JPS59142249A - 合成樹脂組成物 - Google Patents
合成樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS59142249A JPS59142249A JP58016979A JP1697983A JPS59142249A JP S59142249 A JPS59142249 A JP S59142249A JP 58016979 A JP58016979 A JP 58016979A JP 1697983 A JP1697983 A JP 1697983A JP S59142249 A JPS59142249 A JP S59142249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- weight
- resin composition
- acrylic resin
- polyarylate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Materials For Medical Uses (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は1例えば義歯を形成するのに適した合成樹脂
組成物に関する。
組成物に関する。
一般に義歯の分野において、例えば人工歯及びこの人工
歯が植立されるグレートの材料に合成樹脂が用いられて
いる。この種の人工歯は物を噛んだり凌ンは互いに噛み
合ったときに、摩耗したり、成るいは破折してしまうこ
とがある。
歯が植立されるグレートの材料に合成樹脂が用いられて
いる。この種の人工歯は物を噛んだり凌ンは互いに噛み
合ったときに、摩耗したり、成るいは破折してしまうこ
とがある。
従って、この種の人工歯の成形材料は、所定の弾性並び
に耐摩耗性を有し、且つ破折した場合に、アクリル樹脂
系の接着剤によって容易に接着可能な合成樹脂材料が要
求されている。ところが、従来、この要求を充分に満足
することができる合成樹脂が開発されていない。
に耐摩耗性を有し、且つ破折した場合に、アクリル樹脂
系の接着剤によって容易に接着可能な合成樹脂材料が要
求されている。ところが、従来、この要求を充分に満足
することができる合成樹脂が開発されていない。
例えば、′この種の合成樹脂として、アクリル樹脂が用
いられている。このアクリル樹脂から成形された人工歯
は1例えば破折した部分を修理するときに、アクリル樹
脂系の接着剤によって容易に且つ強固に接着されるとい
う利点があるが、その反面耐摩耗性に優れず、且つ硬変
が高いために破折されやすいという欠点がある。
いられている。このアクリル樹脂から成形された人工歯
は1例えば破折した部分を修理するときに、アクリル樹
脂系の接着剤によって容易に且つ強固に接着されるとい
う利点があるが、その反面耐摩耗性に優れず、且つ硬変
が高いために破折されやすいという欠点がある。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、この
発明の目的は、所定の弾性を有し、耐摩耗性に優れ5且
つ破損した場合に修理できる合成樹脂組成物を提供する
ことである。
発明の目的は、所定の弾性を有し、耐摩耗性に優れ5且
つ破損した場合に修理できる合成樹脂組成物を提供する
ことである。
この発明による合成樹脂組成物はポリサルホン30重量
%ないし60重量%、71?リアリレ一ト1ON量%な
いし30重量%、アクリル樹脂10重量%ないし30重
量%、そしてポリカーボネート10重量%ないし30重
量%を含むことを特徴としている。
%ないし60重量%、71?リアリレ一ト1ON量%な
いし30重量%、アクリル樹脂10重量%ないし30重
量%、そしてポリカーボネート10重量%ないし30重
量%を含むことを特徴としている。
上記ポリサルホンを30重量%よりも少ない割合で含む
と1合成樹脂組成物は必要な弾性が得られなくなるので
脆くなってしまい、60重量%よりも多い割合で含むと
合成樹脂組成物は弾性が増しすぎて柔軟すぎてしまう。
と1合成樹脂組成物は必要な弾性が得られなくなるので
脆くなってしまい、60重量%よりも多い割合で含むと
合成樹脂組成物は弾性が増しすぎて柔軟すぎてしまう。
このポリサルホンは40重量%ないし50重量%の割合
で含まれることが好ましい。
で含まれることが好ましい。
上記ボリアリレートを10重量%よりも少ない割合で含
むと合成樹脂組成物は柔かすぎると共に対摩耗性に優れ
ず、30重量%よりも多い割合で含むと硬すぎてしまう
からである。このボリアリレートは15重量%ないし2
25重量%の割合で含まれることが好ましい。
むと合成樹脂組成物は柔かすぎると共に対摩耗性に優れ
ず、30重量%よりも多い割合で含むと硬すぎてしまう
からである。このボリアリレートは15重量%ないし2
25重量%の割合で含まれることが好ましい。
上記アクリル樹脂を10重量%よりも少ない割合で含む
と、汎用されているアクリル樹脂系の接着剤によって容
易に且つ強固に接着されなくなり、30重量%よりも多
い割合で含むと、アクリル樹脂が有する別の特性である
耐摩耗性に優れず且つ破折しやすいという性質のために
合成樹脂組成物は、摩耗しやすく且つ破折しやすくなっ
てしまう。
と、汎用されているアクリル樹脂系の接着剤によって容
易に且つ強固に接着されなくなり、30重量%よりも多
い割合で含むと、アクリル樹脂が有する別の特性である
耐摩耗性に優れず且つ破折しやすいという性質のために
合成樹脂組成物は、摩耗しやすく且つ破折しやすくなっ
てしまう。
アクリル樹脂は15重量%ないし25重量%の割合で含
まれることが好ましい。
まれることが好ましい。
上記ポリカーボネートを10重量%より少ない割合で含
むと、ポリサルホンとアクリル樹脂とボリアリレートが
良好に混り合わず、30重量%よりも多い割合で含むと
5号?リサルホンとアクリル樹脂と、ボリアリレートと
の夫々の特割合で含まれることが好ましい。
むと、ポリサルホンとアクリル樹脂とボリアリレートが
良好に混り合わず、30重量%よりも多い割合で含むと
5号?リサルホンとアクリル樹脂と、ボリアリレートと
の夫々の特割合で含まれることが好ましい。
次に、この発明の一実施例を詳細に説明する。
夫々ペレット状に造粒された市販のポリサルホン40車
量%、アクリル樹脂20重量%、ボリアリレート20重
量%、そしてポリカーボネート20重量%とを容器内に
投入する。
量%、アクリル樹脂20重量%、ボリアリレート20重
量%、そしてポリカーボネート20重量%とを容器内に
投入する。
次に、これらの樹脂をミキサーによってほぼ均一に混り
合うように混合する。
合うように混合する。
次に、これらの樹脂の混合物を乾燥機内で約120°C
の温度で約12時間乾燥させ湿気を除去する。
の温度で約12時間乾燥させ湿気を除去する。
次に、充分に乾燥された合成樹脂の混合物を押し出し機
に投入して成形する。押し出し機に投入された合成樹脂
の混合物は、約300 ’Oに熱せられて溶融し、押し
出し機内に設けられたスクリューによって充分にねり合
わされながら押し出され、加工した後冷却されて、例え
ば。
に投入して成形する。押し出し機に投入された合成樹脂
の混合物は、約300 ’Oに熱せられて溶融し、押し
出し機内に設けられたスクリューによって充分にねり合
わされながら押し出され、加工した後冷却されて、例え
ば。
4レツト状に成形された合成樹脂組成物が得られる。
次に1人工歯を成形するときには、ペレット状に形成さ
れた合成樹脂組成物を、約300 ’0の温度で再び溶
融し、所望の人]二歯あるいは義歯床の型に流し込み1
次にこれを冷却して、人工歯あるいは義歯床を成形する
。
れた合成樹脂組成物を、約300 ’0の温度で再び溶
融し、所望の人]二歯あるいは義歯床の型に流し込み1
次にこれを冷却して、人工歯あるいは義歯床を成形する
。
この実施例によって得られた人工歯や義歯は所定の弾性
を角し、摩耗されに<<、アイ1リル樹脂系の接着剤に
よって容易に且つ強固に接着可能である。即ち、この合
成樹脂組成物から形成された人工歯は、物を噛んだとき
も、所定の弾性を有しているために破折されに<<、且
つ。
を角し、摩耗されに<<、アイ1リル樹脂系の接着剤に
よって容易に且つ強固に接着可能である。即ち、この合
成樹脂組成物から形成された人工歯は、物を噛んだとき
も、所定の弾性を有しているために破折されに<<、且
つ。
仮に破折しても接着性が良いために、例えばアクリル樹
脂系の接着剤によって容易にしかも強固に接着できるの
で容易に修理できるという効果が得られる。
脂系の接着剤によって容易にしかも強固に接着できるの
で容易に修理できるという効果が得られる。
この発明は上述した実施例に+J、IJ定されることな
く、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で神々変形可能で
ある。
く、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で神々変形可能で
ある。
例えは、上述した一実施例で(は人工歯の成形を例にあ
げて説明したがこれに限らず、この合成樹脂組成物から
形成された架橋義歯桁・の補綴物に於ても同様の効果が
得られる。
げて説明したがこれに限らず、この合成樹脂組成物から
形成された架橋義歯桁・の補綴物に於ても同様の効果が
得られる。
また、各合成樹脂を混合した混合物は、押し出し機を使
用することに限らず、一般の笠器内で溶融してこれをビ
ット状の型に汀入しても同様の効果をイ)する合成樹1
1tf組成物を得ることができる。
用することに限らず、一般の笠器内で溶融してこれをビ
ット状の型に汀入しても同様の効果をイ)する合成樹1
1tf組成物を得ることができる。
更に、必要に応じて所定の色の顔料を混入すれば所望の
色の合成樹脂組成物を得ることができる。
色の合成樹脂組成物を得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリサルホン30重量%ないし60重量%、ボリアリレ
ート10重量%ないし30重量%。 アクリル樹脂10重量%ないし30重量%、そしてポリ
カーボネート10重量%ないし30重量%とを含むこと
を特徴とする合成樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58016979A JPS59142249A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 合成樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58016979A JPS59142249A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 合成樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59142249A true JPS59142249A (ja) | 1984-08-15 |
JPH0345103B2 JPH0345103B2 (ja) | 1991-07-10 |
Family
ID=11931174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58016979A Granted JPS59142249A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 合成樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59142249A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02174850A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-06 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 放射線照射滅菌用ポリカーボネート医療用成形品 |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP58016979A patent/JPS59142249A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02174850A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-06 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 放射線照射滅菌用ポリカーボネート医療用成形品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0345103B2 (ja) | 1991-07-10 |
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