JPS5914345Y2 - 密度差を有する梱包用材料 - Google Patents
密度差を有する梱包用材料Info
- Publication number
- JPS5914345Y2 JPS5914345Y2 JP6345678U JP6345678U JPS5914345Y2 JP S5914345 Y2 JPS5914345 Y2 JP S5914345Y2 JP 6345678 U JP6345678 U JP 6345678U JP 6345678 U JP6345678 U JP 6345678U JP S5914345 Y2 JPS5914345 Y2 JP S5914345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- fiberboard
- density
- plate
- packaging materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、梱包用の当て定板の改良に関し、繊維板か
ら成る基材の縦或いは横方向に連続した帯状の高密度部
分を設けた、当て定板として使用される梱包材料に関す
る。
ら成る基材の縦或いは横方向に連続した帯状の高密度部
分を設けた、当て定板として使用される梱包材料に関す
る。
従来、裁断された洋紙等の梱包の際、積載された洋紙の
上下に当て定板を置き、これをバンドで締めて梱包する
方法が採られている。
上下に当て定板を置き、これをバンドで締めて梱包する
方法が採られている。
このような梱包を行う際に使用される当て定板は、小巾
の木板を並べてその上に、バンドを当てて締められる桟
木を釘、ホッチキス等により固定して作られる。
の木板を並べてその上に、バンドを当てて締められる桟
木を釘、ホッチキス等により固定して作られる。
この当て定板は、材料としては安価な木板を用いるが、
組み込みを持った桟木を作ったり、小巾の木板を連結す
る等の作業の手間によって、現在では可成り高価である
。
組み込みを持った桟木を作ったり、小巾の木板を連結す
る等の作業の手間によって、現在では可成り高価である
。
又、材料費を低減しようとして、小巾の木板を連結して
用いるために、梱包された荷の表面に継ぎ目跡が付いた
り、又バンド締めの際に連結された小巾板の木口の破損
を防止するため厚みの厚い桟木をその上に取り付けてい
るがその桟木の巾が充分ではないので、梱包時にバンド
が外れ易すく梱包に手数を要する。
用いるために、梱包された荷の表面に継ぎ目跡が付いた
り、又バンド締めの際に連結された小巾板の木口の破損
を防止するため厚みの厚い桟木をその上に取り付けてい
るがその桟木の巾が充分ではないので、梱包時にバンド
が外れ易すく梱包に手数を要する。
この考案は、このような梱包の現状に鑑みて、且つ繊維
板の圧縮9曲げ或いは衝撃等の各種強度、復元力等々の
性質に鑑みて提案されたものであって、その構成は下記
の図示実施例に従った説明に示す通りである。
板の圧縮9曲げ或いは衝撃等の各種強度、復元力等々の
性質に鑑みて提案されたものであって、その構成は下記
の図示実施例に従った説明に示す通りである。
第1a図、l b図は、この考案に係る当て定板であり
、第2図は、これと対照するための従来の当て定板を示
している。
、第2図は、これと対照するための従来の当て定板を示
している。
第1a図及び1b図は、夫々別の実施例に於ける当て定
板であって、夫々縦、横の連続した帯状の高密度部1と
その他の低密度部2とから成る繊維板から戒っている。
板であって、夫々縦、横の連続した帯状の高密度部1と
その他の低密度部2とから成る繊維板から戒っている。
この繊維板は、無機質繊維或いは有機質繊維、又は無機
質繊維と有機質繊維の混合繊維を、適宜結合剤や加熱を
併用して圧搾し、板状物としたものであって、上記繊維
板を形成する際に、繊維のフェルディング中に帯状に圧
縮を与えて高密度部を持ったマットを形成し、これを圧
搾して帯状に高密度部1を持った繊維板に形成される。
質繊維と有機質繊維の混合繊維を、適宜結合剤や加熱を
併用して圧搾し、板状物としたものであって、上記繊維
板を形成する際に、繊維のフェルディング中に帯状に圧
縮を与えて高密度部を持ったマットを形成し、これを圧
搾して帯状に高密度部1を持った繊維板に形成される。
即ち、通常の繊維板を形成するときは、繊維を、移動す
るネット、スクリーン上に堆積即ちフェルディングし、
フェルディングしたマットの厚みを均一に調整して全体
をプリプレスし、このマットを所望の長さに裁断し、後
にこれを圧搾して作られる。
るネット、スクリーン上に堆積即ちフェルディングし、
フェルディングしたマットの厚みを均一に調整して全体
をプリプレスし、このマットを所望の長さに裁断し、後
にこれを圧搾して作られる。
しかし、この考案に係る繊維板を形成する場合は、この
フェルディング作業中に例えば巾の狭いローラ等によっ
て帯状に圧縮を行う。
フェルディング作業中に例えば巾の狭いローラ等によっ
て帯状に圧縮を行う。
即ち圧縮とその上へのフェルディングとを適宜繰返えし
て行った後、厚み調整を行って密度の部分的に高いマッ
トを形成する。
て行った後、厚み調整を行って密度の部分的に高いマッ
トを形成する。
そして、通常の如くプリプレス、裁断、圧搾を行って帯
状の高密度部1を持った繊維板を得る。
状の高密度部1を持った繊維板を得る。
勿論この圧搾前に更に接着剤樹脂等をマットの高密度部
に与えてより高硬度の高密度部1を形成するようにして
も良い。
に与えてより高硬度の高密度部1を形成するようにして
も良い。
尚上記フェルディング中の圧縮を行なわざ、帯状に接着
剤樹脂等を含浸させ帯状に高密度部1を形成させること
も可能であるが、概してコスト高となり、又仕上りの良
い製品が得難い。
剤樹脂等を含浸させ帯状に高密度部1を形成させること
も可能であるが、概してコスト高となり、又仕上りの良
い製品が得難い。
斯くして得られた縦横に連続して帯状の高密度部1を持
った繊維板は、従来に於ける様な桟木1′を当てること
なく、そのまま、或いは裁断して当て定板とされる。
った繊維板は、従来に於ける様な桟木1′を当てること
なく、そのまま、或いは裁断して当て定板とされる。
このように、この考案に係る当て定板は、例えば紙の如
き荷を梱包する際のバンドが、当て定板の縁にある高密
度部1の一縁1aに当てられて締められるが、高密度部
1は帯状に連続しているために、バンド締付による荷重
が分散され、木口が破損することがない。
き荷を梱包する際のバンドが、当て定板の縁にある高密
度部1の一縁1aに当てられて締められるが、高密度部
1は帯状に連続しているために、バンド締付による荷重
が分散され、木口が破損することがない。
又、繊維板全体を高密度の板にする必要がないので、特
殊な圧搾装置を必要とせず、製作が容易でありコストを
低減させることが出来るばかりでなく、当て定板の全体
の弾力が増し、バンド締の緩みが生じない。
殊な圧搾装置を必要とせず、製作が容易でありコストを
低減させることが出来るばかりでなく、当て定板の全体
の弾力が増し、バンド締の緩みが生じない。
第1a図はこの考案に於ける高密度部を当て定板にキの
字状に配した場合の実施例を示す斜視図。 第1b図は同じく高密度部を当て定板の四囲に配した場
合の実施例を示す斜視図。 第2図は従来の同種の梱包材料の斜・視図。 符号説明 1:当て定板の高密度部、1a:当て定板の
縁にある高密度部の一縁、2:同じく低密度部、1′:
従来の当て定板に於ける桟木。
字状に配した場合の実施例を示す斜視図。 第1b図は同じく高密度部を当て定板の四囲に配した場
合の実施例を示す斜視図。 第2図は従来の同種の梱包材料の斜・視図。 符号説明 1:当て定板の高密度部、1a:当て定板の
縁にある高密度部の一縁、2:同じく低密度部、1′:
従来の当て定板に於ける桟木。
Claims (1)
- 単一の繊維板に於て、該繊維板の縦及び/又は横方向の
両端間にわたって連続した帯状の高密度部を設け、上記
高密度部は少なくとも上記繊維板の縁部の梱包用バンド
が当てられることを予定した部分に該梱包用バンドの幅
より広い幅にわたって形成されていることを特徴とする
密度差を有する梱包用材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6345678U JPS5914345Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | 密度差を有する梱包用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6345678U JPS5914345Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | 密度差を有する梱包用材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54165267U JPS54165267U (ja) | 1979-11-20 |
JPS5914345Y2 true JPS5914345Y2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=28966655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6345678U Expired JPS5914345Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | 密度差を有する梱包用材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914345Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-12 JP JP6345678U patent/JPS5914345Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54165267U (ja) | 1979-11-20 |
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