JPS59134742A - トリフエノ−ル系化合物及びそれを含むポリカ−ボネ−ト - Google Patents

トリフエノ−ル系化合物及びそれを含むポリカ−ボネ−ト

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JPS59134742A
JPS59134742A JP58236455A JP23645583A JPS59134742A JP S59134742 A JPS59134742 A JP S59134742A JP 58236455 A JP58236455 A JP 58236455A JP 23645583 A JP23645583 A JP 23645583A JP S59134742 A JPS59134742 A JP S59134742A
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bis
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tetrahydronaphthalene
methylphenyl
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JP58236455A
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ビクタ−・マ−ク
チヤ−ルズ・バ−ノン・ヘツジス
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
    • C08G64/06Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
    • C08G64/14Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation containing a chain-terminating or -crosslinking agent

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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は枝分れ剤として有用である新規トリフエノール
系化合物及び熱酸化に対して優れた耐性をもちかつ優れ
た吹込成形性をもつ熱可塑性不規則枝分れポリカーボネ
ート及びその製造法に関するものである。
発明の背景技術 ポリカーボネートはプラスチック工業において広く利用
されている周知の、商業的に入手し得る物質である。か
\る重合体はホスゲンのようなカーボネート前駆体をブ
こと對−ば22−ビス(4−ヒドロキシフェニル゛)プ
ロパン(ゝゝビスフェノールーAIと呼ばれる)のよう
な二価フェノールと反応させてカーボネート結合により
相互に結合されだ二価フェノールから誘導される学位か
らなる線状重合体を形成させることによって製造される
一般に、か\る重合体は鉱酸に対して高い耐性をもち、
高い引張強さ及び寸法安定性をもちかつ他のいかなる熱
可塑性物質の衝撃強さより著しく優れた@撃強さを示す
これらの芳香族ポリカーボネートはそれらの溶融流動学
的挙動において大部分の熱可塑性重合体とは相違する。
すなわちこれらのポリカーボネートは大部分の熱可塑性
重合体とは著しく異なり、通常の加工温度においてニー
−トン流れを示しかつ500秒 以下の剪断速度を示す
大部分の熱可塑性重合体は実質的にすべての溶融加工条
件下で非ニー−トン流れ特性を示す。
ニー−トン流れは剪断速度が剪断力に正比例する場合に
液体系内に生ずる流れの型である。すなわち粘度は一定
値を示す。非ニー−トン流れは粘度が剪断速度とともに
変動する場合に生ずる。
溶融熱可塑性重合体の二つの他の特性は成形のだめに重
要である。これらの特性は溶融弾性及び溶融強度である
。溶融弾性は剪断応力による分子の歪み又は配向のため
に溶融物内部に蓄積される弾性エネルギーの回復である
。溶融強度は溶融ストランドの靭性として及びさらに溶
融物の応力支持能として示すことができる。溶融弾性及
び溶融強度はともに押出吹込成形において、特に押出吹
込成形による二次加工において重要な性質である。
非ニー−トン流れ特性はか\る重合体に溶融弾性及び溶
融強度を付与する傾向があシ、吹込成形加工におけるこ
れらの使用を可能にする。通常の吹込成形操作において
は、溶融熱可塑性プラスチックの中空管を約200〜4
00℃の温度で垂直に下向きに押出す。ついで金型が中
空管を包囲しそしてこの管中にガスを導入して管を金型
の形状に合致せしめる。管の長さ及び管を構成する物質
の喉は成形部材の最終の寸法及び壁厚の決定における制
限的因子である。
ビスフェノールAポリカーボネートから得られる溶融物
の流動性、比較的低い溶融強度及びさらに押出体の膨張
度の欠乏のだめに、か\るポリカーボネートの吹込成形
における使用は比較的小型の壁の薄い部材の製造に限定
される。神だ所望の長さの中空押出管が吹込のだめに金
型が押出管のまわりを包囲し得る前に型から落下してし
まうのを防止するために温度をきわめて注意深く制御し
なければならない。したがって、ポリカーボネート樹脂
溶融物のニー−トン流れ特性は慣用の押出吹込成形操作
による大型中空体の製造及び異形押出法による種々の形
状の成形体の製造に対するか\る樹脂の使用を著しく制
限していたことが認識されるであろう。したがって、高
温における成熱可塑性不規則枝分れポリカーボネートi
、t: −a−\る安定性を与える非ニー−トン流れ特
性、溶融弾性及び溶、融強さのごとき特異な性質を示し
、従来線状ポリカーボネートを用いた場合には容易に製
造されなかったびんのような物品を得るための成形操作
に使用し得るものである。熱可塑性不規則枝分れポリカ
ーボネートは5個又はそれ以上のは能基を含む多官能性
化合物を二価フェノール及びカーボネート前駆体と反応
させることによって製造し得るっ 二価フェノールとカルボニルハライドとの間のポリカー
ボネート形成反応に三官能性添カ「剤を添加することに
ついてのたとえば米国%許第2,950、266号及び
同第5.050.335号明細省に記載されるごとき従
来技術の開示は当初の重合反応の結果として直接架橋生
成物が得られない場合にけ、二価フェノール、三官能性
化合物及びカルボニル帯・ライドの最終反応生成物は熱
硬化性生成物であろうことを教示している。
その他の従来技術における研究はたとえば米国特許第、
’+、 094.508号及び同第3.544.514
号明細書に記載されるとと〈二価フェノールのポリカー
ボネートに多官能性化合物を配合することに向けられて
きたつこれらはきわめて限定された処理条件下で高分子
慴・重合体を製造する場合に限定でれている。とtzら
の製造のだめにはやっかいなかつ費用のか\る注意深く
制御′a4I−,:れた処琢条件が必要とされる。てら
に別の方法は米国特許第4、001.・184号明スd
1−に記載されている。別の研究はたとえば米国特許第
3.166.6116号明細書に記載されるごとく非ニ
ー−トン溶融特性を示すポリカーボネート樹脂の1!!
造に向けられた。しかしながら、そこに開示でれている
ポリカーボネートは異なる還元粘度値をもつ二種又はそ
れ以上ものである。さらに、かかるボリカーボ混B切り
製造において開示されている個々のポリカーボネート成
分はすべて二官能性反応剤から製造されている。米国特
許第4.277.600号明細書に記載されているテト
ラフエレール系化合物は単官能性フェノールとジオン前
駆体から得られるものである。
発明の開示 本発明はポリカーボネート用の枝分れ剤としての用途を
もつトリツボノール系化合物を意図するもので、該化合
物は式: (式中、R及びR′はそれぞれ木葉、C,−a5アルキ
ル、クロル、ブロム又はcl−05アルコキシ基を表わ
す)をもつものである。
本発明に従う新規化合物はフェノール化合物とアセトニ
ルアセトンとを次式に従って反応させることによって製
造することがでへるっR′ (式中、R及びR′は前記の意義を有う−るっ )使用
されるフェノール化合物の代表例はフェノール、0−ク
レゾール、p−クレゾール、2,6−キシ1/、ノール
等である。フェノール化合物トアセトニルアセトンとの
反応生成物の形成に(・1.慣用の方法を使用し得る。
星に例証のために述べれ(r、11、化学量論着より過
剰のフェノール化合物を2,5−ヘキサン2オン(アセ
トニルアセトン)と混合しそしてこの混合物にプロトン
[V、!ことえは垣間、メタンスルホン酸、等を添加す
る。混合物を幾分高い温度、たとえば40°〜80℃に
保持しそして場合に、よっては助触媒、たとえばメルカ
プト酢酸を添加してもよい。反応の進行はクロマトグラ
フ法又はスペクトル分析法、たとえば赤外分光分析法に
よって監視しそしてカルボニル帯の減衰又は消失又はガ
スクロマトグラム中に特徴的なトリフエノール型のピー
クの出現によって観察できる。いかなる場合にも、トリ
フエノール残渣は固体であり、慣用の方法によって未反
応液体混合物から分離することができる。
臭素及び塩素基R及びR′は所望ならばその後にハロゲ
ン化によって導入することができる。溶剤又は分散剤と
して塩化メチレン、クロロホルム、酢酸、水、その他の
非反応性液体及び水酸化ナトリウム水溶液を使用し得る
。)・ロゲン化度はガス又は液体クロマトグラフィー、
工R又はプロトンNMRによって容易に追跡できる。
新規トリフエノール系化合物のトリフエノール部分はす
べて等しい様式で置換され得るものであり又はそれらは
1混合状態〃であることもできる。すなわちこれらのト
リフエノール部分の−又はそれ以上は対応する混合出発
物質が使用される場合には異なる置侯基をもち得る。
トリフエノール系化合物の精製f7.l再結晶、溶離ク
ロマトグラフィー又は当業者に既知の他の方法によって
行なうことができる。再結晶の好ましい溶剤は塩化メチ
レン、ベンゼン、シクロヘキサン、メタノール、エタノ
ール及ヒアルコール−水混合物である。@離りロマトグ
ラフィーは最適にはアルミナ又はシリカ上で溶離剤とし
て種々の溶剤を使用して行なわれる。
トリフエノール系化合物を合成するこれらの実施態様は
、フェノール系化合物は好ましくはフェノール性ヒドロ
キシル基に対してオルト又はノ(うである炭素において
反応し得るという事実に基づき、異性体混合物を与え得
ることは明白であるつハロゲン化フェノール化合物もま
た出発物質としてフェノール化合物の異性体混合物が使
用される場合には混合物として存在し得る。異性体類の
混合物はまた純粋な一種類のフェノール化合物異性体の
ハロゲン化からも得られる。
本発明のトリフエノールは塩化メチレン中で25℃で測
定して約0.5〜1. o ttt 、/ ?の固有粘
度(1v)をもつ新規枝分れ芳香族ポリカーボネートを
製造するために使用し得る。
本発明の新規熱可塑性不規則枝分れポリカーボネートの
製造において、二価フェノール及びカーボネート前駆体
と反応せしめられるトリフエノール化合物の量はその使
用量が実質的に架橋されていない真の熱可塑性不規則枝
分れポリカーボネートを製造するに十分でなければなら
ないという限度で臨界的である。トリフエノール化合物
の使用量が二価フェノールの使用モル数に基づいて0゜
01モル%より少ない場合には、得られる重合体は吹込
成形及び/又は溶融押出の目的に望まれる度合の非ニユ
ートン溶融特性を示さないでめろう。
好tしくは、二価フェノールの全モル数に基づいて00
1〜約五〇モル%、特に0.01〜1.0モル%のトリ
フエノール化合物を使用することが望ましい。
本発明の実施に使用し得る二価フェノールはビス(4−
ヒドロキシフェニル)メタン、1.1−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)エタン、2.2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン−ビスフェノール−A又はBPA
とも呼ぶ□、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチ
ルフェニル)フロパン、s、3−ヒス(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンタン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−
6−クロルフェニル)フロパン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−6,5−ジブロムフェニル)フロパン、1゜
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、
p、p′−ジヒドロキシジフェニル、3.3’−ジクロ
ル−4,47−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)スルホン、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒド
ロキシフェニル′)スルホン、レゾルシノール、ハイド
ロキノン、1.4−ジヒドロ*シー2.5−ジクロルベ
ンゼン、1.4−ジヒドロキシ−3−メチルベンゼン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ビス(
4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(へ5−ジ
メチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド等ヲ包
含する。また米国特許第2.999.855号、同第4
028.565号及び同第ム153.008号明細省に
記載されるごとき別の種々の二価フェノールも使用し得
る。本発明の枝分れ重合体の製造に単独重合体よりもむ
しろポリカーボネート共電合体又は共ポリエステルカー
ボネートを使用することが望まれる場合には、勿論二種
又はそれ以上の異なる二価フェノール類又は二価フェノ
ールとダリコールとの又は二価フェノールとヒドロキシ
又は酸末端基をもつポリエステルとの共重合体を使用す
ることができる。好まし7い二価フェノールはビスフェ
ノール−Aである。
使用されるカーボネート前駆体はカルボニルハライド、
ハロホルメート又はジアリールカーボネートであり得る
。たとえば、カルボニルノ・ライドはカルボニルクロラ
イド、カルボニルブロマイド及びそれらの混合物であシ
得る。使用に適するハロホルメートは二価フェノールの
モノ又はビスハロホルメート()\イドロキノンのビス
クロルホルメート、ビスフェノール−Aのモノクロルホ
ルメート等)又はグリコールのビスノ・ロホルメート(
エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ポリエ
チレングリコール等のビスハロホルメート)を包含する
。ビス・・ロホルメートを使用する場合には重合を行な
うために等モル量の遊離の二価フェノールが必要である
。二価フェノールのモノハロホルメートを重合する場合
には、遊離の二価フェノールは必快とてれない。その他
のカーボネート前、集体は当業者にとって目明であろう
が、ホスゲンとしても知られるカルボニルクロライドが
好ましい。
二価フェノールの筒分子量ポリカーボネートへの重合は
当業者に既知の慣用法によって行なうことができるった
とえば、ホスゲンをピリジン、トリエチルアミン、ジメ
チルアニリンのような有機塩基中の二価フエ/−ルの溶
液中に導入するか又ハベンゼン、トルエン、クロルベン
ゼン、塩化メチレン、四塩化炭素等のごとき適当な有機
溶剤中の二価フェノールの溶液中に酸結合剤の添加を伴
って導入することができる。
もつとも広〈実施されている重合法においては、ホスゲ
ンを塩化メチレン及び相転移触媒及びさらに分子量調節
剤、通常は単官能性フェノールの存在下に二価フェノー
ルのアルカリ金属塩の水溶液又はスラリー中に導入する
。本発明の一利点rat使用するトリフエノール系枝分
れ剤が線状重合体鎖を形成するために使用される二価フ
ェノールと同一の反応性プロフィールを有し、しだがっ
てそれは後から添加し得るのみでなく、重合工程の開始
時から二価フェノールと一緒に所望量で添加し得る点で
ある。換言すれば、トリフエノール系化合物は枝分れポ
リカーボネートに重合されるべき反応混合物中に直接配
合し得るものである。
ハロゲン含有カーボネート前駆体、二価フェノール及び
トリフエノール型枝分れ剤の間の反応は、本発明に従っ
て界面法によって行なわれる場合、水と実質的に非混和
性であシかつ生成重合体に悪影響をもだない不活性有機
溶剤の存在下で行なわれる。適当な有機溶剤の例は塩化
メチレン、二塩化エチレン及びクロルベンゼンである゛
本発明の新規トリフエノールはそれらのアルカリ塩の形
で安定な水博液を形成し7得る。
重合方法の好苔し2い一変形においては、この新規トリ
フエノール枝分れ剤をそのアルカリ金属塩の水溶液の形
で添加するっ 新規枝分れ剤は葦だ重合されるべき二価フェノールの反
応混合物中に微粉砕固体状で又は塩イヒメチレン% ’
/j1.又に[スラリーとして配合し得る。いずれの形
でも、枝分れ剤は電合体生成工程中で容′易に共重合さ
れそして調定に結合されたセグメントとなる。
重合工種において使用し得るアルカリ金属水酸化物はア
ルカリ金属及びアルカリ千金、肌からなる群から選んだ
アルカリ金属水酸化物の任意のものであり得る。特にこ
れら1は水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リ
チウム、水酸イヒカルシウム、水酸化マグネシウム等を
包含する。
重合工程において使用し得る界面、すなわち相転移触媒
は二価フェノールとホスゲンとの重合を助長する任意適
当な触媒であり得る。適当な触媒の例は第3級アミン、
たとえばトリエチルアミン、トリプロピルアミン、N、
N−ジメチルアニリン等;第4級アンモニウム化合物、
たとえばテトラエチルアンモニウムクロライド、セチル
トリエチルアンモニウムブロマイド、テトラ−n−ヘプ
チルアンモニウムヨーダイト、テトラ−n−プロピルア
ンモニウムクロライド、テトラメチルアンモニウムクロ
ライド、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テト
ラ−n−ブチルアンモニウムヨーダイト、ベンジルトリ
メチルアンモニウムクロライド等;及び第4級ホスホニ
ウム化合物、たとえばn−ブチルトリフェニルホスホニ
ウムブロマイド及びテトラブチルホスホニウムクロライ
ド等を包含する。
本発明の界面重合法に使用し得る分子量調節剤はフェノ
ール、クロマン−I L 4− (2,4,4−トリメ
゛チルクロマニル)フェニル)、p−t−7’チルフェ
ノール、p−クミルフェノール等のどときm個フエノー
ルを包含する。好ましくはフェノール又はp−第3級ブ
チルフェノールが分子量調節剤として使用される。分子
量調節剤は1,000〜50.000センチセカンド(
百分の1秒)、好ましくは5.000〜30.000セ
ンチセカンドの修正メルトフロー値(KT)を与えるで
あろう有効量で使用、し得る。一般に、フェハール、ク
ロマン−] [4−(2,4,4−トリノチルークロマ
ニル)フェノール」、p−t−ブチルフェノール、p−
クミルフェノール等のどときm個フエノールを2〜5モ
ル%、より好ましくは25〜4.5モル%の量で使用す
ることが好ましい。
着色不純物の生成を抑制するためにナトリウムジチオナ
イトのような還元剤を水性系に導入することが往々にし
て望ましい。
水性界面重合法は室温から約50′Cまで″の温度で行
ない得る。しかしながら、この方法は温度に左右されな
いので、より高い温度の使用も本発明の範囲内である。
新規フェノール混合物は、約り0℃〜約325℃の温度
で、大気圧又は減圧下で、そのま\の形で又は中性稀釈
剤の存在下で又は当該技術において既知のごとく金属酸
化物、水酸化物、炭酸塩等のごときエステル交換触媒の
存在下でジアルキル、アルキルアリール又はジアリール
カーボネートでエステル化することによっても枝分れポ
リカーボネートに転化され得る。アリールカーボネート
を使用する場合には、エステル交換法においてフェノー
ルが生成するので分子量調節剤を家名混合物に添加する
必要(徒ない。事実、重合度はアルコール又はフェノー
ルのようなモノヒドロキシル化副生成物の除去の程度に
よって制御される。
本発明に従って界面重合法によって製造された場合、枝
分れポリカーボネートは水蒸気沈殿及び乾燥によって洗
滌された中性塩化メチレン相から回収されそして265
℃で作動している押出機に導入されそして押出体はベレ
ットに切断される。
このエステル交換法によって製造された場合、ポリカー
ボネートa融物は直接押出体及びベレットに転イヒされ
る。
本発明に従って製造された枝分れポリカーボネートは選
定されA有磯溶剤に可溶でありそして溶液からフィルム
のような成−形物品に加工され得る。これらの枝分れポ
リカーボネートtit熱町塑性でちり、溶融物から押出
成形、吹込成形、積層法等のごとき慣用の成形法によっ
て容易に加工され得る。
本発明の枝分れポリヵーボネーrは他のポリカーボネー
トと又はポリエチレンテレフタレート又はポリ(1,4
−ブチレ゛ンテレフタレート)のよう々熱可塑性ポリエ
ステルと混合し得る。さらに、これらの枝分れポリカー
ボネート(は所望ならc、f米国特許第4.263,4
09号及び西独特許公開第2゜400、086号明細省
゛に記載されるもののようなフィラメント状ガラスのご
とき補強用充填剤又は非補強用充填剤、離型剤、耐衝撃
性改良剤、押出助剤、光安定剤、難燃化剤、発泡剤等と
混合し得る。
つぎに本発明を例証する実施例を示すが、これらは本発
明の範囲を限定するものではない。
実施例1 0−クレゾール及び2.5−ヘキサンジオンからシス−
1,4−ジメチル−1,4−ビス(4−ヒドロキシ−3
−メチルフェニル)−6−ヒトロキシー7−メ、チル−
1,2,3,4−テトラヒドロナフタリン及びトランス
−1,4−ジメチル−1,4−ビス(4−マドロキシー
3−メチルフェニル)−6−ヒトロキシー7−メチルー
 1.2,3.4−テトラヒドロナフタリンの混合物(
1)の製造 攪拌機、温度計、還流冷却器、表面下への添加のための
添加ロート及び表面下へのガス導入管を備えた三つ首フ
ラスコ中に装入された溶融0−クレゾール216.2 
y (,2,oモル)及びメルカプト酢酸1 mlから
なる反応混合物中に40℃で無水基化水素ガスを飽和が
達成されるまで導入L7た。
ついで温度を40〜5!l’cに保持し+ ’J”つ塙
化水xくの遅い流れを保持しつつ、十分攪拌されている
反応混合物に2.5−ヘキサンジオン11.4 y (
o1モル)を流加した。ンケトノの添加を約20分で完
了せしめそしてガスクロマトグラフ分析用の試料採取を
開始した。2〜6時間後に採取した初期段階の試料VL
 i 4.89分で発生するp−クミルフェノールに対
して2206分の発生時間をもつ主ピークの存在により
新規ビスフェノール、5.5−ビス(4−ヒドロキシ−
3−メチルフェニル)−2−ヘキサノン(Il’)の生
成を示した。
0T(2 C!、1(3 C=0 さらに反応を進めるため及びこのビスフェノールをトリ
フエノール(1)に転住させるために、塩化木葉のゆっ
くりした、だ疋し定常的な流れ(5秒間に約1個の泡出
)を保持しながら反応混合物の温度を70℃まで上昇さ
せた。3時間間隔で採取した反応V合物の試料はケトジ
フェノールが徐々に消失しそしてシス及びトランス型ト
リフエノールがIb1割合で形成され1こことを示した
9時間の反応時間の後、ケトジフェノールは完全に消失
しそしてトリフエノールのシス/トランス混合物は最高
#度に達した。過剰の0−クレゾールを水−アスピレー
タ−減圧中でストリッピングして除去しそして37. 
I W 、すなわち理輪量の92.2%の赤褐色固体残
渣を塩化メチレン中に溶解し、水で数回洗滌し7、乾煙
しそして蒸発させて、参照標準であるp−クミルフェノ
ールの14.9分に対してそり、ぞれ2766分及び2
7.91分のガスクロマトグラフィーの発生時間によっ
て示されるとと!!ドオマ等針のトリフエノール0)−
立体異性体力・らなろ粗反応生成物の”tftM物を得
たつ実施例2 より短かいガスクロマトグラフィーの保持時間をイ、つ
1,4−ジメチル−1,4ビス(4−ヒドロキシ−6−
メチルフェニル)−6−ヒトロキシー7−メチルー1.
2.3.4−テトブヒドロナフタリン(])の立体異性
体の製造実施例1で得られたトリフエノールのシス及び
トランス混合物の一部(17,5f )を塩化メチレン
125 ml中に俗解しそしてこのm液を中性アルミナ
を充填1−7た溶離クロマトグラフィーカラム(直径1
インチ、長さ28インチ)中に注入した。
ついで新鮮な塩化メチレンを添加して溶離剤として使用
した。溶離液の数留分を採取しそしてガスクロマトグラ
フィーによって分析した結果、より短かいガスクロマト
グラフィーの保持時間をもつ立体異性体が優先的に溶離
されたことが認められた。溶剤を蒸発させそして1配の
立体異性体に富む溶離クロマトグラフィーの留分をシク
ロヘキサンから再結晶化して融点219〜221℃をも
つ白色結晶を得たつ プロトン及び炭素核磁気共鳴によりこの新規トリフエノ
ールについて構造lf、確認した。たと工ば、ジーウテ
ロ化アセトン中で行なわれたプロトンNMRスペクトル
はつぎの構造に合致する共鳴(δ)を示しだ。
(1) すべてのピーク面積は存在する水素の数に相当する正し
い割合にあった。炭素−13核磁気共鳴もまた9個のθ
デ炭素ピークの8個(2個のクレゾール部分上のメチル
基は等価であることが示された)及び18個のsp2炭
素ピークの16個−この場合にも隔たった炭素ピークは
等価である−を示すことによって1の構造を確認した。
実施例3 2.6−キシレノール及び2.5−ヘキサンジオンから
のシス及びトランス−1,4−ジメチル−1,4−ビス
(4−ヒドロキンーム5−ジメチルフェニル)−6−ヒ
ドロキシ−5,7−シメチルー1.2.3.4−テトラ
ヒドロナフタリン(Ill’lの製造 一\ ゝ〜、 O−クレゾールの代りに2.6−キシレノール244、
2 y (2,0モル)を使用したことを除いて実施例
1の方法を正確に反復した。反応の途中に中間体として
式(IV) OH。
の新規ビスフェノール、すなわち5.5−ビス(4−ヒ
ドロキシ−15−ジメチルフェニル)−2−ヘキサノン
の形成されることが参照標準であるp−クミルフェノー
ルの1546分に対して2485分に生ずるガスクロマ
トグラフィーピークによって示された。
この中間体を立体異性トリフエノールに転化クロマトグ
ラフィーに2いて30.79 分及ヒ31゜12分に7
ス及びトランストリフエノールの特徴的な二重嶽77)
徐々に出現し、一方ビスフエノールの相対的割合(%)
 !ri減少した。実施例1に述べた0−クレゾールの
場合と(は異なり、3636分の発生時間をもつつムな
りの一清のテトラフェノール誘導体、2.2,5.5−
テトラキス(,4−ヒドロキン−S、 5− )メチル
フェニル)ヘキサン(■)が同時に生成きれたつ ジフェノール中間体が消費されそしてトリ及びテトラフ
ェノールの残存量が一定になったとき、過剰のキシレノ
ールを水アスピレーター真空中で蒸留することによって
除去し、残漬として立体異性トリフエノール及びテトラ
フェノールの混合物を得た。
異性体状トリフエノールのテトラフェノール □からの
分離(d水性メタノール又はアセトニトリルのようなテ
トラフェノールがむしろ不溶性である有機溶剤中にトリ
フエノールがより高い溶解度をもつことに基づいて行な
った。したがってトリフエノール■は抽出又は再結晶法
の母液中に蓄積されそして枝分れ剤としての使用に適当
な結晶性残渣として単離することができる。
実施例4 フェノール及ヒ2. s−ヘキサンジオール)うのシス
及びトランスt 4− :、>メチル−14−ビス(4
−ヒドロキシフェニル+−6−ヒト。
キシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタリン(Vn
の製造 2.5−ヘキサンジオン22.82(02モル)を用い
かつQ−クレゾールの代りにフェノール1B & 29
 (2,0モル)を用いたことを除いては実施例1の方
法を反復した。反応の進行にガスクロマトグラフィーに
よって追跡しプζ。その結果、反応混合物の主成分とし
て標題の化合物のほかにっぎの副生物、すなわちシス−
及びトランス−1,4−ジメチル−1’−(a−ヒドロ
キシフェニル)−4−(2−ヒドロキシフェニル)−6
−ヒドロキシ−1,2,5,4−テトラヒドロナフタリ
ン(■)、シス−及びトランス−1,4−ジメチル−1
−(2−ヒドロキシフェニル’)−4−(4〜ヒドロキ
シフエニル)−6−ヒドロキシ−1,2,3,4−テト
ラヒドロナフタリン(劃及びシス−及びトランス−1゜
4−ジメチル−1,4−ビス(4−ヒドロキシフエニル
)−5−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナ
フタリン(F)が生成したことが示されたつさらに、反
応条件に応じて異なる割合でテトラフェノール、すなわ
ち2.2.5.5−テトラキス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘキサン(X)も生成したが、これはアセトン、−
メタノール又は水−メタノール混合物中の溶解度がトリ
フエノール類よりも低いのでトリフエノール類から容易
に分離することができだ。
実施例5 p−りL/ ソール及0: 2.5−ヘキサンジオール
からシス〜及びトランス−1,4−ジメチル−1,4−
ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルフェノール)−8−
ヒドロキシ−5−メチル−i、2.3.4−テトラヒド
ロナフタリン(′Xl)の製造 H3 O−クレゾールの代りに等量のp−クレゾールを使用し
た以外は実施例1の方法を正確に反復した場合、得られ
る反応混合物は参照標準であるp−クミルフェノールに
ついて1五34分であるガスクロマトグラフィーの発生
時間に関して2!L59及び23.90分の発生時間を
もつトリフエノール化合物、(XI’)を含有していた
実施例6 実施例1のシス−及びトランス−トリフエノール(1)
を用いた枝分れポリカーボネートの製造 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニルフフロパ7 、
 (BPA )、57.1 ? (0,25%ル)、フ
ェノールo7s y (sモル%)、トリエチルアミン
n、 7 tnl (2モに%)、塩化メチレン400
 rrt、水30〇−及びpHを11.5に保持するに
足る量の45%水酸化ナトリウム水溶液の混合物を十分
に攪拌しつつ、これに10%水酸化ナトリウム水溶液j
Ornl中のシス−及びトランス−1,4−ジメチル−
1,4−ビス(4−ヒドロキシ−6−メチルフェニル)
−6−ヒトロキシー7−メチルー1.2.3゜4−テト
ラヒドロナフタリン(1)の等モル混合物0、45 P
 (0,45モル%)の透明溶液を添加した。
十分に攪拌されているこの反応混合物中へのホスゲンの
導入は混合物のpHを110〜11.8に保持するよう
に連続的に調整しつつ水性相のBPA含量が10 pp
m以下に低下するまで12/分の速度で31分間行なっ
た。
洗滌された中性塩化メチレン相づ・らメタノールによる
沈殿及び乾燥によって回収された枝分れポリカーボネー
トはつぎの性質を有していた。
固有粘度0.568 di /’り: K、■、12.
9 C1Oセンナセカンド: M工11.87 つ 実施例7 実施例2のトリフエノールを用いた枝分れポリカーボネ
ートの製造 実施例1のトリフエノール(1)の代りにより短かいガ
スクロマトグラフィーの保持時間をもつ実MM例2のシ
ス及びトランス−トリフエノール(l、)の等モル混合
物045モル%を用いて実施例6の方法を正確に反復し
たところ、洗滌された中性塩化メチレン相からメタノー
ルによる沈殿及び乾燥によって枝分れポリカーボネート
を回収することかできた。
実施例8 実施例3のトリフエノールを用いた枝分れポリカーボネ
ートの製造 実施例1のトリフエノールの代シに実施例3のシスー及
ヒトランスートリフエノールの等モル混合物0.45モ
ル%を用いて実施例6の方法を正確に反復した場合には
、洗滌された中性塩化メチレン相からメタノールによる
沈殿及び乾燥によって枝分れポリカーボネートを回収す
ることができた。
実施例? 実施例4のトリフエノール(VDを用いた枝分れポリカ
ーボネートの製造 実施例1のトリフエノール(1)の代りに実施例4のシ
スー及ヒトランスートリフエノール(Vl)の等モル混
合物0.45モル%を用いて実施例6の方法を正確に反
復した場合には、洗滌された中性塩化メチレン相からメ
タノールによる沈殿及び乾燥によって枝分れポリカーボ
ネートを回収することができた。
実施例10 実施例5のトリフエノール(M)を用いた枝分れポリカ
ーボネートの製造 実施例1のトリフエノール(])の代シに実施例5のシ
スー及ヒトランスートリフエノール(Xl)の等モル混
合物0.45モル%を用いて実施例乙の方法を正確に反
復しまた場合には、洗滌された中性塩化メチレン相から
メタノールによる沈殿及び乾燥によって枝分れポリカー
ボネートを回収することができた。
実施例11〜14 実施例1の方法を、ただしつぎの゛フェノールを用いて
反復する。
11   2−CH,C!H,−6−OH,(、H,−
122−CH,O−6−OH,O− 132−0Hs−6−CH30− 142−C1−6−H− 次式をもつ置換2.3−ジヒドロ−7−ヒドロキシナフ
タリンであるトリフエノールが得られる。
11 ’  6,6’、6LOH30H2−8,2’、
2’−OH,OH,−126、6’、 6’−0)13
0−   8 、2’、 2’−0H30−156,6
’、6’−0Hs、    8.2’、2’−C!H3
O−146、2’、 2’−OL− 実施例15〜16 実施4のシス/トランストリフエノール化合物(VT’
lを25%水酸化ナトリウム水路液に溶解しそして冷却
により室温に近い温度を保持しつつ塩素ガスを1モル当
量まで導入すると非塩素化、モノ塩素化及び若干量のジ
塩素化(VI)からなる位置異性体の統計的混合物が得
られる。塩素化後反応混合物に中性になるまで稀塩酸を
添加しそして沈殿した塩素化トリフエノールをr過によ
り分離しそして乾燥した。トリフエノール(Vl’)の
代りに実施例1のトリフエノール(1)を用いかつ塩素
の代りに臭素を添加すると対応する非臭素化、モノ臭素
化及び若干量のジ臭素化(1)からなる位置異性体の統
計的混合物が得られる。
実施例6の方法において実施例1のトリフエノールの代
りに実施例11〜16のトリフエノールをそれぞれ使用
する場合には本発明の方法に従ってこれら実施例の対応
するトリフエノールで枝分れされたポリカーボネートが
得られる。
上述した説明に基づいて他の変形をなすことが可能であ
る。したがって、上述した本発明の特定の実施態様に特
許請求の範囲に規定した範囲内で種々の変更をなし得る
ことを理解すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: (式中、R及びR′はそれぞれ水素、C,−C5アルキ
    ル、クロル、ブロム又はO,−0,アルコキシ基を表わ
    す)のトリフエノール系化合物。 2、 シス−1,4−ジメチル−1,4−ビス(4−ヒ
    トロキシー3−メチルフェニル)−6−ヒトロキシー7
    −メチルー1.2.3.4−テトラヒドロナフタリン及
    びトランス−1,4−ジメチル−1,4−ビス(4−ヒ
    ドロキシ−3−メチルフェニル)−6−をドロキシ−7
    −メチル−1,2,5,4−テトラヒドロナフタリンの
    混合物である特許請求の範囲第1項記載の化合物っ 5.1.4−ジメチル−1,4−ビス(4−ヒドロキシ
    −3−メチルフェニル)−6−ヒトロキシー7−メチル
    ー1.2.3.4−テトラヒドロナフタリンでおる特許
    請求の範囲第1項記載の化合物の立体異性体。 4、 シス−1,4−ジメチル−1,4−ビス(]]4
    −ヒドロキシー6.5−ジメチルフェニル−6−ヒドロ
    キシ−5,7−シメチルー1.2.3.4−テトラヒド
    ロナフタリン及びトランス−1,4−ジメチル−1,4
    −ビス(4−ヒドロキシ−45−ジメチルフェニル)−
    6−ヒドロキシ−5,7−シスチルー1゜2、へ4−テ
    トラヒドロナフタリンの混合物である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 5、 シス−1,4−ジメチル−1,4−ビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)−6−ヒドロキシ−1,2,44−
    テトラヒドロナフタリン及びトランス−1,4−ジメチ
    ル−1,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−6−鴇
    ドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタリンの
    混合物である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6、 シス−1,4−ジメチル−1,4−ビス(2−ヒ
    ドロキシ−5−メチルフェニル、)−8−ヒドロキシ−
    5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタリン
    及びトランス−1,4−ジメチル−1,4−ビス(2−
    ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−8−ヒドロキシ−
    5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタリン
    の混合物である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7、枝分れ成分が式: (式中、R及びR′はそれぞれ水素、a、 −05アル
    キル、クロル、ブロム又はcl−05アルコキシ基ヲ表
    わす)のトリフエノール系化合物の一種又はそれ以上か
    らなる塩化メチレン中で25℃で測定して040〜t 
    o at / yの固有粘度をもつ高分子量熱可塑性不
    規則枝分れポリカーボネート。 8、枝分れ成分がシス−1,4−ジメチル−1,4−ビ
    ス(4−ヒドロキシ−6−メチルフェニル)−6−ヒト
    ロキシー7−メチルー1.2.3.4−テトラヒドロナ
    フタリン及びトランス−1,4−ジメチル−1,4−ビ
    ス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−6−ヒト
    ロキシー7−メチルー1.2.3゜4−テトラヒドロナ
    フタリンの混合物である特許請求の範囲第7項記載の高
    分子最熱可塑性不規則枝分れポリカーボネート。 9、枝分れ成分が1.4−ジメチル−1,4−ビス(4
    −ヒドロキシ−6−メチルフェニル)−6−ヒトロキシ
    ー7−メチルー1.2.3.4−テトラヒドロナフタリ
    ンの立体異性体である特許請求の範囲第7項記載の高分
    子量熱可塑性不規則枝分れポリカーボネート。 10、枝分II酸成分シス−1,4−2メチル−1,4
    −ビス(4−ヒドロキシ−3,s −)メチルフェニル
    )−6−ヒドロキシ−5,7−シメチルー1,2,3゜
    4−テトラヒドロナフタリン及びトランス−1,4−ジ
    メチル−1,4−ビス(4−ヒドロキシ−へ5−ジメチ
    ルフェニル)−6−ヒドロキシ−5,7−シメチルー1
    .2.3.4−テトラヒドロナフタリンの混合物である
    特許請求の範囲第7項記載の高分子量熱可塑性不規則枝
    分れポリカーボネート。 11、枝分れ成分がシス−1,4−ジメチル−1,4−
    ビス(4−ヒドロキシフェニル)−6−ヒドロキシ−1
    ,2,3,4−テトラヒドロナフタリン及びトランス−
    1,4−ジメチル−1,4−ビス(4−ヒドロキシフェ
    ニル)−6−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒド
    ロナフタリンの混合物である特許請求の範囲第7項記載
    の高分子量熱可塑性不規則枝分れポリカーボネートっ 12、枝分れ成分がシス−1,4−ジメチル−1,4−
    ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−8−ヒ
    ドロキシ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ
    ナフタリン及びトランス−1,4−ジメチル−1,4−
    ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−8−ヒ
    ドロキシ−5−メチル−1,2,5゜4−テトラヒドロ
    ナフタリンの混合物である特許請求の範囲第7項記載の
    高分子量熱可塑性不規則枝分れポリカーボネート。
JP58236455A 1982-12-17 1983-12-16 トリフエノ−ル系化合物及びそれを含むポリカ−ボネ−ト Pending JPS59134742A (ja)

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