JPS59139987A - 下水終末処理場排水中の窒素分の除去法 - Google Patents
下水終末処理場排水中の窒素分の除去法Info
- Publication number
- JPS59139987A JPS59139987A JP1213183A JP1213183A JPS59139987A JP S59139987 A JPS59139987 A JP S59139987A JP 1213183 A JP1213183 A JP 1213183A JP 1213183 A JP1213183 A JP 1213183A JP S59139987 A JPS59139987 A JP S59139987A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitrogen
- waste water
- ppm
- aeration
- disposal plant
- Prior art date
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- Pending
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- Physical Water Treatments (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
下水の終末処理場排水量はその規模(二より50,00
0〜200,0OO−7日である。その中じは相当量の
窒素分例えば20〜30 ppmを含有する。ところが
水稲栽培では稲の生育期のある時期(−窒素分が存在す
ると幣害が生ずるのは周知である。そのためじ涌飽1用
水が大量必要な夏期(−おいて、窒素分を含有する下水
終末処理場排水をffRa用水として利用できずC二河
用(二放棄しているのが現状である。
0〜200,0OO−7日である。その中じは相当量の
窒素分例えば20〜30 ppmを含有する。ところが
水稲栽培では稲の生育期のある時期(−窒素分が存在す
ると幣害が生ずるのは周知である。そのためじ涌飽1用
水が大量必要な夏期(−おいて、窒素分を含有する下水
終末処理場排水をffRa用水として利用できずC二河
用(二放棄しているのが現状である。
この間tfil二対する抜本的解決法は現在の所見当ら
ない。
ない。
本来下水終末処理場排水は策素分、リン酸分等の肥料成
分を含有しており、A業用水として用いるの(二連し℃
いる。ところが前述したようC二水稲栽培中の成る時期
r:過剰の窒素分が存在するとそのため(二幣害を生ず
る。そこでこの排水を化学処理すること(二よって、窒
素分を除去することができれば その時期には窒素分を
除き、その他の時1fiEはそのまま未処理で潅慨用水
C二利用することができる。下水終末処理場C二流入し
て来る下水の組成は処理S(二より、又時期(二よって
相当のばらつきはあるが、一般(二有機性窒素約i o
ppm、アンモニア態窒素約20ppm程度を含有し
ている。これが処理場を出て排水(=なるときはアンモ
ニア態窒素は処理場のエアレーション工程(二よって殆
んど硝酸態窒素C二酸化され、有機性窒素はエアレーシ
ョン工程によってその大部公約80%程度が汚泥として
沈殿除去される。従ってこのアンモニア態窒素が6N4
酸態窒素6二酸化される前の段階、或いはエアレーショ
ン工程の途中で酸化の比軟的初期の段階でアルカリ例え
ば苛性ソーダ水溶液、醍性カリ水溶液、炭酸ソーダ水溶
液或は石灰乳等を添加して下水中のアンモニウム成分を
遊離のアンモニアC二すれば、エアレーション工程堰二
かけること(二よって殆んど大部分のアンモニウム成分
がアンモニアとして空気中C二除去される。この際添加
するアルカリ量は下水中のアンモニア態窒素の1倍当量
以上好ましくは1〜1.5倍当量である。1倍当量以下
C二おいては効果が不十分であり、ま・た1、5倍当量
以上を使用してもその効果の割(=費用を要し経済的見
地から実用的でなく、かつ排水のアルカリ度が増加して
好ましくない。
分を含有しており、A業用水として用いるの(二連し℃
いる。ところが前述したようC二水稲栽培中の成る時期
r:過剰の窒素分が存在するとそのため(二幣害を生ず
る。そこでこの排水を化学処理すること(二よって、窒
素分を除去することができれば その時期には窒素分を
除き、その他の時1fiEはそのまま未処理で潅慨用水
C二利用することができる。下水終末処理場C二流入し
て来る下水の組成は処理S(二より、又時期(二よって
相当のばらつきはあるが、一般(二有機性窒素約i o
ppm、アンモニア態窒素約20ppm程度を含有し
ている。これが処理場を出て排水(=なるときはアンモ
ニア態窒素は処理場のエアレーション工程(二よって殆
んど硝酸態窒素C二酸化され、有機性窒素はエアレーシ
ョン工程によってその大部公約80%程度が汚泥として
沈殿除去される。従ってこのアンモニア態窒素が6N4
酸態窒素6二酸化される前の段階、或いはエアレーショ
ン工程の途中で酸化の比軟的初期の段階でアルカリ例え
ば苛性ソーダ水溶液、醍性カリ水溶液、炭酸ソーダ水溶
液或は石灰乳等を添加して下水中のアンモニウム成分を
遊離のアンモニアC二すれば、エアレーション工程堰二
かけること(二よって殆んど大部分のアンモニウム成分
がアンモニアとして空気中C二除去される。この際添加
するアルカリ量は下水中のアンモニア態窒素の1倍当量
以上好ましくは1〜1.5倍当量である。1倍当量以下
C二おいては効果が不十分であり、ま・た1、5倍当量
以上を使用してもその効果の割(=費用を要し経済的見
地から実用的でなく、かつ排水のアルカリ度が増加して
好ましくない。
本発明ζ二より、下水終末処理排水中の窒素外を約3分
の18度C二まで減少させることができ、該排水を前記
のようC二して水稲栽培に利用することが可能C二なっ
た。本発明を下記の実施例C二より説明する。
の18度C二まで減少させることができ、該排水を前記
のようC二して水稲栽培に利用することが可能C二なっ
た。本発明を下記の実施例C二より説明する。
実施例1゜
下水終末処理場流入水(pH7,1アンモニア17M’
kl素19.2 T)I)m、有機性窒素8.6 pp
m 、硝酸態窒素0.2 ppm ) 6,000
rrl l二、50チ苛性ソーダ水溶液660t(アン
モニア態窒素の1当童(二相轟)を加え25ξL1;お
いてエアレーションC二かけた。エアレーションの送気
量は約15d/分であった。6時間後C二該処理場排水
をサンプリングし、分析(二供した。
kl素19.2 T)I)m、有機性窒素8.6 pp
m 、硝酸態窒素0.2 ppm ) 6,000
rrl l二、50チ苛性ソーダ水溶液660t(アン
モニア態窒素の1当童(二相轟)を加え25ξL1;お
いてエアレーションC二かけた。エアレーションの送気
量は約15d/分であった。6時間後C二該処理場排水
をサンプリングし、分析(二供した。
分析結果はアンモニア態窒素0.3 ppm、硝M N
窒素6.8 pptl、有機性窒素2.0 pprrl
であり、窒素除去率は74.6チであった。
窒素6.8 pptl、有機性窒素2.0 pprrl
であり、窒素除去率は74.6チであった。
実施例2゜
下水終末処理場流入水(pH7,0アンモニア態伊素1
5.3 ppm、有機性窒素8.8 ppm、硝酸態窒
素0.1 ppm> 6,000m’r二360Kf
の消石灰を含む石灰乳6001(アンモニア態窒素の約
1.5i景(二相当)を加え、25℃C″−おいてエア
レーションにかけた。方法は実施例1(二同じであった
。該処理場排水の分析結果はアンモニア態蟹素痕跡、硝
酸態窒素9.0 pprn、有機性窒素2.lppmで
あり、窒素除去率は53.7 %であった。
5.3 ppm、有機性窒素8.8 ppm、硝酸態窒
素0.1 ppm> 6,000m’r二360Kf
の消石灰を含む石灰乳6001(アンモニア態窒素の約
1.5i景(二相当)を加え、25℃C″−おいてエア
レーションにかけた。方法は実施例1(二同じであった
。該処理場排水の分析結果はアンモニア態蟹素痕跡、硝
酸態窒素9.0 pprn、有機性窒素2.lppmで
あり、窒素除去率は53.7 %であった。
実施例
下水終末処理場流入水(pH7,1、アンモニア態窒素
10.8 ppm、有機性窒素7.2 ppm、硝酸態
窒素0.3 ppm) 6,000i(−50%の苛
性カリ水溶液510t(アンモニア態窒素の1当量(二
相尚)を加L、2s℃C:おし)でエアレーションC二
か(すだ。
10.8 ppm、有機性窒素7.2 ppm、硝酸態
窒素0.3 ppm) 6,000i(−50%の苛
性カリ水溶液510t(アンモニア態窒素の1当量(二
相尚)を加L、2s℃C:おし)でエアレーションC二
か(すだ。
方法は実施例1じ同じであった。該処理場排水の分析結
果はアンモニア態窒素0.2 ppm、硝酸態窒素2.
7 ppm、有機性窒素2.1 ppm であり、窒
素除去率は73.5%であった0 実施例4゜ 下水終末処理場流入水(p、H7,2、アンモニア態窒
素13.8 ppm、有機性窒素9.3 ppm、硝酸
態窒素0、2 ppm) 6,000m’ l二380
Kfの炭酸ソーダを含む懸濁液600t(アンモニア
態窒素の約1.2当量に相当)を加え、25℃く二おい
てエアレーションにかけた。方法は実施例1に同じであ
った。該処理場排水の分析結果はアンモニア態窒素0.
3 ppm、硝酸態窒素5.2 ppm、有機性窒素1
.9 ppm であり、窒素除去率は68.3%であ
った。
果はアンモニア態窒素0.2 ppm、硝酸態窒素2.
7 ppm、有機性窒素2.1 ppm であり、窒
素除去率は73.5%であった0 実施例4゜ 下水終末処理場流入水(p、H7,2、アンモニア態窒
素13.8 ppm、有機性窒素9.3 ppm、硝酸
態窒素0、2 ppm) 6,000m’ l二380
Kfの炭酸ソーダを含む懸濁液600t(アンモニア
態窒素の約1.2当量に相当)を加え、25℃く二おい
てエアレーションにかけた。方法は実施例1に同じであ
った。該処理場排水の分析結果はアンモニア態窒素0.
3 ppm、硝酸態窒素5.2 ppm、有機性窒素1
.9 ppm であり、窒素除去率は68.3%であ
った。
参考例1.(アルカリ無添加)
熊本市蓮台寺処理場の流入水(pH7,4、アンモニア
態窒素8.8 ppm、有機性窒素7.6 ppm、硝
酸態窒素0−4 ppm)をエアレーションにかけた。
態窒素8.8 ppm、有機性窒素7.6 ppm、硝
酸態窒素0−4 ppm)をエアレーションにかけた。
その結果、放流水はアンモニア態窒素未検出、硝酸態窒
素11.7 ppm、有機性窒素1.5 ppm で
窒素除去率は21.2%であった。
素11.7 ppm、有機性窒素1.5 ppm で
窒素除去率は21.2%であった。
施例1〜4のようCニアルカリ添加のエアレーションの
場合の窒素除去率は約50〜75%となる。
場合の窒素除去率は約50〜75%となる。
したがって、本発明は産業上極めて有用な発明である。
特許出願人 本 里 義 明
特許出願人 株式会社 生科研
74
代理人高木六)部
し
Claims (1)
- 流入下水をエアレーション(二より処理するC二当り、
該エアレーション工程の前又は途中の段階C二おいて、
該下水中仁アルカリを添加することを特徴とする、下水
終末処理場排水中の窒素分の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213183A JPS59139987A (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | 下水終末処理場排水中の窒素分の除去法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213183A JPS59139987A (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | 下水終末処理場排水中の窒素分の除去法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59139987A true JPS59139987A (ja) | 1984-08-11 |
Family
ID=11796975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1213183A Pending JPS59139987A (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | 下水終末処理場排水中の窒素分の除去法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59139987A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02245293A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-01 | Ebara Infilco Co Ltd | アンモニア含有有機性廃水の処理方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524648A (en) * | 1975-07-01 | 1977-01-13 | Nippon Steel Chem Co Ltd | Disposal method for ammonia contained in drainage |
JPS5388700A (en) * | 1977-01-14 | 1978-08-04 | Tsukishima Kikai Co | Method of recovering ammonia from waste water |
-
1983
- 1983-01-29 JP JP1213183A patent/JPS59139987A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524648A (en) * | 1975-07-01 | 1977-01-13 | Nippon Steel Chem Co Ltd | Disposal method for ammonia contained in drainage |
JPS5388700A (en) * | 1977-01-14 | 1978-08-04 | Tsukishima Kikai Co | Method of recovering ammonia from waste water |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02245293A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-01 | Ebara Infilco Co Ltd | アンモニア含有有機性廃水の処理方法 |
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