JPS5915170A - 床下収蔵構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、家屋の床下空間を利用した床下収蔵構造に関
するものである。

従来、家屋の床下空間の利用を目的として、家屋床部下
方の限られた範囲に床下収納庫を設けることが行なわれ
ているが、収納空間が小さく物品の出し入れ作業が容易
でない等の問題があった。一方このような問題を回避す
るため、単に家屋床部と床下地盤面との高さを大きくし
床下空間を大きな収蔵空間とすることは、施工工事が必
らずしも簡単ではなく、シかも上記収蔵空間が法規上例
えば木質系住宅では三階建の一階部、或は二階建の地階
部であるとの認定によシ種々の規制を受ける等の問題が
ある。

本発°明は、斜上の問題に鑑みなされたもので、収蔵空
間が大きく、収蔵作業が容易で、法規上の規制を受けず
、しかも施工工事が容易である等の諸効果を有する床下
収蔵構造を提供するものである。

以下、本発明の床下収蔵構造を図面に示す実流側につい
て説明する。

第１図及び第２図において、１は家屋の床下に床下空間
を区画形成する布基礎で、該布基礎１によシ区画形成さ
れる床下空間が法規上地階部として規制を受けないよう
に、或は特に本質系住宅において家屋が二階建にも拘ら
ず上記床下空間が一階部と見做され家屋全体が法規上三
階部の規制を受けないように所定の高さとなしである。

因みに、実施例では上記布基礎１の高さを１２０Ｃｒｎ
となしである。

又２は、上記布基礎１で囲まれた床下地盤面３の適宜位
置に形成した溝で、家屋床部４との間を人が直立歩行可
能な程度の高さ寸法、例えば１８０（−ｒｎとなるよう
に深さ６０ｃｒｎで形成しである。この溝部２は、後述
のように該溝部２を除く床下゛地盤面３上に収蔵物５を
載置するだめの通路部、或は作業部を形成するものであ
シ、その巾は通行等に適した巾、例えば９０ｃｍとなし
である。又溝部２の長さ形状等は、床下空間ケ収蔵空間
としてどの程度利用するかに係り、その利用の程度に応
じて定められる。例えば第４図に示す如く床下に周回さ
せて形成すれば、家屋の床下空間全体を収蔵空間として
利用することができる。

又６は上記床下地盤面３及び上記溝部２の表面に施した
防水構造で、第１図の実施例においては、上記床下地盤
面３及び上記溝部２の表面に防水シート６０を敷設し更
にその表面に土間コンクリート６１を打設して形成しで
あるが、第３図の実施例（示す如く、防水性能及び耐土
及び土間コンクＩＪ　−トロ　ｆに代えて溝部２の表面
に適用する等、防水性を上記床下地盤面３及び上記溝部
２の表面に付与し得るものであれば、任意の材料を任意
の態様で用いることができる。

又７は上記溝部２の上方の家屋床部４の一部に設けた人
が出入可能な開口部で、開閉自在な蓋８を装着してあり
、この開口部γを介し第１図の実施例では階段８０によ
り、第３図の実施例では梯子８１により床下通路部とし
ての上記溝部２に人が昇降できるようになしである。

その他、図面において１′は布基礎１に設けた換気口で
、換気が自然換気では充分でない場合はここに強制換気
装置（図示せず）を装着することができる。同、換気口
１′は採光窓としても機能し、この地布基礎１には出入
口を設けることが場合によっては可能である。又、９は
照明具である。

而して、以上の構成からなる本発明の収蔵構造において
は、その使用に際し、上記溝部２を通路部又は作業部と
して使用することができ床下地盤面３を収蔵物５の載置
場所として利用することができる。この場合、上記溝部
２は前述の如く直立歩行可能であるから、収蔵物５を容
易に収蔵することができる。

尚、溝部２には第１図に示す如く収納棚２′を配ｆｉｆ
ｆｉすることも可能である。

叙」二の如く、本発明の床下収蔵構造によれば、床下地
盤面に溝部を形成して該溝部を通路部となす一方床下地
盤面を収蔵物の載置部となし、且つ上記通路部及び上記
載置部に防水構造を施しであるから、床下収蔵空間を従
来に比し著しく大きく形成することができ、特に上記通
路部を床下地盤面に周回形成すれば床下空間全体を収蔵
空間として利用することができ、又直立歩行、作業を容
易に行なうことができ、更に通路部形成によシ床高を低
く抑えることができるため法規上の規制を受けることが
なく、更に又施工工事を容易に実施することができる等
、その防水構造と相俟って極めて高い実用的効果が奏せ
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例をその使用態様と共に示す
正面断面図、第２図は本発明の一実施例の側面断面図、
第３図は本発明の別の実施例の正面断面図、第４図は本
発明の更に別の実施例の横断面図である。 １・・・布基礎　２・・・溝　３・・・床下地盤面４・
・・家屋床部　６・・・防水構造

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　家屋の床下に床下空間を区画形成する所定高
   さの布基礎で囲まれた床下地盤面の適宜位置に、家屋床
   部との間を人が直立歩行可能な程度の高さ寸法となる深
   さとした適宜長の溝部を形成し、上記床下地盤面及び上
   記溝部表面に防水処理構造を施して上記床下空間を収蔵
   空間となすと共に、上記溝部の上方の上記家屋床部の一
   部に人が出入可能で且つ開閉自在な開口部を設けたこと
   を特徴とする床下収蔵構造。
2. （２）防水処理構造が防水シート及び土間コンクリート
   で構成されている、特許請求の範囲第（１）項記載の床
   下収蔵構造。
3. （３）防水構造が、床下地盤面では防水シート及び土間
   コンクリートで構成されており、溝部表面では樹脂成型
   体で構成されている、特許請求の範囲第（１）項記載の
   床下収蔵構造。