JPS59145088A - 活性炭「ろ」過装置の殺菌方法 - Google Patents

活性炭「ろ」過装置の殺菌方法

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JPS59145088A
JPS59145088A JP58019466A JP1946683A JPS59145088A JP S59145088 A JPS59145088 A JP S59145088A JP 58019466 A JP58019466 A JP 58019466A JP 1946683 A JP1946683 A JP 1946683A JP S59145088 A JPS59145088 A JP S59145088A
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JP
Japan
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activated carbon
ozone
bed
carbon layer
filtration device
Prior art date
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Pending
Application number
JP58019466A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Sazuka
佐塚 隆一
Toshiaki Kuwabara
利明 桑原
Tsuyoshi Ishikawa
石川 強
Kiyokatsu Ueda
上田 清勝
Ryoichi Tamura
田村 了一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON ROSUIKI KOGYO KK
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
NIPPON ROSUIKI KOGYO KK
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 この発明は、医薬品、食品及び電子部品などの製造工程
にふ・いて広く使用されている水処理系中の活性炭沢過
装置において、その装置内の活性炭層をはじめ、装置内
壁、装置への導入管系をも含めて、それらを無菌状態に
保持する殺菌方法に関する。
b、従来技術 原水中の有機物や色素成分などは活性炭によって除去さ
れる反面、その除去を担当する活性炭及びその容器内壁
等には捕捉された多量の有機物が存在し、それを栄養源
として細菌や微生物が繁殖するので、不衛生であるばか
りか、下流側に及ぼす影響、例えば、フィルタへの負荷
の増大や不良製品の増加などからも看過し得ない問題で
あ、る。
そこで、従来でも活性炭濾過装置内は、熱水、蒸気また
はアルカリなどを用いて定期的に殺菌処理を施している
先ず、熱水による活性炭濾過装置の殺菌法は、第1図で
示すように、原水槽1内の原水がポンプ2、バルブ3.
活性炭沢過装置4、バルブ5を経由して処理水槽6に供
給される水処理系に対して、殺菌用の循環系、すなわち
、ポンプ8、バルブ7、活性炭濾過装置4、バルブ11
、蒸気10を熱源とする熱交換器9、を経由して再びポ
ンプ8に達する熱水循環系を用意し、殺菌作業時には、
水処理系のバルブ3及び5を閉結し、循環系のバルブ7
及び11を開放し、循環系内の残留水を熱交換器9で約
85C以上に加熱して殺菌処理する手段が周知である。
しかしながら、活性炭濾過装置4内の温度を最低850
以上に加熱するには大量のエネルギーコストがかかり、
間接加熱のため熱効率が低く、配管系における熱損失も
多く、最近における施設の大型化に伴なって処理に多大
の時間と労力及び経費を要するので、省力化、省エネル
ギー化及び低コスト化が熱望されていた。
次に、装置4内へ直接蒸気を吹き込む周知の殺伯法は、
活性炭層内に蒸気が通過する道が生じ易く、一部の殺菌
に止まり、温〃〔の上昇が不均一となって、全体が一様
に殺菌され#fいばかりか、蒸気により構造材やν材が
劣化し易く、更に、kki bL式そないため、エネル
ギーコストが高くつくなどの悩みがあった。
他方において、アルカリ水による周知の殺菌法は、殺菌
後に山・ける残留アルカリの洗滌処理に大量の水と時間
とがかかる憂いがあった。
C1発明の目的 この発明の第1の目的は、上記の不都合を一掃して、装
置内における活性炭、滞留水、内壁等に対してムラのな
い確実均一な殺菌効果を、僅か77時間と後処理不要の
迅速性をもって、可能2よらしめる活性炭p過装置の殺
菌方法をhυ作して提供することであろう この発明の第2の目的は、上記の不都合を一掃して、常
温で処理を可能にし、操作が間便。
かつ、自動化が容易であり、連用しても構造材や戸材の
性能劣化が殆んと住しない耐久性をも備えた活性炭r過
装置の殺菌方法を創作して提供することである。
この発明の第3の目的は、上nc1の達成に消費される
労力と経費及びエイ・ルギーコストを著しく節約し得る
経済性に冨んだ活性炭p過装置の殺菌方法を創作して提
供することである。
d8発明の構成 この発明の構成は、水処理系中に設けた活性炭濾過装置
に対して該装置内の活性炭層が遊動する手段を用意し、
殺菌時に該手段を作動させて活性炭層を前記装置内で遊
動させ、その遊動状態下の活性炭1−にオゾンを注入す
る点にある。
C0発明の作用 本発明者は1.rシンが極めて強力な殺菌性能(第1表
及び第3図参照〕をもっている反面、活性炭との接触に
より分解し排出しても無害となる性質(第2表参照)を
も併有している点に着目して、そのオゾンの有する殺菌
反応と分解反応とを活性炭1−に対してムラなく迅速確
実有効に作用させる手段として、両名の接触を密にさせ
ること、すなわち、活性炭層を固定静止の状態から流動
浮遊の状態に変化させたとでそのような活性炭層にオゾ
ンを注入することによって、ぞれを達成した(第3表参
照)。
先ず、オゾンの殺菌力を塩素のそれと対比してみると第
1表及び第3図で示す結果が得られた。
第3図は、大腸菌の一種hi、Oc+liが50.00
0個含まれる1rnlの試料にオゾンまたは塩素を添加
したときにおける添加濃度と菌残存率との関係を示す。
このように強力な殺菌性能を有するオゾンは、他方にお
いて、活性炭と接触することによって分解され無害とな
る。
第2表は水中に溶存するオゾンが活性炭と接触すること
によって分解される時間を測定したものを示し、溶存オ
ゾンの濃度はオゾンが活性炭層を通過する直前(入口)
と直後(出口)の2個所において測定され、その結果、
1乃至5ppmの溶存オゾンは何れも1公租度の接触反
応で分解されてしまうことが判った。
活性炭槽で捕捉され繁殖した細菌がどのような状態で活
性炭に付着しているが明らかではないにしても、それら
が活性1.延の表面及びまたは微細孔内に付着している
ことは明白である。従って、殺菌効果は活性炭層に対し
てオゾンが密接に接触し得る機会を作ることによって促
進される。
第3表は、細菌の繁殖した活性炭に対して。
一方は活性炭を層状に静止固定した俵の状態で他方は流
動浮遊させた状態で、2乃至3■/1の観度のオゾンを
注入して実験した結果、残存する生菌数(個/ cc 
)を対比して示すものである。
第3表で明らかなように、オゾンによる活性炭層の殺菌
は固定状態では効果が小さく、遊動させることによって
促進され、殺菌時間は30分程度で充分であり、更に、
装置内の滞留水も同時に殺菌され、それらは常温におけ
る処理で可能であることが判った。
第4表は、オゾンによる殺菌処理によって活性炭の粒子
の強問並びに吸着能が何れも殆んど劣化しないことと示
し、この場合における殺菌時間は活性炭とオゾンとの接
触時間と見做すことができる。
第4表 f、実施例 この発明の構成及び作用を、その具体的一実施態様によ
り第2図によって詳述する。
水処理系は、原水4i#1からの原水がボン′プ2によ
りバルブ3を経由して活性炭濾過装置4の上から装置内
に導入され該装置の下からバルブ5を経由して処理水槽
6に至ること従来通りである。
この発明では、上記の水処理系中の活性炭濾過装置4に
対して該装置内で活性炭層が流動乃至浮遊する手段を用
意する。
活性炭層を装置内で遊動させる手段は、滞留水を循環さ
せる方法、加圧空気を供給する方法及び両者の併用が考
えられ、何れの方法を使用するときであっても、水処理
系のポンプ2を停止し、パルプ3及び5を閉結する。
装置4内の滞留水を循環させて活性炭層を流動させる一
例として、パルプ3と装置4との中間と装置4の下部と
の間を結ぶ循環系12を設け、その系にパルプ7とポン
プ8とを介設して、装置4内の下方から上方へ滞留水が
流動するように構成する。
装置4内に加圧空気を供給して滞留水中に浸漬している
活性炭層を遊動さ亡ろ一例として、加圧空気供給装置1
3からパルプ14及び15を経由して装置4内の下部に
達する気体注入系16を設けて、滞留水にバブルを供給
すると、その浮力によって活性炭層が遊動する。
滞留水を循環させると同時に、バブルの供給をも実行す
ると活性炭層の流動浮遊は一段と活発になる。
さて、そのような状態下において、オゾンをその発生装
置17から気体注入系を経由して装置4内へ供給すると
、活性炭の内外に付着している細菌にオゾンが接触して
それを殺菌する一方、活性炭との接触によってオゾンが
分解し無害となる。
しかしながら、注入されるオゾンの供給量が過大である
と1分解に至らなかったオゾンが装置4内の上部に達す
るので、装置4の上部に気体放出系18を設け、核系に
パルプ19、オゾン濃度計20及び排出オゾン処理装置
21を配置して、排出オゾンを無害にして大気中に放出
する。
排出されるオゾンの濃度をオゾン濃度計20で常時計測
し、その測定値をオゾン発生装置17に供給すれば、オ
ゾンの供給量を自動制御することができるから、常時最
適量のオゾンが無駄なく有効に供給される。
g0発明の効果 本発明は活性炭層を装置4内で静止固定させず、流動浮
遊させた状態下においてオゾンを注入させるので、活性
炭の内外に何着している細菌全体にオゾンが一様に接触
し得るから、殺菌効果にムラがなく、精度の高い確実な
殺菌を実行することができ、その効果は滞留水及び装置
この内壁にまで及ぶ。更に、殺菌操作時間は従来と比較
して驚威的に短縮され、約−30分程度で充分な効果を
奏する迅速性をも兼ね備えており、操作の簡便迅速性は
後処理を要しないこと、すなわち、オゾンが活性炭と接
触することにより分解反応して無害となることと相俟っ
て特筆に価いする。その外、常温の状態で処理が”T 
fi’Qであるから、従来のようにエネルギーコストを
貸す憂いも解消され、オゾンの排出#層側定値でオゾン
注入量を自動制御し得るから操作が安全無害であり、自
動化により労力を大巾に節約することもでき、構造材や
涙材の劣化も殆んど生じないから、耐久性に欠けるおそ
れもなく、以上の時効果を綜合して、それに消費される
労力と経費及びエネルギーコストを著しく節約すること
ができるなど、医薬品、食品、電子部品の製造分野ばか
りでなく、無菌並びに高純度水を必要とする工業分野の
水処理システムに応用して有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における殺菌方法を示すブロックダイヤグ
ラム、 第2図は本発明による殺菌方法を例示するブロックダイ
ヤグラム。 第3図はオゾンの殺菌力を塩素と対比して示したグラフ
である。 1.2.3.4.5及び6・・・水処理系。 4・・・活性炭涙過装置、12・・・滞留水循環系、1
3・・・加圧空気供給装置、16・・・気体注入系、1
7・・・オゾン発生装置、18・・・気体放出系、20
・・・オゾン濃度計、21・・・排出オゾン処理装置。 特許出願人 日本濾水機工業株式会社 仝   富士電機製造株式会社 代 理 人 弁理士 三 根  守

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水処理系中に設けた活性炭濾過装置に対して該装
    置内で活性炭層が遊動する手段を用意 1し、 殺菌時に該手段を作動させて活性炭層を前記装置内で遊
    動させ。 その遊動状態下の活性炭層にオゾンを注入する、 ことを特徴とする活性炭濾過装置の殺菌方法。
  2. (2)  活性炭層を遊動させる手段として、濾過装置
    内の下方から上方へ水を供給する循環系を設けることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)活性炭層を遊動させる手段として、濾過装置内の
    下方から上方へ加圧空気を供給する注入系を設けること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)活性炭層を遊動させる手段として、水供給循環系
    と加圧空気M戎λ系の双方を併設することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)オゾンの注入手段として、オゾン発生器から濾過
    装置内へ注入されるオゾンの供給量が。 排出オゾンの測定値に基づいて制御されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP58019466A 1983-02-08 1983-02-08 活性炭「ろ」過装置の殺菌方法 Pending JPS59145088A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5303422A (en) * 1989-01-31 1994-04-12 Shintom Co., Ltd. Mobile audio system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327263A (en) * 1976-08-27 1978-03-14 Kobe Steel Ltd Method of treating waste water

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