JPS59133804A - 油圧閉回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油圧閉回路に係シ、特に油圧シリンダを具備す
る油圧閉回路に関する。

第１図はこの種の従来の油圧閉回路の−シｕｅ示す回路
図である。この図において、１は油圧シリンダ、２はこ
の油圧シリンダ１に圧油を供給する可変容量ポンプ、３
は可変容量ポンプ２と油圧シリンダ１のヘッド側とを連
絡する第１の管路、４は可変容量ポンプ２と油圧シリン
ダ１のロンド側とを連絡する第２の管路である。１飢　
５はチャージポンプで、メイクアップ用チェック弁６，
７を介して管路３，４に圧油を補給する。８はＩＪ　Ｉ
Ｊ−フ弁で、チャージポンプ５の吐出管路９に設けてあ
シ、チャージポンプ５から吐出さｉる圧油の圧力を一定
に保つ。またｌＯは低圧選択弁で、管路１１，１２を介
して、管路３，４のそ１ぞｔに連絡しである。１３は低
圧選択弁１０の出口ボートに連絡した管路、１４はこの
管路１３中に介設したリリーフ弁である。力お１５はタ
ンクである。

このように構成しである油圧閉回路にあっては、可変容
量ポンプ２から管路３側に圧油を吐出させると、油圧シ
リンダ１は伸びる方向に作動し、油圧シリンダ１からの
戻シ油は、管路４を経て可変容気ポンプ２の吸込側に戻
る。このとき、管路３を介して油圧シリンダ１に供給さ
れる油量と、油圧シリンダ１から管路４を介してポンプ
２に戻る油量とを比較すると、戻シ側の油量は供給側の
油量よシも油圧シリンダ１のロンドの容積分だけ少なく
、シタがって、この状態のま笠ではポンプ２はキャビテ
ーションを起こすことになる。こｆ′Ｌヲ防ぐｋめに、
チャージポンプ５から管路９、メイクアップ用チェック
弁７を介して管路４に不足分の圧油が補給さｉる。

１７ｖ上記とは逆に、可変容量ポンプ２から管路４側に
圧油を吐出させると、油圧シリンダ１は縮む方向に作動
し、戻シ側を形成する管路３の油量の方が供給側を形成
する管路４の油量よりも多くかり、このままでは管路３
側の圧力が上昇し、油圧シリンダ１の動キヲ止めてしま
うことになる○しかしこのとき、低圧選択弁１０が供給
側（高圧（ｆｌｕ　）を形成する管路４の圧力によって
同第１図の右位置に切換えらね、これによシ管路３内の
圧油は低圧選択弁１０、管路１３、リリーフ弁１４を経
てタンク１５に排出され、油圧シリンダ１は引続いて縮
む方向に作動することができる。

ところで、このように構成しである従来の油圧閉回路に
おいては、油圧シリンダ１のロンドを同第１図の左方向
に押す負荷が小さい場合に、油圧シリンダ１を縮む方向
に作動させようとすると、まず管路４の圧力が急上昇し
、低圧選択弁１０が上述のように同第１図の右位置に切
換えられる。

すると今度は負荷によって管路３の圧力の方が管路４の
圧力よりも高くなシ、シタがって低圧選択弁１０はハン
チング現象を起し、そのために油圧シリンダ１は円滑彦
作動をおこなうことができない。また、低圧選択弁１０
の応答遅れ等によシ、油圧シリンダ１の寸動動作を実現
させることが困難である。

本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、低圧選択弁を設けることηく
油圧シリンダの円滑な作動を実現させることのできる油
圧閉回路を提供することにある。

この目的を達成するために本発明は、油圧シリンダと、
この油圧シリンダに圧油を供給する可変容量ポンプと、
この可変容量ポンプと油圧シリンダのヘッド側とを連絡
する第１の管路と、可変容量ポンプと油圧シリンダのロ
ンド側とを連絡する第２の管路とを備えたものにおいて
、第１の管路から分岐させた分岐管と、この分岐管に連
絡した分流弁とを設け、この分流弁の１つの出口ポート
をチェック弁を介して第１の管路に連絡し、該分流弁の
他の出口ボート’にリリーフ弁を介してタンクに連絡し
た構成にしである。

以下、本発明の油圧閉回路を図に基づいて説明する。第
２図は本発明の一実施釦を示す回路図である。なお、こ
の第２図において前述の第１図に示す機器と同じものは
同一符号で示しである。

第２図において、２０は第１の管路３から分岐させた分
岐管、２１はこの分岐管２０に迷路し穴分流弁である。

この分流弁２１は、油圧シリンダ１のピストンの断面積
とロンドの断面積の比で分流するようにしである。この
分流弁２１の１つの出口ボートは、チェック弁２２會介
して第１の管路３に連絡しである。脣瓦この分流弁２１
の他の出口ポートは、タンク１５に連絡する管路２３に
接続してあ）、この他の出口ボートからは油圧シリンダ
１のロンドの容積に相当する油量が流出するようにしで
ある。また２４は高圧リリーフ弁、２５は切換弁、２６
は低圧ＩＪ　ＩＪ−フ弁で、これらの切換弁２５および
低圧リリーフ弁２６と、高圧リリーフ弁２４とは、管路
２３中に並列に介設しである。なお、高圧リリーフ弁２
４には、この油圧回路における最大駆動圧に等しい圧力
が設定され、また低圧リリーフ弁２６には高圧リリーフ
弁２４よシも少し低い圧力、丁なゎち可変容量ポンプ２
の吸入側最低圧力が設定される。また切換弁２５は、絞
多弁２７を介して第１の管路３に連絡ζｉ、絞シ弁２８
′ｆｒ：介して第２の管路４に連終しお、絞り弁２７．
２８は切換弁２５の制振作用のｋめに設けてあシ、また
同第２図中、２９，３０゜３１．３２はそｔぞｎ逆流を
防止するチェック弁である。

このように構成しである一笑施Ｖυにあっては、可変容
量ポンプ２から管路３を介して油圧シリンダ１のヘッド
側に圧油を供給することによシ、油圧シリンダｌを伸び
る方向に作動させることができる。

そして、油圧シリンダ１を縮む方向に作動させる場合は
、可変容量ポンプ２から管路４を介して油圧シリンダ１
のロッド側に圧油が供給さｒ１油圧シリンダ１からの戻
９油は管路３、分岐管２０を介して分流弁２１に送ら八
る。そしてこの分流弁２’　Ｉ　において、戻シ油が分
流さｉ、油圧シリンダ１のロンドの容積に相当する油量
が管路２３、切換弁２５、低圧リリーフ弁２６を介して
タンク１５に排出さｒＸまた残シの油量が管路３に戻さ
れる。

′＝また、可変容量ポンプ２の切換え、負荷の変動に伴
って管路３側が低圧から高圧に急に変った場合には、管
路３の圧力が絞シ弁２７を介１−て切換弁２５に導かれ
、この切換弁２５が同第２図の右位置に切換えられ、低
圧ＩＪ　ＩＪ−フ弁２６が遮断される。したがって、分
流弁２１．管路２３を介して導かれる圧油は高圧リリー
フ弁２４を介してタンク１５に排出される。

このように構成しである一実施例にあっては、油圧シリ
ンダ１の縮み方向の作動時には、分流弁２１、管路２３
、切換弁２５、低圧リリーフ弁２６を介して油圧シ）ノ
ンダｌのロンドの容積に相当する油量がタンク１５に排
出されるので、低圧選択弁を要することなく、油圧シリ
ンダ１を円滑に作動させることができる。

壕穴、負荷の変動時等に際しては、切換弁２５の作動に
よって低圧リリーフ弁２６側が遮断さｉ１高圧リリーフ
弁２−４ヲ介してタンク１５に分−流弁２１から流れる
圧油が排出されるので、大流量の圧油のタンク１５への
放出が確実に防止される○本発明は以上のように構成し
であることから、従来のよう方低圧選択弁を設けること
力く、油圧シリンダの円滑な作動全実現させることがで
き、し穴がって、低圧選択弁に伴うノ・ンチング現像や
応答性の低下を生じることがす＜、寸動動作も可能とな
シ、従来に比べて油圧シリンダの作動性能を向上させる
ことのできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の油圧閉回路の一例を示す回路図、第２図
は本発明の油圧閉回路の一実施例を示す回路図である。 １・・・・・・油圧シリンダ、２・・・・・・可変容量
ポンプ、３・・・・・・詔１の管路、４・・・・・・第
２の管路、２０・・・・・・分岐管、２１・・・・・・
分流弁、２２・・・・・・チェック弁、２３、・・９．
・管路、２４・・・・・・高圧リリーフ弁、２５パ・・
・切換弁、２６・・・・・・低圧リリーフ弁、２７．２
８・・・・・・絞シ弁。 第１　図 ２　　　　　　　　　　ｌｓ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　油圧シリンダと、この油圧シリンダに圧油を供給
   する可変容量ポンプと、この可変容量ポンプと上記油圧
   シリンダのヘッド側とを連絡する第１の管路と、上記可
   変容量ポンプと上記油圧シリンダのロンド側とを連絡す
   る第２の管路とを備えた油圧閉回路において、上記第１
   の管路から分岐でせた分岐管と、この分岐管に連絡した
   分流弁とを設け、この分流弁の１つの出゛ロポー）ｋチ
   ェック弁を介して上記第１の管路に連絡し、該分流弁の
   他の出ロボートヲリリーフ弁を介してタンクに連絡した
   ことを特徴とする油圧閉回路。