JPS594796A - 無発破ベンチカツト工法 - Google Patents
無発破ベンチカツト工法Info
- Publication number
- JPS594796A JPS594796A JP11155682A JP11155682A JPS594796A JP S594796 A JPS594796 A JP S594796A JP 11155682 A JP11155682 A JP 11155682A JP 11155682 A JP11155682 A JP 11155682A JP S594796 A JPS594796 A JP S594796A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- wedge
- rock
- sleeve
- driven
- Prior art date
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- Granted
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Landscapes
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、無発破ベンチカット工法に関する。
岩盤におけるベンチカット工法、即ち段階式掘削工法は
岩石採取、基礎岩盤掘削等に幅広く使用されているが、
一般に作業は爆破により行われている。即ちベンチの長
手方向にせん孔して長孔の列を形成し、この長孔に火薬
を装てん？し定爆発させて掘削を行う。しかし、この爆
破による作業には施工場所が限られ、人々の居住区域、
病院、学校、その他人々が集会する場所等の近傍では危
険を伴ない、環境保全上不都合である。またこの作業に
あっては爆薬の装薬量、さく孔長さ、さく孔径等の選択
に種々の制約があり種々の困難を伴う。
岩石採取、基礎岩盤掘削等に幅広く使用されているが、
一般に作業は爆破により行われている。即ちベンチの長
手方向にせん孔して長孔の列を形成し、この長孔に火薬
を装てん？し定爆発させて掘削を行う。しかし、この爆
破による作業には施工場所が限られ、人々の居住区域、
病院、学校、その他人々が集会する場所等の近傍では危
険を伴ない、環境保全上不都合である。またこの作業に
あっては爆薬の装薬量、さく孔長さ、さく孔径等の選択
に種々の制約があり種々の困難を伴う。
環境を阻害することなく、また作業条件上の制約なくベ
ンチカット工法により作業を行うとすれば、爆破によら
ない作業方法をとらざるを得ない。爆発によらない作業
方法としては一般にリンパを用いて行う作業方法、水力
による作業方法、熱による作業方法等が考えられるが、
これらの方法はいずれも硬質な岩では破砕困難であシ、
経費も要し、あまシ経済的とは云い得ない。
ンチカット工法により作業を行うとすれば、爆破によら
ない作業方法をとらざるを得ない。爆発によらない作業
方法としては一般にリンパを用いて行う作業方法、水力
による作業方法、熱による作業方法等が考えられるが、
これらの方法はいずれも硬質な岩では破砕困難であシ、
経費も要し、あまシ経済的とは云い得ない。
更に上記の公知工法では、ベンチ高さに相当する深部の
岩盤の掘削には種々の困難が伴う。
岩盤の掘削には種々の困難が伴う。
本発明は、環境および作業上の制約を受けることなく、
簡易でかつ経済的な、しかもベンチ高さまでの深部に存
在している岩盤の破砕して、ベンチカット工法を可能と
することを課題としている。
簡易でかつ経済的な、しかもベンチ高さまでの深部に存
在している岩盤の破砕して、ベンチカット工法を可能と
することを課題としている。
本発明によるベンチカット工法の要旨とするところは、
掘削すべきベンチの所望位置に予め穿孔し、孔長子方向
に対して逆向きとなるテーパを備えだスリーブを案内と
して通常のくさびを孔内に打込み、成る程度の打撃貫入
後このくさびを抜き取り、次いで孔長子方向に対して逆
向きテーパを備えた滑動可能なスライプインスリーブを
先端に装着した深型〈てびをこの孔内に打込み、成る程
度打撃を加えた後くさびを幾分引戻し、地表部分におい
てくさびと馳緩した岩盤との間に孔長子方向のテーパを
備えたブロッキングスリーブを打込み固定し、次いでく
さびに打撃を繰返し加えることにより岩盤を破砕するこ
とである。
掘削すべきベンチの所望位置に予め穿孔し、孔長子方向
に対して逆向きとなるテーパを備えだスリーブを案内と
して通常のくさびを孔内に打込み、成る程度の打撃貫入
後このくさびを抜き取り、次いで孔長子方向に対して逆
向きテーパを備えた滑動可能なスライプインスリーブを
先端に装着した深型〈てびをこの孔内に打込み、成る程
度打撃を加えた後くさびを幾分引戻し、地表部分におい
てくさびと馳緩した岩盤との間に孔長子方向のテーパを
備えたブロッキングスリーブを打込み固定し、次いでく
さびに打撃を繰返し加えることにより岩盤を破砕するこ
とである。
本発明による工法にあっては、上記の作業工程で十分岩
盤を破砕することができるが、破砕をより効果的に行う
ため、孔内に膨張剤を充填することにより周辺岩盤をプ
レストレス状態におくか、或いは所望破砕場所の近傍に
穿孔して膨張剤を充填してプレストレス状態においてか
ら、上記の方法を行うことも可能である。
盤を破砕することができるが、破砕をより効果的に行う
ため、孔内に膨張剤を充填することにより周辺岩盤をプ
レストレス状態におくか、或いは所望破砕場所の近傍に
穿孔して膨張剤を充填してプレストレス状態においてか
ら、上記の方法を行うことも可能である。
以下に添付図面に図示した作業工程に則して本発明によ
る工法を詳しく説明する。
る工法を詳しく説明する。
第１ａ図において、破砕すべき岩盤Ａに孔Ｂが穿孔され
ている。この孔Ｂ内にその長手方向く即・ち深部方向に
対して逆向きのテーパを有するスリーブ３を案内として
通常のくさび１が打込まれる。この際もちろん岩盤Ｃに
は高さｈにわたって成る程度の亀裂が生じる（第１ｂ図
）。次いでこの作業工程で打込んだくさびを抜取り、深
型くさび２に特別なスライディングスリーブ３′を装着
して孔Ｂ内に建て込む。（第１ｃ図）。この場合このス
ライディングスリーブ３′は第１の作業行程におけるス
リーブ３と同様に孔Ｂの長手方向に対して逆向きのテー
パを備えており、かつくさびの全周面を覆うことなく、
両側面のみを覆っている、この深型くさびを更に打込む
と、くさびはスライディングスリーブ３′を押し拡げて
、このスライディングスリーブより突出する。一方この
作業行程で第１の作業工程の亀裂高さｈに加えて高さｈ
′の亀裂が得られる（第１ｄ図）、ここでこの深型くさ
び２を幾分上方に引抜く。この際上記のスライディング
スリーブ３は離れて自重により孔内に落下して留まる。
ている。この孔Ｂ内にその長手方向く即・ち深部方向に
対して逆向きのテーパを有するスリーブ３を案内として
通常のくさび１が打込まれる。この際もちろん岩盤Ｃに
は高さｈにわたって成る程度の亀裂が生じる（第１ｂ図
）。次いでこの作業工程で打込んだくさびを抜取り、深
型くさび２に特別なスライディングスリーブ３′を装着
して孔Ｂ内に建て込む。（第１ｃ図）。この場合このス
ライディングスリーブ３′は第１の作業行程におけるス
リーブ３と同様に孔Ｂの長手方向に対して逆向きのテー
パを備えており、かつくさびの全周面を覆うことなく、
両側面のみを覆っている、この深型くさびを更に打込む
と、くさびはスライディングスリーブ３′を押し拡げて
、このスライディングスリーブより突出する。一方この
作業行程で第１の作業工程の亀裂高さｈに加えて高さｈ
′の亀裂が得られる（第１ｄ図）、ここでこの深型くさ
び２を幾分上方に引抜く。この際上記のスライディング
スリーブ３は離れて自重により孔内に落下して留まる。
岩盤地表部Ｂをブロッキングするため孔Ｂ方向にテーパ
を備えたブロッキングスリーブ３“をくさびと岩盤地こ
れによりくさびが破壊されるのを避けるために行われる
。こうして再びくさび２を打込む。
を備えたブロッキングスリーブ３“をくさびと岩盤地こ
れによりくさびが破壊されるのを避けるために行われる
。こうして再びくさび２を打込む。
この際上記のブロッキングスリーブ３“も−緒に打込ま
れる（第１ｆ図）。この打込みの際、孔内にあるスライ
ディングスリーブもくさびの打込みにより押し拡げられ
、第１ｄ図に相当する作業行程に達する（第１ｆ図）。
れる（第１ｆ図）。この打込みの際、孔内にあるスライ
ディングスリーブもくさびの打込みにより押し拡げられ
、第１ｄ図に相当する作業行程に達する（第１ｆ図）。
この打込みによって岩盤は完全に破砕される。
本発明は第２図に示したように、所望の破砕場所におい
て孔口体内に膨張剤５を注入して周辺岩盤をプレストレ
ス状態にするか、もしくはこの打込み孔の近傍に新たに
孔を形成してその中に膨張剤５を注入して周辺岩盤をプ
レストレス状態にして上記の第１ａ図〜第１ｆ図に示し
た作業行程を行うことも可能である。この場合、岩盤破
砕効率は数段に増大される。
て孔口体内に膨張剤５を注入して周辺岩盤をプレストレ
ス状態にするか、もしくはこの打込み孔の近傍に新たに
孔を形成してその中に膨張剤５を注入して周辺岩盤をプ
レストレス状態にして上記の第１ａ図〜第１ｆ図に示し
た作業行程を行うことも可能である。この場合、岩盤破
砕効率は数段に増大される。
くさびを打込むだめの打撃、手段は、通常のドロップ・
・ンマでも、また他の適切な手段であってもよい。
・ンマでも、また他の適切な手段であってもよい。
以上述べたように本発明によるベンチカット工法は、極
めて単純であり、しかも必要１とする部材も僅かであり
、作業工程上煩雑さもなく、かつ経済的に多くの利点が
得られる。
めて単純であり、しかも必要１とする部材も僅かであり
、作業工程上煩雑さもなく、かつ経済的に多くの利点が
得られる。
第１ａ図〜第１ｆ図は本発明によるベンチカット工法の
作業工程を示す図、 第２図は本発明による工法の他の実施形。 図中符号は １．２・・・くさび ３・１．スリーブ ３′・・・スライディングスリーブ ３■・ブロッキングスリーブ ４・・・孔 ５・・・膨張剤 Ａ・・・岩盤 Ｂ・・・孔 第１ａ図 第１ｂ図 第１Ｃ図
作業工程を示す図、 第２図は本発明による工法の他の実施形。 図中符号は １．２・・・くさび ３・１．スリーブ ３′・・・スライディングスリーブ ３■・ブロッキングスリーブ ４・・・孔 ５・・・膨張剤 Ａ・・・岩盤 Ｂ・・・孔 第１ａ図 第１ｂ図 第１Ｃ図
Claims (1)
- 破砕すべきベンチの所望位置に予め穿孔し、孔長平方向
に対して逆向きとなるテーパを備えたスリーブを案内と
して通常のくさびを孔内に打込み、成る程度の打撃貫入
後このくさびを抜き取シ、次いで孔長平方向に対して逆
向きテーパを備えた滑動可能なスライプインスリーブを
先端に装着した深型くさびをこの孔内に打込み、成る程
度打撃を加えた後くさびを幾分引戻し、地表部分におい
てくさびと馳緩した岩盤との間に孔長平方向のテーパを
備えたブロッキングスリーブを打込み固定し、次いでく
さびに打撃を繰返し加えることによシ岩盤を破砕するこ
とを特徴とする上記ベンチカット工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155682A JPS594796A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 無発破ベンチカツト工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155682A JPS594796A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 無発破ベンチカツト工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS594796A true JPS594796A (ja) | 1984-01-11 |
| JPS6245397B2 JPS6245397B2 (ja) | 1987-09-26 |
Family
ID=14564377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11155682A Granted JPS594796A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 無発破ベンチカツト工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594796A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0425889U (ja) * | 1990-06-18 | 1992-03-02 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200099463A (ko) | 2019-02-14 | 2020-08-24 | 시오 컴퍼니 리미티드 | 유체 공급 장치, 내부 구조체 및 그 제조 방법 |
| TWI829174B (zh) | 2021-07-01 | 2024-01-11 | 日商鹽股份有限公司 | 內部構造體、流體特性變化裝置、及流體特性變化裝置之利用裝置 |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP11155682A patent/JPS594796A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0425889U (ja) * | 1990-06-18 | 1992-03-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6245397B2 (ja) | 1987-09-26 |
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