JPS591379B2 - 陰イオン交換体の再生方法 - Google Patents

陰イオン交換体の再生方法

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JPS591379B2
JPS591379B2 JP54152862A JP15286279A JPS591379B2 JP S591379 B2 JPS591379 B2 JP S591379B2 JP 54152862 A JP54152862 A JP 54152862A JP 15286279 A JP15286279 A JP 15286279A JP S591379 B2 JPS591379 B2 JP S591379B2
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regeneration
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ジ−クフリ−ト・ヘルム−ト・エベルレ
ハインリツヒ・ゾンタイマ−
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J49/00Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor
    • B01J49/10Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor of moving beds
    • B01J49/14Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor of moving beds containing anionic exchangers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、未処理水から強酸の陰イオンを除去するため
に使用された水性懸濁液中に存在する陰イオン交換体を
炭酸水素塩の形で再生する方法に関し、この場合イオン
交換体を再生処理後再生物から分離除去し、再使用に供
するものである。
従来陰イオン交換体を再生するには一般的にアルカリ溶
液、例えば苛性ソーダ、炭酸ナトリウム又は水酸化アン
モニウム溶液が使用されてきた。
弱塩基性陰イオン交換体を再生する場合におけるこの方
法の欠点を除去するために、再生試薬として1〜5重量
係の水酸化カルシウム懸濁液を使用することは提案され
ている(西ドイツ特許出願公開第2530677号公報
)。
この場合再生剤を下方から上方に向けて粒状イオン交換
体の塊に通し、その後除去し、イオン交換体は水で洗浄
する。
その時点で弱塩基性陰イオン交換体は再びヒドロキシル
の形になり、再使用可能である。
未処理水から弱酸の陰イオン例えば塩素イオン、硫酸イ
オン又は硝酸イオンを除去する場合、炭酸水素塩の形の
陰イオン交換体が良好な効果をもたらすことは実証され
ている。
完全な脱塩処理では陰イオン交換体はこの炭酸水素塩の
形で陽イオン交換体と組み合わされる。
米国特許第3691109号明細書には脱塩系の樹脂を
再生する方法が開示されており、この場合水中の脱塩処
理で使用した弱酸性陽イオン交換体と弱塩基性陰イオン
交換体との混合物はイオン交換体の塊を三原装置で使用
し尽した後再生された。
この場合弱酸性の陽イオン交換体を再生するためまたそ
のナトリウム形を遊離酸の形に戻すため、ガス状の二酸
化炭素が使用されるが、これは陽イオン交換体床に0.
35MPa〜6.89MP aの範囲の圧力で導入され
た。
その際生じた炭酸水素ナトリウム及び遊離の炭酸を含む
再生物は脱ガス化、すなわち二酸化炭素を除去され、こ
うして得られた溶液は弱塩基性陰イオン交換体の再生に
使用された。
再生されたイオン交換体は脱塩処理すべき水により向流
で付勢され、その際弱塩基性陰イオン交換体を有する第
3床がまず陰イオンを未処理水から除去し、次いで第2
床でカルシウムイオン及びマグネシウムイオンか、付加
された水酸化カルシウム懸濁液によりMg(OH)2ま
たはCaCO3として沈澱し、その後に初めて第1床で
一価の陽イオンが弱酸性陽イオン交換体により消去され
た。
イオン交換体を使用し尽した後再生処理のこのサイクル
が新たに開始される。
二酸化炭素で飽和された水は0.5〜1.0MPaの範
囲内での二酸化炭素圧で約3.3のpH値を有し、この
場合弱酸性の陽イオン交換体は一価及び二価のイオンに
対して無視し得る作用力を有することか認められた。
しかし二酸化炭素圧は0.7〜2.0MPaの間にある
のが特に有利である。
それというのもこの条件で該方法は一層効果的に作動す
るからである。
米国特許第3691109号明細書に記載された方法は
、完全な脱塩処理で使用されたイオン交換性の塊を再生
するサイクルに関しまたこの再生処理に際しての、弱酸
性陽イオン交換体−弱性塩基性陰イオン交換体の混合物
に関し、一般には使用できない。
この方法は極めて複雑な装置で実施し得るにすぎず、ま
たカルシウムイオン及びマグネシウムイオンを除去する
には高価な試薬、すなわちCa(OH)2又はCaOが
必要である。
エプスタイン(A、C0Epstein)及びイエリガ
ー(M、B、Yeliger)(”Ion Exeha
nge andM emb r ange”1973年
第1巻第159〜170頁)は水の脱塩処理に対する4
つのイオン交換装置について論及している。
三原装置の一方法であるいわゆるデザール法(Desa
l−Prozess)では、第1の塔で炭酸水素塩の形
の弱塩基性陰イオン交換体を、第2の塔で遊離酸の形の
弱酸性陽イオン交換体をまた第3の塔で再びヒドロキシ
ル形の弱塩基性陰イオン交換体を使用する。
第1塔の再生処理は水酸化アンモニウム溶液及び第2塔
の排水からの軟化された未処理水を用いて行ない、弱塩
基性陰イオン交換体をヒドロキシル形に変える。
第2塔内の弱酸性陽イオン交換体は稀硫酸で再生され、
第3塔内の弱塩基性陰イオン交換体は二酸化炭素を導入
することによってその大部分を重炭酸塩の形に、また僅
少部分をヒドロキシル形に変える。
その後3つの塔を次の脱塩処理のために再び準備するが
、これは逆の順序で実施される(この場合未処理水は第
3の塔に供給される)。
この方法はエプスタイン等によればほとんど効果がない
また第1塔に炭酸カルシウムが沈澱する可能性があり、
これは許容することができない。
なぜなら該沈澱物は陰イオン交換体の作用力を減少させ
、二酸化炭素を消費し、ポンプに対する費用を高め、樹
脂床内での流動比を損なうからである。
もう一つのデテール法は工法装置で行なわれる。
この方法では三原法の第3塔は脱炭酸塩装置によって代
えられている。
この方法の場合未処理水の脱塩処理に際して、弱酸性陽
イオン交換体樹脂を有する第2塔からの排水は二酸化炭
素を除去するため脱炭酸塩装置に導かれる。
弱塩基性イオン交換体及び弱酸性イオン交換体の再生処
理は三原装置で記載した処理法に類似する。
もちろん弱塩基性陰イオン交換体は水酸化アンモニウム
溶液及び軟化した未処理水での再生処理により交換体の
遊離塩基の形に変え、また二酸化炭素での処理により炭
酸水素塩の形に変える必要がある。
この交換には長い時間が必要とされることから、一層多
くの樹脂及び一層長い塔を使用することが要求される。
工法並びに三原デテール法では水酸化アンモニウム溶液
が再生剤として使用されるが、これは多くの場合例えば
飲料水の後処理に対してはまったく不適当である。
更にエプスタイン等は、弱酸性樹脂を水素の形で有する
塔と弱塩基性樹脂を硫酸塩の形で有する後続塔とから成
る工法装置で実施されるいわゆる5UL−bi SU
L法について記載している。
未処理水を脱塩処理した後陽イオン交換体は陽イオンで
負荷されており、陰イオン交換体は塩化物又は硫酸水素
塩の形で存在する。
陰イオン交換体塔からの排水はこの場合にも脱炭酸塩装
置中で二酸化炭素を除去される。
再生処理のため陽イオン交換体は稀硫酸で処理し、塩化
物並びに硫酸水素塩の形で存在する陰イオン交換体は未
処理水で処理する。
これにより硫酸塩/硫酸水素塩の平衡は、交換体が再び
硫酸塩の形に変わるまで逆転する。
5UL−bi SUL法の主要な欠点は、硫酸塩対塩
化物の割合が9:1又はそれ以上である水に限定される
ことである。
更に双方の交換体樹脂の作用力はこの方法の場合比較的
低い。
長い塔を使用するか又は屡々再生処理を実施する必要が
あることもまた欠点として作用する。
未処理水での再生処理は、硫酸を含む廃水を多量に生じ
、従ってこれを中和する必要がある。
最後にエプスタイン等はRDI法について報告している
この方法は菌床法で実施され、これは強塩基性樹脂を重
炭酸塩の形で有する第1塔、弱酸性交換体の塊を水素の
形で有する第2塔、強酸性樹脂を水素の形で有する第3
塔及び弱塩基性樹脂を遊離塩基の形で有する第4塔から
成り、また第4塔には脱炭酸塩装置が接続されている。
脱塩処理に際して第1塔は塩素イオン及び硫酸イオンで
負荷され、第2塔は陽イオンを引留める。
これにより第2塔からの排水は炭酸を含み、これは第3
塔及び第4塔を通過し、脱炭酸塩装置内で除去される。
第1塔及び第2塔を更に流過する中性塩に第3塔内で加
水分解され、ここで生じた鉱酸は弱塩基性樹脂を遊離塩
基の形で有する第4塔内で吸着される。
再生処理のため強酸性陽イオン交換体は下方から上方へ
向けて硫酸を流され、その除虫じる再生物は、弱酸性陽
イオン交換体を再生するため上方から第2塔に供給され
る。
負荷された強塩基性陰イオン交換体は炭酸水素ナトIJ
ウム溶液で処理され、その除虫じる再生物は弱塩基性陰
イオン交換体を再生するため下方から上方に向けて第4
塔に流される。
この方法の主要な欠点は炭酸水素す) IJウムが高価
なことである。
陽イオン交換体及び陰イオン交換体を組合わせて使用す
る上記の各完全脱塩法では、再生処理に二酸化炭素を使
用した場合その再生効果は小さく、またイオン交換は極
めて緩慢に進行する。
本発明は、未処理水から強酸の陰イオンを除去するため
に使用される陰イオン交換体の再生法を提供することを
目的とし、この場合該方法は公知技術水準に属する方法
の欠点を有さず、特に再生過程でイオン交換体が遊離塩
基の形に移行するのを阻止し、また最も簡単な実施可能
性で出来るだけ高度に交換体能力を回復させるものでな
ければならない。
再生処理法はすべてのイオン交換法で重要である。
それというのもその経済性は再生に必要な費用、例えば
装置の運転費及び投資額によって決定的に左右されるか
らである。
この方法は例えば塩素イオン、硝酸イオン又は硫酸イオ
ン等で負荷された交換体樹脂を最小の仕事量及び経費で
出来るだけ十分に再び炭酸水素塩の形に変え得るもので
なければならない。
この目的は本発明によれば、 a)固体形状の炭酸カルシウムとガス状の二酸化炭素又
は二酸化炭素含有ガスを同時に水性懸濁液に添加し、 b)二酸化炭素の導入中イオン交換体・水・懸濁液上の
二酸化炭素の部分圧が5 X 10−3MPa〜1、O
MP aの間に調整され、また再生処理期間中この範囲
内に維持され、 C)炭酸カルシウムの添加量を、二酸化炭素の導入によ
り生じる5〜7のpH値で再生処理期間中炭酸カルシウ
ムの液底体が存在するように規定する。
ことによって達成される。
本発明方法の優れた実施例では、懸濁液上のCO□部分
圧は0.01 MP a〜0.2MP aの範囲にある
炭酸カルシウムは粉末形で、CO2含有ガスが流過する
負荷されたイオン交換体の水性懸濁液に添加され、再生
処理後、再生されたイオン交換体から洗浄により除去さ
れ、再使用される。
炭酸カルシウムとして、弱酸性陽イオン交換体の再生処
理時に生じるものを使用した場合には、更に経費を減少
させることができる。
本発明方法の他の有利な実施例では、再生処理を同じイ
オン交換体で何回も繰返すが、この場合最終工程でのみ
新鮮な水を使用し、その前の工程では最も僅少に陰イオ
ンを負荷されている再生物を、その前の工程では先より
も高い陰イオン負荷再生物を使用し、最初の工程で最も
高い陰イオン負荷再生物を使用する。
陰イオン交換体の選択度に応じて樹脂材料は硫酸イオン
及びこれより少ない硝酸イオンを富化され、これに対し
重炭酸イオン及び塩素イオンを放出することが判明した
この理由から硫酸塩で負荷されている場合あまり良好で
なく、硝酸塩での負荷の場合これに比して僅かに改良さ
れ、また塩化物負荷の場合量も良好であるC a CO
s及びCO2での再生効率を更に改良する試みがなされ
た。
この目的は本発明によれば、再生すべき陰イオン交換体
を処理工程a)の前に、C1−濃度が0.5モル/l−
1,0モル/lの範囲内にあるCaCl2溶液で塩化物
の形に変えることにより達成される。
次の陰イオン交換体の再生処理は上記のようにして行な
う。
公知技術水準に属するイオン交換法では陰イオン交換体
の再生処理において固相を出来るだけ避けるか、本発明
方法では固体CaCO3を添加し、次式で記載した平衡
反応を利用する。
R+Cl +H20十CO2+CaC03(s):R+
HCO3+V2CaC132+し’2Ca(HCO3)
2負荷されたイオン交換体の懸濁液にCO2を導入す
ることによって、この平衡反応は右側の式に進行する。
すなわち交換体樹脂が再生される。CaCO3のみを添
加したのでは陰イオン交換体樹脂は再生されない。
水に溶解したCO□を専ら使用した場合には、水中にお
けるHCO,−濃度が極めて小さいような低いpH値を
もたらす。
第1図における曲線1の経過は、この再生効果が最小に
なることを示す。
これより高い濃度のHCOi溶解、例えばNaHCO3
を使用した場合、塩溶液が加水分解することから、強塩
基性交換体(pH=9)は一部が望ましくない遊離塩基
の形に移行するという欠点が生じる。
従って特に能力及び化学的安定度の故に好ましい弱塩基
性交換体樹脂は、主として中性塩を分解し得ないOH−
形にされる。
これに対して本発明方法で提案された水に溶解したCO
□、と固体炭酸カルシウムとを組合わせて使用する方法
は、前記の欠点を有さずまた先に記載した諸方法の利点
を合せ持つ。
CO2部分圧の選択に応じてそのpH値は5.0〜7.
0、すなわちOH−イオンが過剰に存在しない範囲内に
留まる。
これにより驚くほど良好な再生効果が得られることが判
明した。
第1図の曲線2は、再生物溶液中における塩素イオン濃
度が過度に高くなるまでは30〜50係の機能回復度を
達成し得ることを示す。
この良好な作用効果はCaC0B液底体の相当量が溶解
することにより、再生処理によって消費されたHCOジ
オンが連続的に補充されることに帰因する。
再生処理中CA 1当彊りCaCO3からHCo、1
当量が生じ、従ってHCo、4オンの濃度損失はほとん
ど生じない。
従ってC1、No3−又は5O1−イオン含有量とは無
関係に、固体炭酸カルシウムの存在での再生処理は一定
のHCO,濃度で進行する。
炭酸水素イオンの主量はCaCO3、すなわち最も廉価
な再生試薬から成る。
塩素イオン又は硝酸イオンで負荷された交換体樹脂の再
生に際して生じたカルシウム塩は良好な水溶性である。
すなわち再生物内で高濃度化が達成される。
しかし硫酸イオンで負荷された樹脂を再生する際に生じ
たCaSO4は難溶性の塩(溶解度:0.199%)で
ある。
この事情は再生処理に際して有利に利用できる。
CaSO4が11!当り約35ミリモルの5OI−の最
大濃度を上回って固体状で沈澱することは、交換体の硫
酸塩が実際直ちに固体石膏に変化することを意味する。
生じたCaSO4量は再生平衡反応に影響を及ぼさない
更に再生効果は交換体/水の容量比とは無関係である。
すなわち再生処理には水はほとんど必要でない。
更に再生処理のために処理水を使用する必要のないこと
は利点である。
それというのも達成可能な再生物濃度は実際に常に未処
理水濃度を著しく上回り、従って使用に供する水はなお
濃縮可能であるからである。
再生処理液のHCO,−濃度が高いほど、作用力の回復
度は太きい。
HCO,−濃度は、CO2の物理的溶解性の故にまた上
昇する部分圧及びpH値で炭酸が解離平衡状態にあるこ
とから上昇する。
しかし両者の関連性は相反する。圧力上昇で溶液は一層
強酸になる。
すなわちpH値及び全炭酸のHCOニー量は減少する。
更に平衡状態はCO2の部分圧とは非本質的に関連する
にすぎない。
最適範囲は0.01〜0.2MPaである。従って装置
を高価なものとする圧力装置は省くことができる。
再生速度は特に固体Ca C03の可溶性によって規定
されることから、CO2の部分圧を正しく維持するだけ
で十分である。
これはCO□又はCO2含有ガスを反応器内でポンプ循
環させる必要があるにすぎないことを意味する。
排水路には再生物と共に、未処理水中にすでに含まれて
いた塩(例えば未消化のCaCO3が同様に循環して導
かれない限り、環境を汚染しない石灰)、及び一部が貯
蔵可能の固体として生じることから未処理水に含まれて
いたよりも少ない量の硫酸塩がもたらされるにすぎない
再生すべきイオン交換体を、本発明方法の上記変法によ
り処理工程a)の前に塩化カルシウム溶液で処理した場
合、再生効率は最高になる。
再生物と共に排水路に達する残塩濃度は著しく減少され
る。
それというのも硫酸イオンは樹脂からCa S 04と
して塩化物再生物中にすでに沈澱され、分離されるから
である。
このように再生された陰イオン交換体樹脂はすべての硫
酸塩及び実際にすべての硝酸塩を精製すべき未処理水か
ら除去する。
硫酸イオン及び硝酸イオンとの交換で樹脂は塩素イオン
及び重炭酸イオンを放出する。
これらのイオン特定物の割合は未処理水に応じてCI−
ン有CO了−一1:1〜3:1である。
これにより中性塩含量は更に低下し、同時に有害な残硝
酸イオン及び硫酸イオンもほとんど完全に除去される。
従って本発明方法は、極めて廉価な化学試薬を用いて実
施し、余分な環境汚染をもたらさない方法を提供する。
次に本発明を図面及び実施例に基づき詳述する。
第1図はそれぞれ同じ塩化物の負荷状態で、0.1MP
aの圧力下に専らC02ガスで処理した陰イオン交換体
(曲線1)、及び0.1MPaの圧力下にCaCO3液
底体及びCO2ガスで処理した陰イオン交換体(曲線2
)での2種の再生処理実験結果を示すものである。
曲線1はCO2単独の場合の不作用性を明らかに示すが
、曲線2からは唯一の工程で約30係の作用力が回復さ
れることが見てとれる。
第2図は再生処理装置の一工程の例を示す銘水図である
不連続に実施した再生処理 不連続的な再生処理は懸濁反応器1中で実施することが
できる。
陰イオン交換体、CaCo 3及び再生処理液は1種づ
つ反応器に導入される。
C02又はCO2含有ガスは多孔板又はノズル底を介し
て反応器に吹込み(4相系2)、反応器の頂部から再び
除去し、循環系に戻す。
吹込みによって生じた交換体材料の乱流は懸濁液を緊密
に混合させ、同時に生じるC a S 04によって樹
脂体が塊状化するのを阻止する。
この装置はイオン交換体がC1−又はNOiイオンで負
荷された際に必要となるような多段再生装置に特に適し
ている。
この場合第2工程、第3工程等の次第に少なくなる濃縮
再生物溶液は廃棄すべきではない。
なぜならこれを再使用し、再び濃縮することができるか
らである。
再生処理は前の再生処理での第2工程の排水で開始され
、第2工程は前の再生処理の第3工程の排水で開始し、
最後の工程で初めて新鮮な水が必要とされる。
従って多工程再生処理では極く僅少量の新鮮な水が再生
処理に必要とされるにすぎない。
この種再生処理の利点は第3図に銘水されている。
第4図は向流での連続再生処理の一実施例を示す銘水図
である。
交換体及び水に関する連続向流再生処理は目皿塔1内で
実施することができ、これは上方から負荷された交換体
及び粉末状CaCO3をまた下方から水及びCO2又は
CO2含有ガスを付勢される。
この場合にもガスはポンプ循環される。
濃縮された再生物は塔の上端部2から除去され、再生さ
れた交換体は塔の下端3から除去される。
水及び交換体流は、再生処理のための接触時間が十分で
あるように配量する必要がある。
例I A 硝酸塩除去のための実験 完全に(能力の100%)硝酸イオンで負荷された強塩
基性陰イオン交換体510m1を8工程で再生した。
この場合一工程当りの水量は平均65077111Ca
C03量は一工程当り1gであった。
二酸化炭素の導入は、懸濁液上に0.1MPaのCO2
圧が存在するように選択した。
個個の工程の再生物溶液において、イオン交換体から除
去した硝酸塩の量を硝酸塩濃度(cNo)として測定し
た(ミリモル/l)。
この結果次の数値が得られた。
工 程 cNo (ミリモル/l)1
26.25 2 23.963
20.554
17.05 5 16.96 6 15.54 7 13.4888.73 これにより全体で94.5ミlJモル(能力の20優に
相当)の硝酸イオンがイオン交換体から除去された。
引続きイオン交換体を含む炉床を7分間にわたって1/
21の水で洗浄した。
水の全必要量(再生処理のための水量士洗浄用水量)は
従って91であった。
次いで再使用可能性を検査するためイオン交換体を、未
処理水から硝酸塩を除去するために再び使用した。
未処理水中の硝酸塩濃度は2ミリモル、#(=124■
/l)であった。
これを1.l/hの装入量で処理し、そのフィルタ速度
は1m/hであった。
この場合最良の条件に調整されていなかったにもかかわ
らず、80時間までに約48係の硝酸塩が未処理水から
吸着され(排水中の硝酸塩濃度は1.05 ミIJ−E
/し/lであった)、この運転時間抜次第にフィルタの
破損が認められた。
全実験期間は120時間であった。
80時間で未処理水の1441(−282床容積)がフ
ィルタを通過した。
再生処理に必要な水量と未処理水から硝酸塩を除去する
ための水製入量との比は、1:16を生じた。
B 塩素イオン及び硝酸イオンの濃度との関連において
模擬廃水からこれらのイオンを除去する際の各種の陰イ
オン交換体の有効性の検出実験:イオン交換体をまず塩
素イオン及び硝酸イオンで完全に負荷し、次いでCaC
O3及びCO□で再生した。
陰イオン交換体樹脂対前期イオン含有水の容量比はそれ
ぞれ樹脂1 ml:水100m1であった。
塩素イオン濃度及び硝酸イオン濃度はそれぞれ10.5
ないし2.5ミリモル/lであった。
収着後における水中の濃度減少効果を次表にまとめる。
2種の強塩基性陰イオン交換体に対してそれぞれ模擬未
処理水の容量対イオン交換体樹脂の容量比を変え、次い
で除去すべきイオンの2種の濃度における濃度減少値を
記入した。
結果は次の通りであった。
例2 a)CO□及びCaCO3で再生処理前に交換体樹脂を
塩化物の形に変えることをしない。
塩素イオン、硝酸イオン及び硫酸イオンの消去 強塩基性陰イオン交換体500m1を使用した。
まず交換体樹脂に40時間にわたって次の組成:Ccl
=2.75ミリモル/1 CN03=1.50ミリモル/1 C8O4=1.20ミリモル/l の未処理水を平衡負荷されるまで2.41/hの流れで
付勢した。
最初の再生処理 負荷されたイオン交換体を一個の容器内で同じ未処理水
4.817及びCacO320gと混合した。
その間4時間以内にCO2を200〜3001の装入量
で導入した(CO2を循環使用した場合には107が必
要とされたにすぎない)。
傾瀉処理した再生物中における交換体から除去すべきイ
オンの濃度は4時間の処理後次の通りであった。
ゞCOl =5.08ミリモ
ル/1 CN03=12.69ミリモル/l c 5o4= 9.09ミリモル/l 従って全体で次の量が除去された。
塩素イオン 11.19ミリモル 硝酸イオン 5.75ミリモル 硫酸イオン 3794ミリモル こうして前処理したイオン交換体樹脂を実験のため消去
し、引続き再生処理するため使用した。
第5図は実験期間内における塩素イオン、硝酸イオン及
び硫酸イオンの濃度経過を示すもので、実験期間は未処
理水から前記イオンを消去する時間2×24時間と、交
換体の再生処理時間4時間とから成る未処理水の装入量
は2.41/hであった。
最初の10時間内に(置換効果のない純粋な消去範囲内
で)次の量が除去された。
塩素イオン 24.96ミリモル NO3イオン 17.04ミリモル SO4イオン17.88ミリモル この時間でのイオン交換後における排水中の平均濃度は
次の通りであった。
COl =1.71ミリモル/1 CNO3=0.79ミリモル/!3 C8O4=0.46ミリモル/l 第5図において曲線1は第1の消去過程における塩素イ
オンの量経過を、曲線2は硝酸イオンの、また曲線3は
硫酸イオンの量経過を示す。
相応する排出濃度は曲線4CC1−)、曲線5(NO,
−)及び曲線6 C8O;−) lcヨッテ示されてい
る。
同様のことは第2消去過程の曲線1a〜6aについても
いえる。
未処理水からのイオンの第1消去処理後に行なったこの
実験で決定的なイオン交換体の第2再生処理は、未処理
水容量4.317、同様にCa COa 20 ji及
び同量のCO□装入量で行なった。
傾瀉除去した再生物中におけるイオン濃度は次の通りで
あった。
Cod =5.65 ミリモル/1 CNO=3.11ミリモル/1 cso =8.36ミリモル/l 従って全部で次の量が除去された。
Cj’ 12.48ミリモル NO¥ 6.95ミリモル S O,30,86ミリモル 第2消去過程は第1消去過程の場合と同じ条件下に実施
し、第5図に示したように実際に同じ結果を有していた
b)先に交換体樹脂を塩化物の形に変え、引続きCaC
O3及びCO2で再生することによる硝酸イオン及び硫
酸イオンの消去 a)こおけると同じイオン交換体樹脂415m1を使用
した。
イオン交換体を塩素イオンでその能力の95係、また硫
酸イオンでその5係まで負荷した。
第1再生処理のため、負荷されたイオン交換体を組成 ccl =1.55ミリモル/l CN03= 1.66ミリモル/1 cso =1.12ミリモル/l の未処理水4.31でa)におけると同じCaCO3量
及び(alに記載したのと同じCO2装入量で処理した
傾瀉除去した再生物中におけるイオン濃度は次の通りで
あった。
COl= 27、25ミリモル/1 CNO3= 0.37ミリモル/1 cso4= 0.14ミリモル/l こうして前処理したイオン交換体を次の実験で使用した
実験時間は硝酸塩及び硫酸塩の第1消去処理28時間、
循環して導かれたCaCIt2溶液での交換体の処理約
2時間、交換体の第2再生処理4時間、及び硝酸イオン
及び硫酸イオンの第2消去処理6時間であった。
第6図は第1消去過程での濃度経過及び6時間中断した
後の第2消去過程での濃度経過を示す。
給水濃度は第1消去過程では曲線1 b(CA−)、曲
線2b(NO7)、曲線3 b (SCF’i−)及び
曲線7bによって(給水中の陰イオン濃度の合計)また
第2消去過程では相応する曲線10〜7cによって示す
塩素イオンの排水濃度は曲線4b〜4Cを示し、硝酸イ
オンの排水濃度は曲線5b及び5cから明らかであり、
硫酸イオンの排水濃度は全実験期中零線上にある曲線6
b及び6cから明らかである。
排水中に顕著な硝酸塩濃度が生じるまで(約20時間後
)は、塩化物濃度は樹脂通過後実際に陰イオン濃度の合
計(HCOニーを含まない)と等しい。
曲線経過は最初の14時間で硫酸イオン及び硝酸イオン
の1/2〜1/3が炭素イオンによって代えられること
を示す(曲線4bから曲線7bまでの距離参照)。
従ってこの排水は極く僅かな中性塩を含むが、特に硫酸
はまったく含まず、また硝酸塩もほとんど含んでいない
すなわち不所望のイオンは除去された。イオン交換体の
第2再生処理 交換体を11当り1モルの塩化物濃度の塩化カルシウム
溶液4.17で処理した。
その後傾瀉除去した塩化カルシウム再生物中の硝酸及び
硫酸イオン濃度は次の通りであった。
CN03= 18.6ミリモル/l cs□ =14.2ミリモル/1(CaSO4の濃度
に相当する) その後再びCaCO3及びCO2並びにすでに記載した
ように4.81容量の前記未処理水で再生した。
傾瀉除去した再生物中のイオン濃度は次の通りであった
COl =43.3ミリモル/l CN 03= 1.37ミリモル/l c 804= 0.07ミリモル/l 硝酸イオン及び硫酸イオンの第2消去処理で同じ未処理
水の同じ装入量(2,41/時)を使用した。
第6図から明らかな濃度経過が示すように、この排水は
同様に硫酸塩を含まず、またほとんど硝酸塩を含んでい
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は2種の陰イオン交換体での再生処理実験結果を
示すグラフ、第2図は再生装置の一工程の例を示す略本
図、第3図は不連続再生処理の過程を示す略本図、第4
図は向流での連続再生処理の一実施例を示す略本図、第
5図は塩素、硝酸及び硫酸イオンの濃度経過を示す図、
第6図は第1消去過程での濃度経過及び6時間中断した
後の第2消去過程での濃度経過を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 未処理の水から強酸の陰イオンを除去するために使
    用された水性懸濁液中に存在する陰イオン交換体を炭酸
    水素塩の形で再生し、再生処理後再生物から分離して再
    使用に供するようにした陰イオン交換体の再生方法にお
    いて、 a)固体形状の炭酸カルシウムとガス状の二酸化炭素又
    は二酸化炭素含有ガスを同時に水性懸濁液に添加し、 b)二酸化炭素の導入中イオン交換体・水・懸濁液上の
    二酸化炭素の部分圧が5 X 10−3MPa〜1.0
    MPaの間に調整され、また再生処理期間中この範囲内
    に維持され、 C)炭酸カルシウムの添加量を、二酸化炭素の導入によ
    り生じる5〜7のpH値で再生処理期間中炭酸カルシウ
    ムの液底体が存在するように規定する。 ことを特徴とする陰イオン交換体の再生方法。 2 懸濁液上の二酸化炭素の部分圧が0. OIMPa
    〜0.2 MP aの範囲内にあることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 粉末状の炭酸カルシウムを二酸化炭素含有ガスによ
    り通流される水性懸濁液に添加し、再生処理後再洗浄に
    より再生されたイオン交換体から分離し、再使用するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 炭酸カルシウムとして弱酸性陽イオン交換体の再生
    処理時に生じるものを使用することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 5 同一のイオン交換体の再生処理を伺回もの工程で繰
    返し、その際最終工程でのみ新鮮な水を使用し、その前
    の工程では陰イオン負荷の最も少ない再生物を、更にそ
    の前の工程では陰イオン負荷が次に高い再生物を使用し
    、順次このようにして最初の工程で陰イオン負荷が最も
    高い再生物を使用することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 6 未処理の水から強酸の陰イオンを除去するために使
    用された水性懸濁液中に存在する陰イオン交換体を炭酸
    水素塩の形で再生し、再生処理後再生物から分離して再
    使用に供するようにした陰イオン交換体の再生方法にお
    いて、 a)再生すべき陰イオン交換体を炭酸カルシウムと接触
    させる前にC1−濃度が0.5モル/11.0モル/l
    の範囲内にあるCaCA’2溶液を用いて塩化物の形に
    変え、 b)固体形状の炭酸カルシウムとガス状の二酸化炭素又
    は二酸化炭素含有ガスを同時に水性懸濁液に添加し、 C)二酸化炭素の導入中イオン交換体・水・懸濁液上の
    二酸化炭素の部分圧が5×10−3MPf−1,0MP
    aの間に調整され、また再生処理期間中この範囲内に維
    持され、 d)炭酸カルシウムの添加量を、二酸化炭素の導入によ
    り生じる5〜7のpH値で再生処理期間中炭酸カルシウ
    ムの液底体が存在するように規定する ことを特徴とする陰イオン交換体の再生方法。
JP54152862A 1978-11-25 1979-11-26 陰イオン交換体の再生方法 Expired JPS591379B2 (ja)

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DE000P28511355 1978-11-25
DE000P29370227 1979-09-13

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