓
部材に密封状態に保持するために、ノ・ンドル２６の内
部に溝４０と４２が設けられており、これらの溝は、プ
ラグの円筒部分４８から突出する・隆起　６− ４４および４６と係合する。

充填に先立ち、プラグを外側溝４２に係合させる。

プラグ６を栓部材４から取り外すと、容器のだめの好都
合な充填入口が栓により形成されるので、慣用の充填機
械のノズルを栓を通じて袋の中へ通すことができ、栓部
材（スピゴット）をそのスリーブから取り外す必要がな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による栓の部分断面と部分側面図、第２
図は第１図の線Ａ−Ａで切断された第１図の栓の横断面
図である。 ２・・・本体　　　４・・・栓部材 ６・・・プラグ　　８・・・出口孔 １０・・・出口孔　　　１２・・・円筒状スピゴット部
分１４・・・円筒状スリーブ部分 代理人　　江　崎　光　好 代理人　　江　崎　光　史 　７　−

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）液体を分配するだめの容器に取りつけられる円筒
   状スリーブ部分を有する本体を備え。 円筒部分の壁には出口孔が設けられ、まだ中空の円筒状
   スピゴット部分を有する栓部材を備え、スピゴット部分
   の外面がスリーブに緊密に嵌まっているがその中で自由
   に回転可能であり、スピゴットには、スピゴットを回転
   させることによりスリーブの出口孔と整合させたりずら
   したりすることができる出口孔と、中空の円筒状スピゴ
   ットの開放外端部を閉じるだめの取り外し可能なプラグ
   とが設けられていることを特徴とする栓。
2. （２）プラグが、スピゴットの円筒壁の外端の隆起まだ
   は溝と係合する二つ以上の隆起または溝を有する、特許
   請求の範囲第１項に記載の栓。
3. （３）スピゴットの外端には、スリーブ内でスピゴット
   を回転させるだめの手段を与えるためにスリーブ部分の
   上をかつこれを越えて延びるボスが形成されている、特
   許請求の範囲第１項または第２項記載の栓。
4. （４）スピゴットの外面の内端には、その内端に隣接し
   たスリーブの内面の隆起または溝とそれぞれ係合する溝
   または隆起が設けられている、特許請求の範囲第１項か
   ら第３項までのうちのいずれか一つに記載の栓。