JPS59139170A - カセツトテ−プデツキのカセツト自動装填装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカセットテープデツキのカセット自動装填装置
に関する。

第１図は本発明によるカセット自動装填装置の機構部を
示しており、該機構部は従来のカセット自動装填装置の
機構部と同様である。図示した機構部において、ベース
部材１はカセットテープデツキのシャーシ（図示せず）
等に取り付けられ、カセットハーフの収納室２を形成し
ている。収納室２内にはベース部材１に形成された挿入
口３からカセットハーフ４がその長手方向の側面を先端
にして挿入されるようになされている。また収納室２内
にはローラ５が設けられ、ローラ５はカセットハーフ４
の挿入方向に対して垂直方向、すなわち図において上下
方向に移動自在にされると共に上方向に付勢されてカセ
ットハーフの非収納時には挿入口３近傍に位置している
。またローラ５はカセットハーフ４の位置を検出するた
めの２つの検出スイッチ（図示せず）と連動するように
なされ、ローラ５が第１図の破線Ｂの位置に移動すると
一方の第１検出スイツチがオンとなり、更に破線Ｃの位
置に移動すると他方の第２検出スイツチもオンとなる。

これらの検出スイッチのオンオフに応じでモータ（図示
せず）が作動してカセットハーフ４を収納室２内の所定
位置（破線Ｄ）に装填しカセットハーフ４のキャプスタ
ン孔にキャプスタン６が係合するようになされている。

従来のカセット自動装填装置においては、カセットハー
フ４が第１図の破線Ａの如く挿入口３から収納室２内に
挿入されると、第１検出スイツチがオンとなって上記モ
ータに電圧が供給されてモータが起動する。モータの回
転によってカセットハーフ４が駆動され、カセットハー
フ４は収納室２内に完全に挿入される。そして、その後
ローラ５と共に破線Ｃの位置まで駆動されキャプスタン
６に係合して所定位置に装填される。カセットハーフ４
の装填が完了すると第２検出スイツチがオンとなりモー
タへの電圧供給が停止されるのである０ ところが、カセットハーフ４を挿入口３に挿入する際に
、例えカセットハーフ４を上記の如く長手方向の側面を
先端にして挿入してもピンチローラ及びヘッドの嵌入孔
を側面に有する短手方向の方向を間違えるとカセットハ
ーフ４の主面にキャプスタン６の先端が当接してカセッ
トハーフ４は所定位置に装填されない。この場合にはカ
セットハーフ４を挿入口３から排出するためにユーザが
カセットテープデツキの操作面に設けられたエジェクト
スイッチを操作することによりモータの回転を反転させ
なければならない。

しかしながら、このようなカセットハーフの誤挿入をユ
ーザが気付くまではモータは装填のための電圧が供給さ
れているにも拘らず強制的な回転停止状態、すなわちロ
ック状態となるのでユーザがカセットハーフの誤挿入に
直ちに気付かず長期間モータのロック状態が継続すると
モータが過熱して損傷する恐れがあるという問題があっ
た。

そこで、本発明の目的は、カセットハーフの誤挿入によ
ってモータが損傷する恐れのないカセット自動装填装置
を提供することである。

　３一 本発明によるカセット自動装填装置はカセットハーフの
搬送中においてカセットハーフの搬送が停止したときカ
セットハーフを挿入口から排出するようになされている
ことを特徴としている。

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第２図に示した本発明の一実施例たるカセット自動装填
装置の制御回路において、スイッチ１１はカセットハー
フが挿入口に挿入されたときオンとなる上記第１検出ス
イツチであり、スイッチ１２はカセットハーフが第１図
の収納室２内の所定位置に装填さｎたときオンとなる上
記第２検出スイツチである。スイッチ１１　、１２の一
端には論理回路の高レベルに相当する電圧ｖＭが供給さ
れるようになっている。スイッチ１１の他端はＲ８型フ
リップフロップ１３０セツト端Ｓに接続されると共にイ
ンバータ１４を介してＯＲ回路１５　、１６の各入力端
に接続されている。スイッチ１２の他端はＡＮＤ回路１
７の入力端に接続されると共にインバータ１８を介して
ＡＮＤ回路１９に接続されている。ＯＲ回路１５゜　４
− １６は共に３つの入力端を有し、上記入力端とは別の２
つの入力端の一方の各々にはＡ、　Ｎ　Ｄ回路１７の出
力端が接続され、ＯＲ回路１５の他方の入力端にはフリ
ップフロップ１３の出力端Ｑが、ＯＲ回路１６の他方の
入力端にはフリップフロップ１３の出力端互が接続され
ている。ＡＮＤ回路１９の出力端はＯＲ。

回路２０を介してフリップフロップ１３のリセット端Ｒ
に接続されている。ＯＲ回路１５　、１６の出力端には
モータ２１の駆動回路２２が接続されている。モータ２
１は第１図の挿入口３近傍と所定位置りとの間において
カセットハーフを転送せしめるものであり、駆動回路２
２の出力端ＯＡ、ＯＢ間に接続されている。駆動回路２
２は下記の表に示すように入力端Ｉ、　、　Ｉ、の入力
電圧レベルに応じて出力端ＯＡ、ＯＢ間の状態を変化す
るようになっている。なお、表において、Ｈは高レベル
を、Ｌは低レベルを表わしている。

モータ２１の回転シャフトにはパルス発生器２３が設け
られ、パルス発生器２３はモータ２１の回転シャフトが
所定角度回転する毎に基準パルスを発生するようになさ
れている。パルス発生器２３の出力端には波形整形回路
２４を介してパルス検出回路２５が接続されている。パ
ルス検出回路２５はモータ２１の回転停止を判断するも
のであシ、基準パルスが所定期間継続して供給されない
ときモータ２１の回転が停止したと判断して高レベルの
停止信号を発生するようになっている。パルス検出回路
２５の出力端はＡＮＤ回路１９の入力端に接続され、Ａ
ＮＤ回路１９の出力レベルはスイッチ１２がオフのとき
停止信号が発生すると高レベルになるようになされてい
る。寸たパルス検出回路２５の出力端はＲ，Ｓ型フリッ
プフロップ２６のセット端Ｓに接続されている。

フリップフロップ２６の出力端ＱｉＡＮＤ回路１７の入
力端に接続され、ＡＮＤ回路】７の出力レベルはカセッ
トハーフが所定位置に装填されてモータ２１の回転が停
止したとき高レベルになるようになされている。フリッ
プフロップ２６のリセット端Ｒ及びＯＲ回路２０にはリ
セット信号が供給さ扛てフリップフロップ１３．２６が
初期状態になるようになさ扛ている。なお、スイッチ１
１　、１２の他端とアースとの間に接続された抵抗２７
　、２８はプルダウン抵抗である。

かかる構成の本発明によるカセット自動装填装置におい
ては、電圧■やを含む電源電圧が投入さｎるとリセット
回路（図示せず）から上記リセット信号が所定期間だけ
発生してフリップフロップ１３゜２６がリセットされる
。このとき、カレットノ・−７が挿入へ内に挿入さｎて
いないならばスイッチ比１２はオフであるためフリップ
フロップ１３の出力端Ｑは低レベルに、出力端Ｑは高レ
ベルになり、ＡＮＤ回路１７の出力レベルは低レベルに
、またインバータ１４の出力レベルは高レベルになる。

よって、ＯＲ回路１５　、１６の出力レベルは共に高レ
ベルとなるため駆動回路２５の出力端０Ａ、　０８間は
ショート状態となりモータ２１には電圧が供給されずモ
ータ２１は停止状態である。

次に、カセットハーフが挿入口３から挿入されるとカセ
ットハーフによってローラ５が押圧されて破線Ｂの位置
に降下するためスイッチ１１がオンとなる。そうなると
、フリップフロップ１３のセット端が電圧■ヮによって
高レベルになりフリップフロップ１３がセットされて出
力端Ｑは高レベルに出力端菟は低レベルになる。またイ
ンバータ１４の出力レベルは高レベルから低レベルに反
転する。−力、スイッチ１２はオフであるためＡＮＤ回
路１７の出力レベルは低レベルを継続している。よって
、ＯＲ回路１５の出力レベルは高レベルを継続するが、
ＯＲ回路１６の出力レベルは高レベルかう低レベルに反
転する。駆動回路２２０入力端１いはＯＲ回路１５８− の出力レベルに、また入力端■８はＯＲ回路１６の出力
レベルに等しいので駆動回路２２はモータ２１に対して
正電圧ｖＭを出力端ＯＡ、ＯＢから供給する。モータ２
１は正電圧■７によって所定の回転方向に回転を開始し
てカセットハーフを挿入口３内に引き込み所定位置に転
送駆動する。このときのカセットハーフの挿入方向が正
しいならば、カセットハーフは所定位置りに装填されロ
ーラ５も破線Ｃの位置まで降下するためスイッチ１２が
オンとなる。スイッチ１２のオンによってＡＮＤ回路１
７の一方の入力端が高レベルに、またＡＮＤ回路１９の
一方の入力端が低レベルになる。またカセットハーフが
所定位置に装填されるとモータ２１が回転を停止されて
ロック状態となるため、パルス発生器２３かラノ基準パ
ルスの発生が停止し、基準パルスの発生停止から所定期
間後にパルス検出回路２５が停止信号を発生する。停止
信号はＡＮＤ回路１９の他方の入力端を高レベルにする
と共にフリップフロップ２６をセットせしめるため、フ
リップフロップ２６の出力端Ｑが高レベルとなりＡＮＤ
回路１７の出力レベルは低レベルから高レベルに反転す
る。この高レベルはＯＲ回路１５　、１６に供給される
故に駆動回路２２の入力端Ｉ、、ＩＢが共に高レベルに
なる。よって、駆動回路２２の出力端ＯＡ、ＯＢ間がシ
ョート状態となりモータ２１への正電圧ＶＭの供給が停
止するのである。

一力、カセットハーフの挿入口３への挿入の際にカセッ
トハーフの短手方向の側面を反対にしてカセットハーフ
が挿入されると、スイッチ１１はオンとなるため駆動回
路２２からモータ２１に正電圧ｖＭが供給される故にモ
ータ２１はカセットハーフを所定位置に装填すべく所定
方向に回転する。ところが、カセットハーフのキャプス
タン孔とキャプスタン６とが係合しないため、モータ２
１はキャプスタン６の先端にカセットハーフの主面を押
圧当接せしめることになり回転を継続できずロックされ
てしまう。モータ２１がロック状態になるとパルス検出
回路２５から停止信号が発生し、またスイッチ１２のオ
フによりインバータ１８の出力レベルは高レベルである
ためＡＮＤ回路１９の入力端は共に高し　１１− ベルとなりＡＮＤ回路１９の出力レベルは高レベルに反
転する。そうすると７リツプ７０ツブ１３がリセットさ
れてフリップフロップ１３の出力端Ｑが低レベルに出力
端Ｑが尚レベルになるため、ＯＲ回路１５　、１６を介
して駆動回路２２の入力端■４が低レベルに、入力端■
８が高レベルになり駆動回路２２からモータ２１に負電
圧−ｖＭが供給さｎる。よって、モータ２１は所定の回
転力向とは逆方向に回転を開始するためカセットハーフ
は挿入口３方向に駆動されて挿入口３から外部へ排出さ
れるのである。カセットハーフが排出さｎると、スイッ
チ１１がオフとなるためＯＲ回路１５　、１６の出力レ
ベルは共に高レベルとなるのでモータ２１への負電圧−
■ヤの駆動回路２２からの供給が停止しモータ２１の回
転も停止するのである。

なお、第３図は駆動回路２２の具体的回路を示している
。本図において、ＰＮＰトランジスタ３１゜３２、ＮＰ
Ｎ）ランジスタ３３ないし３６及び抵抗３７ないし４０
は出力端ＯＡ、ＯＢのレベルを電位Ｖ。。或いはアース
レベルにして上記電圧ＶＭを発生、或いはショート状態
にするためのスイッチ回路を形成し、バ、、７ア４２　
、４３　、　ＮＡＮＤ回路４４．ＡＮＤ回路４５゜４６
及びインバータ４７は入力端ＩＡ、ＩＢのレベルに応じ
てトランジスタ３１ないし３６のオン、オフを制御する
ための論理回路を形成している。

このように、本発明によるカセット自動装填装置によれ
ば、ユーザがカセットハーフの短手方向の側面を反対に
してカセットハーフを挿入口に誤挿入してもモータが反
転してカレットノ・−フを挿入口から排出せしめるため
従来の如くユーザがカセットハーフの誤挿入に気付くま
でモータがロック状態を継続することがなくモータの損
傷を防止することができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はカセット自動装填装置の機構部を示す図、第２
図は本発明の実施例を示すブロック図、第３図は第２図
の装置中の駆動回路の具体例を示す回路図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・ベース部材　　　２・・・・・・収納室
−３７（ １２− ３・・・・・・挿入口　　　　　４・・・・・・カレッ
トノ＼−７６・・・・・・キャプスタン　　２１・・・
・・・モータ２２・・・・・・駆動回路　　　２３・・
・・・・パルス発生器出願人　パイオニア株式会社 代理人　弁理士藤村元彦 −

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カセットテープデツキのカセント挿入口内にカセットハ
   ーフが挿入されたとき装填検出信号を発生し前記カセッ
   トハーフが前記挿入口内の所定位置に装填されたとき前
   記装填検出信号の発生を停止する装填検出手段と、前記
   装填検出信号の存在時に前記カセットハーフを前記挿入
   口近傍から前記所定位置まで搬送せしめる搬送手段とか
   らなるカセット自動装填装置であって、前記搬送手段の
   作動停止状態を検出して停止信号を発生する停止検出手
   段を含み、前記搬送手段は前記装填検出信号の存在時に
   おける前記停止信号に応じて前記カセットハーフを前記
   挿入口から排出するようになされていることを等徴とす
   るカセット自動装填装置。