JPS59137182A - 絶縁被覆が施された導線の「鎔」接方法 - Google Patents

絶縁被覆が施された導線の「鎔」接方法

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JPS59137182A
JPS59137182A JP1166283A JP1166283A JPS59137182A JP S59137182 A JPS59137182 A JP S59137182A JP 1166283 A JP1166283 A JP 1166283A JP 1166283 A JP1166283 A JP 1166283A JP S59137182 A JPS59137182 A JP S59137182A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
wire
welding
electrode
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1166283A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Iritani
入谷 貞夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiwa Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/16Resistance welding; Severing by resistance heating taking account of the properties of the material to be welded
    • B23K11/163Welding of coated materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、溶接方法に関し、一層詳細には電流等を導
入するために設けられた各種電気部品又は電気器具のタ
ーミナルに、特に絶縁被覆を人為的又は化学的に剥離す
ることなく導線を接続することが可能な溶接方法に関す
る。
電気溶接法は、大きく、融接、圧接、ろう付に分類する
ことができる。この中、特に、圧接は、接合部に機械的
圧力を付加して熔接する方法でこの技術分類に属する抵
抗溶接は、巷間よ(用いられている方法と謂えよう。と
ころで、電気部品に電流等を導入する場合、一般的には
、この電気部品の適所に所定−個数のターミナルを設け
、このターミナルに外部電流導入用の導線を接続してい
る。この場合、導線には、絶縁被覆が施されているため
、そのままではターミナルに直接々続することができな
い。すなわち、接続部分の絶縁被覆は、良好な安定した
導通状態を得るため一定の長さに亘って剥離されなけれ
ばならない。この絶縁被覆の剥離は、一般に薬品を使用
して化学的に導電部分を露呈させる方法、又は、人力に
よって前記絶縁被覆部分を恰も削り取る如く取り除く方
法が採用されてきた。前者は、板金、導線の所定範囲に
亘り導電部分が得られたにせよ、導線上に薬剤が残留し
、このため薬剤は毛管現象によって徐々に導体と絶縁被
覆との狭隙な間に侵入し、最終的に所望しない範囲にま
で絶縁被覆を熔融してしまう。
すなわち、絶縁破壊を生ずる虞れがあった。一方、後者
には、該る懸念はないものの、他の装置が自動化されて
いる中でこの剥離作業のみが人力に依存するため極めて
時間的経済的損失が大きいという不都合があった。また
、自動的に絶縁被覆を剥離しようとしても、特に、微少
な直径を有する導線の場合には、剥離工程途上において
断線する難点があり、結局、人力による剥離しか有効な
手段は存在しなかった。
更にまた、人力によったにせよ、薬剤によったにせよ、
先端部が剥離された導線は、第1図に示すようにロッド
2の先端に巻き付けられて、半田4等によりろう付する
必要があり、また、編合によっては、容易にターミナル
から脱落することのないよう、ターミナルの先端を膨出
して円球状6に形成する(第2図参照)等、別途、余剰
の工程を必要とする如く種々の欠点を有していた。
そこで、本発明者は、鋭意考究した結果、絶縁被覆を有
する導線に電源を接続し、この導線が接続されるターミ
ナルに圧力を印加し、更に、前記電源から前記ターミナ
ルに対して所定の電流を流し、これに1.より、絶縁被
覆を加熱熔解させれば、人力が介在しない経済的且つ短
時間に処理可能な熔接方法が得られ前記の問題点が一挙
に解決できることが判った。
従って、本発明の目的は、人力に依存せず、また薬品を
使用することなく容易且つ確実に溶着ができ、しかも自
動化が可能な導線の熔接方法を提供するにある。
次に、本発明に係る導線の熔接方法について、好適な実
施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第3図は、本発明方法を実施するための交流抵抗溶接機
の原理図を示し、図中、参照符号10は、交流200■
の電圧を供給することが可能な電源を示す。電源10は
、電磁開閉器からなる電流開閉器12に接続され、また
、この電流開閉器12にタイマ14が接続されて、電源
10から供給される電圧・電流をタイマ制御するよう構
成する。この場合、タイマ14の時間設定範囲は、■乃
至20サイクルに選択しておくと好適である。電流開閉
器12の一方の端子から延在する導線は、溶接変圧器1
6を構成する一次巻線18に接続し、この−次巻線18
は、電流調整用タップ20を介して電流開閉器12の他
方の端子と接続する。すなわち、前記電流調整用タップ
20により溶接変圧器16の一次巻線への電流供給制御
がはかられ、ひいては、溶接変圧器16の二次導体22
への誘起電流の調整がはかられる。
次に、二次導体22の両端子に電気的に夫々電極24.
26を接続する。この場合、上部電極24は、加圧装置
28に上下動自在に保持され、一方、下部・電極26は
、プレート30上に固定される。なお、その際下部電極
26も可動に構成することができる。加圧装置28は、
従来用いられている構造のものでよいが、例えば、溶接
加圧部は、エアー駆動装置機構とし、また、加圧自体は
、バネ設定にして5kg乃至15kgの圧力を加えるこ
とが可能にしておくと好適である。
以上のような基本構成において、本発明を実施する場合
、ターミナルが配設された電気部品および前記ターミナ
ルに接続される導線が用意されなければならない。この
場合、特に、本実施例では、導線をより堅固に且つ容易
に接続するため、ターミナル自体、特定の形状に選択さ
れることが好ましい。すなわち、ターミナル32は、基
部34と、本体部36および先端部38によって基本的
に構成され、先端部38は、本体部36から立ち上がっ
て後、外方へ弯曲し前記本体部36の上方に位置するよ
うに構成しておく。従って、先端部38と本体部36と
の間に空間40が画成されることが諒解されよう(第5
図参照)。
以上のように構成されるターミナル32は、下部電極2
6上に載置され固定される。次いで、空間40に導線4
2が挿入される。導線42の挿入には、人力が利用され
ることも可能であるが全自動化を実現するためには、従
来技術に係る自動供給装置(図示せず)が好適に用いら
れる。なお、この場合、導線42は、銅線部分44とこ
れを外部と絶縁する被覆材46とから基本的に構成され
る(第5図参照)。次工程では、加圧装置28が付勢さ
れ上部電極24が下降し・て先端部38を加圧して折曲
する。この結果、導線42は、先端部38と本体部36
との間で圧接挾持されるようになる(第6図参照)。
以上のような状態において、電極24と電極26との間
に初期通電がおこなわれる。初期通電の電流値は、電流
開閉器12を構成するタップにより選択されるが、これ
は、銅線部分44の直径およびそれを被覆する絶縁被覆
46の成分、厚さに依存する。加圧下におけるこの初期
通電によって、電極24、ターミナル32、電極26の
順に電流が流れ、従って、これによってターミナル32
が加熱するため、電極24.26間に挾持された導線4
2が加熱し、絶縁被覆46は、ターミナル32との接触
部分から徐々に熔解し、結局、電極24、導線42電極
26間に導通状態が確保されることになる(第7図参照
)。
次に、電流開閉器12を調整して電流値を増大させると
共に加圧装置28の圧力も増大して抵抗溶接を行い、導
線42をターミナル32に熔接圧着する。この初期通電
から熔接圧着から熔接圧着までの付勢時間は、タイマ1
4を適当に時間選択することによって制御される。
最後に、加圧装置28を減勢して電極24と電極26と
を離間させ、一体化されたターミナル32および導線4
2を外部に取り出すことによって工程は、全て終了する
ところで、本発明方法は、前記のような形状のターミナ
ルのみならず、第8図および第9図に示す如きターミナ
ルにも用いることができる。
例えば、モータを構成するロータ51につき、そのター
ミナルを兼ねるものとしてロンド50が採用されている
。従って、この場合には、ロンド50の先端部52に、
導線54の直径よりも大きい間隙を有するスリ割り56
を刻設しておき、このスリ割り56内に導線54を挿通
し、次いで、電極24を下降させて、スリ割り56を形
成する先端部52aと52bとを加圧する。
すなわち、導線54を接続挾持し、次いで前記の如き初
期通電以降の工程を行えばよい。
また、第10図並びに第11図に、本発明の別の実施例
を示す。この場合、予め4本の導線5Qa−dを互いに
離間しないように保持し、次いで、リング62にこれら
の束状の導線を挿通する。そして、初期通電を行えば、
リング62によって生じた熱が前記導線5Qa−dを被
覆する絶縁被膜を熔融させ相互に導通状態が得られ−る
。そこで更に大きな電流を通すと共に加圧すれば導線6
0とリング62とは爆着するに到る。
さらにまた、第12図に、本発明の別の実施例を示す。
この場合、ターミナル70自体は、−回のプレス加工に
よって爪状体72を形成し、この爪状体72とターミナ
ル70本体との間に導線74を挿入し、一旦加圧してタ
ーミナル70と爪状体72との間で導線74をしっかり
と堅持し、次いで初期通電以降の動作を前記の種々の実
施例と同様な取扱いにて行うものである。
このようなターミナル70においても簡易に絶縁被覆を
熔融させた後、確実に爆着できる。
本発明によれば、以上のように導線に被覆された絶縁被
膜を初期通電によって熔融し、電流値を増加して抵抗溶
接を行うため、前記被膜の人力による剥離作業が不要と
なったばかりか、薬品を使用することがないため絶縁破
壊が生ずる虞れもなく、また工程時間の短縮、自動化が
可能となった等、種々の効果が得られた。
以上、本発明に係る溶接方法について好適な実施例を挙
げて説明したが、本発明は、ターミナルと導線の爆着に
限定されるものではなく、例えば、イグニションコイル
の一部をカバー外に露呈させてターミナルに対して初期
通電を行い、前記コイルの端部をターミナルに爆着する
等、絶縁被覆を初期通電によって熔融する全ゆる技術分
野について用いることができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術によってロッドに対して熔接された
導線の状態を示す説明図、第2図は、従来技術において
、熔接される導線の脱落を防止するためにヘッドの部分
を膨出したロッドの説明図、第3図は、本発明方法の実
施に用いられる抵抗熔接器の基本原理図、第4図は、本
発明の実施に好適に利用されるターミナルの斜視図、第
5図は、ターミナルの空間に導線が挿入された状態の説
明図、第6図は、ターミナル先端部が加圧装置によって
折曲された状態の説明図、第7図は、初期通電によって
絶縁被覆が熔融した状態の説明図、第8図は、ロッド状
に形成されたターミナルにすり割を設けて導線を爆着す
る場合の説明図、第9図は、ロッド状に形成されたター
ミナルのすり割に導線が係着された状態の説明図、第1
0図および第11図は、複数の導線をリングに挿通して
導線相互およびリングとの導通を確保する状態の説明図
、第12図は、1回のプレス工程によって形成されたタ
ーミナルに導線を係着して熔接する状態の説明図である
。 10・・電源     12・・電流開閉器14・・タ
イマ    16・・溶接変圧器18・・−次巻線  
 20・・電流調整用タップ22・・二次巻線   2
4.26・・電極28・・加圧装置   30・−・プ
レート32・・ターミナル  34・・基部 36・・本体部    38・・先端部40・・空間 
    42・・導線 44・・銅線部    46・・絶縁被膜50・・ロッ
ド    52・・先端部54・・導線     56
・・スリ割り60・・導線     62・・リング7
0・・ターミナル  72・・爪状体74・・導線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  被溶接客体に絶縁被覆が施された導線を対置
    する工程と、前記導線を前記被溶接客体に接触させて保
    持する工程と、前記被溶接客体に初期通電を行い前記絶
    縁被覆を熔融して導線の導体部分を露呈する工程と、前
    記被溶接客体を前記導線の導体露呈部に圧接してさらに
    この被溶接客体に通電し少なくとも被溶接客体あるいは
    導線のいずれか一方を熔融することにより被溶接客体と
    導線とを熔接する絶縁被覆が施された導線の溶接方法。
  2. (2)  特許請求の範囲第1項記載の溶接方法におい
    て、導線を保持する工程は、被溶接客体に圧力を印加し
    てこの被溶接客体を前記導線に圧接する工程からなる絶
    縁被覆が施された導線の溶接方法。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の溶接方法において、
    被溶接客体または導線を熔融する溶接電流は、初期通電
    よりも通電量において多大である絶縁被覆が施された導
    線の溶接方法。
JP1166283A 1983-01-27 1983-01-27 絶縁被覆が施された導線の「鎔」接方法 Pending JPS59137182A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255466U (ja) * 1975-10-16 1977-04-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255466U (ja) * 1975-10-16 1977-04-21

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