JPS59133380A - 自動車用防錆板金部品の製造方法 - Google Patents

自動車用防錆板金部品の製造方法

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JPS59133380A
JPS59133380A JP769483A JP769483A JPS59133380A JP S59133380 A JPS59133380 A JP S59133380A JP 769483 A JP769483 A JP 769483A JP 769483 A JP769483 A JP 769483A JP S59133380 A JPS59133380 A JP S59133380A
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JP
Japan
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parts
rust preventive
hood
worked
sheet metal
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Pending
Application number
JP769483A
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English (en)
Inventor
Norishige Iwata
岩田 徳重
Katsuto Kato
加藤 勝人
Shigeru Usuda
茂 薄田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車ポデ一部品に用いる板金部品で、殊
如強力な防錆を必要とする部品の成形に好適な製造方法
に関する。
出車を中心に自動車の錆腐食たよる穴あき防止対策が重
要な課題となってきた。
即ち一般に自動車の穴あき腐食部の発生する箇所は2例
えば第1図にχで示すように、水分の滞溜しやすい内側
のヘミング部分や板合せ部分に発生しゃすく2通常−7
) 77− F(1)O前ン部。後端コーナ付近、トラ
ンクリッド(2)の後端コーナ付近、ドア(6)の下部
に集中していて、これらの部品の残るその他の部分では
、いわゆるコスメチックコロージョンと称する表面さび
は出ても深刻な穴あき腐食まで進むようなことは稀れで
ある。
このような穴あき腐食防止対策として、まず極力水分が
入らない構造ならびにシーリング剤の施工が行われるが
、どうしても水分や湿分侵入の避けられない部分につい
ては、水抜けしやすく、かつ電着塗膜の付き廻りやすい
構造とするほか、防錆用ワックスを注入したり、各種の
表面処理鋼板が適用される。
これらの対策のうち、電着塗膜の付き廻りについては、
エンジンフード、トランクリッド、ドア等のように、ア
ウタ部品とインカ部品とを組合せてヘミング加工を施す
板金組付は部品では、どうしてもこれらの板合せ部に隙
間が少ないので塗料が付着せず、そのままでは早期に穴
あき腐食を生じやすい欠点があった。
そこで本発明は、このような欠点を排除して強力な防錆
板金部品とするために提案するもので、自動車ボデーを
構成する板金部品の製作にあたり。
板金素材として予め所要の部品成時の板合せ部に該当す
る部分に紫外線硬化型塗膜(以下U、V塗膜と呼ぶ)を
防錆被覆した鋼板を用いて、前記U、V塗膜部分が板金
部品の板合せ部を占めるようにプレス成形することを要
旨とする自動車用防錆板金部品の製造方法である。
次に本発明において部分的な防錆塗膜として、一般の有
機塗膜のなかから特にU、V塗膜に限定した理由を説明
すると、焼付塗料や常乾塗料では塗装後の乾燥に数十分
な〜・し数時間を要し2例えば自動車のボデー組立工程
のように連続量産する工程中に採り入れることが困難で
あるが、紫外線硬化型の塗装によれば乾燥時間が数秒な
いし数十秒以内で行うことができ、工程中への同期化し
た組入れも容易となる。
更に2本発明における板合せ部でのU、V塗膜は。
板金部品としてのプレス加工に十分適応できる柔軟性が
、該塗装時の紫外線照射時間で容易に調節でき、しかも
後続の下塗電着塗装や中塗・上塗等の焼付時の加熱履歴
を受けるので1組付ボデー完成時には完全硬化され、耐
久性が完全に発揮するものにできる。
本発明に利用するU、V塗料には、硬化機構によってい
わゆるラジカル重合系とカチオン重合系に大別されるが
、うち樹脂の種類には不飽和ポリエステル系、アクリル
系、チオール・二ン系、エポキシ系などがあり、アクリ
ル樹脂やポリエーテル樹脂が代表的に応用される。
またこのU、V塗料には、ベースとなる樹脂のほか所要
の溶媒・光重合開始剤・添加剤・顔料等が含まれている
が、そのほかZn、 AI、  C,酸化物などの金属
や無機質粉末を適宜含有させてもよい。
また、U、v塗装の仕方には、スプレーフート、静電塗
装、  ロールコート、シャワーコート、フローフート
、スクリーンコートなとがあり、型板やコート用段付ロ
ールなども適宜利用して、各種の模様による部分塗装と
か局所的なスポット溶接部分に対する塗膜付着の排除な
ども行うことができる。
なお2本発明の紫外線硬化塗膜の厚さは1通常数十ミク
pノ以内であり、特に5〜30ミクロンが防錆効果、塗
着効率、塗装性の観点から好ましい。
以下1本発明を図によって具体的に説明する。
実施例:エンジンフードに応用する例 エンジンフードは、第1図〜第5図に示すようにフード
アウタと7−ドインナの接着構造から成り立っており2
本発明の場合、フードアウタ(1−0)は第2図(A)
に、またフードインナ(1−1)は第2図(B)にそれ
ぞれ示すように、腐食穴あきの可能性のある範囲、即ち
第3図のヘミング部とも称する板合せ部(y)を十分カ
バーする防錆用のプレコート又は亜鉛系めっきの防錆被
覆部分(a)を有する板金部品をプレス成形して、第2
図(C)の断面で示すように組付は一体のフードとする
ものである。
ここで、フード7ウタ(1−o)では、張出し成形性の
必要な大部分の範囲が裸部分(b)になり、他方フード
インナ(1−i )では絞り成型性の厳しい部分や大部
分の打抜き部分(γ)の範囲が同様に裸部分(b)にな
るので、成型性も良く、スクラップを返り材に使用する
さい公害となりやすい防錆被覆部分が少なくなって好都
合である。
第6図は、第2図(C1のフード先端付近の詳細断面図
を示し、腐食による穴あきの起りやすい板合せ部(yl
付近の内部を十分安全な範囲で、  U、V塗膜尾−よ
る防錆被覆部分(a)でカバーするように設計される。
このフードアウタ(1−o )やフードインナ(1−4
)の板金プレス成形には、それぞれ第4図のフードアウ
タ用ブランク(1−a’ )および第5図のフードイン
ナ用ブランク(1−i’ )を準備するもので・ある。
第4図の例では、ブランクの両側へU、V塗膜の防錆被
覆部分(a)を片面に施して、残る中央をU、V塗装を
施さない裸部分(b)としたものであり、第5図の例で
は特にブランクの両側のU、■塗膜による防錆被覆部分
(a)を向い合わせになるように両面へ施した場合を示
す。
例えばフードアウタ用ブランク(1−o’ )はプレス
成形後に所望寸法のフードアウタ(1= o )を得′
るため、あらかじめ−U、V塗膜の防錆被覆部分(a)
および裸部分(b)やプレス型によるしわ押え代等を配
慮して、板取り寸法を決める。
フードインナ用ブランクの場合も、前記フードアウタ用
ブランクの場合と同様である。
第4図及び第5図のブランクを用いると、プレス型、装
置も変えることな〈従来のプレス要領で。
第2図のように所望のフードを得ることができる。
実施例2ニドランクリツド トランクリッドの場合1通常第6図に示すようにリッド
アウタ(2−o)とりラドインナ(2−i)の接着構造
からなり、穴あき腐食は後端付近で図中に囲んだ板合せ
部(y)に生じやすいので、この部分をU、V塗膜の防
錆被覆部分(alが十分カバーするように、第7図のり
ラドアウタ用ブランク(2−o+ )や第8図のりラド
アウタ用ブランク(2−i)のように素材を準備するも
ので、その要領は前記エン?ンフードの場合と同様であ
る。
第8図(Alの例では、トランクリッド7ウタ用として
防錆上からブランクの片側にU、V塗膜の防錆被覆部分
(a)を施すだけでよく、残る部分を裸部分(b)とし
たものであり、第8図は、インナ用として。
より好まし℃・防錆のため特にブランクの両側にU、V
塗膜の防錆被覆部分(a)を問い合せになるよう両面へ
施した場合を示す。
第7図及び第8図のブランクを用い、以下エンジンフー
ドの場合と同要領で第6図のトランクリントを得る。
実施例3二ドア ドアの場合も2通常第9図に示すようにドアアウタ(3
−o)とドアインナ(3−i)の接着構造からなり、穴
あき腐食は下端付近で図中に囲んだ板合せ部(y)に生
じやすいので、この部分をU、V塗膜の被覆部分(a)
で十分カバーするように、ドアアウタやドアインナの各
ブランク(図示省略)を準備するもので、その要領や成
形については前記トランクリッドの場合と同様である。
以上の実施例以外に、フロア、フェンダ、フレーム等の
ホワイトボデー構成部品についても、電着の付き廻りに
(い板合せ部分に対して、該部分にU、V塗膜の防錆被
覆部分が合わさるように、予め板金素材として該部分塗
装を施した表面処理鋼板を用いる本発明方法を適用でき
る。
また前記実施例1〜3で利用する板金素材には。
連続フィルで巻きとった銅帯の両端または片端付近に、
所要の板金部品に合せて1例えば、第10図のようIc
U、V塗料をロールコータでプレコートを施し紫外線で
キュアしながら量産的に連続生産した部分被覆鋼板とな
し、これから適宜ブランクを切断利用することが可能で
ある。
この場合2通常利用されるロールコータ(図示せず)に
付属する転写ロールを、特に段付ロールにすれば、第1
0図(Alに示す連続的な縦縞状のU、V塗料のブレフ
ート鋼板が得られ、また同転写ロールを適宜上下振動さ
せることにより第10図(B)に示す断続的な横縞状の
U、■塗料のプレコート鋼板が得られる。
このうち第10図(A)の場合、スポット溶接部のため
にプレコートの付着をさせないスポット部(S)を設け
る例を示し、コータ用の転写ロール側に凹部な設けるな
どの工夫によって得られる。
また本発明において使用する鋼板は、単なる無処理鋼に
限らず複合鋼板そのほか1例えばいわゆるコスメチック
コロージョン対策のため薄い亜鉛あるいは鉄・亜鉛、亜
鉛・ニッケル、亜鉛・アルミ等の合金めっきやこれらを
二層以上組合せた複層めっき鋼板に対しても1本発明の
U、V塗膜の部分被覆を適用して利用しうるものである
以上のごとく本発明によれば2%に強力な防錆を要する
板合せ部分に、極めて高能率なU、V塗膜を適用した鋼
板を利用することによって、防錆に完壁を期しうるだけ
でなく、成形性も秀れて相手の金型に傷付けることなく
反って金型寿命を向上さぜ、またスクラップ再生利用時
の公害問題も軽減する極めて合理的な製造方法を提供す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図: 自動車ボデーにおける代表的な腐食穴あき危
険のある部位の説明図 第2図: エンジンフードへの本発明の実施例第6図:
 第2図実施例の部分断面詳細図第4図(A)=7=ド
7ウタ用板金素材の平面図第4図(B):    tt
    〃    の側面図第5図(A):フードイン
ナ用板金素材の平面図第5図(B) :       
  u    の側面図第6図: トランクリッドの7
ウタおよびイン力への本発明の実施例を示す。 第7図(A):)ランクリッドアウタ用板金素材の平面
図 第7図(B):)ランクリッド7ウタ用板金素材の側面
図 第8図: トランクリッドインナ用板金素材の側面図 第9図: ドアのアウタおよびインナへの本発明の実施
例 第10N:本発明の実施に用〜・る板金素材に対するそ
れぞれU、V塗装を施した縦縞状プレコート鋼板および
横縞状プレコート 鋼板の鋼帯製作の説明図 (1)エンジンフード、(2)トランクリント、(3)
ドア、  (41ピラー、(1−o)フードアウタ。 (2−o)リッドアウタ、(3−o)ドアアウタ、(1
−i)7−ドインナ、(2−i)リッドインナ、(3−
i)ドアインナ、  (1−o’ )フードアウタ用ブ
ランク、   (2−o’ )リッドアウタ、   (
1−i’ )フードインナ用ブランク。 (2−4’)リッドインナ、  (a) U、V塗膜の
防錆被覆部分、(b)裸部分、 (γ)打抜き部分、(
S)スポット部、 (χ)穴あき腐食危険部、(y)板
合せ部(A)             (A)第6図 究7図 (A)      第6図 第10図 (A)           (B”1手続補正書(方
式) 昭和58年 5月2♂日 特許庁長 官     殿 事件の表示 昭和58年  特  許   願第   7694  
 号発明の名称 自動車用防錆板金部品の製造方法 補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所    東京都港区芝五丁目33番8号名 称
(628)三菱自動車工業株式会社代  理  人 453−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 自動車ボデーを構成する板金部品の製作にあたり。 板金素材として予め所要の部品成形時の板合せ部に該当
    する部分に紫外線硬化型塗膜で防錆被覆した鋼板を用い
    て、前記紫外線硬化型塗膜部分が板金部品の板合せ部を
    占めるようにプレス成形することを特徴とする自動車用
    防錆板金部品の製造方法。
JP769483A 1983-01-20 1983-01-20 自動車用防錆板金部品の製造方法 Pending JPS59133380A (ja)

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JP769483A JPS59133380A (ja) 1983-01-20 1983-01-20 自動車用防錆板金部品の製造方法

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JPS59133380A true JPS59133380A (ja) 1984-07-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0284019U (ja) * 1988-12-16 1990-06-29

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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