JPS59134731A - 血漿蛋白製剤及びその製造法 - Google Patents

血漿蛋白製剤及びその製造法

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JPS59134731A
JPS59134731A JP58008911A JP891183A JPS59134731A JP S59134731 A JPS59134731 A JP S59134731A JP 58008911 A JP58008911 A JP 58008911A JP 891183 A JP891183 A JP 891183A JP S59134731 A JPS59134731 A JP S59134731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma protein
peg
preparation
polyethylene glycol
pharmaceutical preparation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58008911A
Other languages
English (en)
Inventor
Yatsuhiro Kamimura
上村 八尋
Katsuhiro Uryu
瓜生 勝寛
Yoshiko Takabe
高部 由子
Satoru Funakoshi
船越 哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
Original Assignee
Green Cross Corp Japan
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Filing date
Publication date
Application filed by Green Cross Corp Japan filed Critical Green Cross Corp Japan
Priority to JP58008911A priority Critical patent/JPS59134731A/ja
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエチレングリコール分画法によって製造さ
nた血漿蛋白質よりなる血漿蛋白製剤の改良製剤及びか
かる改良製剤のwb方法に関する。
ポリエチレングリコール(PEG)は、蛋白質の沈澱剤
や安定化剤として広く利用嘔扛ている物質であり、毒性
が極めて少ないことから医薬品製造にも用いらnている
例えば、ボルソンらは血漿にある濃度になるようにPE
G’に添加し、析出して来た蛋白上分離することにより
血漿蛋白質の精製全行っている。
(USP−3415804)。
而して、通常、血漿蛋白製剤は上述の如きPEG分画法
によって得らt″L′fc、ものケ凍結乾燥したもので
あるが、凍結乾燥製剤?用時注射用蒸留水に溶解する場
合、速やかに溶解しないことがある0本発明者らは、か
かる観点から種々研究7重ねてきたところ、”PEGが
溶解速度に影響を与えており、かつその夾雑含量が、特
定量以下である場合に、当該乾燥製剤の水溶解性が改善
さC1速やかに水に溶解すること2見出した。
本発明はかかる新知見に基づいて完成さnたものであり
、その要旨はPEG分画法によって製造さt′した血漿
蛋白質よりなる血漿蛋白質凍結乾燥製剤において、PE
G含量が、当該製剤上水に溶解して蛋白濃度r5〜20
w/v%としたときにPEG濃度が0.05 w/’v
%以下となるに相当する量である血漿蛋白質乾燥製剤及
びPEG含量が、当該蛋白質濃度が5〜20 w/v%
である場合にPEG濠度が0.05w/v%以下である
ような割合となるように精製した血漿蛋白質水溶液上乾
燥することによる血漿蛋白質製剤の製造方法である。
本発明において血漿蛋白質としては、たとえばアルブミ
ン、AHF、免疫グロブリン、血液凝固第■因子等があ
げらnる。こ牡らのPEG分d法による製造法としては
次の如き方法が例示さnib。
PEG 全利用したアルブミンの製造方法としては、例
えば特公昭57−2689号(株式会社ミドリ十字〕記
載の13〜30 w/v%PEG処理による血液型物質
?含有する不純蛋白質の除去法があり、AHFの製造法
としては、例えば、コーン分画Iあるいはクリオプレシ
ビティトなどの第vI11因子粗製画分からのPEG沈
澱沈澱性画法国特許第3631018号及び第3652
530号〕による方法がある。免疫グロブリンの製造方
法としては、例えば特開昭53−20415号(Cov
al)記載の4w/v%、 5w/v%。
12w/v%PEGk順次使うことr特徴とする方法、
血液凝固第■因子の製造方法としては、例えば、特開昭
55−64522号(株式会社ミドリ十字)記載の4〜
9W/v%、20〜30w/v%PEGk使うこと葡特
徴とする方法等があるoしかし、不発明はこれらの製法
に限らnゐものではなく、広< PEGr利用した血漿
蛋白質の製造法によって得た製剤に応用できる。
不発明で除去の対象となるPEGは、血漿分画に利用?
!n、4ものであり、そnは通常、平均分子!3,00
0〜20,000のものである。での除去処理後の夾雑
含量は、前述の通りであり、夾雑PEG量の測定は、た
とえは、高速液体クロマトグラフ法、その他検出感度の
Jニジ優nたPEGがバリウム及びヨウ素と結合してB
arium−Jodine  J合体を作り、+扛が5
35mm帯に吸収?持つことケ利用した比色法によって
も定量できる。(Microc−hemical  J
ournal  20 19(1〜192ページ(19
75)、夾雑PEGの除去は、PEG夾雑血漿蛋白質に
7tとえはアルコール分画、塩析、非極性のスチレンジ
ビニルベンゼン系等の合成吸着剤処理することによって
おこなう。前二者は処理後、分画に用いた無機塩アルコ
ールを再度凍結乾燥又は透析等によって除去する必要が
あるため、より好1しくu非amのスチレンジビニルベ
ンゼン系ノ合成吸着剤による処理方法である0 アルコ一ル分画の方法としては、PEG夾雑血漿蛋白質
ケ1〜Low/v%濃度に含む水溶液に0.04〜0.
75モル濃度の甲注塩(fcとえば、塩化ナト伐つム、
塩化マグネシウム)を加え、こnにアルコール(例、エ
タノールノr5〜40v/v%でpH5〜8、温IKO
−10℃で30分〜24時間処理會おこない、沈澱で回
収する。沈澱回収後、所望により透析rおこなう。
塩析法としては、PEG夾雑夾雑血漿蛋白質−1〜l 
w/v%濃度に含む水溶液上調整シフ、こnに硫安で1
0〜70%飽和でpHり〜7、温度20〜0℃、30分
〜24時間処理をおこない、沈澱r回収する0沈澱回収
後、所望にエフ透析?おこない塩濃度の調整をおこなう
合成吸着剤による処理方法としては、通常、非極性のス
チレンジビニルベンゼン共重合体が用いらn、このもの
は微粒子表面は疎水性である。この合成吸着剤として市
販品はハイポーラスポリマー(ダイヤイオン) 、WA
Z↓(0ダイヤイオンD〔三菱化成工業〕、アンバライ
) XAD (Rohma n d Ha a’s’社
)等がある。合成吸着剤は、好1しくは10〜70 w
/ v%のアルコール(例、エタノールノ水溶液、0.
05〜1.ONの酸(例、塩酸〕又はアルカリ (例、
水酸化す) IJウム)水溶液で洗浄し用いる。
処理はバッチ法文はカラム法でおこない、PEG夾雑血
漿蛋白質含有水溶液rその11接触させることにより行
う。接触により合成吸着剤にPEGは吸層さn1水溶液
画分からPEGは除去される。
かくして精製した血漿蛋白質含有製剤は所望にエフ所定
の医薬品製剤の方法に従い、除菌ろ過、安定剤等の添加
ケおこない、乾燥(例えば凍結乾燥)名n製剤化8nる
以下に笑施例七もって更に詳細に説明′jるが、本発明
がこnに限足さnるものではない。
(実施例 l) ポリエチレンクリコール#6000によって分画さ扛た
4000単位のAHF (200m?) ’k O,6
チ塩化ナトリウム溶液100dに溶解した。(PEGは
0.1w/v%に混入していた。〕ハイポーラスポリマ
ーHP20(三菱化成社J”ff40m/のカラムに充
填し、上記のAHF溶g100ali流下せしめ、更に
0.6%塩化ナトリウム溶液の20+Q’:流下せしめ
カラム孕洗浄した。末吸漸画分および洗沙画分中にはポ
リエチレングリコールli:6000は比色法によって
検中芒牡なかった。AHF會凍結乾燥して約500ダの
製剤ケ得た後、20dの注射用蒸留水に溶かしたところ
、当該製剤は速や〃)に溶解した。
(実施例 2ノ ポリエチレングリコール=14000 k用いて分画δ
nた免疫グロブリンに0.5%塩化ナトリウムを含む酢
酸緩衝液0.02M、pH7,0に5 w/ v%濃度
になるように溶解した。この溶液中には分画に用いたポ
リエチレンクリコール:#:、4000が0.2w/v
%#度混入していた。
ハイポーラスポリマーHP20’zl、000a/のカ
ラムに充填し、前記の免疫グロブリン溶液6,000d
r流下せしめ、免疫グロブリンケ含む画分ケプールした
この免疫グロブリン画分中にポリエチレングリコール甘
4000は検出さnなかった。プールした先渡グロブリ
ン溶液r凍結乾燥したのち、その1000■?15dの
注射用蒸留水に溶がしたところ、ただちに溶解した。
(実施例 3) ポリエチレングリコール許6000Q用いてナルプミン
画分ケ分離した。この両分を冷蒸留水に蛋白濃度が10
 w/v%になるように溶解した。この溶液10tにア
ンバーライトXAD−Z’zlKP添加し60分間ゆる
やかに攪拌した後、ろ過しアルブミン溶液を回収した。
このアルブミン溶液中のポリエチレングリコール甘60
00の残存量は処理前液中の童の11500以下であり
、効果的にポリエチレングリコール16000は除去さ
nた〇製剤ケ凍結乾燥した後、その35001i10m
Jの注射用蒸留水に再溶解したところ、ただちに溶解し
た。
特許出願人 株式会社ミ トリ十字 −・1 丁−丁−゛1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ポリエチレングリコール分画法によって製造
    された血漿蛋白質よりなる血漿蛋白質乾燥製剤において
    、ポリエチレングリコール含凧が、当該製剤を水に俗解
    して蛍白張度を5〜20 w/v%とした時にポリエチ
    レングリコール(pWが0.05w/ v熾以下となる
    に相当する伍である血漿蛋白質9(−燥七δ辿すYす。 (2)ポリエチレングリコール分画法によって製造され
    た血漿蛋白質よりなる皿漿蛋臼乾燥裂用1の製造方法に
    おいて、ポリエチレングリコール含量が、当該蛋白質の
    一反か5〜2Qw/v%である揚台にポリエチレングリ
    コ−)Ii星カ0.05 w/v%以下であるような割
    合となるように精製した血漿缶(3)血漿蛋白質がアル
    ブミンである特許請求の範囲第(2)項記載の製造方法
    〇 (4)血漿蛋白質がAHFである特許請求の範囲第(2
    )項記載の製造方法。 (5)血漿蛋白質が免疫グロブリンである特許請求の範
    囲第(2)項記載の製造方法。 (6)血漿蛋白質が血液凝固第■因子である特許請求の
    範囲第(2)項記載の製造方法。 (7)ポリエチレングリコール?除去するための精製手
    段が、0.04〜0.75モルの中性塩の存在下にアル
    コール分画、塩析又は非極性合成吸着剤への吸着である
    特許請求の範囲第(2)項記載の方法。
JP58008911A 1983-01-21 1983-01-21 血漿蛋白製剤及びその製造法 Pending JPS59134731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560537U (ja) * 1992-01-22 1993-08-10 弘 小川 厨房用塵芥処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560537U (ja) * 1992-01-22 1993-08-10 弘 小川 厨房用塵芥処理装置

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