JPS5914294Y2 - シ−トベルトの支持構造 - Google Patents

シ−トベルトの支持構造

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JPS5914294Y2
JPS5914294Y2 JP12625479U JP12625479U JPS5914294Y2 JP S5914294 Y2 JPS5914294 Y2 JP S5914294Y2 JP 12625479 U JP12625479 U JP 12625479U JP 12625479 U JP12625479 U JP 12625479U JP S5914294 Y2 JPS5914294 Y2 JP S5914294Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
seat belt
support structure
seatbelt
door
Prior art date
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Expired
Application number
JP12625479U
Other languages
English (en)
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JPS5643658U (ja
Inventor
直實 前川
猛 粟野
美広 佐々木
孝二 是近
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一端部がドアのサツシュに支持され且つ他端
部がシート側方の車両中央側に支持されたシートベルト
の支持構造に関する。
近年、交通事故による傷害から乗員を防護する目的でシ
ートベルトが自動車に取り付けられるようになっている
が、その着脱作業の煩雑さを解消するため、乗員の乗降
に伴って自動的にシートベルトが装着或いは離脱し得る
ようにしたパッシブシートベルトが開発された。
このパッシブシートベルトは、その概略外観を表わす第
1図及びシートベルトのドア側の支持構造を表わす第2
図に示すように、一端部がシート101側方の車両10
2中央側に支持されたシートベル)103の他端部をド
ア104後端のサツシュ105に取り付けられたバック
ル106やスルーリング107等の支持部材により支持
させ、ドア104を開けた時にはシートベルト103が
リトラクタ108.109から引き出されて乗員に対し
非装着位置に移動して乗員の乗降を可能とし、ドア10
4を閉じた時にはシートベルト103がリトラクタ10
8,109に巻き戻されてシート101に着座した乗員
の上体にフィツトするように構成されたものである。
ところが、このようなパッシブシートベルトにおいてド
ア104の後端部に形成されたサツシュ105にシート
ベル)103の支持部材を単に取り付けただけでは、衝
突事故等で乗員の前傾によりシートベルl−103が前
方へ強く引張られた時にサツシュ105或いはシートベ
ルト103の支持部材が変形してしまい、シートベル)
103が本来の機能を充分果すことができなくなる虞が
ある。
そこで、従来のパッシブシートベルトでは第3図に示す
ような支持構造が採用されており、これは図示しないシ
ートベルトの一端部が取り付けられる支持部材110と
一体のアンカプレート111をアンカボルト112、ナ
ツト113を介してドア104後端部に形成されたサツ
シュ105に固定すると共にアンカボルト112に形成
されたフランジ部114に係止し得る受は板115をサ
ツシュ105の後方に隣接するピラー116に固定し、
シートベルトに負荷する衝突時の衝撃力によりアンカプ
レート111が前方に強く引張られてサツシュ105が
変形した時に、フランジ部114が受は板115に係止
されるように構成したものである。
ところが、このようなパッシブシートベルトの従来の支
持構造によると、フランジ部114をアンカボルト11
2と一体にする必要上、このフランジ部114の面積を
余り大きくすることができず、従って受は板115とフ
ランジ部114との接触面積を大きくすることが不可能
であるため、受は板115の板厚を相当厚くして強固に
製作しない場合には、この受は板115が容易に変形し
てしまい、シートベルトの機能を損う虞があった。
本考案は上述したパッシブシーI・ベルトのようないわ
ゆるサツシュアンカを有するシートベルトにおける従来
の支持構造の欠点を解消し、シートベルトの一端部を極
めて強固に支持し得るシートベルトの支持構造を提供す
ることを目的とするが、この目的を達成する本考案の構
成は、一端部がアシカプレートを介してドアの後端部に
形成されたサツシュ側に支持され且つ他端部がシート側
方の車両中央側に支持されたシートベルトにおいて、前
記アンカプレートの一端部に相互に隙間を隔てて対向す
る折り返し部を形成すると共にこの折り返し部を貫通す
るボルトにより前記アンカプレートを前記サツシュに固
定し、更に前記ドアを閉止した状態にて前記折り返し部
の前記隙間に差し込まれる受は板を前記サツシュの後方
に隣接するピラーに固定したことを特徴とするものであ
る。
以下、本考案によるシートベルトの支持構造の一実施例
について第4図以下の図面を参照しながら詳細に説明す
る。
本実施例によるドアの横断面構造を表わす第4図a及び
そのB矢視を表わす第4図すに示すように、上下動自在
のドアガラス11が装着されたドア12の後端部には、
アウタパネル13とインナパネル14とで構成されたサ
ツシュ15が形成されており、前記インナパネル14に
はこのインナパネルの変形を防止する補強板16が接合
されている。
又、一端部に相互に隙間を隔てて対向する折り返し部1
7が形成されたアンカプレート18の他端部には、スル
ーリング1つを支持する保持板20がピン21止めされ
ており、前記スルーリング19には一端部がサツシュ1
5側に支持され且つ他端部が図示しないシート側方の車
両中央側に支持される図示しないシートベルトが通され
るが、このシートベルトの一方の端部は図示しないリト
ラクタに巻き込まれた状態となっている。
一方、第4図a中の■−■矢視断面構造を表わす第5図
に示すように、前記アンカプレート18の折り返し部1
7は、この折り返し部17とサツシュ15のインナパネ
ル14、補強板16とを貫通するアンカボルト22にね
じ込まれたナツト23により、サツシュ15に固定され
た状態となっている。
又、インナパネル24と補強板25が接合されたアウタ
パネル26とで構成され且つサツシュ15の後方に隣接
するピラー27の前記アウタパネル26には、ドア12
を閉止した際にアンカプレート18の折り返し部17の
隙間に差し込まれた状態となる受は板28が複数本の固
定用ポル1〜29及びナツト30により強固に固定され
ており、本実施例では折り返し部17にアンカボルト2
2の大径部31が位置している関係上、この受は板28
の中央部には切欠き部32が形成されている。
なお、第4図a中の符号33はモールディング、34は
ガラスラン、35はウェザストリップである。
シートベルトに負荷する衝突時等の衝撃力によリアンカ
プレート18が前方(第4図a中、左方向)に強く引張
られてサツシュ15が変形した時、受は板28が折り返
し部17とアンカボルト22の頭部36とに係合して前
記衝撃力を受け、アンカプレート18が前方に移動する
のを防止してシートベルトの機能を充分に維持する。
この場合、受は板28と折り返し部17との接触面積を
従来のものより大幅に拡げることが可能であるため、極
めて大きな衝撃力が負荷しても受は板28は変形するこ
となく持ち堪えることができる。
更に、前記衝撃力はアンカプレート18の折り返し部1
7の隙間を拡げるようにも作用するため、アンカボルト
22の抗張力と共にアンカプレート18の折り返し部1
7に曲げ反力が発生するため、ピラー27の受は板28
に到る衝撃力の伝達系路の強度が大幅に向上する。
なお、本実施例ではスルーリング19の支持構造につい
て説明したが、バックル、アンカ或いはりトラクタ等の
支持装置としても適用することが可能である。
このように本考案のシートベルトの支持構造によると、
アンカプレートの一端部に受は板と係合し得る折り返し
部を形成したので、従来のものより受は板との接触面積
を拡げることが可能である。
従って、大きな衝撃力がシートベルトに負荷してもアン
カプレート等が変形を受けにくくなり、本来の機能を充
分発揮し得るパッシブシートベルトを提供することがで
きる。
又、衝撃力に対してボルトの抗張力及び折り返し部の曲
げ反力が作用するため、アンカプレートトからピラーの
受は板に到る衝撃力の伝達経路の強度を大幅に高めるこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び゛第2図はパッシブシー1〜ベルトの概略構
造を表わす斜視図、第3図はそのサツシュ側の支持構造
を表わす断面図であり、第4図aは本考案によるシート
ベルトの支持構造をスルーリングに応用した一実施例に
おけるドアの一部の横断面図、第4図すはそのB矢視図
、第5図は第4図a中の■−■矢視断面図である。 図面中、12はドア、14はサツシュのインナパネル、
15はサツシュ、17はアンカプレートの折り返し部、
18はアンカプレートト、19はスル−リング、20は
保持板、21はピン、22はアンカボルト、23はナツ
ト、26はピラーのアウタパネル、27はピラー、28
は受は板、29は固定用ボルト、30はナツトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部がアンカプレートを介してドアの後端部に形成さ
    れたサツシュ側に支持され且つ他端部がシート側方の車
    両中央側に支持されたシートベルトにおいて、前記アン
    カプレートの一端部に相互に隙間を隔てて対向する折り
    返し部を形成すると共にこの折り返し部を貫通するボル
    トにより前記アンカプレートを前記サツシュに固定し、
    更に前記ドアを閉止した状態にて前記折り返し部の前記
    隙間に差し込まれる受は板を前記サツシュの後方に隣接
    するピラーに固定したことを特徴とするシートベルトの
    支持構造。
JP12625479U 1979-09-14 1979-09-14 シ−トベルトの支持構造 Expired JPS5914294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12625479U JPS5914294Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 シ−トベルトの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12625479U JPS5914294Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 シ−トベルトの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5643658U JPS5643658U (ja) 1981-04-20
JPS5914294Y2 true JPS5914294Y2 (ja) 1984-04-26

Family

ID=29358144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12625479U Expired JPS5914294Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 シ−トベルトの支持構造

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JP (1) JPS5914294Y2 (ja)

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JPS5643658U (ja) 1981-04-20

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