JPS59135227A - 有機ケイ素重合体の製造方法 - Google Patents

有機ケイ素重合体の製造方法

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JPS59135227A
JPS59135227A JP823183A JP823183A JPS59135227A JP S59135227 A JPS59135227 A JP S59135227A JP 823183 A JP823183 A JP 823183A JP 823183 A JP823183 A JP 823183A JP S59135227 A JPS59135227 A JP S59135227A
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JP
Japan
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reaction
polymer
molecular weight
organosilicon
formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP823183A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Matsumoto
哲夫 松本
Masaru Hirose
優 広瀬
Yoshito Koike
小池 義人
Mihoko Ichikawa
市川 美保子
Toshikazu Abe
阿部 敏万
Kumiko Sakai
久美子 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Ester Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ester Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59135227A publication Critical patent/JPS59135227A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有機ケイ素重合体の製造方法に関するもので
あって、詳1〜くは好ましい数=V−均分子−tを有す
る有機ケイ素重合体の製造方法に関する。
従来まり、ポリシランな各種触媒の存在下ある(・は不
在下において2反応に不活性なが囲気中で熱分解重合さ
せてポリカルボシラン沖合体、ポリシルノエニレン知会
体重たはこれらの混合物を製造する方法は公知である。
甘た。とり(〜てイi4られ/こポリカルボシラン沖合
体なとの有機ケイ素重合体は熔成す/:、)ことQてよ
り;(p6 +、X%炭化物(i)tcという)に転換
することから。
繊維、フィルム、焼結結合剤、含浸剤、その他者種添加
剤として幅広い用途を有していることも壕だ公知である
しかしACから、従来公知の方法で前記有機ケイ素重合
体を製へした場合、数平均分子量1700〜2100の
適正な分子量をもったものを安定に製造できないため、
以Fに述べるような問題点が生じることが指摘されてい
る。すなわち、得られた有機ケイ素重合体は次工程、た
とえば繊維用途では紡糸工程、フィルム用途では成形工
程における操業性が悪く、たとえば高分子量の重合体が
未溶融の″ま″!!製品中に混入したり、逆に低重合J
Wの重合体が多すぎて糸切第1や膜破れが多発したりし
て著しく操業性を低下させてしまう。
この問題点を解消する方法として、たとえは特開昭56
−11.0733号公報には熱分解重合後、溶媒抽出に
より生成物から分離した低分子量のポリカルボシランを
高分子量ポリカルポジジンのiIIの一部どして代替使
用することにより各用途の原ネ4とし−C両した分子量
を有するポリカルボシランを・製造する方法が開示され
ているが、この方法は工程が複雑となるはかりでなく、
生成物の分子量を好j・シい範囲に制御−1゛−ること
か非常に困難であす、錬造バッチ毎(y分子量が変動1
゛るなどバラツキが太きいという問題点を有して℃・る
。このように従来用いられている鳴機ケイ素重合体の製
造方法は、(・壕だ工莢的に完成されたものとは弯えな
かった。
本発す」省らは、適正な分子量を有する有機り゛イ素届
合体をlh」単な工程で、かつ製造バッチ毎の分子量の
バラツキを少なく製造する方法を提供すべく鋭意q1究
した結果、熱分解重合工程における温度と反応時間を特
定化することによって生成物の分子量をコントロールし
うろことを見い出し8本発明に到達した。
すなわち本発明は、示性式(1)で示される環状ポリシ
ラン 1 (ただし、11≧4.R]、、R2はそれそ、)を水素
原子。
アルギル基あるいはアリール基を表わす。−)または示
性式(TI)で示される鎖状ポリンラン1 1%2 (ただり、n22.− R1,R2,R3,R4はそれ
ぞれ水素原子、アルギル基あるいはアリ・−ル基を表わ
す。) で示される有わ9J:ケイ素化合物を熱分解重合させて
ポリカルボシラン重合体、ポリシルフェニレン重合体ま
たはこれらの混合物を製造するに際し、熱分M重合反応
を次式(イ)、(ロ)を同時に満足する条件で行うこと
を憫徴とする有機ケイ素重合体の製造方法である。
450  ≧ T  ≧  350         
            (L+)(ただし、Tは反応
温度(℃)、θは反応時間(時間)を表わす。) 本発明において出発原料である有機ケイ素化合物は、前
記示性式(I)で示される環状ポリシランあるいは示性
式(「)で示される鎖状ポリシランをさす。
上様ケイ素化合物としては、たとぐ−はオクタツブニル
シクロテトラシラン、ドデカメチルシクロヘキサシラン
、ボリジメチルンラン、ポリメチルフェニルシラン、ポ
リジフェニルシラン7’;c トカ用いら」するが、ケ
イ素原子の01ll鎖の50係以」−がメチル基であり
、その他が水素原子および/捷たけフェニル基であって
、かつ末端が水酸基もしくはメチル基である鎖状ポリシ
ランが好適であり、特にポリジメチルシランが好適であ
る。かかる鎖状ポリ7ランは通常、相当するジオルガノ
ジクロロシランを金属ナトリヮムで脱塩素化することに
よって製造される。
前記有機ケイ素化合物の1種以上を、たとえば窒素、ア
ルゴンなどの不活性ガスもしくは水素ガスクv囲気rf
’で加熱し、熱分解重合させることによっテホリ力ルボ
シラン重合体、ポリシルフェニレン重合体重たはとれら
の混合物を得ることができろ。
重合反応には、従来公知の任意の触媒を用いることがで
きる。好適な触媒としては、たとえば特開昭54−61
299号公報記載のポリボロジフェニルシロキサン、特
開昭54−65800号公報記載の遷移金属化合物ある
いは特開昭54−84000号公報記載のホウ酸誘導体
などがあげられる。
重合反応は不活性雰囲気中で実施するのが好甘しく、た
とえば空気中のごとき酸化性雰囲気中で反応させると、
原料の前記有機ケイ素化合物が酸化さ牙1てしまい著[
2く収率が低下するため好ましくない。
本発明において重合反応は350℃以上の温度で行うこ
とが必要である。350℃未満の温度では実用的な反応
速度が得られない。一方、450℃を障える温度では、
生成(7た有機ケイ素重合体の」11鎖が徐々に飛散1
〜はじめるため、450℃以下、好ましくは430℃以
下、最適に目−400℃以下で反応させることが必要で
ちる。
重合反応における反応圧力は特に制限はないが。
加圧反応させる場合においては設備費が高いこと1丁ら
びに安全上好せしくないこと、減圧反応させろ場合にお
いては生成1.た有機ケイ素重合体が飛散1〜て好−i
1〜くないとどから、常圧付近で反応させることが好適
である。
このようにし2て熱分解重合さぜると、原料の有機ケイ
素化合物が次第に有機ケイ素重合体へと重合していくが
、この時の反応温度と反応時間が生成する有機ケイ素単
合体の分子量を支配する主要因となる。すなわち、前記
温度範囲・350℃〜450℃の間であっても、後工程
でのトラブルのない適正な分子量をもった重合体を製造
するためには。
前記(イ)式を満足する条件で反応させることが必要:
である。すなわち2反応温度二T(匂と反応時間。
θ(時間)とが次式の関係 を満足することが必要である。
その他の点については公知方法が適用できる。
本発明によれば、紡糸、製膜あるいは成形工程などの後
工程での操業て極めて適1−また分子量分布をもつポリ
カルボシラン重合体、ポリシルフェニレン重合体重たは
これらの混合物を簡単に、かつ安定して製造することが
できる。
以下、実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明する。
列中1部」とあるのは特記なき限り「重隈部」を示す。
なお、ボ1ノカルボシラン重合体の数平均分子量はへキ
ザフルオロインプロパノールを2−5 容t %添加し
たクロロホルムを溶媒とし9分子量既知の単分散ポリス
チレンを標準試料としてゲルパーミェーションクロマト
グラフィーによって測定した。
参考例1 5tのパイレックスガラス製4つロセバラブルフラスコ
てパラキシレン2.51と金属ナトリウム400gを入
れ+ N2ガスを25 nfVwlInの流速で流しな
がらパラキシレンの沸点1で加熱し、撹拌しなからジメ
チルシクロロンランl N9を3時間かけて滴下し、そ
の後6時間バラキシレンの還流下反応を継続させ、ポリ
ジメチルシラン4. OOgを得た。
参考例2 3tのパイレックスガラス製4っ1コセパラブルフラス
コにジ−n−ブチルエーテル1tとジフェニルジクロロ
シラン750gおよびホウ酸120gを入れ、  N2
ガスを25、Iνrmnの流速で流しなから]−00〜
110℃に加熱し、4W神し18時間反応させた。
生成した白色沈澱をメタノールで洗浄し、さらに減圧下
300℃で2時間熱処理1〜でポリボロジフェニルシロ
キサン300&’14!り。
比較例] 2tの石英ガラス型3つロセバラブルフラスコ(て参考
しリ1て得たポリジメチルシラン100gと触媒として
参考例2で得たポリボロジフェニルシロキサン10gを
入れ、系内をN2置換した後、 N2ガスを25.・f
/mnの流速で流しながら塩バス(重量比でKNO3/
NaNO3”” 1/1 )中で4000に加熱したの
ち、攪拌下05時間反応させた。
反応物を100℃以下に冷却後、パラキシレン200 
mlを加え、パラキシレンの沸点下2時間還流させた。
p過により固形物を除去し、bj′に!Lにメタノール
2tを加え、析出物をp過によって分m r& +  
メタノールで洗浄し1次いで乾燥し、数平均分子量J2
10のポリカルボシラン41gを得ノこ。
−フ1.イ′戸”液なン威バー蒸留1〜.メタノールお
よびパラキソレンな留去し、数平均分子1450の無色
透明油状物259を得た。
比「咬例2 原料と[〜て参考IIIIJ 1で得たポリジ、メチル
ソラン80、!7と参考例2で得た無色透明油状物20
gを用いた他は比較列1と同様に反応させ六−8その結
果、数平均分子量3060のポリカルボシラン49,9
と数11=′−均分子量560の淡黄色透明油状物26
gなイ4すた。
比較例3 反応温度を450’Ci−変え2反応時間な1時間に変
え15−以外は比奴F≦・11と同様にして反応させた
その結果、数平均分子ii:4190のポリカルボシラ
ン42gと数平均分子量710の無色透明油状物23g
を得た。
実h(1夕1」〕 反応時間を165時間に変えた以外1jよ1上軸例1と
同様にして反応さぜた。
この結果、数子均分子!t1830のポリカルボンラン
505’と数平均分子量415の無色透明油状物25 
g を・ 得 /こ。
実施例2,3.比軸例4,5 反応温度と反応時間な第1表に:示すごとく変更した以
外は比較例1と同様の条件で反応させ、第1表(t’4
記載の結果を得た。
これらの実験例のすべてを次の如く第1表に−まとめた
j;)tらθ)結果より明らかなよ5に、本発すylの
条汁を用い11は8表布さ、hたイボ機り”イ素重合体
の分子量を好−ましい範囲に制御することができた。3
第   1   表 =21C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11示性式(I)で示さA′シる環状ポリシラン1 2 (ただし、1〕≧4.R1,R2はそれそh水素IJj
    子、−ノ′ルギル基あるいはア+)−)し基な表h −
    4’−の−牛たは示性式(II)で示さねる鎖秩ポリ・
    シラン1 2 (たたし、  11≧2 、  R1、R2、R3、R
    4はそλ′tそ、i■水素原子、アルキル基あろ(・は
    ア1]−ルノ、支、な表わす。) で示さ]するイA′機り一イ素化合物を熱分解重合さ−
    Wてポリカルボンラン重合体、ポリシルフェニレン車含
    体−」:ムーG′:丁こAtらの混合物を製造するに際
    し、熱分解重合反応を次式(イ)、(ロ)を同時に満ノ
    ?する条件で行うことケ特徴と−すく)11機ケイ素庫
    合体の製造方法。 450 ≧ T ≧  350           
            (ロ)(ただし、Tは反応温度(Ic
    ) 、  θは反応時間(時間)を表わす。)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262822A (ja) * 1985-09-13 1987-03-19 Shin Etsu Chem Co Ltd ポリカルボシランの製造方法
US7726723B2 (en) 2005-07-05 2010-06-01 Hisashi Takahashi Slide door structure of automobile

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5726527A (en) * 1980-07-25 1982-02-12 Minoru Yamamoto Fish breeding method using circular assembling tank made of foamed synthetic resin

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