JPS5914534A - 車両のフロアトリム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、車両のダッシュサイド部に７ツトレストを
突設したフロアトリムに関する。

従来の車両フロアトリムとしては、第１図に示すような
ものがある。この図は乗用車の前座席左側のフロアトリ
ムの形状を示すもので、右側はこれと勝手違いの形状を
なす。１はフロアトリムのカーペット、２はカーペット
サポート、３はサイドシルパネル、４はフロアパネル、
５はダッシュパネル、６はダッシュサイドフィニッシャ
、７はキラキングプレート、８はダッシュサイドパネル
である。

しかしながら、このような従来の車両フロアトリムにあ
っては、車体パネルのサイドシルパネル３とフロアパネ
ル４の両者に掛かるようにカーペットサポート２が設け
られ、このカーペットサポート２は、およそ一定断面で
、車体のダッシュパネル５より後方へ延びている構造と
なっているため、左ハンドル車の場合、ダッシュサイド
に左足用のフットレストを設定することができなかった
。

また、右ハンドル車の場合、最近は加速ペダルを操作せ
ずに車速を一定に保つ装置（自動速度制御装置）が車両
に設けられ、高速道路の走行時等において加速ペダルよ
り右足が解放されて、この加速ペダルに戻し易い位置に
右足を置く場所を必要どする傾向にあるにもかかわらず
、前述と同じ理由からダッシュサイドに右足用のフット
レストを設定することができなかった。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、カーペットサポートのダッシュサイド部分を
、足の置き易い形状に成形し、その上に覆設するカーペ
ットも同様の形状に適合させ両者をそれぞれ係合しやす
いように凹凸に形成することによって上記の問題点を解
決しようとするものである。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第２図（、）、第３図および第４図はこの発明の前座席
左側、ならびに第２図（ｂ）は同上右側のフロアトリム
の一実施例を示す図である。なお、従来例と同一の構成
は、同一または対応する符号で表わし、重複説明は省略
する。

車体のサイドシルパネル３とフルアバネル４の両者に斜
めに掛かるようにカーペットサポート２ａを設け、この
上に成形したカーペット１ａを、キラキングプレート７
およびダッシュサイドフィニッシャ６によって固定する
。９．９ａは、ダッシュサイド部のカーペットサポート
２ａ　、２ｂのクラッチペダル１３または加速ペダル１
４（右ハンドル車の場合）とそれぞれ車両のおよそ同じ
前後方向位置に、乗員の足の裏とほぼ平行になるように
設けたフットレスト部１、また１０はこのフットレスト
部９（以下、詳細は左ハンドル車の左側のフロアトリム
部のみを示す）に適合するような形状に成形されたカー
ペット１ａのフットレスト部である。さらに上記のフッ
トレスト形状部の、車両の前後方向と垂直の面および平
行の面のカーペットサポート２＆の上面およびカーペッ
ト１ａの裏面には、それぞれ互にはめ合い係合をなす凹
部１１および凸部１２を設けてあり、この部分のカーベ
ラ）ｌａの上面は、一般面のままの平面にしである。

以上は主として左ハンドル車の左側フロアトリム部につ
いて説明したが、右ハンドル車の右側のフロアトリム部
についても、勝手違い的に全く同・様である。

つぎに作用を説明する。

車両のクラッチペダル１３または加速ペダル１４附近の
カーペット１ａ、１ｂをフットレスト９．９ｂ形状に形
成したことによって、車両が走行中、乗員がクラッチペ
ダル１３または加速ペダル１４の操作を必要としなくな
ったときに、速かに両ペダル１３．１４のどちらかの上
に容易に足を戻すことができる位置に足を休ませてのせ
ておくことができる。また、このフットレスト部のカー
ペットサポート２ａ上面およびカーペット１ａの裏面に
それぞれ互にはめ合い係合する凹部１１および凸部１２
を設けたことによって、（右側フロアトリム部について
も全く同様である）クラッチペダル１３および加速ペダ
ル１４附近のカーペラ）１ａ、１ｂが浮上ったりずれた
りしてペダルの操作性を害することを防止できる。

以上説明してきたように、この発明によれば、その構成
を、車体のサイドシルパネルとフルアバネルとの間に設
けられたカーペットサポートおよびぞの上に覆設される
カーペットのダッシュサイド部を足が載るように突出さ
せた形状とし、さらＣ・この部分のカーペットサポート
上面およびカーペット裏面を、それぞれ凹凸形状として
両者をはめ合い係合させる構造としたため、車両の走行
中乗員がクラッチペダルまたは加速ペダルから足の操作
を解放されたとき、速かに足をペダル上に戻すことがで
きる位置に足を休まゼておくことができる。また、カー
ペットサポートおよびカーペットが凹凸形状によりはめ
合係合されていることにより、ペダル附近のカーペット
が浮上ったりずれたりすることを防止できるという効果
が得られる。

またこの発明を同一車種の左右両側に実施することによ
って、この同一車体を左ハンドル車および右ハンドル車
の双方に共用し得る利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の乗用車前座席左側フシアトリムの一例
を示す斜視図、第２図（ａＬ（ｂ）ないし第４図は、こ
の考案に係る乗用車前座席のフνア）　ＩＪムの一実施
例を示す図で、第２図（ａ）、（ｂ）はそれぞれ左側お
よび右側のフロアトリムの要部の斜視図、第３図は、第
２図（、）の分解拡大斜視図、第４図は、第３図のＩＶ
−ＩＶ線のカーペット覆設時の状態を示ず断面図である
。 １．１ａ、１ｂ・・・・・・・・・カーペット２．２ａ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・カーペットサポ
ート３・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・サイドシルパネル４・・・・・・・・・・・
・・・・ｅ・・・・・・・・・・・フロアパネル５・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ダッシュパネル第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体のサイドシルパネルとフロアパネルとの間に設けら
   れたカーペットサポート及びその上に晋股されるカーペ
   ットのダッシュサイド部をフットレストとして突設させ
   ると共に、前記カーペットサポート及び前記カーペット
   の接合面をそれぞれ凹凸状に形成して両者を係合させる
   ように構成したことを特徴とする車両のフロアトリム。