JPS59139301A - 気化拡散性物質放出制御体 - Google Patents
気化拡散性物質放出制御体Info
- Publication number
- JPS59139301A JPS59139301A JP1445783A JP1445783A JPS59139301A JP S59139301 A JPS59139301 A JP S59139301A JP 1445783 A JP1445783 A JP 1445783A JP 1445783 A JP1445783 A JP 1445783A JP S59139301 A JPS59139301 A JP S59139301A
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- JP
- Japan
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- solid particles
- vaporizable
- substance
- pheromone
- diffusive substance
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は改良された気化拡散性物質放出制御体に関する
ものである。
ものである。
蒸発や昇華により気化する拡散性物質とりわけ昆虫性フ
ェロモンＣ二ついては、このものを長時間にわたって徐
々に放出させる工夫が種々試みられている。たとえば昆
虫フェロモンを製剤化し、これにより気化放出をコント
ロールし持続的に効果を発揮させることがすでＩ：実施
されている。しかして、フェロモンの徐放性組成物に望
まれる性質としては ■一定期間、一定の速度でフェロモンを放出すること ■フェロモンが安定に存在し、ロスが少ないこと■生分
解性であり環境汚染をしないこと■施用が容易であるこ
と ■製剤化が低コストであること などが挙げられるが、これらの要望を満足するものはこ
れまで提案されていない。
ェロモンＣ二ついては、このものを長時間にわたって徐
々に放出させる工夫が種々試みられている。たとえば昆
虫フェロモンを製剤化し、これにより気化放出をコント
ロールし持続的に効果を発揮させることがすでＩ：実施
されている。しかして、フェロモンの徐放性組成物に望
まれる性質としては ■一定期間、一定の速度でフェロモンを放出すること ■フェロモンが安定に存在し、ロスが少ないこと■生分
解性であり環境汚染をしないこと■施用が容易であるこ
と ■製剤化が低コストであること などが挙げられるが、これらの要望を満足するものはこ
れまで提案されていない。
従来提案されているフェロモンの徐放性組成物としては
、ゼラチンやポリアミド樹脂などからなるマイクロカプ
セル系のもの（米国特許ｆｆ１２，８００．４５７号、
同第２，８００．４５８号、同第３．５７７．５１５号
など）、多層構造のフィルムダイスペンチ−系のもの（
Ａ、Ｏ，Ｓ、、３３ （１９７６３２８３頁）、開放端
部を備えた毛管よりなる中空繊維系のもの（米国特許第
４．０１７，０３０号）などが知られている。しかし、
マイクロカプセル系のものは高コストであるほか、ゼラ
チンは風雨に弱くまたポリアミド樹脂は生分解性でない
という欠点がある。フィルムディスペンサー系のものお
よび中空糾維系のものｆ二ついては、それらが生分解性
でかいぼか施用ｌ二おいて特殊な散布機が必要となるこ
とが欠点である。
、ゼラチンやポリアミド樹脂などからなるマイクロカプ
セル系のもの（米国特許ｆｆ１２，８００．４５７号、
同第２，８００．４５８号、同第３．５７７．５１５号
など）、多層構造のフィルムダイスペンチ−系のもの（
Ａ、Ｏ，Ｓ、、３３ （１９７６３２８３頁）、開放端
部を備えた毛管よりなる中空繊維系のもの（米国特許第
４．０１７，０３０号）などが知られている。しかし、
マイクロカプセル系のものは高コストであるほか、ゼラ
チンは風雨に弱くまたポリアミド樹脂は生分解性でない
という欠点がある。フィルムディスペンサー系のものお
よび中空糾維系のものｆ二ついては、それらが生分解性
でかいぼか施用ｌ二おいて特殊な散布機が必要となるこ
とが欠点である。
なお、蒸発や昇華により気化する拡散性物質としては、
他に殺虫剤、殺菌剤、忌避剤、その他のくん蒸剤、香料
などが挙げられるが、いずれも一定の放出速度の達成、
低コスト、使用のしやす、さなどの点において充分なも
のとはいえない。農園芸用の殺虫剤、殺菌剤、忌避剤に
おいてはフェロモンの場合と同様、製剤が生分解性であ
り、環境汚染をしないことや施用が容易であることなど
が必要となる。
他に殺虫剤、殺菌剤、忌避剤、その他のくん蒸剤、香料
などが挙げられるが、いずれも一定の放出速度の達成、
低コスト、使用のしやす、さなどの点において充分なも
のとはいえない。農園芸用の殺虫剤、殺菌剤、忌避剤に
おいてはフェロモンの場合と同様、製剤が生分解性であ
り、環境汚染をしないことや施用が容易であることなど
が必要となる。
本発明は従来のかかる技術的課題にかんがみ鋭意研冗の
結果完成されたもので、これは気化拡散性物質を含有す
る固形粒子の表面をセルロース誘導体で被覆すること（
二より得られる、気化拡散性物質放出制御体に関するも
のである。
結果完成されたもので、これは気化拡散性物質を含有す
る固形粒子の表面をセルロース誘導体で被覆すること（
二より得られる、気化拡散性物質放出制御体に関するも
のである。
この本発明Ｃ二よれば前記した■〜■の要請がすべて満
足され、さらＣ−この制御体１ち表面積、被膜の厚さな
どを変化させることにより、気化拡散性物質の放出速度
を容易（：設計することができる。
足され、さらＣ−この制御体１ち表面積、被膜の厚さな
どを変化させることにより、気化拡散性物質の放出速度
を容易（：設計することができる。
また、微小な形状での製剤化が可能であるので、農園芸
用のフェロモンや殺虫剤、殺菌剤などの場合には、製剤
を通常の散布機により散布することが可能であり、施用
において多大の労力を必要としないばかりでなく、特に
フェロモン製剤の場合には交信かく乱法における用途に
おいて圃場でのフェロモン発生源をより均一に分布させ
ることが可能となり、フェロモンを持続的に一定速度で
放出させ、フェロモンをより有効ｇ１使用し、また一定
期間経過後は基材が分解されることにより天然界Ｃ二蓄
積せず、環境汚染をひき起こさせないという利点が与え
られる。
用のフェロモンや殺虫剤、殺菌剤などの場合には、製剤
を通常の散布機により散布することが可能であり、施用
において多大の労力を必要としないばかりでなく、特に
フェロモン製剤の場合には交信かく乱法における用途に
おいて圃場でのフェロモン発生源をより均一に分布させ
ることが可能となり、フェロモンを持続的に一定速度で
放出させ、フェロモンをより有効ｇ１使用し、また一定
期間経過後は基材が分解されることにより天然界Ｃ二蓄
積せず、環境汚染をひき起こさせないという利点が与え
られる。
本発明Ｃ二おいて使用される気化拡散性物質は蒸発＃：
′昇華により気化する物質であり、これにはフェロモン
、殺虫剤、殺菌剤、忌避剤、その他のくん蒸剤、香料な
どが例示される。
′昇華により気化する物質であり、これにはフェロモン
、殺虫剤、殺菌剤、忌避剤、その他のくん蒸剤、香料な
どが例示される。
なお、上記フェロモンとしては昆虫の性フェロモンとし
て活性を示すものなら何でもよく、単一の成分ｌ：限定
されることなく、複数の活性物質の混合物を使用するこ
とができる。また、フェロモンの添加物として適当な紫
外線吸収剤や適当な抗酸化剤を混合して使用することも
できる。
て活性を示すものなら何でもよく、単一の成分ｌ：限定
されることなく、複数の活性物質の混合物を使用するこ
とができる。また、フェロモンの添加物として適当な紫
外線吸収剤や適当な抗酸化剤を混合して使用することも
できる。
気化拡散性物質を含有する固形粒子ｔま、不活性担体Ｃ
：気化拡散性物質を支持させたものとして調製され、こ
の場合（二必要であれば結合剤が使用される。この不活
性押体としてはたとえば無水けい酸、各種けい酸塩など
の無機性粉末、セルロース粉末、でんぷんなどの多糖類
や多糖類誘導体などの有機性粉末が例示される。また結
合剤としてはでんぷんなどの多糖類、セルロース誘導体
などの多糖類誘導体が例示される。
：気化拡散性物質を支持させたものとして調製され、こ
の場合（二必要であれば結合剤が使用される。この不活
性押体としてはたとえば無水けい酸、各種けい酸塩など
の無機性粉末、セルロース粉末、でんぷんなどの多糖類
や多糖類誘導体などの有機性粉末が例示される。また結
合剤としてはでんぷんなどの多糖類、セルロース誘導体
などの多糖類誘導体が例示される。
気化拡散性物質を含有する固形粒子の表面を被覆するた
め（：使用するセルロース誘導体としては、メチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロ
ース、エチル力ルポキジメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロ−スート、セルロースアセテートフタレー
トなどのセルロースエステル、ヒドロキシプロヒルメチ
ルセルロースフタレート セルロースアセテートサクシネートなどのセルロースエ
ーテルエステルなどが例示される。
め（：使用するセルロース誘導体としては、メチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロ
ース、エチル力ルポキジメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロ−スート、セルロースアセテートフタレー
トなどのセルロースエステル、ヒドロキシプロヒルメチ
ルセルロースフタレート セルロースアセテートサクシネートなどのセルロースエ
ーテルエステルなどが例示される。
これらのセルロース誘導体は造膜性が良好でこの被膜は
適当な拡散性物質透過性を有し、かつノくクチリアやセ
ルラーゼ等により分解されて天然界ｇ：還元される点で
すぐれている。
適当な拡散性物質透過性を有し、かつノくクチリアやセ
ルラーゼ等により分解されて天然界ｇ：還元される点で
すぐれている。
上記セルロース誘導体を用いて得られる気化拡散性物質
放出制御体は、そのセルロース誘導体がｐ）Ｔ７付近の
水に不溶のものである場合、水に対して安定Ｃ二存在す
るが、それが水溶性である場合には放出制御体は水Ｃ：
対して安定ｌ二存在することができないので、この場合
にはセルロース誘導体について水（二対する不溶化処理
を施すことにより被膜の溶解が避けられ、水に対する安
定性を得ることができる。放出制御体が水と接触しない
用途においてはセルロース誘導体の水不溶性は重要でな
い。フェロモン製剤などにおいては降雨などによる被膜
の溶解、破損を避けるため水不溶性は重要である。
放出制御体は、そのセルロース誘導体がｐ）Ｔ７付近の
水に不溶のものである場合、水に対して安定Ｃ二存在す
るが、それが水溶性である場合には放出制御体は水Ｃ：
対して安定ｌ二存在することができないので、この場合
にはセルロース誘導体について水（二対する不溶化処理
を施すことにより被膜の溶解が避けられ、水に対する安
定性を得ることができる。放出制御体が水と接触しない
用途においてはセルロース誘導体の水不溶性は重要でな
い。フェロモン製剤などにおいては降雨などによる被膜
の溶解、破損を避けるため水不溶性は重要である。
セルロース誘導体による被膜は単一成分である必要はな
く、適宜、複数のセルロース誘導体を組合せて使用する
ことができる。また造膜助剤としてステアリン酸などの
ワックス類を使用することは可能である。
く、適宜、複数のセルロース誘導体を組合せて使用する
ことができる。また造膜助剤としてステアリン酸などの
ワックス類を使用することは可能である。
本発明の気化拡散性物質放出制御体は次のようにして製
造される。
造される。
まず、混合装置内で不活性押体に、通常、不活性押体に
対して０．３〜４倍重量の液体もしくは固体の気体拡散
性物質もしくはこの気化拡散性物質と適当な安定剤など
の混合物を添加混合することにより、気化拡散性物質を
含有する固形粒子を作る。このときより均一な混合を達
成するために気化拡散性物質を適当な有機溶媒で希釈あ
るいは溶解しておくことも可能である。
対して０．３〜４倍重量の液体もしくは固体の気体拡散
性物質もしくはこの気化拡散性物質と適当な安定剤など
の混合物を添加混合することにより、気化拡散性物質を
含有する固形粒子を作る。このときより均一な混合を達
成するために気化拡散性物質を適当な有機溶媒で希釈あ
るいは溶解しておくことも可能である。
つぎＣ二このようにして製造した気化拡散性物質を含有
する固形粒子の表面をセルロース誘導体で被覆するので
あるが、この被覆方法としては次の（イ）〜（ツクの各
方法が例示される。
する固形粒子の表面をセルロース誘導体で被覆するので
あるが、この被覆方法としては次の（イ）〜（ツクの各
方法が例示される。
（イ）気化拡散性物ａを含有する固形粒子にセルロース
誘導体溶液を噴霧することＣ二より造粒させ、あるいは
造粒しないままその表面にセルロース誘導体被膜を形成
する方法。
誘導体溶液を噴霧することＣ二より造粒させ、あるいは
造粒しないままその表面にセルロース誘導体被膜を形成
する方法。
（口）気化拡散性物質を含有する固形粒子に、通常この
固形粒子（二対して０．０１〜１倍重量の結合剤を添加
し、適当な溶媒で混練しあるいは結合剤を溶液状で添加
し混綾し、その後顆粒化し乾燥して２次固形粒子を得て
，これにセルロース誘導体溶液を噴ｇすること（＝より
、２次固形粒子の表面にセルロース誘導体被膜を形成す
る方法。
固形粒子（二対して０．０１〜１倍重量の結合剤を添加
し、適当な溶媒で混練しあるいは結合剤を溶液状で添加
し混綾し、その後顆粒化し乾燥して２次固形粒子を得て
，これにセルロース誘導体溶液を噴ｇすること（＝より
、２次固形粒子の表面にセルロース誘導体被膜を形成す
る方法。
（］９ｈ前記（イ）における固形粒子、あるいは伸）に
おける２次固形粒子をセルロース誘導体溶液中に分散し
、この分散液を噴霧乾燥することによりセルロース誘導
体被膜を形成する方法。
おける２次固形粒子をセルロース誘導体溶液中に分散し
、この分散液を噴霧乾燥することによりセルロース誘導
体被膜を形成する方法。
セルロース誘導体溶液の噴霧には公知のスプレーコーテ
ィング用装置が使用でき、また（口）顆粒化の際には公
知の押出顆粒化装置が使用できる。
ィング用装置が使用でき、また（口）顆粒化の際には公
知の押出顆粒化装置が使用できる。
またセルロース誘導体溶液に造膜助剤として可塑剤を添
加することも可能である。
加することも可能である。
なお、気化拡散性物質を含有する固形粒子としてはゼラ
チンマイクロカプセルのような固形粒子を使用すること
もできる。
チンマイクロカプセルのような固形粒子を使用すること
もできる。
セルロース誘導体によるコーテイング量は被覆される固
形粒子の重量に対して通常１５〜７０重景％である。気
化拡散性物質の族出速度は気化拡散性物質と不活性担体
の比率、固体粒子の表面積、セルロース銹導体の種類、
セルロース誘導体被膜の厚さくコーチインゲンなどを変
化させることにより設定することができる。
形粒子の重量に対して通常１５〜７０重景％である。気
化拡散性物質の族出速度は気化拡散性物質と不活性担体
の比率、固体粒子の表面積、セルロース銹導体の種類、
セルロース誘導体被膜の厚さくコーチインゲンなどを変
化させることにより設定することができる。
つぎｆ二具体的実施例をあげる。
実施例１
軽質無水けい酸（日本アエロジル社製商品名アエロジル
）３０重量部に、Ｚ−１１−テトラデセニルアセテート
（チャ八マキの性フェロモン）３０重量部を混合し、つ
ぎに結合剤としてヒドロキシプロピルセルロース（イ言
越化学社製商品名ＲＰＣ）１．５重量部を加え、エタノ
ールを添加混練し、公知の押出顆粒装置により顆粒化し
、直径１卿の累顆粒を得たつ つぎにこの素顆粒にヒドロキシプロピルメチルセルロー
スフタレート（信越化学社製商品名ＨＰ−５５）のエタ
ノール／水！ ８／２ ）系６％水溶液を流動装置中で
スプレーコーティングし、素顆粒（二対し３０重量％の
被膜を形成した。
）３０重量部に、Ｚ−１１−テトラデセニルアセテート
（チャ八マキの性フェロモン）３０重量部を混合し、つ
ぎに結合剤としてヒドロキシプロピルセルロース（イ言
越化学社製商品名ＲＰＣ）１．５重量部を加え、エタノ
ールを添加混練し、公知の押出顆粒装置により顆粒化し
、直径１卿の累顆粒を得たつ つぎにこの素顆粒にヒドロキシプロピルメチルセルロー
スフタレート（信越化学社製商品名ＨＰ−５５）のエタ
ノール／水！ ８／２ ）系６％水溶液を流動装置中で
スプレーコーティングし、素顆粒（二対し３０重量％の
被膜を形成した。
得られた製剤を、アセトンＣ二溶解抽出し、内部標準法
ガスクロマトグラフィーで分析したところ、製剤全体の
重量に対し３７重量％のＺ−１１−テトラデセニルアセ
テートが含有されていた。つぎに、この製剤２７０ｒｎ
ｆＩを３０℃、風速Ｑ、５ｍ／秒の条件下に置き、Ｚ−
１１−テトラデセニルアセテートの放出速度を重量変化
と内部標準ガスクロマトグラフィーで定量分析しながら
測定したとこ第１表から性フェロモンは４０日間２．１
ｒｎｆＩ／ 日とほぼ一定速度で放出を続け、６０日
間経過後放出されないで残存する量は、充てんされたフ
ェロモン量の約５％ときわめて少なく理想的な性能を示
した。
ガスクロマトグラフィーで分析したところ、製剤全体の
重量に対し３７重量％のＺ−１１−テトラデセニルアセ
テートが含有されていた。つぎに、この製剤２７０ｒｎ
ｆＩを３０℃、風速Ｑ、５ｍ／秒の条件下に置き、Ｚ−
１１−テトラデセニルアセテートの放出速度を重量変化
と内部標準ガスクロマトグラフィーで定量分析しながら
測定したとこ第１表から性フェロモンは４０日間２．１
ｒｎｆＩ／ 日とほぼ一定速度で放出を続け、６０日
間経過後放出されないで残存する量は、充てんされたフ
ェロモン量の約５％ときわめて少なく理想的な性能を示
した。
さらＣ：この製剤を３０℃の条件下水中で１０日間放置
したが、製剤および含有された性フェロモンとも異常は
なく、製剤の水に対する安定性が高いことが確認された
。
したが、製剤および含有された性フェロモンとも異常は
なく、製剤の水に対する安定性が高いことが確認された
。
実施例２
軽質無水けい酸３０重量部ζζミー１１−テトラデセニ
ルアセテ−）３０重量部を混合し、これにセルロースア
セテート （ダイセル化学製ｍ品名Ｌ−２０）の塩化メ
チレン／エタノール（９／１）系５％溶液を流動装置中
でスプレーして造粒、さらにコーティングを行ない、も
との固形粒子に対して４５重量％の被膜を形成し、平均
粒径０．４ ｒ！ｍの製剤を得た。
ルアセテ−）３０重量部を混合し、これにセルロースア
セテート （ダイセル化学製ｍ品名Ｌ−２０）の塩化メ
チレン／エタノール（９／１）系５％溶液を流動装置中
でスプレーして造粒、さらにコーティングを行ない、も
との固形粒子に対して４５重量％の被膜を形成し、平均
粒径０．４ ｒ！ｍの製剤を得た。
得られた製剤をアセトンに溶解、抽出し、内部標準法ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、製剤全体の重
量Ｃ二対し２３重量％のＺ−１１−テトラデセニルアセ
テートが含有されていた。また放出速度試験および水に
対する安定性のテストを行なったところ、実施例１とほ
ぼ同様の結果を得た。
スクロマトグラフィーで分析したところ、製剤全体の重
量Ｃ二対し２３重量％のＺ−１１−テトラデセニルアセ
テートが含有されていた。また放出速度試験および水に
対する安定性のテストを行なったところ、実施例１とほ
ぼ同様の結果を得た。
実施例３
実施例１と同様の操作で有機リン殺虫剤ダイアジノン３
０重量部を使用し、コーテイング量３２重量％のダイア
ジノン含有製剤をＪＭ製した。３０℃風速０．５ ｍ
７秒の条件下Ｃ３０日間放置後のダイアジノン残存率を
定量したところ４２％であり。
０重量部を使用し、コーテイング量３２重量％のダイア
ジノン含有製剤をＪＭ製した。３０℃風速０．５ ｍ
７秒の条件下Ｃ３０日間放置後のダイアジノン残存率を
定量したところ４２％であり。
良好な徐放性を示した。
実施例４
実施例１と同様の操作でナフタレン粉末３０重量部を使
用しコーテイング量４５重量％のナフタレン含有製剤を
調製した。３０℃風速０．５ｍ／秒の条件下ｆ二１５日
間放置後のナフタレン残存率を定岱したところ４８％で
あり、良好な徐放性を示した。
用しコーテイング量４５重量％のナフタレン含有製剤を
調製した。３０℃風速０．５ｍ／秒の条件下ｆ二１５日
間放置後のナフタレン残存率を定岱したところ４８％で
あり、良好な徐放性を示した。
費許出願人
信越化学工業株式会社
代理人
新潟県中頚城郡頚城村太字西福
島２８番地の１信越化学工業株式
％式％
島２８番地の１信越化学工業株式
会社合成技術研究所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、気化拡散性物質を含有する固形粒子の表面をセルロ
ース誘導体で被覆してなる気化拡散性物質放出制御体 ２ 気化拡散性物質を含有する固形粒子が気化拡散性物
質と不活性担体とからなるものである特許請求の範囲第
１項記載の気化拡散性物質放出制御体 ３、 気化拡散性物質を含有する固形粒子が気化波性物
質と不活性担体と結合剤とからなるものである特許請求
の範囲第１項記載の気化拡散性物質放出制御体 ４、気化拡散性物質がフェロモンである特許請求の範囲
第１項、第２項または第３項記載の気化拡散性物質放出
制御体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1445783A JPS59139301A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 気化拡散性物質放出制御体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1445783A JPS59139301A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 気化拡散性物質放出制御体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59139301A true JPS59139301A (ja) | 1984-08-10 |
| JPS6139281B2 JPS6139281B2 (ja) | 1986-09-03 |
Family
ID=11861568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1445783A Granted JPS59139301A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 気化拡散性物質放出制御体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59139301A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TR27709A (tr) * | 1992-08-18 | 1995-06-22 | Procter & Gamble | Hidrofil deterjan aktif bilesiklerini iceren deterjan ilave maddeleri. |
| JP2001163707A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-06-19 | Hikari Denko Kk | 動物忌避剤 |
| US6365189B1 (en) | 1999-10-22 | 2002-04-02 | 3M Innovative Properties Company | Method of delivering and releasing a pheromone |
| US6375968B1 (en) | 1999-10-22 | 2002-04-23 | 3M Innovative Properties Company | Encapsulated active material immobilized in hydrogel microbeads |
| US6793937B2 (en) | 1999-10-22 | 2004-09-21 | 3M Innovative Properties Company | Method of delivering active material within hydrogel microbeads |
| CN101669463A (zh) * | 2008-09-12 | 2010-03-17 | 住友化学株式会社 | 结构体及其制造方法、蒸气撒布装置和方法及套件 |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP1445783A patent/JPS59139301A/ja active Granted
Cited By (6)
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