JPS59147639A - 臭素回収用吸着剤及びこれを用いた臭素回収方法 - Google Patents

臭素回収用吸着剤及びこれを用いた臭素回収方法

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JPS59147639A
JPS59147639A JP58019603A JP1960383A JPS59147639A JP S59147639 A JPS59147639 A JP S59147639A JP 58019603 A JP58019603 A JP 58019603A JP 1960383 A JP1960383 A JP 1960383A JP S59147639 A JPS59147639 A JP S59147639A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 含有する臭素回収用吸着剤及びそれを用いて、遊離した
臭素を含有する水溶液又は臭素含有ガス力・ら臭素を回
収する方法に関する。
詳しくは、SiO2/A40,モル比が18以上のゼオ
ライトを含有する吸着剤と、遊離した臭素を含イ〕によ
り臭素を回収する方法を提供するものである。
臭素製造の工業的原料の主なものは、海水,濃縮海水,
ニガリ,天然カン水等で、これら原料液中に於て、臭素
は常例臭化物の希薄溶液としで看在する。工業的な臭素
の製造法ンよ、これら水溶液中に含まれる臭素イオンを
塩素等の酸化剤で酸化し臭素を遊離させる工程と、遊離
臭素を水溶液から分離・捕集する工程から成り立ってい
る。
これまで、遊離臭素を水溶液から分離・捕集する方法に
は、1)空気で追い出す方法,2)直接水蒸気蒸留する
方法が工業的に実施されている。
これら方法には一長一短がちシ、例えば前者の空気で追
い出す方法の場合には、臭素を空気との混合ガスとして
取シ出す為に空気との分離手段が必要となる。この分離
手段として、苛性ソーダ、臭化す) IJウム、亜硫酸
ガスなどの薬剤を用いて臭素のみを捕捉している。従っ
て再び遊離臭素として回収する必要があることから、こ
の方法は回収法というよりも濃縮する為の手段でしかな
い。後者の1iI接水蒸気蒸留する方法では、臭素を回
収する為には莫大な水蒸気を必要とする。以上の様にこ
れら方法に於ては、多量の薬剤やエネルギーを必要とす
ることから製造コストの中にこれらが大きな比重を占め
ているのが現状である。
一方、遊離臭素を強塩基性陰イオン交換樹脂に吸着させ
る方法が開示されている。即ち遊離臭素を含む水溶液を
強塩基性陰イオン交換樹脂と接触させ臭素を吸着させ、
該樹脂から臭素を脱着するのに臭素と反応性に富む薬剤
、例えば苛性ソーダと亜硫酸ソーダの混合水溶液を用い
る方法(日本特許第212.506号)、亜硫酸ソーダ
水溶液を用いる方法(米国特許第3.03 A845号
)或は水蒸気により加熱して直接臭素を回収する方法(
特開昭56−59,603号公報、特開昭57−129
、804号公報)等である。又、臭素含有ガスを多孔性
の強塩基性陰イオン交換樹脂と接触させて臭素を吸着さ
せ、臭素を吸着した該樹脂に水蒸気を吹込んで加熱し臭
素を脱着回収する方法(特開昭55−109,201号
公報)が開示されている。この様に強塩基性陰イオン交
換樹脂は、水溶液或はガス中に含有される遊離臭素を吸
着することが出来るが、脱着方法として薬剤を用いる方
法では、溶離した臭素を得るには再び他の方法で薬剤と
分離し回収せねばならない。
一方、水蒸気で加熱脱着する方法は直接臭素が回収出来
る利点はあるが、一般には強塩基性陰イオン交換樹脂は
、その性状から耐酸化性及び耐熱性に於て充分な耐久性
を持っているとはいい難く、特に工業的には吸着、脱着
操作を繰シ返す必要があることから、これら過酷な条件
下での使用に対しては満足出来る吸着剤とは言えない。
本発明者らは、これら公知方法の欠点を解消すべく鋭意
検討した結果、遊離した臭素を含有する水溶液、臭素含
有ガスから直接臭素の回収可能々、特定の化学組成から
成るヤオライトを含有する吸着剤及びそれを用いた臭素
の回収法を開発した。
即ち、本発明は化学組成が一般式ZM2/、10 ’ 
A403・ysi02・石1□0 (ここでMは価数n
の陽イオン、X−〇〜2.?/≧18.Z−0又は正の
数である)で示されるゼオライトを含有する臭素回収用
吸着剤及び遊離した臭素を含有する水溶液又は臭素含有
ガスを、化学組成が一般式ZM強0−A403・%i0
2・ZH20(ここでMは価数nの陽イオン、x−0〜
2゜y≧18.Z−0又は正の数である)で示されるゼ
オライトを含有する吸着剤と接触させた後、該吸着剤を
加熱することで容易に臭素が脱着し回収出来ることを見
い出し本発明に到達した。
本発明によれば、1)苛性ソーダ、臭化ソーダ。
亜硫酸ガス等の薬剤を全く使わないので原材料費を大幅
に低減出来る。2)臭素の回収に必要なエネルギーは非
常に少ない。5)耐酸化性、耐熱性に於ては、極めて安
定であり耐久性に富む吸着剤であると共に、遊離臭素を
含むものであれば水溶液系。
ガス系等測れの雰囲気下でも使用出来る汎用性に富んで
いる等の利点を有しており、その工業的利用価値は極め
て大きい。
以下、本発明の詳細な説明する。
一般にゼオライトは、結晶性アルミノ珪酸塩であシその
化学組成はA403を基準にして次式%式% (但し、Mは価数nの陽イオンを意味し、”+ y+Z
は0又は正の数でXは通常1前後、Vは2以上である。
)そして、構造的にも相異があるもののゼオライトは上
記化学組成の内、殊にy(即ちs 102/′A403
モル比)の相違によシその種類が一般的に決定される。
Vが2のものはA型ゼオライト。
2.5〜′5.5のものはX型ゼオライ1..3.5〜
5.5のものはY型ゼオライト、6〜10のものはL型
ゼオライト、オフレタイト、エリオナイト、フエリエナ
イト等の各ゼオライトに分類される。又、10以上では
モルデナイト、ZSM−5,ZSM8、  ZSM  
 1 1.  ZSM   2 1.  ZSM−34
,ZSM  35.シリカライト等多数のゼオライ1〜
があり、これらゼオライトは10〜30・或i、I、1
0−〜と幅広い5iO−7A403モル比を取り得るこ
とが14゛徴である。
本発明に用いるゼオライトは、5102//At203
モル比が18以」二のものであれば何れのゼオライトを
も使用出来る。
更に、ゼオライトを塩酸処理によりAtを溶解脱離して
s ]o2/p、L20sモル比を18以上にしたゼオ
ライトも勿論使用可能である。18に満たないゼオライ
トでt:t−W素を全く吸着しないか、又は臭素吸着量
が小さく実用的でない。
Sコ0□/At203モル比18以上のゼオライトは、
水の共存下に於て喝゛にその性能を発揮する。即ち、臭
素含有ガスに水が共存する場合、si、o、、/A/、
、o3モル比が18に満たないと臭素は殆どゼオライト
に吸着しない。しかし、S、L 02/A403モル比
が18以」−二であれば、臭素含有ガスに水が共存して
いても臭素は充分吸着する。Si○2/At203モル
比が40以上であると水の影響は殆どない。特に水溶液
中の遊離臭素を吸着するには、水分の影響が強い為5i
02/At、03モル比は40以上が好ましい。
ここで、ゼオライトの陽イオン[M]は通常合成された
ままの状態では、アルカリ金属又はアルカリ土類金属陽
イオン又は第4級アンモニウムイオンであるが、他の陽
イオンに交換したものでも良い。好呼しくはHイオンで
ある。Hイオン置換型にする方法には、第4級アンモニ
ウムイオン型のものは単に焼成するだけで良く、アルカ
リ金属やアルカリ土類金属イオン型のものは鉱酸と接触
させることに依って、或はアンモニウムイオンを含む水
溶液と接触させた後に焼成することによって行う方法が
ある。
本発明におけるゼオライトを含有する吸着剤とは、ゼオ
ライト自体のみで構成されたものをも含むものであるが
、ゼオライト自体、即ち、粉の状態で用いるよシも柱状
9球状或は破砕状等の成形体として用いるのが良い。成
形体にする方法(r:J−7リカゾル、アルミナゾル又
は粘土等のバインダーr toい−0、rJ′y、形体
とする方法が適宜採用される。
7t: !<jL某索を営む水溶液又は臭素含有ガスと
してi:J: Plj々ある。例えは遊離臭素を含む水
溶液として汀、海水 ?縮海水、ニガリ、天然カン水等
に塩素等の酸化剤を加えて臭素を遊離させた溶液や、臭
素を含むガスを海水、水、臭化ソーダ水溶液等で洗浄し
臭素を吸収さぜた溶液等がある。これら溶液の又素濃度
は特に限定されるものでないが、本発明法をより効果的
に実施する上では臭素濃度rま1%見、上が好ましい。
一方、臭素を含むガスとしては、例えば臭素製造に於て
臭素化合物含有の海水、濃縮海水、ニガリ、天然カン水
等に塩素を吹込み酸化し、次いで遊離した臭素を空気で
追い出したいわゆる発生ガスは勿論のこと、臭素利用工
業における工程より発生ずる臭素合唱ガス、その他臭素
を含有するガスであれば倒れも対象となる。この様な臭
素含有ガスの臭素濃度はまちまちで、例えば発生ガスで
も海水法の場合は極めて低く精精07〜0−8my/!
−であるのに対し、ニガリ、天然カン水等では数拾m9
/lにもなる。これら発生ガスの場合、水分の共存は避
けられないが、海水法の発生ガスの様に臭素濃度が極め
て低い場合には、臭素の吸光に対し水分の影響が無視出
来無くなる。その場合ガス中の水分をある程度除去して
から本発明法の吸着剤と接触させるのが良い。特に望祉
しくは臭素含有ガス中の水蒸気分圧は5閲Hg以下が良
い。臭素濃度の高いガスの場合には、水分の影9は(・
なとんど無く水分の除去は必要ではない。
遊離した臭素を含む水溶液又は臭素含有ガス(以下、臭
素含有流体と呼ぶ)と吸着剤であるゼオライトとの接触
(は、出来るだけ高い臭素吸%f j−g:を得る様に
接触させる方法が望捷しい。例えはゼオライト成形体を
吸着カラムに充填して固定床とし、これに臭素含有流体
を通じる方法、或は又素含有流体を充填カラムの下部よ
砂供給し上昇流を与えて流動床を形成せしめ接触させる
のが良い。
尚、後者の場合は2段もしくはそれり、上線シ返ずのが
良い。吸着は60℃以下、好−i:L<l140°C以
下の温度で行うのが良い。
本発明において吸着剤と、臭素を含む流体との接触時間
は、流体の気、液別、流体中の臭素濃度によって各々異
なるが、いずれにしても、流体中の臭素が充分吸着され
る時間これらを接触させる。
充分臭素を吸着した本発明のゼオライト含有吸着剤は、
流体が水溶液の場合には充分液切りを行うが、必要あれ
ば最小限の水で洗浄した後液切9を行゛う。流体がガス
の場合にはそのままで良く、このように処理した吸着剤
は次いで加熱して臭素を脱着すれば良い。
脱着方法は、ゼオライト含有吸着剤を60°C以上に加
熱すれば容易に臭素が脱離してくるので、これを冷却に
よって凝縮すれば直接液体臭素として回収出来る。加熱
方法としては、水蒸気或は加熱空気等をゼオライト含有
吸着剤に直接接触させるか、或は外部加熱を行う何れの
方法でも良い。
脱着したゼオライト含有吸着剤は、再び吸着剤用として
使用出来る。
本発明の臭素回収方法は、吸着剤層を複数個並クリで用
いることにより臭素の吸、脱着操作を順次これらで行い
、連続的に臭素を回収することも出来る。本発明を用い
ることにより、従来法と比較して、極めて簡易に臭素を
回収し得る。
以下、実施例、比較例で説明する。
実施例1 H置換Z S M −5型(s t O,/A403モ
ル比−50)合成ゼオライト粉末1007jita部と
SiO2ゾル25重量部(5i02換算)で、造粒・成
型したゼオライト成形体(直径1.5−の柱状)を空気
中で700°C91時間焼成したものを吸着剤とした。
この吸着剤50りを内径2.3 clnのカラムに充填
した。
(吸着カラムと呼ぶ)4.4%の濃度で臭素を含むニガ
リ液を、硫酸でpHを30に調整し塩素ガスを吹込み臭
素を遊離させた(原液と呼ぶ)。
この原液を吸着カラム上部よJ501]1ゆ乍rの流速
で通液した。吸着カラム出口の流出液中の臭素濃度がほ
ぼ原液と同じになった時点で通液を止め、臭素吸着量を
測定したところ97m9・Br2/9・吸着剤であった
0次いで同一流量で純水100m7!を流して洗浄しだ
後充分液切りを行った。180°Cに外部加熱を行うと
共に極少量の空気を吹込んだところ、臭素4.619が
脱着し回収出来た。吸仏剤には、実質的には臭素の残存
は認められなかった。
実施例2 HU置換モルデナイト型SiO,/Aム08モル比−2
0)合成ゼオライト粉末100重量部とSin。
ゾル25重量部(SXO□換算)で、造粒・成型したゼ
オライト成形体(直径1.5關の柱状)を空気中で50
0°C,1時間焼成したものを吸着剤とした。
この吸着剤509を内径2..6cm0カラムに充填し
f′C,o−iI:離臭素5.0%含む水溶液を吸着カ
ラム上部よυ800ml、’Hrの流速で通液した。吸
着カラム出1コの流出液中の臭素濃度が原液とほぼ同じ
になった時点で通液を止め、臭素吸着量を測定したら5
5■・Br2/9・吸着剤であった。充分液切υを行っ
てから160°Cの加熱空気を吹込んだところ、臭素2
.749が脱着し回収出来た。
比較例1 H置換モルデナイト型(S i O2/A、/、!03
モル比−15)合成ゼオライト粉末100重量部と5i
n2ゾル25重量部(5in2換算)で、造粒・成型し
たゼオライト成形体(直径1.5 mynの柱状)を空
気中で500°C,1時間焼成したものを吸着剤とした
この吸着剤に対し実施例2と全く同一条件で吸着実験を
行ったところ、臭素吸着量はわずか5.2〜・B r2
/9・吸着剤であった。
比較例2 Y型ゼオライト粉末(si○t/A40sモル比−5,
2)100重量部とA40.ゾル8重量部(ATOs換
算)で、造粒・成型したゼオライト成形体(直径1.5
+nsの柱状)を空気中で500°C,1時間焼成した
ものを吸着剤としだ。この吸着剤に対し実施例2と全く
同一条件で吸着実験を行ったところ、臭素吸着量は2−
2グ・Br2/9・吸着剤にすぎなかった。
実施例6 H嵩′、換Z S M −5(5i02/At203モ
ル比−50)合成ゼオライト粉末100重量部とSiO
□ゾル25重11部(5102換算)で、造粒・成型し
たゼオライト成形体(直径1.5關の柱状)を空気中で
700°C91時間焼成したものを吸着剤として用いた
乙の吸着剤1009を内径2.6 onOカラムに充填
し、臭素濃度BOmψlの臭素・空気混合ガスを上部よ
り通気した。カラム出口ガスの臭素濃度がほぼ80 m
v′tになった時に通気を止め、臭素吸着量を測定した
ら190■・B r2/9・吸着剤であった。
引き続き、とのカラムを130″Cに外部加熱し、極少
量の空気を吹込んだところ、臭素19.09が脱着した
実施例4 実施例3と同一の吸着剤209を内径1.5crnのカ
ラムに充填した。65 mg/lの濃度で臭素化合物を
含む海水を、硫酸でpHを50にし塩素ガスを吹込み臭
素を遊離させた。空気で臭素を追い出し、20°Cにお
ける飽和水蒸気正分の水分を含む臭素濃度(llL8g
etの発生ガスを得/こ。このガスを上記カラムの上部
より700 i、/minの流速で通気した。
カラム出口ガスの臭素濃度がほぼ[?、 8 rag/
iVcなつた時点で通気を止め、臭素吸着量を測定した
ら69m9・Br2/り・吸着剤であった。このカラム
に180°Cの加熱空気を吹込んだところ、臭素t 3
89が脱着した。
実施例5 実施例4と同様に吸着操作を行った。但し、発生ガスは
予め55wt%H2So、水溶液に接触させてから吸着
カラムに通気した。臭素吸着量ば141m9・Br2/
り・吸着剤であった。カラムを130”Cに外部加熱す
ると共に、極少量の空気を吹込んだところ、臭素2.8
22が脱着した。
実施例6 H置換モルデナイトfjl (SiO□/hl、、、0
3モル比−20)合成ゼオライト粉末1ooiiH部と
SiO□ゾル25重に部(5in2換算)で、造粒・成
型したゼオライト成形体(直径1゜5 mmの柱状)を
空気中で500°C,1時間焼成したものを吸着剤とし
た。
この吸着剤100!7を内径2−6釧のカラムに充填し
、臭素濃度が100 trftの臭素・空気混合ガスを
上部より通気した。カラム出口ガスの臭素濃度がほぼ1
0 Q Ilf’tになった時点で通気を止め、臭素吸
着量を測定したら114m9・Br2/9・吸着剤であ
っ/(oこの吸着カラムに70゛Cの温水に空気を吹込
んで、70゛Cの飽和水蒸気圧の水分を含ませたガスを
直接吹込んだところ、臭素10.89が脱着した。脱着
率は93%であった。
比較例6 H置換モルデナイト型(5i02/A403モル比−1
5)合成ゼオライト粉末100重量部と5in2ゾル2
5重量部(5io2換算)で、造粒・成型したゼオライ
ト成形体(ik径1.5關の柱状)を空気中で500°
C,1時間焼成したものを吸着剤として用いた。
この吸着剤209を内径1.5 Cfnのカラムに充填
し、実施例4と同一条件で吸着操作を行ったところ、臭
素吸着量はわずかに2−1 m9・Br2/9・吸λけ
illであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学組成が一般式ZMVnO−A403・?/S
    iO,,・ZH,O(こCでMは価数9の陽イオン、x
    −0〜2.y≧18.Z−Q又は正の数である)で示さ
    れるゼオライトを含有する臭素回収用吸着剤。
  2. (2)遊離した臭素を含有する水溶液又は臭素含有ガス
    を、化学組成が一般式ZM、、nO−A4o3・yB1
    0□・ZH20(ここでMは価数nの陽イオン。 x−0〜2.?/≧18.Z−0又は正の数である)で
    示されるゼオライトを含有する吸着剤と接触させた後、
    を吸着剤を加熱して臭素を脱着することを特徴とする臭
    素回収方法。
JP58019603A 1983-02-10 1983-02-10 臭素回収用吸着剤及びこれを用いた臭素回収方法 Granted JPS59147639A (ja)

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