JPS59136449A - 内燃機関のカム軸 - Google Patents
内燃機関のカム軸Info
- Publication number
- JPS59136449A JPS59136449A JP927183A JP927183A JPS59136449A JP S59136449 A JPS59136449 A JP S59136449A JP 927183 A JP927183 A JP 927183A JP 927183 A JP927183 A JP 927183A JP S59136449 A JPS59136449 A JP S59136449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- combustion engine
- shaft
- roller
- internal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/05—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions
- C23C22/06—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6
- C23C22/07—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing phosphates
- C23C22/08—Orthophosphates
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は内燃機関のカム軸に係り、特にロッカーアーム
、ローラタペット等のローラ表面に発生する剥離現象全
有効VC阻止し得るようにした内燃機関のカム軸に関す
る。
、ローラタペット等のローラ表面に発生する剥離現象全
有効VC阻止し得るようにした内燃機関のカム軸に関す
る。
図は一般的なオーバヘッドカム型(OHC型)の内燃機
関に於ける動弁系の構造を示したものであるが、こnf
簡単に説明すると、シリンダヘッド1円にはこ扛の下部
に形成さnている図示しない燃焼室と吸(排)気弁2を
介して連通し得る吸(排)気路3が形成さ几ている。上
記吸(排)気弁2は、ロッカー軸4に支承さnているロ
ッカーアーム5の揺動に応じて開閉作動2行ない、上記
ロッカーアーム5の揺動作用は、図示しないクランク軸
により駆動さnるカム軸6上に形成されたカム?[よっ
て与えらnるようになっている。
関に於ける動弁系の構造を示したものであるが、こnf
簡単に説明すると、シリンダヘッド1円にはこ扛の下部
に形成さnている図示しない燃焼室と吸(排)気弁2を
介して連通し得る吸(排)気路3が形成さ几ている。上
記吸(排)気弁2は、ロッカー軸4に支承さnているロ
ッカーアーム5の揺動に応じて開閉作動2行ない、上記
ロッカーアーム5の揺動作用は、図示しないクランク軸
により駆動さnるカム軸6上に形成されたカム?[よっ
て与えらnるようになっている。
そして、上記カム軸6はクロム・モリブデン鋼(JIS
規格でSCM ) k素材とし、カム7と回転軸8とが
一体的に成形さnてなるものである。
規格でSCM ) k素材とし、カム7と回転軸8とが
一体的に成形さnてなるものである。
ところで、上記カム7とロッカーアーム5との接触を、
すベク接触に代えてころが9接触とすることにより耐久
性の向上全図るべく、図示の如くローラ9全ロツカーア
ーム5に設けることがある。
すベク接触に代えてころが9接触とすることにより耐久
性の向上全図るべく、図示の如くローラ9全ロツカーア
ーム5に設けることがある。
このローラ9の素材には軸受鋼(JIS規格でSUJ2
)が採用されているが、とのローラ9の回転を滑らかな
ものとするために上記カムγの表面を硬く且つなめらか
にする必要が生ずる。
)が採用されているが、とのローラ9の回転を滑らかな
ものとするために上記カムγの表面を硬く且つなめらか
にする必要が生ずる。
そこで、従来のカム軸6Vcおいては、カム7を回転軸
8と一体鋳造後、先ずカム1表面VC精密機械加工全施
すとともに高周波加熱による焼入nを行ない、次いでカ
ム軸6全体にりん酸塩処理音節してカム7表面に耐摩耗
性の高い、傷がつきにくい被膜を形成していた。
8と一体鋳造後、先ずカム1表面VC精密機械加工全施
すとともに高周波加熱による焼入nを行ない、次いでカ
ム軸6全体にりん酸塩処理音節してカム7表面に耐摩耗
性の高い、傷がつきにくい被膜を形成していた。
ところが、上記カムγとローラ9とのころが9接触作用
の繰り返しによってローラ9表面にピーリングが発生し
剥離にまで至る現象が多発するという不具合があった。
の繰り返しによってローラ9表面にピーリングが発生し
剥離にまで至る現象が多発するという不具合があった。
このことは、オー・ぐヘッドバルブ型(0f−IV型)
内燃機関における動弁系で採用さ几ているローラタペッ
トのローラ9においても同様であった。
内燃機関における動弁系で採用さ几ているローラタペッ
トのローラ9においても同様であった。
〔発明の目的〕
本発明は上述の現象がカム軸の素材及びりん酸塩被膜の
表面あらさに起因していることを突き止メ、上記クロム
モリブデン@に代え素材に所定の成分を含有する炭素鋼
鋼材を使用して、カム表面あらさの極めて小さいりん酸
塩被膜全形成することにより、ピーリング発生を皆無と
し信頼性のある1ノコ燃機関のカム軸全提供すること全
目的とする。
表面あらさに起因していることを突き止メ、上記クロム
モリブデン@に代え素材に所定の成分を含有する炭素鋼
鋼材を使用して、カム表面あらさの極めて小さいりん酸
塩被膜全形成することにより、ピーリング発生を皆無と
し信頼性のある1ノコ燃機関のカム軸全提供すること全
目的とする。
上記目的は、本発明[,1:flばカム軸合c;0.4
5〜051%、 S i ; 0.15〜0.35%、
Mn ; 0.60〜0.90%2P;0.030%
以下及びS;0.035%以下を含む炭素鋼鋼材で成形
し、成形さt′したカムに表面機械加工を施して表面あ
らさt精密に仕上げ、しかる後にカム表面[5〜10μ
のリン酸塩処理被膜全形成してカム表面ケ硬化させると
ともにその表面あらさ會8μRz以下となるように構成
することによって達成さnる。
5〜051%、 S i ; 0.15〜0.35%、
Mn ; 0.60〜0.90%2P;0.030%
以下及びS;0.035%以下を含む炭素鋼鋼材で成形
し、成形さt′したカムに表面機械加工を施して表面あ
らさt精密に仕上げ、しかる後にカム表面[5〜10μ
のリン酸塩処理被膜全形成してカム表面ケ硬化させると
ともにその表面あらさ會8μRz以下となるように構成
することによって達成さnる。
以下、本発明に係る内燃機関のカム軸の好適一実施例を
添付図面に従って説明する。尚、図Vr−関しては従来
例と同じなのでその才ま転用する。
添付図面に従って説明する。尚、図Vr−関しては従来
例と同じなのでその才ま転用する。
カム軸6はカム7と回転軸8とを一体鋳造することによ
り得るも、その素材としては炭素鋼鋼材(JIS規格で
548C)が採用される。すなわち、C; 0.45〜
0.51%、 Si ; 0,15〜0.35%、 M
n ;0.60〜0.90%、P;0.030%以下及
びS;0.035%以下を含む炭素珂可鋼材が素材とし
て選択さnる。カム7表面には、鋳造後、精密機械加工
が施さn、且つ所定深さの焼入nが高周波加熱によって
行なわnる。この熱処理後、被膜厚さが5〜10μとな
るようにりん酸塩被膜処理をカム軸6全面に施し、被膜
処理後のカムγの表面のあらさ全8μRz以下となるよ
うにしてカムIIIIII6が最終的に造ら汎る。
り得るも、その素材としては炭素鋼鋼材(JIS規格で
548C)が採用される。すなわち、C; 0.45〜
0.51%、 Si ; 0,15〜0.35%、 M
n ;0.60〜0.90%、P;0.030%以下及
びS;0.035%以下を含む炭素珂可鋼材が素材とし
て選択さnる。カム7表面には、鋳造後、精密機械加工
が施さn、且つ所定深さの焼入nが高周波加熱によって
行なわnる。この熱処理後、被膜厚さが5〜10μとな
るようにりん酸塩被膜処理をカム軸6全面に施し、被膜
処理後のカムγの表面のあらさ全8μRz以下となるよ
うにしてカムIIIIII6が最終的に造ら汎る。
上記一連の工程は従来例と同じであるが、本発明では上
述の如く素材に所定の成分全含有する炭素鋼鋼材を使用
しているので、従来例と異なり、被膜処理後のカム7表
面のあらさ全8μRz以下に押えることができる。
述の如く素材に所定の成分全含有する炭素鋼鋼材を使用
しているので、従来例と異なり、被膜処理後のカム7表
面のあらさ全8μRz以下に押えることができる。
ここで、本発明のカム軸6と従来例のカム軸との実験結
果を次表に記す。
果を次表に記す。
尚、ピーリング発生状況の試験条件は、回転数=2,9
90 rprn(130%のオーバーラン)、パルプギ
ャップ−0,8nrm(正規0.6 yrlm )、油
icB級て油温−50℃、試験時間は連続100時間で
ある。
90 rprn(130%のオーバーラン)、パルプギ
ャップ−0,8nrm(正規0.6 yrlm )、油
icB級て油温−50℃、試験時間は連続100時間で
ある。
上表から明らかな如く、本発明によnはローラ9表面に
おけるピーリング発生は皆無である。従来例との差異は
、りん酸塩被膜処理後のカム7表面あらさてあり、カム
軸6の素材に上記炭素鋼鋼材を使用することにより表面
あらさ全従来のものより小さくでき、従来例の素材では
いかなる手段でもこのような表面あらさ全得ることがで
きない。
おけるピーリング発生は皆無である。従来例との差異は
、りん酸塩被膜処理後のカム7表面あらさてあり、カム
軸6の素材に上記炭素鋼鋼材を使用することにより表面
あらさ全従来のものより小さくでき、従来例の素材では
いかなる手段でもこのような表面あらさ全得ることがで
きない。
そして、この表面あらさが小さくなることによって始め
てピーリングの発生を無くすことができるのである。因
に、本発明に係る素材全使用しても表面あらさが20〜
30μRZと高目になるようにりん酸塩被膜処理音節す
と2名、がピーリングを起こすことからも、ローラ9に
おけるピーリング、剥離現象はカム7表面のあらさに起
因することが裏付けらnる。
てピーリングの発生を無くすことができるのである。因
に、本発明に係る素材全使用しても表面あらさが20〜
30μRZと高目になるようにりん酸塩被膜処理音節す
と2名、がピーリングを起こすことからも、ローラ9に
おけるピーリング、剥離現象はカム7表面のあらさに起
因することが裏付けらnる。
以上要するに本発明によ汎ば次のような優几た効果を発
揮する。
揮する。
(1) カムのころがり接触によるローラ表面のピーリ
ング、剥離現象を皆無とすることができる。
ング、剥離現象を皆無とすることができる。
(2) よって、歩留りが同上し信頼性のある内燃機
関のカム軸を提供できる効果がある。
関のカム軸を提供できる効果がある。
図は内燃機関の動弁系構造を示す一部破断による縦断面
図である。 尚、図中6はカム軸、7はカム、8は回転軸である。 特許出願人 いすソ自動車株式会社
図である。 尚、図中6はカム軸、7はカム、8は回転軸である。 特許出願人 いすソ自動車株式会社
Claims (1)
- カムとその回転軸とを一体的に成形してなる内燃機関の
カム軸において、上記カムと回転軸とi C; 0.4
5〜0.51%、 Si ; 0.15〜0.35 %
、 Mn ;060〜0.90%、 P ; 0.03
0%以下及びS;0.035%以下を含む炭素鋼鋼材に
より一体鋳造し、鋳造さnたカムに表面機械加工全施し
た後、少なくともカム表面にりん酸塩処理を施し、その
表面粗さ全8μRz以下としたことを特徴とする内燃機
関のカム軸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP927183A JPS59136449A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 内燃機関のカム軸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP927183A JPS59136449A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 内燃機関のカム軸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59136449A true JPS59136449A (ja) | 1984-08-06 |
Family
ID=11715786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP927183A Pending JPS59136449A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 内燃機関のカム軸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59136449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5647313A (en) * | 1993-10-29 | 1997-07-15 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Combination of adjusting shim and cam |
-
1983
- 1983-01-25 JP JP927183A patent/JPS59136449A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5647313A (en) * | 1993-10-29 | 1997-07-15 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Combination of adjusting shim and cam |
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