JPS5913657B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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Publication number
JPS5913657B2
JPS5913657B2 JP4735578A JP4735578A JPS5913657B2 JP S5913657 B2 JPS5913657 B2 JP S5913657B2 JP 4735578 A JP4735578 A JP 4735578A JP 4735578 A JP4735578 A JP 4735578A JP S5913657 B2 JPS5913657 B2 JP S5913657B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
stainless steel
rotating
heating
heated
Prior art date
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Expired
Application number
JP4735578A
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English (en)
Other versions
JPS54140671A (en
Inventor
淳三 田中
年雄 甲斐
均 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4735578A priority Critical patent/JPS5913657B2/ja
Publication of JPS54140671A publication Critical patent/JPS54140671A/ja
Publication of JPS5913657B2 publication Critical patent/JPS5913657B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、セルフクリーニングの触媒作用を有するホー
ロー処理(以下、触媒式セルフクリーニングと称す)を
加熱室壁に施した加熱装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来の加熱装置においても、加熱室壁面に触媒式セルフ
クリーニングを施した例はあるが、加熱室内に回転載置
台を装着したのはいまだ商品化されていない。
その主な理由は触媒式セルフクリーニングの浄化能力を
向上させようとすると、加熱室の壁面温度を高くする必
要があり、逆に加熱室の壁面温度を上げようとすると回
転載置台を支持するローラ部や駆動源の温度が高くなり
、この高温に耐えるローラ部や駆動源を作ることがきわ
めて困難であるからである。
また加熱調理中に飛びちった油類がローラlこ付着する
と、加熱室内が高温のためこげ付状態となってローラー
の回転が重くなり、最後には回転不能となる欠点があっ
た。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、被加熱物を
載せる回転載置台をスムーズに回転させることができ、
しかも加熱室内を掃除する必要がなく、使い勝手のよい
加熱装置の提供を目的とするものである。
発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の加熱装置は、本体内
に被加熱物を調理する加熱室と、前記加熱室内の温度を
上昇させる加熱手段と、前記加熱室底壁に被加熱物を回
転させる回転受皿とを有し、前記加熱室の回転受皿下部
はステンレス材で、その他の壁面の主要部はセルフクリ
ーニング用触媒を混合したホーロ処理材で構成するとと
もに前記ステンレス部の中央部には凹部を設け、前記凹
部に前記回転受皿を支持するローラを配設する構成であ
り、加熱調理中に被加熱物からの煮汁等が加熱室壁に飛
散しても、セルフクリーニング触媒の作用で分解させる
ことができるため、掃除の必要がなく、しかも加熱室底
壁の凹部をステンレス材で構成しているため、凹部の温
度を比較的低く抑えることが可能となり、樹脂材からな
るローラを配設することができるという効果を有するも
のである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第1図から第4図に基づいて
説明する。
第1図において、1は加熱装置の本体で、この本体1内
に被加熱物を加熱調理する加熱室2が設けられ、加熱室
2の開口部にはドア3が開閉自在に装着されている。
加熱室2の土壁には給電口4が設けられ、高周波発生装
置であるマグネトロン5からの高周波が導波管6を経て
給電口4から加熱室2内へ放射される。
なお給電口4には導波管6内へ食品かす、小蒸気等が入
らないように誘電体で形成されたカバー7が設けられて
いる。
加熱室2の底壁に磁石駆動による回転載置台8が装着さ
れ、この上に回転受皿9が載置されている。
すなわち回転載置台8の下部には磁石A10が装着され
、加熱室外底壁に装着されたプーリA11が回転すると
ブーIJA11に装着された磁石B12が回転し、磁石
B12に磁石A10が吸引されてローラ13に支持され
た回転載置台8が回転する。
なお回転載置台8を収納する加熱室底壁の中央部に凹部
14を設け、この凹部14の部分を5US304,5U
S321等の非磁性ステンレス板で形成し、磁気が通る
ように構成されている。
加熱室2後方に絞り板15で構成した隔室16内には加
熱室2内の温度を上昇させるヒータ17と、加熱室2内
と隔室16内の空気を循環させるファン18が装着され
ている。
加熱室後壁19にファン18の中心部と対向して吸込口
20を設け、左右には吹出口21を設けているのでファ
ン18が回転すると第3図の矢印の如く空気が循環する
すなわち加熱室2内の空気は吸込口20を経て隔室16
内に入り、隔室16内に入った空気はヒータ17により
加熱され熱風となって吹出口21から加熱室2内へ吹出
され、加熱室2内で回転している食品器22に載置され
た被加熱物23を加熱調理する。
なお食品器22は、金属板で構成した後ホーロ処理が施
されて金属棒の脚24で3点支持されているので、食品
器22より下側の吹出口21から吹出された熱風で食品
駈2が加熱され被加熱物に焦げ目をつけることができる
また加熱室2内の雰囲気温度が一定以上となると、吸込
口20の隔室16側に装着された温度検出装置25によ
りヒータ17に供給される電力が制御され、加熱室2内
の温度が一定に保たれる。
第4図は第1図A部の拡大図であり、加熱室底部の主要
部である回転受皿9の下側の凹部14は前記の如く非磁
性のステンレス材で構成されている。
この凹部14を除く他の壁面は、アルミをコーティング
した鋼板26(アルミナイズド鋼板)で構成した後、溶
接部を除きセルフクリーニング用触媒を混合したホーロ
27処理を施し、その後溶接して加熱室2とする。
なお前記ホーロ処理は密着性をよくするための下塗りホ
ーロと、リチウム硅酸系低軟化点ガラスと触媒質を混合
して作りセルフクリーニングホーロの2度塗り構成とし
ている。
この四部14に絞ったステンレス板の周辺部をセルフク
リーニングホーロ27部よりもhだけ高くしているので
、ホーロ27部にこぼれた食品かす等が凹部14にころ
がりおちることなく、ローラ13の回転を保護すること
ができる。
またホーロ部27に飛びちった油等も、凹部14部に流
れ落ちることもなく、したがってローラ13に焼き付は
等はおこらず正常に回転させることができる。
そして加熱室底部のステンレス部は回転受皿9よりもl
たけ小さくしているので回転受皿9よ°り飛び出た食品
かす、油等はホーロ部27に落ち、油は水と炭酸ガスと
に分解されるため、前述の如く凹部14に落ち込むこと
がなく、回転受皿9をスムーズに回転させることができ
る。
34は第3図に示す如くマグネトロン5冷却用のモータ
で、マグネトロン5側には冷却用のファン35が設けら
れ、本体裏板側にはファン駆動用のブーIJ B a
6、回転載置台駆動用のプーリC37が装着されている
したがって高周波加熱として作動する場合には、本体裏
板のパンチング部38から吸込まれた空気でマグネトロ
ン5を冷却し、シャッタ39が点線の位置にあるので、
加熱室壁パンチング部40から加熱室に入り、パンチン
グ部41、排気ガイド42、本体裏板パンチング部43
を通って加熱室2内の水蒸気等を本体1外へ排出する。
一方オーブン調理の時には、シャッタ39が実線の位置
にあるので、本体側板のパンチング部44がら空気が出
るため加熱室2を冷却させない。
一方モータ34が回転すると循環ファン18軸に装着さ
れたブーIJD45とブーIJ B 36とがベルト4
6で連結されているので循環ファン18が回転する。
一方回転載置台8を駆動するプーリA11とプーリC3
7間には駆動部よりベルトB47、プーリE48、ギア
ボックス49、ブー1JF50、ベルトC51が装着さ
れ減速して駆動する。
52は加熱室2の外側に設けられた断熱板で、この断熱
板52と加熱室壁との間に断熱材53が設けられている
このように本実施例の加熱装置によれば、オーブン調理
時に隔室16内のヒータ17で加熱した空気を加熱室2
内へ吹き出して被加熱物23を加熱し、被加熱物23に
放熱して温度が低くなった空気を再び隔室16へ吸い込
んで加熱する動作を繰り返えすことにより被加熱物23
を調理するため、熱風の温度は吹出口21近傍が高く吸
込口20近傍が低くなる。
また加熱室2上方の吹出口21部の温度が最も高く、加
熱室2下方の吸込口20部の温度が最も低くなる。
この加熱室底壁の凹部14をステンレス板で構成したこ
とにより、オーブン調理時に輻射熱を反射し、しかも凹
部、14へ熱風が直接当らないので、凹部14の温度を
低く抑えることができるとともに、ステンレス板は鋼板
などと比べて熱伝導率が低いので、周囲の加熱室壁から
の熱伝導によって加熱されにくくなる。
従って回転載置台8に設けられた磁石10の特性に悪影
響を与えることがなく、また回転受皿9を支持するロー
ラ13をガラス繊維入り四弗化エチレン等の合成樹脂材
でつくることも可能となる。
更にセルフクリーニングホーロを施した加熱室底壁より
もステンレス板の周縁の方が高く、そして回転受皿9の
径をステンレス板の径よりも大きくしたことにより、被
加熱物の煮汁等が回転受皿9より流出しても、凹部14
へ流入するのを防止することができる。
また白色系統の不透明な材質からなる回転受皿9を用い
たことにより、ステンレス板に当る輻射熱を反射し、凹
部14の温度上昇を抑制することができる。
更にステンレス材の周辺部をホーロ部よりもhだけ高く
しているので、回転受皿9を引出してもホーロ材に傷が
つかず、引出しやすいとともに、lたけ回転受皿が外部
に出ているので回転受皿9の周辺部を持ちやすいという
効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果を得ることができ
る。
(1)加熱調理中に被加熱物から加熱室壁へ飛散した煮
汁等は、加熱室壁に施されたセルフクリーニング触媒の
作用で分解されるため、掃除の手′間が省は大変便利で
ある。
(2)加熱室底壁の中央部に設けられた凹部内に配設さ
れた非磁性ステンレス製の回転載置台は、加熱室内とロ
ーラ側との断熱板の役割りをはたしているので、オーブ
ン調理時における凹部の温度を低く抑えることができる
ため、回転載置台を支持しかつ回転するローラーを樹脂
材で構成する事が可能となった。
(3) ステンレス板の周縁の方がセルフクリーニン
グホーロを施した加熱室底壁よりも高く、そして回転受
皿の径をステンレス板の径よりも大きくしたことにより
、凹部へ煮汁等の流入を防止することができる。
(4)ステンレス板の周辺部をホーロ部よりもhだけ高
くしているので、回転受皿を引出してもホーロ材に傷が
つかず、引出しやすい。
またlたけ回転受皿が外部に出ているので回転受皿の周
辺部を持ちやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す加熱装置の側面断面図
、第2図は同正断面図、第3図は同上断面図、第4図は
第1図におけるA部の拡大断面図である。 2・・・・・・加熱室、8・・・・・・回転載置台、9
・・・・・・回転受皿、16・・・・・・隔室、17・
・・・・・ヒータ、26・・・・・・鋼板、27・・・
・・・ホーロ。 83−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体内に被加熱物を調理する加熱室と、前記加熱室
    内の温度を上昇させる加熱手段と、前記加熱室底壁に前
    記被加熱物を回転させる回転受皿と、前記回転受皿を載
    置する非磁性ステンレス製の回転載置台と、前記回転受
    皿を磁気駆動する手段とを有し、前記加熱室の回転受皿
    下部は非磁性ステンレス材で、その他の壁面の主要部は
    セルフクリーニング用触媒を混合したホーロー処理材で
    構成しかつ前記加熱室底壁のステンレス部の周辺部は前
    記ホーロー処理材で形成した底壁よりも高くし、さらに
    前記加熱室底壁のステンレス部は前記回転受皿の径より
    も小さくするとともに、前記ステンレス部の中央部には
    四部を設は前記凹部内にステンレス製の回転載置台と前
    記回転載置台を支持するローラーを配設した加熱装置。 2 回転受皿を不透明とした特許請求の範囲第1項記載
    の加熱装置。
JP4735578A 1978-04-20 1978-04-20 加熱装置 Expired JPS5913657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4735578A JPS5913657B2 (ja) 1978-04-20 1978-04-20 加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4735578A JPS5913657B2 (ja) 1978-04-20 1978-04-20 加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54140671A JPS54140671A (en) 1979-11-01
JPS5913657B2 true JPS5913657B2 (ja) 1984-03-31

Family

ID=12772821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4735578A Expired JPS5913657B2 (ja) 1978-04-20 1978-04-20 加熱装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5913657B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021079644A1 (ja) 2019-10-25 2021-04-29 株式会社ミツバ 熱電変換素子とその製造方法、および熱電変換デバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021079644A1 (ja) 2019-10-25 2021-04-29 株式会社ミツバ 熱電変換素子とその製造方法、および熱電変換デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54140671A (en) 1979-11-01

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