JPS59149245A - 複写機の原稿給送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 電子写真複写機部の複写機における原稿の露光及び給送
方式に門し、停止Ｗ元型と同期移動露光型の何れかを選
択して使用することを可能とした複写機の原稿給送方法
に関するものである。

従来技術 複写−等に用いられるＡＤＦ或いはＳＤＦと呼ばれる自
動又は半自動の原稿給送装置には、原稿をプするいわゆ
る原稿停止型と、光学系を固定しプラテンガラス上の原
稿を感光体と同期して移動することにより露光するいわ
ゆる原稿同期移動型がある。

原稿停止型の給送装置は原稿を交換するに時間が必要で
あり、またそれと重複するが露光を終了した光学系が復
帰する時間も必要とするので１原稿によって１コピーの
みを得る場合にははなはだ能率が悪く、１原稿によって
多数のコピーを得る場合に能率の良い有効な方法である
。その比較のために、数多くの実測例に基いて得られた
グラフを第１図に示すと、ｉ原稿により多数枚のコピー
を得る場合のコピースピード曲線Ｃに比して、１原稿１
コピーの場合のコピースピードｃｉは極めて低い位置に
あることが判る。

従って原稿停止型の給送装置は１原稿によって多数の°
コピーを得る場合に有効で特にソーターと併用すること
によってより効果を挙げることが出来る。

一方、原稿同期移動型の給送装置においては、１ｉｓｉ
コピーの場合でも先行する原稿と後続の原稿の間隔を適
切に設定すれば、前記原稿停止型の場合における１原稿
多数枚コピーのコピースピードと同等もしくはそれ以上
のコピースピードを得ることが可能である。第１図でコ
ピースピードＰは之を示している。しかしながら、原稿
は一回のコピーを終えるとプラテンガラス上を通過して
しまうので１原稿による多数枚のコピーには適していな
い。この点を解決する手段として原稿を循環して給送し
間欠的に同一原稿なプラテンガラス上に反復して給送す
る方法が提案されているが装置が高価なものとなり、原
稿が反復して給送されるため損傷する等の欠点を有して
いる。この原稿の損傷を避けるため、コピーされた記録
紙を第２原稿として循環して給送しそれによって多数枚
のコピーを得る方法もあるが操作が複雑化し、結局コピ
ースピードの向上は期待出来ない。

このようにして現在、複写機における原稿給送方法とし
ては、同一原稿による多数枚のコピーに適した原稿停止
型の給送方法と、１原稿１コピーに適した原稿停止型の
給送方法と１．．１原稿１コピーに適した原稿同期移動
型の給送方法とがあるが、この両方の機、能を備え、ユ
ーザーがそれを選択して使用出来るよう構成された複写
機はない。

発明の目的 本発明は原稿停止型と原稿同期移動型の両方の長所を合
せて持ち、同一原稿によるコピーの枚数に応じて最も効
率よくコピーされる処理速度の早い複写機の原稿給送方
法を提供するものである。

発明の構成 前記目的は、−原稿画たりの複写設定枚数に応じて原稿
台上への原稿の供給状態を切換えるようにした複写機の
原稿給送方法により達成される。

即ち本発明は内蔵する光学系が固定した位置および感光
体に同期移動して露光出来る両方の機能を有する複写機
において、−原稿画たりの複写設定枚数に応じて原稿台
上への原稿の供給状態を切換えるようにした複写機の原
稿給送方法により達成することが出来る。

実施例 第２図は、本発明による原稿給送方法の１実施例を示す
概略構成図である。

第１に原稿停止型モードの機能について説明すると、原
稿給送装置１内の給紙トレイ２上に載置された原稿３は
複写機３９のコピー釦（図示せず）の操作によって回動
を始ぬた送り出しローラ４によって移動し、同時に回動
を始ぬた給送ベルト８と重送防止ローラ１０との共働に
よって、最上位にある原稿１枚だけが送り出される。

送り出された原稿３は、一対の給紙ローラ辻および１３
によりてガイド＆　１４　：に？よび１５に沿って搬送
され、ついで搬送ベルト２１によってプラテンガラスρ
上に送られ、原稿ストッパー５に前記原稿３の先端が突
き当る位置で停止する。

前記原稿３はこの状態において、原稿を照射するうＬ源
３１および認と反射鏡開およびア、３５から成ろうｔ学
系の走査による露光２受は結像レンズ３６および反射鏡
３７によって同期して回転する感光体あの周面上に静電
潜像を形成する。静電潜像は現像剤により現像されてト
ナー像となり、この、トナー像は給紙力セラ）５０より
搬送ロー２５２およびおによって同期して送り出された
記録紙５１上に転写される。そして−原稿に対し複数枚
コピーする場合は、原稿はそのままに、複写機３９は上
記の動作を操返す。

一方、前記原稿３けセットされたコピーの最終の露光後
、前記原稿ストッパー５が退避して前記原稿３の先端を
解放するので、再び回動を始めた搬送ベルト２１および
一対の排紙ローラかおよびｎによって排紙ガイド板おお
よび四に沿って搬送され、排紙トレイ加上に排出される
。

この排紙動作と同時に前記給紙トレイ２上の原稿のうち
最上位ある１枚の原稿が以上説明した原稿３の場合と同
様に、前記プラテンガラスｎ上に送り出され露光、排紙
ガイドが反復して行われる。

次に原稿１枚につき１枚複写する場合に用いる原稿同期
移動型モードに切ｉえた場合の機能について説明すると
、前記給紙トレイ２上に原稿３を載置した後、前記複写
機のコピー釦（図示せず）の操作によってまず前記光学
系が一例として第２図に示す所定位置に移動して停止す
る。原稿３は回動を始めた前記送り出しローラ４によっ
て移動し同時に回動を始ぬた前記給送ベルト８と前記重
送防止ローラ１０との共働によって、最上位にある１枚
の原稿だけが送り出される。

送り出された原稿３は一対の前記給紙ローラ１２および
１３によって前記ガイド板１４および１５　Ｋ　Ｇって
搬送される。この時センサー１１は原稿３の先端全検出
し、該センサー１１の出力は複写機３９の給送ローラ、
（図示せず）の回動と前記光源３１および３２の点灯の
ためトリガー信号として利用される。すなわち前記セン
サー１１が原稿３の先端を検出した時点より前もって設
定された一定時間後、複写機３９の給送ローラ（図示せ
ず）が回動を始め記録紙−５１を前記感光体あに搬送し
始ぬる。また前記センサー１１が原稿３の先端を検出し
た時点より前もって設定した一定時間後、前記複写機３
９の前記光源３１および３２が点灯する。前記センサー
１１はフォトセンサー等で構成される。

原稿３は前記搬送ベルト２１によりて前記プラテンガラ
スｎ上へ送られ、停止している前記光学系の上を通過す
る。この時一対の前記給紙ロー２１２および１３、前記
搬送ベルト２】および一対の排紙ローラ２６およびυ等
の線速度は、前もって回動を始めている前記Ｐｌｃｆｔ
、体あの線速度と一定の比率になるよう制御されている
。すなわち等倍複写の場合は、前記搬送ベルト２１０線
速度と前記感光体羽の線、速度の比は１であり、縮小あ
るいは拡大複写の場合は、その比・は縮小率あるいは拡
大率と対応した値とする。

原稿３は前もって原稿搬送に支障とならないように移動
退避している前記原稿ストッパー５の上を通過し一対の
前記排紙ローラあおよびｎによって前記排紙ガイド板列
および２９に沿って停止することなく搬送され、前記排
紙トレイ（２）上に排出される。

後続する原稿は、先行する原稿と適切な間隔？保ちつつ
、前記給紙トレイ２上の原稿はすべて前述した動作を反
復して行なわれる。この適切な間隔は前記複写機３９内
で送られる前記記録紙５１の間隔によって行ぬられ、前
記原稿給送装置１と前記複写機３９の動作に不都合が発
生しない最小の間隔にすることが望ましい。それによっ
て前記光学系を移動し、復帰させる必要のない分だけ速
いスピードを得ることが可能となる。第１図におけるＰ
点はこれを示している＠ 前記感光体あに同期して前記原稿給送装置１の給紙ロー
ラ１２と搬送ベル）２１および排紙ローラがを運転する
ため、これらの駆動用モーターとしては、ＤＣモーター
またはＡＣサーボモーターが適切である。

前記搬送ベルト２１は原稿幅に相当する一枚ベルトを必
要とするが、この搬送ベルト２１に替ワて、前記プラテ
ンガラスｎ上にローラ群を設け、それによって前記原稿
３を搬送することも出来る。

露光用の前記光源３１および３２には、前記ブ２テンガ
ラス四の温度上昇を抑えるため螢光灯が、適しているが
、ファン等により強制的に冷却すれば／・ロダン２ンプ
の使用も可能である。

本発明は、以上説明を行なった原稿停止モードと原稿同
期移動モードとの両機能をもった複写機で、−原稿画た
りの複写設定枚数が１枚のときは原稿同期移動モードに
よってコピーを行ない、２枚以上のときは原稿停止モー
ドによってコピーを行なうよう切換がなされる原稿給送
方法である。

発明の効果 本発明によれば、複写機の原稿給送装置において前述の
如く原稿停止モードと原稿同期移動モードの両方の機能
を併せ有しているので、同一原稿によるコピーの枚数に
応じて適切な機能を選択して使用することが出来るよう
になった。すなわち同一原稿によって１枚のコピーを得
るには原稿同期移動モードによった場合連続コピースピ
ードあるいはそれ以上のコピースピードが得られ（第１
図Ｐ点）、同一原稿によって多数のコピーを得るには原
稿停止モードによった場合、第１図のグラフに示すよう
に高いコピースピードが得られる効果を有するものであ
る。（第１図Ｃカーブ）

【図面の簡単な説明】

第１図は同一原稿からのコピ一枚数の違いにヨルコピー
スピードの変化を示すグラフ。 第２図は本発明による原稿給送方法によった複軍機の１
例を示す構成図。 １・・・・・・原稿給送装置　　２・・・・・・給紙ト
レイ３・・・・・・原稿　　　　　　４・・・・・・送
り出しｏ　−’）８・・・・・・給紙ベルト１０・・・
・・・重送防止ローラ１１・・・・・・センサー　　　
　１２　、１３・・・給紙ローラ１／ｊ　、　１５・・
・ガイド板　　　２１・・・・・・搬送ベルトρ・・・
・・・プラテンガラス　る・・・・・・原稿ストッパー
２６．２７・・・排紙ローラ　　部、２９・・・排紙ガ
イド板間・・・・・・排紙トレイ　　　３１　、３２・
・・光源ａ’（，３４，３５，３７・・・反射鏡　　３
６・・・投影レンズあ・・・・・・感光体　　　　　３
９・・・・・・複写機関・・・・・・給紙カセット５１
・・・・・・記録紙５２　、５３・・・搬送ローラ 代理人桑原義美 ６１図 り兎槁相りのコピー朕孜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一原稿当たりの複写設定枚数に応じて原稿台上への原稿
   の供給状態を切換えるようにした複写機の原稿給送方法
   。