JPS5915206B2 - 圧電振動子の保持装置およびその製造方法 - Google Patents
圧電振動子の保持装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS5915206B2 JPS5915206B2 JP8771977A JP8771977A JPS5915206B2 JP S5915206 B2 JPS5915206 B2 JP S5915206B2 JP 8771977 A JP8771977 A JP 8771977A JP 8771977 A JP8771977 A JP 8771977A JP S5915206 B2 JPS5915206 B2 JP S5915206B2
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- Japan
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- piezoelectric vibrator
- electrode
- holding
- supporting
- dielectric material
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧電振動子の保持装置およびその製造方法に関
するものである。
するものである。
従来水晶振動子などの圧電振動子は封止ベースを貫通す
る2本の端子ピンに、ベースに垂直に2枚の保持バネを
立て、これに圧電振動子を挾んで保持し、キャップにて
密封されていた。
る2本の端子ピンに、ベースに垂直に2枚の保持バネを
立て、これに圧電振動子を挾んで保持し、キャップにて
密封されていた。
このために発振器を作るためには増幅器と外付けの固定
コンデンサが2つ必要であり、発振器の部品点数が多く
なるのみならず、端子ピンを介して回路基板に接続する
ので接続の手間が煩雑であるなどの欠点があった。
コンデンサが2つ必要であり、発振器の部品点数が多く
なるのみならず、端子ピンを介して回路基板に接続する
ので接続の手間が煩雑であるなどの欠点があった。
本発明は固定コンデンサを一体的に形成した圧電振動子
保持装置であるので構成部品点数が少なく、/J1型と
なり、固定コンデンサが水晶振動子と共に密封されるの
で経年変化、環境変化が少ない。
保持装置であるので構成部品点数が少なく、/J1型と
なり、固定コンデンサが水晶振動子と共に密封されるの
で経年変化、環境変化が少ない。
またその製造も簡単であり、量産が可能である。
図面を参照し本発明の詳細な説明する。
1は電極形成用板であって、リン青銅、ステンレスなど
で作られており、溝により折り曲げ容易にされた折り曲
げ線2が形成しである。
で作られており、溝により折り曲げ容易にされた折り曲
げ線2が形成しである。
折り曲げ線2の一個1aには、圧電振動子の保持腕3A
と支持電極4aとからなる圧電振動子保持部材5Aが折
り取り部6Aを除いて回りを透孔7にとり巻かれて形成
しである。
と支持電極4aとからなる圧電振動子保持部材5Aが折
り取り部6Aを除いて回りを透孔7にとり巻かれて形成
しである。
圧電振動子保持部材5Aと対をなす圧電振動子保持部材
5Bが隣接して形成してあり、保持腕3Bと支持電極4
Bとからなっている。
5Bが隣接して形成してあり、保持腕3Bと支持電極4
Bとからなっている。
折り取り部6Bを除いて回りは透孔7にとり巻かれてい
る。
る。
圧電振動子保持腕3A、3Bには保持溝8,8が形成し
である。
である。
電極形成用板1の他側1bには、支持電極4A、4Bと
対向可能な共通の対向電極9が折り取り部10.10を
除いて回りを透孔11にとり巻かれ形成しである。
対向可能な共通の対向電極9が折り取り部10.10を
除いて回りを透孔11にとり巻かれ形成しである。
12は誘電体物質であって、例えばマイカフィルムなど
種々の材料が使用可能である。
種々の材料が使用可能である。
支持電極4A。4B、誘電体物質12、対向電極9を重
置することにより2つの固定容量が構成される。
置することにより2つの固定容量が構成される。
すなわち支持電極と対向電極とが重なり合う部分に所定
の容量が生成され、この容量が水晶駆動回路の負荷容量
として使用される。
の容量が生成され、この容量が水晶駆動回路の負荷容量
として使用される。
製造方法について説明すると、まず第1図のように圧電
振動子保持部材5A、5Bおよび対向電極9を折り取り
部6A、6B、10にて容易に折り取りできるように形
成しておく。
振動子保持部材5A、5Bおよび対向電極9を折り取り
部6A、6B、10にて容易に折り取りできるように形
成しておく。
これらは単に1組のみならず複数組を1枚の電極形成用
板1に形成しておくとよい。
板1に形成しておくとよい。
誘電体物質12を用意する。誘電体物質12の一面にた
とえばエポキシ系接着剤など温度変化、経年変化の少な
い接着剤を塗布して支持電極4A、4B上に載置し接着
する。
とえばエポキシ系接着剤など温度変化、経年変化の少な
い接着剤を塗布して支持電極4A、4B上に載置し接着
する。
ついで誘電体物質12の他面に同様に接着剤を塗布し、
折曲げ線2から折り曲げると、対向電極9が誘電体物質
12上に位置し接着する。
折曲げ線2から折り曲げると、対向電極9が誘電体物質
12上に位置し接着する。
折り取り部6A、6B、10.10にて圧電振動子保持
部材5A、5Bおよび対向電極9を他から分離する。
部材5A、5Bおよび対向電極9を他から分離する。
ついで保持腕3A、3Bを支持電極4A。4Bとの境で
90度折り曲げると、第3図示のような圧電振動子14
の保持装置が形成される。
90度折り曲げると、第3図示のような圧電振動子14
の保持装置が形成される。
1枚の電極形成用板に複数組の保持部材および対向電極
が形成しであるので、複数個の圧電振動子保持装置が一
度に製造されることになる。
が形成しであるので、複数個の圧電振動子保持装置が一
度に製造されることになる。
保持腕3A;3Bの保持溝8,8内に圧電振動子14を
保持させ、両面に形成した電極を保持腕3Aまたは3B
に接続する。
保持させ、両面に形成した電極を保持腕3Aまたは3B
に接続する。
圧電振動子と支持電極4A。4Bおよび対向電極9とは
平行に位置することになる。
平行に位置することになる。
上面に回路配線(図示せず。)が形成された回路基板1
5上の所定位置に共通電極9を対接し導電性接着剤で固
着する。
5上の所定位置に共通電極9を対接し導電性接着剤で固
着する。
同じ回路基板上の増幅器(図示せず。
)とともにキャップ16にて密封すれば水晶発振器が形
成される。
成される。
すなわち圧電振動子14とともに固定容量も同一のキャ
ップ内に密封されることになる。
ップ内に密封されることになる。
このように本発明によれば固定容量が水晶振動子保持装
置自体に形成されるので、固定容量が圧電振動子ととも
に密封されることになり、経年変化、環境変化が少くな
り、発振器構成の際の部品点数が少くなり、小型になる
。
置自体に形成されるので、固定容量が圧電振動子ととも
に密封されることになり、経年変化、環境変化が少くな
り、発振器構成の際の部品点数が少くなり、小型になる
。
また製造方法が簡単であり量産性に優れているなどの多
くの効果がある。
くの効果がある。
図面は本発明の一実施例であって、第1図は電極形成用
板の一部の平面図、第2図は拡大展開斜視図、第3図は
拡大斜視図である。 1・・・・・・電極形成用板、1a・・・・・・電極形
成用板の一側、1b・・・・・・電極形成用板の他側、
2・・・・・・折り曲げ線、3A、3B・・・・・・保
持腕、4A、4B・・・・・・支持電極、5A、5B・
・・・・・圧電振動子保持部材、9・・・・・・対向電
極、12・・・・・・誘電体物質、14・・・・・・圧
電振動子。
板の一部の平面図、第2図は拡大展開斜視図、第3図は
拡大斜視図である。 1・・・・・・電極形成用板、1a・・・・・・電極形
成用板の一側、1b・・・・・・電極形成用板の他側、
2・・・・・・折り曲げ線、3A、3B・・・・・・保
持腕、4A、4B・・・・・・支持電極、5A、5B・
・・・・・圧電振動子保持部材、9・・・・・・対向電
極、12・・・・・・誘電体物質、14・・・・・・圧
電振動子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 圧電振動子保持用の保持腕とこの保持腕からほぼ垂
直に層成する支持電極とが一体に形成されている圧電振
動子保持部材と、上記支持電極に対向する対向電極と、
上記支持電極と対向電極とに挟着されている誘電体物質
とからなることを特徴とする圧電振動子の保持装置。 21対の圧電振動子保持部材を設け、対向電極を共通電
極とした特許請求の範囲第1項に記載の圧電振動子の保
持装置。 31枚の電極形成用板に折り曲げ線を挾んで一個に圧電
振動子保持用の保持腕と支持電極とからなる1対の圧電
振動子保持部材を折り取り可能に並設し、他側に上記1
対の支持電極と対向可能の共通電極を折り取り可能に形
成し、上記1対の支持電極または対向電極の一方に誘電
体物質の一面を接着し、この誘電体物質の他面に上記支
持電極または電極の他方を接着することにより2つの固
定容量を形成し、圧電振動子の保持腕を折り曲げて対向
させることを特徴とする圧電振動子の保持装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8771977A JPS5915206B2 (ja) | 1977-07-21 | 1977-07-21 | 圧電振動子の保持装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8771977A JPS5915206B2 (ja) | 1977-07-21 | 1977-07-21 | 圧電振動子の保持装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5422792A JPS5422792A (en) | 1979-02-20 |
JPS5915206B2 true JPS5915206B2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=13922704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8771977A Expired JPS5915206B2 (ja) | 1977-07-21 | 1977-07-21 | 圧電振動子の保持装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915206B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63156508U (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-13 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5814616A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-27 | Seikosha Co Ltd | 圧電振動子およびその製法 |
JPS6349818U (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-04 | ||
JP2976041B2 (ja) * | 1989-03-06 | 1999-11-10 | 工業技術院長 | 有機ハロゲン化物の除去方法 |
JPH0822368B2 (ja) * | 1989-07-07 | 1996-03-06 | 正勝 平岡 | クロロフルオロカーボン又はハイドロフルオロカーボンの分解処理方法 |
JPH0663357A (ja) * | 1990-10-26 | 1994-03-08 | Tosoh Corp | 有機ハロゲン化合物を含む排ガスの処理装置 |
-
1977
- 1977-07-21 JP JP8771977A patent/JPS5915206B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63156508U (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5422792A (en) | 1979-02-20 |
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