JPS59134294A - 岩盤の先行破砕方法 - Google Patents

岩盤の先行破砕方法

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JPS59134294A
JPS59134294A JP660083A JP660083A JPS59134294A JP S59134294 A JPS59134294 A JP S59134294A JP 660083 A JP660083 A JP 660083A JP 660083 A JP660083 A JP 660083A JP S59134294 A JPS59134294 A JP S59134294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rock
agent
crushing
heating
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP660083A
Other languages
English (en)
Inventor
坂野 良一
康夫 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Publication of JPS59134294A publication Critical patent/JPS59134294A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、岩盤若しくは硬質地盤を衝撃破砕、または楔
効果により破砕掘削する際に、或〜・はまた岩盤若しく
は硬質地盤に杭または矢板を打込む際に、岩盤若しくは
硬質地盤を事前に所望の範囲、形状に部分的に破砕また
はゆるめる方法に係るものである。
従来この種の方法においては爆薬が使用され、このため
発破による振動、岩石の飛散等、周辺への影響が太きか
った。
本発明はこのような欠点を除去するために提案されたも
のであって、岩盤の削孔部に加熱剤と点火装置との横裂
された容器を挿入するとともに、膨張剤を装填し、同膨
張剤を膨張せしめたのち前記加熱剤に点火して周辺岩盤
を加熱して、同岩盤を脆、弱化するとともに、加熱によ
って生起した地中、及び前記削孔部中の水分の水蒸気圧
差に空気の膨張圧によって岩盤を破砕またはゆるめるこ
とを特徴とする岩盤の先行破砕方法に係るものである。
本発明においては前記したように、岩盤の削孔部に加熱
剤と点火装置とが横裂された容器を挿入するとともに、
膨張剤を装填し、同膨張剤を膨張させることによって同
膨張剤の横裂された掘削部を軸線とする地表面側に径の
拡開する円錐形状に周辺岩盤を破砕、若しくはゆるめる
ものである。
次いで本発明においては、前記容器内の点火装置によっ
て同容器内の加熱剤を加熱するようにしたので、前記膨
張剤による破砕圏下部の周辺岩盤が加熱によって脆弱化
すると同時に、加熱によって生起した地中、及び前記削
孔部中の水分の水蒸気圧差に空気の膨張圧によって前記
膨張剤による破砕圏下部の岩盤が破砕またはゆるめられ
、この結果、爾後の岩盤の破砕、掘削、杭矢打の打込み
が容易に行なわれるものである。
このように本発明によれば従来のように爆薬を使用する
ことなく、膨張剤と加熱剤とを使用して岩盤を静的に破
砕またはゆるめるようにしたので、周辺環境への悪影響
が及ぼされることなく、市街地等においても適用される
ものである。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
先行破砕が必要となる岩盤(1)に削岩機、或いはボー
リングマシン等で削孔し、(第1図参照)同削孔部(2
)内に、アルミニウム粉と酸化鉄とを1:乙の割合で混
合したテルミツト材(3)よりなる加熱剤、及び過酸化
バリウムとアルミニウムとの混合粉末よりなる点火剤(
4)とヒータ(5)とより構成された点火装置を膨張剤
による膨張圧に耐える容器(7)に収納し、前記ヒータ
(5)に脚線(6)を連結しく第2図及び第5図参照)
この容器(7)を削孔部(2)に挿入する。次いで石灰
系膨張剤を30%前後の水比で混練した石灰系膨張剤バ
ースト(8)を削孔部(2)に充填する。なおこの充填
の程度は破砕対象物の抵抗性によって決定されるもので
ある。(第6図参照)削孔部(2)内に装填された石灰
系膨張剤4−スト(8)は時間の経過とともに膨張を続
け、12〜24時間で300〜JQQky/asl程度
の圧力を発生する。
この発生圧力に到達した時点、或いはそれ以前の段階で
、前記脚線(6)を介して削孔部(2)底部に設置され
た容器(7)内のヒータ(5)に通電して点火剤(4)
を反応させ、その反応熱によってテルミツト材(3)に
反応を伝播させる。
このテルミット反応によって約6000℃の高熱が発生
し、二次的に削孔部(2)内の水分による水蒸気圧及び
空気の膨張圧が発生するとともに、前記テルミット反応
熱によって削孔部(2)周辺岩盤が脆弱化し、このよう
に脆弱化された岩盤が、前記水蒸気圧及び空気の膨張圧
によって破砕し、ゆるめられることとなる。
而して前記石灰系膨張剤ば一スト(8)による岩盤の破
砕圏(A)は、同ペースト(8)の充填された削孔部(
2)を軸線とする地表面部に至るに伴って径の拡開され
た円錐状部であって、削孔部(2)下腹部周辺部に及ば
ないが、門下底部周辺の岩盤は(B)に示すように前記
テルミツト材(3)のテルミット反応によって破砕され
、かくして削孔部(2)全長に亘ってその周辺岩盤が有
効に破砕され、ゆるめられるものである。(第4図参照
) なお前記テルミツト材(3)の代りに火工品を使用して
、石灰系膨張剤と併用することも可能である。
鋼矢板打込み時における如く、岩盤の事前破砕に方向性
を持たせる必要のある場合、鋼矢板の断面上に沿って配
設された相隣る削孔部(2)間に圧力水を噴射して切欠
部(9)を設け、しかるのち削孔部(2)に前記実施例
と同様にテルミツト材と石灰系膨張剤ペーストを横裂し
て事前破砕を行ない、前記削孔部(2)と切欠部(9)
とに沿って岩盤を破砕、若しくはゆるませて鋼矢板の打
込みを容易ならしめるものである。(第6図参照) 第7図は鋼管杭打込みに本発明を適用した場合を示し、
削孔部(2)及び切欠部(9)は鋼管杭の円形断面上に
配設されるものである。
なお第6図及び第7図に示す各実施例において、削孔部
(2)内にテルミツト材の代りに火工品を横裂して周辺
岩盤を破砕するようにしてもよい。
以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明に係る岩盤の先行破砕方法の
一実施例の工程を示す縦断面図、第5図は耐圧容器の縦
断面図、第6図は本発明の方法を鋼矢板の打込みに適用
した実施例を示す平面図、第7図は本発明の方法を鋼管
杭の打込みに適用した実施例を示す平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 岩盤の削孔部に加熱剤と点火装置との横裂された容器を
    挿入するとともに、膨張剤を装填し、同膨張剤を膨張せ
    しめたのち゛前記加熱剤に点火して周辺岩盤を加熱して
    、同岩盤を脆弱化するとともに、加熱によって生起した
    地中、及び前記削孔部中の水分の水蒸気圧差に空気の膨
    張圧によって岩盤を破砕またはゆるめることを特徴とす
    る岩盤の先行破砕方法。
JP660083A 1983-01-20 1983-01-20 岩盤の先行破砕方法 Pending JPS59134294A (ja)

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