JPS5915207B2 - コンパレ−タ - Google Patents

コンパレ−タ

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JPS5915207B2
JPS5915207B2 JP9515877A JP9515877A JPS5915207B2 JP S5915207 B2 JPS5915207 B2 JP S5915207B2 JP 9515877 A JP9515877 A JP 9515877A JP 9515877 A JP9515877 A JP 9515877A JP S5915207 B2 JPS5915207 B2 JP S5915207B2
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JP
Japan
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mos transistor
gate
input terminal
input
voltage
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Application number
JP9515877A
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JPS5429945A (en
Inventor
宣明 宮川
政之 三木
和男 加藤
隆志 佐瀬
利昌 木原
清 松原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9515877A priority Critical patent/JPS5915207B2/ja
Priority to DE19782834920 priority patent/DE2834920C3/de
Publication of JPS5429945A publication Critical patent/JPS5429945A/ja
Publication of JPS5915207B2 publication Critical patent/JPS5915207B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/38DC amplifiers with modulator at input and demodulator at output; Modulators or demodulators specially adapted for use in such amplifiers
    • H03F3/387DC amplifiers with modulator at input and demodulator at output; Modulators or demodulators specially adapted for use in such amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/393DC amplifiers with modulator at input and demodulator at output; Modulators or demodulators specially adapted for use in such amplifiers with semiconductor devices only with field-effect devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はMOSトランジスタで構成するチョッパアンプ
型のコンパレータに係り、特に2入力を切り換える際の
増幅段のバイアス設定点のバランスを良くするのに、バ
イアス設定用のMOSトランジスタの駆動浮遊容量を打
ち消す補償用MOSトランジスタを設け安定度、感度の
向上を可能とするコンパレータに関する。
従来、MOSトランジスタで構成されるチョッパアンプ
型のコンパレータは第1図のような構成である。
第1図において、100は電源陽極端子を示し電源電圧
をEVとする。
また、入力部110、バイアス電圧設定部120、増幅
段131〜13n、出力回路140によりコンパレータ
が構成される。入力部110において一方のアナログ電
圧V1が入力端子1に入力され、他方のアナログ゛電圧
V2が入力端子2に入力される。3はドレイン端を入力
端子1に接続されるエンハンスメント型MOSトランジ
スタ、4はドレイン端を入力端子2に接続され、ソース
端をMOSトランジスタ3のソース端に接続されるエン
ハンスメント型MOSトランジスタ、5はMOSトラン
ジスタ3のゲート端に接続される入力端子、6はMOS
トランジスタ4のゲート端子に接続される入力端子であ
るC.入力部110の動作は次のようになる。
入力端子5に任意の周波数の方形波が印加されるとその
信号が6High゛レベルにあるとき入力端子1に入力
されている電圧(1)はMOSトランジスタ3のソース
端に伝達される。
エンハンスメント型MOSトランジスタ3でチャネルが
十分に開いて入力端子1の電圧V1を正確にMOSトラ
ンジスタ3のソース端に伝達するためには次式が成立し
なければならない。
ここで、GSはMOSトランジスタ3のゲートソース間
電圧、VTHはしきい値電圧をあられす。
したがつて、入力電圧]を0〔V〕から Vlmaxまで正確にMOSトランジスタ3のソース端
に伝達するためにはゲート電圧は少なくとも(1n1a
X+TH)以上の電圧を有していなければならない。
すなわち、入力電圧がVlmlaxでゲート電圧もVl
maxのときにはMOSトランジスタ3のソース端に伝
達できる電圧が(1max一TH)となりVlmaxま
で伝達できなくなる。入力端子6には入力端子5に入力
される信号と同一周波数で逆位相の信号が印加される。
MOSトランジスタ4のソース端には入力端子6が゛H
ighlレベルにあるとき入力端子2の入力があられれ
る。ここで、入力端子2の信号が正確にMOSトランジ
スタ4のソース端に伝達されるには入力端子6に印加さ
れる電圧レベルは入力端子5に入力される信号と同じ条
件を満足する。以上のことから、MOSトランジスタ3
,4の接続端子には入力端子1の入力電圧V1と入力端
子2の入力電圧V2が交互に出力される。次にバイアス
電圧設定部120について説明する。
7はドレイン端を電源陽極端100に接続され、ゲート
端とソース端が接続されるデイプレツシヨン型MOSト
ランジスタ、8はドレイン端、ゲート端がMOSトラン
ジスタ7のソース端に接続され、ソース端を接地するエ
ンハンスメント型MOSトランジスタである。
動作は次のようになる。
一般にMOSトランジスタが飽和領域にあるとき、MO
Sトランジスタ7のドレイン電流1は次式であられされ
る。
したがつて、MOSトランジスタ7のドレイン電流17
は次式となる。
八一.1戸蝙ノ!▼RiJiilr5\9′o〜ここで
、K7はMOSトランジスタ7の寸法できまる定数、β
0Dはデイプレツシヨン型MOSトランジスタのチヤン
ネルコンダクタンス定数、VTHDはMOSトフンジス
タ7のしきい値電圧である。
一方、MOSトランジスタ8のドレイン電流18は次式
のようになる。
ここで、K8はMOSトランジスタ8の寸法できまる定
数、β0Eはエンハンスメント型MOSトランジスタの
チヤネルコンダクタンス定数、THEはMOSトランジ
スタ8のしきい値電圧である。
よつて、(31,(4)式からMOSトランジスタ7の
ソース端とMOSトランジスタ8のドレイン端の接続点
aの電圧をaとするとaは次式のようになる。
ノ VllVrVν (6)式の各値はすべて定数であるからVaは定数とな
る。
MOSトランジスタTll,T2l,T3l、およびコ
ンデンサCll,C2l,C3lで第1段目の増幅段1
31を構成する。
入力端子9には入力端子5と同位相の周波数信号が印加
され、入力端子10には入力端子6と同位相の周波数信
号が印加される。
したがつて、入力端子9と10にはそれぞれ逆位相で同
じ周波数の信号が印加されることになる。コンデンサC
llは一端をMOSトランジスタ3のソース端とMOS
トランジスタ4のドレイン端の接続端に接続されるカツ
プリングコンデンサである。
コンデンサC2lは一端を入力端子9に接続され、他の
一端をコンデンサCllの他端に接続される。コンデン
サC3lは一端をコンデンサCllの他端に接続され、
他の一端を入力端子10に接続する。Tllはドレイン
端をコンデンサCllの池端に、ゲート端を入力端子1
0に、ソース端をMOSトランジスタ8のドレイン端に
接続されるエンハンスメント型MOSトランジスタ、T
2lはドレイン端を電源陽極端に接続され、ゲート端と
ソース端を接続するデイプレツシヨン型MOSトランジ
スタ、T3lはドレイン端をMOSトランジスタT2l
のソース端に、ゲート端をコンデンサCllの他端に、
ソース端を接地するエンハンスメント型MOSトランジ
スタである。増幅段131の動作は次のようになる。
コンデンサCllはMOSトランジスタ3あるいは4を
切り換えて入力される信号の大きさに差がある場合には
その大小関係に応じて電荷の変化を生ずる。
また、その変化を生ずるのは切り換え時の交流成分のみ
で直流的には何ら変化を生じない入力端子1,2の入力
電圧が同じ値の場合にはMOSトランジスタ3,4側か
らコンデンサCllを見たインピーダンスは無限大とな
りいわゆる同相除去比は大きくなる。
コンデンサC2l,C3l、およびトランジスタTll
は増幅段のバイアス電圧をきめもすなわち、入力端子9
,10に入力される信号の交流分でコンデンサC2l,
C3l、とトランジスタTllのゲートドレイン間容量
を充電し、コンデンサC2l,C3lの接続点電位を増
幅段131のトランジスタT2l,T3lの動作点を得
る電圧にセツトする。
トランジスタTllのゲート面積をSllとし単位面積
当りのゲート・ドレイン容量をCAとするとTllのゲ
ート・ドレイン間容量CTllはCTll=CA・Sl
l・・・・・・・・・(7)とな゛る。
ここでTllはMOSトランジスタ7,8で作られるバ
イアス電圧を伝達するだけなので最小寸法のMOSトラ
ンジスタでよい。そこで、C2l,C3lの容量値をそ
れぞれC2l,C3l′とすると、C2l′,C3l′
,CTll間には次式が成立する。C2l′=C3l′
+CTll・・・・・・・・・(8)したがつて、入力
端子10に6High゛レベルの※?信号が入力される
とTllは0nL,C21とC3lの接続点の電圧は(
6)式であられされC3l,CTllは入力端子10の
レベルに応じて充電される。
一方、このとき入力端子9は1L0w″レベルにあるの
でコンデンサC2lは(6)式によつて充電される。つ
ぎに、入力端子9が6High0レベル、入力端子10
が6L0w1レベルになるとTllは0ffしC2l,
C3l,Gllは入力端子9,10間の電位差に応じて
充電される。
MOSトランジスタT2l,T3lはコンデンサC2l
,C3lの接続点の変化を増幅する。
またMOSトラン・ノスタT2l,T3lはエンハンス
メント/デイプレツシヨン型のインバータを構成するが
、その伝達特性はT2lのゲート寸法とT3lのゲート
寸法の比(チャネルコンダクタンスの比)Aで定まる。
一般に、Aが大きくなると伝達特性の線形領域は急峻な
勾配を有している。
T3lのゲート入力電圧VG3lに対するT3lのドレ
イン端子電圧S3lの関係を第3a図に示す。第3a図
で直線lは各Aに対する動作点を与える。また、T3l
のゲート面積をS3lとし、単位面積当りのゲート・ソ
ース間容量をC1とすると、T3lのゲートソース間容
量C3lGSはC3lGSOCl・S3l・・・・・・
・・・・・・(9)となる。
以上のことから第1段目の増幅段131の等価回路は第
2図のような形で表わされる。
ここで、C2lJ,C3lJ,CTllJはそれぞれC
2l,C3lがMOSトランジスタ構造となつているの
でC2lとC3lの接続点から基板に対して作られる寄
生容量で、C2l,C3l′Tllの拡散層と基板間で
作られる容量を示す。
さらに、第3a図の直線lに対しT2l,T3lの寸法
比Aに対する利得は第3b図のような形となる。
したがつて、第3b図でT2lとT3lのチヤネルコン
ダクタンス比Aにおける利得をGllとすると、Cll
〜C3l,Tll〜T3lで構成される増幅段131の
利得G1はMOSトランジスタTl2,T22,T32
、およびコンデンサC22,C32は第2段目の増幅段
132を構成する。
Cl2は一端をMOSトランジスタT3lのドレイン端
に接続されるカツプリングコノデンサ、C22は一端を
入力端子9に接続され、他の一端をコンデンサCl2の
他端に接続されるコンデンサ、C32は一端をコンデン
サCl2の他端に接続され、他の一端を入力端子10に
接続するコンデンサ、Tl2はドレイン端をコンデンサ
Cl2の他端に、ゲート端を入力端子10に、ソース端
をMOSトランジスタ8のドレイン端に接続されるエン
ハンスメント型MOSトランジスタ、T22はドレイン
端を電源陽極端100に接続されゲート端とソース端を
接続するデイプレツシヨン型MOSトランジスタ、T3
2はドレイン端をMOSトランジスタT22のソース端
に、ゲート端をコンデンサCl2の他端に、ソース端を
接地するエンハンスメント型MOSトランジスタである
式(代)と同様にn段目の増幅段13nの利得Gnは、
となる。
したがつて、n段の増幅段で得られる利得Gはとなる。
次に出力段140を説明する。
11はドレイン端を電源陽極端に接続し、ゲート端とソ
ース端を接続するデイプレツシヨン型MOSトランジス
タ、12はドレイン端をMOSトランジスタ11のソー
ス端に、ゲート端をn段目の増幅段のMOSトランジス
タT3nのドレイン端に、ソース端を接地するエンハン
スメント型MOSトランジスタ、13はドレイン端をM
OSトランジスタ11のソース端に、ゲート端を入力端
子10に、ソース端を接地するエンハンスメント型MO
Sトランジスタ、14はコンパレータの出力端子である
出力段140の動作は次のようになる。
入力端子10が6High″レベルにあるときMOSト
ランジスタ13は0nし出力端子14の出力信号は6L
0w1レベルとなる。
入力端子10が10w1レベルにあるとき、MOSトラ
ンジスタT3nのドレイン端が″Highlレベルにあ
るとき、すなわち、入力端子1,2の差電圧をn段の増
幅段で増幅してもMOSトランジスタ12を0nさせる
レベル(MOSトランジスタ12のしきい値電圧)に達
しないときには、出力端子14の出力信号は″′Hig
h7レベルとなる。
また、入力端子10が10w゛レベルで、MOSトラン
ジスタT3nのドレイン端が10w゛レベルにあるとき
、すなわち、入力端子1,2の差電圧をn段増幅すると
MOSトランジスタ12を0nさせるとき、出力端子1
4の出力信号は6L0w゛レベルとなる。以上のような
構成のコンパレータではバイアス点に附加される容量が
多いため十分な増幅度が得られない。さらに、容量が多
いため各増幅段の周波数特性が向上せずコンパレータの
周波数特性を悪くしている。その上、LSI製造工程に
おいてマスク合わせの6ズレ0を生ずるとバイアス点の
アンバランスが大きくなり十分な比較精度が得られない
本発明の目的は上記した従来技術の欠点を改良し、比較
精度が向上するコンパレータを提供するにある。本発明
の特徴はチヨツパアンプ型のコンパレータの増幅段のバ
イアス電圧設定用MOSトランジスタと対称に補償用M
OSトランジスタを設け、バイアス点でのチヨツピング
に基づく容量の変化に原因するバイアス電圧のアンバラ
ンスを無くし、コンパレータの比較精度を向上させた点
にある。
第4図は本発明になる増幅段131の基本的構成を示す
構成図である。図において、30は比較電圧入力端で比
較すべき電圧が交互に入力される入力端子、80は増幅
段のバイアス電圧入力端子、9と10はそれぞれ比較す
べき電圧が切り換えられると同時に切り換え信号が入力
される入力端子で、9と10にはそれぞれ逆位相で同じ
周波数の信号が印加される。
Cllは一端を入力端子30に接続されるコンデンサ、
TOlはドレイン端、ソース端を接続しその共通接続点
をコンデンサCllの他端に接続し、ゲート端を入力端
子9に接続されるエンハンスメント型MOSトランジス
タ、Tllはドレイン端(あるいはソース端)をコンデ
ンサCllの他端に接続し、ソース端(あるいはドレイ
ン端)を入力端子80に接続し、ゲート端を入力端子1
0に接続するエンハンスメント型MOSトランジスタ、
T2lはドレイン端を電源陽極端100に接続され、ゲ
ート端とソース端を接続するデイプレツシヨン型MOS
トランジスタ、T3lはドレイン端をMOSトランジス
タT2lのソース端に接続し、ゲート端をコンデンサC
llの他端に、ソー入瑞を接地するエンハンスメント型
MOSトランジスタである。増幅段131の動作は次の
ようになる。
コンデンサCllは入力端子30に入力される比較すべ
き電圧に差がある場合に、その大小関係に応じて電荷の
変化を生ずる。
この電荷の変化を生ずるのは入力端子9,10に入力さ
れる信号と同期し、入力端子30に入力される信号の交
流成分により直流的には変化を生じない。TOl,Tl
lは増幅段のバイアス電圧をきめる。
TOlのゲート面積をSOlとし単位面積当りのゲート
ドルイン容量をCAとするとTOlのゲート・ドレイン
間容量CTOlはとなる。
一方、Tllのゲート面積をSllとすると、TOlと
同一プロセスでは単位面積当りのゲート・ドレイン容量
は同じ値となるからTllのゲート・ドレイン間容量C
Tllはとなる。
そこで、TOl,Tllのゲート面積SOl,Sllを
等しくするとl式、(自)式からCTOl,CTllは
となる。
したがつて、入力端子80に入力されるバイアス電圧が
電源電圧の1/2の場合にはコンデンサCllの他端の
電位は非常に安定する。
また、動作点を電源電圧の1/2附近に設定する場合で
も従来の回路構成では起こりうる製造上のバラツキが小
さい。また、TOlのドレイン端、ソース端およびTl
lのドレイン端は拡散層で作られるので基板との間に接
合容量ができる。
このときの容量値をClJとするとClJはν▲υ
!↓v工υ Iν工▲▲υ
VV!となる。
ここで、CTOlJ,CTllJはそれぞれTOl,T
llの拡散層と基板間の容量である。よつて、従来構成
のごとくTllよりも寸法の大きいコンデンサC2l,
C3lが無く、しかもTOlの寸法がTllと同じであ
ることを考慮するととなる。
したがつて、入力端子10に0High1レベルの信号
が入力されるとTllは0nL,T11のドレイン端は
入力端子80の入力電圧となりCTOlはTllのドレ
イン端電圧に充電され、CTllは入力端子10のレベ
ルに応じて充電される。
つぎに、入力端子9が6High″レベル、入力端子1
0が1L0w″レベルとなるとTllは0ffしTOl
が0nしてCTOl,CTllは入力端子9,10間の
電位差に応じて充電される。MOSトランジスタT2l
,T3lはコンデンサCllの他端の変化を増幅する。
また、MOSトランジスタT2l,T3lはエンハンス
メント/デイプレツシヨン型のインバータを構成し第3
a図に示した伝達特性を有している。また、T3lのゲ
ート面積をS3lとし、単位面積当りのゲートソース間
容量をC1とすると、T3lのゲートソース間容量C3
lGSは(9)式と同様となる。
さらに、第3a図の直線1に対し、T2l,T3lの寸
法比Aに対する利得は第3b図のような形となるので、
第3b図でT2l,T3lのチヤネルコンダクタンス比
Aにおける利得をGllとすると、Cll,TOl,T
ll,T2l,T3lで構成される増幅部の利得g1は
となる。
ここで、Cll′はCllの容量値を示す。したがつて
、式とσ9式からG1とg1の間にはの関係が成立し、
増幅段の利得はA9)式の方が大きくなる。
第4図の増幅段131で構成するチヨツパアンプ型のコ
ンパレータを第5図に示す。
110は入力部、120はバイアス電圧設定部、131
〜13nは増幅段、140は出力回路である。
入力部110において1はコンパレータの一つの入力端
子で比較すべき一方の電圧の入力端子、2はコンパレー
タのもう一つの入力端子で比較すべきもう一方の電圧の
入力端子をあられす。3はドレイン端を入力端子1に接
続されるエンハンスメント型MOSトランジスタ、4は
ドレイン端を入力端子2に接続さへソース端をMOSト
ランジスタ3のソース端に接続されるエンハンスメント
型MOSトランジスタ、5はMOSトランジスタ3のゲ
ート端に接読される入力端子、6はMOSトランジスタ
4のゲート端子に接続される入力端子である。
本構成の動作は次のようになる。
入力端子5に任意の周波数の方形波が印加されるとその
信号が6High7レベルにあるとき入力端子1に入力
されている電圧(V1)はMOSトランジスタ3のソー
ス端に伝達される。
エンハンスメント型MOSトランジスタ3でチヤネルが
十分に開いて入力端子1の電圧V1を正確にMOSトラ
ンジスタ3のソース端に伝達するためには次式が成立し
なければならない。
GS−VTH>O ・・・・・・(支)
ここで、VGSはMOSトランジスタ3のゲート、ソー
ス間電圧、VTHはしきい値電圧をあられす。
したがつて、入力電圧V1を0VからVlmaxまで正
確にMOSトランジスタ3のソース端に伝達するために
はゲート電圧は少なくとも(1max+VTH)以上の
電圧を有していなければならない。
すなわち、入力電圧がVlmaxでゲート電圧も1ma
xのときにはMOSトランジスタ3のソース端に伝達で
きる電圧が(1max−VTH)となり1maxまで伝
達できなくなる。入力端子6には入力端子5に入力され
る信号と同一周波数で逆位相の信号が印加されるように
すると、MOSトランジスタ4のソース端には入力端子
6が“High゛レベルにあるとき入力端子2の入力が
あられれる。
ここで、入力端子2の信号が正確にMOSトランジスタ
4のソース端に伝達されるにば入力端子6に印加される
電圧レベルは入力端子5に入力される信号と同じ条件を
満足する。以上のことから、MOSトランジスタ3,4
の接続端子には入力端子1の入力電圧と入力端子2の入
力電圧が交互に出力される。
MOSトランジスタ7,8はバイアス電圧設定部120
を構成する。
7はドレイン端を電源陽極端に接続され、ゲート端とソ
ース端が接続されるデイプレツシヨン型MOSトランジ
スタ、8はドレイン端、ゲート端がMOSトランジスタ
7のソース端に接続され、ソース端を接地するエンハン
スメント型MOSトランジスタである。
本構成の動作は次のようになる。
一般にMOSトランジスタが飽和領域にあるとき、MO
Sトランジスタ7のドレイン電流1は次式であられされ
る。
したがつて、MOSトランジスタ7のドレイン電流17
は次式となる。
l)′1 ここで K7はMOSトランジスタ7の寸法できまる定
数、β0Dはデイプレツシヨン型MOSトランジスタの
チヤネルコンダクタンス定数、THDはMOSトランジ
スタのしきい値電圧である。
一方、MOSトランジスタ8のドレイン電流18は次式
のようになる。
―▼ ??冒 r▼?〜 ▼▼ ? ′
1fここで K8はMOSトランジスタ
8の寸法できまる定数、β0Eはエンハンスメント型M
OSトランジスタのチャネルコンダクタンス定数、VT
HEはMOSトランジスタ8のしきい値電圧である。
よつく(株),(24)式からMOSトランジスタ7の
ソース端とMOSトランジスタ8のドレイン端の接続点
80の電圧をVaとするとVaは次式のようになる。
(イ)式の各値はすべて定数であるからaは定数となる
MOSトランジスタTOl,Tll,T2l,T3l、
およびコンデンサC2l,C3lは第1段目の増幅段1
31を構成する。
入力端子9には入力端子5と同位相の周波数信号が印加
され、入力端子10には入力端子6と同位相の周波数信
号が印加される。
したがつて、入力端子9と10にはそれぞれ逆位相で同
じ周波数の信号が印加されることになる。Cllは一端
をMOSトランジスタ3のソース端とMOSトランジス
タ4のドレイン端の接続端に接続されるコンデンサ、T
Olはドレイン端、ソース端を接続しその共通接続点を
コンデンサCllの他端に接続し、ゲート端を入力端子
9に接続されるエンハンスメント型MOSトランジスタ
、Tllはドレイン端をコンデンサCllの他端に、ゲ
ート端を入力端子10に、ソース端をMOSトランジス
タ8のドレイン端に接続されるエンハンスメント型MO
Sトランジスタ、T2lはドレイン端を電源陽極端に接
続され、ゲート端とソース端を接続するデイプレツシヨ
ン型MOSトランジスタ、T3lはドレイン端をMOS
トランジスタT2lのソース端に、ゲート端をコンデン
サCllの他端に、ソース端を接地するエンハンスメン
ト型MOSトランジスタである。
以上の構成で得られる増幅部の利得は前述した理由によ
り(自)式で表わされる。
MOSトランジスタTO2,Tl2,T22,T32、
およびコンデンサCl2は第2段目の増幅段を構成する
Cl2は一端をMOSトランジスタT3lのドレイン端
に接続されるコンデンサ、TO2はドレイン端、ソース
端を接続しその共通接続点をコンデンサCl2の他端に
接続し、ゲート端を入力端子9に接続されるエンハンス
メント,型MOSトランジスタ、Tl2はドレイン端(
あるいはソース端)をコンデンサCl2の他端に接続し
、ソース端(あるいはドレイン端)をMOSトランジス
タ8のドレイン端に接続さベゲート端を入力端子10に
接続す.るエンハンスメント型MOSトランジスタ、T
22はドレイン端を電源陽極端100に接続され、ゲー
ト端とソース端を接続するデイプレツシヨン型MOSト
ランジスタ、T32はドレイン端をMOSトランジスタ
T22のソース端に接続し、ゲート端をコンデンサCl
2の他端に、ソース端を接地するエンハンスメント型M
OSトランジスタである。
TO2,Tl2,T22,T32,Cl2からなる増幅
段の利得G2はCl2の容量値をCl2′,TO2,T
l2のドレイン・ゲート間容量をそれぞれCTO2,C
Tl′2,CT32のゲートソース間容量をC32GS
,TOl,Tl2の拡散層と基板間の容量C2J,T2
2とT32のチヤネルコンダクタンス比をA2とし、A
2における利得をGl2とするとCl2,TO2,Tl
2,T22,T32で構成される増幅部の利得G2はと
なる。
以下、同様にしてn段目の増幅段の利得Gnはとなる。
ここで、Cln′,CTOn,CTln9CnJ,C3
nGS,glnはそれぞれClnの容量値、TOn,T
lnのドレインゲート間容量、TOn,Tlnの拡散層
と基板間の容量、T3nのゲート・ソース間容量、TO
n,Tln,T2n,T3nで構成される増幅部の利得
である。次に出力回路140について述べる。11はド
レイン端を電源陽極端に接続し、ゲート端とソース端を
接続するデイプレツシヨン型MOSトランジスタ、12
はドレイン端をMOSトランジスタ11のソース端に、
ゲート端をn段目の増幅段のMOSトランジスタT3n
のドレイン端に、ソース端を接地するエンハンスメント
型MOSトランジスタ、13はドレイン端をMOSトラ
ンジスタ11のソース端に、ゲート端を入力端子10に
、ソース端を接地するエンハンスメント型MOSトラン
ジスタ、14は本発明になるコンパレータの出力端子で
ある。
本構成の動作は次のようになる。
入力端子10が゛High″レベルにあるときMOSト
ランジスタ13は00n゛し出力端子14の出力信号は
6L0w″レベルとなる。
入力端子10が゛LOwlレベルにあるとき、MOSト
ランジスタT3nのドレイン端が゛High”レベルに
あるとき、すなわち、入力端子1,2の差電圧をn段の
増幅段で増幅してもMOSトランジスタ12を30n″
させるレベル(MOSトランジスタ12のしきい値電圧
)に達しないときには、出力端子14の出力信号は゛田
Ghlレベルとなる。
また、入力端子10が6L0w″レベルで、MOSトラ
ンジスタT3nのドレイン端が6L0w1レベルにある
とき、すなわち、入力端子1,2の差電圧をn段増幅す
るとMOSトランジスタ12を60n1させるとき、出
力端子14の出力信号は6L0w1レベルとなる。以上
の実施例で述べた構成のnチヤネルシリコンゲート製造
プロセスでしかもエンハンスメント/デイプレツシヨン
型のコンパレータでは次の効果が得られる。(1)従来
の増幅段構成に比べ利得を大きくとることができる。
(2)各増幅段のバイアス点が製造プロセスのバラツキ
を受けにくい。
つまりりセツト用MOSトランジスタと補償用MOSト
ランジスタによりバイアスが決まるため、これらのトラ
ンジスタは同じ傾向のバラツキを示し、バイアス点の安
定性が良い。(3)従来構成に比ベバイアス点(拡散層
)と基板間の容量が小さいため周波数特性が向上し高速
化がはかれる。
本発明のコンパレータはすべてMOSで構成できる方式
なので、A/D変換器を内蔵したマイクロコンピユータ
を製造する場合に用いることができる。
本発明によればMOS技術でアナログ演算素子である高
速コンパレータが実現でき、A/D変換器のLS化に貢
献できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のn−チヤネル、SiゲートE/DMOS
構造からなるコンパレータを示す図、第2図は従来のコ
ンパレータの増幅段の構成を示す図、第3図aはインバ
ータ構成での負荷MOSトランジスタと駆動MOSトラ
ンジスタのチヤネルコンダクタンス比に対する伝達特性
、第3図bはインバータ構成での負荷MOSトランジス
タと駆動MOSトランジスタのチヤネルコンダクタンス
比に対する利得を示す図、第4図は本発明になる増幅段
の構成を示す図、第5図は第4図の増幅段構成を用いた
本発明になるコンパレータを示す図である。 C2l,C22〜C2n・・・・・・補償用コンデンサ
、TOl,TO2〜TOn・・・・・・補償用MOSト
ランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも2入力アナログ信号を制御信号により交
    互に切り換えT入力することにより上記入力アナログ信
    号の差に基づく交流信号を発生する入力回路と、上記交
    流信号を増幅するためのMOSトランジスタからなる増
    幅器と、上記増幅器のMOSトランジスタのゲートへ上
    記入力回路で発生した交流信号を入力する結合用コンデ
    ンサと、所定の周波数の制御パルスをそのゲートへ印加
    することによりバイアス電圧を上記増幅器のMOSトラ
    ンジスタのゲートへ繰返し印加するバイアス設定用MO
    Sトランジスタとから構成されるコンパレータにおいて
    、上記増幅器のMOSトランジスタのゲートにさらに、
    ソース端またはドレイン端の少なくとも一方を接続した
    補償用MOSトランジスタを設け、上記補償用MOSト
    ランジスタのゲートに上記制御パルスと逆相の制御パル
    スを入力することにより上記バイアス設定用MOSトラ
    ンジスタに対し逆位相で上記補償用MOSトランジスタ
    を動作させるようにしたことを特徴とするコンパレータ
JP9515877A 1977-08-10 1977-08-10 コンパレ−タ Expired JPS5915207B2 (ja)

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