JPS59137660A - 繊維強化プラスチツク製歯車 - Google Patents
繊維強化プラスチツク製歯車Info
- Publication number
- JPS59137660A JPS59137660A JP926683A JP926683A JPS59137660A JP S59137660 A JPS59137660 A JP S59137660A JP 926683 A JP926683 A JP 926683A JP 926683 A JP926683 A JP 926683A JP S59137660 A JPS59137660 A JP S59137660A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- fiber
- reinforced plastic
- reinforcing fibers
- radial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/06—Use of materials; Use of treatments of toothed members or worms to affect their intrinsic material properties
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は少なくとも歯の部分に繊維強化プラスチックス
を用いた歯車に関するものである。
を用いた歯車に関するものである。
従来使用されてきた金属材料製歯車は、一般にその使用
時に給油が必要であり、寸た騒音の発生が大きいという
問題をかかえている。そのため、近年プラスチック製ま
たは短繊維強化したフ0ラスチック製歯車が登場したが
、金属材料に比較して強度物性が劣るため残念ながら、
軽負荷用途の分野にその用途は限定されているのが現状
である。
時に給油が必要であり、寸た騒音の発生が大きいという
問題をかかえている。そのため、近年プラスチック製ま
たは短繊維強化したフ0ラスチック製歯車が登場したが
、金属材料に比較して強度物性が劣るため残念ながら、
軽負荷用途の分野にその用途は限定されているのが現状
である。
そこで、最近になって織物などで強化したプラスチック
スを用いた歯車が開発され、金属製歯車並みの重負荷用
途の分野でも十分に耐えられるものが現われはじめたが
、強度特性上でも製造法上でもまだまだ改良を要する多
くの問題を残している。
スを用いた歯車が開発され、金属製歯車並みの重負荷用
途の分野でも十分に耐えられるものが現われはじめたが
、強度特性上でも製造法上でもまだまだ改良を要する多
くの問題を残している。
本発明は重負荷に耐えられる繊維強化プラスチックス製
歯車に関するものであシ、騒音の発生を抑制すること、
無給油運転することができ、また軽量化することを目的
とするものである。
歯車に関するものであシ、騒音の発生を抑制すること、
無給油運転することができ、また軽量化することを目的
とするものである。
このような繊維強化プラスチックス製歯車は補強繊維の
配向が性能を決定する重要な要素であるが、従来の一方
向ゾリプレグ1たは織物プリプレグのランダム配向させ
た積層体から成形し製作した歯車、または補強繊維を積
層し樹脂を含浸せしめた成形体から製作した歯車はいず
れも補強繊維の性能を有効に利用した歯車とはいえない
。すなわち補強繊維を有効に利用した歯車とは、補強繊
維が主として半径方向に配列することによって歯元強度
および歯の剛性をできるだけ高くしたものなのであるが
、従来開発されてきた歯車はそのようになっていないわ
けである。
配向が性能を決定する重要な要素であるが、従来の一方
向ゾリプレグ1たは織物プリプレグのランダム配向させ
た積層体から成形し製作した歯車、または補強繊維を積
層し樹脂を含浸せしめた成形体から製作した歯車はいず
れも補強繊維の性能を有効に利用した歯車とはいえない
。すなわち補強繊維を有効に利用した歯車とは、補強繊
維が主として半径方向に配列することによって歯元強度
および歯の剛性をできるだけ高くしたものなのであるが
、従来開発されてきた歯車はそのようになっていないわ
けである。
本発明者は、種々検討の結果、これらの従来品にみられ
る欠点を改良したすぐれた歯車の発明に到達した。以下
本発明を図により詳細に説明する。
る欠点を改良したすぐれた歯車の発明に到達した。以下
本発明を図により詳細に説明する。
第1図は、本発明による理想的なギアの側面を宗してお
り、どの断面もこのようになっている。
り、どの断面もこのようになっている。
歯部1は繊維強化プラスチック製であ9、補強繊維は図
示するように半径方向に配列している。ボス部2は歯部
lを内側から支持しているが、材質は金属であってもグ
ラスチックであってもよく、歯部lと同じ繊維強化プラ
スチックであってもよい。デス部2は歯部1に比べると
強度的に楽であり、どのような材料も用いることができ
る。歯部lとデス部2との結合は予め準備された?ス部
2の周シに歯部lを成形する際に接合される。すなわち
、号?ス部2の周シに機械的な凹凸や、サンドグラスト
などの表面処理、脱脂処理などを行うことによって十分
強固な結合が得られる。
示するように半径方向に配列している。ボス部2は歯部
lを内側から支持しているが、材質は金属であってもグ
ラスチックであってもよく、歯部lと同じ繊維強化プラ
スチックであってもよい。デス部2は歯部1に比べると
強度的に楽であり、どのような材料も用いることができ
る。歯部lとデス部2との結合は予め準備された?ス部
2の周シに歯部lを成形する際に接合される。すなわち
、号?ス部2の周シに機械的な凹凸や、サンドグラスト
などの表面処理、脱脂処理などを行うことによって十分
強固な結合が得られる。
この歯車は、第2図に示すような中間成形品をホブ盤に
よって機械加工することによって得ることができるが、
成形時に金型を用いることによって賦形することも可能
である。
よって機械加工することによって得ることができるが、
成形時に金型を用いることによって賦形することも可能
である。
成形の方法によっては、補強繊維の方向が第3図のよう
に半径方向からずれてくることがあるが、もちろんこれ
らのものも十分に利用することができる。
に半径方向からずれてくることがあるが、もちろんこれ
らのものも十分に利用することができる。
歯車の強度は一枚一枚の歯の強度が最も重要であるが、
そのためには歯元の曲げ強度を高くすることが大切であ
り本発明のように繊維が半径方向に配列しているものは
、最高の強度を発現し得るのである。
そのためには歯元の曲げ強度を高くすることが大切であ
り本発明のように繊維が半径方向に配列しているものは
、最高の強度を発現し得るのである。
しかしながら、成形時の材料の取扱い易さ、および歯の
片当9による割れ防止の観点から第1図〜3図において
紙面に直角な方向にも補強繊維が配列していることは実
質的に好ましいことである。
片当9による割れ防止の観点から第1図〜3図において
紙面に直角な方向にも補強繊維が配列していることは実
質的に好ましいことである。
この場合半径方向とこれに直角方向の補強繊維が互いに
異なる材料であっても差しつかえない。
異なる材料であっても差しつかえない。
歯部lを成形するに当って前述のように補強繊維を半径
方向に配列させる方法としては種々考えられるが、例え
ば、第4図のように一方向ノリプレグを積層し巾Hで切
シ出しBが歯1Jに相当するようにゼス部2のまわりに
置いて成形することが好しい。Hは第2図における歯部
lの半径方向長さに相当する。第4図では繊維方向が一
方向しか書かれていないが、これに直角方向が混ざって
いてもよくまた織物のプリゾレグであってもよい。
方向に配列させる方法としては種々考えられるが、例え
ば、第4図のように一方向ノリプレグを積層し巾Hで切
シ出しBが歯1Jに相当するようにゼス部2のまわりに
置いて成形することが好しい。Hは第2図における歯部
lの半径方向長さに相当する。第4図では繊維方向が一
方向しか書かれていないが、これに直角方向が混ざって
いてもよくまた織物のプリゾレグであってもよい。
また第5図のように一方向ゾリプレグを折り曲げBが歯
巾に相当するようにボス部2の捷わりに置いて成形する
こともできる。もちろん一方向ゾリプレグの代シに0°
/90°に貼シ合せたグリプレグまたは織物グリグレグ
を用いることも可能である。
巾に相当するようにボス部2の捷わりに置いて成形する
こともできる。もちろん一方向ゾリプレグの代シに0°
/90°に貼シ合せたグリプレグまたは織物グリグレグ
を用いることも可能である。
成形方法としては、オートクレープ成形や金型によるプ
レス成形を用いるのが一般的であるが、その他引抜成形
など何であってもよい。
レス成形を用いるのが一般的であるが、その他引抜成形
など何であってもよい。
プリプレグの代りに補強繊維のみをビス部2のまわりに
置き金型で囲んだ後、樹脂を注入するレジンインジェク
ション方式によってもよい。
置き金型で囲んだ後、樹脂を注入するレジンインジェク
ション方式によってもよい。
上に述べたのは、わかりやすくするため歯車1個の成形
について説明したが、複数個の歯車が軸方向に並んだも
のを成形し後に輪切りにする方法をとることも、大量に
製作するときには合理的で委る。
について説明したが、複数個の歯車が軸方向に並んだも
のを成形し後に輪切りにする方法をとることも、大量に
製作するときには合理的で委る。
なお、本発明に用いる繊維強化グラスチックスの補強繊
維きしては、種々のものを用いることができるが例えば
、/リコンカーバイド繊維、アルミナ繊維、炭素繊維、
黒鉛化繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ボロン繊維な
どの他天然繊維、合成繊維などを挙げることができる。
維きしては、種々のものを用いることができるが例えば
、/リコンカーバイド繊維、アルミナ繊維、炭素繊維、
黒鉛化繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ボロン繊維な
どの他天然繊維、合成繊維などを挙げることができる。
tた、マトリックス樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール
樹脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂<1ポリアミ
ド、ポリヵーボネートなトノ熱可塑性樹脂を用いること
ができる。
和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール
樹脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂<1ポリアミ
ド、ポリヵーボネートなトノ熱可塑性樹脂を用いること
ができる。
第1図は本発明による歯車の断面を示すや第2図及び第
3図は歯車を切り出す前の成形品の断面を示す。 第4,5図は歯車成形のための繊維強化プラスチックス
材料の準備方法を説明するものである。 1・・・歯部、2・・・?ス部。 −389−
3図は歯車を切り出す前の成形品の断面を示す。 第4,5図は歯車成形のための繊維強化プラスチックス
材料の準備方法を説明するものである。 1・・・歯部、2・・・?ス部。 −389−
Claims (1)
- 歯の部分の全体またはその一部に、該歯の半径方向に補
強繊維を配列させた繊維強化プラスチックで形成したこ
とを特徴とする歯車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP926683A JPS59137660A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 繊維強化プラスチツク製歯車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP926683A JPS59137660A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 繊維強化プラスチツク製歯車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59137660A true JPS59137660A (ja) | 1984-08-07 |
Family
ID=11715633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP926683A Pending JPS59137660A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 繊維強化プラスチツク製歯車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59137660A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62220765A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-28 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 樹脂製プ−リ |
JP2003014086A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-15 | Teijin Ltd | 繊維強化樹脂製歯車及びその製造方法 |
US20190255632A1 (en) * | 2018-02-20 | 2019-08-22 | Robert Bosch Tool Corporation | Saw blade height adjustment mechanism |
-
1983
- 1983-01-25 JP JP926683A patent/JPS59137660A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62220765A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-28 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 樹脂製プ−リ |
JP2003014086A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-15 | Teijin Ltd | 繊維強化樹脂製歯車及びその製造方法 |
US20190255632A1 (en) * | 2018-02-20 | 2019-08-22 | Robert Bosch Tool Corporation | Saw blade height adjustment mechanism |
US10807174B2 (en) * | 2018-02-20 | 2020-10-20 | Robert Bosch Tool Corporation | Saw blade height adjustment mechanism |
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