JPS59140988A - パイプ内壁フイルム張付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、パイプ内壁フィルム張付方法に関し、特に
詳述すれば、長さや配管形状に関係なくパイプ内壁にフ
ィルムを張付けることを可能にする方法に関する。

工業的に用いられるパイプは、時には、数千メータの長
さに達し、その配管形状もさまざまな形をとる。又、パ
イプ内を通る流体は油や、その生成物、或いは、化学反
応物、汚水といった広範囲のものとなっており、パイプ
内壁面の腐蝕防止が大きな問題となる。従来、大きな径
の・千イブでは、作業員が・臂イノ内に入り、ペイント
を塗付することをしてはいるが、これは、長いパイプに
は必すしも良策でなく、作業工数のみが著しく高くなる
欠点を有する。又、既に配管されているパイ−プ或いは
径の小さな長いｉ＋イブには全く不向きである。

この発明は、長いノＪ？イブの内壁面にフィルムを張付
けることな可能にし、パイプ内壁面の腐蝕および摩耗を
防止させるため、コード付きピグなパイプ内に通し、コ
ードを利用してフィルムをパイプ内に配し、次いで、／
クイ　　　゛プ内に圧を作用させる方法を用いている。

この発明による方法は、これから配管するパイプ、或い
は、既に配管されたパイプに、又、パイプ配管形状およ
びその径、長さに関係なく適用可能で、該パイプ内壁に
フィルムを張ることで腐蝕および耐摩耗性フィルムの使
用によりパイプ内壁の摩耗防止を達成する。

この発明の笑施例を添付図面を参照して説明する。

パイプ１の一一端にビグ２を配す。ビグ２にコード３を
固定する。ビグ２は、合成樹脂の本俸とその外表面に植
付けられた金属製のビン或いはボルトを有す。ビグ２に
水圧をかけビグ２をパイプ１内に通す。ビグはＴ字を含
む曲管や絞り管にも走行できる。ビグ２のノＲイブ１内
の走行は、金属製のビンがパイプ内壁面のサビや該内壁
面に付着した異物を削り落し、ｉ４イグ内の水がこれら
を外部に流出させる。ビグ２をノ４イｆ１の一端から他
端へ通すことで、パイプ１内にコード３が配されること
罠なる。コード３の径を大きくする時は、・母イブ内の
コード３により大きい径のコードを結び、ウィンチで引
張り、より大きな径のコードをノｆイブ内に通せはよい
。

ノぐイブ内のコード３にテトロン、ナイロン等の合成樹
脂からなる柔軟性のある円筒状のフィルム４を固定し、
コード３をウィンチ等で引張ることにより、ノそイｆ１
内の残留水に浮かせてフィルム４を配す。フィルム４の
厚みは、５０〜５００ミクロンとし、フィルム４の外径
は、パイプ内径より０．３ミ！Ｊ程度小さくする。

パイプ１内に円筒状のフィルム４を配した後、ビグ２を
フィルム４内に配し、水圧なビグ２にかけて、ビグをノ
ソイグ内に通す。この際、ビグ２は、フィルム４とノｊ
イグ１の内壁との間の空気を押出すと共に、フィルムを
パイプ内壁面に圧接させる。ビグ２に作用させた水圧を
パイプ内で５〜１０　＃　／　ｃｍ程度に２４〜４８時
間程維持する。この水圧によりフィルム４が塑性変形し
、・母イブ内壁に完全に密着する。必要に応じ、フィル
ムの外周面に適度な接着剤を配し、パイプ内壁とフィル
ムとのより完全な密着を得るようにしてもよい。

フィルムを積層する時は、前述の操作を順次繰り返せば
よい。薄肉フィルムの使用は曲管部や絞り部にも、フィ
ルムのよパじれがなく一様に管内壁に張付は可能とする
。

コード３のよじれをフィルム４に伝達させないため、コ
ード３の終端とフィルム４の前端との間にベアリング５
或いは力゛イドを配するとよい。ベアリング５は、コー
ド３に連結される本体と該本体から半径方向外方に延出
する可撓性の脚体よりなる。

以上から明らかなように、この発明では、ビグを用いて
パイプ内にコードを配し、該コードを利用してフィルム
をパイプ内に配し、次いで、流体圧をかげてフィルムを
パイプ内壁に密着させているので、パイプの長さおよび
径に関係なく、しかも、既設のパイプにもビグで腐蝕や
異物を削り落した後、フィルムをノぐイブ内壁に密着さ
せることができる。パイプＰ［へのフィルムの密着は、
）臂イブの腐蝕と摩耗を防止してパイプの寿命を著しく
長くすることができる。又、パイプを通る流体の流れ抵
抗を減少させ、流体の円滑な搬送が可能となる。特に、
曲管や絞り管にフィルムの張伺を可能にする。曲管部や
絞り部にフィルムのしわがなく一様な張付を可能とする
。

さらに、この発明は、特に曲がったパイプの内壁にフィ
ルムを張付ける方法に関するもので、最初にビグを通す
のに用いた水圧をうまく利用しているものである。フィ
ルムは、パイプ内の残留水にフィルムを浮かせる状態で
パイプ内な通すようにしているので、曲管部でフィルム
が抵抗なく通り、その結果、曲管部内壁へのフィルムの
張付が直７線部と同様に成される。

【図面の簡単な説明】

第１図はパイプにビグを配した断面図、第２図はフィル
ムの配設例を示す断面図、および第３図はフィルムをパ
イプ内壁に密着させる状態乞示す断面図である。 図中：１・・・パイプ、　　２・・・ピグ、３・“・コ
−）’、　　４・・・フィルム。 代坤人　弁理士　　桑　原　英　明

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 曲がった部分を有するパイプ内にコードの一端を固定し
   たピグな配し、該ピグの背後に水圧を作用させて該ピグ
   を前記パイプ内を貫通させ、前記パイプ内に前記コード
   を通すこと：前記コードの他端に円筒状のフィルムを固
   定し、パイプ内に水圧が作用する状態下で前記コードを
   引張ることにより前記パイプ内に前記フィルムを浮かせ
   る形で配すること；水圧が作用している前記パイプ内の
   フィルムの内部にさらに水圧を作用させて該水圧で前記
   ピグな前進させ、前記フィルムを水圧で前記パイプ内壁
   に順次密着させることよりなるパイプ内壁フィルム張付
   方法。