JPS5915152B2 - 有機溶剤型フレ−ク状金属顔料組成物並びにその製造方法 - Google Patents
有機溶剤型フレ−ク状金属顔料組成物並びにその製造方法Info
- Publication number
- JPS5915152B2 JPS5915152B2 JP675879A JP675879A JPS5915152B2 JP S5915152 B2 JPS5915152 B2 JP S5915152B2 JP 675879 A JP675879 A JP 675879A JP 675879 A JP675879 A JP 675879A JP S5915152 B2 JPS5915152 B2 JP S5915152B2
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- Japan
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- metal
- acid
- weight
- organic solvent
- parts
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鮮映性及び耐食性の点で格段に改良された新規
なフレーク状金属顔料組成物並びにその製法に関する。
なフレーク状金属顔料組成物並びにその製法に関する。
金属粉を微粉砕して製造されるフレーク状金属顔料は従
来から各種塗装用途に使用されているが、これら従来品
は塗装使用した時暗濁色の色調を呈するなど鮮映性に劣
り、高鮮映性の要求される塗装用途には必らずしも充分
なものとは云い難いものであつた。
来から各種塗装用途に使用されているが、これら従来品
は塗装使用した時暗濁色の色調を呈するなど鮮映性に劣
り、高鮮映性の要求される塗装用途には必らずしも充分
なものとは云い難いものであつた。
加えて、これら従来金属顔料は耐食性の点で不充分なも
のであるため、水分、亜硫酸ガス等の大気中腐食性成分
によりその粒子表面の5 汚染が生起し易く、特有の金
属光沢が損なわれるという欠点をも併せ有するものであ
る。しかも、これら金属顔料を水性塗料成分として使用
した場合は特に、金属粒子が水性媒体中で徐々に水と反
応して水素ガスを発生するなど腐食が進行し、そ10の
金属光沢の著るしい低下は各種の腐食抑制剤の添加等に
よつても回避され難いものであつた。本発明者等は従来
技術の上記諸困難を解決すべく鋭意研究の結果、炭素数
12以上の不飽和高級脂肪酸(モノエン酸、ジエン酸及
びトリエン酸)15の二量体であるダイマー酸の所定量
の添加混合が、フレーク状金属顔料の鮮映性及び耐食性
の向上に対して極めて効果的であることを知見し、本発
明に到達したものである。ここに於いて、フレーク状金
属顔料に対するダ20イマー酸の添加混合の様式として
は、従来製品又は半製品への添加混合等任意のものを採
用し得るが、工程生産上は、フレーク状金属顔料の製法
として公知の所謂乾式法又は湿式法の各工程中、いずれ
かの段階に於いてダイマー酸を添加混合するク5 こと
が有利である。
のであるため、水分、亜硫酸ガス等の大気中腐食性成分
によりその粒子表面の5 汚染が生起し易く、特有の金
属光沢が損なわれるという欠点をも併せ有するものであ
る。しかも、これら金属顔料を水性塗料成分として使用
した場合は特に、金属粒子が水性媒体中で徐々に水と反
応して水素ガスを発生するなど腐食が進行し、そ10の
金属光沢の著るしい低下は各種の腐食抑制剤の添加等に
よつても回避され難いものであつた。本発明者等は従来
技術の上記諸困難を解決すべく鋭意研究の結果、炭素数
12以上の不飽和高級脂肪酸(モノエン酸、ジエン酸及
びトリエン酸)15の二量体であるダイマー酸の所定量
の添加混合が、フレーク状金属顔料の鮮映性及び耐食性
の向上に対して極めて効果的であることを知見し、本発
明に到達したものである。ここに於いて、フレーク状金
属顔料に対するダ20イマー酸の添加混合の様式として
は、従来製品又は半製品への添加混合等任意のものを採
用し得るが、工程生産上は、フレーク状金属顔料の製法
として公知の所謂乾式法又は湿式法の各工程中、いずれ
かの段階に於いてダイマー酸を添加混合するク5 こと
が有利である。
従つて以下、本発明組成物の工業生産上有利な代表的製
造例を参照して、本発明の構成及び効果につきより詳細
に説明する。フレーク状金属顔料の乾式製法又は湿式製
法につき、その最も一般的な作業工程を予め要約して9
0示せば次の通りである。乾式法 1、アトマイズド粉、シユレツド箔粉等の原料金属粉を
、飽和、不飽和高級脂肪酸等の粉砕助剤及び所要の場合
その他の各種添加剤の共存下、35ボールミル、スタン
プミル、振動ミル、アトライター等の粉砕機中で粉砕し
、次いで得られたフレーク状金属粉を主体とする混合物
を篩分しワに−てドライなフレーク状金属顔料製品とす
る。
造例を参照して、本発明の構成及び効果につきより詳細
に説明する。フレーク状金属顔料の乾式製法又は湿式製
法につき、その最も一般的な作業工程を予め要約して9
0示せば次の通りである。乾式法 1、アトマイズド粉、シユレツド箔粉等の原料金属粉を
、飽和、不飽和高級脂肪酸等の粉砕助剤及び所要の場合
その他の各種添加剤の共存下、35ボールミル、スタン
プミル、振動ミル、アトライター等の粉砕機中で粉砕し
、次いで得られたフレーク状金属粉を主体とする混合物
を篩分しワに−てドライなフレーク状金属顔料製品とす
る。
この場合、篩分後の混合物に腐食抑制剤、レベリング剤
、増粘剤、リーフイング安定化剤等のその他の添加剤を
更に添加、混練してもよい。2.1と同様に粉砕処理し
て得られた混合物に、ミネラルスピリツト、ソルベント
ナフサ等の各種炭化水素系溶剤、或いはその他の溶剤よ
り成る媒体液を加えて金属ペーストとし、以下1と同様
に処理してペースト状のフレーク状金属顔料製品とする
。
、増粘剤、リーフイング安定化剤等のその他の添加剤を
更に添加、混練してもよい。2.1と同様に粉砕処理し
て得られた混合物に、ミネラルスピリツト、ソルベント
ナフサ等の各種炭化水素系溶剤、或いはその他の溶剤よ
り成る媒体液を加えて金属ペーストとし、以下1と同様
に処理してペースト状のフレーク状金属顔料製品とする
。
湿式法
原料金属粉を、粉砕助剤、脂肪族又は芳香族炭化水素系
溶剤等の粉砕媒及び所要によりその他の各種添加剤の共
存下に粉砕機中で粉砕し、次いで粉砕媒と同一媒体液を
使用して粉砕機中からフレーク状金属粉混合物を取り出
し、湿式状態下で篩分し、フイルタープレス等により固
液分離して固形分約70〜80%程度のフイルターケー
キとし、媒体液を添加混練して所期の固形分(通常、約
65%程度)を有するペースト状のフレーク状金属顔料
製品とする。
溶剤等の粉砕媒及び所要によりその他の各種添加剤の共
存下に粉砕機中で粉砕し、次いで粉砕媒と同一媒体液を
使用して粉砕機中からフレーク状金属粉混合物を取り出
し、湿式状態下で篩分し、フイルタープレス等により固
液分離して固形分約70〜80%程度のフイルターケー
キとし、媒体液を添加混練して所期の固形分(通常、約
65%程度)を有するペースト状のフレーク状金属顔料
製品とする。
尚、この混練工程では、目的に応じて、腐食抑制剤、レ
ベリング剤、増粘剤、リーフイング安定化剤等々の各種
添加剤の添加混練、或いは色調制御のために他のグレー
ドの金属顔料の添加混練などが行なわれる。本発明組成
物は、上記要約の乾式法又は湿式法の各工程中、ダイマ
ー酸をいずれかの段階で添加することにより有利に製造
される。
ベリング剤、増粘剤、リーフイング安定化剤等々の各種
添加剤の添加混練、或いは色調制御のために他のグレー
ドの金属顔料の添加混練などが行なわれる。本発明組成
物は、上記要約の乾式法又は湿式法の各工程中、ダイマ
ー酸をいずれかの段階で添加することにより有利に製造
される。
即わち、本発明によれば、ダイマー酸は粉砕助剤として
も充分な機能を有するので、これを単独の粉砕助剤とし
て、或いは各種高級脂肪酸等の従来助剤との混合粉砕助
剤として使用し得る。又、原料金属粉の粉砕を従来粉砕
助剤により実施し、粉砕終了物にダイマー酸を添加混練
してもよく、或いは粉砕工程及び混練工程の両方に所定
量のダイマー段を分割添加してもよい。他方、本発明で
使用されるダイマー酸は、前記の通り炭素数12以上の
不飽和高級脂肪酸(モノエン酸、ジエン酸、トリエン酸
)の二量体であるが、通常、主成分としてのダイマー酸
以外に、トリマー酸(三量体)及びモノマー酸を含有す
る脂肪酸混合物の形態で使用され得る。代表的なものと
しては、炭素数18のオレイン酸、リノール酸から誘導
されたダイマー酸を例示し得、これらはダイマー酸含有
量70〜98%の脂肪酸混合物として市販(1バーサタ
イム゛;日本ミネラルミルズ社、1エンポール゛;エメ
リ一社、等)されている。又、本発明組成物に於けるダ
イマー酸の量は、金属粒子100(重量部)に対して0
.81/金属の真比重〜81/金属の真比重(重量部)
の範囲内で選定されるものであり、この下限値未満では
鮮映性及び耐食性の改良効果が不充分であり、他方、上
限値を超えると塗料塗膜強度の阻害が生ずる。
も充分な機能を有するので、これを単独の粉砕助剤とし
て、或いは各種高級脂肪酸等の従来助剤との混合粉砕助
剤として使用し得る。又、原料金属粉の粉砕を従来粉砕
助剤により実施し、粉砕終了物にダイマー酸を添加混練
してもよく、或いは粉砕工程及び混練工程の両方に所定
量のダイマー段を分割添加してもよい。他方、本発明で
使用されるダイマー酸は、前記の通り炭素数12以上の
不飽和高級脂肪酸(モノエン酸、ジエン酸、トリエン酸
)の二量体であるが、通常、主成分としてのダイマー酸
以外に、トリマー酸(三量体)及びモノマー酸を含有す
る脂肪酸混合物の形態で使用され得る。代表的なものと
しては、炭素数18のオレイン酸、リノール酸から誘導
されたダイマー酸を例示し得、これらはダイマー酸含有
量70〜98%の脂肪酸混合物として市販(1バーサタ
イム゛;日本ミネラルミルズ社、1エンポール゛;エメ
リ一社、等)されている。又、本発明組成物に於けるダ
イマー酸の量は、金属粒子100(重量部)に対して0
.81/金属の真比重〜81/金属の真比重(重量部)
の範囲内で選定されるものであり、この下限値未満では
鮮映性及び耐食性の改良効果が不充分であり、他方、上
限値を超えると塗料塗膜強度の阻害が生ずる。
尚、本発明組成物に於いては、粉砕助剤、粉砕媒、媒体
液、各種添加剤等、従来のフレーク状金属顔料組成物に
包含されている任意の物質の共存を妨げないものである
が、本発明の実施に当つて有利なこれら及びその他の条
件の幾つかを要約、例示すれば下記の通りである。
液、各種添加剤等、従来のフレーク状金属顔料組成物に
包含されている任意の物質の共存を妨げないものである
が、本発明の実施に当つて有利なこれら及びその他の条
件の幾つかを要約、例示すれば下記の通りである。
1.原料金属粉
A1、Cu..Ni、Zn..Fel及びCuZn合金
、ステンレススチール等のそれらの合金より成るアトマ
イズド粉、シユレツド箔粉。
、ステンレススチール等のそれらの合金より成るアトマ
イズド粉、シユレツド箔粉。
2.粉砕媒乃至媒体液
ミネラルスピリツト等の脂肪族炭化水素系溶剤、ソルベ
ントナフサ等の芳香族炭化水素系溶剤及び水を除くその
他の従来粉砕媒。
ントナフサ等の芳香族炭化水素系溶剤及び水を除くその
他の従来粉砕媒。
3.粉砕助剤
炭素数8以上の飽和又は不飽和高級脂肪酸、それらのエ
ステル、アミン、アミド及びアルコール等であり、より
具体的には次のものを例示し得る:オレイン酸、ステア
リン酸、ベヘニン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラ
ウリン酸、リノール酸、イソステアリン酸:アテアリン
酸ブチルエステル、オレイン酸メチルエステル、ステア
リルアミン、オレイルアミン、ステアリン酸アミド、オ
レイン酸アミド、ステアリルアルコール及びオレイルア
ルコール。
ステル、アミン、アミド及びアルコール等であり、より
具体的には次のものを例示し得る:オレイン酸、ステア
リン酸、ベヘニン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラ
ウリン酸、リノール酸、イソステアリン酸:アテアリン
酸ブチルエステル、オレイン酸メチルエステル、ステア
リルアミン、オレイルアミン、ステアリン酸アミド、オ
レイン酸アミド、ステアリルアルコール及びオレイルア
ルコール。
4,その他の添加剤
ベンゾトリアゾール、各種アミン類等の腐食抑制剤;シ
リコーン、フツ素系界面活性剤等のレベリング剤;モン
モリロナイト等の増粘剤及び各種アミン等のリーフイン
グ安定化剤。
リコーン、フツ素系界面活性剤等のレベリング剤;モン
モリロナイト等の増粘剤及び各種アミン等のリーフイン
グ安定化剤。
他方、以上のようにして得られる本発明組成物に於いて
、金属粒子表面への吸着飽和量以上の遊離ダイマー酸の
過剰量が存在する場合、金属粒子同志が凝集して製品価
値が低下するという他の問題が知見されたものであり、
従つて、本発明の工業的実施に当つてはこの問題をも併
せ解決することがより好ましいものと云い得る。
、金属粒子表面への吸着飽和量以上の遊離ダイマー酸の
過剰量が存在する場合、金属粒子同志が凝集して製品価
値が低下するという他の問題が知見されたものであり、
従つて、本発明の工業的実施に当つてはこの問題をも併
せ解決することがより好ましいものと云い得る。
更に研究の結果、この困難は炭素数8以上の高級脂肪族
アミンの所定量を前記組成物中に更に共存せしめること
によつて極めて効果的に解決されることが判明した。
アミンの所定量を前記組成物中に更に共存せしめること
によつて極めて効果的に解決されることが判明した。
ここに於いて、アミンの有効添加量は、金属粒子100
(重量部)に対し1種もしくはそれ以上のアミンの総量
として、0.81/金属の真比重〜81/金属の真比重
(重量部)の範囲内で選定される。本発明に於けるアミ
ンの機能は、遊離ダイマー酸の活性基を中和することに
よつてそのポリマー化を阻止し、その結果、金属粒子同
志の凝集を防止する効果を奏効するものと推量し得る。
尚、本発明に於いて有利なアミンの幾つかを例示すれば
次の通りである:カプリルアミン、デシルアミン、ラウ
リルアミン、ミリスチルアミン、ステアリルアミン、オ
レイルアミン、ジステアリルアミン、ジラウリルアミン
、ジメチルオクチルアミン、ジメチルデシルアミン、ジ
メチルラウリルアミン、ジメチルミリスチルアミン、ジ
メチルパルミチルアミン、ジメチルステアリルアミン、
トリガフリルアミン、メチルジステアリルアミン、メチ
ルジラウリルアミン及びステアリルプロピレンジアミン
。尚、これらのアミン類も又、粉砕助剤としての機能を
有するものであるので、本発明に於けるアミンの添加様
式は、前述ダイマー酸の夫に準じて随意である。
(重量部)に対し1種もしくはそれ以上のアミンの総量
として、0.81/金属の真比重〜81/金属の真比重
(重量部)の範囲内で選定される。本発明に於けるアミ
ンの機能は、遊離ダイマー酸の活性基を中和することに
よつてそのポリマー化を阻止し、その結果、金属粒子同
志の凝集を防止する効果を奏効するものと推量し得る。
尚、本発明に於いて有利なアミンの幾つかを例示すれば
次の通りである:カプリルアミン、デシルアミン、ラウ
リルアミン、ミリスチルアミン、ステアリルアミン、オ
レイルアミン、ジステアリルアミン、ジラウリルアミン
、ジメチルオクチルアミン、ジメチルデシルアミン、ジ
メチルラウリルアミン、ジメチルミリスチルアミン、ジ
メチルパルミチルアミン、ジメチルステアリルアミン、
トリガフリルアミン、メチルジステアリルアミン、メチ
ルジラウリルアミン及びステアリルプロピレンジアミン
。尚、これらのアミン類も又、粉砕助剤としての機能を
有するものであるので、本発明に於けるアミンの添加様
式は、前述ダイマー酸の夫に準じて随意である。
即わち、前記乾式法又は湿式法の工程中、いずれの段階
で添加混練してもよく、或いは前記各工程終了後の製品
に改めて添加混合してもよい。上述のようにして得られ
るアミン添加又は無添加の本発明組成物は、有機溶剤型
(油性)塗料顔料として直ちに有用なものである。
で添加混練してもよく、或いは前記各工程終了後の製品
に改めて添加混合してもよい。上述のようにして得られ
るアミン添加又は無添加の本発明組成物は、有機溶剤型
(油性)塗料顔料として直ちに有用なものである。
以上、本発明を代表的実施態様を例示して説明したもの
であるが、本発明は何らこれらに限定されるものではな
く、原料金属粉、粉砕媒乃至媒体液、粉砕助剤及び各種
添加剤等としてはその他所望のものを随意に選択使用し
得る。
であるが、本発明は何らこれらに限定されるものではな
く、原料金属粉、粉砕媒乃至媒体液、粉砕助剤及び各種
添加剤等としてはその他所望のものを随意に選択使用し
得る。
本発明の顕著な効果は、以下に示す非制限的実施例並び
に比較試験例の記載からより明瞭に理解され得よう。
に比較試験例の記載からより明瞭に理解され得よう。
実施例 1
を直径50(11のボールミルに入れ2時間30分粉粉
砕を行つた。
砕を行つた。
粉砕終了後スラリーをダイマー酸を47/100m1含
むミネラルスピリツト81で洗い出し、325メツシユ
のスクリーンを通した。その後バンフイルタ一にて固液
分離を行ない、金属分70重量%からなるフイルターケ
ーキを得た。このフイルターケーキに金属分65%にな
るようにミネラルスピリツトを加え混練機にて30分間
混練してアルミニウムペーストを得た。このアルミニウ
ムペーストは隠ペイカ9400cd/7で、金属分10
0重量部当り、約2,5重量部のダイマー酸を含有して
いた。
むミネラルスピリツト81で洗い出し、325メツシユ
のスクリーンを通した。その後バンフイルタ一にて固液
分離を行ない、金属分70重量%からなるフイルターケ
ーキを得た。このフイルターケーキに金属分65%にな
るようにミネラルスピリツトを加え混練機にて30分間
混練してアルミニウムペーストを得た。このアルミニウ
ムペーストは隠ペイカ9400cd/7で、金属分10
0重量部当り、約2,5重量部のダイマー酸を含有して
いた。
比較例 1
を直径50cmのボールミルに入れ、2時間30分粉砕
した。
した。
粉砕終了後、スラリーをオレイン酸を47/100m1
含むミネラルスピリツト81?で洗い出し、325メツ
シユのスクリーンを通した。その後実施例1と同様にし
てアルミニウムペーストを得た。このアルミニウムペー
ストは隠ペイカ9300crii/7で、金属分100
重量部当り約、2.2重量部のオレイン酸を含有してい
た。実施例 2アトマイズドアルミニウA粉をオレイン
酸、ミネラルスピリツトの共存下ボールミル中で粉砕し
て得た隠ペイカ6000Cd/7、金属分80%のフイ
ルターケーキ(金属分100重量部当りオレイン酸1.
3重量部を含む)を使用し、下記の組成で1時間混練し
た。
含むミネラルスピリツト81?で洗い出し、325メツ
シユのスクリーンを通した。その後実施例1と同様にし
てアルミニウムペーストを得た。このアルミニウムペー
ストは隠ペイカ9300crii/7で、金属分100
重量部当り約、2.2重量部のオレイン酸を含有してい
た。実施例 2アトマイズドアルミニウA粉をオレイン
酸、ミネラルスピリツトの共存下ボールミル中で粉砕し
て得た隠ペイカ6000Cd/7、金属分80%のフイ
ルターケーキ(金属分100重量部当りオレイン酸1.
3重量部を含む)を使用し、下記の組成で1時間混練し
た。
アルミニウム顔料フイルターケーキ 12507実施例
3ステアリン酸の共存下に粉砕された市販ブロンズ粉
(隠ペイカ3900crA/7)を下記組成で1時間混
練した。
3ステアリン酸の共存下に粉砕された市販ブロンズ粉
(隠ペイカ3900crA/7)を下記組成で1時間混
練した。
実施例 4
実施例2で使用したフイルターケーキを使用し、下記の
組成で1時間混練した。
組成で1時間混練した。
実施例および比較例で得られた各試験について、次の各
試験を行なつた。
試験を行なつた。
結果を表1に要約して示す。試験 1
次の組成でメタリツク塗料を作り、該塗料をドクターブ
レード塗装し、塗膜の鮮映性を目視判定した。
レード塗装し、塗膜の鮮映性を目視判定した。
試験 2
水/ブチルセルソルブ(=1/4)媒体100m1中に
試料金属顔料を金属分として3V分散し、この分散液を
50℃に保持し、該分散液からのガス発生量を測定した
。
試料金属顔料を金属分として3V分散し、この分散液を
50℃に保持し、該分散液からのガス発生量を測定した
。
測定期間は1ケ月とした。試験 3次の組成で水性メタ
リツク塗料を調製し、該塗料をドクターブレード塗装し
た塗膜の鮮映性を目視判定した。
リツク塗料を調製し、該塗料をドクターブレード塗装し
た塗膜の鮮映性を目視判定した。
また該塗料を50℃に保持した場合の該塗料からのガス
発生を1ケ月にわたつて測定した。
発生を1ケ月にわたつて測定した。
ガス発生試験後の塗料はドクターブレード塗装し、試験
前の塗面との差を色差計で測定した。試験 4 試料金属顔料をブリキ罐につめ50℃の恒温室に保持し
て1ケ月後の試料の凝集の有無を325メツシユのブル
ーで測定した。
前の塗面との差を色差計で測定した。試験 4 試料金属顔料をブリキ罐につめ50℃の恒温室に保持し
て1ケ月後の試料の凝集の有無を325メツシユのブル
ーで測定した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属粒子100(重量部)、0.81/該金属の比
重〜81該金属の比重(重量部)のダイマー酸及び0.
81/該金属の比重〜81/該金属の比重(重量部)の
炭素数8以上の高級脂肪族アミン1種以上を含有するこ
と、を特徴とする有機溶剤型フレーク状金属顔料組成物
。 2 ダイマー酸及び/又は炭素数8以上の高級脂肪族ア
ミンの1種以上を粉砕及び/又は混練工程に於いて添加
すること、を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
前記組成物の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP675879A JPS5915152B2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 有機溶剤型フレ−ク状金属顔料組成物並びにその製造方法 |
GB8000534A GB2043092B (en) | 1979-01-23 | 1980-01-08 | Pigment composition and method of producing same |
FR8001322A FR2447393A1 (fr) | 1979-01-23 | 1980-01-22 | Composition de pigment a base de paillettes metalliques et son procede de preparation |
DE3002175A DE3002175C2 (de) | 1979-01-23 | 1980-01-22 | Metallische Flockenpigmentzubereitung |
US06/529,678 US4484951A (en) | 1979-01-23 | 1983-09-06 | Aluminum flake pigment composition for paint |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP675879A JPS5915152B2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 有機溶剤型フレ−ク状金属顔料組成物並びにその製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58098896A Division JPS6012377B2 (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 有機溶剤型フレ−ク状金属顔料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5599969A JPS5599969A (en) | 1980-07-30 |
JPS5915152B2 true JPS5915152B2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=11647075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP675879A Expired JPS5915152B2 (ja) | 1979-01-23 | 1979-01-23 | 有機溶剤型フレ−ク状金属顔料組成物並びにその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915152B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3702069B2 (ja) * | 1997-05-07 | 2005-10-05 | 東洋アルミニウム株式会社 | アルミニウム顔料組成物 |
JP2015046401A (ja) * | 2014-10-23 | 2015-03-12 | 住友ベークライト株式会社 | 扁平状導電性粒子の製造方法、扁平状導電性粒子および樹脂組成物 |
JP2015046402A (ja) * | 2014-10-23 | 2015-03-12 | 住友ベークライト株式会社 | 扁平状導電性粒子の製造方法、扁平状導電性粒子および樹脂組成物 |
-
1979
- 1979-01-23 JP JP675879A patent/JPS5915152B2/ja not_active Expired
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Publication number | Publication date |
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JPS5599969A (en) | 1980-07-30 |
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