JPS59145737A - 非水溶性原料物質取扱作業場における原料物質回収方法 - Google Patents

非水溶性原料物質取扱作業場における原料物質回収方法

Info

Publication number
JPS59145737A
JPS59145737A JP58019059A JP1905983A JPS59145737A JP S59145737 A JPS59145737 A JP S59145737A JP 58019059 A JP58019059 A JP 58019059A JP 1905983 A JP1905983 A JP 1905983A JP S59145737 A JPS59145737 A JP S59145737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
water
mud
insoluble
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58019059A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Omae
大前 春樹
Katsuhiko Fujii
克彦 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP58019059A priority Critical patent/JPS59145737A/ja
Publication of JPS59145737A publication Critical patent/JPS59145737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鉄鋼石並びにその他の有価金属やコークス
等の非水溶性原料物質を取扱う作業場において、荷役作
業路やその近辺等(以下路面等と記す)に飛散堆積した
泥土から、更に有効成分(成分として鉄並びにその他の
金属やコークスを含有するもの)を選択回収する方法に
関するものである。
すなわち本発明に係る非水溶性原料物質取扱作業場にお
ける原料物質回収方法は、非水溶性原料物質よりなる粉
塵が落下堆積する作業場の泥土を回収する工程と、フィ
ルタープレスを破損しない程度の大きさの粒度までの粉
塵の通過のみを許し、それより大きい粒度の物質を除去
するところの液体注水型ふるい装置を通す工程と、前記
液体注水型ふるい装置を通過した含水粒塵をフィルター
プレスで水抜きし回収原料物資を作る工程よりなるもの
である。
鉄鋼石を例にとって説明する。製鉄所等鉱石を取扱う事
業所では、公害対策を講じているとはいいながら、鉱石
の水揚げ荷役、コンベヤによる運搬、処理膜(rift
 (クラツンングプラ/ト)、貯鉱ヤードなどから飛散
する粉塵は相当量に及ぶ。これらの粉塵のうち微小な粒
径のものは集塵装置に吸収され易いがやや粒径の太きい
ものは路面等に飛散、堆積することが多い。
その再飛散防止のための散水や雨水によって道路の側溝
等に泥土状に堆積する。そのまま放置すれば排水路を塞
ぐことにもなるので堆積量が一定量以上になると回収し
廃棄物として埋立地等に投棄していた。
この泥土中にはかなりの有効成分を含有しながら従来投
棄されているのは、鉄分の含有率が30〜40チと低く
、これを製銑原料として使用することは得策でなかった
からである。因に製鉄原料として一般に使用されている
鉄鉱石の鉄分含有率は50〜70%とされている。更に
つけ加えると、この泥土を利用するには、まず前処理と
して焼結鉱にして高炉に装入し、含有する鉄分を還元し
溶銑として回収することになる。
このためには多くの熱量を必要とする。例えば焼結鉱と
するにも、処理量トン当υ60 kLiの粉コークスが
、又高炉においては溶銑トン当り450に9程度の塊コ
ークスが必要であり、含有成分が低いということは処理
熱Wrを余分に費やし、コスト高になることも当然であ
る。
溶銑コヌトに占める鉄分原料の価格と、熱源価格が略等
しいとするならば、鉄分の含有率の低い原料を使用すれ
ばコスト高となることは明白であるO 比例的な溶銑コストの他に鉄分以外のものを余分に高炉
に装入することは生産性(出銑比)の低下となり製造コ
ストのうちの固定費分が割高となる。従ってこれ等回収
された粉塵堆積物は埋立て、州側として投棄を余儀なく
されていた。
しかしながら前述のようにして鉄分を含有しているので
海水中に入ると赤色を呈し、海水を汚染してその量によ
っては公害にもなりかねない。すなわち、鉄属堆積物は
埋立材としても歓迎されないO 本発明は従来このような産業廃棄物として処理されてい
たものから、有効分を回収すると共に廃棄分の害を少な
くすることを意図するものである。
鉄鉱石の細粒で汚染された地区の路面泥土と汚染されな
い他地区の路面泥土の粒度を比較観察すると、前者の方
に細粒分が圧側的に多いことに着目し、本発明は開発さ
れたものである。
この粒度の違いは鉄鉱石の粉塵に起因するものと考えて
、粉塵の粒度と鉄分の関係調査を試みた。
乾式ふるいを用いてスクラップやくり石等を含む1QI
Ij1粒度以上の粗粒分は予め除去し、泥土10 kL
iを液体注水型ふるい装置でふるい分けして各構成粒度
群毎(10〜7gm、7〜5朋、5〜3朋、3〜1m、
I〜0.51111. 0.5〜0.25jl11. 
0.25〜0.125MM、  0.125朋以下)に
乾燥後の重量(以後絶乾重量という)を計って各粒度群
の構成比率を求めたのち鉄分の分析に供した。
第1図は上述の実験結果を示し、路面等の堆積泥土は粒
度が小さいも゛の程鉄分が多くかつ構成比率も大きくな
る傾向を表わしている。従って前述した粒度の違いは微
細な鉄鉱石の粉塵によるものと判断される。
鉄分についてはl WIN以下の粒度群では、粒度が小
さくなるにつれて鉄分が増加する傾向にあり、特に0.
125’jff以下の粒度群では鉄分比率ならびに構成
比率が非常に大きい0 従って路面等の堆積粉塵から鉄分の低い粗粒分を除去し
てやれば鉄分の高い細粒分が得られることがわかった。
第2図は本発明の第1の実施例を、また第3図は第2の
実施例を示すものであり、以下これに基き説明を加える
第2図において鉄分39.5%含有水分18.5%の泥
土1aを約170トン(絶乾重量書147トン)をフィ
ーダー2aを経由してふるい目の呼び寸法がl Mlの
液体注水型ふるい装置の一種である湿式トロ7メル3a
に供して粒度I 88以上の分級泥土78を除去する。
粒度IH未満の泥土を含むスラリーはシックナー4aで
濃縮したのち、フィルタープレス5aを用いて固液分離
を行い、鉄分44.1チ含有水分17.8%のケーキ6
約135トン(絶乾重量111トン)を得た。
本実施例により回収したケーキ6の鉄分の濃縮効果は3
9,5チ→44,1チであり、比較的小さいが長期間実
施することにより省エネルギーの効果が大きくなる。又
スクラップやくり石等の粗粒分(粒度IN以上の泥土)
を除去することにより、これを有効利用する際のスラリ
ーポンプあるいはフィルターの濾布等の破損防止効果は
太きい。
実施例2においては第3図に示す如く鉄分39゜5%含
有水分13.5チの泥土1bを210トン(絶乾燥後の
重量j182)ン)フィーダー2bを経由してふるい目
の呼び寸法が1朋の湿式トロ7メル3bに供して、まず
1MM以上の粒度分級泥土7bを除去する。
粒度1絹未満の泥土はさらに設計分級点が0.1朋のス
パイラル分級機8で分級して0.1〜1,0jla+粒
度分の分級泥土9を除去する。粒度0.1朋未満の泥土
を含むスラリーは/ツクチー4bで濃縮したのちフィル
ターブレス5bを用いて固液分離を行い鉄分53.5%
、含有水分18.3 %のケーキ10;110トン(絶
乾重量90トン)を得た。
本実施例では鉄分の濃縮効果が39.5%、→53゜5
チと犬きく低品位鉄鉱石(鉄分−4=55%)に近い鉄
源が得られた。
本発明の実施例1.2で得られたケーキ6.10は解砕
機を用いて粒度10朋未満の泥土に解砕し、焼結用鉄源
の一部として使用したが何等のトラブルも無く利用する
ことができた。
また実施例1.2で発生した粗粒分7.9は赤色を呈す
る細粒分が除去されているためにこれを埋立に供した際
に埋立地を赤く汚染する現象は生じなかった。
したがって本発明によれば、従来は埋立材としても嫌悪
されていた路面泥土は発生量の4以上が回収されて有効
に利用でき、かつまた回収残分はクリーンな埋立材とし
て安心して使用できるようになった。
なお上述の実施例では、鉄分の回収効果を明確にするた
めに路面等の堆積泥土のみ回収実験を実施しだが、本発
明では分級によって鉄分が濃縮されたスラリーを既存の
7ソクナー (例えば転炉スラッジ/ツクチー)に注入
する等の如く他のダスト類と組合せて処理する応用使用
も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はふるい分は粒度群の鉄分と構成比率の表、第2
図は第1の実施例のフローチャート、第8図は第2実施
例のフローチャートを示すものである。 la、lb   泥土 8a、8b   湿式トロ/メル 5a、5.b   フィルタープレス 特 許 出 願 人   日新製鋼株式会社代  理 
 人  弁理士     古  1) 剛   啓イL
ノご1 )じ¥ (ヘー()

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非水溶性原料物質よりなる粉塵が落下堆積する作業
    場の泥土を回収する工程と、フィルタープレスを破損し
    ない程度の大きさの粒度までの粉塵の通過のみを許しそ
    れより大きい粒度の物質を除去するところの液体注水型
    ふるい装置を通す工程と、前記液体注水型ふるい装置を
    通過した含水粒塵をフィルタープレスで水抜きし回収原
    料物質を作る工程よりなる非水溶性原料物質取扱作業場
    における原料物質回収方法。 2 液体注水型ふるい装置が、粒度1ミリ以上の物質を
    除去するふるい装置であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の非水溶性原料物質取扱作業場における
    原料物質回収方法。 3 液体注水型ふるい装置が、湿式トロンメルであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非水溶性原
    料物質取扱作業場における原料物質回収方法。 4 非水溶性原料物質が鉄鋼石並びにその他の有価金属
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非
    水溶性原料物質取扱作業場における原料物質回収方法。 5 非水溶性原料物質がコークスであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の非水溶性原料物質取扱作
    業場における原料物質回収方法。
JP58019059A 1983-02-07 1983-02-07 非水溶性原料物質取扱作業場における原料物質回収方法 Pending JPS59145737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58019059A JPS59145737A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 非水溶性原料物質取扱作業場における原料物質回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58019059A JPS59145737A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 非水溶性原料物質取扱作業場における原料物質回収方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59145737A true JPS59145737A (ja) 1984-08-21

Family

ID=11988855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58019059A Pending JPS59145737A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 非水溶性原料物質取扱作業場における原料物質回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59145737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02167444A (ja) * 1988-09-28 1990-06-27 Mitsubishi Kasei Corp コークス粒度の測定方法
CN100429165C (zh) * 2005-04-06 2008-10-29 西安建筑科技大学 炼钢转炉污泥回收干燥处理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02167444A (ja) * 1988-09-28 1990-06-27 Mitsubishi Kasei Corp コークス粒度の測定方法
CN100429165C (zh) * 2005-04-06 2008-10-29 西安建筑科技大学 炼钢转炉污泥回收干燥处理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI419858B (zh) 水泥窯燃燒氣體抽氣灰塵之處理系統及處理方法(一)
JP5923039B2 (ja) 土壌の浄化方法
EP0808809B2 (en) Kiln exhaust gas processing method by chlorine bypass and apparatus therefor
JP4903653B2 (ja) 材料回収システム
CN110420970A (zh) 一种生活垃圾焚烧发电炉渣湿法资源化利用系统
US4732606A (en) Process of treating aluminum-containing fused slag
JP2857437B2 (ja) 廃棄物燃焼炉から出たスラグの調製方法及びその装置
CN108325738B (zh) 一种铝灰中金属铝的梯级回收方法
JP4750846B2 (ja) 含亜鉛転炉ダストのリサイクル方法
CN111346732B (zh) 一种新型生活垃圾焚烧炉渣分选工艺
JP7084883B2 (ja) ごみ焼却灰の資源化方法及び資源化装置
CN109092844B (zh) 钢渣多级处理方法
JP6027921B2 (ja) 汚染土壌の処理方法
US6102053A (en) Process for separating radioactive and hazardous metal contaminants from soils
JP3664586B2 (ja) 固形廃棄物からの金属回収法および装置
JP4979164B2 (ja) 焼却灰の処理方法
JPS59145737A (ja) 非水溶性原料物質取扱作業場における原料物質回収方法
JP4095929B2 (ja) 塩素バイパスダストの水洗ろ過処理方法および水洗ろ過処理システム
JP4348046B2 (ja) キルン排ガスダストの処理方法
JP4073521B2 (ja) セメント原料製造方法
JP2670417B2 (ja) 廃棄物用ストーカー式焼却炉の炉下焼却灰の再利用化処理方法
JP2003073153A (ja) 焼却灰の処理方法
JP2003080106A (ja) 焼却灰の処理方法
TWI554339B (zh) 土壤之淨化方法
CN219211039U (zh) 一种干泥石分离装置