JPS591420Y2 - スイッチング・トランジスタの駆動回路 - Google Patents

スイッチング・トランジスタの駆動回路

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JPS591420Y2
JPS591420Y2 JP16784678U JP16784678U JPS591420Y2 JP S591420 Y2 JPS591420 Y2 JP S591420Y2 JP 16784678 U JP16784678 U JP 16784678U JP 16784678 U JP16784678 U JP 16784678U JP S591420 Y2 JPS591420 Y2 JP S591420Y2
Authority
JP
Japan
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transistor
switching transistor
circuit
base
diode
Prior art date
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Expired
Application number
JP16784678U
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JPS5583885U (ja
Inventor
清春 稲生
敏夫 小川
一宇 渡部
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スイッチング・トランジスタの駆動回路に関
するものである。
スイッチング・レギュレータ等のための大電力。
高速スイッチング・トランジスタは、高速化と損失低減
のために、ベース駆動回路に種々の工夫がこらされてき
たが、各方式には一長一短がある。
すなわち、第1図のように、スイッチング・トランジス
タQ1を、トランス結合されたトランジスタQ2で駆動
する従来の方式は、広く用いられる方法であって、効率
はよいが、トランスTにおけるフライバック電圧が問題
になることと、ターン・オフ時のスイッチング・トラン
ジスタQ1のストレージ抜き取り用のインピーダンスが
あまり低くできないことが欠点である。
またトランスを用いることと、そのフライ・バック電圧
のため、駆動回路または全回路をIC化できないのが不
満である。
これに対して、第2図のように、スイッチング・トラン
ジスタQ1のベース・エミッタ間に、ストレージ抜き取
り用の第3のトランジスタQ3を設けた従来の他の方式
は、第1図の装置の欠点を改善しているが、トランジス
タQ3のトリガ経路が、スイッチング・トランジスタQ
1の駆動経路とは別に必要なため、回路構成が若干複雑
となる。
スイッチング・トランジスタの駆動回路の他の従来例と
しては、特開昭51−135355号公報に記載された
ものがある。
この回路は、エミッタ接地型トランジスタのベースと信
号源との間に該エミッタ接地型トランジスタの順ベース
電流方向となる向きにダイオードを挿入し、このダイオ
ードとトランジスタのベースの間にコンデンサと抵抗の
並列回路を挿入し、該ダイオードのアノードとカソード
に前記エミッタ接地型トランジスタと逆極性(逆導電型
)のコレクタ接地型トランジスタのベースとエミッタを
前記ダイオードに対して逆接続するとともに、前記コレ
クタ接地型トランジスタのコレクタとベース間に抵抗器
を接続したことを特徴とするものである。
この回路は、前記2つの従来例のように、フライバック
電圧の問題や、ストレージ抜取りトランジスタのために
別の駆動回路を必要とする問題はないが、コレクタ接地
型トランジスタすなわちストレージ抜取りトランジスタ
のコレクタとベース間に並列に抵抗器を必要とする。
この抵抗器は、スイッチング・トランジスタの駆動信号
源に並列に接続されるので、この抵抗において駆動信号
源の電力が消費される。
したがって、この第3の従来例は、駆動信号源からみて
電力効率の悪いものとなる。
IC化するためには、できるだけ消費電力が少ない回路
が必要とされる。
本考案の目的は、回路構成が簡単で、消費電力が少なり
IC化に適するスイッチング・トランジスタの駆動回路
を提供することにある。
本考案は、コンテ゛ンサを駆動信号源側とし駆動信号に
対して順方向となるダイオードをトランジスタ側として
スイッチング・トランジスタのベースに直列に接続され
たコンデンサとダイオードの直列回路、この直列回路に
並列に接続された抵抗、および、スイッチング・トラン
ジスタとは相補的な特性を持ち、エミッタ・コレクタ回
路がスイッチング・トランジスタのベース・エミッタ間
に並列に接続され、ベースが前記コンデンサとダイオー
ドの直列接続点に接続されたトランジスタを具備するス
イッチング・トランジスタの駆動回路、によって上記の
目的を達成したものである。
以下、図面によって本考案を説明する。
第3図は本考案実施例の電気的接続図である。
第3図において、Qlはスイッチング・トランジスタ、
Q2はその駆動用のトランジスタ、Q3はストレージ抜
き取り用のトランジスタで、スイッチング・トランジス
タQ1とは相補的な特性なもの、Rは抵抗、Cはコンデ
ンサ、Dはダイオードである。
抵抗Rはスイッチング・トランジスタQ1のベースに直
列に接続され、この抵抗Rに並列に、コンデンサCとダ
イオードDの直列回路が接続される。
トランジスタQ3のベースは、コンテ゛ンサCとダイオ
ードDの直列接続点に接続される。
抵抗Rとコンテ゛ンサCとダイオードDからなる回路は
、スイッチング・トランジスタQ1の駆動電流に対して
は実質的にRとCの並列回路となる。
これら並列回路とコモンラインの間には、なんらの抵抗
も接続されない。
したがって、それによる消費電力の発生がない。
第3図の回路はスイッチング・トランジスタQ1として
NPN形を用いたものであるが、スイッチング・トラン
ジスタQ1をPNP形としたときは第4図のようになる
このように構成された回路の動作は次のとおりである。
動作説明図を第5図に示す。駆動トランジスタQ2がオ
ンになると、スイッチング・トランジスタQ1のベース
には、CR回路の働きによりスピード・アップされた駆
動電流が流れる。
このためスイッチング・トランジスタQ1は急速にオン
となる。
駆動トランジスタQ2がオフになり、RC回路に加わる
駆動電圧が零になると、駆動期間中にコンデンサCに充
電された電圧により、トランジスタQ3のベース・エミ
ッタ間には順バイアスが加えられ、これによってトラン
ジスタQ3はオンとなる。
このオンの期間は時定数CRによって定まる。
トランジスタQ3がオンになると、スイッチング・トラ
ンジスタQ1のベースとエミッタは極<低いインピーダ
ンスによって短絡されるので、この短絡路を通じてスイ
ッチング・トランジスタQ1のベースのストレージは急
速に放出される。
以上のように、本考案によれば、コンテ゛ンサを駆動信
号源側とし駆動信号に対して順方向となるダイオードを
トランジスタ側としてスイッチング・トランジスタのベ
ースに直列に接続されたコンテ゛ンサとダイオードの直
列回路、この直列回路に並列に接続された抵抗、および
、スイッチング・トランジスタとは相補的な特性を持ち
、エミッタ・コレクタ回路がスイッチング・トランジス
タのベース・エミッタ間に並列に接続され、ベースが前
記コンデンサとダイオードの直列接続点に接続されたト
ランジスタを具備するスイッチング・トランジスタの駆
動回路が構成される。
このような本考案によれば、回路構成が簡単で、消費電
力が少なく、IC化に適するスイッチング・トランジス
タの駆動回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例の電気的接続図、第3図お
よび第4図は本考案実施例の電気的接続図、第5図は第
3図の回路の動作説明図である。 Ql・・・・・・スイッチング・トランジスタ、Q2・
・・・・・駆動用トランジスタ、Q3・・・・・・スト
レージ抜き取り用トランジスタ、R・・・・・・抵抗、
C・・・・・・コンテ゛ンサ、D・・・・・・ダイオー
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンテ゛ンサを駆動信号源側とし駆動信号に対して順方
    向となるダイオードをトランジスタ側としてスイッチン
    グ・トランジスタのベースに直列に接続されたコンデン
    サとダイオードの直列回路、この直列回路に並列に接続
    された抵抗、および、スイッチング・トランジスタとは
    相補的な特性を持ち、エミッタ・コレクタ回路がスイッ
    チング・トランジスタのベース・エミッタ間に並列に接
    続され、ベースが前記コンテ゛ンサとダイオードの直列
    接続点に接続されたトランジスタを具備するスイッチン
    グ・トランジスタの駆動回路。
JP16784678U 1978-12-05 1978-12-05 スイッチング・トランジスタの駆動回路 Expired JPS591420Y2 (ja)

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JP16784678U JPS591420Y2 (ja) 1978-12-05 1978-12-05 スイッチング・トランジスタの駆動回路

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JPS5583885U JPS5583885U (ja) 1980-06-10
JPS591420Y2 true JPS591420Y2 (ja) 1984-01-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4683383A (en) * 1984-07-19 1987-07-28 Tandem Computers Incorporated Driver circuit for a three-state gate array using low driving current

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JPS5583885U (ja) 1980-06-10

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