JPS5914643B2 - 内燃機関のクロスヘッド - Google Patents

内燃機関のクロスヘッド

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Publication number
JPS5914643B2
JPS5914643B2 JP3973778A JP3973778A JPS5914643B2 JP S5914643 B2 JPS5914643 B2 JP S5914643B2 JP 3973778 A JP3973778 A JP 3973778A JP 3973778 A JP3973778 A JP 3973778A JP S5914643 B2 JPS5914643 B2 JP S5914643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting rod
crosshead
hole
piston rod
crosshead pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3973778A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54133252A (en
Inventor
昇 松村
博則 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3973778A priority Critical patent/JPS5914643B2/ja
Publication of JPS54133252A publication Critical patent/JPS54133252A/ja
Publication of JPS5914643B2 publication Critical patent/JPS5914643B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクロスヘッド型内燃機関のクロスヘッドの構造
に関する。
従来のクロスヘッド型内燃機関のクロスヘッドの1例を
第1図に示す。
同図において、ピストン棒101はクロスヘッドピン1
02の中央を貫通・ しナット103で締着けられてい
る。クロスヘッドピン102と互に滑動する2個のクロ
スヘッド軸受104はフォーク状の連接棒105の上端
部に固定されている。この場合の欠点は次の通りである
フ 第2図に示すように、機関の運転中ピストン棒10
1に作用する荷重aによりクロスヘッドピン1O2は下
方に凸に変形し連接棒105の上端部は開き、クロスヘ
ッド軸受104はクロスヘッドピン102を中央側で局
部的に支えることになる。
; このためクロスヘッド軸受104の中央側は局部的
荷重により油膜切れによる焼損又はホワイトメタルの亀
裂が発生し易くなる。第3図はクロスヘッドの他の例を
示す。
同図において、ピストン棒101は下端にフランジ10
6ノ を設け、クロスヘッドピン102に固定する。ク
ロスヘッド軸受104は1個でクロスヘッドピン102
の全長を支える。クロスヘッドピン1O2は全長にわた
つて支えられるため変形が少ないので前記した従来例の
ような局部的荷重による損傷、は少くなる。しかしこの
場合の欠点は次の通わである。
第4図に示すように、ピストンを矢印をのように引抜く
ときフランジ106がピストン棒101の直径より大き
いため、ピストン棒パッキン107、・ をピストン棒
101と同時に取外す必要が生ずるoこのため余分な作
業が必要となる上に、ピストン棒パッキンIOTの上方
にあるランタン室108中にぁる汚れたスラジ109が
クランクケース110の中へ落ちるので、クランクケー
ス110内の潤滑油を汚してしまう。
本発明の目的は上記欠点を排除したクロスヘッドの構造
を提供することであり、その特徴とするところは、ピス
トン棒の端面と同端面への当接面を周面に設けたクロス
ヘツドピンとを結合してなるクロスヘツド型内燃機関に
おいて、上記ピストン棒端面側より軸心に沿つて穿設さ
れ先端にねじ部を開口側に段部をそれぞれ形成した軸孔
、1端側を上記軸孔のねじ部に螺着され他端側を上記ピ
ストン棒より突出させ先端にナツトを螺着した結合棒、
同結合棒に嵌装され上記軸孔の段部との間に液室を形成
し同液室への液圧印加により上記結合棒を延伸させる液
圧ピストン、上記クロスヘツドピンにそれぞれ設けられ
上記結合棒の突出部及びナツトを収容する縦孔と同縦孔
に直交して上記クロスヘツドピンを横断する貫通孔、同
貫通孔に嵌合する円柱体に上記結合棒の突出部が挿入さ
れる二又部を設け上記結合棒の液圧による延伸時に上記
貫通孔に挿入されて上記二又部を上記ナツトに係合させ
液圧除去後の上記結合棒の弾性力によりピストン棒とク
ロスヘツドピンとを結合する横栓を備えたことである。
以下図面を参照して本発明による実施例につき説明する
本発明はビストン棒の端面と同端面への当接面を周面に
設けたクロスヘツドピンとを結合する。
第5図は本発明による1実施例の構造を示す断面図、第
6図は第5図のA−A矢視断面図、第7図は横栓を示す
斜視図である。図において、1はピストン棒で、クロス
ヘツドピン2に当接する端面側より軸心に沿つて軸孔7
を穿設し、同軸孔7の先端にはねじ部をまた下部開口側
には段部を形成している。
3は結合棒で、1端側を軸孔7のねじ部に螺着され他端
側はピストン棒1より突出させ先端にナツト4が螺着さ
れる。
6は液圧ピストンで、結合棒3に嵌装され、同結合棒3
のカラー部に支承されていて、軸孔下部開口側の段部と
の間に油室8を形成している。
同油室8は外部と油路9により連通している。クロスヘ
ツドピン2には、結合棒1の突出部及びナツト4を収容
する縦孔10を設けると共に、同縦孔10と直交してク
ロスヘツドピン2を横断する貫通孔11が設けられてい
る。5は横栓で、貫通孔11に嵌合する円柱体の一部を
結合棒3の突出部が挿入される二又部に形成すると共に
、同二又部に結合棒3の突出部先端に螺着されるナツト
の内側端面への当接面を形成している(第7図参照)。
即ち、ピストン棒1はクロスヘツドピン2に結合棒3、
ナツト4及び横栓5により結合される。
この場合は、クロスヘツドピン2はピストン棒の直下部
分もクロスヘツドピン軸受12により支承される。つま
り、クロスヘツドピン2は全長にわたり一体のクロスヘ
ツドピン軸受12により支承される。上記構成の場合の
作用について述べる。
第5図を参照して、ビスト″ン棒1をクロスヘツドピン
2と結合する場合は次のようになる。
(1)まず油路9に外部より高圧力の油を送入し、油室
8の内部の圧力を高めると、油圧ピストン6が結合棒3
を図の下方へ押付け、結合棒3は伸びる。(4)ナツト
4を結合棒3の下端にねじ込む。
0;D結合棒3が伸びた状態で、これをクロスヘツドピ
ン2の縦孔に挿入し、ピストン棒1をクロスヘツドピン
2の当接面に乗せる。
4V)クロスヘツドピンの貫通孔11に横栓5を挿入す
る。
横栓5の二叉部には、結合棒の突出部が挿入され、先端
のナツト4の内側端面は二叉部に形成された当接面に対
接する、即ち、横栓5の挿入により、ナツト4とピスト
ン棒1の端面との間にクロスヘツドピンの貫通孔11と
ピストン棒の端面への当接面との間の部分を挾む。M油
室8の内部の油圧を抜く。これにより結合棒3を伸ばし
ている力がなくなり、結合棒3は縮もうとする。(VD
しかし、ナツト4とピストン棒1の中間に横栓5が挿入
されているため、結合棒3の弾性力によりピストン棒1
−はクロスヘツドピン2に、ナツト4、横栓5を介して
強固に締付けられる。
ピストン棒1とクロスヘツドピン2を分解させる場合は
上記と逆である。即ち、(1)油路9に外部より高圧油
を送入し、油室8の内部圧力を高め、油圧ピストン6に
より結合棒3を下方に押付け、これを伸ばす。
(4)横栓5をクロスヘツドピンの貫通孔11より抜き
出す。
011)ピストン棒1を上方へ抜き出し、油室8内の油
圧を抜く。
これにより分解が行われる。
上述のように本発明による場合は次の効果がある。
(リ クロスヘツドピン2は軸方向全長にわたつて支承
されているので、変形が少なく、クロスヘツドピン軸受
に局部的な荷重の集中がなくなり、軸受の損傷が少なく
なる。
従つて、軸受の負荷能力が向上する。(2) ピストン
を引抜くとき、ピストン棒の下部にフランジがないので
、ピストン棒パツキンを取外す必要がない。
従つて、取扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のクロスヘツドの構造の1例を示す説明図
、第2図は第1図のクロスヘツドの作動状態を示す説明
図、第3図は従来のクロスヘツドの構造の他の例を示す
説明図、第4図は第3図の構造のピストン棒引抜き時の
状態を示す説明図、第5図は本発明による1実施例の構
造を示す断面図、第6図は第5図のA−A矢視断面図、
第7図は横栓を示す斜視図である。 1・・・・・・ピストン棒、2・・・・・・クロスヘツ
ドピン、3・・・・・・結合棒、4・・・・・・ナツト
、5・・・・・・横栓、6・・・・・・油圧ピストン、
7・・・・・・軸孔、8・・・・・・油室、9・・・・
・・油路、10・・・・・・縦孔、11・・・・・・貫
通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ピストン棒の端面と同端面への当接面を周面に設け
    たクロスヘッドピンとを結合してなるクロスヘッド型内
    燃機関において、上記ピストン棒端面側より軸心に沿つ
    て穿設され先端にねじ部を開口側に段部をそれぞれ形成
    した軸孔、1端側を上記軸孔のねじ部に螺着され他端側
    を上記ピストン棒より突出させ先端にナットを螺着した
    結合棒、同結合棒に嵌装され上記軸孔の段部との間に液
    室を形成し同液室への液圧印加により上記結合棒を延伸
    させる液圧ピストン、上記クロスヘツドピンにそれぞれ
    設けられ上記結合棒の突出部及びナットを収容する縦孔
    と同縦孔に直交して上記クロスヘッドピンを横断する貫
    通孔、同貫通孔に嵌合する円柱体に上記結合棒の突出部
    が挿入される二又部を設け上記結合棒の液圧による延伸
    時に上記貫通孔に挿入されて上記二又部を上記ナットに
    係合させ液圧除去後の上記結合棒の弾性力によりピスト
    ン棒とクロスヘッドピンとを結合する横栓を備えたこと
    を特徴とする内燃機関のクロスヘッド。
JP3973778A 1978-04-06 1978-04-06 内燃機関のクロスヘッド Expired JPS5914643B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3973778A JPS5914643B2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 内燃機関のクロスヘッド

Applications Claiming Priority (1)

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JP3973778A JPS5914643B2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 内燃機関のクロスヘッド

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Publication Number Publication Date
JPS54133252A JPS54133252A (en) 1979-10-16
JPS5914643B2 true JPS5914643B2 (ja) 1984-04-05

Family

ID=12561271

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JP3973778A Expired JPS5914643B2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 内燃機関のクロスヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4379094B2 (ja) * 2003-11-28 2009-12-09 株式会社日立プラントテクノロジー 往復圧縮機

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JPS54133252A (en) 1979-10-16

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