JPS5914071A - 電子式キヤツシユレジスタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明−の技術分野） 本発明は、電子式キャッシュレジスタに関し、特に部門
ごとに登録回数を計数する回数器エリアあるいは部門ご
とに合計金額を格納する合計金額エリアのオーバフロー
を防止した電子式キャッシュレジスタに関する。

（発明の背景） 従来、電子式キャッジ−レジスタにおいては、各部門ご
とに回数器エリアおよび合計金額エリアを備えておシ、
回数器エリアには各部門の商品の販売件数が計数記憶さ
れる。これらの各エリアの桁数は、電子式キャッジ−レ
ジスタの備える記憶装置の容量を最少にするよう、通常
回数器エリアは４桁、金額合計エリアは８桁程度に設定
される。

このような回数器エリアおよび合計金額エリアには商品
の販売ごとに各部門ごとに商品点数および売り上げ金額
が加算され、例えば１日ごとに各エリアの内容をフ０リ
ンタ等によって印字してレポートが作成される。

しかしながら、前記従来形においては、各回数器エリア
および合計金額エリアの桁数が一般的な商店等における
必要最小限の値に固定されているため、例えばスーパー
マーケット等販売量が多い場合には、各部門の販売点数
が回数器エリアの記憶上限例えば９９９９以上となり、
回数器エリアがオーバフローするという不都合があった
。また、従来はこのようなオーバフローがあった場合に
も計数エラーとすることなく、再び回数器１ｏｏｏ。

に戻して計数を続行していただめ、例えば１日の終わ９
のレポートにおいて、各部門ごとに販売点数と合計金額
を印字すると、販売点数等が異常に少なくレポートされ
るとともに、このレポート出力をコンピー−ター処理す
る場合には誤った販売点数によって処理が行なわれると
いう不都合があった。また、回数器エリアがオーバフロ
ーしないように各部門ごとの桁数を例えば６桁以上にと
ることも可能であるが、すべての部門について桁数を多
くすることは記憶装置の無駄が多くなるという不都合を
生ずる。

（発明の目的） 本発明の目的は、前述の従来形における問題点に鑑み、
電子式キャッシュレノスタにおいて、少ない記憶容量で
実質的に回数器エリア等の桁数を大きくとれるようにし
てオーバフローを防止するとともに、商品の販売数量等
の計数を的確に行なうことができるようにすることにあ
る。

（発明の構成および効果） 本発明では電子式キャッジ−レジスタにおいて回数器エ
リア等のオーバフローした部門についてのみオーバフロ
ーの回数等を計数する第２の記憶領域を設けることを特
徴とする。このだめ、本発明の電子式キャッジ−レジス
タにおいては、すべての部門に対して回数器エリアまた
は合計金額エリアの桁数を充分に大きくしておく必要が
なくなり、メモリの記憶領域を有効に用いることが可能
となり、登録データのオーバフローを防止するととがで
きるとともに的確な登録処理を行なうことが可能となる
。

（実施例の説明） 以下図面によυ本発明の詳細な説明する。第１図は、本
発明の１実施例に係わる電子式キャッシーレ・ゾスタの
キーボード上のキー配置の１例を示す。同図に示される
キーボードは、置数キー１ｏ。

部門キー１１、クリアキー】２、両替キー１３、小計キ
ー１４および現金類りキー１５を具備する。

第２図は、本発明の１実施例に係わる電子式キャッジ−
レジスタの回路構成を示す概略図である。

同図において、］６は例えばマイクロプロセッサ等で構
成される処理装置、１７は前述のキーボード、１８は数
字表示器、１９はレシートおよびレボヒト等を印字する
だめのプリンタである。まだ、メモリ２０は前述のよう
に各部門ごとの回数器エリアおよび合計金額エリアを含
む第１の記憶領域とオーバフロー計数器エリアを含む第
２の記憶領域等を有するものである。

第３図は、第２図の構成におけるメモＩＪ　２０内（５
） の各記憶領域の情報配置の１例を示す。同図において、
第１の記憶領域には各部門０１　、０２，０３゜・・・
ごとに販売点数を記憶する回数器エリアおよび合計金額
を記憶する合計金額エリア等を有する。

同図の例においては、回数器エリアは４桁、合計金額エ
リアは８桁で構成されている。第２の記憶領域は部門番
号を記憶する部門ポインタ、オーバフロー回数を記憶す
るオーバフロー計数器エリア、そしてオーバフローした
エリアの種類を示すオーバフローステータスビットを具
備する。オーバフローステータスビットが「０」の場合
は回数器エリアがオーバフローしていることを示し、オ
ーバフローステータスビットが「１」の場合は合計金額
エリアがオーバフローしていることを示している。第２
の記憶領域の第１エントリーは、部門０３即ちキーボー
ドのＤＰ３キーに対応する部門の回数器エリアがオーバ
フローしたことを示している。

この場合、部門０３に対応する第１の記憶領域の回数器
エリアは９９９９の状態からさらに１点の販売がありｏ
ｏｏｏに変わっている。また、第２（６） の記憶領域の第２エン）　ＩＪ−は部門Ｏ］の合計金額
エリアがオーバフローしたことを示しておシ、オーバフ
ローステータスビットが「１」にセットされている。な
お、例えば合計金額エリアは充分太き々桁数を確保して
おき、回数器エリアについてのみオーバフローの危険が
ある場合は、第２の記憶領域のオーバフローステータス
ビラトラ省略することも可能である。また、第２の記憶
領域においてオーバフロー計数器によシ合計金額エリア
のオーバフローのみを計数する場合にも同様にオーバフ
ローステータスビットを省略することが可能となる。

第３図における第２の記憶領域の各エン）　ＩＪ　−は
、最初はどの部門に対応するかは定められておらず、電
子式キャッシュレジスタの部門登録操作の結果、回数器
エリアまたは合計金額エリアのオーバフローが発生した
部門順に部門ポインタおよびオーバフローステータスビ
ットがセットされる。

第４図は、電子式キャッジ−レジスタのレポート出力に
おいてプリンタにより第３図の状態をレポート印字した
ものである。即ち、電子式キャッジ−レジスタのレポー
ト出力においては、各部門番号ごとに回数器エリアの内
容および合計金額エリアの内容が印字されるが、この場
合、常に第２の記憶領域が参照され部門ポインタで示さ
れる部門については第１の記憶領域における回数器エリ
アあるいは金額合計エリアの記憶桁数があたかも当初か
ら拡張されていたごとくレポート印字される。例えば、
部門０１においては第１の記憶領域の合計金額エリアの
上位桁に第２の記憶領域のオーバフロー計数器の２桁が
結合されて１つの数字として印字され、部門０３におい
ては、４桁の回数器エリアの上位桁にさらに第２の記憶
領域におけるオーバフロー計数器の２桁分が追加された
形で印字されている。

第５図は、前述の第１および第２の記憶領域に販売点数
および合計金額を登録するだめの処理手順を示す。同図
において、例えば部門Ｋに属し金額Ｍ円の商品をＬ個登
録するようキーボードが押下されたものとすると、まず
第１の記憶領域における部門にの回数器エリアに個数り
が加算されるとともに、合計金額エリアに金額Ｍが加算
される。

そして、合計金額エリアの金額がオーバフローしたか否
かが判定され、もしオーバフローしておれば第２の記憶
領域における空部間ポインタに部門番号Ｋを設定し、オ
ーバフロー計数器に１を加算しかつオーバフローステー
タスビットに合計金額のオーバフローを示す「１」を設
定する。もし、合計金額がオーバフローしていなければ
、回数器エリアがオーバフローしたか否かを判定する。

この判定結果、もし回数器エリアがオーバフローしてお
れば、第２の記憶領域における空部間ポインタに部門番
号Ｋを設定し、オーバフロー計数器の内容に１を加算す
るとともにオーバフローステータスビットの内容を「０
」に設定して処理を終わる。なお、同一部門の同一項目
における２回目以降のオーバフローについては、部門ポ
インタおよびオー・バフローステータスビットが同一の
オーバフロー計数器の内容に１を加算する。この場合、
部門ポインタおよびオーパフロニスデータスビノ（９） トの設定は省略する。ことができる。

第６図は、レポート印字を行なうための部門レポートル
ーチンの処理手順を示す。し７１？−ト印字を行なう場
合は同図に示すように、まず部門コードＮを０１に初期
設定する。次に、第２の記憶領域に部門Ｎに一致する部
門ポインタがあるか否かを判定し、Ｎに一致する部門ポ
インタが々ければ第１の記憶領域の部門Ｎおよび回数器
エリアの内容と合計金額エリアの内容を印字する。そし
て、部門番号Ｎを更新して再び第２の記憶領域にＮに一
致する部門ポインタがあるか否かを判定する。

もし、一致する部門、］？イフィンある場合は、該部門
ポインタのエントリーのオーバ１　フローステータスビ
ットが「０」か否かを判定する。もし、該オーパンロー
ステータスビットが「０」であれば、第１の記憶領域の
部門Ｎの回数器エリアの上位に第２の記憶領域のオーバ
フロー計数器の内容を結合して部門番号Ｎとともに印字
する。また、同じ部門番号Ｎで指定される合計金額エリ
アの内容をも印字する。もし、前述の判定においてオー
パフｒ１８） ローステータスビットが「１」であれば、第１の記憶領
域における部門Ｎの回数器エリアの内容を部門番号Ｎと
ともに印字し、かつ部門Ｎの合計金額エリアの上位に第
２の記憶領域のオーバフロー計数器の内容を結合して印
字する。このようにして、部門番号を順次増加してすべ
ての部門番号に対して同様の処理を行なうことによって
処理を終了する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例に係わる電子式キャッシュレ
ジスタのキーボードの１例を示す平面図、第２図は本発
明の１実施例に係わる電子式キャッシュレジスタの回路
構成を示す概略的ブロック回路図、第３図は第２図の電
子式キャッジ−レジスタにおけるメモリ内の各記憶領域
の記憶内容の１例を示す説明図、第４図は第２図の電子
式キャッシュレ・ジスタにおけるレポート印字の１例を
示す平面図、第５図は第２図の電子式キャッシュレジス
タにおける登録処理手順を部分的に示すフローチャート
、そして第６図は第２図の電子式キャッシュレジスタに
おけるレポート印字を行なうだめの手順を示すフローチ
ャートである。 １０・・・置数キー、１１・・・部門キー、１２・・・
クリアキー、１３・・・両替キー、１４・・・小計キー
、１５・・・現金類りキー、１７・・・キーボード、１
８・・・表示器、１９・・・プリンタ、２ｏ・・・メモ
リ。 特許出願人　立石電機株式会社 代理人　弁理士伊東辰雄 〃　　　〃　伊東哲也 （Ｄ　　　　ｃ。 手　　　続　　　補　　　正　　　書（方式）昭和５７
年１０月２９日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、事件の表示 昭和５７年　特　許　願　第１２１３４７号２、発明の
名称 電子式キャッシュレジスタ ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　京都市右京区花園土堂町１０番地氏　名　（２
９４）立石電機株式会社 代表者　立石孝雄 ４、代理人〒１０５ 住　所　東京都港区虎ノ門二丁目８番１号昭和５７年１
０月７日（５７，１０，２６発送）６、補正の対象 「図　　面」 ７、補正の内容 別添の通り 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　置数キーと部門キーとを含むキーボードおよび該
   キーぎ一ドから入力される登録情報を演算する演算制御
   手段を有する電子式キャッシュレジスタにおいて、該電
   子式キャッジ−レジスタに部門ごとに単品登録回数を計
   数する回数器エリアと各部門の合計金額エリアとを有す
   る第１の記憶領域およびこの第１の記憶領域におけるい
   ずれかのエリアが桁オーバフローを発生したときオーバ
   フローしたビットを直ちに計数するオーバフローエリア
   ととのオーバフローエリアを前記第１の記憶領域の部門
   にリンクする部門ポインタを有する第２の記憶領域を設
   けることによシ記憶領域のオーバフローを防止したこと
   を特徴とする電子式キャッシュレジスタ。 ２、前記第２の記憶領域の各エン）　ＩＪに回数器エリ
   アのオーバフローと合計金額エリアのオーバフローとを
   区別するだめのステータスピットを設けた特許請求の範
   囲第１項に記載の電子式キャッシュレジスタ。