JPS5914088B2 - 熱処理炉 - Google Patents
熱処理炉Info
- Publication number
- JPS5914088B2 JPS5914088B2 JP12996580A JP12996580A JPS5914088B2 JP S5914088 B2 JPS5914088 B2 JP S5914088B2 JP 12996580 A JP12996580 A JP 12996580A JP 12996580 A JP12996580 A JP 12996580A JP S5914088 B2 JPS5914088 B2 JP S5914088B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- furnace
- heat treatment
- treatment furnace
- exhaust gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/74—Methods of treatment in inert gas, controlled atmosphere, vacuum or pulverulent material
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、熱処理炉に関するものである。
熱処理炉は、被加熱物の酸化スケールの発生、および脱
炭を防止するために、無酸化ガス発生装置により作られ
た無酸化ガスが加熱炉内に送入され、同加熱炉内の被加
熱物を無酸化ガスの雰囲気の中で無酸化加熱するように
なっている。
炭を防止するために、無酸化ガス発生装置により作られ
た無酸化ガスが加熱炉内に送入され、同加熱炉内の被加
熱物を無酸化ガスの雰囲気の中で無酸化加熱するように
なっている。
しかして、従来の無酸化ガス発生装置は、燃焼ガス発生
装置により、新たにガスと空気とを燃焼して作られた燃
焼ガスを通して無酸化ガスを得ていた。
装置により、新たにガスと空気とを燃焼して作られた燃
焼ガスを通して無酸化ガスを得ていた。
一方、加熱炉は、その熱源として、ガスと空気とを燃焼
させている。
させている。
そこで、この発明は、加熱炉からの排気ガスに着眼し、
この排気ガスを無酸化ガス発生装置に通すことにより、
排気ガスの有効利用を図るとともに、燃焼ガス発生装置
を排除し、もって、燃料（ガス）の節減、設置スペース
の削減、並びに設備費の低廉化を図ることのできる熱処
理炉を提供することを目的とするものである。
この排気ガスを無酸化ガス発生装置に通すことにより、
排気ガスの有効利用を図るとともに、燃焼ガス発生装置
を排除し、もって、燃料（ガス）の節減、設置スペース
の削減、並びに設備費の低廉化を図ることのできる熱処
理炉を提供することを目的とするものである。
以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。
。
加熱炉であるマツフル付ピット炉１は、アイアンマツフ
ル２内に被加熱物が装入され、同マツフル２と炉壁３と
の間の燃焼空間３にてバイスピードガスバーナ５からの
高温高速の熱流が渦状に回りながら燃焼し、前記被加熱
物を間接加熱するようになっている。
ル２内に被加熱物が装入され、同マツフル２と炉壁３と
の間の燃焼空間３にてバイスピードガスバーナ５からの
高温高速の熱流が渦状に回りながら燃焼し、前記被加熱
物を間接加熱するようになっている。
この燃焼を終えた排気ガスは、排気ガス出口６を介して
燃焼空間４を出る。
燃焼空間４を出る。
また、マツフル２内、いわゆる炉内へは後述するＮＸガ
ス発生装置１０のＮＸガス送出管１２からＮＸガスが送
入され、かつこのＮＸガスが循環ファン７によって攪拌
され、同マツフル２内にＮＸガスの雰囲気が形成され、
被加熱物が無酸化加熱される。
ス発生装置１０のＮＸガス送出管１２からＮＸガスが送
入され、かつこのＮＸガスが循環ファン７によって攪拌
され、同マツフル２内にＮＸガスの雰囲気が形成され、
被加熱物が無酸化加熱される。
なお、本例のビット炉１には、処理量が１チャージ当り
２，０００釉、常用温度が６００〜７００°Ｃ１最高処
理温度が８００′Ｃ１均熟度が常用温度にて±５°Ｃ１
ガスバーナ５が２台、ガスバーナ５の容量が１時間当り
６０，０００ ｋｃａｌのものを使用した。
２，０００釉、常用温度が６００〜７００°Ｃ１最高処
理温度が８００′Ｃ１均熟度が常用温度にて±５°Ｃ１
ガスバーナ５が２台、ガスバーナ５の容量が１時間当り
６０，０００ ｋｃａｌのものを使用した。
次いで、ＮＸガス発生装置１０は、燃焼ガスが送入され
る燃焼ガス流入口１１が前記ピット炉１の排気ガス出口
６に連通される一方、ＮＸガスを送出するＮＸガス送出
管１２の先端が前記ピット炉１のマツフル２内に挿入さ
れている。
る燃焼ガス流入口１１が前記ピット炉１の排気ガス出口
６に連通される一方、ＮＸガスを送出するＮＸガス送出
管１２の先端が前記ピット炉１のマツフル２内に挿入さ
れている。
このＮＸガス発生装置１０は、ピット炉１からの排気ガ
スを、ブロワ−１３による吸引作用により、図示しない
ＣＯコントローラに通して、そのガス成分を、００を約
０．５〜１％、０□を０％、Ｃ０２を約１１〜１２％に
コントロールしたのち、水冷によるクーラー１４，１５
で冷却させる。
スを、ブロワ−１３による吸引作用により、図示しない
ＣＯコントローラに通して、そのガス成分を、００を約
０．５〜１％、０□を０％、Ｃ０２を約１１〜１２％に
コントロールしたのち、水冷によるクーラー１４，１５
で冷却させる。
この冷却された排気ガスは、セパレータ１６にて結露水
が除去さされ、モレキュラーシープが充填された脱湿筒
１７に送られる。
が除去さされ、モレキュラーシープが充填された脱湿筒
１７に送られる。
ここで、排気ガスは脱水およびＣＯ□の除去がなされて
ＮＸガスいわゆる無酸化ガスとされ、このＮＸガスがＮ
Ｘガス送出管１２かラヒット炉１のマツフル２内へ送入
される。
ＮＸガスいわゆる無酸化ガスとされ、このＮＸガスがＮ
Ｘガス送出管１２かラヒット炉１のマツフル２内へ送入
される。
このＮＸガスは、本例では、Ｎ２が９７．３％、ＣＯが
１．５％、Ｎ２が１．０％、ＣＯ□が０．２％のガス成
分、約−４０°Ｃの露点で、常用では１時間当り約１５
ゴ、最大は１時間当り約２３ゴ発生されるようになって
いる。
１．５％、Ｎ２が１．０％、ＣＯ□が０．２％のガス成
分、約−４０°Ｃの露点で、常用では１時間当り約１５
ゴ、最大は１時間当り約２３ゴ発生されるようになって
いる。
なお、図において、実線の矢印は排気ガスからＮＸガス
の順路を示し、一点鎖線の矢印は冷却水の順路を示して
おり、符号１８は過剰な排気ガスを外部へ放出する放出
管、１９はセパレータ１６のウォータシール、２０は不
要なガスを排出するための真空ポンプ、２１は再生中の
脱湿筒、２２は圧力計、２３はバイパス管、２４はバル
ブをそれぞれ示している。
の順路を示し、一点鎖線の矢印は冷却水の順路を示して
おり、符号１８は過剰な排気ガスを外部へ放出する放出
管、１９はセパレータ１６のウォータシール、２０は不
要なガスを排出するための真空ポンプ、２１は再生中の
脱湿筒、２２は圧力計、２３はバイパス管、２４はバル
ブをそれぞれ示している。
また、上記のＮＸガス発生装置１０の詳しい説明は従来
と同一の構造であるから省略した。
と同一の構造であるから省略した。
上記した熱処理炉によれば、ＮＸガス発生装置１０に、
ピット炉１からの排気ガスを通すことにより、ＮＸガス
を得ることができるので、ピット炉１からの排気ガスを
有効に利用することができるとともに従来の燃焼ガス発
生装置を排除することかできる。
ピット炉１からの排気ガスを通すことにより、ＮＸガス
を得ることができるので、ピット炉１からの排気ガスを
有効に利用することができるとともに従来の燃焼ガス発
生装置を排除することかできる。
なお、上記ピット炉１のマツフル２内にＮＸガス送出管
１２から、エンリッチガスとして、天然ガスまたはＬＰ
Ｇを送入すれば、浸炭炉としても使用することができる
。
１２から、エンリッチガスとして、天然ガスまたはＬＰ
Ｇを送入すれば、浸炭炉としても使用することができる
。
すなわち、この発明は、無酸化ガス発生装置により作ら
れた無酸化ガスが加熱炉内に送入され、同加熱炉内の被
加熱物が無酸化雰囲気中で熱処理される熱処理炉であっ
て、前記無酸化ガス発生装置の燃焼ガス流入口に前記加
熱炉の排気ガス出口を連通せしめた熱処理炉であるから
、加熱炉からの排気ガスを有効に利用することができる
とともに、従来の燃焼ガス発生装置を排除することがで
きる。
れた無酸化ガスが加熱炉内に送入され、同加熱炉内の被
加熱物が無酸化雰囲気中で熱処理される熱処理炉であっ
て、前記無酸化ガス発生装置の燃焼ガス流入口に前記加
熱炉の排気ガス出口を連通せしめた熱処理炉であるから
、加熱炉からの排気ガスを有効に利用することができる
とともに、従来の燃焼ガス発生装置を排除することがで
きる。
よって、熱処理炉の燃料を節減することができ、また、
熱処理炉の設置スペースを削減しかつ設備費を低廉化す
ることができる。
熱処理炉の設置スペースを削減しかつ設備費を低廉化す
ることができる。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、熱処理炉の略
示説明図である。 １・・・・・・ピット炉（加熱炉）、６・・・・・・排
気ガス出口、１０・・・・・・ＮＸガス発生装置、１１
・・・・・・燃焼ガス流入口、１２・・・・・・ＮＸガ
ス送出管。
示説明図である。 １・・・・・・ピット炉（加熱炉）、６・・・・・・排
気ガス出口、１０・・・・・・ＮＸガス発生装置、１１
・・・・・・燃焼ガス流入口、１２・・・・・・ＮＸガ
ス送出管。
Claims (1)
- １ 無酸化ガス発生装置により作られた無酸化ガスが加
熱炉内に送入され、同加熱炉内の被加熱物か無酸化ガス
の雰囲気の中で無酸化加熱される熱処理炉であって、前
記無酸化ガス発生装置の燃焼ガス流入口に前記加熱炉の
排気ガス出口を連通せしめたことを特徴とする熱処理炉
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12996580A JPS5914088B2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 熱処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12996580A JPS5914088B2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 熱処理炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5754220A JPS5754220A (ja) | 1982-03-31 |
| JPS5914088B2 true JPS5914088B2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=15022800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12996580A Expired JPS5914088B2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 熱処理炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914088B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0527027Y2 (ja) * | 1986-07-23 | 1993-07-08 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6166018A (ja) * | 1984-09-08 | 1986-04-04 | Tsukiboshi Seisakusho:Kk | デイゼルエンジン用グロ−プラグのハウジングの製造方法 |
| JPH07106417B2 (ja) * | 1985-06-25 | 1995-11-15 | 株式会社小松製作所 | コンプレツサ−部品の製造方法 |
-
1980
- 1980-09-17 JP JP12996580A patent/JPS5914088B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0527027Y2 (ja) * | 1986-07-23 | 1993-07-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5754220A (ja) | 1982-03-31 |
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