JPS5914119Y2 - 軸を所定位置に維持するワ−ク受台 - Google Patents
軸を所定位置に維持するワ−ク受台Info
- Publication number
- JPS5914119Y2 JPS5914119Y2 JP6620877U JP6620877U JPS5914119Y2 JP S5914119 Y2 JPS5914119 Y2 JP S5914119Y2 JP 6620877 U JP6620877 U JP 6620877U JP 6620877 U JP6620877 U JP 6620877U JP S5914119 Y2 JPS5914119 Y2 JP S5914119Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- shaft
- rollers
- fixed
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は基準とする回転体の軸を所定の位置に維持する
ワーク受台、たとえば整流子電機におけるコンミテータ
−の外径旋削加工機において、被旋削加工回転子を回転
自在に支承するワーク受台のように、基準となる回転体
の軸を常に所定の位置に高精度で維持することを要求さ
れるワーク受台の新規かつ改良された構造に関するもの
である。
ワーク受台、たとえば整流子電機におけるコンミテータ
−の外径旋削加工機において、被旋削加工回転子を回転
自在に支承するワーク受台のように、基準となる回転体
の軸を常に所定の位置に高精度で維持することを要求さ
れるワーク受台の新規かつ改良された構造に関するもの
である。
従来、上記したようなワーク受台としては、もつばらＶ
ブロックのような受台を対向配置し、各ブロックの■溝
で回転体の軸を支承する形式のものか゛採用されている
が、このようなワーク受台においては各ブロックのＶ溝
表面の摩耗がはげしく、したがって軸を常に正しい基準
とする位置に許容限界内で保持する要求に応えるために
は、ブロックの位置補正をひんばんに行なわなければな
らず、また補正限界に達したものについては新しいもの
に交換しなければならず、このようなブロックの位置補
正ならびに交換操作はきわめてわずられしいものであっ
た。
ブロックのような受台を対向配置し、各ブロックの■溝
で回転体の軸を支承する形式のものか゛採用されている
が、このようなワーク受台においては各ブロックのＶ溝
表面の摩耗がはげしく、したがって軸を常に正しい基準
とする位置に許容限界内で保持する要求に応えるために
は、ブロックの位置補正をひんばんに行なわなければな
らず、また補正限界に達したものについては新しいもの
に交換しなければならず、このようなブロックの位置補
正ならびに交換操作はきわめてわずられしいものであっ
た。
本考案はかかるわずられしさを解決することのできる新
規かつ改良された基準とする回転体の軸を所定の正規の
位置に維持するワーク受台を提供するものであって、こ
れは相対向して平行に配置された２個の固定ブロックと
、上記ブロックのそれぞれに２個づつ同じ高さに対向し
て取り付けられた４個の同形ローラとからなり、それぞ
れのブロックに軸を対向ブロック方向に平行に取り付は
固定された各一対のローラで、それらの外周面を単一回
転体の軸支承面として該回転体を回転自在に支承し、該
回転体を回転させることによりその外表面が摩耗して回
転体の軸を正規の所定位置に維持することが困難となっ
た場合、上記４個のローラをそれぞれわずかな角度だけ
回転して再固定しうるように構成させた回転体の軸を常
に所定位置に維持しうるきわめて好都合なものである。
規かつ改良された基準とする回転体の軸を所定の正規の
位置に維持するワーク受台を提供するものであって、こ
れは相対向して平行に配置された２個の固定ブロックと
、上記ブロックのそれぞれに２個づつ同じ高さに対向し
て取り付けられた４個の同形ローラとからなり、それぞ
れのブロックに軸を対向ブロック方向に平行に取り付は
固定された各一対のローラで、それらの外周面を単一回
転体の軸支承面として該回転体を回転自在に支承し、該
回転体を回転させることによりその外表面が摩耗して回
転体の軸を正規の所定位置に維持することが困難となっ
た場合、上記４個のローラをそれぞれわずかな角度だけ
回転して再固定しうるように構成させた回転体の軸を常
に所定位置に維持しうるきわめて好都合なものである。
以下添付図面に基づいて本考案を詳細に説明する。
図面は本考案になるワーク受台の一実施態様を例示して
なるものであって、図面から明らかなようにこのワーク
受台は２個の固定ブロック１，４個の同形ローラ２とか
らなり、これらのローラは２個づつそれぞれの固定ブロ
ック１に対し、ピン３および゛ナツト４によって固定さ
れている。
なるものであって、図面から明らかなようにこのワーク
受台は２個の固定ブロック１，４個の同形ローラ２とか
らなり、これらのローラは２個づつそれぞれの固定ブロ
ック１に対し、ピン３および゛ナツト４によって固定さ
れている。
上記固定ブロック１，１は相対向して平行に配置され、
このブロック１，１に対してその上方に突出する状態で
それぞれ２個づつローラ２が着脱可能に固定され、これ
ら４個のローラの円周面によって回転体５の軸６を支承
するように構成されている。
このブロック１，１に対してその上方に突出する状態で
それぞれ２個づつローラ２が着脱可能に固定され、これ
ら４個のローラの円周面によって回転体５の軸６を支承
するように構成されている。
本考案のワーク受台に支承された回転体５は従来の■ブ
ロックの場合と同様にして回転されるが、この際各ロー
ラ２はピン３およびナツト４によってブロック１に固定
されて回転しないので゛、各ローラ２の回転軸６が回転
接触する面が次第に摩耗する。
ロックの場合と同様にして回転されるが、この際各ロー
ラ２はピン３およびナツト４によってブロック１に固定
されて回転しないので゛、各ローラ２の回転軸６が回転
接触する面が次第に摩耗する。
上記各ローラ２の回転軸６との接触面がある程度摩耗し
、回転体５の軸を正規の所定位置許容限界内に維持する
ことが困難なものとなったときに、本考案のワーク受台
においては、従来の受台のようにブロックの位置補正を
することなく、４個のローラ２のそれぞれのナツト４を
ゆるめて各ローラをわずかな角度だけ回転させて基び固
定すればよく、これによって新しい正確な回転体支承面
を現出させることができる。
、回転体５の軸を正規の所定位置許容限界内に維持する
ことが困難なものとなったときに、本考案のワーク受台
においては、従来の受台のようにブロックの位置補正を
することなく、４個のローラ２のそれぞれのナツト４を
ゆるめて各ローラをわずかな角度だけ回転させて基び固
定すればよく、これによって新しい正確な回転体支承面
を現出させることができる。
また、各ローラ２の角度を徐々に変え、その全周面を使
い果したら、新しいローラに取換えればよい。
い果したら、新しいローラに取換えればよい。
以上説明した通り、本考案になるワーク受台によれば４
個のローラの固定角度をわずかに変化させることにより
常に新しい正確な回転体の軸支承面を形成することがで
き、またこれに要する操作がきわめて簡単であるので、
■ブロックの位置補正をひんばんに行ない、またしばし
ば■ブロックを交換しなければならなかった従来のワー
ク受台に比較してその実用的価値はすこぶる大である。
個のローラの固定角度をわずかに変化させることにより
常に新しい正確な回転体の軸支承面を形成することがで
き、またこれに要する操作がきわめて簡単であるので、
■ブロックの位置補正をひんばんに行ない、またしばし
ば■ブロックを交換しなければならなかった従来のワー
ク受台に比較してその実用的価値はすこぶる大である。
第１図は本考案になるワーク受台の正面図、第２図はそ
の側面図、第３図は第１図Ａ−Ａ線における断面図であ
る。 １・・・・・・固定フ゛ロック、２・・・・・・ローラ
、３・・・・・・ピン、４・・・・・・ナツト、５・・
・・・・回転体、６・・・・・・回転体の軸。
の側面図、第３図は第１図Ａ−Ａ線における断面図であ
る。 １・・・・・・固定フ゛ロック、２・・・・・・ローラ
、３・・・・・・ピン、４・・・・・・ナツト、５・・
・・・・回転体、６・・・・・・回転体の軸。
Claims (1)
- 相対向して平行に配置された２個の固定ブロックと、上
記ブロックのそれぞれに２個づつ同じ高さに対向して取
り付けられた４個の同形ローラとからなり、それぞれの
ブロックに軸を対向ブロック方向に平行に取り付は固定
された各一対のローラで、それらの外周面を単一回転体
の軸支承面として該回転体を回転自在に支承し、該回転
体を回転させることによりその外表面が摩耗して回転体
の軸を正規の所定位置に維持することが困難となった場
合、上記４個のローラをそれぞれわずかな角度だけ回転
して再固定しうるように構成させたことを特徴とする常
に回転体の軸を所定位置に維持するワーク受台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6620877U JPS5914119Y2 (ja) | 1977-05-23 | 1977-05-23 | 軸を所定位置に維持するワ−ク受台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6620877U JPS5914119Y2 (ja) | 1977-05-23 | 1977-05-23 | 軸を所定位置に維持するワ−ク受台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53160876U JPS53160876U (ja) | 1978-12-16 |
| JPS5914119Y2 true JPS5914119Y2 (ja) | 1984-04-25 |
Family
ID=28971987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6620877U Expired JPS5914119Y2 (ja) | 1977-05-23 | 1977-05-23 | 軸を所定位置に維持するワ−ク受台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914119Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-23 JP JP6620877U patent/JPS5914119Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53160876U (ja) | 1978-12-16 |
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