JPS5914695Y2 - 断熱ボックスの開口部における断熱蓋装置 - Google Patents
断熱ボックスの開口部における断熱蓋装置Info
- Publication number
- JPS5914695Y2 JPS5914695Y2 JP8315879U JP8315879U JPS5914695Y2 JP S5914695 Y2 JPS5914695 Y2 JP S5914695Y2 JP 8315879 U JP8315879 U JP 8315879U JP 8315879 U JP8315879 U JP 8315879U JP S5914695 Y2 JPS5914695 Y2 JP S5914695Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- opening
- lid
- insulation
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Packages (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、冷凍機器、冷凍車、冷凍試験装置、冷凍食品用加
工機械等の断熱ボックスにおいて物品の出入のぞき窓等
の開口部に設けた蓋は断熱は施しであるものの一重のも
のであり、このため開口部周囲と蓋体との重合面より冷
却剤（冷却ガス）が漏れ開口部周囲に霜が付着したり蓋
と開口部のすき間から冷却ガスが漏れたりするばかりか
、保温効果もあまり有効ではなかった。
工機械等の断熱ボックスにおいて物品の出入のぞき窓等
の開口部に設けた蓋は断熱は施しであるものの一重のも
のであり、このため開口部周囲と蓋体との重合面より冷
却剤（冷却ガス）が漏れ開口部周囲に霜が付着したり蓋
と開口部のすき間から冷却ガスが漏れたりするばかりか
、保温効果もあまり有効ではなかった。
それ等の欠点を除く為に出願人においては数年前より内
蓋を外蓋と別個に形成し、ボックスＦの開口部Ａの内端
部近くにアングル材等の受は部材Ｂを設け、受は部材Ｂ
に内蓋Ｃを手で嵌合し、その後、外蓋りをヒンジＥを介
して開口部に嵌合して気密にしていたものであるが、こ
れでは−個のボックスＦに数個の開口部を有する機器の
場合、その操作作業が大変であり、又、内蓋Ｃも確実に
受は部材Ｂに支持され気密を保持しているかどうかも不
明であり、作業能率性或は気密性の点から考慮しても有
効ではないものである。
蓋を外蓋と別個に形成し、ボックスＦの開口部Ａの内端
部近くにアングル材等の受は部材Ｂを設け、受は部材Ｂ
に内蓋Ｃを手で嵌合し、その後、外蓋りをヒンジＥを介
して開口部に嵌合して気密にしていたものであるが、こ
れでは−個のボックスＦに数個の開口部を有する機器の
場合、その操作作業が大変であり、又、内蓋Ｃも確実に
受は部材Ｂに支持され気密を保持しているかどうかも不
明であり、作業能率性或は気密性の点から考慮しても有
効ではないものである。
本願はこれ等の欠点に鑑み考案したものであり、ワンタ
ッチで蓋体を開口部に閉じることができ、開閉の際、内
蓋も開口部に確実に嵌合、離脱でき、しかも内蓋の内側
の気密板９と開口部周縁の外側と外蓋とで挟持している
パツキンとで気密を保持した内蓋と外蓋との間に空間を
有することにより断熱効果を上げることができ、即ち、
断熱ボックス本体内が一５０℃の時空間内が一４０℃で
断熱ボックス本体内の温度より＋１０℃位いの温度に維
持でき、外気温を本体内に伝導することがなく断熱効果
を上げることができるようにしたものであり、且つ構成
も簡単であって断熱ボックスの開口部の開閉作業の作業
性或は断熱性を理想的にできるようにしたことを目的と
した断熱ボックスの開口部における断熱蓋装置に係る考
案である。
ッチで蓋体を開口部に閉じることができ、開閉の際、内
蓋も開口部に確実に嵌合、離脱でき、しかも内蓋の内側
の気密板９と開口部周縁の外側と外蓋とで挟持している
パツキンとで気密を保持した内蓋と外蓋との間に空間を
有することにより断熱効果を上げることができ、即ち、
断熱ボックス本体内が一５０℃の時空間内が一４０℃で
断熱ボックス本体内の温度より＋１０℃位いの温度に維
持でき、外気温を本体内に伝導することがなく断熱効果
を上げることができるようにしたものであり、且つ構成
も簡単であって断熱ボックスの開口部の開閉作業の作業
性或は断熱性を理想的にできるようにしたことを目的と
した断熱ボックスの開口部における断熱蓋装置に係る考
案である。
今その一実施例を説明すれば、内部をウレタン断熱材１
ａで形成し、その外周側をステンレス板１ｂで被覆して
形成した断熱ボックス本体１に適宜に形成した開口部２
の周縁部外側の一辺に固定ヒンジ３ａを設け、これとは
別に内部をウレタン断熱材４ａで形成しその外周側をス
テンレス板４ｂで被覆して形成した外蓋４を形成し、該
外蓋４の周側の一辺にヒンジ４Ｃを設け、前記ヒンジ３
ａとヒンジ４Ｃとをピン８で回動自在に枢着する。
ａで形成し、その外周側をステンレス板１ｂで被覆して
形成した断熱ボックス本体１に適宜に形成した開口部２
の周縁部外側の一辺に固定ヒンジ３ａを設け、これとは
別に内部をウレタン断熱材４ａで形成しその外周側をス
テンレス板４ｂで被覆して形成した外蓋４を形成し、該
外蓋４の周側の一辺にヒンジ４Ｃを設け、前記ヒンジ３
ａとヒンジ４Ｃとをピン８で回動自在に枢着する。
外蓋４の内面４ｄに一定間隔離して二本の揺動杆５を平
行にボックス本体１の内側に向けて起立枢着し、該揺動
杆５の先端にウレタン断熱材６ａで形威しその外周側を
ステンレス板６ｂで被覆して形成した内蓋６を枢着し、
内蓋６の内側にフェルト樹脂加工品製の気密板９を固定
し、気密板９は開口部２の内側に密接摺動させると共に
開口部２の周縁外側と外蓋４の内側間にパツキン１５を
挿入して気密を保持するようにしたものである。
行にボックス本体１の内側に向けて起立枢着し、該揺動
杆５の先端にウレタン断熱材６ａで形威しその外周側を
ステンレス板６ｂで被覆して形成した内蓋６を枢着し、
内蓋６の内側にフェルト樹脂加工品製の気密板９を固定
し、気密板９は開口部２の内側に密接摺動させると共に
開口部２の周縁外側と外蓋４の内側間にパツキン１５を
挿入して気密を保持するようにしたものである。
更に外蓋４の内面でヒンジ３側の一個所に内蓋６の外面
６Ｃのヒンジ３と反対側の一個所とにスプリング７を張
設して成るものである。
６Ｃのヒンジ３と反対側の一個所とにスプリング７を張
設して成るものである。
尚１０はスプリング７の掛止め金具で外蓋４の内面４ｄ
と内蓋６の内面６Ｃとに適宜固定されている。
と内蓋６の内面６Ｃとに適宜固定されている。
１１は揺動杆５を枢着した軸受けで外蓋４と内蓋６の内
面４ ｄ 、６ Ｃに適宜設けられているものである。
面４ ｄ 、６ Ｃに適宜設けられているものである。
１４は外蓋４に設けたハンドルである。揺動杆５は外内
蓋４，６の開閉方向の同周縁線１２（第２図のように左
右に開閉する場合は上下線１２、図示はしていないが上
下に開閉する場合は左右線１２）に対して平行（平行線
１３）になるように設けるものである。
蓋４，６の開閉方向の同周縁線１２（第２図のように左
右に開閉する場合は上下線１２、図示はしていないが上
下に開閉する場合は左右線１２）に対して平行（平行線
１３）になるように設けるものである。
本願は前記構成よりして外内蓋４，６を開く場合はハン
ドル１４を持って外側に開くと外蓋４が少しずつ外側に
移動するに従って内蓋６はスプリング７によってヒンジ
３側に移動（第２図の仮想線のように内蓋６が矢印Ｘ方
向に移動する）するので開閉の際に内蓋６のヒンジ３と
反対側端部が開口部２の内端面に当接することがないの
で開く動作が非常に容易である。
ドル１４を持って外側に開くと外蓋４が少しずつ外側に
移動するに従って内蓋６はスプリング７によってヒンジ
３側に移動（第２図の仮想線のように内蓋６が矢印Ｘ方
向に移動する）するので開閉の際に内蓋６のヒンジ３と
反対側端部が開口部２の内端面に当接することがないの
で開く動作が非常に容易である。
又、閉じるときは外蓋４を閉じる動作をすると内蓋６は
ヒンジ３側の開口部２の内端面に当接し、更に外蓋４を
閉じると内蓋６はスプリング７に抗してヒンジ３側の反
対側に移動（第２図において矢印Ｙの方向）するので内
蓋６が閉じるのに邪魔になることなく閉じることができ
るものである。
ヒンジ３側の開口部２の内端面に当接し、更に外蓋４を
閉じると内蓋６はスプリング７に抗してヒンジ３側の反
対側に移動（第２図において矢印Ｙの方向）するので内
蓋６が閉じるのに邪魔になることなく閉じることができ
るものである。
又、外内蓋４，６を閉じた後は、開口部２の内端面と外
内蓋４，６とで空間Ｗを形威し、且つ空間は気密板９と
パツキン１５とで気密を保持するので外内蓋４，６の断
熱効果に相俟って一層断熱効果を有し、更に気密板９が
開口部２の内端面に密接するので断熱ボックス本体内の
冷却ガスの漏れを防止でき、且つ気密板９が柔軟性を有
するので多少開口部の大きさに誤差があっても気密を保
持できるものである。
内蓋４，６とで空間Ｗを形威し、且つ空間は気密板９と
パツキン１５とで気密を保持するので外内蓋４，６の断
熱効果に相俟って一層断熱効果を有し、更に気密板９が
開口部２の内端面に密接するので断熱ボックス本体内の
冷却ガスの漏れを防止でき、且つ気密板９が柔軟性を有
するので多少開口部の大きさに誤差があっても気密を保
持できるものである。
第１図はボックスの斜視図、第２図は第１図のＩＩ −
ＩＩ線断面図、第３図は出願人が従来行っていた蓋板部
の断面図である。 １・・・・・・断熱ボックス本体、２・・・・・・開口
部、３・・・・・・ヒンジ、３ａ・・・・・・固定ヒン
ジ、４・・・・・・蓋体、４Ｃ・・・・・・ヒンジ、４
ｄ・・・・・・内面、５・・・・・・揺動杆、６・・・
・・・内蓋、７・・・・・・スプリング、８・・・・・
・ピン、９・・・・・・気密板、１５・・・・・・パツ
キン。
ＩＩ線断面図、第３図は出願人が従来行っていた蓋板部
の断面図である。 １・・・・・・断熱ボックス本体、２・・・・・・開口
部、３・・・・・・ヒンジ、３ａ・・・・・・固定ヒン
ジ、４・・・・・・蓋体、４Ｃ・・・・・・ヒンジ、４
ｄ・・・・・・内面、５・・・・・・揺動杆、６・・・
・・・内蓋、７・・・・・・スプリング、８・・・・・
・ピン、９・・・・・・気密板、１５・・・・・・パツ
キン。
Claims (1)
- 断熱ボックス本体１に適宜に形成した開口部２の周縁部
外側の一辺に固定ヒンジ３ａを設け、これとは別に断熱
性を有する外蓋４を形成し、該外蓋４の周側の一辺で固
定ヒンジ３．ａと合致する個所にヒンジ４Ｃを設け、前
記固定ヒンジ３ａとヒンジ４Ｃとをピン８で回動自在に
枢着し、外蓋４の内面４ｄに一定間隔離して二本の揺動
杆５を平行にボックス本体１の内側に向けて起立枢着し
、該揺動杆５の先端に断熱性を有する内蓋６を枢着し、
内蓋６の内側にフェルト樹脂加工品製の気密板９を固定
し、気密板９は開口部２の内側に密接摺動させると共に
開口部２の周縁外側と外蓋４の内側間にパツキン１５を
挿入して気密を保持するようにし、更に外蓋４の内面で
ヒンジ側の一個所と内蓋６の外面のヒンジと反対側の一
個所とにスプリング７を張設しスプリング７によって内
蓋６が常にヒンジ側に移動しようとする力を内蓋６に与
えて成る断熱ボックスの開口部における断熱蓋装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315879U JPS5914695Y2 (ja) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | 断熱ボックスの開口部における断熱蓋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315879U JPS5914695Y2 (ja) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | 断熱ボックスの開口部における断熱蓋装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS561084U JPS561084U (ja) | 1981-01-07 |
| JPS5914695Y2 true JPS5914695Y2 (ja) | 1984-04-28 |
Family
ID=29316366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8315879U Expired JPS5914695Y2 (ja) | 1979-06-18 | 1979-06-18 | 断熱ボックスの開口部における断熱蓋装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914695Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5499032U (ja) * | 1977-12-26 | 1979-07-12 |
-
1979
- 1979-06-18 JP JP8315879U patent/JPS5914695Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS561084U (ja) | 1981-01-07 |
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